検査入院2日目は朝から点滴を始めました。この点滴は夜まで続きます。 したがって2日目は点滴スタンドと一緒に移動します。 2日目の午後はカテーテルを使った頭部の血管の撮影があり、この検査がこの検査入院で最も大変なものになります。この検査の後は、4、5時間動けずトイレにも行けないと聞かされていました。 手術着に着替えて点滴スタンドとともに検査室まで行き、検査用のベッドに横たわると、手術着がはがされ、カテーテルを挿入する脚のつけね周辺を局部麻酔され、血管には鎮静剤が投与されました。 局部麻酔と鎮静剤の効果で、痛みは感じませんが、なんとなくカテーテルの先端が血管の中を進み、頭部へ上がってきている感覚があり、うっすらと不気味さを感じました。 カテーテルで撮影液が投入されると、その部分に熱を感じ、独特な感じです。 精度よく撮影をしてもらいたいので、自分はなるべく動かないように気をつけました。 体感で30分か40分経つと撮影は終了しました。今度はカテーテルが血管内を進行して対外へ出ていきます。これも不気味な感覚でした。 太い血管にカテーテルを挿入したので、検査後に動いて出血しないよう、注意されました
検査入院は2泊3日です。 初日の8時45分に病院に行き、入院の手続をしました。 その後、直ちに綿棒を鼻に挿入するタイプのコロナPCR検査を受け、入院予定の部屋に行きます。 そこで、PCR検査の結果を待ちます。 部屋は4人部屋で、自分のベッドがあり、テレビ、小さい冷蔵庫、貴重品入れ付きでした。カーテンと棚で他の患者さんのスペースとは仕切られるため、ある程度プライバシーは保たれますが、音は聞こえます。 2時間ほど待つと看護師さんが「陰性でしたよ」と伝えてくれてほっとしました。 質素な昼食をとり、その後の検査は「○○時にCT撮影に行ってください」「△△時に撮影剤を血管に入れるMRI撮影に行ってください」「××時にレントゲンにいってください」というように看護師さんの指示にそって検査をしてくれる部門に伺いました。おそらく検査技師の手があくとそこにブッキングされるというオペレーションだったのだろうと思います。 初日の検査は、軽いものばかりだったので負担は軽かったです。 初日の夕方ごろ、看護師さんに「明日は脚のつけねあたりからカテーテルを入れて脳の血管の撮影をしますので、本日のシャワーの際に下の毛を
脳外科の初回診療と検査入院の間に、耳鼻科で平衡感覚と聴力の検査をしました。 その後、1時間ほど待って、耳鼻科の3回目の診療を受けました。 平衡感覚検査では大きな異常はなかったと思います。 聴力検査の結果は、右の聴力が正常値の半分ほどに低下していました。 「○○さんの現在の症状は、平衡感覚も聴力も、腫瘍の大きさの割には悪影響が少ないという感じです。聴力は健常者の半分で、ギリギリ障害とはならないレベルです。通常、○○さんの腫瘍の大きさだと、顔面麻痺が起きてもおかしくないし、右の聴力がなくなっていてもおかしくないです。もしかしたら腫瘍の大きさの割には神経のダメージが少ない状態かもしれません」 という耳鼻科の医師の見解でした。 神経のダメージが少ないかもしれないというポジティブな意見もありましたが、これ以上聴力が低下すると障害になるということにショックを受けました。自分が健康体ではないことを認識しました。 「来週から検査入院なんですね。メインの治療が脳外科に移りますが頑張って下さい」 耳鼻科の医師にそう励まされました。 「先生が迅速にMRI検査をしてくれたおかげで早い治療ができています。ありが
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