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2022/05/14

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  • 【コンサル物語】会計士誕生の歴史③〜文学作品に登場する会計士〜

    19世紀のイギリスで生まれた会計士という職業。産業の発展を支える将来性のある職業ではありましたがまだまだ地位は低く、国のお墨付き(勅許)を得て地位向上を目指そうと当時の会計士達は奮闘していました。前回は歴史書などから会計士の評判をご紹介しましたが、今回は目線をもっと身近にして、当時の文学作品に登場する会計士から世間一般の認識に迫ってみたいと思います。 最初にご紹介するのは、多くの方がご存じの探偵小説の名作『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズです。ホームズシリーズで描かれている時代は19世紀後半のロンドンが中心ですので、まさにコンサル物語の題材にふさわしい文学作品です。 ホ

  • 【コンサル物語】会計士誕生の歴史②〜19世紀会計士の評判〜

    19世紀イギリス産業が置かれた状況から必要に迫られて誕生した会計士という職業。今の日本人からすると会計士は立派な職業の一つであることに異を唱える人は少ないでしょう。しかも最難関の一つと言われる国家試験を突破しないと名乗ることができない職業であり、選ばれた人が就けるものです。ところが19世紀の会計士の扱いは必ずしもそうではなかったようです。 19世紀のイギリスでは会計士に向けられる視線は冷ややかなものでした。当時の会計士を評した言葉をいくつかご紹介すると、「会計士という言葉はいかがわしい職業に携わる人々が良く使う言葉だ」、「会計士は自分の行動に責任をもたない人間」、「会計士と呼ばれ

  • 【コンサル物語】Big4を作った男達①〜19世紀イギリス〜

    今でこそBig4コンサルとしてコンサルティング業界で確固たる地位を築いているBig4各社(Deloitte・PWC・EY・KPMG)ですが、会社としての始まりをたどっていくと19世紀のイギリスにさかのぼることになります。この時代に会計士という職業が誕生し、ロンドン市街に構えたいくつかの個人事務所は、後々数十万人を抱える巨大組織(Big4)へと成長していきます。そこで数回に渡り、19世紀のイギリスで会計士が誕生した背景や当時の会計士の実態を紐解くことでBig4が誕生した歴史に迫りたいと思います。 そもそも19世紀イギリスとはどのような時代だったのでしょうか。イギリス史、会計史に関す

  • 【コンサル物語】アイビーリーグエリートと嫌われ者の自信家

    多くは19世紀(1800年代)半ばに起源をもつBig4の各会計事務所(Deloitte・PWC・EY・KPMG)ですが、コンサル物語は2つの会計事務所のアメリカでの歴史を中心に進めていきます。プライス・ウォーターハウス・クーパース(PWC)とアーサー・アンダーセン(Arthur Andersen)です。なぜこの2社なのか、この2社の歴史を書くことにどのような意味があるのか少し補足しておきます。 1つは、この2社がBig4会計事務所とそのコンサルティング事業におけるキープレーヤーだということです。プライス・ウォーターハウス・クーパースは、19世紀半ばのロンドンで設立されたプライス・

  • 【コンサル物語】Big4会計事務所

    コンサル業界で仕事をしていたり、コンサル業界への就職や転職を考えている方は、Big4会計事務所やBig4コンサルがどういうものか大体想像がつくと思います。でもそういった人は非常に限られた範囲の方々で、多くの人にとっては、Big4?グローバル会計事務所?というのが普通ではないでしょうか。また、なぜ会計事務所が経営コンサルで幅を利かせているのかもよく分からないのではないでしょうか。Big4の歴史を紐解く前にBig4会計事務所について簡単に触れておきたいと思います。 Big4は19世紀半ば頃にロンドンを中心に誕生した歴史をもつグローバル会計事務所です。今では実態は一つの会社ではなく、各

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