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2022/04/20

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  • 政治献金

    手ぶらで会える訳がない。同時に、多少お金を包めば直に政治家に会える政治家主催のパーティーはありがたい。政治家の力を侮ってはいけません。馬鹿タレント出身であろうと、単なるお飾りであろうと数は力です。票を集めた結果を出した政治家様には、霞が関のエリート官僚でさえ内心はいざ知らず敬意を払うもの。なんといっても議会での予算、法案成立は与党国会議員の一人一人の票こそがものをいう。だからこそ、政治家に直接会ってこちらの意向を伝えることが重要なのです。しかし、議員は忙しいので、なかなか個別には会ってもらえない。だからこそ政治資金集めのためのパーティーに金を投じて、目当ての政治家にアピールする。そして、その実績を背景に個別での面談を求めてこちらの意向を伝える。すると、政治家も無下に断ることはしてこない。実際、政治家を動か...政治献金

  • 四川飯店

    年末のことだが、知人と久しぶりに四川飯店に行った。昨年お亡くなりになった「中華の鉄人」こと陳健一氏がオーナーを務めていたお店である。赤坂店にいったのだが、年末とはいえコロナ禍もひと段落したせいか、8割がた埋まっていた。正直言えば私は辛いものが苦手である。だから本格的な麻婆豆腐はいささか苦手である。だが、四川飯店の麻婆豆腐は日本人向けに辛さを弱めてあるので、私でも十分美味しく頂ける。でも私の本命は炒飯である。もしかしたら陳さんは嫌がるかもしれないけど、ここの炒飯は美味しい。私の師匠のS先生は中国料理のコックさんの腕前は炒飯で分かるとの持論をお持ちであった。これって結構合っていると思う。どんなにマスコミが美味しいで宣伝しても、実際に行ってみて炒飯の美味しくない店は他の料理もイマイチの事が多かった。私は家でも炒...四川飯店

  • 追憶売ります フィリップ・K・ディック

    売れれば正義。それが資本主義社会の鉄則である。どんなに原作が優れていても、売れなければ意味がない。いや、そこそこ売れたはずだ。なにせ高校生の私が覚えていたくらいだから。でも本当に売れたのは映画化された方だ。世界的な大ヒット作品であり、二回も映画化されたほどである。ただし二度目の映画化は原作に忠実ながらイマイチだったと思う。でもA・シュワルツェネッガーが主演した一作目は間違いなく傑作だった。映画館での興行成績も素晴らしいが、ヴィデオの販売数、TVでの再放送数も立派なものだ。それでも原作とは違う。でも面白かった。それが気に食わない。エンターテインメントとしては映画化された第一作のほうが優れている。特撮技術も今となっては稚拙なものだが、当時は衝撃の映像として話題になった。もっとも私とて原作を読んだのは高校生の時...追憶売りますフィリップ・K・ディック

  • 静かすぎる

    沢登りという登山形態は日本独特のものだそうだ。普通、山に登る場合尾根沿いに登るのが王道なのだが、緩やかな沢ならば沢沿いに登り詰めて、最後は急斜面をじくざぐに登る山道もある。ただ降雨量の多い日本だと、沢沿いの山道はどうしても崩落の可能性が高い。だったら沢を直接遡行すればいいじゃないか。実際、高校生の頃に丹沢は塔ノ岳から下る際、豪雨のなかを沢沿いに無理やり降りたことがある。思い出すのは、やたらとツルツルと滑って、半ば泥だらけになって下着の中にまで泥が入り込んだことだ。雨のなか沢沿いに下る愚かしさは、しっかりと脳裏に刻まれたものだ。しかし、暑い夏場に沢を登っていくのは爽快だ。高校を卒業して大学受験浪人中に、高校WV部のコーチだったA先輩に誘われて、山梨の沢を遡行したことがある。A先輩の車で青梅街道をクネクネと走...静かすぎる

  • 軍事協力

    戦後の日本の最大の欠陥は軍事知識の欠如だと思う。その最たるものが、平和=戦争がないこと。すなわち戦争を起こす道具=兵器がなければ戦争は起きないと思い込める暗愚さだ。人類が国家を造るようになって以降、平和を保つためにこそ適切な軍備が必要なのが常識であった。これは日本に限らず、世界中で通用する常識であったのだが、第二次世界大戦後の日本では、アメリカ軍が日本の国防を代替することで、かつての仇敵である日本を封じ込めた副作用として、おかしな平和幻想がまかり通るようになってしまった。日本を非武装国家として利用するつもりであったアメリカも、朝鮮戦争の時には再軍備を日本に推奨する羽目になり、当初の非武装国家戦略は破綻した。ただしアメリカは日本軍をアメリカ軍の補助兵力として活用するつもりであったため、日本の軍隊はかなりいび...軍事協力

  • 新NISAに思うこと

    貯蓄から投資へ敗戦で荒廃した日本経済の復活を陰で支えたのは、日本人の貯蓄である。右肩上がりの日本経済界が欲する資金需要を満たしたのは、豊富な預金を原資に企業へ融資をした銀行であった。しかし社会の高齢化は当然に企業の活力を奪い、少子化が代替すべき新規企業の勃興を妨げている現在、日本経済界は以前ほど資金を必要としなくなった。製造業を中心とした高度成長期の日本とは異なり、現在の日本はサービス産業隆盛である。しかし、サービス産業が必要とする資金需要は従来の銀行では対応が難しくなっている。これは銀行を過保護なまでに守ってきた霞が関が課した銀行への規制の産物であり、モノ(工場や生産設備)への融資は出来ても、サービスへの融資の判断の経験が浅い。それゆえに金融庁の定めている融資規制が、現在の日本の経済に適合しなくなってき...新NISAに思うこと

  • イラク戦の敗戦

    監督の差、この一言に尽きます。先週末のアジア杯でのイラク戦での敗戦は、森保監督の稚拙さが出た試合です。同時のイラク代表の監督であるスペインの指揮官を褒めるべき試合でもありました。勝ち続けているときには、チームを大きく変えない。これが大原則なのですが、連勝で気が大きくなっていたのか、森保監督はやらかしましたね。大体、南野はトップ下中央で輝く選手なのに、不慣れた左サイドに置くってどういうことだ?おかげで中央の久保はもちろん、右サイドの伊東まで乱れる始末。それと批判の的となっているGK鈴木ですけど、これはDF全体の問題でしょう。GKは原則キャッチすべきですが、苦しくなるとパンチングでボールを外に出す。その出し方が中途半端なのは鈴木の悪い癖ですけど、そこまで追い詰めたのはボランチを含めた最終ラインまでの連帯責任。...イラク戦の敗戦

  • カラヤン帝国興亡史 中山佑介

    白状すると、私の若い頃は大のクラシック嫌いであった。嫌う明白な理由があった訳ではないのだが、なんとなく金持ちの道楽というか、お高くとまりやがってっといった僻み根性があったことは否定しない。後年になり、クラシックと貴族社会のつながりを知り、私の僻みも故なきことではなかったと妙に安堵している。嫌いといいつつ、映画音楽などでは時折使われていたし、学校の行事でもサン・サーンスの「動物の謝肉祭」やオッフェンバックの「天国と地獄」は定番であったから、まったく知らないわけではなかった。でもオーケストラの良しあしとか、指揮者による違いなんかはさっぱり分からないクラシック音痴である。そんな私でもヘルベルト・フォン・カラヤンの名前と容貌は知っていた。いや、知らない日本人は稀だと思う。いわばクラシックの顔と言ってもおかしくない...カラヤン帝国興亡史中山佑介

  • ゴジラ-1.0

    子供の頃の楽しみの一つは、母に連れられて映画を見に行くことだった。大映系の映画館だったら大怪獣ガメラだし、東映系ならばゴジラである。ただし妹たちも満足できるようにアニメ映画も同時上映される子供映画祭りのようなイベント開催時に行くことが多かった。ただ、当時の風潮としてガメラもゴジラも何故だか人類の味方面していることが多かった。ガメラに至っては子供の友達面していやがった。だから私は敵役の怪獣のほうを応援していた。デパートの玩具売り場で怪獣の玩具を母に買ってもらうときも、ガメラやゴジラではなくギャオスやキングギドラを欲しがる子供が私だった。だから原点回帰で、ゴジラが人類の敵として再登場したことは大歓迎であった。なかでも2016年公開の「シン・ゴジラ」は大人が大人向けに描いたゴジラ映画として高く評価している。ただ...ゴジラ-1.0

  • アジア杯初戦

    厳しい国際試合を戦ってみなければ分からないことがある。今月開催されているサッカーのアジア杯で、我が日本代表チームはヴェトナム相手に苦戦し、なんとか4-2で勝利した。マスコミ報道をみるに大いに不満だったご様子。おそらく大量得点での圧勝を期待していたのでしょう。でもアジア杯での日本の苦戦苦闘を長年見てきた私からすると、最低限の結果は出せてよかったね、程度のもの。特筆すべきは日本代表チームの欠点が露わになったところでしょう。さすがは元・日本代表チームの監督でもあったトルシェです。日本の弱点をよく調べている。特に精緻に磨かれたセットプレーへの対応が苦手なことは、未だ変わらぬ日本の短所だとよくわかる試合でした。中村俊輔という世界レベルのキッカーを失い、日本はセットプレーにあまり力点を置かなくなっています。一方、当時...アジア杯初戦

  • バターと醤油

    この一年、私は自宅ではあまり米を炊かなくなった。理由は減量のためで、美味しいご飯はダイエットの大敵だと分かったからだ。でも、完全に止めるには、ご飯は美味しすぎる。だから一日一回と決めている。つまり外食オンリーの平日の昼間にご飯を食べたら、もう家では食べない。だから米の消費量が大幅に減った。ただ、そのわりに体重が減らないのは、きっと私が間食好きなせいだと思う。こればっかりは分かっていても止められない。ご飯を減らしてみて分かったのは、やはりお米は美味しいということだ。特に特定のブランド米は美味い。特に農協を通さない農家直販(商社は介在)のお米の美味しいこと、美味しいこと。米食を減らそうとしているので本末転倒なのは分かっているが、日本人のDNAには、米食の習慣が組み込まれているのだから仕方ない。でも一日一食の原...バターと醤油

  • 遠藤の引退

    ガチャピンが引退を発表した。ポンキッキではなく日本サッカー元代表の遠藤保仁である。ヤットとの愛称が有名だが、プロになって数年間はガンバのガチャピンと呼ばれていた。日本代表の選手としては最高出場試合数を数える名選手である。しかし結構な苦労人で、高校サッカーの名門鹿実卒業後はフリューゲルスに入団。ところが親会社の倒産に伴いチームは解散し、京都パープルサンガへ移籍、さらにガンバ大阪で奮闘して主力選手として輝いた。いわゆる黄金世代の一人であり、各年代ごとの代表に常に選出されながらもなかなか中心選手となれなかった。なにせ同じポジションに、中田英、中村俊輔、小野、小笠原、稲本とライバルが多すぎた。それでも、どの代表監督も必ず遠藤をチームに招いた。その才能が輝いたのは、海外組が中村俊輔一人だった2004年中国開催のアジ...遠藤の引退

  • 老人と犬 ジャック・ケッチャム

    愛犬とともに森へ入り、湖畔でゆったりと釣りを楽しんでいた。そこへ現れた3人の少年から「金を寄越せ」と言われたが、あいにく手元に金はなかった。すると少年の一人が嘲笑しながら手に持ったショットガンで、無造作に愛犬を撃ち殺された。呆然と立ちすくむ老人を後にのこして立ち去る少年たち。さて、その老人はなにを決断したのか。もう、ここまで読めば貴方も老人の同志です。もう読まねば我慢できないはず。さあ、さあ、是非ともご一読を。老人と犬ジャック・ケッチャム

  • 呻き声

    暖かい冬は一寸苦手だ。いや、寒いのが好きな訳ではない。また夏の暑さも好きではない。でも寒いはずの時に寒くないのは気持ち悪い。あれは私が長期の難病治療のため自宅にて安静生活を送っていた二十代半ばの頃だ。あの頃は治療が上手くいかず、再発と安定を繰り返していた。ステロイドという薬を飲み続ければ病状は安定した。しかし副作用の強さからなるべく服用量を減らしたい。主治医のN先生も苦心して、漢方を併用したり、免疫抑制剤を使ったり、あるいはジェネリック医薬品を試したりしたが、どうしても一定量以下には出来ずにいた。体力は著しく低下しており、軽いバイトさえ無理であった。とにかく自宅に引きこもって薬を飲んで寝るだけの毎日だった。体はそれで安定したが、心が持たなかった。自分に生きている価値があるとは思えなかった。単に社会に寄生す...呻き声

  • 冷血 トルーマン・カポーティ

    子供の頃から推理小説が好きだった。ところがいつの頃からか、推理小説という言葉はあまり見かけなくなり、それに代わってミステリーという言葉が使われるようになった。その原因となったのではないかと私が考えているのが表題の作品だ。「ティファニーで朝食を」で知られるカポーティであるが、この作品が後世に与えた影響はそれ以上だと思われる。この作品はノンフィクションではないのだが、下手なノンフィクションが逃げ出すほどに詳細に調べられ、構成されているがゆえに事実を追ったのかと思いたくなるほどだ。犯罪そのものよりも、犯人たちの生い立ちと家庭環境に重点を置いたストーリーの構成は、従来のミステリーにはない視点を感じさせる。ミステリーの新たな第一歩とされたのも理解できる完成度だ。二人の凶悪犯のいずれもが、豊かなはずのアメリカにおける...冷血トルーマン・カポーティ

  • 元旦のサッカー

    毎年元旦といえば天皇杯サッカーの決勝戦であった。しかし諸事情で日程がずらされた。この判断には相応の根拠があると考えているので納得している。しかし寂しいことは寂しい。私がサッカーに興味を持った中学生の頃から、元旦の日の天皇杯決勝戦鑑賞は、ほぼ慣習に近かったからだ。その代わりではないが、今年の元旦は国際親善試合としてタイのA代表チームとの試合が組まれた。結果は既に報じられた通り5-0の圧勝である。正直、今のアジアで日本と対等に戦えるのは、南コリア、イラン、オーストラリア、サウジぐらいだ。何故に今更タイと親善試合をと思っていたが、実はけっこう良い試合だった。ただし前半限定ではある。タイは日本人の石井監督が率いており、ゴール前に8人並べる守備的な戦術である。これは基本であるからして、守備に徹したタイに日本の若手は...元旦のサッカー

  • 分かっちゃいない

    昨年末のことだが、東京は武蔵野市の市長選挙が行われた。当時は自民党安倍派の資金疑惑で大騒ぎであったから、当然に野党側候補者が勝つと思われた。しかし、結果は自公推薦の候補者が僅差で勝利しての当選であった。勝てるはずだと確信していた野党陣営はもちろん反自公政権のマスコミ様も黙り込んだ。分かっちゃいないというか、分かりたくないのだろう。元々、任期中途で資料の座を降りた松下・前武蔵野市長は典型的な日本型リベラルであり、外国人の参政権を求めたり、LGBTや同性婚への公的な支援に熱心な人であった。如何に革新層が多いとされる武蔵野市でも反発は少なくなく、それゆえに菅直人の引退後の後釜として国政を狙っての市長退任を苦々しく思っていた有権者は少なくない。それでも自民党の資金疑惑で揺れる最中での選挙なので、松下の後を受ける女...分かっちゃいない

  • 銀座若松の閉店

    疲れた時には甘味が欲しくなる。そう云い訳しながら、外回りから銀座の事務所に戻る時に立ち寄っていたのが、銀座・若松という甘味屋であった。ご存じの方も多いと思うけど、いわゆるあんみつ発祥の店である。既に閉店してしまったのだが、その理由はビルの建て替えによる追い出しである。実はこのビルの建て替えは、この十年ほど銀座地区の一大ブームである。たしかに新耐震基準に適合していないビルの建て替えもあったが、私が入居していたビルのように古いが頑丈に過ぎて却ってIT化に適合しないビルもある。バブル期でも建て替えの話はずいぶんとあったが、古参の銀座ビルオーナーたちは頑固にそれを拒否していた。しかし近年そのビルオーナー達が亡くなり、新しい世代に代替わりするようになった。そうなると、なにかとトラブルの多い古いビルの貸しビル事業より...銀座若松の閉店

  • 軽自動車の安全性

    敢えて暴論を書き散らかします。昨年末から大騒ぎになっている軽自動車製造会社のダイハツのコンプライアンス違反です。そりゃ決まりを守らないのは悪い。法令違反は罰せられるのは当然だが、気持ち悪いぐらいに一方的な記事が多い。別にダイハツとは縁もゆかりもないが、いささか不愉快なので書きたいことを、書きたい時に、書き散らかすヌマンタ流大原則に従い書きます。まず軽自動車とは、日本独自の規格です。道路が狭い日本の事情に合わせて作られた便宜上の規格でした。実際、軽自動車でなければ走れない狭くて細い道路が今も日本各地にあります。自動車という機械を考えた時に、限界を超えて小さく設計されたのが軽自動車です。このいびつな形状ではあっても、日本の道路事情では必要な小ささです。ですが、元々無理のある規格なので、エンジン出力も低く、スピ...軽自動車の安全性

  • 謹賀新年

    ようやく正月の冬眠から目が覚めました。いや~よく寝ました。ほぼ二日間外出せずに家に巣ごもりしておりました。でも、まだ眠いけど、やりたい仕事が山積なので、巣穴から出てきた次第。今年も書きたいことを、書きたい時に、書きたいように書き散らかすをモットーにブログを楽しみたいと思います。お付き合い頂けましたら幸いです。謹賀新年

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