今回は、機械語ローダについてです。機械語ローダとは、紙テープに打たれたプログラムをメモリに書き込むプログラムです。古いコンピュータは、搭載メモリが少ないため、OSなしのベアメタルで運用されていました。有名なところでは、世界で最初のプログラム内蔵式コンピュータであるEDSACのイニシャル・プログラム・ローダや、東大のパラメトロん計算機のPC1の和田英一さんのプログラムなどがあります。木村泉先生追悼文集別冊3の最後尾のセクションは、小さなローダについてです。作者は、当時、木村先生の研究室に在籍した久野靖氏と思います、この文集には、久野さんが2名関係しているので、確定できません)こんな感じでOHPが3枚掲載されています。このプログラムは、前回紹介したローダ語で書かれているので、これをメモリに格納するには、メモリ...PiDP-11を使うその21小さな機械語ローダの巻