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2022/04/20

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  • 中波放送の廃止

    時代は変わる、新たに生まれるものもあれば消え去っていくものもある。ご存じだろうか。ラジオの中波放送が2028年までに廃止予定であることを。長い間、多くのリスナーから愛された中波放送だけに、何故にとの思いは強い。しかし、現実にはラジオ局としての売り上げは年々減少しており、経営自体が苦しい。独立系のラジオ局もあるにはあるが、多くは全国規模の新聞社、TV局の関連会社である。親会社にとっても経営的重荷になっていたのは事実だ。そこで総務庁が音頭をとって、2028年までに中波放送を順次取りやめてFM波やネットラジオへの移行を目指しているそうだ。10代半ばの頃まではラジオ少年でもあった私からすると、残念過ぎるニュースではある。FM波よりも到達距離が長く、短波放送よりも音質が良いのが中波放送の良さであった。しかし、中途半...中波放送の廃止

  • 私はやっぱり悪くない

    私は悪くない。そんな本音が出ていたのが、日テレが4月に放送予定であった漫画「たーたん」の実写化ドラマであった。製作スタッフは「セクシー田中さん」と同じメンバーである。既に主役などの俳優陣も決まり、撮影段階に入っていたのだ。しかし「セクシー田中さん」の原作者が自殺した件を受けて事態は急変した。知らん顔して事件の立ち消えを狙ったTV局の思惑は外れ、ネットを中心に大炎上してしまった。そんな矢先に同じ製作スタッフによる漫画原案の実写化ドラマである。日テレ上層部もほっておけなくなった。以下の情報元は、文藝春秋の記事を主にネット上で検索したものに基づくため、フェイクが混じっている可能性があることは、予め書いておきます。ただ、内容が内容だけに、本当に事実と異なるものならば、日テレのドラマ製作スタッフの名誉を大いに傷つけ...私はやっぱり悪くない

  • セブン

    間違いなく傑作だと思う。それなのに、何故だかもう一度観たいとは思えない傑作、それがサイコ・ミステリーの金字塔でもある「セブン」だ。初めて観たのはレンタルビデオ屋で借りたヴィデオだった。当時社会復帰したばかりで、体力的な疲弊が激しく週末は近所を散歩するのがやっとだった。その散歩のついでに図書館に通い、ついでにレンタルビデオ屋に寄って数本借りるのが習慣化していた。疲れているせいか、あまり深刻なものよりも娯楽性の高いものを選ぶことが多かったが、その時は妙にミステリー映画が観たくなり、予備知識なしで借りたと記憶している。白状すると、ヴィデオを観終わった後での素直な感想は「しくじった」であった。途中までは良かった、定年間近の疲れたヴェテラン刑事と希望に燃える新人刑事がはじめはすれ違いながらも、次第にバディとして成長...セブン

  • ウォーターワールド

    ここ数年、寒くなると私はスープを作る。当初は味噌仕立ての鍋が多かったが、どうも塩分が多すぎる。そこで素材の塩分を活用するフランス料理のポタージュ、いわゆるポトフに切り替えるようになった。これが案外と種類が多く、多少の失敗を繰り返しながら、あれこれ作って楽しんでいる。ちなみに失敗の原因の多くは具材の入れ過ぎである。種類が多いのは好ましいが、量を抑えないと結局グダグダになってしまい、味も落ちてしまう。私のスープ造りは如何に量を抑えて種類を増やすかが課題となって久しい。これは映画製作にも共通するように思う。ケビン・コスナー主演のアドベンチャー映画なのだが、はっきり言って沢山の要素を持ち込み過ぎて、却って物語としての核が薄れてしまった典型的な駄作である。ただSF好きの私としては、大幅な予算超過を覚悟しつつ迫真の映...ウォーターワールド

  • 批判は検閲だ

    大きな組織ほど傲慢になる。>そして、裁判のなかで証言に立ったNHK幹部は以下のように発言していたのだ。<放送局として、我々が作る編集内容に関して第三者が口を出せるということを認めてしまうこと自体が認められない。ほとんど検閲に当たります>(15年4月28日付け講談社リリース「『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』に関するNHKとの裁判の判決に対する講談社の見解」より)ニュースサイトで読む:https://biz-journal.jp/2024/02/post_375341.htmlCopyright©BusinessJournalAllRightsReserved.小説などの映像化を原作者が確認する。そのことを検閲だと断じて切り捨てたのが天下のNHK様である。馬鹿なの?本気でそう抗弁しているの?さすがに講談社も呆れた...批判は検閲だ

  • ヴァイオリン

    世に驚きは尽きぬもの。以前にも書いたが、若い頃の私はクラシック音楽を好まなかった。なんとなく気取っているとの思いがあり、偏見丸出しで嫌っていた。ただ大学生の頃からジャズ喫茶に出入りするようになり、ジャズ・ピアノの生演奏は悪くないとも思っていた。実際、カセットテープに録音したビル・エヴァンスの曲を北アルプスの3千メートル級の稜線で、満天の星空の下で聴いた時は身震いするほど感動したものだ。やがて社会人になり、難病でリタイアしてからは、心の平静を保つための一環として、ピアノの曲を一人静かに聴くようになった。率直に言って楽器を弾けない私には演奏技術の良し悪しは分からない。だから私はこの奏者ならば、他のも聴いてみたいと思う以外に判断の基準はない。実際、同じ曲を弾いていても、ピアニストによって違って聴こえるから不思議...ヴァイオリン

  • おせん きくち正太

    マスコミの力は凄い。一人の原作者が絶望して自死をしてしまった事件をも消し去らんとしている。日ごろ人権派を謳う政治家も記者も、マスコミ様の意向の前にはひれ伏してしまう。小説や漫画を原作としてアニメ化、実写化をしようとすれば、どうしても修正が必要になる場合はあると思う。映像の情報量は膨大で、映像を真剣に製作しようと考えれば、小説も漫画も情報量が絶対的に不足するからだ。だからこそ私は原作と映像化、アニメ化された作品は別物だと割り切るようにしている。しかしながら原作を買い取ったつもりで、勝手に変えてはいけないと思う。そして、それを平然とやってきたのが日本のTV局である。かつて週刊モーニングという漫画雑誌に「おせん」という漫画が連載されていた。東京は下町の割烹料亭を舞台に繰り広げられる下町情緒あふれる漫画であった。...おせんきくち正太

  • 政権交代の可能性

    自民党は政治資金の使途を隠す悪い政治家の集まりです。だから次の選挙では野党に投票しましょう。政治資金パーティーの会費をキックバックして不正をしている悪い政治家、それが自民党です。だから次の選挙では野党に清き一票を。日本を戦争に導く悪い政治家の集まりが自民党です。次の選挙では憲法を守る政党にこそ投票しましょう。私の記憶では、1970年代から野党及びマスコミ様は同じことを言い続けています。で、政権交代が実現したのは、細川連立内閣と民主党政権の二回だけ。しかも、いずれも自民党が馬鹿やらかして有権者に呆れられての政権交代でした。で、結果は政権を投げ出した細川と、長年訴え続けながら支持されなかった政策を実現しようとして見捨てられた民主党政権という分かりやすい醜態でした。はっきり言いますが、日本のまともな有権者で野党...政権交代の可能性

  • 利益は独占したい

    報道したくない自由だってある。先月の「セクシー田中さん」の原作者が自殺して以降、漫画家や脚本家、原作ファンなどを巻き込んでの論争が起きている。だが肝心のTV局及び出版社は沈黙を守っている。さすがに小学館の漫画担当部署の編集者たちは声を上げたが、苦渋の想いがにじみ出ている。私が不気味に思うのは、日テレ及び小学館以外のマスメディアが、この事件の報道を極力控えていることだ。あたかも世間が忘れ去るのを待っているかの如き姿勢で一致している。実際、TBSもテレ朝もテレ東さえも、もう取り上げない。NHKも同様である。ここにマスメディアの本音が透けてみえる。理由はある程度、想像が出来る。私はマスメディア関係者ではないが、この業界にとって漫画を原作としたアニメーション化及び実写化は金の卵を産むニワトリである。大きな収益源で...利益は独占したい

  • フルメタルアルケミスト 鋼の錬金術師

    連載中の漫画作品の映像化は難しい。いくら週刊誌に連載していても、基本漫画家一人で作画する場合、時間的にも物理的にも製作できる原稿には限りがある。一方、TV局や映画会社はチームで制作する。当然ながら、すぐに連載に追い付いてしまう。元々人気作であるからしてある程度視聴率は稼げるし、スポンサー企業も付きやすい。だから原作者をせっつくが、単なる加工作業と、ゼロから作品を生み出す労力は本質的に違う。TV業界ではその対応策として、一度放送を中断して原作を待つか、TV版オリジナルの新たなストーリーを製作して放送するかだ。原作を大事にしたい漫画家は、本音では前者を望むが、実際にはTV局側の都合で後者の方法が取られることが多い。一応、漫画家が監修していることになっているが、困ったことにTV局側が勝手に製作を推し進めてしまう...フルメタルアルケミスト鋼の錬金術師

  • 怪人ソリティアの神仙偽術 成田良悟

    まるでミステリーを紐解くような楽しみがある。表題の書は、漫画「デッドマウンドディスプレイ」からスピンアウトしたものだ。本編のなかでも、謎の奇術師であるソリティアの存在感はずば抜けている。にもかかわらず本編の本筋には無関係な人物ゆえに、その存在価値がよく分からない、なんとも謎多き存在である。本編である「デッドマウンドディスプレイ」は隔週発刊の漫画雑誌に連載されているが、その真価は単行本にこそある。現在まで11巻が刊行されているが、その各巻末には原作者の成田良悟による短編小説が掲載されている。この巻末の小説と、本編の漫画は裏表の関係になっているから面白い。ちなみに短編小説では主人公の師匠である死霊魔術師がメインとなり、本編の漫画だけでは分からなかった部分を補足する形になっている。それ故に私は単行本を買うと、真...怪人ソリティアの神仙偽術成田良悟

  • スターシップトゥルーパーズ

    目に強い光が入ると涙がポロポロと出てしまうようになったのは5年前。医者に相談すると、20代の頃に大量服用したステロイド剤の副作用とのこと。白状すると目の手術は怖い。だから時間がかかっても薬物療法をお願いした。そしてようやく回復したのだが、忙しくって映画館に足を運ぶ余裕がないのが辛い。それはともかく、映画館に行けなかった期間はCS放送のシネマ専門チャンネルにはずいぶんとお世話になった。ほとんどが以前、観たことがある映画ばかりであったが、本の再読と同じで認識を新たにした作品がけっこうあった。その一つが表題の映画だ。公開されたときには、映画館のスクリーン狭しと暴れまわるエイリアンに歓喜したものだ。SF好きで怪獣大好きな私としては、エイリアンが暴れまわり、人間をばったばったとなぎ倒す場面に夢中になった。ただ原作の...スターシップトゥルーパーズ

  • 絶望は暴走する

    希望をなくした正義は暴走しやすい。数十年、警察の捜査を逃れていた過激派の残党の一人、桐島聡が先日死亡した。偽名で生きてきたが、最後は本名で死にたいとの覚悟の告白であったようだ。いったい、どのような気持ちで40年近い逃亡生活を送っていたのだろうか。事件の真相を明かすことなく、彼はこの世を去った。せめて手記でも残してあれば、多少は分かるかもしれない。でも可能性は非常に低いと思う。また支援者はいなかったと云っているが、これも疑わしい。もし居ても、これまでの義理から隠し通すほうが自然だからだ。ただ私見ですが、多分ほとんどいなかったと予測しています。彼らは遅れてきた武闘派でした。海外の日本連合赤軍と連帯するだけの覚悟もなく、ただ煮え切らぬ想いだけが動機となって企業テロに走った青年であったと思います。70年安保闘争に...絶望は暴走する

  • アジア大会での敗退

    最初から歯車が噛み合っていなかったのだと思う。カタールW杯での快進撃を受けて、その後も親善試合で連勝、それも大量得点が続いたことで監督だけでなく、選手もマスコミも勘違いしてしまった。しかも全く厄介なことに、まったくの勘違いではないから嫌らしい。イランに負けて大会を後にした日本代表ではあるが、中盤のゲーム作りは全チーム中No1であったと思う。シュートと見間違えるほどの高速パスをワンタッチで受けてすぐに次の高速パスを出して相手ゴール前に迫る光景は、唖然とするほどの高レベルであった。たしかにあの高速バスを連続されたらドイツやスペインにも勝ちうると思う。しかし、今回はアジアである。がっちりとゴール前に選手を並べて、日本の攻勢を予期して対応されると、そうそう得点なんて出来ない。おまけに森保監督はアホなのか、そんな相...アジア大会での敗退

  • フロイスのみた戦国日本 川崎桃太

    日本における学校教育の欠点の一つは、宗教の存在価値とその恐ろしさを教えないことだと思う。予め断っておくと私は宗教を否定しない。両親の離婚と引っ越しと無理解な教師に出くわし精神的に不安定になっていた私を救ってくれたのは某宗教団体だ。ここで神の前での謙虚になることを知り、神に見守られていることの幸せを知ったが故に、私は相当に救われた。世の中には人の力ではどうしようもない理不尽さがあるが、神への帰依により揺るがぬ心を持てることは幸せだと痛感している。道理や理屈、論理的説明、科学的解析では心は救われないが故に、神は必要とされる。だが神の教えを正しいと規定すると、それに対する間違った教えも存在することになる。神の正しさを立証するためには、悪魔の邪悪さが必要となる。神の正しさを世の中に実現するためには、それに反対する...フロイスのみた戦国日本川崎桃太

  • ビブリア古書堂の事件手帖 三上 延

    私にとってライトノベルを再評価する契機になったのが表題の書。それだけにTVでの実写化の改悪には本気で腹立たしいと思った。その改悪の実行犯が「セクシー田中さん」でも原作を捻じ曲げた原作クラッシャーとして名高い脚本家であった。しかし、よくよく考えてみれば、本当に改悪者はTV局である。脚本家はその手先であるに過ぎない。その構図がよく分かるのが、表題の書の実写化であったと思う。まず主人公のイメージがまるで違う。これは俳優の演技力云々の話ではない。原作の雰囲気を完全に覆すものであった。人付き合いが苦手で、万事控えめなヒロインと武骨で不器用ながら真摯な主人公の組み合わせであるからこそ、古書をめぐる四方屋話が成り立っていた原作が台無しの実写化であった。原作のファンからは悪評が大量に噴出したのも当然だと思う。ところがTV...ビブリア古書堂の事件手帖三上延

  • 原作者と脚本家

    誰だって好きな小説や漫画がTV放送されたり、映画化されれば嬉しい。だが実際に観てみると、自分の中のイメージとの違いに失望したり、あるいは怒りさえ覚えたことは珍しくない。だから原作と映像化作品は別物だと考えるようにしていた。でも私は基本、原作派であり、映像化作品は二次創作に過ぎないとさえ思っている。それでも認めなければいけないが、原作よりも出来が良い映像化作品は幾つもあった。しかし、明らかに原作を損ねる改悪もあった。このあたり主観の問題であり、個人差はかなりあるはずだ。だから絶対的な正しい答えはないと思うが、それでも最低限守られなばならない、守られるべき倫理はあると考える。先月のことだが、一人の漫画家が自殺した。原作の映像化にあたり原作者の希望を通そうとしたことへのTV局及び脚本家の抵抗が相当にストレスにな...原作者と脚本家

  • 国民とのずれ

    ここまでずれているのかと驚き、そして呆れてしまった週末一人で事務所で仕事をしながら、時折ネットサーフィンをしていた。仕事優先なので、適当に読み流していたが、とんでもないアホなニュースが目に飛び込んできた。なんとあの辻元が立憲民主党の三人目の党首代行の地位に就いたと報じている。ちなみに残り二人は西村智奈美、逢坂誠二なのだが誰だ、この二人。つまるところ、辻元は知名度では3人のなかで一番上らしい。いったいどのような理由で党首代行に選んだのかは知らないが、もしかして辻元に国民的人気があるとでも思っているのだろうか。もし、そうだとしたら立憲民主党のお偉いさんたちが、如何に国民の感覚からずれているかが良くわかる。おそらく自民党が政治パーティのキックバックの件で逆風が吹いているので、一発逆転の目を狙っているのだろうが、...国民とのずれ

  • 土佐の鬼やん 青柳裕介

    見つめるものが違った、だからこそ鬼やんは強かった。四国の離島で産まれ育ち、海辺の町で過ごす少年・吉田茂、通称鬼やんは曲がったことが大嫌い。中学を仕切る風紀部に逆らい、小柄ながら強い信念に基づき逆風を撥ね退ける快活な少年だ。子クジラを救い仲良くなるが、浜のイベントでクジラ狩りが開催されると知り、逃がそうとするが子クジラは非業の死を遂げる。怒った母クジラは浜で暴れて町は崩壊の危機に瀕する。人間の傲慢さに対して自然の報復とも言うべき母クジラの暴走を冷静に見つめる鬼やんだが、親しき人たちが死ぬかもしれないことに黙っていられるはずもない。鬼やんは母クジラの怒りを鎮め、遠い沖合に逃がそうと奮闘するが、またしても妨害しようとする大人たち。ネタばれになるが、この物語は悲劇で終わる。普通ならここで「残念ながら・・・」と書き...土佐の鬼やん青柳裕介

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