ひょんな出会いとはあるものだ。今回の本もまさにその出会い。遺伝と教育…これはとっても難しい問題だと思う。遺伝で決まるなら教育は必要ないことになるし、遺伝に関わらず教育が人の特性をきめるとすればそれもまた怖いことだ。遺伝とは…となれば、メンデ...
読んだ本を忘れてしまわないように記録を始めました。そして、細かく内容を書くのではなく、読んでみて自分がどう感じたのかを中心に心赴くままに書いています。ネタバレしないように内容に関することはうすーく書いています。
2025年7月
ひょんな出会いとはあるものだ。今回の本もまさにその出会い。遺伝と教育…これはとっても難しい問題だと思う。遺伝で決まるなら教育は必要ないことになるし、遺伝に関わらず教育が人の特性をきめるとすればそれもまた怖いことだ。遺伝とは…となれば、メンデ...
2025年7月
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ひょんな出会いとはあるものだ。今回の本もまさにその出会い。遺伝と教育…これはとっても難しい問題だと思う。遺伝で決まるなら教育は必要ないことになるし、遺伝に関わらず教育が人の特性をきめるとすればそれもまた怖いことだ。遺伝とは…となれば、メンデ...
お世話になっている方に、「これ読んでみろ」と言われて受け取った。家には何冊かの積読中の本があり、ここでもう一冊…しかもこんなに分厚い本を受け取ってしまった。他の本を読みながら、やっぱり気になる。そんなわけで、ちょっと読んでみるかと読み始めた...
人との出会いが本に繋がる、本との出会いから人に繋がる。そうやって繋がっていけるなら、9月1日はそんなに不安に思わなくていい。9月1日の夏休み明けは最も自殺者が多いと言われる。経験も世界も小さな子どもにとっては、学校という社会が全てで、なんだ...
探究について考えていると、学びの天使は舞い降りるものですね。人生って不思議なものです。自分がアンテナをメンテナンスしているかが大切なんだと感じました。さて、今回は「探究」について考えているときに、「この本を読んで探究がどんなものなのかがわか...
子どもたちが、主体的に学ぶために何が必要なのだろうか・・・。大人が考えて与えていけば、結果的にいつも与えられるのを口を開けて待つ主体性のない子どもたちが育っていく。探究活動が注目される中で、探求をたくさん用意すれば、そこでもまた主体的に考え...
本との出会いにはいろいろな方法がある。自分にアンテナさえあれば、「あぁ読んでみたい」につながる。今回は本にではなくPOP展を観覧して、気になったのが「走れ、走って逃げろ」だった。第二次世界大戦における一人のユダヤ人の体験に基づいて書かれた本...
ふと立ち寄った図書室で、最近、どこかで聞いたような…と思いながら手にとってカウンターへ。どうやらNetflixで映像化されて話題になったようだ。 さて、出会いとは奇なるものだと思うが全ては仕組まれていたとすれば納得する。偶然だと思ったことに...
ちょっとした運命的な出会いをした本だった。この本を薦めてくれた人がいて、読んでみたいなと思いながら、手に取れずに新年度を迎え新しい生活が始まった。そんな折、行った図書館に、この一冊をみつけたのだ。借りないわけはない。一つの交通事故をきっかけ...
読書記録を書こうとして、「生殖器」じゃない…「生殖記」だと、気づくあたりが自分の集中力のなさを感じます。さて、新聞に載っている書籍紹介の中に、本屋大賞ノミネートである本の一冊であることと、性器の視点からの物語であることを知って、なんとなく興...
一冊違う小説に手を出したら、その小説が頭に入ってこなくて、どうしても読み切れずに図書館に返すことになった。そして、ようやく愚かな薔薇の下巻を読むことができた。結構、サクサク読めました。さて、まずもって驚いたことは…無知で申し訳ないが、恩田陸...
何冊も次に読もうと思った本を買ったり借りたりしておいて、積読していることが多いのだけれど、次に読む本がないなぁと思って、図書館の新着図書のところから特に選ばず小説を一冊、手に取って借りてきた。読もうと思うと、「上」と書かれている…。あら、「...
ある研修をオンラインで見ていて、アサーションについて興味を持った。今どきのと言ったら問題を外につくっているようで嫌だけれど、学校で学生に話し合いをさせる前にまず必要なのはアサーションであるということで、その先生はいくつかのアサーショントレー...
こんな仕事あったらやりたいなぁ…と思うのが旅屋。他の人の代わりに旅してくるわけだけど、現実にはとても難しいお仕事ですよね。求めに応じた旅をして、頼んだ人が納得するようなお土産が必要なんだから。さて、旅屋おかえりを以前に読んだことがあるので、...
年末年始の読書で何を読もうかなぁと思いながら、「燕は戻ってこない」を思い出して、図書館で手に取った。かなりの長編小説であったが、チャレンジしてみようと思ったのだ。やっぱり、長編小説は短編と違って、次が気になる。そして、今回の小説も面白い。そ...
重松清の短編集だった。重松小説読みたいなぁと思うときがある。そんなときに図書館で読んだことないのを探すのだが、前回も短編集だったかなぁ。短編集は一つを読み切るとなんとなく満足してしまうから、なかなか読みきらない。今回の短編はちょっとファンタ
図書館でふと気になって手に取った本。新書で、文字も大きめで、スペースも多くて読みやすかった。ぎっしりと文字が詰まっている本は物怖じしてしまうが、これくらいの間隔(感覚)で読める本は割と好きだ。 さて、さて、本の内容…言葉とは使う人によって、
困った時のというのか、ある時ふっと読みたくなる、それが重松清の小説。何とも言えない言葉にならない心の中の声がすごく共感できる。さて、今回は図書館で手に取った一冊。読んでみて短編集だと知る。11の物語だった。 なんだろうか、元教員…時代の中で
小説を読みたいと図書館を歩いていると、そこにいた男性(知り合いですよ)に、ふと面白い小説を紹介してくれないか?と声をかけたところ、森見登美彦の小説なんてどうですか?と言われたのだ。その少し前に全く違う場面で森見登美彦の小説を読むひとと話たこ
金持ち父さんの話みたいな本をたまには読みたいと思って、図書館の書架へ行くと、この本を発見。そんな風に手を取ったが、「お金」には何の価値もないということろから始まって、物語風に「お金」のとらえ方について話は進んでいく。そして、さらにちょっとし
山を登るのが好きではない。でも、読み終わったあとに山を登るのもいいのかも、と思わせる。まぁ…登らないとは思うけど。 いろいろな思いを抱えながら山を登る。女性の物語。山を登るとは、その景色が、その辛さが、達成感が、たくさんの気づきをくれるのだ
東野圭吾の小説は面白い。しかし、読んでその時は楽しいのに内容を忘れていく・・・。今回、この本が出たときに、面白かったクスノキの番人の続編だと思ってすぐに購入した。ところが、読んでいると、前回の物語の内容を振り返るシーンがいくつかある。どんな
横浜創英中学校・高等学校の校長の著書である。学校における校長の役割や権限について、公立学校時代の職務から説明するとともに、校長として学校を変えていく力について書かれている。 東京都では校長が一つの学校に5年間勤務する事ができるようだ。一般的
爽やかな小説だなぁ。リズムがいい。面白かった。今年の本屋大賞に選ばれたのがなんとなくわかる。ターゲットを選ばない。成瀬あかりという少女の成長日記のような物語。 いくつもの短編が積み重なりながら、ちょっと変わった成瀬の突拍子もないエピソードが
ファシリテーションを任されることになったので、改めて大切なことを確認してみようと思いで手に取った一冊である。 はじめに、でいきなり「教えることはしない方がいい」ということからスタートである。学ことに対する意識を変えることから始めないとファシ
また、すごい小説に出会ってしまった。ゾクゾクする…それもいろんな感情で。最初の三分の一の気持ち悪いようなゾクゾク。なんでそうなるの?というような展開。この気持ち悪いような感じは読み進めるのが苦しいなぁと思いながら、曖昧な終わりを迎えて、その
睡眠が学習に及ぼす影響というようなことについてお話を聞いたことがある。睡眠不足は脳の働きに大きな影響を与え、人は寝ながらにしてノンレム睡眠とレム睡眠(眼球運動があるかないか)を繰り返して、記憶の定着や消去について脳は働いている。そんな話を聞
久しぶりの東野圭吾なのかなぁ。新聞広告に大きく取り上げられているのを見て図書館で検索してみると…思った以上に分厚い小説が出てきた。一瞬、これ読むのにどれくらいかかるだろうか…と躊躇したくらいだ。ところが読み始めると先が気になる…ゴールデンウ
国際子ども権利センター 甲斐田万智子 編 荒牧重人 監修 こどもの権利条約について知りたくて、図書館で探して読んでみました。世界中で子どもが強制労働させられたり、食べられなかったり、差別されたりしていることは想像できました。ところが日本
芸術に興味はない…けれど、原田マハの小説を読むと、見てみたいと思う。作品の向こう側にある物語が面白い。青森弁は読みづらい(笑)。 棟方志功という名前はなんとなく耳にした事がある。しかし、作品を見たことはない。ゴッホに憧れて画家を目指して、自
勧められて手に取った本である。文庫本が世の中には出回ってりるが私は図書館で厚いハードカバーを借りてきた。上下巻に分かれた2冊は2016年に初版が発行されている。 これまで私たち人類が地球上でどのような進化や発展をしてきたかは、学校の歴史の授
一枚の絵がある。その絵を見て、何を思うのだろうか。私は、いろいろな美術館に行って、有名な絵画を見ても…つい素通りしてしまう。絵画や芸術というのに、あまり興味がないのである。自分自身それがとても残念。 しかし、今回も原田マハの物語には魅せられ
すごい題名の本だ…。そして、あとがきまで読んで作者が女性だと知る。SF小説の短編集であるが、その領域はかなり広い。歴史的なことにSFが混ざるのは、僕はとても読みやすかったし、状況を思い浮かべながら読むことができる。ところが、「まずは牛を球と
言葉って、いろいろな解釈があります。今回は猫のお告げをタラヨウと言う樹の下で受け取る物語。その人にしか見えないたった一つの単語がお告げ。数文字の単語がキーワードになって気づきを与えてくれる。そんな短編をいくつか組み合わせて、一つの物語になる
技術の教員免許を取ろうと思い行動し始めて間もなく2年になる。職場で翻弄されながらも、ようやく大学に行けるようになってから1年半が過ぎた。昨年度の後期から始まり、3期の間に何とか全ての単位が揃えられそうである。そして、近隣の大学では取れなかっ
重松清の短編集とはいっても、「あの年の秋」「旧友再会」「ホームにて」「どしゃぶり」「ある帰郷」の5話が収録されていて、そのほとんどは「どしゃぶり」であった。テーマは仕事をリタイヤしようとしていたり、故郷への帰郷であったり、実家仕舞いや別れと