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ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常 ~ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々~ https://www.joebrasil.net

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全然華麗でない日々をお送りいたします。 ギャフン、ギャフン、時々ホロリ、でやらせていただいています。 今日は題名だけでも覚えて帰ってくださいね。

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2022/01/14

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  • 明日は楽しいカーニバル!(^^♪♬💖♪✨☆彡

    今年もカーニバルの季節がやってきた。 実は金曜日の夜、私は私と生徒さんたちとそのお友達等、在伯日本人グループプラスそのお助けスタッフさんたち総勢43名のブラジルサンパウロでのサンバパレードをなんとか無事に終えたばかりだ。 今年もチームにさまざまなトラブルが起こり、例年通り何度もブチ切れ、チームの急な変更と戦い、それに破れ、無視され、怒り、呪い、いいかげん文句を言ったら言ったで揉めたりと本当にいろいろ大変だった。 (これはこちらの言い分で、カーニバルではいろいろ複雑な問題が絡み合い、大変なカオスの中、突然の上からのお達しでどうにも約束を守れなくなってしまったりすることもあるので立場の違いはある程…

  • 17年目のクリスマス・ツリーⅡ

    弟と彼女が出会い、そして別れたいきさつはざっとこういう話だった。 アプリで知り合い話をしているうちにアート系の好みなどもぴったりで話が弾み意気投合した、身長190cmの弟と似合いの180cmの高身長女子であって美人なその彼女と付き合い始めて数か月、だいたい週末ごとにデートし彼は久しぶりの普通の恋愛を謳歌していた。 その彼女がアート系のイベントに自分の作品を出展するのでそれに集中したいからしばらく会えないと言われたのが、今思うと別れるにことになるフラグだった。 イベントまで3週間くらいのものだったので従順なレトリバーくらい物わかりのよい弟は快く了解し、その3週間後のイベントに訪ねる約束をしその日…

  • 17年目のクリスマス・ツリーⅠ

    今年ももっとも私が孤独を感じる季節がやって来た。 孤独なのは別に今に始まったことではないのだが、言わずと知れた年末年始~1月末の私の誕生日までの約一ヶ月間が毎年恒例のデスヘル月間である。 www.joebrasil.net 以前こちらにも書いたように、え?…バツ…?、マス…?、…って、何ですか? と、ずっと知らないふりをして生きていくのにも限界というものがある。 コロナ前に行ったファベーラのクリスマスボランティアに今年は行く気満々だったのだが、今年はイヴ当日の人員は必要で無いみたいな雲行きでハッキリした返事も貰えぬまま当日を迎えてしまった。 www.joebrasil.net だが今年は幸い我…

  • サンパウロ2023カーニバル後記

    今年。私はサンパウロのカーニバルに参加した。 一昨年はコロナの影響でサンバのコンテスト形式のカーニバル自体がリオもサンパウロも無かったので出られず、去年は延期して開催されたがいろいろあって出られなかったので実に2年ぶりの参加であった。 今回私は2つのチームを掛け持ち、ひとつはスペシャルグループでのこちらの日本人の生徒さんや駐在の方のまとめ役+山車の先端で日本風の衣装で踊るジスタキ・セントラルという役と、もうひとつはグルーポアセッソ2という上から3番目のカテゴリーのチームで楽器隊の前に踊るムーザ(女神)という役での出場だった。 両方とも経験の無い華々しいポジションであったため、新しく良い経験をさ…

  • 私のカーニバル2023年②エピソード0、後編 ―去年のカーニバルのことー

    とうとう2022年のカーニバル当日がやってきた。 コロナの引きこもり生活のせいでカーニバル勘も鈍ってしまい、何を用意していいかわからなくなっている。 急場で用意した衣装の頭の飾りが安定せず、朝から自力で直しを試みるがどうもうまくいかない。 時間を逆算し、もう準備の為に予約したホテルに行かなければならないと、参加に不可欠である衣装と、思いつくまま必要かもしれないものをありったけトランクに詰めた大荷物で会場に向かった。 サンパウロのコンテスト形式の大きいチームのサンバのカーニバルでは、サンバ会場にでっけえホテルが隣接していることもあり、衣装が大きかったり特別なポジションで出る人はホテルを取ってそこ…

  • 私のカーニバル2023年①エピソード0、前編 ―去年のカーニバルのことー

    私が今年参加したサンパウロのカーニバルの日から一ヶ月が経つ。 まるであの喧噪の日々が嘘のように穏やかで秋の気配を感じる今日子のごろごろだ(タイプミスで無い)。 ずいぶん前から今年のカーニバルについていろいろ書こうと思っていたのだが、準備の最中には忙しさにかまけ、そして終わった後は疲れを癒すことや残り短い夏をエンジョイすることを優先していたら今になってしまった。 そして何しろ気が乗らなかった一番の理由は、去年のカーニバルの顛末についてブログで語っていないことがあるからだ。 自分の傷口を抉っていちいち何でもブログに書く必要も無いし、正直あまり思い出したくもないのだが、これを避けては進めないと何か自…

  • アントニオ猪木氏とブラジル

    “アントニオ猪木が日本でタバスコを広めた” とても有名な話である。 タバスコの瓶を見るたびにいつもアントニオ猪木が初めて輸入したんだよなあ、と思い出す。 その話は私がブラジルに来てから初めて知った。 猪木氏が子供の頃ブラジルの移民であったことも。 なのでブラジルには猪木氏のご兄弟やご親戚がたくさんいるようだ。 例えば、私が初期にブラジルに来た時にとてもお世話になった『旅の指さし会話帳23 ブラジル』も、私は面識は無いのだが何人かの友人が直接知り合いであるこの本の著者の猪木亜弥子ファニー氏はアントニオ猪木氏の親類であるらしい。 絵も豊富ですごくわかりやすくまとめてあり、ポルトガル語初心者にはぜひ…

  • 貰ったチケットでゼッカ・パゴジーニョのライブに行ってきた

    ずいぶん前だがブラジルのサンバ歌手、ゼッカ・パゴジーニョのライブに行ってきた。 ブラジル人なら名前くらいは知っている超有名サンバスターなので、もちろん誰かに今日彼のコンサートがあるよと言われたら普通でも自腹で行ったかもしれないが、今日は友達の友達が12人分の特別シートのチケットを持っていてたまたま招待してくれたので行ったのが大きい。 サンパウロでは、数日前から公共の交通機関や病院など以外ではマスクの着用義務が解除されたタイミングであったので、そろそろお外に出てみようと思っていた折であった。 一緒に誘われた友達が次の日早いから行けないとの事だったので、以前のシェアハウスの同居人、ダレノガレ明美似…

  • カーニバルのオフシーズン?

    カーニバルまであと5ヶ月。 こちらではちょっと前まで公共の交通機関などではマスクの着用が義務付けされていたが、今はフリーな状態になった。 電車に乗るとだいたい半数くらいはまだマスクをつけており、半数くらいはマスクをつけていないという手ごたえである。 ブラジル人のことだからすぐさまヒャッホーと解除するかと思いきや、意外にマスクをつけている人も多い。 そろそろエンサイオ(カーニバルに向けての練習会)がちらほら始まり始めた。 チームによって日程はさまざまなのではあるが、サンパウロもリオもだいたい9月~10月の間に始まるチームが多いようだ。 じゃあカーニバルが終わって今までのその間は全く稼働していない…

  • 携帯電話を失くして盗られる

    携帯電話を失くした。そして盗られた。 という複合技の夢のコラボが実現された。 今日は所用で家から1時間半以上かかる場所に出かけていた。 その場所は駅からも歩いては30分以上かかるところで、駅からの行き帰りに99というアプリで使える民間タクシーのようなものを使用した。 その帰りにも99の車を呼び乗り込んでしばらく経ってから、上着を忘れたことに気づいたので、すまないが戻ってくれと頼むとその運転手は一方通行をいきなりバックし始めた。 10mくらいならまだしも、100mくらいの距離はあったと思う。 その時は、まじかと思いながらも、ぐるっと回るとここら辺一方通行とか多くてきっとすごい遠回りになったりする…

  • ブラジルで詐欺に遭った話

    最近ずっと昔の話ばっかり書いているので、どうせまた5年くらい前の話だとみなさま鼻で笑いへそで茶をわかしていらっしゃるかもしれない。 が大丈夫、安心して欲しい。 これは今日の話だ。 まあ、正確にいうと詐欺だとわかったのが今日、といことだ。 ここで本当は何の詐欺か当て大喜利大会を開催したいところだが、一応結婚詐欺ではないということだけ報告して話を先に進めたいと思う。 声を大にして申し上げると、私はゴロゴロしているのが大好きな人間だ。 特にコロナになってから家に引きこもる日々が続き、 必殺・寝アイス を代表する数々の寝技を繰り出しているうちに10数キロ太ったほどのポテンシャルの持ち主である(今はダイ…

  • ブラジルで飛行機に乗り遅れる≪後編≫

    かれこれもう6年ほど前に書きかけのまま放置していた、飛行機に乗り遅れた話の後編、ついに完結編だ。 www.joebrasil.net www.joebrasil.net 飛行機に乗り遅れ、空港中を走り回って追加料金を工面するも、カウンターで待たされた挙句、明日また出直して来いと言われた私。(あらすじ) え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!! 確かにそのカウンターで待っていた間に時間は10分ほど過ぎていた。 だがカウンターには11時半に着いて告げたのだから、それは約束の時間に間に合ったと考えてもいいのではないか。 「だって、着いて、、、11時半、、、お金を…

  • ブラジルで飛行機に乗り遅れる《中編》

    このブログを通して最近知り合った、熱烈な私のブログファンだというぴちぴちギャルに続きを待っていると言ってもらったので、今日はかれこれもう6年ほど前に書きかけのまま放置していた、飛行機に乗り遅れた話の中編を載せようと思う。 《前編》はこちら www.joebrasil.net さて、かように私は日本行きの飛行機に乗り遅れたわけだが、 皆さんも、ブラジルで空港への道路が混んでいたため(と、余裕を持って出発しなかったため)家に引き返すタクシー代すら持っていないシチュエーションの(あらすじだお☆)私の気分になって一緒にハラハラしていただきたい。 まず、私の乗るはずだった某エアラインのカウンダ―に足を運…

  • ブラジルアガリクスと幻の茸コプリーノ

    最近ブラジル産の乾燥アガリクスと玉ねぎとコプリーノをブレンドしそれにお湯を注いだものを飲んでいる。 それはなんじゃらほい、とな。 アガリクスは日本名を姫マツタケといい、もともとはブラジル産で出始めた免疫を高めるのに良いと言われるキノコの健康食品で、日本でもわりと有名なので名前を知っている方もいらっしゃるだろう。 ブームに乗って粗悪品も出回り、一部の過剰な販売方法で日本では否定的な意見も見られるが、ブラジル製は質が良いものが多いと言われており人気も高い。 別に私はここで皆さんにブラジルの怪しいキノコをおすすめして一山当てたろ、と思っているわけではない。 私が長年サンパウロでお世話になっている日本…

  • リオ・デ・ジャネイロの部屋探し・非モテの流儀

    さて、リオ・デ・ジャネイロで部屋を探した時のお話シリーズ第2弾である。 第一弾はこちら www.joebrasil.net そんなわけで、もう不動産屋で探すのは諦め、老境に差し掛かった昔気質の刑事のように足で探すことにした。 要は近所をうろつきまわり、そこいら中で知らん人達に空いてる部屋を知らないか、と逐一聞いて回るのだ。 あんまり目立つ行動をしたり、知らん人にむやみに声をかけて悪い人だったら危ないとは思ったが、もうそうも言ってはいられない。(人は選ぶが) だが、たまたま空いているところがあってもやはり保証人の問題が出てきたりして思うように話が進まない。 やっと保証人もいらないという部屋を探し…

  • リオの部屋探し・セクハラ不動産

    私の使っているはてなブログの今週のお題が「引っ越し」だそうで、前回も去年引っ越した時の話を書いたのだが、引っ越し繋がりで思い出したので今日は10年以上前のまだブラジルにそんなに慣れていない頃、リオ・デ・ジャネイロで部屋を探した時の事を聞いていただきたいと思う。 なのでこれは私がリオのサンドラさん(サンドラさんシリーズ参照)のアパートに住む前の話だ。 www.joebrasil.net リオのカーニバルに出るためパスィスタというダンサーの一員として何とかあるチームにもぐりこむことができそうで、その練習に参加するために拠点となるアパートを探していた。 8月ごろから毎週のようにリオには来ていて、たい…

  • ブラジル・コロナ禍の引っ越しの顛末

    私は去年の6月に引っ越しをしたのだが、まだ思い出すと暗い気持ちになり心が痛いので封印していた話がある。 わたしが使用しているはてなブログの今週のお題が「引っ越し」らしいので、あれから時間も経っていることだし、今回はその時のことについて書いてみたいと思う。 ここにも書いていたようにコロナ禍において皆さんと同じようにくさくさはしながらも、幸い素敵なルームメイトたちに恵まれたおかげでそれなりに元気に過ごせていた。 www.joebrasil だが、私についてでなくともルームメイトたちに次々と不幸が訪れ、一人抜け二人抜け、新しい人が入ってきても馴染めず、長く続く自粛生活も相まって鬱々としてしまう日が多…

  • 月と弟、そして何でも金で解決する山田

    この間、弟ともう一人の日系人の男友達と一緒にボンへチーロという韓国人街に行ってきた。 私はこの1年半ほどその男友達とも日本語とポルトガル語をとっかえっこして話をするzoom会を行っており、その時にサンパウロで生まれ育ったくせに韓国人街に行ったことが無いという話になった。 では共通の友人であり私たちの他に友達があまりいなくて暇そうな弟も誘い昼間から韓国料理を食べに行こうという計画を立てたのだ。 彼の名を仮に山田としよう。 山田はなぜか仲間内から名前でなくて苗字の呼び捨てでみんなから「ヤマ―ダ」と呼ばれており(こっちでは友達から苗字で呼ばれるのはとても珍しい)、以前は普通の仕事をしていたが、数年前…

  • ブラジルカーニバル2022⑦ネバー・ギブアップ!

    ブラジルでのカーニバル期間は終わったが、アフターカーニバルとして今回はリオで私がカーニバルに出ていた頃の小話をしよう。 こちらのカーニバルでは、しばしば参加衣装の配布がひどく遅れたりすることは前3回に渡り書いた www.joebrasil.net ので、それについてはお分かりいただけたと思う。 そしてまた、良くあるのが衣装のサイズトラブルだ。 最近は一人ずつちゃんと名前を付けて大きいポリ袋に仕分けして渡してくれるのだが、それでもなんでこうなった?という間違いが非常に多い。 衣装は自分にフィットさせるように直せばいいが、靴となるとそうはいかない。 大きいのだったらまだいいが(それでも自分のサイズ…

  • ブラジルカーニバル2022⑥嘆け!ビキニ侍!!その3

    ここまでのお話 約50名の日本人のカーニバルツアーの責任者として、演者としてサンパウロのカーニバルに出ることになった2018年。だがほとんど全員分の衣装が当日になっても届かない。出発3時間を切りやっといくつかの衣装が届いたものの、山車に乗る人の頭の飾り9人分が足りず、他の10名超の出場者の衣装も受け取れたのか、時間に間に合ったのかもわからない。もうパレードは始まっている。私のサンバ人生ももはやこれまでとその場で切腹することを決意した―――。 www.joebrasil.net もうパレードは始まっている。 先頭の山車もスタート地点を過ぎてしまった。 本気で終わった。 私完全終了のお知らせだ。 …

  • ブラジルカーニバル2022⑤嘆け!ビキニ侍!!その2

    前回のあらすじ 約50名の日本人のカーニバルツアーの責任者として、演者としてサンパウロのカーニバルに出ることになった2018年。だがほとんど全員分の衣装が当日になっても届かない!この絶体絶命の危機を一体どう乗り越えるのか?! 前回はこちらから www.joebrasil.net まさかこんなひどいことになるとは思わなかった。 白目をむいて泡を吹いて倒れたかった。 が、そういうわけにもいかないので泡はやめてとりあえず白目だけ剥いてみた。 しかし、どんなに白目を剥いてみたところで現実は変わらない。 バスの出発の時間を少し早めはしたが待機場に行く時間までそんなには時間の余裕もない。 だが衣装が無いの…

  • ブラジルサンバカーニバル2022④何問正解できるかな?日本人が間違えやすいカーニバルクイズ

    カーニバルシリーズ中休み。 どうにも気になる日本の方の多くがカーニバルについて誤解していることを今日は書いてみようと思ったが、どうせなら楽しんでもらえるようにクイズ形式にしてみようかと思いついたので、やってみる。 なんか意外にめんどくさくて思いついてしまった自分を軽く責めたがそれこそあとのサンバカーニバル、ということで、愚痴はこれくらいにしてヴァモス・クイズ! 第一問:カーニバルでは女性の大部分がビキニに羽の衣装で参加する。〇か×か? チッチッチッチッチ… 正解は、 × なんでこんな誤解が生まれるかといえば、報道の時にやはり派手で見栄えのいいハイーニャ(女王)・ダ・バテリアの写真か山車に乗って…

  • ブラジルカーニバル2022③嘆け!ビキニ侍!!その1

    カーニバルに興味が無い人にとってはとっつきづらいお話が続いたので、今日はいっちょ景気のいい話、では全然ないのだがわかりやすい話を、ということで私のサンバ人生の中で一番ハラハラしたカーニバルの話をしたいと思う。 以前の記事はこちら www.joebrasil.net あ、すみません、今年はカーニバル延期になったのもあって今年の話じゃありません。 題名に偽りありですが、“2022年に書いちゃってるカーニバル記念シリーズ“なのでそこらへんご理解の上でお読みになってください。 あれは2018年のカーニバル。 私は長年通ってきたリオとの二重生活に気力、体力の限界を感じていた。 当時の生徒さんたちに以前か…

  • ブラジルサンバカーニバル2022②どうなる?今年のカーニバル

    さて、カーニバル2022シリーズ第二弾だ。 今回はコロナ禍においてのブラジルカーニバル開催についてお話しよう。 その経緯を時系列に沿いながら私の状況やコメントをはさみ、そこから知らず知らずにブラジルのことがよくわかるような大変お得な仕組みで書いていく。 なお、ここでいうカーニバルはリオとサンパウロにおけるサンバのコンテスト形式のカーニバルの意味で使用しています。その理由はこちらを。 joe.hatenadiary.com 2020年2月 カーニバルコロナ感染者がブラジルでもぽつぽつ現れたがカーニバルはなんとか開催 今思うと本当にギリギリ逃げ切った感じだった。あと1ヶ月時期がずれていたらそれどこ…

  • カーニバル2022①序章:よくわかるブラジル“サンバカーニバル“解説

    一応サンバダンサーを名乗っているのにサンバやカーニバルについての記事をほとんど書かないことに定評がある私であるが、私を架空のお笑いサンバダンサー(笑)だと思ってるうっかり素人さんに向け、この数回はカーニバルについてのことを書いてみたいと思う。 一週間後はカーニバルである。 あれ?今年のブラジルのカーニバルは延期になったんじゃないの?というブラジル通な方もいらっしゃるかもしれない。 リオやサンパウロのコンテスト形式のカーニバルはオミクロン株によるコロナ感染再拡大のせいでおっしゃるように4月に延期となったのだが、『カーニバル』とはなにも『サンバカーニバル』とすべてイコールではなくて、 カトリックを…

  • ブラジルに13年住む私がおすすめするブラジルのどこでも買えるばら撒き土産ーお菓子編②ー

    さて、今回は第二弾、街のお菓子屋さん編である。 第一弾はこちら joe.hatenadiary.com 街のお菓子屋さんはこんな感じだ。 外観はみな似通っているので前を通ればすぐわかる。どこも入口が解放されていることが多く気軽に入りやすい。 ものによってはバラ売りも行っていたりするので、日本の駄菓子屋さんのような感覚でちょっとずついろんな種類が買えるのもスーパーなどには無い魅力だ。 話は逸れるが、年末にメトロの通路の小さいお菓子屋さんでちまちまとバラ菓子を買って普通にレジに並んでいた彼を通りすがりに見つけた。 目が釘付けになり立ち止まって会計が終わるのを待ち、写真をねだって撮ってもらった。 そ…

  • ブラジルに12年住む私がおすすめするブラジルのどこでも買えるばら撒き土産①ーお菓子編ー

    ブラジル在住、あるいは旅行者の方で、そんないいものじゃなくていいのだけど大人数向けなどに何か買わないといけない時の、ちょっとしたお土産に悩む方も多いだろう。 そこそこに気が利いていて有名で値段の張るもの、または無茶苦茶ポピュラーなものであればガイドブックやサイトに山ほど紹介してあるのでそれを見てそれに従って買えばよい。 ポリュラーなお菓子とは、例えばこういったものだ。(高いものは割愛) チョコレートボンボンの詰め合わせ チョコがけウエハースBIS ピーナツを粉状にして塩と砂糖を入れ固めたお菓子パソッカ ゴイアバ(グアバ)ようかん だが、私は今君にそういう話をしているのではない。わかるか? こう…

  • ブラジルの宗教 怪しいカンドンブレのお店潜入レポ

    今日近所を買い物の途中近くを通ったので、インパクトのあるキリスト像が怪しくて前から気にはなっていた、ブラジルのアフリカ由来の宗教『カンドンブレ』の儀式に使うものなどを扱っているショップにふらふらと立ち寄ってみた。 入ってみたらなんかいろいろ充実していて面白かったので、普通に暮らす日本人にはまったく関係が無く全然役に立たない情報を今日も皆さんにはりきってお届けしたいと思う。 私だってカンドンブレとは全く関係は無く用も無いので、以前の記事にも書いたリオの友人ヤスミンちゃんの『マクンバの儀式』の買い物に付き合うときくらいしかこういった店に行ったことは無いのだが、“マクンバショップ“ってどんなのかな?…

  • 最弱の弟⑤ 人生最低の手淫

    弟シリーズ第5弾である。 一話完結方式なので単話ずつでも十分イケると思うのだが、ご興味ある方はこちらから joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com 弟は数年前に男性だけが所有する例の玉の一つに腫瘍がみつかり、腫瘍を取ってそこにシリコンを入れる手術をした。 なぜ腫瘍が見つかったかというと、彼のそれの片方が重く感じると思ったら玉もういっこぶんくらい下に垂れ下がっており左右の揺れの均衡を欠き始め、しまいには倍くらいに腫れてきたためだ。(※当社比) 弟がそのさまを細かく描写して話した時…

  • 最弱の弟④ 遠距離恋愛・エロスの代償

    予告通り今回も私のブラジルの弟の話である。(前回はこちら) joe.hatenadiary.com まだ彼が日本にいる日本人の元カノみっちゃん(仮名)と遠距離恋愛街道ばく進中でありアツアツだった頃。 彼は周りにいる女子には全く興味のカケラも見せず浮気もせずみっちゃんひとすじだったので、 いくら構成成分が植物性100%なんじゃねえかと思うようなギラギラ感皆無に見える弟であっても、健康な若い成人男性としてずっと愛しい人と触れ合う事さえかなわずアッチのほうは一体どう処理しているのだろうと要らぬ心配をしないでもないでいた。 だが彼らは会えない日々の中でもお互いのたぎるエロスを消化させるべく、遠隔ながら…

  • 最弱の弟③一夜しか会わないで5年付き合った彼女

    私にあまりブラジル人ぽくない“ブラジルの弟”がいることについては折に触れてきた。 joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com 上記以外の他のエントリーにも思い出したようにフラフラとこのブログに頻出してくる人物なのだが、今日は彼と、その彼と5年も付き合っていた日本人の彼女について書いてみようと思う。 まず、一番の驚きポイントは、ヤツが日本に旅行に行った時の最終日の夜にひとりでふらっと入ったバーでみっちゃん(仮名)と出会って意気投合したがその翌日に帰国、その後一度も直接顔を合わせることのないまま5年も付き合い続けた、という…

  • ブラジル・私の身近でかわいい動物びっくり写真館♡

    皆さん動物はお好きだろうか? こんなキャッチ―でハートフルな題名でブログを書く日が来るとは思っていなかったが、今日はブラジルで私が出会った動物たちを皆さんに紹介していきたいと思う。 あくまでも私にとって身近でかわいい動物なので、身近でかわいいかどうかは私の主観になります、悪しからず。 ①犬 前の前の前のシェアハウスに住んでいた時に預かった犬くん。まだ子犬で可愛らしかった。 道で出会ったリボンをつけオシャレしブラジル国旗をつけた犬くん。自国の国旗柄のものを身に着けているが別に犬くんの政治的思想が右寄りな訳ではない(はず)。 背景を見てお分かりだと思うのだが、そう、これは飛行機の中だ。しかも国際線…

  • 不可解なブラジルのお金(お札)の落書き

    ブラジルのレアル(ブラジル通貨名)が下がったまま安定して久しい。 今はだいたい1レアル20円くらいといったところだ(2022/1/21現在) ja.exchange-rates.org なんでいつもブラジルで普通に生活してる日本人には全然役に立たない情報ばかり書いてるくせに急にこんなことを書きだしたのかと言えば、 真面目なブラジルの情報発信ブログを書こうと心を入れ替えた というわけではもちろんそんなことではさらさら無く、 こちらのお金で気になることがあったからだ。 こちらのお金、というかお札で気になること、それはとても汚い、ということだ(日本人の感覚)。 そしてこれこそが今日の本題なのだが、な…

  • ポルトガル語の言いまつがい②

    前回より小粒ではあるが、いくつかのポルトガル語にまつわる言いまつがいのネタがあるので書いてみようと思う。 初期の探偵ナイトスクープの“爆笑!小ネタ集”の桂小枝の回の雰囲気でご覧いただきたい。 奇妙なジュースを頼む東方から来た謎の女 まだ私がブラジルに住む前、カーニバルのためにブラジルと日本を行き来していた頃の話だ。 ブラジルはフルーツのフレッシュジュースが安くて美味しいので、近所にあるジュース屋さんでイチゴジュースを頼んだ。そのつもりだった。 「スッコ ジ フランゴ ポルファボール(イチゴジュースをください)」 だが、そんなものは無い、と店員さんは困惑した顔で言う。 でもそこはジュースにするた…

  • ポルトガル語の言いまつがい①

    この年末は久しぶりに友人の家でブラジル最弱の弟と一緒に年明けを迎えた。 joe.hatenadiary.com joe.hatenadiary.com やつら男共は何もしない・できないので、自分が食べたかったのもあってかき揚げ入り年越しそばとカレーと餅ピザとイチゴゼリーを作り、片付けも全部ひとりでやった。 別に自分がやると言ったことなのでそれはいいのだが、さあ帰ろうという段になって私がみんなの使った食器を洗ったりしていると、手伝いもしない・できない界の中でも右に出る者がいない男である弟が、 「えぇぇぇぇぇぇ~~~、姉さん~、まだあ~?」 と暇そうに言いに来たので、コロスと言って腹にワンパン入れ…

  • 高低差ありすぎて耳がキーンとなった友人の話

    やっとこの間一年ぶりにブログを更新したところだが、更新しない間に「ブラジリアン電子レンジダイエットを知ってるかい?」という、書いた私さえ知りはしないものが下書きに放置してあり、我ながらネタが無いのに何か書かなければと試行錯誤だけはしてみた痕跡がうかがえた。 私の日々はあまり代わり映えがしないので、今日は去年の12月24日から31日にかけての、Sちゃんという私の仲良しの友達の話だ。今回はブラジルもサンバも全く関係がない。 彼女は日本人で日本に住んでいるのだが、私が落ち込んだ時などは令和ではもう誰もしない初期のトシちゃんのモノマネをして慰めてくれたりする、少々笑いのセンスが突出しすぎた愉快で心優し…

  • クリスマスの思い出

    やあやあ、皆様お元気でしょうか? ブログを更新しないまま、あっという間に一年が過ぎてしまった。 何も書くことが無いと言いながら、 家で脳貧血で倒れ額をぱっくり割ったり(飲みすぎ、去年12月、病院送り)、今まで暮らしていた同居人が少しずつ出て行ってしまったり(11月~1月)新しい同居人の一人とどうも気が合わず毎日死ねと思いながら暮らしたり(去年12月~6月)、耐えかねてやや郊外に引っ越しを決めたら、嫌いじゃないほうの新同居人がコロナで陽性が出て自分も自宅待機を余儀なくされ引っ越しが延びたり(6月)引っ越し初日にキッチンの15センチ超の巨大ナメクジと目が合ったり(6月)、近所のポンジアスーカル(と…

  • いや、これは、こんな時代だからこそ夢を見ようよ、という話、なのかもしれない

    書くことがねえ。 一時は日本ではブラジルのコロナのことをあんなにあーだこーだ言ってたのに、今だって死者も感染者も増え続けているのに、感染者数が100万人を超えた6月後くらいから日本の記事でも取りあげられ騒がれることはめっきり減少したように思う。 一応、コピペしておこう(ブラジル新型コロナ感染者数の概要 2020年12月6日現在) 感染者数 6,603,540 新規 26,363 件 回復者数 5,776,182 死亡者数 176,962 新規 313 件 (※ブラジルの人口はだいたい2億1千万人強) もう日本もブラジルも多くの方がコロナのある生活に飽きてるな、、、と思ったりもしている。良くも悪…

  • 最弱の弟・その2

    ブラジルで私に弟ができたことについては、ずいぶん前に書いた。 https://joe.hatenadiary.com/entry/2016/03/07/133414 その弟とは会ったり会わなかったりという波もあるが、まあ所詮あいつはうっかり私の弟になってしまったようなおっとり坊やであるので、このコロナ禍においても引き続き連絡を取ったりはしている。 ところで、ブラジルはコロナ感染者数がアメリカの次に多いことで日本で悪名を馳せているこの昨今である。 日本でもここ最近は、これは思ったよりも長く続いてしまいそうだし、状況と折り合いをつけながら出来るだけ気をつけて過ごそう、という感じの方が増えてきたよう…

  • ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況3

    前回に話したモニーズィがこの家から完全撤退してしまった時期とちょっと時期は前後する話だ。 今回は同居人のアリソンに起こった辛い話になる。 このコロナ禍において同居人のペドロもモニーズィも実家に帰ってしまっていたので、その間しばらくアリソンと二人だけで暮らしていた。 アリソンは一番長くこの家に私と一緒に住んでいる。 本当に性格もいい子で、真面目で普段は冷静できちんとしている子なのだけれども、例えば私が急に思い立ち、よし、相撲を取ろう!とだしぬけに取り組みをしかけ、ちがう!まず塩を振るふりをしてから!そう、四股を踏む脚は開いてもっと高く上げる!!などとわけもわからない外国人の彼に無理難題を言い放っ…

  • ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況2

    同居人であるモニーズィのお父さんがコロナに感染してしまった。 私とアリソンは、戸惑いながら気を遣い心配しつつ過ごしていた。 だいたい毎日夕方ごろ、モニーズィはお父さんの状態の連絡を家族から受け、一喜一憂してる。 そりゃそうだよな、と私たちは彼女が落ちているときはなるべく大人しく過ごしていた。 それでも彼女は強くて、お父さんの状況を聞いた後に涙ぐんだり部屋に引きこもっていることもあったが、だいたいは心配は忘れたように自らも今日は何する?と言ってきたりもして、三人で愉快に遊んだ。 私が彼女であったならば感情のまま同居人に八つ当たりをしたり、部屋に籠りきって誰とも話さずにもんもんとしてしまったのじゃ…

  • ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況1

    私のサンパウロでのシェアハウスで、まず初めに入ってきたのはアリソン君という男子だ。 大学で歴史を専攻していて、大学院の卒業間近に田舎では職が無いからと先生の職を探しにサンパウロに来たのだ。 そして、次に入ってきた女子はモニーズィという。今はマーケティングの仕事をしているという。英語もペラペラで、お父さんは弁護士さん、自分の大学の専攻は心理学だが、自分も弁護士の資格を持っていて、英語の先生としてタイなどいろいろな国に行ったこともあるという。 もうひとりの男子はミナスジェライス出身のペドロ君。おしゃれでセンスが良く、訪ねてきた頃は頭をピンクに染めていて、ゲイ爆発の物腰。デザイン関係の仕事をしている…

  • 12年ブラジルに住む私が日本の方に知って欲しい、コロナ禍におけるブラジルの状況2(2020年6月21日現在)

    とうとうブラジルのコロナ感染者数が100万人を突破した。 一カ月くらい前からこんな日が来ることは覚悟ができていたので、もはや感覚は麻痺してしまい、今更驚きはあまり無い。 だって、ブラジルだもの。 さらに、ある病院の責任者の見解によると、実際の感染者数は公式感染者の10倍はいる、という話もある。 ただ、まだ日本のブラジルコロナ感染についてのニュースのコメントを読んでいると、 ①ブラジルはコロナに対して何も対策を取らず、ノーガード戦法なので仕方が無い ②大いなる実験としてどうなるか日本の対策に活かしたいのでそのまま続けて結果を見てやろうじゃないか ③ブラジルは南半球なので季節が冬なのでさらなる感染…

  • ブラジルに住む私が日本の方へ知っておいていただきたいブラジルコロナ対策に関する誤解

    ブラジルではコロナ感染が爆発し今やとても酷いことになってしまっている。 感染による死者が2万6000人を超えてしまった(5月28日現在) ブラジルに住んでいる私を心配し、ご連絡くださった数少ない方々、どうもありがとう。 そして全然心配していなかった方々は、もう少しだけ、私に愛をくれたらいいと思う。 12年ブラジルに住んでいる私が、日本語のブラジルコロナについての報道記事、そのコメントなどを見て、かなりの方が誤解していると感じる部分について、簡潔にお伝えしたい。 ブラジル政府すべてが一体となり経済を回すことを優先し、コロナ感染に関して何も対策を取らず放ったらかしにしている というのは、大誤解であ…

  • リオの家を引き払う

    数年前から、リオの借りている家からいずれ撤退すべきであろうということはいつも頭の中にあった。 だが決して、最近のここらへんの地区が危ないからという理由だけで日和ったわけではないのは一応言っておこう。 怖気づくには遅すぎる。もともと安全とは言えない地区だったしな。 私がこの家の近くのリオのチームに変わらずにいたならば、多分私は今も借り続けていただろう。 ま、今度話すが、いろいろあったのだ。 こちとらブラジルに住んで10年、リオの家を借りて8ねんやねん。(韻踏み関西風) もちろん生死にかかわるような危ない目に遭っていないのは運が良かっただけかもしれず、はじめからこちらで起こる全部の危険を覚悟してい…

  • 家の前で銃撃戦があった話

    前回話したように、私は今リオの別宅に来ている。 ここ二年ほどリオのカーニバルには出ていないのだが、せめてチャンピオンパレードくらいは観たいということもあり、カーニバル後はしばらくリオに行く計画をしていた。 ホテルなどの手配を事前にせずとも思いたった時にふらっと行けるのが別宅を借りている最大の利点だ。 危険な地域にあるおんぼろアパートとはいえ、ガスコンロ、鍋類、食器類、冷蔵庫、電子レンジ、wifiの線も引いたし果ては常備の食料や調味料まで、生活するのに最低限のものは全て揃えている。何も持って行かなくとも予備のパンツや着替え、アクセサリー類さえ置いてきているので、最悪少しのお金とバスに乗るための身…

  • 家の近所で銃を突き付けられた時の話

    カーニバルも無事終わり、少しお休みをいただき、現在私はリオの別宅に来ている。 joe.hatenadiary.com ここらでも書いているように、リオの別宅は貧民街からほど近く、その中でも特に私の借りているアパートはクソ貧乏人のみが住めるある意味選ばれし者たちのアパートだ。 私のこの家は、ブラジルで最も悪名高い巨大ファベイラ(貧民街)であるコンプレックス・アレマオンからすぐのところに位置する。 もろファベーラでは無いが安全とは決して言えず普通の日本人が好んで住むような立地でも無く、だが慣れもあって私にはなんだかんだ居心地も良くてかなり気に入ってしまい、アパートを借りはじめてから早丸8年が過ぎた…

  • ブラジルのエステに行ってみた話

    カーニバルも近い。 追い込みの練習等のせいもあって私の膝の状態は全く回復の兆しを見せず、去年の今頃とほとんど変わらず同じくらい痛い。 まずはここで膝おじさん完全終了の悲しいお知らせです。 joe.hatenadiary.com 膝、と言えば、今日ブラジルのエステということろに行ってみた。 カーニバルも近いので、もう自力ではどうにもならない昨今、ちょっと試してみようじゃないかと思い立ったのだ。 なぜ膝と言えば、なのかというと、私は自分の丸膝の上に乗っかっている肉をこよなく憎んでいるからだ。 もう思春期の頃から長らく、ダイエットをしてみたりいろんな努力をしたのに足が全然細くならず膝の皿はでかいまま…

  • 今日の私のブラジルと、西原理恵子さんの漫画を読んで思ったこと。

    暑い。 こちとら現在ブラジル・サンパウロの真夏真(三文字全部漢字ほぼおんなじ♡)っ只中だ。 みなさまはいかがお過ごしか。 恵方巻食い過ぎて腹を壊してはいまいかな。 まあ、そんなに幸福に貪欲になりなさんなよ。 この夏は久しぶりに天気の良い日が続いており、日中の日差しもめっぽう強い。 と、いっても、サンパウロはリオなどもっと北の方と比べると特に夜はかなり涼しいし、さらにサンパウロの私の家は比較的涼しくクーラーが無くても耐えられるくらい快適だ。 日本の夏と比べてもじめじめしておらず、日陰においてはしごくカラっとしている。 今日は最近できたドラッグクイーンの友達に誘われ、サンパウロのちょい外れのほうに…

  • 膝通信~大谷翔平もやったというPRP再生医療の、良く効く版というAPS治療をやってみた話その後と、うまい棒

    さて、皆様お待ちかね、もはや私のライフワークと化しつつある、私の膝☆通信である。 だから、ちょっとつまんないよ、言っとくけどさ。 八月の終わりに日本の地元の病院で膝の再生治療を受け、早四カ月が過ぎた。 joe.hatenadiary.com 効果がちゃんと見られた暁には皆様にご報告差し上げようと思いつつこれといった決め手がみられないまま、経過を見ていた。 どう書くべきなのかやや逡巡したが、正直な感想を時系列に沿って述べさせていただきたい。 注射直後→むしろ痛くなったが、これは一時的なモノ(と、言われてたしな)。。。 一ヶ月後→はっきり言って注射前と変わんねえ。でも、あまり無理はせず、様子を見よ…

  • ブラジルのアサイーがうますぎる件

    また長い間ブログ更新を怠ってしまった。 自分で勝手に上げているブログであるというのに(そんなに誰も待ってないしな)、なにぶんヒラメキ重視とうそぶいて天才ぶりたい鼻持ちならない文豪気取りなところが私にはある、と、いうご理解で、ごく少数派の皆様もここは手打ちにしていただきたい。 経過をご心配くださっている全国の私の膝ファンでいらっしゃる方には大変申し訳ないが、なんか急に思い立ったので今日はアサイーの話だ。 日本ではセレブやモデルたちが食すアサイーボウルという触れ込みのもと、ハワイ経由でどんぶらこっこと日本に渡り、2,3年前にブレイクしたご存知驚異のパワーフルーツだ。 日本ではオレンジジュースなどと…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑨闘膝痛記Ⅹ・最先端医療への道、その後

    さて、APS療法による治療は全て終了した。 さようなら、そしてありがとう。皆様には長々と私の膝に付き合ってくださり、膝ともどもとても感謝している。 有難いことに翌日からさっそく膝の痛みはビタイチなくなり、日本出発前に富士登頂、フルマラソンにチャレンジしなんと大会新記録を樹立。表彰式からその足で臨んだトライアスロンの世界大会では2位を大きく引き離し世界記録をマーク。あんまり調子が良くなったので飛行機には乗らずにブラジルまで歩いて戻ってきた。(たまに泳いだ。) というようなご報告を皆さんご期待されているのだと思うが、 翌日から膝は腫れ痛み出した。 え、じゃあ逆に悪くなっちゃったの?と思った方。 早…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑧闘膝痛記Ⅶ最先端医療への道・APS(高濃度PRP)療法、いよいよ注射編

    さて、今日APSの注射を打つと決まり、看護師さんに注射に必要な血を採ってもらう。 右手で二箇所刺されるも針が血管を捉えられず、選手交代ののち、左手に変えてやっと採血してもらうことができた。 それを遠心分離器にかけたりの用意があるというのでまた待合室で待つことになった。 さらに1時間くらい待っていると、受付の方が申し訳なさそうに、注射は専門女医先生ではなくて膝名医先生がやることになったのだが、前の手術が長引いていてまだ結構時間がかかりそうだ、と言う。 あの正直で素晴らしい人格者としてご存知、天才美人再生医療専門家女医先生(中国語みてえ)がやってくれるのかと思ってはいたが、かなり遅くもなったし時間…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑦闘膝痛記Ⅵ最先端医療への道・APS(高濃度PRP)療法、診察編2

    ついに治療の日はやって来た。 だが朝目覚めた時、私は病院に行くつもりなどさらさらなかった。 一応の予約をした時に、いつまでにやると決めないとダメですか?もしキャンセルするとしたらいつまでに連絡すれば、、、?と問うも、 『あ~、いらないいらない。こっちも忙しいし、来なくても誰も気にしないから大丈夫。』 多分特殊対応だとは思われるが、膝名医先生はフランクにそうおっしゃった。 なのでお言葉に甘えてぶっちぎろうかと考えていたのだった。 しかし、週末に5回目のヒアルロン酸治療(5回でワンターン)も終えたのだが、ほとんど効果は感じられなかったし、他の施術においてもやはり同様だった。 さらに前々日に急遽浅草…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑥闘膝痛記Ⅴ最先端医療への道・再生医療、PRP(APS)療法を知ってるかい?

    さて、最先端医療だ再生医療だと何度も言っているが、皆さんはあんまりピンときてはいまい。 では、いったいどんなものなのかここでひとつ一緒にお勉強しようじゃないか。 ここでは再生医療と言っても巷で良く聞くIPS細胞を使った移植手術などとは少し異なる。 整形外科の分野での再生医療PRP(APS)療法についてであることをご理解いただきたい。 ※ここから難しい説明が続きます。ダルい方は下の点線まで読み飛ばしてください。後にやわらかくして説明します。 最先端である関節治療の再生医療PRP療法とは 〇PRPすなわちPlatelet Rich Plasma=多血症版血漿という血小板を濃縮した血漿による治療のこ…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑤闘膝痛記Ⅳ・最先端医療への道・診察編

    お目当ての地元の病院に予約を打診すると、新規の上急ぎだと予約がすぐに取れないので、長時間待つことを覚悟して直接診療に行ったほうが話が早かろうと電話でアドバイスをいただけた。 翌日朝9時前に病院に到着したものの、受付にはすでに長蛇の列ができていた。 どいつもこいつも病人か。千葉で人気のこだわりつけ麺屋か。 さらに整形外科の待合室にも座れないくらい人で溢れかえっている。予約の人が優先という話なのでこれはもう腰を据えて待つしかない。 昼も過ぎ、午前の診察が終わりかけて待合室にいる人もまばらになった頃、やっと名前が呼ばれた。 どういう経緯で膝が痛くなったのかという問診の際にできるだけ詳細を語ろうとする…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常④闘膝痛記Ⅲ最先端医療への道・出会い編

    久しぶりに日本で会った友人は看護師であった。 ああ、その友人が整形外科とかに務めてて、それで膝の治療に詳しかったのか、、、と皆さんは思われたかもしれないが、そういうことではない。 彼女の専門が何科であったかもはや思い出せないが、予約してくれた飲み屋で膝の治療をしていると告白すると、「膝の治療大変だね、治ると良いねえ~」と、医者を紹介してくれるわけでも無く傍らで白ワインをガブガブ飲んでしまいには終電を数駅乗り過ごしてタクシーで帰るという実に私の友人らしい自慢の愛すべき(ダメ)人間であって、整形外科は専門外だった。 ただ、彼女本人はとても不本意らしかったが務め先で“総合病院一の美容番長”と呼ばれい…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常③闘膝痛記Ⅱ

    さて日本に着いたはいいが、調子が良くない。 傷口は痛むし、心の傷も修復されず、いまいち全開バリバリで日本を満喫するというテンションになれなかった。 今回の帰国のメインイベントは、今度こそ日本で膝を治す、というものであった。 joe.hatenadiary.com もうかれこれ2年以上も膝の痛みに悩まされていた。 膝を治すためなら、どんなことでもしよう。もはや手足を失うことすら厭わない。 そんな本末転倒なことさえ思うくらいの熱で去年通っていた病院に行き、ヒアルロン酸を膝に注射する治療をしてもらう。 ついでにちょうどいいからブラジルで手術をした時の股関節の糸をちょちょいと抜いてくれまいか、と頼んで…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常②手術~旅立ち

    日本一時帰国前に軽い手術をブラジルで行ったことは以前にも書いた。 joe.hatenadiary.com 軽い手術といっても足首と股関節のところにメスを入れて血管を引っこ抜くというもので、一日だが入院も必要であった。 一週間は手術後飛行機に乗ってはいけないということだったのに、あちらのミスで3日後に乗る羽目になってしまったのだった。(あらすじ♡) 私が車付きの移動ベッドで手術室に運ばれてきた時に久々会えた手術医は、 『君は、やりとげたー!!!(手術ができることになった、の意)』 とハイタッチをせんばかりのノリノリハイテンションで話しかけて来、 『やあ、元気かい?!』 と満面の笑みで張り切って挨…

  • 番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常①

    本日は番外編として、ついこの間私が日本へ一時帰国した時のことに触れたいと思う。 “日本にいる日本人サンバダンサー”、という、それまあまあいっぱいいる!!という、ブラジルに住んでいるという唯一の売りさえ失くし両翼もがれた状態での、しかもご存知、相も変わらず全く華麗では無い日々を綴る番外日本編である。 だが、なかなか興味深い体験もしたので、ブラジルやサンバ関係なくそれについて情報を欲している方に向けても一筆執ってみようと思う。 なお、今回は帰国した際に数名の友人に、 『おまえのブログは面白いけど、長くて最後まで読めない。』 と、長い文章を読むことができない集中力の無さと自分のバカを棚に上げて指摘さ…

  • ブラジルで手術!

    数日前、ブラジルで手術をする手筈とあいなっていた。 私は昔っからひどく脚がむくむくにむくみやすく、脚の疲れ感もひどいので、何か健康的な問題があるのかもしれないと気に病んでいた。 ここ1年くらいでそれがひどくなって痛みがあり、脚の血管が尋常でないくらいボコボコと浮き上がって来てしまっていたので気になって、ここブラジルで病院に罹ってみることにした。 私の数少ないつてを辿っていろんな人に話を聞いたり、自ら調べたりしてもなかなかそれに特化した良い医者を紹介してもらうことは難しく、勧めてもらったひとつの、現在最近のブラジルで手広く展開している早い・うまい・安い、との牛丼屋ばりに最近定評のある診療所を訪ね…

  • 淫靡な、夢を見た。

    淫靡な夢を見た。 それはしこたま酔っぱらった私が車の後部座席で眠っていると、前の座席でブラジル人女性が男性の上に乗って歓楽の声を上げて上下に激しく揺れている、という破廉恥なものだった。 ⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇⋇ 数年前のちょうど今くらいの季節、私はサンパウロのあるサンバチームの昼からやっているフェイジョアーダ会を訪れた。 こちらではたまに開催される、チーム主催のサンバの生演奏などを聴きながらブラジルの国民食を食してみんなで飲んで踊ったり歌ったりわいわいと楽しむフェスタである。 その土曜日にそういう会があるとの情報を耳にしたので、カーニバルにはほど遠いオフのシーズンでサンバに少し飢…

  • サンパウロのお引っ越し2018さらば、ゲイ男子との暮らし(3)完結編

    さて、 結論を言うと、レオの家から2017年のよりによって大晦日の日、見事大脱出を成し遂げた。 結局、部屋を見に行ったブラジル人のノーマル男子たちの住む便の良いところへ。 手伝いを申し出てくれていた頼りになる日系人の友人(女)に彼女(女)がちょっと前からできており、あんまり構ってくれなくなったので、この師走の忙しい時に誰かに頼むのも気が引けたしで、もう引っ越し当日は結局自力で引っ越しトラック(運転手付き)を手配し一人でやった。 実はアップしていないものの、その前後の引っ越しの顛末をいろいろ書いてはみたのだが、結局レオの悪口に終始してしまいつまらないのでボツにした。 時が経ち、正直、前の家への愚…

  • サンパウロのお引っ越し2018さらば、ゲイ男子との暮らし(2)

    あと1週間で2017年も終わるというある日。友人に教えてもらったFacebookのサンパウロのアパートを探すグループにやっと条件に合う部屋の募集が上げられた。もう2,3ヶ月、本腰を入れて探し始めてからは1ヶ月以上経っていたが、毎日いろんな募集サイトをチェックするも条件に合う部屋が見つからずこりゃ困ったことになった、最悪は今の家をあと数か月延長するのもやむなしかと頭を抱えていたところであった。この期に及んで贅沢を言っている場合では無かったが、引っ越しというものは相当な労力を必要とする。どうせ引っ越しをするならばちゃんと長期で住める、そして今よりもちょい便利なところに引っ越したいと思うのが人情とい…

  • サンパウロのお引っ越し2018さらば、ゲイ男子との暮らし(1)

    また数か月も更新を怠ってしまった。 カーニバルが終わりやっと最近落ち着いてきたところで、いろいろ書くことがたまっているのだが、カーニバルから一ヶ月近く経とうというのにまだ頭がアッチに行ったきり完全に戻って来れていない感じだ。 だが戻ってきたら最後、怒涛のようにブログを更新してやろうと思っている。 全く自分でも0か100かの偏った人間だと思う。 ブラジルではそういう場合、8か80か、という表現をすると最近聞いた。 なんだよ、その中途半端な数字は。 その間の72という数に一体どういう意味が込められているのか道行くブラジル人をつかまえては膝を突き合わせ問い詰めたいところだが、生憎当方そんなには暇では…

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ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常 ~ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々~
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