「本当に馬鹿げている事ってめちゃめちゃ楽しいんですよ!人生って結構面白いですよ!」それを伝える作品が”俺たちバグジー親衛隊”です! 一瞬で世の価値を無化する生産性ゼロの高校生男子の悪ふざけや生死を彷徨う数々のイベント。
5話 「遠慮すんな、もっとキレろ」カチキレ教唆 / 俺たちバグジー親衛隊 Ⅱ章
「おい、そこのお前。倉庫の鍵とってこい」 そのときギアルはとんでもないことを口にしたのです。 「なんで俺やねん」 「お前や!!」島本先輩は、ギアルの思わぬ反抗にイラついています。 ギアルは「チッ」と、先輩に対して舌打ちをしました。 体育会系の部活というのは、ぼくらのテニス部のような雰囲気カモな部活でさえ、一応、上下関係はしっかりしています。 先輩に刃向かうなんて、言語道断。 ましてや舌打ちなんてもってのほかです。
「俺らが追い出したんかな?」ギアルは口をぽかんと開けます。「そうやろな。俺らと乱打しても練習にならんと思ったんやろう」ぼくは眉を顰めます。 「気にせんとこな。でも、先輩を追い出すとかすげーな。俺らのテニス技術って」とギアルはなぜか誇らしげです。「せやな、俺らは世界を変える力があるんかもしれん」とぼくもニコッとしました。
3話 練習をしすぎて、逆に下手になる / 俺たちバグジー親衛隊 Ⅱ章
「なんで俺はこんな下手になんや?みんなよりも時間使って、1番練習してるのに」 「練習したからやな」 「は?そんなことありえる?」 「あり得る。とっしー、お前はどこで練習してた?」 「あの壁や。みんながおらんときも、一人で黙々と壁当て練習を」 「それやで。お前は勝手に一人で練習して間違えたフォームを身につけてるねん」
「ブログリーダー」を活用して、有陽 太郎さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。