ランの一種、金陵編(キンリョウヘン)の花が咲いた。今年は花茎を5本も伸ばしている。この中国原産のランは、ニホンミツバチを誘引するランとして知られている。さる知り合いの庭の梅の木に、分蜂したニホンミツバチが密集し、蜂玉をつくったのを目撃したことから、ニホンミツバチの特異な生態に興味をもった。早速ニホンミツバチの観察のためにこのランを買い求めた。この美しくも香りもないランの花の発するフェロモン様物質に、ニホンミツバチが惹かれるのが面白いと思った。数年後に1本の花茎が伸び花を着けた。以後毎年1本のペースで花が増えた。探索蜂は毎春訪れるが、吸蜜するわけではないので、すぐ何処かに行ってしまう。蜂をじっくり観察することはできない。そうかといって、飼育はハードルが高くおいそれと始められない。木工は得意なので巣箱作りはた...キンリョウヘン