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2022/02/27

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  • 今年一年のご高覧有難うございました

    今年一年、老生の浅慮・妄見にお付き合いくださり、洵に有難く篤くお礼申し上げます。来年も宜しくお願い申し上げます。「道々の枝折」tekedon638今年一年のご高覧有難うございました

  • 中国由来の風習と民俗

    常々古代中国人の精神構造や発想の不合理を難じて来た。これは中国政府が尖閣列島を自国領と主張し、海警局の警備艇が日本の個人漁師の漁船を追尾する嫌がらせ映像をTVで観た時から始まった。嫌中意識というものである。若い頃には親中だった人間が、中国嫌いになったのである。以来あれほど好きで高く評価していた中華料理を避けるようになった。周政権に限らず、現代中国人の心性の底に、淳良なものが感じられなくなったのである。あるのは自国優先の覇権主義・排他意識・自己中心思想であるように感じられる。そこで今年から、中国に起源のある行事や、中国の風習と習合しているらしい我が国古来の風習と伝統行事を洗い出し、一切それを断つことにした。いざ我が国の年中行事を検めてみると、先ず中国由来の伝統行事や風習の多いことに愕いた。それほど中国由来の...中国由来の風習と民俗

  • 考える力

    考える力とは思惟力である。学ぶ力は学習力。学習は知的には未だ何も生産してない状態、準備段階である。学ぶことは誰でもできるが、考えてそれを思想に纏め、他人に理解してもらえるよう伝えることは難しい。日本人はある種の強迫観念に囚われているのではないかと思うほどに、学ぶこと勉強することに熱心な民族だと思う。「お勉強」が好きである。その勤勉さは世界に冠たるもので、現在の国際社会で、高い評価を揺るぎないものにしている(と思いたい)。日本の国力(総合力)の衰退を危惧する向きもいるが、過去の数々の災難を乗り越えて来たことを顧みると、懸念には及ばないだろう。ただ、本当に世界のリーダーと目される国になりたいなら、学ぶより考えることに軸足を移すよう、根本から改めなければならないと思う。私たち日本人は、学ぶことを過大に評価して来...考える力

  • 情操という忘れもの

    当ブログでは、再三、情操の大切さを繰り返して来た。情操とは、物事に感動する心、人を労わり共感する心、自然の多様性に感銘を受ける心。その他諸々の好ましい感情である。情操に最も近い英語はsentimentという語になるだろう。意味の広いsentimentの訳語に「感傷」という明治漢語をつくった学者さんは、日本人の情操理解を誤らせたと思う。この訳語ゆえに、情操にマイナスイメージを抱いてしまう人は多い。女々しく感じられるのだろうか?企業社会はその体質から、情操を重要視してはいない。企業戦士として会社に忠勤を励んだ人たちは、企業を退めて初めて、情操の意義に気づく。晩節が否応なくそのことを気づかせるようだ。情操は、私たちが老いて、寄る辺ない身であることを自覚した時に初めて、その存在と重要性を現す。情操は老境にある身を...情操という忘れもの

  • 言語の特性

    言語というものは、論理の伝達性能と情緒の伝達性能の2つの性能のバランスで成り立っている。世界に言語は民族の数だけあるが、それぞれの言語にそれを生んだ民族の特性が表れ、大別すると論理の性能に勝れた言語と情緒の性能に勝れた言語とに分かれる。英語が国際言語であることに疑いはない。英語の構造が、論理の展開と伝達に好適な言語であることは、論を俟たないだろう。世界言語になっている最大の理由は、大航海時代以降の歴史的要因を別にすれば、英語のもつ言語としての論理的特性にあると思う。英語をつくり上げた民族が、合理的な気質を多分に有していたということである。また、ラテン語の影響を強く受けていることも、国際語になる大きな要因だったろう。ドイツ語はどうかというと、民族の合理性から言って、英語に劣らず論理的でないかと思う。それと対...言語の特性

  • 感受性

    人には感情があり、その発動には感受性が関与する。それぞれの人の感受性には、対象・内容によって鋭鈍・強弱の違いがある。感受性とは、英語のsensitivityに該る言葉だろう。感性を意味するsensibilityは客観性を伴う概念だが、感受性は極めて個別的で主観的なものである。感性と感受性とは、感覚に属す概念だが、相関してはいない。感受性が鋭いことと、感性が豊かであることとは、異質の内容である。感性の涵養-道々の枝折人が歳を取るごとに感性が衰えるのはやむを得ない。若いときには誰もが瑞々しかった感性が、老年になって衰えないためには、中年以降に様々な手立てを講じてなくてはならな...gooblog良好な人間関係を築くには、自分と他人の感受性の違いを、正確に知ることが大切である。認識を誤れば、相手の感受性を刺激し...感受性

  • 権力の略史

    権力は一旦成立すると、自己増殖し始め肥大する。あらゆるものが権力に靡くからである。長い時間はかからない。権力成立の初期ほど、肥大化の速度は速い。権力は重層化と複合化の形をとって膨張する。権力が重層化するのは、成立した権力に先を争って追従しようとする劣位の権力が多数あるからである。保身のために旗幟を鮮明にする必要がある。他方新権力と覇権を争って屈服した旧権力に残された道は、新権力に服従するか吸収されるかして生き残るしかない。新権力が旧権力の遺産を利用する必要のあるときは、権力の複合化が起こる。凡ゆる権力は、このように重層化と複合化によって、自律的に膨張する。権力が消滅する時は、この逆の道を辿る。①この国で最も早く確立した政権はヤマト王権だった。飛鳥時代である。その権力を遂行する蘇我蝦夷・蘇我入鹿をクーデター...権力の略史

  • 正月を前に

    年賀の賀詞を書状で伝える習慣は、大昔からあったというが、庶民に一般的なことでなく、貴族の間でも稀なことだったろう。ハガキによる年賀の挨拶は、1873年(明治6年)に官製はがきが登場してからのことだが、それから10年以上経って、年賀状のやり取りが国民の習慣となったようだ。お年玉付年賀状というものが始まったのは、1949年だという。老生が小学校生になった年だから、80年の歴史ということか。郵政省という役所があった時代、年賀状の交換は年次盛んになる。つまり、年賀状のやり取りは、戦後に官主導で一般化された風習である。元日に年賀状が配達されるよう望むのは、人に先んじたい日本人一般の気質の表れだろうか?それとも欧米のクリスマスカード交換の習慣を倣ってのことか?テレビのニュースで、年賀状投函の映像が風物詩の如く扱われる...正月を前に

  • 骨盤の歪み改善

    私たちは、日中立ったり座ったりしている時は、身体を正体に保って動作させている。ところが夜寝ている時には、輾転反側、様々に屈曲や伸展を繰り返す。無意識に身体を動かしているので、時には骨盤に無理や負担ををかけているごとに気づかない。目醒めて起ち上った途端に腰に痛みが走ったり、洗面台で歯磨きや洗面をしている時に腰痛(魔女の一撃)に見舞われるのは、就寝中の姿勢に問題があると思うが、眠っている最中にそれは正せない。朝目覚め、ベッドを抜け出したら、まず骨盤を整えるポージングをしてから歩き出すようにしている。このポージングは、YouTubeの大阪阿倍野区のパーソナルトレーナー、小林素明先生https://youtu.be/-MFRb-NqREU?si=1JF8KHF1Bo8bFplsの解説と指導がわかりやすい。40代か...骨盤の歪み改善

  • ぬばたま

    「居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも」ぬばたま(射干玉)はヒオウギの実。黒髪の枕詞になるだけあって漆黒である。恥ずかしながら、ぬばたまがヒオウギの実(種子)であることを知らなかった。9月ごろだったか、「万葉の森公園」でヒオウギの花がひと叢咲いている中に、黒々とした粒を見つけ、説明文を見てそれと知った次第。ぬばたま

  • 創意

    この国の停滞または後退が懸念されている。それを打開する処方箋など、誰も書けないと考えるのが正常な認識である。官僚は政策の予算を計上し、政治家が予算を承認する。予算を充てれば仕事をしたと勘違いしてはいけない。予算実行の結果を確認するのは政治家の仕事である。其処までやって初めて、政治家の政策は完結する。現状は「やりっ放し」のようにしか見えない。臆面もなく効果のない政策や事業が遂行されるのは、与党の政治家が自身の関与した予算事業の結果を官僚任せにしないでチェックしないからである。タックスペイヤーの代理人であることを強く自覚して欲しい。国が栄えるには、創意と工夫に富み努力と忍耐を備えた国民を1人でも多く育てることに尽きる。創意こそ発展の源である。模倣と踏襲を続けるかぎり、国力は衰退の一途を辿るだろう。イノベーショ...創意

  • 歴史について

    歴史の事実、史実というものは、時代を越えて多くの専門家の地道な検証を受ける。時代と体制により様々な評価が下され、その多様な評価が時を経るうち次第に収斂し、一定の理解と認識が定着する。その定着したもの、地道な検証の集大成を、私たちは史実として受け容れている。それをテレビの脚本家たちが大向こう受けを狙って、長い歳月と多数の専門家の検証と庶民の常識によって定着した認識に、恣意的な新解釈を加え、ストーリーをつくる。史実を勝手に歪ませたり色づけたりするから、我々庶民の歴史認識を混乱させ、ドラマとしても、実に底の浅い支離滅裂なストーリーが出来上がる。所詮テレビドラマは視聴率目当て、洵に底の浅い歴史ドラマが濫造される。歴史の専門家は、現在に遺された過去の断片的資料を精査し、史実をより正確に慥かめようとするのが仕事である...歴史について

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