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2022/07/11

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  • マクンベツ湿原の水芭蕉

    私は話の最後に余計な一言を加える事が多い(らしい)のだが、本人はユーモアのつもりで言っているのが、往々にしてブラック・ユーモアになったり、失言になっているらしい。そのあたりが無自覚なのは困ったものです。この日は失言…そうだ、湿原を見に行こう!と、無自覚のまま(?)マクンベツ湿原へ。ここは石狩市を流れる石狩川に沿った湿原で、道内屈指のミズバショウ群生地ですが、この日はまださほど多く開いて無くて、見頃を迎えるのは来週あたりからでしょうか?それでも場所によっては白い苞が開いて綺麗でした。周りに生えているのはハンノキ。ここのミズバショウは湿地の特性?なのか、西岡水源地などの他の場所に比べ、せっかくの白い苞が泥や浮遊物(?)などで汚れている個体が多いのですが、その中では割と綺麗に開いていたものをピック・アップしてみ...マクンベツ湿原の水芭蕉

  • サンタルベツ1955

    新聞の紹介で手稲区の「三樽別」地区を描く細谷きよ子さんと、水彩の塩見アイ子さんお二人の作品展とあり、三樽別って今もある細い川だよね?と思って行ってみることに。三樽別は今の手稲区富丘辺りを指す地名でしたが、細野さんの「1955三樽別の片隅で」は、そこで暮らしていた細野さんの5~8歳の思い出を絵にしたそうで、まさに私と同年代の方でした。私の住んでいた太平洋岸の田舎町とはかなり離れているのですが、絵の内容の大半が私の思い出とも重なります。都会と思っていた札幌と私の舎住んでいた田舎が、子供達は同じような生活をしていたんだと思うと嬉しくなって。こちら「モミの木」の絵の部分で、モミの木を担ぐお父さんと、ミズキをかついだ女の子。この頃からのクリスマス飾りはハイカラなお宅ですね、我が家はモミの木は覚えが無いのですが、歳の...サンタルベツ1955

  • つぼみ探しに公園へ

    いま時期の札幌の平年気温は10度くらいだそうですが、先日は6月下旬並みの22度にもなりびっくり。次の日は4度という18度の寒暖差は厳しかったのですが、なんとかこの日は平年並みに戻ると言うことで、公園で木の芽の膨らみを探してみました。最初に見たのは体育館横に植わったエゾヤマザクラ。かなり芽が膨らんできています。これからは15度前後のお天気になるでしょうから、この様子では20日位には開花が見られるのではないかな?と楽しみ。…予想が当たると嬉しいのですが、その時は一人秘かに乾杯かな?チシマザクラ(右下)はまだ少し硬いようですが、例年より蕾が多い気がして楽しみです。ほかの桜では遅咲きのヤエザクラ(上中)はまだ硬い感じで、シダレザクラはまだ近寄れなくてわからないのですが、全国標本木(?)のソメイヨシノ(左)はしっか...つぼみ探しに公園へ

  • 前田伸子 ガラス絵展

    鳥の版画を見た次は、新聞記事でもう一つ興味を持った「ガラス絵」展を見てきました。こちらの撮影も「今回は宜しいですよ」との事でありがとうございます。美にも疎いので、ガラス絵ってステンドグラスみたいなもの?などと思って来てみると、キャンバスの代わりにガラスに描いた絵が並んでいて、描かれている作家さんも割といらっしゃるみたいです。特徴といえば、生地と違いガラスが絵具を吸わないため、色がくっきりと残り、それがとても鮮やかで綺麗なことでしょう。こちらは「雪渡り」という作品の一部ですが、そのクリアな感じが伝わりますでしょうか?次は、いま時期らしい「春はすぐそこに」という作品で、落葉樹はまだ葉が出る前ですが、丘の上はもう春めいた明るさ。手前には春を待つ狸の親子。作者は北海道出身だそうで、もしかしてエゾダヌキかな?可愛い...前田伸子ガラス絵展

  • Accotori 北国からの鳥だより

    札幌も昨日ようやく積雪ゼロになったそうで、特に早かった昨年とは10日遅れ、平年と比べても3日ほど遅れたそうですが。大通公園もすっかり春景色…と言いたいところですが、雪が寄せられていた場所は、まだご覧の通り。ま、それも春への通過点ですしね。さて普段はギャラリーなど縁が無いのですが、昨日は新聞で見た「北国からの鳥だより~野鳥をモチーフにした木版画の世界」に興味を惹かれ見て来ましたが、さすがにビジネス・ゾーンや商業ゾーンは、まったく雪が残っていませんでした。北海道で鳥の版画というと、ダイナミックなシマフクロウの版画で有名な、手島圭三郎氏が私でも浮びます。今回拝見したAccotoriさんはお名前も作品もはじめてですが、彼女も手島さんの指導を受けているお一人だそうで、いいなぁ絵心のある人は羨ましい。ウトウの狩りの様...Accotori北国からの鳥だより

  • ロック版 ピーターと狼

    クラッシクに疎い私にプロコフィエフの話など出来ないのだが、ロック・ヴァージョンなら多少は首を突っ込んでも…という訳で、ロックになった「ピーターと狼」のお話です。この曲ではピーターが弦楽四重奏、狼はホルン…などの楽器で表すそうですが、ここではそれがロックの楽器に置き換わっています。むろん演奏するのはロック・ミュージシャン。~最近はロック楽器にも強いオケ・メンバーもいるそうなので、その人達が演奏するのも面白そうですが~メインとなるギターは、我が国のギター・キッズに絶大な人気のあったゲイリー・ムーア。彼は10代の頃よりクラッシクにも興味を持ち、ヴァイオリンの楽譜をギターで弾いていたという逸話もありますからこの企画にはピッタリかも。ロック・コンボに多様な表現の幅を持ち込んだのがシンセサイザー。その演奏陣も豪華でマ...ロック版ピーターと狼

  • ロック版 くるみ割り人形

    以前行った「オルガン・ウィンター・コンサート」で、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「行進曲」が演奏されたとき、頭をよぎったのがエマーソン、レイク&パーマー(EL&P)のロック版「ナット・ロッカー」でした。この曲はキース・エマーソンのオリジナル・アレンジだろうと思っていて、彼の曲は他にも「展覧会の絵」などあり、彼がクラッシックもキッチリ学んだのではないか?という印象からですが、実はお手本となるアレンジがあったのだと後で知る事に。そのお手本となったのがB.バンブル&ザ・スティンガーズで、恥ずかしながら初めて聞いたグループですが、彼らがシングル曲を出していたのが60年代初頭だそうで、なら私はまだ小学生(!)なので知る由もなく、そもそも曲が日本で発売されていたのかも不明。…と、言い訳し気が済んだ所で彼らの...ロック版くるみ割り人形

  • 豊平川 ネコやなぎ散歩

    3月下旬ともなるとさすがに日中はプラスの気温。まだ5~6度と低いけれど二日続けて良いお天気。なのでこの日はネコやなぎを見るため豊平川沿いを散策してきました。十九条橋から見ると散歩コースは除雪されていませんが、一部にはスノーシューの人達が歩いた道?がつき、川縁では白くて柔らかそうなふくらみが見えています。紫式部が「まゆにこもりたるはいとおかし」と表現したという、冬芽が開き"まゆ"からフワフワの毛が顔を出す…残念ながらもうそんな開き始めの頃は過ぎていました。三月も下旬ですからね。ネコやなぎは猫の尻尾からの連想なのでしょうけど、同じ連想をした国は多いみたいで、ドイツもフランスもそうみたいですし、英語ではお馴染みのニャンコのしっぽ=プシー・ウィロウ(PussyWillow)です。カナダを代表するシンガー&ソングラ...豊平川ネコやなぎ散歩

  • ソロモン・バーク/ザ・プライス

    彼岸も過ぎて札幌もようやく雪から雨への季節へ。あちこちで雪割り・氷割りをやっていて、放っておいてもそのうち溶けるのは承知の上で、より早く春が訪れますようにと雪を割る気分は、半年を雪と過ごした人ならわかるはず。理科の時間に固体と液体を習った小学生、では氷が溶けると何になりますか?に「春になる」と答えたと言うのは雪国あるあるのジョークですが、そんな春を待つ気分とは関係なく、今日3月21日はアーリー・ソウル期から活躍したソロモン・バークの誕生日。まだR&Bもソウルも区別がつかなかった私が、ソウル・ミュージックと意識したのはサザン・ソウルからでした。巨人オーティスが飛行機事故で亡くなり、その後に発売された「ドック・オブ・ザ・ベイ」がヒットした辺りから彼のアルバムを集め出し、サザン・ソウルが好きになってそこから手を...ソロモン・バーク/ザ・プライス

  • シモンズ/チェルシーの歌

    明治製菓の「チェルシー」が販売終了になると聞き、なら一度買ってみようかとスーパーの棚をのぞくと在庫は無く、聞くと発注はかけてあるのだけど入荷が無くてとの返事。別なスーパーに行っても同様だったので、執着することなく早々に諦めましたが。普段はキャンディなどを口にしない私は、チェルシーをチョコと勘違いしていましたが、キャンディだったのですね?ア~ンして…などと口に入れてくれる相手もいなかったので、ついぞ食べた事は無かったのですが、コマーシャルソングだけは覚えています。何人も歌っている人がいるみたいですが、最初に唄ったのはシモンズだったはず。彼女たちが可愛らしく、甘酸っぱい声で歌う「明治チェルシーの唄」は、キャンディなどのCMにピッタリだったと感じます。シモンズは玉井タエちゃんと田中ユミちゃんのデュオで、71年の...シモンズ/チェルシーの歌

  • 知里幸恵とアイヌ神謡集

    その昔この広い北海道は私達の祖先の自由の天地でした。深雪をけって熊を狩り、夏の海に小舟を浮かべ魚を獲り、天真爛漫な稚児の如く美しい大自然に抱擁され…とあるのは、知里幸恵さんの「アイヌ神謡集」序文の一部要約です。(大正十一年三月一日と記されています)アイヌの人達が語り継いできた抒情詩ユーカラ、それを初めてローマ字表記に起し、和文に訳偏したのが知里幸恵さんなのはご存じの通りですが、あまり内容も彼女の事も分かって無いな、と思っていた所にタイミング良く講演会があり参加して来ました。知里幸恵さんは登別の生まれで夭逝しとぼんやり覚えていましたが、旭川の叔母と暮らしお婆さんが添い寝し歌ってくれたユーカラが、この神謡集に軸になっているとの藤村久和氏の話になるほど、旭川時代が彼女を育てたのかと今更ながらですが。後半に入りム...知里幸恵とアイヌ神謡集

  • 遠くの町~あの山の向こう

    卒業式は終り、在校生はクラス替え。二年間一緒の仲良かった友達とも別々のクラスに。あるいは親の転勤に伴い遠くに行ってしまう友達もいることでしょう。遠い昔、小学校4年最後のお別れ会の事でした。女の子が立ち上がり「歌を歌います」と。♪遠い山の向こうにあるという街いつか馬車に乗って行きたい街よ…そのとき初めて聞いた歌でしたが、澄んだ歌声とメロディは想い出に残っています。(歌詞はうろ覚えだったと後で知る)私の育ったのは海と山とに挟まれた田舎町ですが、官公庁等の出先が集まっていて、親の転勤で都会から転校してくる子もおり、その子達が都会の空気を運んできてくれました。今はセピア色の写真を見てもその少女の顔を思い出せないのですが、そんなハイカラな空気をまとい、色は白く(地元育ちは健康的な色の子が多かった…ごめん)眩しく見え...遠くの町~あの山の向こう

  • 舞台の上の懲りない面々

    解散してしまったけれど「大空遊平・かほり」の漫才が好きでした。気の弱い亭主が勝気な奥様に突っ込まれるのは夫婦漫才の黄金パターンですが、かほりさんの"立て板に鉄砲水"的トークは適度な毒を含みつつも愛があり、また可愛くもありで好きでした。彼女になら尻に敷かれても良いというファンは多かったはず(?)ですが、かほりさんは夫婦の籍も芸能事務所も抜け、そのまま芸能界を引退されたのは残念な事でした。一方の大空遊平は特技の三味線を活かし、同じくコンビ別れをした結城たかしと組み活動していたそうですが、舞台芸人の普段を知る機会は少ないし、漫才通では無いけれど浅草の雰囲気は好きなので、浅草芸人の舞台裏を知るいい機会と映画「漫才協会TheMovie」を見て来ました。メガホンをとったのは漫才協会の会長で漫才「ナイツ」の塙さん。最初...舞台の上の懲りない面々

  • あきらめ節/加川良

    先月書いたブログ「大きな猫?が好き」の中で、明治期に活躍した"演歌師"※添田唖蝉坊の「あきらめ節」より♪おまえこの世に何しに来たか税や利息を払うため…を引用しました。※"演歌師"は明治期の歌本を売るため"演説の歌"を歌う人。歌謡演歌とは関係ありません。でも彼自身の歌で耳にした事が無いし、本も読んだ事が無かったので困った時は図書館。本は何冊かありCDもあったのですが、「あきらめ節」の唄は入ってなくて、その代わりにこんな感じだったのかな?と思う唄声をネットで見つけました。⇒土取利行「あきらめ節」苦しかろが又つらかろが義務は尽くさにゃならぬもの権利などを欲しがる事は出来ぬものだとあきらめる…庶民の暮らしは明治の頃から一緒だなぁ、その頃より医療や福祉面は進んだと思うけど、少子化が進み国は借金大国に…などという話は...あきらめ節/加川良

  • 春待つ村で

    先日の北海道開拓の村、市街地群で雛飾りを見た後は農村群も回って来ました。本当はこの時期の山村群が一番見たいのです。農閑期のこの時期は炭焼小屋、造材の飯場、それを運ぶ森林鉄道などが冬の仕事場だったと思うので。でも残念ながら冬場は道が閉鎖されています。行きたい人はごく少数なのでしょうね?残念ですが。次に好きな場所が旧農商務省滝川種羊場の機械庫。格納されているトラクターが好きで、働く機械が好きと言うと子供みたいですが、特にオールド・トラクターが好き。フォードソンやマコーミック・メイヤーなど、何台ものオールド・トラクターが役目を終え休んでいて、そこに今の時期ならではの低い陽が入り、いたわる様に優しく包むのを見ていると、重労働お疲れ様、そしてありがとう、とつい感情移入してしまうのです。私の家はトラクターは到底無理で...春待つ村で

  • 開拓の村のひな飾り

    昨日の午後から降り出した札幌市内の雪、今朝までに45cmは今シーズン一番の降雪量だそうで、朝の内はお天気でちょうど町内会の除雪が入り、道が綺麗になったと喜んだばかりなのに皮肉ですねぇ…でも、ひな祭りも近いしまぁ良いか?と、笑っていられるのも春が近い余裕からですが。先日北海道開拓の村に行って来ました。今の時期に出かけるのは何年振りかな?お目当てはひな人形の展示で、明治から1990年まで23組のお雛様が飾られています。村内に入って最初に出会う来正旅館には、大正と昭和初期のお雛様。こちらは大正14年のもので、じつに立派なお住まいに入られていました。この時期ですから向かって右に男雛が座り、右に女雛が座るのは昭和天皇の即位以降なのだとか。(一部地域では違うそうです)次の三〼河本そば店には昭和29年のお雛様を展示。明...開拓の村のひな飾り

  • 冬の散歩道

    昨日の札幌は気温が14度近くまで上がり、これは桜の時期並みの暖かさ。今日は平年に戻り雪ですが、こんな繰り返しが続くなら、普段は違和感のある「雨水の侯」なんて言い方でも良いな、など思いながら今年初めての森林公園で春探し。昔サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」と言う歌があり、フォーク・ロックに当時の流行り"マリアッチ・サウンド"を取り入れ結構ヒットした記憶が。でもあれは晩秋の歌で木の葉はブラウンに…という歌詞だったな、などと思い出しながらいつものコース。まだ細いけれど水の流れが嬉しい。手を入れてみる勇気は無いけれど、先日見た映画ゴールデンカムイで俳優さんが真冬の川に落ちるアクションをしていたっけ。プロは根性あるなと感心したのを思い出しました。そして倒木から滴る水滴はもっと嬉しい春の予感。この雪融けの滴りを...冬の散歩道

  • 江利チエミ/旅立つ朝

    江利チエミさんと言えば、私は何と言っても「テネシー・ワルツ」で、オリジナルのパティ・ペイジは無論だし、カントリー界のジャニス・ジョップリンこと、レイシー・J・ダルトンの盤と甲乙つけがたく悩むのだけど、やっぱりチエミさんの盤が僅差で一番かな。彼女でもう1曲上げると「旅立つ朝(あした)」も好きです。これは1971年の曲でラジオから流れて来た時はなんだか歌謡曲離れした演奏だなと。後で「ニュー・ゴスペル・ロック」と付けられていたと知り、確かに当時はそんな感じがしたものでした。曲を書いたのは村井邦彦。彼はアルファ・レコードを興したり、フィフィ・ザ・フリーを売り出したり、かなり洋楽っぽい曲を書くので好きな作曲家ですし、この曲では♪この世には…と歌が始まるといきなりコードはmaj7というあたり、彼っぽくて良いな。加えて...江利チエミ/旅立つ朝

  • 2024 オルガン・ウィンター・コンサート

    2月に入るとオルガンを聞いて春を待つ。名称はウィンターだけど何となく自分の中ではそんな気分で、昨日はキタラの大ホールへ。演奏は昨年第24代オルガニストに就任したウィリアム・フィールディング。彼は1999年のイギリスの生まれだそうで、もうキタラが出来た後から生まれた人達がオルガニストに就任するのですね。キタラのオルガニストは、オルガンとの親和性からか(?)、今まではフランスの人が多かった気がしますが、イギリス人は初めてかな?どうでも良い話ですが。1曲目の「ヘンゼルとグレーテル」は彼の編曲。やさしい音色ながら静かに深く伸びる低音が心地よく、私的には掴みはOK。2曲目ヴィドールのオルガン曲は、メロディアスだけど、どこか屈折して聞こえるのは私の心の歪み?のせいでしょう。3曲目「わびしき真冬に」は5つのパートで構成...2024オルガン・ウィンター・コンサート

  • 2024札幌雪まつり

    札幌の冬の一大イベント雪まつり。私はほぼ毎年来ていたのですが、コロナの流行で2020年が最後に。少しづつ日常が戻って来たので、久し振りに大通会場を見て回りました。最初に出会うのが西4丁目の大雪像で今年はゴールデンカムイ。映画も大ヒットしているみたいだし、北海道が舞台のヒーロー達だからこれは歓迎。第71回(2020年)の時もカムイ雪広場と言うのが作られ、ゴールデンカムイのキャラクターを使った衣装の展示や、オハウ風の食べ物の屋台が出ていましたが、それに続く登場…というか、初めての大雪像での登場で、杉本もアシリパも再現度が高く嬉しいです。他では7丁目ドイツ広場のノイシュバンシュタイン城。8丁目は明治時代に使われていた旧札幌停車場=札幌駅、などの大雪像が出来ていてどちらも見応えがありした。11丁目はマインバウム(...2024札幌雪まつり

  • 節分の豆まきは落花生

    今日は節分で明日は立春。もう春遠くからじ…と、つい前のめりになるのですが、札幌の冬はそんなに甘くは無く、まだまだ修行(?)は続くと思っておかないと、吹雪や大雪で痛い目?に合うのが毎年の事。そう思いながら朝の雪掻き、でもやはり二月の声を聞くと気分はポジティブになります。節分の鬼払いは地方により特色があるそうですが、私の家ではシンプルに豆まきだけでした。色々な地域から人が集まって来た北海道だから、鰯や柊を飾る家があっても良さそうですが私は見た事が無く、北海道では柊が自生しないから飾る家が無かったのかな?子供の頃の豆と言えば炒った大豆で大豆は北海道が一大生産地。それが小学生なった頃から落花生との併用になっていたはず。殻付きなら雪の上に落ちても見つけやすく濡れても大丈夫、食べるには問題ないと合理的なのは北海道民な...節分の豆まきは落花生

  • 祝 クロディーヌのお誕生日

    昔「11PM」というTV番組があって、番組自体はあまり記憶が無いのですが、流れていた歌には記憶があり、HurryondowntomyhousebabyAin'tnobodyhomebutmeと、この「ハリー・オン・ダウン」という曲を歌っていたのがクロディーヌ・ロンジェ。オリジナルはネリー・ラッチャーの作/歌で、早く帰ってきてダーリン…みたいな歌かと思いきや、パパもママも留守だから早くお家に来てちょうだい、そして二人でいいコトしましょ…と、ボーイ・フレンドに電話をかけるという内容だそうで。そんな羨ましい…もとい、けしからん!と言う訳で、47年の発売当時は放送禁止にもなったそうで、考えるとお色気路線の番組(のはず)に相応しい曲と思いますが、クロディーヌはそこはざっくりと変え、「寂しいから逢いに来て」とカマトト...祝クロディーヌのお誕生日

  • 映画 ゴールデンカムイ

    ススキノは久し振り。と言っても夜の宴席では無く、昼に映画と健全(?)ですが。漫画「ゴールデンカムイ」は面白く読ませてもらい、アイヌ文化の事など教えられる事も多く、つい全巻揃えたのですが、それが実写版で映画にと話題になっていて、映画と言うと音楽関連しか見た事の無い私でもこれは興味が湧きます。上映館を検索すると昨年建ったばかりのココノススキノにあり、このビルに入るのは初めてなので見学を兼ね来てここにしました。最近目新しいものにあまり興味が無く、好奇心が薄れたのはジジィになった証拠だな…と反省しながら。内容は概ね原作に沿い、迫力ある二〇三高地の戦闘シーンから始まり、主人公「不死身の杉本」が、黙って出て来た「アシリパ」と再会し、再び二人で行動という21話までが軸。普段映画やドラマを見る事の無い私は、俳優さんの名前...映画ゴールデンカムイ

  • Rosie & The Originals / ANGEL BABY

    歌に心が奪われ思考が停止する3分半。というドリーミー・ポップスが私には何曲かあるのだけど、ロージー&ジ・オリジナルズの「エンジェル・ベイビー」は、その中でも特に好きな一曲で、曲を書き、歌うのはロージー(ロザリー・ハムリン)。ピアノを独習し簡単なコードを覚え、シンガーの夢がふくらんだ彼女はオリジナルズのオーディションを受け、ドゥー・ワップのコード進行を参考にメロディを、詩はノートに走り書きしたこの曲を録音したのは15歳の時だったそう。これを売り込むにもラジオ局には相手にされず、仕方なくレコード売り場の試聴コーナーに置かせてもらうと反応が良く、目を付けたハイランドというマイナー・レーベルから発売され、それがビルボードで5位となったのが1961年の今日1月23日。ロージーの歌は少し甲高くハスキーで"いなたい"く...Rosie&TheOriginals/ANGELBABY

  • 大きな猫?が好き

    今朝も寝起きは雪掻きから。添田唖蝉坊の「あきらめ節」に♪おまえこの世に何しに来たか税や利息を払うため…とあるが、道民なら"雪を掻き道を作るため"も加えようか?などと、先日の30センチ程度の雪で愚痴ると豪雪地域の人に叱られそうですが。昨日は珍しく朝から快晴だったので、そうだ雪の中の動物を見に行こうと円山動物園へ。アムールトラにユキヒョウ。私は大きな猫が大好き。両方とも寒さは平気だろうから札幌の冬は何てことなく、トラは元気に歩き回り、ユキヒョウはただいま休憩中。両方とも猛獣と思えぬ可愛いさに癒されます。もう一つのお目当ては主が不在になっていたライオン舎。昨年10月に愛媛から1歳のオス「クレイ」が、11月に旭川から1歳のメスの「イト」が。イトが環境に慣れてきたと言うことで先月から公開が始まりました。左で外を覗い...大きな猫?が好き

  • 牛も知ってる?カウシルズ

    ザ・カウシルズというグループをご記憶でしょうか?68年に「雨に消えた初恋」のヒットを飛ばすも、日本ではこの曲しかヒットの無いワン・ヒット・ワンダー(一発屋)でした。グループのキャッチコピー?"牛も知ってるカウシルズ"の印象が強く、なんともファンキーな売り方をする会社と思っていたら実はこれ、テレビ番組で大橋巨泉氏が言ったダジャレだったそうで、ポリドールの宣伝担当の方、勘違いで失礼しました。アメリカではこの曲、67/12/04付のビルボードで2位まで上がるも、モンキーズの「ディドリーム・ビリーバー」の4週連続№1の壁は厚く1位は獲得できず。それが日本で発売されたのが翌68年の今日1月15日でした。シリアスなポップス・ファンの多い(?)日本では、彼らのようなキャンディ・ポップス系のグループは大概一発ヒットで終り...牛も知ってる?カウシルズ

  • 五球スーパーの時代

    田舎のティーンだった頃、ラジオを聞きながら勉強をしたっけ、五球スーパーラジオで。五球とは整流管に増幅管に…忘れましたが、ともかく5本の真空管を使ったラジオ。勉強か?ラジオか?どちらに重きがあったかはさて置き、あの頃はそんな同世代が多く、世間では「ながら族」と呼ばれたのも今は死語。それが通じるのは同世代から上かな?その頃はポップスの情報をいち早く知るのが目的で、月1枚のシングル盤(330円位)など到底無理の中学生にとり、ラジオは最大の情報源だったし、毎週ヒット・パレードのランキングをノートに書き留めたり、リクエスト葉書を出した覚えがある人もいるのでは?いち早く(と思う)アメリカやヨーロッパのポップスが紹介され、忌野清志郎さんの「トランジスタ・ラジオ」の歌詞ではないけれど、それこそニューヨークから、リバプール...五球スーパーの時代

  • モコ・ビーバー・オリーブ/わすれたいのに

    前回のブログで、パリス・シスターズの「ILoveHowYouLoveMe」について書き、日本ではモコ・ビーバー・オリーブがカバーし、「わすれたいのに」としてヒットしたと書きましたが、その続きをもう少しだけお付き合い下さい。60年代後半の深夜放送、パーソナリティは1人か2人だった気がしますが、それが女性ばかり3人で担当すると番組が華やかで、それがニッポン放送の「パンチ・パンチ・パンチ」。担当するのはモコ・ビーバー・オリーブ。当時モコが30歳位、ビーバーとオリーブは20歳を少し回った位では無かったかな?他愛もない話だったと思うけれど、男ばかりの兄弟で育った私には、お姉さま方のおしゃべりにちょっとトキメキ。深夜放送の時間帯だけど眠い目をこすって聞いてました。その彼女達と番組側がノリだけで吹き込んだ(?)はずの「...モコ・ビーバー・オリーブ/わすれたいのに

  • パリス・シスターズとプリシラ・パリス

    わたくし実は儚げな歌声=ウィスパー・ヴォイスで歌う歌手にからきし弱く、秘かに大好き!なのです。…文末のハートマークこそ自重しますが…クロディーヌ・ロンジェとか、マーゴ・ガーヤン、ジェーン・バーキンとか良いですねぇ。蕩けて夢の中…とまでは言いませんが、それに近い気分になります。そしてパリス・シスターズが好き!全米5位のヒットとなった「ILoveHowYouLoveMe」とか、「WhatAmIToDo?」、「HeKnowsILoveHimTooMuch」などはとっても好きです。※「WhatAmIToDo?」は綺麗な映像が残っていてお薦めです。興味ある方はクリックしてみて下さい。彼女達はアルベス、シェレル、プリシラと実の三姉妹で、「ILovewYouLoveMe」は61年に全米5位のヒットに。これは60年代終り...パリス・シスターズとプリシラ・パリス

  • 続 アメイジング・グレイス

    私が世界一番好きな「アメイジング・グレイス」は、前回書いたジュディ・コリンズの歌声。最初に聞いたのが彼女の歌、と言うインプリンティング効果もあるのでしょうけれど。次いで好きな歌声はギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリ。四角い眼鏡に知的な眼差し、そして美人…などと言うとルッキズムがどうとか言われそうですが、ルックスとワザとらしくなくナチュラルに美しい声がピタッと合って、これはもう逆らえない…ですねぇ。私の持っているのは伴奏付。72年にアカペラ・バージョンが出ていると聞きますが、それ聞きたいですね。もしかして「世界一好き」に同率で並ぶ事になるかも知れないし…でも、伴奏付きはこれはこれで好き。イントロにバグパイプらしき音が流れて来るのが良くて。この曲の原曲はスコットランドの讃美歌と言われ、確かに、このメロディにバグパ...続アメイジング・グレイス

  • ジュディ・コリンズ/至上の愛

    20代初めの頃、街のレコード屋さんから流れてきた清楚な、しかも無伴奏の歌声。この美しい曲に思わず足を止め、店に飛び込んでジュディ・コリンズの「至上の愛」という曲だと教えてもらいました。後から知ったのですが、これは「アメイジング・グレイス」が我が国で紹介された最初のレコードでもあるようです。歌っていたジュディ・コリンズは、既に「青春の光と影」のヒットなどで知ってはいましたが、彼女の歌声ときちんと向き合ったのは、たしかこの時だったと思います。彼女が離婚などのトラブルで心を病み、アルコールを止められなかった時期に、同じような境遇の人達と知り合い話をしていたところ諍いになり、立ち上がった彼女がこの歌を歌い出し、場が一つになったというエピソードがあります。その場の心を一つにした歌を、マネージャーがアルバムに取り入れ...ジュディ・コリンズ/至上の愛

  • アーサー・キット/ショー・ジョー・ジ

    アーサー・キットは50年代に活躍したアメリカの女優で歌手で、プロフィールを読むとかなり波乱に満ちた生涯だったようですが、今日12月25日は彼女の亡くなった日なので、少し思いだす事を書いてみたいと思います。とは言っても、私は歌手としての3曲のヒッだけでしか、彼女を知らないのですが。1曲目は「セ・シ・ボン」で、これはシャンソンに英詩を付け彼女が歌ったところ全米8位のヒットに。日本でも53年から54年にかけ大ヒットしたそうです。2曲目は「ウシュカ・ダラ」で、これはトルコの伝統的な歌をアレンジし、先にイーディ・ゴーメがトルコ語と英語で歌い、次いでサーサー・キットがトルコ語で歌ってヒット。後に「恋はボサノバ」で大ヒットを飛ばすイーディ・ゴーメも歌っていたと知って少しびっくりですが。日本では江利チエミのカバーがヒット...アーサー・キット/ショー・ジョー・ジ

  • 星の界(いつくしみ深き)

    いま時期の星空を歌ったのかわかりませんが、唱歌になった外国曲で思いだすもう1曲。月なきにみ空にきらめく光嗚呼その星影希望のすがた…と歌われるのは、コンヴァースの曲に杉本代水が詩を付けた「星の界(よ)」で、これは明治43年に「教科統合中学唱歌㈡」で、「いざ其星の界」として掲載されたのが最初だそうです。(西東社/童謡・唱歌こころの歌より)杉谷代水は本名が虎蔵で私はトラが大好き、生れは鳥取県境港だそうで、これは妖怪画家の水木しげるさんと一緒ですね、プロフィールを知って何となく親近感が湧くのですが。作曲者のコンヴァースはアメリカ人で、ドイツのライプチヒ音楽院で学び、帰国後は弁護士をしながら趣味で作曲をしたそうで、溢れる才能が羨ましいですが、有名なのがこの歌の基となった讃美歌312番。WhatAFriendWeHa...星の界(いつくしみ深き)

  • 冬の星座(モリー・ダーリン)

    冬の札幌、寒空に凍てつく星がとても綺麗…と言っても、私の場合真北にあるのが北極星かな?程度で星座の事はさっぱり。寒い夜中が嫌でオリオン座流星群も見た事無いし…。木枯らし途絶えて冴ゆる空より地上に降りしく奇しき光よ…良いですね「冬の星座」、奇しき(くすしき)とか、スッと読めないのは私だけでしょうが、漢字で表すと雰囲気が伝わりますよね、二番に出て来る無窮(むきゅう)とかもそう。この難しいけど美しい詞は堀内敬三さんで、もとは昭和22年の中等音楽(1)掲載の文部省唱歌だったそう。もっともメロディ自体は明治時代から一部では知られていて、当時中村秋香の詞で「他郷の月」として発表されたそうです。この曲は、アメリカのウィリアム・S・ヘイスが書いた「モリー・ダーリン(MollieDarling)」という曲が原曲です。愛しの...冬の星座(モリー・ダーリン)

  • ザ・サーチャーズ/恋の特効薬

    私はB.B(babyboomers)世代の人間ですが、ティーンの頃は、B.B=BeachBoysとBeatlesの世代と言っても良いのでは?と思うくらい、周りにはポップス・ファンが多くましたが、話題の中心はブリティッシュ・インヴェイジョン勢でした。その頃の私は、アメリカのポップスとフォークを中心に聞いていて、ブリティッシュ勢はあまり興味が無かったのですが、ザ・サーチャーズだけは別。R&Bなどアメリカの曲を取り上げるブリティッシュ勢は、妙に屈折したもの(私の偏見)を感じるのですが、そこがサーチャーズはカラッとしていて、かつ、ジャッキー・デシャノンの「ウォーク・イン・ザ・ルーム」や、マルビナ・レイノルズの「雨に消えた想い」をカバーし、フォーク・ロックの原型とも言える音を示したあたりも好きでした。このあたり、プ...ザ・サーチャーズ/恋の特効薬

  • ジーン・リッチー/ノッタムン・タウン

    ダルシマー(Dulcimer)と言う楽器を知ったのは、70年代初めの日本の女性歌手のアルバムから。A面のイントロに流れるのがダルシマーかな?その時はポロンポロンとした素朴な音の民族楽器普だな?位にしか思わなかったのですが。それから時が経ち、耳にしたジーン・リッチーのマウンテン・ダルシマーの繊細な響き。個人的にこれは、フィンランドのカンテレと並ぶ繊細な楽器ではないかと。ダルシマーの伝統的奏法は、膝に乗せ尖らせた羽で弦を弾くという、ジャケットの写真にあるようなものだそうです。そこがチェンバロの繊細さにも通じる気がするのですが。※彼女がダルシマーを弾き語りするライヴ映像がありましたので興味ある方はどうぞ。曲は「RainbowQuest」また小型のカンテレは膝に置き、マッチ棒などで弾く奏法もあるそうで、そのあたり...ジーン・リッチー/ノッタムン・タウン

  • 映画 CCR / トラヴェリン・バンド

    60年代の終わり頃、それまでポップスとフォークが好きだった私は、ロックに目覚めつつはあったが、それはディランやバーズ、サイモン&ガーファンクル、といった東海岸のフォーク・ロックのシャキッと音でした。それがクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(以下CCR)に出合い、"南部の音"が何たるか知らないまま、ドロっと熱いものを感じた「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」や、ジェームス・バートンのギターを重くしたような「スージーQ」など、ファースト・アルバムのインパクトは大でした。だが、音楽聞き始めの小僧が"南部の音"と思っていたCCRが、実は西海岸のサンフランシスコの出身と知り、更に驚いたのはもっと後になってからですが。上記2曲はカバーでしたが、そのあとジョン・フォガティが書いたオリジナル曲の数々。他の...映画CCR/トラヴェリン・バンド

  • ザ・ポーグス/ニューヨークの夢

    もうロックを聞くトシでもなくなった頃に出会ったザ・ポーグス。パンク+アイリッシュ・トラッドという構成が新鮮だったし、名曲「ニューヨークの夢」が好きで良く聞きました。先日知ったグループの中心人物、シェイン・マクガワンさんの訃報、まだ65歳というお歳なのに、大変残念です。どうぞ、ご冥福をお祈りいたします。以前、クリスマス・イヴにこの曲について書いた事を思い出し、追悼の意味を込め、以下再掲載しました。日本にクリスマスという風習が入ってきたのは文明開化と一緒だそうで、それも明治中期には宗教色は薄まり、サンタクロース伝説だけが世間に残ったようです。戦時中は敵国の風習として消滅、戦後その反動か"アメリカの風習は全て良"とばかりに、盛り場で大騒ぎするのが日本のクリスマス風景だったそう。昭和30年代まではそうした光景があ...ザ・ポーグス/ニューヨークの夢

  • REO SPEEDWAGON / 禁じられた夜

    久し振りに図書館の視聴覚ライブラリーを覗いて見ると、おお!REOスピードワゴンの「禁じられた夜」が。懐かしいと手に取ってみると30周年記エディションとあり、未発表デモ音源集との2枚組だったので早速借りて来ました。本編を聞くと立ち上がりの良いスキっとした音で、そこはリ・マスタリングの効果。変な例えですが、手元のレコードと比べると、こちらは歯科医院で歯石をとった後みたいなスッキリ感。「パワー・バラード」というジャンルの基と言われる彼らの歌声がとってもクリアに聞こえます。でも温かみはレコードの方が感じられ(聞きなれているからかも)、これもいいよな~と。「CrystalDemos」と付いた2枚目は、ケヴァイン・クローニンの「KeepOnLovingYouの最初の部分は20分位で書いた、朝4時頃寝ぼけ眼で自宅スタジ...REOSPEEDWAGON/禁じられた夜

  • 悲しき北風 THE LAST LEAF

    11月下旬としては温かだった23日の17度から、気温はグングン下がり一昨日は日中も零下の真冬日。今日は日中はプラスですが積雪は残り、しっかりと冬ですハァ~。「悲しき雨音」で、オールディズファンに人気のカスケーズ、むろん私も大好き。彼らが1963年に発売した3枚目のシングルが「悲しき北風」で、これまたとても良い曲ですが、全米チャートでは残念ながら60位止り。日本ではリバイバル・ブーム(当時の言い方)に乗って68年にもヒット。ただこの時は何故かリバティ・レーベルでの発売で、本当はワーナー傘下のヴァリアント・レーベルの筈ですが、そこは大人の事情?…と、どうでも良い話しですみません。右下のジャケットは、そのヴァリアントから出たカスケーズのファースト・アルバムのCD化で、内容は71年に出た国内盤と同じですが、解説の...悲しき北風THELASTLEAF

  • あさひ寄席に行って来た

    今年五年振りの開催という「あさひ寄席」、先日の落語会から中一日でまた落語は初めて。皆さんも楽しみにしていたとみえ、会場一杯の300人の入り。お足元のお悪い中一杯のお運びで…とは演者・主催者の台詞ですが、まずは盛況で何より。この日は札幌市出身の二つ目柳亭市童、旧常呂町出身の真打、橘家富蔵という北海道出身の落語家二人が出演。※常呂町は現在北見市寄席の無い北海道からの落語家、と言うとあまりイメージが無いのですが、今人気の若手で小気味よい江戸弁の柳亭小痴楽、そのお父さんの五代目柳亭痴楽は当別町の出身だそうですし、病気で廃業しましたが笑点にも出ていた三笑亭夢之助は札幌出身。そして今回の二人以外にも何人かが活躍中。道産子としては応援しなくては。演目は南平亭恵朝の「死神」でスタート。圓朝作の噺で寄席ではトリが演じる大ネ...あさひ寄席に行って来た

  • 豊平河畔散歩と落語会

    先日のこと、豊平川河畔を散歩していると、二羽のカラスがけたたましく鳴きながら小動物追いかけているところに出会いました。見るとまだ一歳未満?とおぼしき子狐で、なんとか草の茂みに逃げ込んでセーフ。キツネは北海道ではエヒノコックスを運ぶ嫌われ者だし、カラスも嫌われ者。でもまあ、この場は小さきものの味方と言う事で、逃げおおせて良かったとしましょう。それにしても以前見かけた鹿といい、この日のように狐に出会うとは自然豊かな札幌で。ま、熊にだけは会わないよう気を付けましょう。東区で人が襲われた例もあることだし。中一日空いてこの日は同じ道を通り真駒内まで散歩。川沿いから見る藻岩の山麓は葉がすっかり落ちて晩秋の景色ですが、残る落葉松が低くなった日差しを浴びて綺麗。いつもより少し遠目の散歩をし南区民センターへ。みなみ落語会と...豊平河畔散歩と落語会

  • チェット・アトキンス / ゆりかごの唄

    先日の植物園散歩で見かけたリス、木の上のその可愛い姿を見ながら浮かんだのは童謡「揺籃のうた」で、詩の二番目「揺籃のつなを木ネズミが揺するよ~」からの連想です。北原白秋の詩に草川信が曲を付けたものが有名で、日本の歌百選にも選ばれており、またこの詩に中山晋平が書いた別の曲もあるそうです。素敵な詩ですからね。愛されて多くの人が歌っていますが、これは児童合唱団の素直な歌声が一番かな?大人が歌うと邪心が混ざって聞こえるので(ただの私の偏見)。なので歌の無い楽器での演奏も好き、演奏に合わせ心の中で詩を口ずさむのが好きで…って、邪心まみれの俗物のお前が言うか!というのは置いておいて。私が好きなのは昔ラジオから流れてきたチェット・アトキンのギター演奏。数年前にこの曲が入った「日本の詩(うた)」が再発売されたのは嬉しいです...チェット・アトキンス/ゆりかごの唄

  • 初雪の朝

    いつも札幌は10月中に初雪、というのは私の感覚で、温暖化のせいなのかなのか?例年は11月の初めだそうです。でも今年は遅いな?と思っていたところつい市内でも雪が。冠雪とは言っても車の上にサラッとまぶした程度の雪で、とても穏やかなスタート。平年より10日遅れだそうで、きっと冬将軍がうっかりしていて、立冬の声を聞いてあわてて降らせた…くらいの量でしたが。と言う訳で、朝の散歩は中島公園の様子を見に。落葉の上に粉砂糖をまぶしたような雪。冬将軍は甘いものが好きで、自分でもケーキを焼いているので慣れたもの…なのかも知れませんね。陽の当たる所はもう溶けて雪の姿は無く、ドウダンツツジが派手な赤で自己主張。9条通側のイチョウも多くは葉を落とし、寂しくなった我が頭部を思いだし、身につまされますねぇ。でもイチョウはいいよな来年ま...初雪の朝

  • 映画 絶唱浪曲ストーリー

    落語や寄席は好きです。北海道からはごくたまにしか行けないけれど、行けたら浪曲に出会う機会も出来、印象が変わる事もあるのだろうけど普段は浪曲には興味が無くて。正確には国本武春だけは好きでした。私の中では彼だけが"浪曲"から独立したジャンルで、そのブルージーな三味線やロックした唸り、かと思えばブルーグラスの香り漂う三味線など、こいつ(失礼)俺と同じ音楽が好きなんだなと、バイヴレーションを感じたから。むかし彼が最初のアルバム「福助」を出した時、ロック系音楽雑誌に広告が載り、黒ずくめの衣装にサングラスで浪曲家。何だこいつはとその時は思いましたがいつしかファンに。その彼が55歳と言う脂がのった歳で旅立った後、浪曲を聞く事は無くなって。先月の映画「リバイバル69」で見かけたフライヤーに、現役で101歳の曲師、玉川裕子...映画絶唱浪曲ストーリー

  • 今年最後の北大植物園

    北大植物園の屋外の公開が11月3日で終了、と言う事で先日行って来ました。何度も来ている場所だけど、11月に来たのは初めてだなと思いながら、この日はいつもと逆の反時計回りで歩くと、晩秋なのと進行方向の違いで小さな気づきもあって新鮮。カラマツを見上げたり、オオモミジの落葉を見ると秋も深まったなぁとしみじみ。初夏に楽しませてもらった灌木園では、マルバマンサクが黄色に赤の斑が入り綺麗です。北ローンを通って樹木との境目にオオバナノエンレイソウ。これから7年の長い眠りにつくところなのでしょうか。サトウカエデの葉とヤマブドウのツル。お日様が低くなってきたので逆光が綺麗な時期で今までこの時期来ていなかった事をちょっと反省。ほかにもナナカマド、センノキ、ミズナラなどが綺麗でした。花はほぼ終わっていますが、シオンやコハマギク...今年最後の北大植物園

  • 秋の美を探しぶらり街歩き

    この日の街歩きは道立近代美術館からスタート。足立美術館所蔵の日本画家達と、美食家でその器にもこだわり自ら作陶した北大路魯山人との特別展も、そろそろ終りが近くなり遅ればせながらではありますが。先に日本画ゾーン。正直なところ川端龍子も伊東深水も「なんでも鑑定団」でその名を知ったといったレベルなのでどうかな?とは思っていたのですが、和装の美人は油絵では出せない清楚な感じがあって良いですね、鑑賞のポイントがそこかよと笑われそうですが。日本画コーナーの終りで、足立美術館の美しい庭のスライドが流れていましたが、とても綺麗な所ですね。安来節くらいしか知らなかった島根にちょっと興味が湧きました。北大路魯山人のコーナーでは、落語「時きそば」で「いい丼使っているね、ものは器で食わせるってぇ位だからこうでなくちゃいけねえゃ」と...秋の美を探しぶらり街歩き

  • 旅のお腹は別腹で

    旅の楽しさは非日常空間を味わう事、またその土地ならではの物を味わうのは格別。沖縄の最後の夜は十年振りくらいかな?「ゆうなんぎぃ」で沖縄料理をいただきました。さすが人気店、開店30分前からすでに行列ができ、この時点で後列の人は2巡目待ち。早く来たかいがあった…と言うか、前日開店時間に合わせてきたら外に列が出来ていて、ではとこの日出直したのですが。以前は普通に入れた記憶が…繫盛は良い事で。頼んだのはレギュラー・メニューから本ソーキの煮つけ。旨い!これぞ沖縄と言う感じ。この日のおつまみからターンムの甘辛揚げと、揚げ物の盛り合わせ。こちらはモズク天にドゥル天、厚揚げ豆腐。どれも美味しく特に島豆腐の厚揚げは美味しかったけれど、おつまみと言うには結構な量で。そして出てきたのがターンム(田芋)。カリッと揚がっていてかか...旅のお腹は別腹で

  • ゆいレールで街ブラ

    久し振りの那覇だから、この日は街ブラをしようとゆいレールの一日券を購入。このモノレールは今年で20年になるのですね、私が初めて沖縄に来たのは出来る前の年。交通系ICカードが使える様になったり、浦添まで伸びてからは初めてなので楽しみ。今回のお目当ては大アカギに逢いに行く事、玉陵を見て金城の石畳を歩く事、ほか諸々を。龍潭の池と反対側にある中条御殿の跡は初めて知りました。戦後も使われていた井戸の跡と石塀の跡。建物が無く、塀の内側は駐車場になっているのは仕方のない事でしょう。気になっていた首里城の復興にはあと3年かかるそうですが、その時はまたゆっくりと見させてもらいますね、その時はむやみに歩き回るのではなく、ガイドさんを頼んできちんと説明を伺わなくては。その時のため足腰が衰えないよう頑張らなくては?玉陵(たまどぅ...ゆいレールで街ブラ

  • 3年ぶりの慶良間の海

    夏が戻ってきました!大好きな沖縄は気温30度。札幌を出た時とは15度近くも差が。目的は慶良間の海でのダイビング。いつもは阿嘉島泊りが多いのですが、今回は久し振りの沖縄なので併せて街歩きも楽しみたいと、那覇から日帰のダイビング船に乗船。港町からおおよそ90分、天気は良いのだけど台風の余波が残っていて結構揺れました。けれど酔い止めなしで無事到着。思えばずいぶん船にも慣れたものです。昔は結構酔ったのにね、今も夜は酔ってますけど…それでも水中は穏やか…と言うか、オフ・シーズンで人が少なく、体験ダイビングの人も一緒なので、穏やかな場所が選ばれたようですが、こんなまったりした海も好きですよ。何より、体験ダイビングの人に海が大好きになってもらえたら嬉しいですし。潜ったのポイントは黒島南、唐馬№1、アリガー南。珍しい生物...3年ぶりの慶良間の海

  • 映画 リバイバル69

    普段映画を見る事はほぼ無いのですが、音楽ドキュメント物となると話は別で、一昨年の「サマー・オブ・ソウル」は良かったなぁ。またあんな胸ワクワクの刺激は無いかな?と思っていたところ、あのウッドストック・フェスティバルとも並ぶ"伝説のロックフェス"とのコピー文に踊って見に行って来ました。カナダのトロントで行われたこのフェスティバル、今まで知らなかったのですが、ウッドストックと同じ1969年に開催されたそうで、開催までには色々と紆余曲折があったみたいですが、そのあたりが思い出話とイラストで回想されています。実写のウッドストックとの違いで少しダレますが、イラストならではの表現で、主催者の絶体絶命のピンチにタラ―っと汗が伝うシーンがあり、あれは実写で出来ないメリット。これはアメコミにもある表現なのでしょうか?日本のコ...映画リバイバル69

  • 鮭にはまだ暑い水温?

    昨年すごい数の遡上が見られたので、今年もと思い千歳のインディアン水車を見に行ったのですが、あれ?その数の少ない事。水車は廻っているけど水揚場所は静か。道の資料9月末資料では全道で昨年の6割、日高や日本海岸では昨年の2~3割だそうで、生のイクラが今年は安目だし、たくさん獲れているのかな?と思っていたのですが。去年の大漁の反動なのか、夏が暑かったので水温がまだ高いのか?とは言っても例年9月にはかなり遡上していたはず。原因を聞きたいけれど、心安く話が出来る鮭もいないし…上って来る鮭もまだ少なく、水車の前の堰き止められた場所で順番待(?)しているのも僅か。水族館の窓近くでたむろっている(?)鮭も少ないけど、水族館の窓からも覗くとしましょう。水族館の横にはインディアン水車が。これは96何まで実際に使用していた物だそ...鮭にはまだ暑い水温?

  • 札幌北光教会のオルガン

    陽が落ちるのが早くなりました。秋分の日を過ぎたから当然なのですが、いま時期の札幌は4時半を過ぎると黄昏(逢魔が時という言い方が好きですが)、久し振りにそんな時間のお出かけ。ちょっとススキノ…ではなく、大通公園に近い札幌北光教会のオルガンコンサート聞きに。テレビ塔を挟んだ南側と良い場所にあり、オルガンの導入は1969年だそうで出来て半世紀もなるのですが、一般の人も入れるコンサートを開催していた事は今回初めて知りました。ここのオルガンはドイツのボッシュだそうで、社名からつい自動車関連の会社を想像するのですが当然別でしょうね。でもHPを見ると7か国語に対応しており、こちらも大きな会社のようで、最近も札幌の別の教会に納入があったようです。この日の演奏者はイタリア在住の渡邊孝さん。北海道では初のコンサートだそうです...札幌北光教会のオルガン

  • 池田町 ワイン祭り

    牛の丸焼き!なんともそそられる言葉。むろん池田町の特産品「十勝ワインが飲み放題」にも惹かれたんですけれどね。と言う事で池田町の秋のワイン祭りに行って来ました。1974年に出来たワイン城、出来た翌年に行った記憶があるのだけど、もう半世紀近く前の話なので、芝生に寝転んだり併設の宿泊施設に泊った…こと位しか記憶が無いのですが、既にこの頃にはワイン祭りは行われていたのですね、と言う事で今年は50回目となるそう。札幌駅前から3時間少々で池田町到着。ワインを飲むわけだから当然ツアーバスでの参加。コロナがあって一時中断し、今年は4年振りの開催で入場者数も例年の半分にしたそうですが、それでも結構な人で賑わっています。食材・食器・限定ワインのチケット等のセットを受け取り、さて焼き台を見回すと、開始早々なのでどこも一杯。なの...池田町ワイン祭り

  • ジ・アソシエイション/かなわぬ恋

    60年代後半に登場したジ・アソシエイション、ソフトで美しいハーモーニーが人気となり、全米ビルボードで「チェリッシュ」と、「ウィンディ」の2つの№1ヒットを放ち、どちらも好きな曲ですが、個人的には「かなわぬ恋」(NeverMyLove)が一番好きです。この曲は残念ながら、映画主題歌「いつも心に太陽を」(歌:ルル)の5週連続№1に阻まれ、惜しくも2位止まり。充分1位を狙えた曲ですが…と"もし"を言っても始まりませんが。私がこの曲を最初に聞いたのは、60年代の人気音楽番組「アンディ・ウィリアムス・ショー」の中でアンディが歌い、中間の伴奏部で彼が「いい歌だなぁ」と話していた記憶があるのですが、実はこの曲、先に日本のグループがレコーディングしていたという話があります。1966年に渡米した彼らに曲が提供され、実際にレ...ジ・アソシエイション/かなわぬ恋

  • 佐々木昭雄/柳よ泣いておくれ

    ジャズ・オルガンは結構好きです。が、どちらかと言うとジミー・スミスなどの正統派ジャズより、リチャード"グルーヴ"ホルムズなどの、よりR&B色が強い黒くてゴリゴリした、いわゆるコテコテ系が好きなので、和ジャズのオルガンは聞いた事がなかったのですが。ローレンス・ハモンドのハモンド・オルガン発明(1934年)以来、電子オルガンは新しい楽器として人気となり、欧米のいくつかの会社が追従。日本でも1950年代の終りからビクターとヤマハが発売を開始し、60~70年代にはコンボ型やチャーチ型を含めると9社=エース、カワイ、クロダ、テスコ、東芝、ビクター、ブラザー、松下、ヤマハ=があったと思いますが、その中心は若い女性や子供の習い事などを狙ったホームユース・タイプ。代表的なのがエレクトーンで、そのため発売されるエレクトーン...佐々木昭雄/柳よ泣いておくれ

  • チェロと札響を聞きにキタラ

    ギターを買った若い日。自分は出来る人!とポジティブに捉えていた頃だからそれは良いのだが、すぐに自分には音楽的才能も楽器を弾く技量もまったく無い!という現実に直面するのに、懲りずそれを楽器のせいにして新しく買い替え、楽器店に貢献したしょもない青春…でもこのトシで、もし性懲りもなく楽器を習うとしたらチェロが良いな。あの響きが好き。大人になってチェロを体験した人(キーボードのプロ)によると、弾いた音と腕や床を伝い足元からと響きが伝わり、体全体で楽器が感じられてとても気持ちが良いのだとか。何となくわかる気がして羨ましい。私も体全体で感じてみたい。百万年かかってもミッシャ・マイスキーにはなれないにしても、毎日4~5時間練習し十年も続ければ、ワタシャ・サケスキー位にはなれるのでは?と、そんな根性絶対にないくせに。ま、...チェロと札響を聞きにキタラ

  • 赤ちゃん象に会ってきました

    円山動物園でアジア象のパールが赤ちゃんを産んだ、というニュースは先月19日の事。昨日15日から一般公開が開始となり、私も早速ミーハー丸出しで見に行って来ました。着いたのは12時半位だったのですが、案の定長蛇の列が出来ていてTVクルーなども。8月にユキヒョウのアクバルが死に、9月に入りホッキョクグマのデリナが死にと、悲しいニュースが続いたので、みんな明るい話題を待っていたのですよね。行列の人々に、赤ちゃんが生まれるまでの話を紹介してくれた飼育係のお嬢さん。貴重な話をありがとうございました。いいタイミングで待つ時間が気になりませんでした。拍手!さて象舎に入るといました赤ちゃん象。お母さんから離れて一人遊びをしてるようです。でもふと気が付いて、「お母さ~ん」とばかりにトコトコ走り出しパールのそばにベッタリ。あち...赤ちゃん象に会ってきました

  • イシダイの子供達を見に

    積丹半島の"海の中の夏"もそろそろ終り、そう思わせるのはイシダイの子供を見かけた時。そんなイシダイを見ようと、この日は普段は行かないスポットへ。この時期イシダイと出会う場所はそこそこありますが、毎回確実にと言うわけでは無い中、ここは潮の流れが気に入られているのか、ほぼ確実に出会う事が出来、この日もエントリーしたアンカー付近でさっそくのお出迎え。キャプテン(船長)グッド・ジョブ。この子たちは好奇心旺盛で、岩に石をぶつけカチカチやると「えっなになに」と集まってきますし、カメラのレンズ周りにも集まってツンツンしたりとフレンドリーな所も人気。少し離れた岩の上にも、みんな集まって何かをツンツンしています。大きくなると硬い殻を持ったフジツボや巻貝の殻を割って食べるそうですが、さすがにこの子たちには無理。その分海遊びを...イシダイの子供達を見に

  • 続 月の沙漠~砂漠サ日コ落ちて

    月の影に見える部分は国によってカニだったり、吠えるライオンだったりするそうですが、日本の多くの地域はウサギの餅つきに見立て、これはお隣韓国も同じだそうですが。沖縄の民話ではウサギではなく水桶を担いだアカナーという少年で、お月様に助けられたお礼に水汲などのお世話をしていて、沖縄の子供達はアカナーを月の世界の人と言い、真っ赤な夕焼雲を見るとアカナーの家が火事になったと言って「アカナーの家やけたんど泣ちゅる童は水汲ませ泣かぬ童は鐘打たせ」と歌ったそうです。(採集:喜納緑村/日本の民話26:未来社より)一方、北海道のアイヌの民話にはひどい怠け者の息子が出て来て、その罰としてカムイ(神)たちにより月に閉じ込められ、柄杓を片手に佇んでいる。という話があり、北と南とで「水」「少年」という共通項があったのにはびっくりしま...続月の沙漠~砂漠サ日コ落ちて

  • 9月最初のダイビング

    先月はバタバタしていて、ハイ・シーズンにもかかわらず、1ヶ月のブランクが出来てしまいましたが、9月最初の日曜日は久し振りに海。この日はボートが満員の盛況なので1本目からビーチ・エントリーし、まず「どんとの穴」へ。ここはスノーケラーにも行きやすい場所なので、運が良ければ仲間内で「人魚姫」と呼んでいるお嬢さん(海友です)の、長いフィンで、優雅に水中を舞う姿に出会えるかも?知れません。何より、来年から工事が始まって海岸は塞がれ、今後はビーチ・エントリーが出来なくので、今のうちにたっぷり見ておこうと。この海中洞窟、夏場はいつも奥の暗がりにアジの子供達が群れていて、今年もたくさん見る事が出来ましたが、アジは北海道では獲れないので、多分この子たちも死滅回遊魚なのでしょう。元気で本州に戻って欲しいと願ってはいるのですが...9月最初のダイビング

  • 童謡「月の沙漠」

    先月31日はスーパー・ムーンでブルー・ムーンでしたが、札幌は雲がかかり見られず残念。代りに月の歌でも聞くか、ブルー・ブレイジズの「アリゾナ・ムーン」でも…のとき、頭の隅で「月の沙漠」も鳴り出し、そうだ、たまに童謡も良いかと聞き始めると結構ハマり、つい手元のCD(主に図書館から借りたCDの複製)を聞き直したのですが。この曲は、大正期に「少女倶楽部」の挿絵画家だった加藤まさをが詩を書き、佐々木すぐるが曲を書いて全国の小学校を行脚して広め、昭和7年に初めてレコード化されたそうです。お揃いの白い衣装を着た王子様とお姫様、沙丘を越え月明かりに浮かぶ二人のシルエット。ラクダに付けた金の鞍には金の瓶、銀の鞍には銀の瓶…と、なんともロマンチック。でも、どこにもお供の行列とは出てきません。供も付けず二人きりなのでしょうか?...童謡「月の沙漠」

  • ヴェルベッツ/愛しのラナと夢のお月様

    ポップスにのめり込み始めた頃、ラジオから流れていたザ・ヴェルベッツの「愛しのラナ」。ノリが良くOhLa-Lanaのファルセットが粋で大好きになりましたが、この曲アメリカではヴェルベッツ3枚目のシングルとして発売された「LAUGH」(1961年)のB面の曲だったそう。そのA面の曲「LAUGH」は、この時全米ポップ・チャートの最高90位止り。それが2年後の1963年、日本でA/B面を入替えて発売すると日本だけの大ヒットに。発売された時差から思うに、ボツのレコードの中から売れ筋を物色していた誰かラジオDJがこれを見つけ、アメリカではダメでも日本ではウケけるとプッシュしたのでしょう。こうした日本の独自のヒットや、同じくA/B面入替えでヒットした、ケーシー・リンデンの「悲しき16歳」など、日本人好みを的確に嗅ぎつけ...ヴェルベッツ/愛しのラナと夢のお月様

  • 嘆きのビンボー変じオリーブの首飾り

    オリーブの首飾りと言うと、70年代のポール・モーリアを代表するヒット曲の一つですが、あの頃は若いお嬢さんがエレクトーンで弾いたり、手品のBGMに使われて…なんて記憶があるのですが、手品のBGMに取り入れた最初は松旭斎すみえさんだったそうです。ポール・モーリアと言えば「恋は水色」で、これは全米ビルボードで68/02/10から5週連続№1と大ヒット。これはフランスの楽曲として唯一の全米№1ヒットだそう。もっともデル・ローマの名で書いた「愛のシャリオ」をペギー・マーチが「IWillFollowHim」としてカバーし、63年に№1となっていたので、彼としては2曲目の№1ヒットになるのでしょうけれど。「恋は水色」は日本でも大ヒット、広川あけみなどのカバー盤もそこそこ売れたはずで、その頃ムード・ミュージック(当時こう...嘆きのビンボー変じオリーブの首飾り

  • A&Mレコードの思い出

    レコード会社の設立間もない頃は、そこで扱う音楽が明確で、オーナーの個性から滲むそのカラーが魅力だったり苦手だったりするのですが、私にとって初期のA&Mレコードは前者で、お洒落な大人の音楽と言う感じでした。この会社は、ハーブ・アルバートとジェリー・モスが資金を折半し1962年に設立。二人の頭文字AとMからA&Mレコードとしたそうですが、そのジェリー・モスさんが先日16日に亡くなられたそうで、その思い出に残るアルバムの事を書いてみました。最初に気になったのがウェス・モンゴメリーの「ア・ディ・イン・ザ・ライフ」、これは何かラジオ番組の挿入歌に使われ、そのオクターブ奏法が新鮮で気にいり、弟がこの曲の入った4曲入コンパクト盤を買ってきたのですが、それも確かLPと同じジャケットだった記憶が。この口紅の付いたタバコの吸...A&Mレコードの思い出

  • ロビー・ロバートンとザ・バンド

    むかし、ヤマハの主催した音楽コンテストといえば、中島みゆきなどを輩出したポプ・コンが有名ですが、ポプ・コンのように全国大会につなげず、平行して地区(ヤマハの支店単位)で完結したバンド・コンテストもありました。東京ならカシオペアやサザン・オール・スターズ、シャネルズなどの、デビューのきっかけとなった「イースト・ウェスト」、関西なら8月を熱く盛り上げた「8.8ロックディ」、九州ならチェッカーズを輩出した「L.モーション」とか。そして北海道で開催されていたのが「ステージ・フライト」で、ステージで上がってしまうとは良いコンテスト名だな、とは思ったのですが、その頃はまだ、ザ・バンドの3枚目のアルバムのタイトルと一緒と言う事は知らなくて。先日のニュースによると、ザ・バンドを牽引したギタリスト、ロビー・ロバートソンさん...ロビー・ロバートンとザ・バンド

  • 歌姫/ジュディス・ダーラムさんへ

    男女混成のコーラスなら、P.P&Mからシンガーズ・アン・リミテッドまでいくつか思い浮かぶけど、私がよく調和した美しいハーモニーだなと感ずるのは、1番がカート・ベッチャーの結成したゴールド・ブライアーズ、次が僅差でザ・シーカーズかな。ただ前者がスタジオワークも駆使したコーラスらしいので、ライブではシーカーズが1番という事になるかな?コーラスにウンチク垂れる程の知識は無いのですが、素人の感想で。60年代初めのアメリカでのフォークソングのブーム、その様式がイギリスや日本でも真似られ、ギターを抱えた若者が多く出てきたのは、60~70年代青春の世代ならご存じの通りですが、その頃オーストラリアからイギリスに渡り、全英や全米、日本でもでヒットを飛ばし、オーストラリア初の世界的な人気グループになったのが、そのザ・シーカー...歌姫/ジュディス・ダーラムさんへ

  • 幾春別~石炭の時代は遠く…

    幾く春別れるか、良い名だなぁ…曲の依頼に来た倉橋ルイ子の話を聞いていた宇崎竜童が、彼女の出身地を聞いた時にそう漏らしたそうで、出来て来た曲が「幾春別の詩」。哀愁を帯びた曲は悪くは無いけど、地方から出て来て必死にシティ・ガールになりきろうとした娘、その裏返しの哀感みたいなものを感じさせる曲で人気の出た彼女には、やや民謡風にも聞こえるあの曲はちょっと合わないかな?と、当時は感じていたのですが。三笠市は炭鉱で有名な街でしたが、私には知合いも無く、特別な想いの無い場所でしたが、中級ジジィとなった今、昔栄えて北海道経済を支えてくれた炭鉱の事も、見て、知っておきたいと、例のノスタル爺が足を運ばせてくれ、三笠市幾春別へ。私にとって三笠は富良野や美瑛への通り道なので、市立博物館があるのは知っていたのですが、主に恐竜の展示...幾春別~石炭の時代は遠く…

  • 今年の夏は早いぞ 海の中の話ですが

    海の中の季節は、陸上に比べて1か月程度遅れて来ると言われます。そう、普段なら初夏?のはずの積丹の海の中、今年はもうお盆過ぎの海みたいで、20mラインでも22度という温かさ(?)は、ウェットスーツ大好きの私には嬉しい事で。この水温に誘われてか魚影も例年より濃く、ウマズラハギもいっぱい出て来ています。そして今年はリュウグウハゼの当たり年なのか、あちこちでオチビさん達の群れに遭遇しました。誰かちょっと交通整理お願い…という感じで。水温に誘われてか?普段は岩の隙間から顔だけ出している愛嬌者のフサギンポも、この日は珍しく海水浴(?)を楽しんでしました。(ライトが届かず済みません)それにしても人にビビる事無く、クリクリした眼でこちらを見て、いつも可愛い奴です。水深5~6mで群れているのはタナゴの仲間。ややスリムに見え...今年の夏は早いぞ海の中の話ですが

  • あいてくさい~北海道方言の歌

    北海道方言では今「なまら」が有名だけど、あれは方言じゃなく昭和30年代からヤンチャ系が使い始めた若者言葉じゃないのかな?私の父親世代が使っているのは聞いた事が無いし…私が育った太平洋岸はそうでも、内陸では普通に使っていたのかも知れませんが。明治の開拓当時は全国から様々な方言が持ち込まれ、当初は意思の疎通もままならなかったそうで、泥棒に入られた家が、隣りではなく離れた場所にある同郷の人の所に助けを求めて走った、などという話が伝わる位に。それが、漁が上手とか雪の生活に慣れているなど、そういった人達の仕事を見て習ってゆくうちに、その人たちのお国言葉を軸に、ピジン語(奴隷船言葉)的に北海道方言が出来ていったのだろうから、浜と内陸の言葉とでは違いがあって当然で、私の育った地域の漁師言葉(浜言葉)は、東北や北陸からの...あいてくさい~北海道方言の歌

  • この日のダイビングはウェットで

    週末は晴れマークのお天気、なら今年2回目のダイビングはウエット・スーツで行こうと、勇んで積丹半島の美国へ。波をけたて、宝島を横目に目的のビアノ岬まで。ところが付いたビアノの隠れ根は流れが急で、ここは諦めて引き返し宝島東のポイントへと変更。安全あってのお遊びですから。積丹町の宝島は、ハート形に見える島として知られていますが、あれは上空から見た時の話で、黄金岬の展望台に上っても左の写真のようにしか見えません。右の写真が島の裏側で、この窪みが上から見てハート形になるという訳です。※写真中央は積丹町観光協会HPより借用。さて潜ってみると透明度は7~8m透視度も12~3mでしょうか、まるで春濁りの海の様相でしたが、いつものこの辺りでの顔見知り達(?)は元気でした。深さ8mの所にヒラメ。さほど大きくなく、全長で35c...この日のダイビングはウェットで

  • 日本最大のビヤガーデンは明日から

    今日の札幌は28度近くまで気温が上がったみたいで、好きですこれ位の気温、散歩するにも最適…と言っても、湿気が少ない北海道だからそんな事を言ってられるのでしょうが。気温が高くなってくると噴水は嬉しいですね、大通公園には大きな噴水は4つあったかな?こちらは4丁目と3丁目の噴水です。公園には夏の花が一杯。各庭園の会社がメンツにかけ?芝生を彩ってくれています。花の組み合わせとか参考にしたいけれど、こんな大きな庭があるじゃなし、と今年もまた、どんな花が植わっているのかの確認は、スルーしてしまいましたが。西に進むと巨大テントが出現。そう、明日21日からは5丁目から8丁目まで、国内最大の?ビヤガーデンがオープンするのです。西10丁目、11丁目で開催の世界のビール広場と合わせると、その数は13000席あるそうで、これはわ...日本最大のビヤガーデンは明日から

  • ジェーン・バーキン/想い出のロックンローラー

    イギリス生まれの歌手であり、女優のジェーン・バーキンをご存じでしょうか?と言うか、私は歌手としての彼女しか知らないので、映画とかお好きな方は、私よりもっと良くご存じなのでしょうけれど。女性ヴォーカルと言えば、儚げなウィスパーリング・ヴォイスにはからきし弱い私ですので、彼女とかクロディーヌ・ロンジェ、パリス・シスターズとかは大好きで…と、そこが私の彼女への入口でした。彼女の3枚目のアルバムの中に「ExFanDesSixties」、邦題が「想い出のロックン・ローラー」という曲があり、これは60年代に活躍し、その後解散してしまったグループの名とか、遠くに旅立ってしまったミュージシャンへの想いを歌った歌で、中には多くの懐かしい名前が織り込まれています。60年代に夢中だったあなた、バーズ、ドアーズ、アニマルズ…どこ...ジェーン・バーキン/想い出のロックンローラー

  • 幌見峠のラベンダー

    今の時期、北海道をイメージする花と言えばラベンダー。一時途絶えたラベンダーを復活させ、有名にしたのは中富良野のファーム富田ですが、南フランス原産のラベンダーが日本で最初に栽培されたのは札幌だったそうです。1937年に曽田政治氏が、香料の原料として種子を手に入れ、札幌、北見、千葉、倉敷で試験栽培をした後、最も適してるとしたのが北海道で、そんな縁を活かしたか、札幌の幌見峠でのラベンダー復活栽培が始まったのは、1987年とそう昔の話では無いのですが。山の斜面を手入れした折に、必要最低限の木を残しているところが絵になります。そして曇っていた空が、この時間だけ青空をのぞかせてくれたのは嬉しいフォロー(?)ラベンダー園から見下ろすと、中央区~西区の街並みが綺麗に見えています。ラベンダー園が出来る以前からこの場所は、昔...幌見峠のラベンダー

  • ザ・ゲットー/メイヴィス・ステイプルズ

    私はゴスペルも好きですが、聞くのは主にカルテット・スタイルの男性ばかりで、女性はほぼ聞かないのですが、シャーリー・シーザーとメイヴィス・ステイプルズだけは別です。ローバック・スティプルズが息子パーヴィスと、娘二人とで結成したザ・ステイプル・シンガーズは、私好みのカルテット・スタイルでは無く、またローバックの弾くブルージー・ファンクとでも言うべきギターもあまり好みでは無かったのですが、60年代後半のスタックスへの移籍後はポップ・ゴスペル調になり、ソウルやロックの曲も多く取り入れて、メイヴィスのヴォーカルもグンと活きてきたように感じられ、その頃から彼女を聞くようになりました。この時代のアルバムで私が好きなのは「ソウル・フォーク・イン・アクション」で、収録曲ではオーティスの「ドック・オブ・ザ・ベイ」や、ザ・バン...ザ・ゲットー/メイヴィス・ステイプルズ

  • 今年初の積丹半島ダイビング

    この日の札幌は気温30度の予想、と言う事で久しぶりに海に向かう事に。去年最後に潜ったのが10月だから、この日はリフレッシュ・ダイビングみたいなものだね、と同じく今年初ダイビングとなるメンバー達と、水温高いはずの浅場を選んでエントリー。まずはアサヒアナハゼほか、おなじみの海のメンバーたちにご挨拶。砂地ではカレイの稚魚?と思わせる速さでやって来たのはヤドカリで、青春マンガの「待ってよ」「オホホ、つかまえてごらんなさい」と言ったかはともかく、喧嘩?とも思って見ていたのですが、どうやらラブ・ラブのシーン(交接)に出くわしたみたいです。砂地のあちこちにある大きな砂のモンブラン?は、ゴカイの仲間が砂の中から出したもの。そのモンブランにゆっくり近付いてくるのはウミウシ。サイズは15㎜くらいかな?仲間が教えてくれなかった...今年初の積丹半島ダイビング

  • 今年はじめての北大植物園

    久し振りに北海道大学の植物園に、というか、今年初めてなので、今年は黄色い水芭蕉も、フキタンポポも、ハンカチの木も、レブンアツモリソウも見なかったなぁと、これは出不精の反省ですが、その分今まで見た事なかったランも見られたのでまあ良いかぁ?と。キンセイランには"万太郎の心を震わせた"と説明がついていて、牧野富太郎をモデルにした朝ドラがあるのですね?絶滅危惧種Ⅱ類だというキンセイラン、東南アジアのケンランは初めて見ました。好きな高山植物の展示場所、ウスユキソウ以外は初めて見たような気が…とは、ただの私の健忘症かも知れませんが、春が早かったのと初めて7月初旬に来たのが幸いしたかな?普段は品種名だけ記憶していた私、この日は珍しく「科」まで読んで見ると、バラ科の花が意外に多い事を知り、臨時でバラ科特集で見て回りました...今年はじめての北大植物園

  • バラを見て思い出す歌

    小樽の某店にしか無いと思っていたダール・ラーメン、友人から厚別区でも食べられる店があるし、近くのバラ園も綺麗だから併せて見てきたら?と聞き、さっそく行って来ました。麺の話は別ブログで書くとして、バラ園はピークを過ぎた花もありますが全体はまだ見頃。バラは世界中で改良されてすごい種類がありそう。我が家にはバラを植える予定は無いのですが、レッド・メイディランド(下の写真右)の説明に「四季咲き」とか、「全ての枝に花を付ける多花性強健種」なんて説明を読むと、ちょっとバラも良いかな~などと思うのですが。こちらのような赤いバラを見ると少しばかり心がトキメキますが、今は真っ赤なバラを君に…なんてトシは過ぎたし、そんな年の頃(?)は人に花を贈る発想は無く、思えば花としてのバラとは、ほぼ無縁の生活だなぁ~と。ですから私とバラ...バラを見て思い出す歌

  • レ・ミラディス/ジャズ・ア・ゴーゴー

    10代の頃(60年代)はガール・ポップスも好きでした。アメリカのトイーズとかばかりでなく、シルビー・バルタンやマジョリー・ノエル、シャンタル・ゴヤなどのフレンチ・ポップスも時々日本のヒットパレードに登場したから知っていたけど、フレンチ・カナディアンとは初耳。それにしても彼女たちが歌う「ジャズ・ア・ゴーゴー」はすごい破壊力で、ジャケットから「こんなキュートなお嬢さん達が束になって来たら、ジジィにはまったく抗う術など無く…」なんて妄想も一気に砕け散ったのは、初めて聞いた時の感想。この曲のオリジナルがフランス・ギャル、というのも初めて知ったのですが、後追いで聞いた彼女の盤もバックのオルガンが粋で、オルガン好きには刺さったのですがこれは余談。こうしたジャズ・ポップ風の洒落た曲もあれば、ヒット・ポップスのカバーも素...レ・ミラディス/ジャズ・ア・ゴーゴー

  • ゴードン・ライトフット/朝の雨

    先に書いたホーボーズ・ソングで思い出したのが、60年代にも"今の時代の放浪者の歌"と言われた曲が結構あったと思います。が、残念ながら私は2曲しか思い浮かばなくて。その1曲がイアン&シルビアの「風は激しく」で、まさに季節雇いの労働者が歌われ、「強い風に波の高い海、良かった僕らの時は過ぎ、僕は仕事を求め行かなくてはならない…」そんな内容が美しいメロディに乗って印象的な曲でした。また、小僧だった私には、途中でブツっと切れたような終わり方も印象に残ったのですが。そしてもう1曲が、カナダを代表するシンガー・ソングライター、ゴードン・ライトフットの「朝(あした)の雨」で、これはP・P&Mなど多くの歌手に歌われていました。1ドル札を握りしめ、ポケットには砂だけが。故郷を遠く離れ恋人も失い、帰りたくとも金は無く、いま飛び...ゴードン・ライトフット/朝の雨

  • 海のクリーンアップ大作戦に参加

    ダイバーの端くれとして自然豊かな海で潜りたいし、海岸線も綺麗であってほしい。煙草のフィルターや、砂に埋まったペットボトルや空缶は見たくない。そして海はつながっているし。そこで今回初ですが、コープさっぽろが事務局の「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!」に、17日と21日の両日参加してきました。17日は石狩市の厚田海岸の清掃で、場所は港と朝市とに隣り合った厚田海浜プール。受付を済ませ、軍手と袋を受け取って、開会式を待つ間にやる気マンマンで砂浜を見ると、あれっ?拍子抜けするくらいキレイ。護岸がしっかり役目をはたしていると言う事かな?動くにはちょうど良い気温と曇り空の下、総勢330人(主催者発表)でやるとより綺麗になり、さあ、海水浴楽しみにしている子供達、準備出来ましたよ…と自己満足ですが。今日21日は、...海のクリーンアップ大作戦に参加

  • サイハイランが咲いていました

    1ヶ月ぶりに藻岩山ハイキング。この日は先月と逆回りにして、北側の慈恵会口から登り、南側の藻岩スキー場へと降りましたが、この南側と北側では植生が結構違う感じがします。下り始めたところで、北側では見かけなかったサイハイランが咲いていました。あ、もしかしてモイワランかも知れない!私は見るの初めて…と思い根元を見ると、しっかり葉が出ていたので、少しだけ…でしたが、でも嬉しい。モイワランは藻岩山で発見され、花はサイハイランとよく似るが、葉を持たず地面から直に茎が伸びるそうで一度見たいのですが、6月下旬が時期だからも一度チャレンジですかね?登りコースで見た植物、オオウバユリの蕾が大分膨らんで来て、エンレイソウの実もかなりふっくら体形(?)になっていて、熟して甘い香りを放つのもそう遠くないかな?子供の頃はよく森に入って...サイハイランが咲いていました

  • 昆布干しに「でめん」がいた頃

    6月に入るとともに、北方領土の貝殻島でコンブ漁が始まったというニュースがありましたが、冬から育ち始めたコンブの漁は夏が時期。私の故郷でも20日過ぎにはコンブ漁が始まり、浜一面に昆布を拡げる風景が見られるはず。今年のハマは、売り物にならないサイズのオオズワイガニが大量発生し、本来の漁に大きな被害が出ているとのこと。漁師さんにとっては何年か前のウニの全滅といい、天然被害はつき物とは言え悲しい事です。せめてコンブは豊漁であります様にと祈っています。さて、和食に欠かせない昆布の一大産地が北海道。上品な出汁の出る利尻昆布、濃厚な出汁が出る羅臼昆布(オニコンブ)、出汁にも煮物に向く道南の尾札部昆布(マコンブ)など、地域ごとに特色がありますが、競走馬と並ぶ郷土の誇りが日高昆布(ミツイシコンブ)です。※()内は学名柔らか...昆布干しに「でめん」がいた頃

  • ホーボーの子守唄、ほーぼーとでめん

    アメリカの古いフォークソングを聞くと、ホーボーという言葉が出てきますが、代表的なのが、Hobo'slullaby=邦題が「ホーボーの子守唄」とか「さすらい人の子守唄」=でしょうか?1930年代から50年代に活躍した歌手兼作曲家の、ゴーベル・リーブスの代表曲ですが、フォークの父ウディ・ガスリーや、その息子のアーロ・ガスリーが歌っていましたし、わりと新しい所ではエミルー・ハリスが歌っていて、ほかにも多くの人が歌っているようです。私はフェニックス・シンガーズで持っているのですが、買った時点で既に10年落ち位にもなる中古。調べると新譜で出たのは1963年、W・Bの版権を東芝が持っていた頃の物で、求めたサッポロリズムは、狸小路の南側で午後2時位からオヤジさんが一人でやっていて、今はもう無いのですが、いかにも中古レコ...ホーボーの子守唄、ほーぼーとでめん

  • クリンソウが咲いていました

    クリンソウですが、今年はヘタすると終わりかけかな?と、西岡水源地へ行ってみると咲いていた場所は2カ所ありましたが、どちらもごくごく控えめに咲いていてます。それでも無事咲いていて、私が来るのを待ってくれて(?)たのは、市内の平地に比べるとやや気温が低い場所というのもあるのでしょう。それにしても今年は気温の上がるのが早かったので、残っていてくれた事に感謝です。時期なのでエゾハルゼミがいっぱい鳴いています。セミの声がシャワーのように降りそそぐと言う例えがありますが、まさにそんな感じで"ヤギィ、ヤギィ"と、友達でも呼んでいる様な賑やかさは、どうしてあのサイズから?と、いつも思うのですが。そんな孤独にラブソングを歌っていたオスの所に所にメスが。惹かれ合うものがあったようでめでたく結婚。おめでとうございます、と立会人...クリンソウが咲いていました

  • オルガン サマーナイト コンサート

    昔のホールは、市民会館のような習い事のおさらい会から演歌ショーまで、多目的ホールが当たり前でしたが、40年程前の中新田バッハホールあたりから、音楽専用ホールが建つようになって、札幌にもパイプオルガンの設置されキタラが出来、こうして私のようなクラッシック門外漢にも、オルガンが身近になったのは大変ありがたい事です。この日はキタラの翌年に完成した横浜みなとみらいホールで、ホール・オルガニストを務める三浦はつさんが見え、バッハなどを聞かせてくれると言う事で楽しみ。普段このコンサートは14時の開演ですが、この日は19時の開演で、きっと初めて演奏するオルガンだから、予め考えていたレジストレーションを手直ししたりの時間が必要なんだろうな…と、勝手に想像していました。先だってのオルガン特別講義の学習成果?です。プログラム...オルガンサマーナイトコンサート

  • 簾舞の旧黒岩家住宅

    南区で水田を見せてもらった後、せっかく簾舞まで来たのだから、旧簾舞番屋=旧黒岩家住宅に寄ってみる事に。明治の初め、札幌と有珠(伊達市)を結ぶ「本願寺道路」の開通に伴い、宿泊者と休憩場所として建てられ、そこを預っていたのが黒岩家。新たな国道(230号線)が完成して役目を終え、それに伴う黒岩家の移築とともに、残されたこの場を解体・復元し、市の有形文化財とした建物です。入口右手に定山渓鉄道に関するグッツが多くあり、館長さん(?)に「どうぞ触ってみて下さい」とおっしゃっていただき、ご指示に従い?ベルを鳴らしてみたり、タブレットという円盤状の金属を入れる所を開けたりと、初体験をさせてもらいました。鉄道グッツに興味は無いのですが(すみません)、定山渓鉄道の最盛期の話とか、鉄路は簾舞から札幌駅まで通じていたが、「私らは...簾舞の旧黒岩家住宅

  • 札幌市内で見た水田

    北海道の米の生産量は全国2位、昔は量はとれるが食味は本州米に比べ劣り、一段下に見られ"やっかいどう米"とも揶揄されていましたが、今は品種改良が進み、量も質も伴うと評価されるのは嬉しい事で、もちろん我が家も"北海道米LOVE”です。札幌も昔は米作りも盛んで、今は住宅地になっている北区などに結構水田があったそうですが、今は見かける事が無く、たまに見てみたいと思い調べると、南区には何ヶ所かありそうという事で見に行ってきました。こちらは南区の簾舞(ミスマイ)で見かけた水田、ああ、子供の頃に返ったようで心安らぐ景色。こうした風景に癒されるのは、冬の半年間も緑に飢えていたからか?それとも、歳とともに自分の"ノスタル爺"体質が濃くなって来ているからか?私の故郷も子供の頃は僅かな田圃があって、田植えや草取りの手伝いをした...札幌市内で見た水田

  • 札幌北一条教会 昼やすみコンサート

    北一条教会にオルガンが入っている、と先日知ったばかりなのですが、嬉しい事に定期的に昼休みコンサートを行っているとの事で、青空に白が映える教会を訪ねて来ました。今日は興味深い事に、古楽器とのアンサンブルを聞かせてくれると言う事で楽しみ。オルガンは背面に設置されていて、コンサートの演奏者も見るには少しには首が痛いかな?なお写真は、演奏前なら結構ですよ、と言う事で撮らせていただきました。ホームページで拝見すると、ビルダーはP.P.Koeberleとあり、1979年に奉献され、ケース制作はクロダオルガン㈱とあります。前身はチャーチモデルの電子オルガンを作っていたクロダトーンですね、コンソール部分は三段マニュアルの電子オルガン「3C-1」と似ている気がします…と言っても写真でしか見た事が無いのですが、クロダオルガン...札幌北一条教会昼やすみコンサート

  • 第四回 さっぽろ落語祭り

    落語は半可通のくせして私は、落語は寄席で聞くのが良いな、ホール落語はちょっと…などと、しばらく寄席にも行けてないくせに、聞いた風な口をきいていますが。今回は、聞いてみたかった兼好を筆頭に三三、鯉昇に一之輔と豪華メンバーなので楽しみ!と言う事で、第四回のさっぽろ祭に落語祭りに行って来ました。会場のある創生スクエアは知っていたけど、普段は文化と無縁の暮しなので、ホールに入るのは初めて。一階フロアには結構な人がいて、多くはホールに行く人達の様子。ホール内は人がギッシリ、3~4階はクローズの様だけど、1500位入っているかな?これは落語を聞く環境じゃ無いなと思いながらも、寄席の無い札幌でも以外に多くの落語ファンがいるのはちょっと嬉しい、人気者が集まったからとはいえ…って、自分もその一人だけど。ハナは一番聞きたかっ...第四回さっぽろ落語祭り

  • 初夏の花を探しに藻岩山

    知事公館のホオノキ、花がもう終わりかけだったので、藻岩山ならまだ見る事が出来るか?そうだ、まだ藻岩山ではミドリニリンソウを見た事が無いから、それも併せて探して見ようと、今年初めての藻岩山へ。(ミドリニリンソウは藻岩山で最初に発見されたのだそうです)今回も登りは南側のスキー場入口から、頂上~二股~北側の慈恵会病院へと降りるコース。登山口から五合目まで40分以上かかってしまいました。もうジジィだからそんなには呑めねぇよ、昔は一升近く呑めたけど、今はせいぜい二号半が限度で…って、何の話だっけ?そうそう酒の話、私の田舎ではオヤジ達が五合の事を「ゴンゴ」と言ってたな、「あいつは酒の一升ゴンゴも喰らってケロッとしてるから敵わない」なんて話してたっけ。-閑話休題-途中で見かけたタラの木、芽が折られて下がっていて、悪戯半...初夏の花を探しに藻岩山

  • 知事公館から永山邸へとぶらり

    6月も近いし、ホオノキの花が咲いている頃かな?手直に街の中で見られるのは知事公館の庭と思い行ってみましたが、残念ながら見頃は終わり、花びらが茶色く変色していました。桜と言い野の花と言い、今年は季節がとても早く来た事を忘れていました。つい先月の事なのに…ただの健忘症?と思いたいのですが、困ったもので。天気は良いから散歩に切り替え、北一条の通りを東に進むと北一条教会(プロテスタント教会)。ここは入った事無いのですが、オルガンが設置されており、時々昼休みコンサートも催されるそうなので、今度聞きに来てみなくては。西2丁目まで歩いて来ると、お馴染み札幌市のシンボル時計台。明治時代には札幌農学校があり、その頃はランドマークだったのが、今やすっかりビルに囲まれ、日本三大ガッかりの一つなどと言われますが、私達は"時計台の...知事公館から永山邸へとぶらり

  • キタラ パイプオルガン特別講義

    この日は音楽の見聞を拡げるため(?)、音楽ホールキタラに。キタラと、音楽学科を持つ札幌大谷大学との連携事業で、「パイプオルガンにおける表現方法」と題した特別講義があり、80名の限定ですが、一般の席も用意されたので聴講してきました。講師は、先月のスプリング・コンサートで、バッハやスウェーリンクを聴かせていただいた吉村怜子さんで、彼女はキタラのオルガン・スクールで3年学んだ後、東京藝術大学、フランスの国立音楽院で学ばれたキャリアだそうで、どんな話が伺えるか楽しみにしていました。講義はオルガンの歴史から始まり、音の出る仕組みとパイプの話、あの複雑な演奏台の話、タッチとリリース、アーティキュレーションについて、興味のあったレジストレーションについてなど、演奏を交えながら、門外漢にもわかりやすい、たくさんの興味深い...キタラパイプオルガン特別講義

  • ガイ・クラーク/オールド・タイム・フィーリング

    爺さんが70の頃からの友達だったんだ、俺はまだ小さかったけれど。若造になった頃にはバーに連れて行ってくれたり、ビール飲んで、飲んだ時どう運転するかを教えてくれたり…爺さんが亡くなる前も会いに行って、二人で思い出話をした、目を閉じて。爺さんは「もうすぐ待っている汽車が来る時間だ」と、ちょうど汽車を待つ無法者のように。70年代の名作、「汽車を待つ無法者のように=DesperadosWaitingForTheTrain」を歌ったのは、ガイ・クラーク。曲の話は昨年書きましたが、今回はそのアルバムに付いてです。前回と重複しますが、この曲は先に吹き込んでいたリタ・クーリッジや、ジェリー・ジェフ・ウォーカー(以下J.JJと略す)からだが、本人最初のアルバムが出たのは76年(日本盤)のこと。美声と言う訳では無いけれど、"...ガイ・クラーク/オールド・タイム・フィーリング

  • 6枚の花びらのエンレイソウ

    一日曇りの予報が割と良い天気、こんなハズレに感謝して西岡水源地に行ってみました。ここは札幌周辺で見られる植物が適当にばらけ、特にどの花の群生地ではないので、特にお目当ては無く散歩していると、シロバナエンレイソウが咲いていたので、カメラに納めていると、一輪だけ花びらが6枚あるものを見つけました。普通のもの(写真左)より倍あるわけだから、少し窮屈そうで花びらも心なし細く見えます。四葉のクローバーを見ると幸運が、なんて言いますがそれは大概よく探すと見つかる程度のレアなのですが、私はこれは初めて見ました。普段の観察不足もあるのでしょうけれど。いや~エンレイソウにも傾奇者っているのですね!何かいいこと訪れるかな?楽しみです。こちらは普通のエンレイソウで実はうす緑ですが、実が黒いものもあって、細かな名前が違う場合もあ...6枚の花びらのエンレイソウ

  • スペンサー・ウィギンス/Love Works That Way

    またまた半世紀も前の音楽の話ですが、70年代初めに出合ったサザン・ソウルはしばらく夢中になって聞き、雑誌SOULONを教科書にどんどん深みにはまって、小遣い乏しい中で輸入盤も漁り、探し求めたのがゴールド・ワックスというレーベルのレコード。メンフィスにあったこのレーベルは、とてもマイナーで活動期間も7年間程度と短く、配給をベルというこれまた小さな会社が担当し、入手が難しい会社だったので、当時この会社で一番知名度のあったジェームス・カーのLPが、輸入盤専門店で2.4万で並んでいて、当時の私の月給の半分近くだったかな?とても手が出せなかった記憶がありますが。悶々としていた時に光明が見えたのは、ヴィヴィット・コーポレーションという日本のマイナーレーベルが立ち上がり、この会社がそのゴールド・ワックスの国内発売を開始...スペンサー・ウィギンス/LoveWorksThatWay

  • 松前の桜を見てきました

    早くも八十八夜が過ぎましたが、札幌の季節感は本州と1ヶ月ほどズレます…例年は。でも、今年はせいぜい半月ズレと思わせる春の速さで、このまま行くと今年の真夏日は20日間以上はあるかも?海が好きな私はそれでも良いのですが、あまり気温が高く、農作物の育成に支障があってもそれは困るのですが。いつものG・Wは帰省し、山菜採りや五分咲きの桜を見る(私の田舎=太平洋岸は遅い)のですが、今回は道南方面の桜を見てみようと、早くからバスツアーに申込みをしました。例年なら一番見頃を押えたはずが、今年の異常な開花の速さなので、葉桜は覚悟はしていたのですが、松前の桜は待っていてくれました。と言うか早咲き・中咲き・遅咲きと揃っているので、ソメイヨシノは終わっていても大丈夫なのです。ステレオタイプな見かたですが、城には桜が似合う気がしま...松前の桜を見てきました

  • リタ・クーリッジ/愛を知りとき

    いつものようにレコードを漁っていた70年代初め、店頭で流れてくる「愛を知りしとき」が気になり、スタッフさんに誰の歌か聞いた所「リタ・クーリッジです」と。名前は知っていましたが、当時まだレオン・ラッセルやデラニー&ボニーなどのサザン・ロックには興味が無く、リタ・クーリッジもそんな一派のあの娘ね?と思っていました。レオン・ラッセルに「デルタ・レディ」と歌われた彼女、デルタの意味が地形の事では無いらしい…と知り、レオン・ラッセルにも少し興味が湧いたのはその後の事ですが。その時流れていたアルバムが「フル・ムーン」で、これはクリス・クリストファーソンとのデュエットアルバムで、クリスもあまり得意ではない私はちょっと躊躇しましたが、続いて流れて来た「愛のひととき」なども気にいったので結局購入。帰ってからじっくり聞くと、...リタ・クーリッジ/愛を知りとき

  • 星置緑地の春はもう過ぎた?

    早春の水辺が好きで、いつも春探しに行く手稲区の星置緑地ですが、今年は訪れるのが遅かったのか、春が来るのが早かったのか?その両方なんですが、もはや春探しという感じでは無くなっていました。ミズバショウは葉が茂り苞が落ち、エゾノリュウキンカはまだ頑張っていますが茎丈が伸び、タネツケバナの花も咲き、種の植え付け時期となっているから当然ですが。北海道のキクザキイチゲ、普通は白ですが、本州では紫が一般的だそうで、ここではその"本州仕様"が見られるので探したのですが、もう花びらの落ちかけた二輪しか見つからず、昨年この場所で写した花(右)は全て終ったようです。 その代わりに、元気になって来ているのがエンレイソウです。こちらがオーソドックスなエンレイソウで、この雄蕊に包まれた部分が甘く熟すと秋というわけです。いまから秋の心...星置緑地の春はもう過ぎた?

  • 桜が咲いたから次は梅?

    俗曲に"梅は咲いたか桜はまだかいな"とありますが、北海道の梅はどうしたことか毎年桜の後塵を拝しているのです。今年もまた開花宣言は桜の後でした。ブラキストン・ラインを超えると木の性格(?)まで変るのでしょうかねぇ。今日は晴れの一日で明日は崩れる予報なので、何年かぶりに平岡公園の梅林を見に行って来ました。平日の午前中と言う事で、私と同世代が目立ちますが、皆さん足腰が丈夫なうちはたくさん歩いて、たくさん楽しんで、回りに煙たがられるくらい長生きをしましょうね…嫌われているのは私だけでしょうけど。公園ホームページによると、ここには1200本からの梅が植えられていて、豊後性の紅梅種と白梅種が4対6だそうですが、濃いピンク、淡いピンクと今まさに見頃と言ったところです。ここにはプラムとスモモも植えられていて、その花は真っ...桜が咲いたから次は梅?

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