ブログサブタイトル 世界で初めてシリーズ カテゴリーはヘモグロビン 生命化学、物理化学、科学ブログ。
水がなれるような自発過程を中核に据えてヘモグロビンの協同性を始め、協同性を支える協奏モデル又は逐次モデル、さらには胎児への酸素の供給などを説明しています。
ヘモグロビン最新情報パートⅡの要約 サブタイトル:世界で初めてシリーズ第6弾
前提 1)肺胞の毛細血管内で1乃至4分子の酸素分子がヘモグロビン分子と配位結合を形成する際の各反応に基づくギブスエネルギー値の変化(ΔrrG)は等しく、 0乃4分子の酸素が配位したヘモグロビン分子の連動するギブスエネルギー値の変化(ΔrG)の差(ΔΔrG )に関わりなく自発過程であり得る負の値です。 ΔrG₀は両性イオンである各グロビンの等電点の値(pI値)と血液のpH値との差の絶対値に連動するギブスエネルギー値の変化を表します。又、異なる両性イオン間のΔrG₀の差をΔΔrG₀で表します。以下、ΔrG₀を連動するギブスエネルギー値の変化と呼びます。 各ヘム機構と酸素1分子との配位結合形成に基づ…
アロステリック相互作用最新情報 サブタイトル:世界で初めてシリーズ第7弾
(0) セロトニン合成の秘密が明らかになりました。 酵素触媒の下で水が流れるような自発過程によりセロトニンが生成されていました。トリプトファンは水酸化された後に脱炭酸されてセロトニンに至ります。セロトニン合成の出発原料となるトリプトファンは、お米、蕎麦、大豆、乳製品、お魚、キノコ、海藻類、バナナなどに含まれています。セロトニンは神経伝達物質であり、ホルモンではないのですが幸せホルモンと呼ばれています。ストレスや不安、痛みなどを緩和する鎮痛効果を有するとされています。集中力が増して、記憶力や学習意欲の向上がみられることから、受験生には効果的といえそうです。また、睡眠ホルモンであるところのメラトニ…
ヘモグロビン最新情報パートⅠ(1) ~(12) サブタイトル:世界で初めてシリーズ第2弾
(1) 胎児のへモグロビン 胎児はお母ちゃんのお腹の中で上手に酸素分子の供給を受けています。 胎児は胎児のへモグロビンを持っています。胎児のヘモグラビンのことをヘモグロビンF{以下、デオキシヘモグロビンF(HGF0)と言う。また、デオキシヘモグロビンFに酸素分子が配位結合したものをオキシヘモグロビンF(HGF4)と言う。}と呼んでいます。 お母ちゃんの持っているヘモグロビンのことをヘモグロビンA{以下、デオキシヘモグロビンA(HGA0)と言う。また、デオキシヘモグロビンAに酸素分子が配位結合したものをオキシヘモグロビンA(HGA4)と言う。}と呼んでいます。
ヘモグロビン最新情報パートⅠの要約 サブタイトル:世界で初めてシリーズ第3弾
前提 1)肺胞の毛細血管内で1乃至4分子の酸素分子がヘモグロビン分子と配位結合を形成する際の各反応に基づくギブスエネルギー値の変化(ΔrrG)は等しく、0乃4分子の酸素が配位したヘモグロビン分子の溶媒和に基づくギブスエネルギー値の差(ΔΔrG )に関わりなく自発過程であり得る負の値です。 2)体の組織の末端において、デオキシミオグロビン(MG0)とオキシヘモグロビンA(HGA4)がレドックス反応してオキシミオグロビン(MG1)とデオキシヘモグロビンA(HGA0)とが生成する際、各レドックス反応に基づくギブスエネルギー値の変化の絶対値|ΔrrG|は等しく、その値は相殺されて零となる。溶質に対する…
ヘモグロビン最新情報パートⅡ(0)~(7) サブタイトル:世界で初めてシリーズ第5弾
(0) ヘモグロビン最新情報を今年から書くことになりました。 世界で初めてのヘモグロビン・サーモダイナミックスについての記事を、最初はムラゴン・ブログで、次いで、はてな・ブログで書いていました。三度目もはてな・ブログで書くことになりました。 いつものことでですが、初めに何を書くかを決めるのが大変なのです。 (1) 強い酸と弱い酸 ヘモグロビンの話をする予定なのですが、ヘモグロビンは両性イオンと呼ばれている類いのイオンであり、酸としても塩基としても振る舞うことができるので、酸の酸の強さについての話から始めてみます。酸にも色々の酸があり、強い酸もあり弱い酸もあります。酸の強さはpKa値をもって表し…
ヘモグロビン最新情報パートⅠ、パートⅠの要約、パートⅡ サブタイトル:世界で初めてシリーズ第2弾 、第3弾、第5弾
ヘモグロビン最新情報パートⅠ 世界で初めてシリーズ第2弾 (1) 胎児のへモグロビン 胎児はお母ちゃんのお腹の中で上手に酸素分子の供給を受けています。 胎児は胎児のへモグロビンを持っています。胎児のヘモグラビンのことをヘモグロビンF{以下、デオキシヘモグロビンF(HGF0)と言う。また、デオキシヘモグロビンFに酸素分 子が配位結合したものをオキシヘモグロビンF(HGF4)と言う。}と呼んでいます。 お母ちゃんの持っているヘモグロビンのことをヘモグロビンA{以下、デオキシヘモグロビンA(HGA0)と言う。また、デオキシヘモグロビンAに酸素分子が配位結合したものをオキシヘモグロビンA(HGA4)と…
「ブログリーダー」を活用して、hemoglobinaさんをフォローしませんか?