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2022/02/27

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  • 賞味期限

    食品ばかりか人にも賞味期限というものがある。人は年齢によって力量が衰えることを避けられない。定年制度が必要な所以である。選挙で選ばれる政治家は基本定年フリー、賞味期限を無視したり自覚しない陋習は改まらない。最近では、川勝静岡県知事が賞味期限切れを自覚できず、舌過事件を引き起こし晩節を汚してしまった。思えば2年前に、難波現静岡市長が副知事を2期で退任した令和4年(2022年)の時点で、川勝知事は既に賞味期限が切れていたのではないか?川勝氏は難波氏に知事禅譲を持ちかけ、拒否された時である。難波氏は静岡市長選に立候補し、圧倒的多数で当選した。人は独善に陥った時に、社会活動の終焉を迎える。政治家は賞味期限を疾うに過ぎていても、居座ることができる代表的な職業のようだ。理由は、再選を繰り返す政治家に選挙民が馴れ合い、...賞味期限

  • キンリョウヘンその2

    キンリョウヘンにニホンミツバチの探索蜂が来た。花粉を纏って巣に戻り、仲間にキンリョウヘンの所在情報を伝えるのだろうか?じっとしていないニホンミツバチの特徴と習性の一端を、間近に見ることができた。中国原産のキンリョウヘンに、ニホンミツバチが誘引されるということは、大陸と列島が陸続きだった頃の、原種トウヨウミツバチの時代に獲得した習性ではないか。列島が大陸から分離し、ニホンミツバチがトウヨウミツバチの亜種として独立して日本の固有種になってからも、しっかりその先祖の時代の習性を遺し守っていると見てよいのだろうか?花と昆虫との共生関係というものには、洵に興味深いものがある。キンリョウヘンその2

  • 背馳の輻輳

    総じて老人の身体というものは、人に本来備わっている自律調整の機能が衰えている状態が普通らしい。ウォーキングだけではサルコペニアやフレイルを防げないというので、歩くのを止め、室内での自重筋トレに励んでいたら、足腰の筋力が弱って来た。かくてはならじと、ウォーキングに精を出せば、今度は上半身の肩や上腕の筋力が衰える。あちらを立てれば、こちらが立たず、まるでシーソーのような具合である。上半身と下半身の筋力を、一様にバランスよく保つのは、老人には至難のことと痛感した。どこかを強化すれば、別のところが相対的に劣化する仕組が出来上がっているようである。強化と劣化が背中合わせになっているのは困る。やはりスクワットやランジでは、ウォーキングのメベニフィットを補完できないようだ。歩くことに比べ、動員される各部筋肉の数が比較に...背馳の輻輳

  • キンリョウヘン

    ランの一種、金陵編(キンリョウヘン)の花が咲いた。今年は花茎を5本も伸ばしている。この中国原産のランは、ニホンミツバチを誘引するランとして知られている。さる知り合いの庭の梅の木に、分蜂したニホンミツバチが密集し、蜂玉をつくったのを目撃したことから、ニホンミツバチの特異な生態に興味をもった。早速ニホンミツバチの観察のためにこのランを買い求めた。この美しくも香りもないランの花の発するフェロモン様物質に、ニホンミツバチが惹かれるのが面白いと思った。数年後に1本の花茎が伸び花を着けた。以後毎年1本のペースで花が増えた。探索蜂は毎春訪れるが、吸蜜するわけではないので、すぐ何処かに行ってしまう。蜂をじっくり観察することはできない。そうかといって、飼育はハードルが高くおいそれと始められない。木工は得意なので巣箱作りはた...キンリョウヘン

  • 出会い

    この世には、後から考えて、奇縁と云うか宿縁と云うか?不思議な出会いというものがある。青年期を過ぎてからでは滅多に得られない友人を得たのは、初老と言われる50代を目前にした年頃のことである。ある年の秋、私は幾度か山行を共にしたことのある知人と2人で、北遠のさる山に登った。その山は、私は30代の頃に、知人はもっと早く高校生の頃から、登頂を念願していた山だった。共に旧い案内書で知ったその山は、藪漕ぎに難渋する上級者向きの山と謂われていた。私も知人も臆して、ついつい登るのを躊躇って時機を失していたのである。登山道は思いのほか整備されていて歩行は捗り、難なく目的の山への主稜線分岐に出た。目的の山はその分岐から3kmほど北にある。密生しているはずの稜線道のスズタケは、綺麗に刈り払われ、我々は拍子抜けした思いがした。ハ...出会い

  • 第二次強制断捨離

    孫の一番手が就職してひとり暮らしを始め、二番手も県外の学校でひとり暮らし、三番手、四番手はそれぞれ高校と中学に進学と、今春は8人家族の生活に大きな変化があった。その影響というか余波で、今月は、一家を挙げ断捨離が進行中。我々老夫婦も、10年前の二世代同居の際の「第一次強制断捨離」に続く「第二次強制断捨離」を余儀なくされ、息子の指揮の下、作業に追われ右往左往している。今回は息子一家の捨てるものが格別に多く、仕事で多忙な息子は処分場に何度も通えないので、業者さんに最終一括処分を依頼した。仕事を廃めて10年目の私は、保存年限の満了した書類や帳票類、本などの紙類が廃棄物の主体だった。登山用具も工具・電動工具も思い切って廃棄した。家内も衣類や不用になった家庭用品や調理具、食器類を廃棄。月初めから「ハイキ、ハイキ」を合...第二次強制断捨離

  • 本性の顕在化

    才が効いて世渡り上手だと、人はつい自分の才に溺れ、他者を侮る傾向に陥ることがあるようだ。常に誠意で人と接していない場合は、他人を侮らないと自我が揺らいでしまうのかも知れない。テレビの情報バラエティ番組に招かれるコメンテーターなどに、時折りそのような人を見かけることがある。最近では静岡県知事が度々他者を侮る舌禍を繰り返し、月内に退任することになった。人を侮れば、それが最終的に自分に還って来ることは必至、その当たり前のことが忘られている。自分を偽って世を渡っている人は、老化によって脳の大脳新皮質の機能が衰えてくると、その機能に依って巧みに隠し通して来た本当の自分の実相が露呈してくるようだ。ある日突然、それが露わになり、周りの人々は驚く。家族は本人の人格が変わったかと狼狽する。実状は、当人が意識して隠し続けてい...本性の顕在化

  • サクラソウで発疹

    先週末に左手首に数ヶ所発疹ができ、日を追って痒くなって来た。水曜日あたりが発疹と痒みのピークだった。虫に刺された記憶はなく、薬物に触れたこともない。原因がわからないから、痒み止めも塗らず、我慢してそっとしておいたが、なかなか治らない。発疹の出ているのは左手首だけ、シャツのカフスで覆われる範囲に限られる。1週間経っても発疹はまだ消えていないが、痒みはほとんど消えた。あれこれ究明した結果、原因は3月に購入した2鉢のプリムラ・オブコニカ(西洋サクラソウ)と推定した。オブコニカというラテン語は「萼が円錐形」の意とか。日本サクラソウと違い、この植物には接触性皮膚炎を起す物質があるらしい。手入れのたびに、シャツのカフス部分を捲り、右手で鉢を押さえ、左手で枯葉や朽茎を除去していた結果が、左手首ばかりに発疹ができた謎の理...サクラソウで発疹

  • 悩むこと

    若い頃の悩みは、老後の平穏と対極にあるものではないかと思う。若い時分に、この世の不条理を知り、大いに悩んで、物事の本質を見る目を養なうことは、老後の憂いや煩いを軽くするものと信じている。悩みというものは、人が円熟するために欠かせないもののようだ。悩んでいる間は不毛で何も生まないが、将来に備えて、土を耕している作業中と見てよいのではないか?「若い時の苦労は買ってでもせよ」という教訓は、苦労を心労=悩みと読み変えるなら、今日も生きているはずだ。若い時は、前が見えない不安と若さ故の不明と傲慢から、判断を誤ったり短慮に過ぎて、批判を招くことが多い。したがって社会との軋轢も生じやすく、悩みの種は尽きない。その時期に悩むことは、人にとってある意味充電の時である。悩むことによって、人は考える力が養われ賢くなる。観察も...悩むこと

  • マッサージ

    YouTubeには、療法士さんや整体師さんなど専門家のアップした動画がたくさんあって、懇切な説明と指導をしてくれている。日頃マメにこれらの動画を閲覧している老生は、若い頃には指圧に熱中したこともあって、家族に見よう見まねのマッサージを施すことが屢々ある。加齢による衰えは、夫婦均等に進行しているはずだが、それに対する意識は、老生と老妻とでは天と地ほどの違いがある。老生は老化に伴う痛みを、医療に頼らず自分で解決しようと、YouTubeで学んだストレッチや筋トレ、マッサージの手技で積極的に緩和しようと努めていて、効果も実感している。一方の老妻の方は、身体のあちこちが痛いと言いながら、いっこうに対策に取り組まない。加齢によるものだから、仕方がないと諦めている。根が暢気なのである。「転ばぬ先の杖」がわからない。女性...マッサージ

  • 進化のメカニズム

    私は遺憾ながら宗教をもたない(浄土真宗の檀徒だが信仰していない)人間だが、40代の頃にはキリスト教徒(プロテスタント)になろうと思い立ち、4年ほどの間、毎日曜教会に通っていたことがある。それでもとうとう洗礼を受けるに至らなかったのは、偏に私の猜疑心が強く、素直に教条・教義を受け入れることができず、教理を理解できなかったことに原因があったと思う。それでも、目に見えない力の存在を信じるようになったのは、その時の学びが大きく影響しているように思う。人智から生まれたものを崇拝しないという意味において、私は明らかに無信仰である。私はその時以来、造物主の存在を意識するようになり、その意思というものを考えることが多くなった。これは人の意思だろうか?それとも造物主の意思だろうか?ということをいつも念頭に置いて考える癖が身...進化のメカニズム

  • 神経質

    私は子どもの頃から「この子は神経質で・・・」と親に嘆かれて育ち、神経質はイケナイこと、ダメなこと、と受けとめながら成長した。身体が弱く病気がちなのも人見知りが強いのも、全て「神経質」の所為と理解していた。神経質な子は集団生活に馴染めない。したがって集団に歓迎されない。教師も神経質な子どもは扱い難いので面倒だったことだろう。一説によると、周囲に迷惑をかけると神経質のレッテル、迷惑をかけないと几帳面ということで好評価になるらしい。とにかく神経質は、マイナスイメージだったように思う。社会というものは、多数派で成り立っている。神経質は少数だから、団体行動の調和を乱すものとして歓迎されない。神経質の所為なのかどうか、その上さらに私には「要領が悪い」という欠点もあった。自分で納得できる遣り方に拘るので、物事の処理が捗...神経質

  • 能力限界2

    当ブログの既往エントリ「能力限界-道々の枝折」で、能力限界の原因について今ひとつ考察が足りていなかったので、付け加えさせていただく。能力限界というと、能力が枯渇・消耗し、企業生活や社会生活に適さなくなった状態を想像するかもしれないが、どうもそういうことではないようだ。人に具わった能力に限界があるのではなく、人生での成功、すなわち富と地位と名声を獲得することで、自身の向上心が薄れ、観察や学習の意欲が減衰し、思慮が減退した結果、能力を失ったかのように見えるというのが実態らしい。充電しなければ、力は尽きる。成功が能力限界の原因とは、皮肉な現象である。営々と努力を重ねた末、能力を極限まで発揮し、人生で成功を収めた結果が、人を能力の限界に至らしめると誰が予想し得よう。しかしそれが最も多く見受けられる能力限界の現実で...能力限界2

  • 僻み

    人というものは誰もが妬み・嫉み・僻みの3点セットを心裡に秘めているらしい。どんな人でも人であるかぎり、程度の差はあれこの3点セットをもたない人はいないようだ。人格を高めても、この3点セットは心奥の何処かに潜み、自我に影響を与える事態に瀕すると顕れ出るものらしい。僻みは軽い被害妄想だという。それで遥か遠い昔に恋人と訣れた理由が納得できた。関係は順調だったのに、自分から訣れ話を切り出したのは、偏に私の僻みに起因していた。僻んだ挙句、拗ねたに違いない。全く愧しく、今でも身が縮む思いがする。僻みとは、妬みや嫉みが屈折した感情である。どんな人でも恋愛関係の中で「相手から愛されたい」「相手は自分を愛すべきだ」という自己中心的な欲求=自己愛を持つもの。それが満たされないとき、相手に不満や怒りを感じ、それが屈折して僻みに...僻み

  • はままつフラワーパーク12

    気温が上がった晴天の日曜日、朝8:30に家を出たが、開演直後の駐車場は既に満車状態だった。サクラは7分咲き。乗客は満員。食虫植物ウツボグサ。モザイカルチャーはままつフラワーパーク12

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