予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
なまじ頭の良い人は、優秀さ故に役人に騙されやすい。そして、ほぼ間違いなく役人に騙されると予測できるのが、石破・新自民党総裁であろう。この方、間違いなく頭が良いのだが、どちらかといえば勉強秀才に近い。教科書で習ったことを絶対的な真実だと思い込む傾向が強い。だから同様に頭の良い霞が関のエリート官僚様が作成された報告書を鵜呑みにする。もっと言えば、現場感覚が欠如しているため、同じように下級官僚からの報告書をもとに政策を立案する官僚たちと相性が良い。私は石破氏がマスコミ相手に懇切丁寧に説明をしている場面を見たことはあるが、有権者の中に入って酒を飲み交わして、支持者の本音を訊き出すような場面を見たことがない。これは同じ自民党の政治家や党員に対しても同様なようで、人々の本音を聞くよりも、良く出来た官僚の作文に頼り勝ち...新・自民党総裁に望むこと
静岡県深南部の山々を登った人は案外と少ないと思う。通称南アルプスと云われる赤石山脈を南下すると最終的には太平洋に出るのだが、静岡県側の山々は標高が低く、また藪も濃いためあまり人気がある山域ではない。ところが私の母校のWV部は、この地味な山域の藪山を好んで登っていた。標高が低いわりに難易度が高い山が多いため、二年生を次期リーダーに育成するための合宿に適切であったからである。おかげで私はこの山域で散々な目に遭っている。上級生のいじわるな監視のもとリーダーを務めるわけだが、緊張するせいかまともに判断ができない。連日連夜ほぼ徹夜に近い反省会もあり、肉体よりも頭が疲れ切ってミスを連発してしまう。初冬の山は水が少なく、一人最低4リットルは持つ。リーダーともなれば、更に上積みされるので、背負う重さは40キロを軽く超える...林道の事故
カッポン、カッポンと音が聞こえる。怪力レスラーとして知られていた豊登がリング上で行うパフォーマンスである。両腕を胸の前で交差させるだけなのだが、異様に太い腕と、分厚い胸板が生じさせる常人では真似できぬパフォーマンスであった。角界出身で、プロレス入りしてからは力道山のタッグパートナーとして名高かったのが豊登であった。温厚な性格で後輩虐めなどとも無縁で、多くのレスラーから慕われた。ただしどうしようもない悪癖があった。ほぼ不治の病といって良いほどのギャンブル狂いであった。とにかく手に届くところに金があればひっつかんで賭場、競馬場、競輪場、パチンコ屋などに通った。どうも角界に居た頃からのギャンブル狂いであり、プロレス入りしてからは、更に狂人といって良いほどにギャンブル狂いが加速した。ギャンブル以外では、むしろ温厚...プロレスってさ豊登
まだ終わっちゃいない、終わらしてはいけない。旭川市の虐め死事件で、ようやく再調査委員会が7件のいじめを認定した。もう過去のことだと忘れたい方もいるだろう。それだけ陰惨な事件であった。だが、勘違いしてはいけない。これは終わりではなく、始まりでなければならない。そもそも子供を死に追いやるような残酷な所業を「いじめ」なんて軽い言葉で報じるべきではない。では何故に「いじめ」などと評して印象を軽くしようとするかといえば、一つには子供を守るという名目で、問題が教職員の人事考課に悪影響を及ぼさないようにすることを第一に考える役人独特の減点考課システムがある。かつての同僚や若い教職員の未来を考えて、極力問題を大きくしないための方便が「いじめ」という用語である。あくまで学校内での子供同士のトラブルに過ぎないとして、外部の一...旭川市いじめ再調査委員会発表
今回の記事は本当は書きたくない。だって不愉快だから。岸田の政権放り出しを受けて次期自民党総裁を決める選挙が近々行われる。マスコミなどの報道では小泉進次郎が優勢らしい。ところが余りの頭の悪さに支援者が離れていくとも報道されている。替わってトップに躍り出たのが、党内人望皆無の石破である。よほどタカ派のイメージを払拭したいのか、マスコミ様に対して丁寧な語り口で、シナやコリアに堂々媚びるハト派を演じている。あくまで私見だが、この人自分が正しいことを言っているのだから、それに従うのが正義だと思い込もうとしている無自覚独裁者の気質が強い気がする。だから党内で孤立している。本来自民党総裁は党内の支持を十分に得ることが必要不可欠である。しかし石破はあまりに人望がない。それゆえ長老議員たちが支持を要件にコントロールしようと...次の自民党総裁
広島というと我々が思うのは、原爆投下の街であることと、広島カープの本拠地であることだろう。サッカーファンの私としてはJリーグの優良チームであるサンフレッチェ広島も忘れずにいて欲しいと思いますが、まだまだ歴史が足りないことも分かります。でも、それとは別に忘れずに覚えておいて欲しいのが、広島は水害対策に一世紀以上かけている河の街であることです。元々広島は急峻な山地より太田川が瀬戸内海に流れ込む三角州であった。そこに戦国時代、名将と名高い毛利元就が複数の川に囲まれた城を築いたことが始まりであった。三角州を利用した城は防御に向いていたが、反面城下町は度々水害に悩まされた。それは江戸時代に幾度となく改修工事を行っても水害は無くならず、明治時代に入ってから太田川の一部を大きく掘り広げて放水路を作る計画が立てられた。し...太田川
日本のマスコミが報じていることとは違うが、私はウクライナ戦争はロシアの勝利で終わると予測している。正直、停戦で済ませるには遅すぎる。いくら欧米がウクライナを支援しようと、アフリカやイスラム諸国からも支援を受けるロシアの耐久力には敵わないと思う。既にウクライナは成人男子の兵士が不足している。それどころか若い世代ほど国外に逃亡している。一方、ロシアは囚人などを兵士に徴発し、国外から傭兵を集め、挙句に反ロシア感情の強い地域から強制的に兵をかき集めてウクライナ戦争の最前線に送り込む。まだ正規のロシア兵は十分ではないが、ある程度残してある。しかも、老朽化した兵器は使い切り、今後はこの戦争で得たノウハウを活用した新兵器により軍事力の増強を図れる。反ロシア感情の強い人は最前線に送り込んで戦死させる。ウクライナの地は、ロ...ウクライナ戦争の行方
新参者はつらい。サッカーの世界では、長い間日本は無名であった。特にワールドカップ大会においては、フランス大会までまったく知られていなかった。実はチャンスはあった。フランス人のルメールがサッカーの世界大会を企画した20世紀初頭、日本にも招待状を送っている。しかし世界大恐慌による経済不況が、チームを送ることを断念せざるを得なかった。これが後々にまで祟るとは、日本人の誰も予想していなかった。なぜなら20世紀初頭の頃までは、オリンピックこそが最大のスポーツの祭典であったからだ。そして20世紀初頭において、サッカーは必ずしも世界的な人気を得ていた訳ではない。サッカーが世界的な人気を得たのはブラジルの英雄ペレのおかげである。ご存知の通りペレは黒人系のブラジル人であった。だからこそ第三社会(アラブ、アフリカ、南米、中南...サッカーのTV中継
私は投資をほぼやらない。やるとしたら自己投資のための勉強会、講習会への参加くらいだ。広い意味では読書もそうだし、ドキュメンタリーを視ることも含めて良いとも考えている。逆に絶対にやらないと決めているのは、証券会社や銀行、郵便局などが薦める金融商品への投資である。その中でも一番記憶に残っているのがグローバルソブリン、通称グロソブである。相当なヒット商品であり、儲けた人もかなり居ることは承知している。私も随分と勧められたものだ。だが、私にはどうにも納得できないものであった。確かに毎月の配当は嬉しい。でも、なんで毎年管理手数料を払う必要があるのか。いや、儲けさせてもらう以上、ある程度の手数料を払うのは当然だ。しかし、利益を出していない時、つまり配当が特別分配金という名の原資の払い戻しの場合でも手数料を払うのが納得...投資なんか、おやめなさい萩原博子
選挙はどこの国でも厄介な問題を引き起こす。新日鉄によるUSスチールの買収が暗礁に乗り上げている。実に馬鹿らしい限りである。反対しているのは、全米鉄鋼労働者組合であり、彼らの組織票による政治への影響力は無視できないと考える政治家は多い。実際、バイデンはもとより今回の大統領選挙の候補者二人とも反対の声明を出している。鉄鋼業は国の産業の基本であり、アメリカの大衆の心に訴えるものがあるのだろう。しかし、そのUSスチールを荒廃させたのは、他ならぬアメリカの投資家たちである。施設の老朽化を知りながら敢えて無視して配当に回す決議を支持したのは、アメリカの機関投資家たちである。その結果としてUSスチールは企業として立ち行かなくなり、救済の意味で新日鉄が買収に乗り出したのが実態だ。もちろん新日鉄はボランティアで買収に乗り出...USスティールの買収
さすがに驚いた。ワールドカップ大会アジア最終予選の第二戦は、アウェイでのバーレーン戦である。バーレーンは難敵なので、この試合は見逃せないと思い、21時に就寝して25時起床してネットでの観戦である。結果は既報のとおり5-0の圧勝である。初戦の中国戦に続く大量得点には呆れたが、実際試合を観ていた人は分かると思うが前半は激戦であった。もし上田のPKでの先制点がなかったら、引き分けもしくは敗戦も考えられるほど前半戦は苛烈であった。でもあの暑さの中での激戦であるから、あのペースで試合が進む訳がないと思っていた。案の定、後半は勢いが減じたバーレーンの隙をつく形で4得点である。でも闘志を失わないバーレーンの選手は疲労からプレーがラフになり、反則気味のプレーが増えた。特に伊東に蟹ばさみを掛けるような形になったプレーは本当...ロングパス
どちらかといえば、過去に囚われるのは男の方が多い気がする。私は過去を悔いるのが嫌いな性分で、過去の失態、醜態を可能な限り忘れるようにしていた。幸か不幸か、私の人生は毀誉褒貶が激しく、いちいち過去を悔いている暇はなかった。いや、現在の悩み、未来への不安が大きすぎて過去を省みる余裕がなかったのが実態に近い。で、人生の終盤に入り、多少余裕も出てきた今頃になって何故に貴女は私の夢に出てくる。私としては忘れたはずの記憶であり、思い出す動機もない。なのに夢に出てきて話しかけてくる、あの得意な科白で。「うぅ~ん、いいじゃない」甘えているのか、それにしては強引なあの科白で私を振り回した。不快になるには心地よすぎる甘い科白であり、怒るほどにはなれない程度の強引さ。まだ十代前半の未熟な私はどれほど困惑したことか。今だから分か...看守眼横山秀夫
この店、いつまで楽しめるだろうか。それが心配だ。神田の街に越してきて一年以上経つと、だいぶ勝手が分かってくる。仕事については、別段問題はない。やはり最大の問題は昼飯をどうするかであろう。30年以上銀座の街で仕事をしてきた私からすると、正直多少の不満はある。例えばお昼の定番である「刺身定食」である。はっきり言ってメインの刺身そのものには、銀座であろうと神田であろうとほとんど差はない。いや、店にもよるが、何軒かの割烹料亭は銀座と変わらぬクオリティだと思っている。しかし明確に差が出るのが副菜というか、小鉢である。あくまで今のところだが、これは銀座の圧勝だと言わざるを得ない。想像だけど、これは店の質とか、料理人の技量ではなく、舌の肥えた銀座の客層に鍛えられたが故の差だと思う。銀座雀は足が速い。味が落ちたと思ったら...鯖味噌
私が大学生の頃、若い女性のタレント、いわゆるアイドルの全盛期を支えた82年組がいた。中森明菜、早見優、石川秀美、堀ちえみ、松本伊代、そして小泉今日子は粒ぞろいのアイドルであったと思う。正直、あの頃はTV画面の向こうでほほ笑んでいるアイドルよりも、手を伸ばせば抱きしめられる女性の方に夢中であったので、アイドルにはあまり関心はなかった。もっとも、それを気取っていると彼女に説教されていたのだから、女心とはよく分からんと心の中でぼやいていた。ただ、歌の上手いアイドルは別格で、松田聖子や中森明菜はLPを買って良く聴いていた。カセットテープに録音して良くドライブの際に流していた。どちらかといえば、ニューミュージックの方が良く聴いていたと思うが、アイドル歌謡だって馬鹿にしてはいなかった。アイドルは特に好きでもなかったが...小賢しい
言論の自由くらい濫用される自由はないと思う。あまり新聞やTVは報道しないようだが、埼玉県川口市ではクルド人たちが引き起こす迷惑行為が問題になっている。元々川口市周辺は下請けの町工場が多く、しかも高齢化が進んだために外国人労働者を違法合法を問わず受け入れていた。もう30年以上になるはずで、そうなると日本生まれの外国人たちも出てきて、若い労働者として活躍していた。日本国籍を取る者もいたが、大半は母国へ一時帰国した際に母国の国籍をとることが多い。ところが、ここで厄介なのはクルド人である。多くはトルコやイランの山岳地帯に住むのだが、5千万人を超す民族であるにも関わらず自分たちの国を持てずにいた。オスマン帝国時代は自治区があったようだが、現在はトルコでもイランでもそれぞれの国の少数民族として扱われている。厄介なのは...自由の濫用
主人公、どこいった。ほぼ二年ぶりで出された単行本である。通例だとこの後、週刊少年ジャンプで連載が再開されるはずだ。それはそれで嬉しいが、主人公のゴンはどこいった。まだクジラ島にいるのかな。いや、ゴンだけじゃない。キルアも出ない。前巻まで活躍していたクラピカもレオリオもいない。まぁヒソカや幻影旅団とヤクザ3組との絡みは面白いから良いけど。雑誌連載中も思っていたが、最近のハンターは挿絵過剰のライトノベルかと言いたくなるほど文章や科白が多い。正直鬱陶しいほどに文章だらけの漫画であり、熟読しないと物語が分からない煩雑さもあるのだけれど・・・・悔しいことに面白い。4日発売なのだが、私は三日の夜には入手していた。そして今日までに2回読み直している。2年近くも待たせやがって、この野郎との気持ちは確かにあるのだが、やはり...HUNTER×HUNTER第38巻冨樫義博
不確定な情報なのだが、相当にきな臭いと思っている。シナのプーさんが表に出てこなくなって一か月以上かかる。最後に登場したのは、ベトナム首脳との会談の席であるようだが、それは7月のことだ。遂には8月いっぱい表に出ることはなかった。その間、シナは決して平穏であった訳ではない。フィリピンとの領有権問題で揺れる海域での確信犯的な衝突事件、日本領空への侵犯など話題に事欠かない国ではある。例によって外交担当のシナ人たちが偉そうに抗弁してきたが、肝心のプーさん出てきやしない。だいたいこの国は政府による情報統制が厳しい国ではある。だがSNS上にプーさんの脳梗塞説やら政権内部でのクーデター騒ぎの噂が漏れ伝わってくる。まったくもって怪しい。大体において、この国は公的な情報が当てにならない。かつての大学掲示板が自由の砦となって西...雲隠れしたプーさん
フレンチの老舗が閉店した。かつて銀座といえばフレンチ料理の名店がしのぎを削っている最前線であった。銀座の街で30年働いていたが、師匠のS先生がお年に似合わず洋食好きであったので、フレンチ料理の名店によくご相伴させて頂いた。まだバブルの残照色濃かった時代であり、マキシム、レカン、資生堂パーラー、木村屋本店、大石などの名店の味を堪能したものだ。ただ値段的なものもあり、プライベートで行くことは稀であった。でも、数店は私的に楽しませてもらった。そんな店の一つに、電通通りの一本奥にある老舗のフレンチ料理店であるエスコフィエがある。戦後初のフレンチ料理店であり、私が初めて行ったのは創立55年の時の記念メニューが出ていた時だ。私が気に入っていたのは、シンプルにして豪勢であったからだ。当時流行のお店は、少量のメニューを複...老舗の閉店
立場が違えば、考え方も違って当然だ。毎年終戦に日になると、各地で反戦集会などが開かれる。なかでも広島と長崎が有名だ。特に原爆記念館とか平和祈念館の原爆被害を展示している施設は、その中心的な役割を果たしている。この地を訪れる観光客の大半は、原爆被災の恐ろしさを学び、改めて平和を守ることの大切さを脳裏に刻む。それは日本人であろうと外国人であろうと変わりはないはず。・・・概ね、そうだろうと思う。だが平和を期待する方々の考えが全てであるはずもない。とある半島の独裁者様や、砂漠の王侯貴族様からすれば、このような悲惨な結果をもたらす原爆があれば、自分たちの権力基盤は安泰だと考えていることは確実だ。国民が飢え死にしてもかまわないが、自分たちの優雅な生活が揺るがされるのは許せない。人権とか自由を圧しつてけてくる西側諸国な...原爆が欲しい
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予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴
1980年代後半、私は病院と自宅を往復するだけの人生を送っていた。たまに入院もしていたが、家で巣篭りというか引きこもっていることが多かった。時間はいくらでもあったが、体力がなかった。それなりに衰弱もしていたが、なによりも免疫力が低く、人込みなんて怖くていけなかった。なにせ電車に乗っていて同じ車両に咳をする人がいれば、その日の夕方には感染して発熱して寝込んでいたほどだ。サッカー部の部員と間違えられるほど太かった大腿筋は痩せ細り、上半身は骨と皮。別にマッチョ願望はなかったが、長年の闘病生活で病み衰えた身体は私の劣等感そのものだった。だからこそだと思うのだけど、この頃はけっこうマッチョな俳優が主演する映画を良く観ていた。ただ風邪などの感染症が怖かったので、映画館には行かず、もっぱらレンタルビデオ屋で借りて自宅の...プレデター
昨今、日本中で多発する熊による被害を拡大したいのが日本政府だ。ヒグマはもちろん、一回り小型のツキノワグマでさえ拳銃や散弾銃では倒せない。必然的にクマを狩る場合に使用するのはライフル銃かハーフライフル銃となる。ところが今年になり、ライフル銃及びハーフライフル銃に対する規制が強化された。現状、これらの銃器を保有するのは、長年クマの駆除に貢献してきた猟友会のハンターたちである。そして、猟友会のメンバーは高齢化により年々減少しているのは時折報道されている。具体的には、現在は狩猟免許の取得後すぐに所持することができるハーフライフル銃について、許可の基準をライフル銃と同じ、『猟銃を10年以上継続して所持している人』などに限定するとしています。ただでさえ銃規制は厳しくなり、特に威力のあるライフル銃などは規制強化され保有...会議室にクマはいない
車に関心がない人でもジープの愛称で知られる小型車は知っていると思う。第二次世界大戦中に開発されて戦場に投入された小型自動車である。小柄な車体だが走破性能は高く、壊れにくく、修理も容易である。武装はなく、装甲もないが、その抜群の機動力で兵士たちに愛用された。重い重機関銃を運んだり、傷病兵を後方に送ったり、まさに万能の自動車であった。戦後、ソ連も似たような車両を作ったが、ジープほどの信頼性の高いものではなかった。呆れたことに冷戦時代、アメリカに敵対していた左派ゲリラでさえもジープを愛用していたほどだ。その後アメリカ軍はジープの後継として大型の自動車を採用した。横幅が広く、車高が高い独特のスタイルで、愛称はハンビィーである。やはり固定の武器はなく、装甲も薄いがジープよりも大型であるため兵士の移動や武器、食料など...戦場を駆ける車
あの野郎、出入り禁止とはふざけんな。過去映像の使用も禁止だと!高慢も過ぎるぞ。俺たちマスコミ様が報道してやったからこそ人気者になれたという恩を仇で返すとはなんたることだ。お前らスポーツ選手なんて報道してやらなかったら、ただの運動馬鹿だろう。我々マスコミ様が報道してやっているからこそ知名度は上がり、報酬も上がり、人気も上がるってもんだ。なに?12億円の豪邸を勝手に公開して何が悪い。セレブの邸宅は強盗の的になるだと。それならそれで大ニュースとして報じてやるぜ。有名税だ諦めろ。強盗に新婦が傷つけられたらどうするかだと。それこそ号外ものの大ニュースじゃねえか。喜んで報道してやるから、出入り禁止を解除しろ。過去映像も無償で使わせろ。まったく運動馬鹿はマスコミ様の偉大さを分かってない。後になって泣いても知らねんぞ、フ...怒れる大谷
政治の評価は、唯一その政治の結果のみで評価されるべきだと思う。報道によると世界経済フォーラムが発表した世界の男女格差の状況をまとめた2024年版「ジェンダーギャップ報告書」では、日本は調査対象となった146カ国のうち118位で、前年の125位からは改善したが、主要7カ国(G7)では最下位だった。朝日新聞などはしたり顔でこの記事を報じて、だから日本はダメなんだ、自民党政治ではダメなんだと言わんばかりである。偉そうに語っているけど、歴代の朝日新聞社長で女性、あるいは女性役員ってどれだけいたのか。女性記者ならいたと思うが、経営陣に女性がいる印象はほとんどないぞ。実際問題、女性を経営陣に加えようとしない業界の筆頭は、ほぼ間違いなく銀行だ。どうも女性行員は男性行員のお嫁さん候補程度の扱いらしい。もっといえば、中小企...ジェンダー平等118位