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  • 脳腫瘍の闘病記11:麻酔科の診察編

    循環器科の医師に全身麻酔しても大丈夫と判断されましたので、脳腫瘍の摘出手術に向けての準備が再開しました。 麻酔のための肺活量の測定が行われ、その2,3日あとに麻酔科医の診察を受けました。麻酔科の医師は女性でした。 「全身麻酔の経験はありますか」「呼吸用の器具を装着しますが抜けそうな歯はありますか」「足の血液を循環させるために足にマッサージ器のようなものを装着しますが大丈夫ですか」「身長と体重はどれくらいですか」などの質問がなされ、それぞれに回答しました。 質問が終わると「麻酔により数秒で意識がなくなります。意識が戻るのはICUです。麻酔で××という症状がでる可能性が△△%です。また◇◇という症状がでる可能性が◎◎%です。…承諾される場合にはここにサインをしてください」という感じで麻酔のリスクの説明があり、承諾書へサインをしました。 麻酔医の診療の終わりに「それでば手術で」と言われ、「よろしくお願いいたします」とお願いをしました。 麻酔医の診察の後、脳外科の医師の診察を受け、予定どおりおよそ2週後に手術をすることになりました。脳外科の医師の診察の後、入院の手続をしました。 簡単に予定を変

  • 脳腫瘍の闘病記10:心電図で異常編

    検査入院の後も、通院で検査を受けていました。 心電図をとったところ異常がでました。これまでの健康診断で異常がでたことはなかったのでサプライズでした。 「心電図の検査で異常判定がでました。心臓に疾患があると全身麻酔ができません。循環器科の医師の診療を受けてください。もしかしたら脳腫瘍の手術は心臓を治療した後になるかもしれません」 と脳外科の医師に告げられました。 とにかく早く手術を受けて治したいと思って治療優先で生活していたのですが、もしこれから心臓の治療をして心臓が完治してから脳腫瘍の手術をするとなると、どれくらい時間がかかるのだろう、と思い、がっくりきました。 脳外科の医師に心臓の異常を告げられてからおよそ1週間後に、循環器科の医師の診療を受けました。 医師は心電図を見ながら「脳外科の医師から聞いています。ちょっと変わった信号がでてるけど、これくらいなら全身麻酔に悪影響はないと判断しますので、手術を受けていただいてかまいません」と告げました。 ほっとしました。 手術に向けて次は1週間後に麻酔科の診療を受けることになります。 (つづく)

  • 脳腫瘍の闘病記9:検査入院の結果編

    検査入院から2週間ほど経ち、検査結果を脳外科の医師から伝えられました。 ディスプレイに撮影された頭部の3D画像を表示しながら医師が結果を説明してくれました。 「○○さんの腫瘍は特殊な形をしていることが分かりました。 ダンベルのような形をしていて、3.5㎝の腫瘍が神経の束にできており、2㎝の腫瘍が耳の蝸牛という渦巻状の器官にできています。2つの腫瘍はつながっています。 極めてめずらしい症例です。 3.5㎝の腫瘍は開頭手術で摘出する方針でしたがこれはその方針のままでよろしいですか?」 「はい」 「問題は蝸牛にできている腫瘍です。これを手術で摘出する場合には蝸牛と一緒に摘出することになりますので右の聴力を完全に失います。聴力を犠牲にして2㎝の腫瘍を摘出するか、あるいは2㎝の腫瘍は摘出せず放射線で小さくして聴力をなるべく残すことを試みるか、の選択になります。どちらを希望されますか?」 自分は少し考えましたが、やはり右聴力を完全に失うのは避けたいと思い、 「2㎝の方の腫瘍は放射線で治療してほしいです」 と回答しました。 「分かりました。ではその方針で進めましょう。オペはいつを希望されますか?」

  • 脳腫瘍の闘病記8:検査入院3日目編

    自分はいびきをかく体質で、初日の夜は「同室の患者さんに迷惑がかかるかも」と気を使い、あまり寝れなかったのですが、2日目は他の患者さんもいびきをかくことがわかってましたので、あまり気を使わずよく寝れました。昼の検査で鎮痛剤を使ったのでその影響もあったのかもしれません。 朝になるとすぐに看護師さんが点滴の針を抜いてくれました。 この針を腕から抜いたときの解放感と安心感はやったことのある方ならご理解いただけると思います。 食事をとり、血圧と体重を自分で図ると、血圧も体重も低下していました。たったの2泊なのに食事でこんなに数値が改善するのかと驚きました。体重は1、2キロは減少していたと思います。 全ての検査が午前中に終わったので、今回の検査結果に基づく脳外科の診療を2週間後に予約してもらいました。 また、残りの検査(心電図や、自分の血液の採集など)の予約を入れ、退院しました。 たったの2泊3日ですが、外に出て歩くことができたときはうれしかったです。 (つづく)

  • 脳腫瘍の闘病記7:検査入院2日目編

    検査入院2日目は朝から点滴を始めました。この点滴は夜まで続きます。 したがって2日目は点滴スタンドと一緒に移動します。 2日目の午後はカテーテルを使った頭部の血管の撮影があり、この検査がこの検査入院で最も大変なものになります。この検査の後は、4、5時間動けずトイレにも行けないと聞かされていました。 手術着に着替えて点滴スタンドとともに検査室まで行き、検査用のベッドに横たわると、手術着がはがされ、カテーテルを挿入する脚のつけね周辺を局部麻酔され、血管には鎮静剤が投与されました。 局部麻酔と鎮静剤の効果で、痛みは感じませんが、なんとなくカテーテルの先端が血管の中を進み、頭部へ上がってきている感覚があり、うっすらと不気味さを感じました。 カテーテルで撮影液が投入されると、その部分に熱を感じ、独特な感じです。 精度よく撮影をしてもらいたいので、自分はなるべく動かないように気をつけました。 体感で30分か40分経つと撮影は終了しました。今度はカテーテルが血管内を進行して対外へ出ていきます。これも不気味な感覚でした。 太い血管にカテーテルを挿入したので、検査後に動いて出血しないよう、注意されました

  • 脳腫瘍の闘病記6:検査入院1日目編

    検査入院は2泊3日です。 初日の8時45分に病院に行き、入院の手続をしました。 その後、直ちに綿棒を鼻に挿入するタイプのコロナPCR検査を受け、入院予定の部屋に行きます。 そこで、PCR検査の結果を待ちます。 部屋は4人部屋で、自分のベッドがあり、テレビ、小さい冷蔵庫、貴重品入れ付きでした。カーテンと棚で他の患者さんのスペースとは仕切られるため、ある程度プライバシーは保たれますが、音は聞こえます。 2時間ほど待つと看護師さんが「陰性でしたよ」と伝えてくれてほっとしました。 質素な昼食をとり、その後の検査は「○○時にCT撮影に行ってください」「△△時に撮影剤を血管に入れるMRI撮影に行ってください」「××時にレントゲンにいってください」というように看護師さんの指示にそって検査をしてくれる部門に伺いました。おそらく検査技師の手があくとそこにブッキングされるというオペレーションだったのだろうと思います。 初日の検査は、軽いものばかりだったので負担は軽かったです。 初日の夕方ごろ、看護師さんに「明日は脚のつけねあたりからカテーテルを入れて脳の血管の撮影をしますので、本日のシャワーの際に下の毛を

  • 脳腫瘍の闘病記5:平衡・聴力検査と耳鼻科診療3回目編

    脳外科の初回診療と検査入院の間に、耳鼻科で平衡感覚と聴力の検査をしました。 その後、1時間ほど待って、耳鼻科の3回目の診療を受けました。 平衡感覚検査では大きな異常はなかったと思います。 聴力検査の結果は、右の聴力が正常値の半分ほどに低下していました。 「○○さんの現在の症状は、平衡感覚も聴力も、腫瘍の大きさの割には悪影響が少ないという感じです。聴力は健常者の半分で、ギリギリ障害とはならないレベルです。通常、○○さんの腫瘍の大きさだと、顔面麻痺が起きてもおかしくないし、右の聴力がなくなっていてもおかしくないです。もしかしたら腫瘍の大きさの割には神経のダメージが少ない状態かもしれません」 という耳鼻科の医師の見解でした。 神経のダメージが少ないかもしれないというポジティブな意見もありましたが、これ以上聴力が低下すると障害になるということにショックを受けました。自分が健康体ではないことを認識しました。 「来週から検査入院なんですね。メインの治療が脳外科に移りますが頑張って下さい」 耳鼻科の医師にそう励まされました。 「先生が迅速にMRI検査をしてくれたおかげで早い治療ができています。ありが

  • 脳腫瘍の闘病記4:脳外科診療1回目編

    耳鼻科から脳外科を紹介され、1週間後に脳外科の診療を受けました。 1週間で脳外科の診療を受けれたのは耳鼻科の医師が手配してくれたからで迅速な対応に感謝しました。 脳外科の診療室に入ると脳外科の医師はディスプレイに映ったMRI画像を観察しながら説明を始めました。 「耳鼻科の医師から聴神経腫瘍の疑いがあると聞いています。MRI画像を見たところ私も聴神経腫瘍と考えます。聴神経腫瘍の治療法は主に放射線治療と手術による摘出がありますが、○○さんの腫瘍は3.5㎝を超えますので摘出手術をする必要があります。このままだと腫瘍が小脳を圧迫し、麻痺などの症状がでる可能性があります。摘出する方向でよろしいですか」 耳鼻科の医師からも同様の説明を受けていたので 「はい。手術での摘出でお願いします」 と自分は回答しました。自分の体に大きな傷をつける手術はできれば避けたかったですが、MRIの画像に腫瘍が小脳を圧迫し始めている状況が現れており、とにかく早く治療をする必要性を感じていました。 「仕事の調整は大丈夫ですか?」と医師に聞かれました。 「フリーランスなので自分で調整できます。できれば治療を優先させたいと考え

  • 脳腫瘍の闘病記3:耳鼻科検診2回目編

    MRI検査の後、MRIのスタッフさんから急遽耳鼻科のドクターの2回目の診断を受けるよう指示されたので、1時間ほど待って耳鼻科ドクターの診断を受けました。 MRIの撮影データはすでに診療室で表示可能になっており、耳鼻科のドクターはMRIの撮影データを参照しながら 「聴神経腫瘍の疑いが強いです」 「腫瘍が大きいのでMRIのスタッフが急遽診断をした方がよいと連絡してきました」 「3.5cmとかなり大きいです」 「聴神経腫瘍に関しては耳鼻科ではなく脳外科で治療をすることになります」 「この大きさだと放射線治療ではなく頭部の耳の後ろあたりを開いて腫瘍を抽出することになるでしょう」 「わたしから脳外科の医師に聴神経腫瘍が発見されたことを連絡し、診療の予約を入れます。いつがいいですか」 と説明を受けました。 自分の頭部の断層画像には大きな腫瘍が白く表示されており、周囲の脳(具体的には小脳)を圧迫し始めている様子が映し出されていました。 まさか自分の頭に腫瘍があり、それが大きいとは思っていなかったので驚くとともに恐怖しました。 自分は今まで大きい病気も入院もしたことがないので、腫瘍の摘出手術を受けなけ

  • 聴神経腫瘍の闘病記2:MRI検査編

    耳鼻科の初診の後、1週間後のMRIを予約するとともに、2週間後にMRIの結果に基づく耳鼻科2回目の診断の予約を入れました。 そしてMRI検査の当日。 検査前に、病院のスタッフの方からMRIの説明を受け、「MRIの経験はありますか」「大きな音がしますが大丈夫ですか」「閉所恐怖症はないですか」「体内に金属等が入っていることはないですか」などの質問を受け、MRIは初めてであることと検査に問題ないことを回答し、MRIの検査を受けました。 MRI検査中、自分は仰向けに寝そべっているだけなので、特につらくもなく、音が変わるたびに「今はどこを撮影しているのかな」と想像したり、「これで頭の内部を撮影して3Dで表示することができるとか、医療技術すごすぎだぜ」などと考えていました。 撮影中は「MRIで異常が発見されず、来週耳鼻科の診断を受け、薬をもらって終わりかな」などと予想していました。 MRIの撮影が終わると、女性のスタッフさんから「今日はこれから耳鼻科の先生の診療を受けてください」と意外なことを言われました。 少し驚いて「え?先生の診断は来週の予定なんですけど」と返すと「予定が変更になりました。先生

  • 聴神経腫瘍の闘病記1

    自分は日ごろから健康には気を付けているつもりでした。 一人暮らしですが、栄養のバランスに気を使い、適度に運動もしていました。 5年ほど前、朝起きると右耳で耳鳴りがしていました。耳鳴りは以前から疲れたときにときどき発生していましたが1週間ほどすると自然に消えていたため、自分で勝手に疲れが原因と思い込んでいました。 この時も「またか。疲れてるなぁ。まぁ1週間ぐらいで治まるだろう」という感想でした。 しかしながら、この時の耳鳴りは長く続きます。放置しているうちにコロナ禍となり、病院がひっ迫しているニュースが流れます。 「コロナが収まって自分の仕事の区切りがよくなったら病院に行ってみよう」と思っていましたが、コロナ禍も自分の仕事もなかなか落ち着くことはなく、放置の期間が長くなりました。 そして、今年の2月末に自分が前職を退職し、フリーランスになりました。 仕事もコロナも落ち着き、平日に病院に行きやすくなり、退職から1月ほど経ったときに都内の総合病院の耳鼻科に行きました。 初回の診察で問診票に「4、5年前から耳鳴りがする」と記載しました。 問診票を記載した後に聴力検査を行いました。 そして、聴力

  • 決算発表が一服

    日米ともに決算発表が一服しました。 全体的に悪くない決算で、安心感から日米ともに株式のマーケットは楽観的です。 日経平均は、外国人による買いにより10年に一度レベルの上昇です。 なにしろ投資の神様とまで言われるバフェットさんが日本株を宣伝してましたからね。 日本株を買う外国人は為替をヘッジするために円を売るので、円安も進んでいます。 今、市場の関心は決算から米国の債務上限問題に移っていますが、これも期限ギリギリで回避される可能性が極めて高く、大きな下落要因にはなりません。 この上昇、いつまでつづくんでしょうかね。 ショートしている人はなかなかぐっすり寝れない毎日です。

  • EUがアクティビジョン・ブリザードの買収を容認

    今日はいい天気でまだ5月中旬ですが暑くなるみたいですね。 EUがマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を認めると発表しました。 すでに日本も買収を認めています。 反面、英国はマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を認めないと決定し、これから裁判です。 おそらく中国も認めないと思います。 本国のアメリカでも苦戦しています。 認める国と認めない国が混在し、どのような結果になるか読めませんが、どちらかというと劣勢なのでしょうか。 自分としては、うまく落としどころを見つけて買収が成功することを願っています。 マイクロソフトはアクティビジョン・ブリザードを1株95ドルで買収する方針ですが、現在は1株77.89ドルです。自分は1110株の保有ですが、これ以上アクティビジョン・ブリザードでリスクは取れないので買い増しはしないと思います。 今は米ドルMMFに入れておくだけで4.5%程度の金利が付きます。 無理してリスクを取るより、米ドルMMFを利用する方がよいかなと思います。

  • 日経平均の25日騰落レシオが148.86(;゚Д゚)

    今日はいい天気ですねー(≧▽≦)。 日経平均の25日騰落レシオが148.86というビックリな値まで上昇しています。 とにかく強い。投資主体別のデータを見ると、外国の買いが大きいく、個人は売っているようです。 日本株を買っていた人にとってはウハウハで「株って簡単!」みたいな心理になりつつあるのではないでしょうか。 力強いトレンドフォローが継続中ですが、自分はひねくれているので「そろそろハシゴを外されるのではないか」と心配になります。 自分がフリーランスになって3ヶ月。 収入が少ないうえに不安定なので、あまり投資でリスクをとることができません。 インデックスをメインとし自分の裁量をサブにして、年率7%+αで運用したいのですが、このαの実現が簡単ではないですよね(^^;)。

  • 楽天Gが3000億円の公募増資

    楽天Gが3000億円の増資をします。 増資は株式の価値が希釈化されるため、株価が下落します。自社株買いの逆ですね。 しかしどうでしょう。3000億円で足りますかね? 楽天Gはモバイル事業への巨額の投資が必要です。 また、楽天Gは、年利10%のドル建て2年債を発行していますので、この償還に備えなければなりません。 数年後にまた増資ってならなければよいですが。 これからいくらで新株を発行するのか決めていくと思いますが、相当安い値付けがされるのではないでしょうか。 株主はたまったものではありませんね。 公募増資ということですが、自分は今の状況で楽天の株式を買いたいとは思わないですねぇ。(^^;)

  • 決算短信を読んでみた:ジャパンディスプレイ編

    財務諸表の勉強として、5/12に発表されたジャパンディスプレイの決算短信を読みました。 ジャパンディスプレイは、モバイル、車載、ノンモバイル、にセグメントを分けています。モバイルとノンモバイルの売上は減少しましたが、車載の売上は増加しました。しかし車載の売上が増加しても他の売上の減少が大きく、合計で売上は減少です。 ジャパンディスプレイの損益計算書で目を引くのは、粗利益(売上総利益:売上高-売上原価)がマイナスなんですよね。これだといくら販売費や一般管理費を節約しても営業利益はプラスになりません。 当たり前の話ですが、粗利益-販売費-一般管理費が営業利益だからです。 来期はとにかく粗利益をプラスにする必要があるでしょう。在庫を減少(販売数の拡大)させることと、原材料費の上昇に応じた販売価格の値上げがどうしても必要と思いますが、サムスンやシャープや中国企業などの競合会社が強力なので簡単ではなさそうです。 今期の決算では、特別利益として、中国の子会社売却益、債務免除益が計上されていますが、このような特別利益は来期には期待できません。 ジャパンディスプレイは、来期も営業利益がマイナスになると

  • 投資候補ではないのに気になる企業

    四半期決算の発表が佳境に入ってきました。ここまでは結構な数の企業が増益であり、株主還元(自社株買い、増配)を発表したりしていますね。概ね良好なリセッション感のない安心の結果でした。 自分の投資候補ではないのですが、決算が気になる企業があります。 不利な状況からどのように立て直す(ターンアラウンド)か興味を持っている会社です。 具体的には、 ソフトバンクG 楽天G 東芝 ジャパンディスプレイ などの決算に毎回注目しています。 (東芝の株式はまだ数単位保持していますが、TOBの予定で、その後は投資候補ではありません) ソフトバンクGはヴィジョンファンドが不調です。 楽天Gはモバイル事業の赤字が膨大です。 東芝は粉飾決算、原子力事業での特別損失、アクティビストの介入、と自滅路線からの回復を試みています。 ジャパンディスプレイは、上場してからずっと赤字で、出資者がいなくなりつつあります。 本日、東芝とジャパンディスプレイとが決算を発表します。 決算短信を確認したいと思います。

  • プロスペクト理論

    行動経済学の有名な理論の1つに「プロスペクト理論」があります。 このプロスペクト理論では、投資家が損失を塩漬けにしがちで損切りが心理的に困難であることの説明によく用いられます。 自分は、ある株を損切りするときには他の株の利確を合わせて行い、合計でちょっぴりプラスにすることで損切りの心理的な負担を軽減することが多いです。 今回は、東芝を8.5割ほど損切し、併せて暴騰していたマクビーを利益確定しました。 キャッシュが増えたので、一部は銀行口座に戻し、残りで、 1:5.5倍バランスファンド 2:3倍バランスファンド 3:世界株ETF(1554) 4:米国配当貴族ETN(2044) 5:GX優先証券ETF(2866) 6:米国債ETF(1486) を3ヶ月ぐらい時間分散しながら買い増しする予定です。 日本株はこのひと月の上昇で割安感が薄れましたよね。 今から買うのは自分的にはちょっと厳しいです。 しかし繰り返しになりますが、東芝のTOBにはガッカリでした…(一_一)。

  • Rapidusを知っているかい

    Rapidusはトヨタ、デンソー、三菱UFJ、ソフトバンク、ソニー、キオクシア、NTT、NECなどの日本を代表する企業が出資して設立する半導体製造企業です。 台湾のTSMCのような最先端の半導体製造会社を日本に誕生させたいという発想から設立されており、経済産業省も関わっています。日本の政府は2600億円の補助金を出すことを決定しており、この額は今後さらに大きくなり、兆単位になるでしょう。 しかし、最先端(2ナノサイズ)の半導体製造は技術的に困難であるとともに膨大な開発費用と優秀な技術者が必要です。TSMCやサムスンなどはこれまでの積み上げに加えて、毎年兆単位の投資をしていますが、Rapidusにはこの積み上げてきたものがありません。。 いきなり「作りまーす」といって作れるものか、半導体に詳しい人ほど不安を感じているのではないでしょうか。 三菱重工はジェット機の製造に失敗し、撤退しました。おそらく難易度でいえば三菱重工がジェット機を作るよりもRapidusが2ナノサイズの半導体を量産することの方が難しく、会社として黒字化することはさらに難しいように感じます。 Rapidusの工場は北海道

  • 日経平均の25日騰落レシオが10営業日連続で125以上

    日経平均の25日騰落レシオが10営業日連続で125以上を維持しています。 米国のファースト・リパブリック銀行の破綻もなんのその。 現在の日経平均先物は、昨日の終値よりも高い値となっていますので、本日も上昇する可能性が高いです。 本日、値上がり数と値下がり数とが同数の場合、25日騰落レシオは140を超える可能性があります。 証券口座の評価額は増えていますが、一方通行すぎて日経平均がどこまで上がるのかちょっと怖くなってきます。:;(∩´﹏`∩);: 株式の現物を保有し、かつ、日経平均先物のショートでヘッジしていますが、現金(証拠金)をしっかり保持しておく必要がありますね。

  • ファースト・リパブリック銀行の破綻

    米国地銀のファースト・リパブリック銀行が破綻し、公的機関の管理下に入りました。 これから入札が行われ、米国の大手銀行(JPモルガン?)に売却される予定です。 米国の地銀といっても規模的には日本のメガバンクの規模です。 通常のマーケットの状態であれば金融不安からマーケットは下落するでしょうが、今は楽観状態ですのでネガティブなニュースに関係なく今日も上昇しそうな雰囲気です。 日経平均の25日騰落レシオは、125以上が9営業日を越えました。 今日から5月です。5月も強気な相場が続くのか注目ですね。

  • ユニゾホールディングスの破綻

    ユニゾホールディングスは、ビジネスホテルの運営会社でしたが、4月26日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、破綻しました。これから再建を目指してスポンサーを探すことになると思われます。 ユニゾホールディングスに対しては数年前に買収合戦が発生し、複数の企業が高額でTOBを目指していました。 最終的にはEBO(Employee Buyout)というレアな決着を迎えました。 EBOは「従業員」が会社の株式を買い取り、経営権を取得することです。 TOB合戦の中、「誰が会社のオーナーになるか分からないなら自分たちで」と思ってファンドなどから大きな借入を行って従業員が会社を買収したのだと思います。 結局のところ、その後にコロナショックが来てホテル事業は経営難となり、借り入れた資金が返済不能となり、先日破綻となりました。 コロナショックという運のなさもありますが、EBOの価格が高かったことが破綻の原因と思います。 「レバレッジには気を付けろ」という戒めになりますね。 ゴールデンウィーク二日目の朝は☔です。 少し掃除して読書でもしようと思います。

  • アマゾンも好決算

    アマゾンの四半期決算も好決算でした。 ハイテク企業は金利上昇に弱いとされて去年から株価はさえなかったのですが、アルファベット、マイクロソフト、アマゾンはいち早く大規模な人員削減を行い、業績を好転させました。 ハイテクといっても、ソフトウェアとハードウェアとでは全然違います。ハードウェア企業の中では、今も苦しいかじ取りをしているところもあります。 そろそろ日本企業の決算発表もラッシュになりますね。 すでに決算発表を終えた企業の自社株買いや増配のニュースが結構あります。株主還元は大いにしていただきたいものです。

  • 日経平均の騰落レシオと米国企業決算

    日経平均株価の25日騰落レシオが5営業日連続で125を超えています。 かなりの過熱感です。 夜間取引で日経平均先物が上昇していますので、本日の日経平均も上昇する可能性が高いです。 本日の結果しだいでは、「140」を超えるかもしれません。 売りを少し増やしたい気持ちもありますが、これだけ強いとトレンドフォローが続き、まだまだ上昇するかもしれません。 そして、現在、米国企業の四半期決算が多く発表されています。 本日もコカ・コーラがよい決算を発表していました。 これからのマイクロソフト、アルファベット、アマゾンの決算に注目です。 人員削減をしていますので、あまりよくない決算かもしれないですね。 リセッションが懸念されていますが、全体的にマーケットは強いですね。

  • リバー:書籍のご紹介

    リバー(奥田英朗著)を読了しました。 若い女性の連続殺人事件が北関東で発生するミステリー小説です。 詳しく感想を書くとネタバレになるのでここでは控えますが、とにかく登場人物の全員が執念深いんですよね。自分とは大違い(^^;)。 5人目の殺人に関しては、自分としては「?」という感じでした。警戒されているのにわざわざ犯行を重ねる必要はないと思ってしまうんですよね。まぁ著者としては必要だったんでしょう。 図書館でかりて読んだのですが、本の分厚さにびっくりしました。

  • アクティビジョン・ブリザードで逆転できるか

    東芝のガッカリTOBで1株あたり136円の損失となりそうですが、東芝に気をとられているうちにアクティビジョン・ブリザードが上昇していました。 アクティビジョン・ブリザードは現在マイクロソフトから買収提案を受けており、各国でこの買収が公正な取引を阻害しないか審査中です。 この審査において、英国と日本で「買収で競合会社が受ける影響は軽微」と判断され、ポジティブなニュースとして株価が上昇しました。 投資で全勝するのは現実的ではありません。どんな天才も(バフェットもソロスもグリフィンもシモンズも)損失を被るトレードはあります。 したがって投資の世界では分散投資が奨励されます。色んな対象に投資してトータルで勝つという方法です。 自分は今回東芝で損失を受けましたが、その損失分以上の利益をアクティビジョン・ブリザードで得ることができれば、オッケーと考えようと思います(^^;)。 まぁ、東芝に関してはホント残念で、負け惜しみではあるんですけどもね…( 一一)。 ということで東芝は過去の失敗としてそろそろ切り替えます。 現在、富士通ゼネラルも買収されるか否かという状況です。 調べて勝てそうなら参戦したい

  • JOLEDが民事再生法を申請

    JOLEDはソニーとパナソニックの有機EL部門を統合して設立された会社ですが、この度民事再生法を申請することになりました。JOLEDにはINCJ(旧産業革新機構)も関わっています。INCJは近いうちに解散になりますので、支援を打ち切ったのでしょう。 大企業から調子のよくない事業を切り離してまとめたとしても、簡単には再生できないですよね。特に中韓台との競争になる製造業は逆転するのがむずかしそうです。儲かっている会社はどんどん設備投資をし、人材を確保して先へ進み、新規投資や人材確保に苦戦している会社との差が広がります。資本主義は弱肉強食です。 JOLEDは単独での再生ではなく、どこかの支援を受けるか、合併されると思います。単独でサムスンなどのディスプレイメーカーと競合するのはなかなか難しいでしょう。 ジャパンディスプレイもJOLEDと同様の経緯で設立されていますが、こちらも苦戦しており、INCJは撤退しました。ジャパンディスプレイはいちごトラストが強力に支援していますが、無限に支援できるわけではないのでこのままではどこかで臨界を迎えます、ジャパンディスプレイがここからどう持ち直すか、又は、

  • 東芝がっかりTOB

    ついに東芝がTOB価格を発表したのですが、これが1株4620円とがっかりな内容でした。 自分の平均買付価格が4756円ですので、自分の買付価格より136円安いことになります(一一")。 うーん。この取引は失敗になりそうですねぇ。 東芝の損失は、日経平均先物ミニのショートで得た利益と同じぐらいになる予定で、双方で相殺になりそうです。結局、疲れただけですね(>_<)。 普通、TOB価格が発表されるとその値にサヤ寄せするものですが、不思議なことに東芝株はTOB価格より低い水準で取引されています。まだまだ簡単には終わらないということでしょうか。 できれば次の株主総会には出席したいと考えています。 まぁ連戦連勝とはいきませんのでこれはこれで受け入れて、次はしっかり利益になる確率の高い投資先を選びたいです。

  • 欧米の銀行破綻懸念の後退

    米国の政府が銀行の預金保護を発表し、さらに、UBSがクレディ・スイスを買収することで、欧米の銀行破綻懸念が後退しました。JPモルガンがファースト・リパブリックを救済するという情報もあります。これを受けて米国の株式指数は上昇しました。 リーマンショックがあったので、欧米の銀行救済のスピードは速いですね。 自分は、今回の下落で日経平均先物ミニのショートの枚数を減らしました。 しかし、まだ何度か下落はあると思いますので、上昇すれば慎重に売りの枚数を増やす予定です。 逆イールドが解消するか、日経平均25日騰落レシオが80を切るまではショートでヘッジします。

  • 金融機関の破綻懸念後退?

    米国のシリコンバレー銀行が破綻し、さらにクレディスイス銀行の破綻懸念が伝えられ、マーケットは荒れましたが、その後、米国の預金保護、スイス中央銀行のクレディスイス銀行への支援が発表され、本日の欧州・米国の株価は反発しました。 自分は今回の下落で日経平均先物ミニのショートを利益確定し、残り3枚まで減らしました。 しかしこれで終わりでしょうか? 逆イールドが解消すると大きな株価下落がくるという予想があります。 自分は今後短期的に今回のような下落が何回かあるように感じています。 また日経平均株価が上昇した際に先物ミニをショートし直す予定です。 現物株はホールドし続けています。 日経平均先物ミニのショートを整理している間に、ブルームバーグが「東芝の役員会が日本産業パートナーズのTOB案を承認する可能性が高い」と報道しました。しかし遅い対応ですよね。 早いところ1株5000円以上でTOBを発表してほしいです。 アクティビジョン・ブリザードは、同業者から承認を得ることで、着々と独占禁止法違反を回避する活動をしています。最近はいい感じで株価が上がっています。このまま無事に1株95ドルでTOBされること

  • 日本SHLのTOB

    少し前ですが、日本SHLのTOBがプレスリリースされました。 自分は日本SHLの株式を10年近く保有していました。 高配当目的で保有し、途中株式分割があったときに一部売却し、1単元(100株)のみ残っていた状態です。 この最後の100株が今回TOBの対象になりました。 損益で316%でEXITです。 高配当をもらいながらじわじわ上昇するのを眺め、十分なキャピタルゲインをもらって気持ちよく売却できる…いい投資になりました。 その反面、TOB目的で保有している東芝株はずいぶん安くなっています。(>_<) こちらは今のところ残念な状態ですが、最後はどうなりますでしょうか。できれば日本SHLと同じようにニッコリ笑いながらEXITしたいものです。

  • 米国の銀行破綻

    シリコンバレー銀行に続いて、シグネチャー銀行も破綻しました。 ファーストリ・パブリック銀行の株価も急落しています。 預金は全額保護すると米国政府が発表しましたが、これらの銀行の株式を持っていた人及び債券を持っていた人は残念ながら大きな損失を被ることになります。 為替はドルが売られ、円が買われました。 しかし、米国の株価指数は落ち着いています。 ネットでは今回の銀行破綻について「たいしたことない。下落は一時的」という人と「これは暴落の入り口」という人がいますね。自分にはまだ予想できる段階ではないので「どっちに動くか分からないぞ」という立ち位置です。 自分は保有している現物株はそのままで、日経平均先物ミニのショートをほぼ半分利益確定しました。 日経平均株価の25日騰落レシオは122.20でまだまだ高い水準です。 「日米の株式の長期保有」「日経平均先物ショートでヘッジ」「東芝のTOB待ち」と相変わらずのストラテジーを継続しています。 今日は米国のCPI(消費者物価指数)の発表です。こちらも要注意ですね。

  • シリコンバレー銀行の破綻

    米国のシリコンバレー銀行が破綻し、米、日の株価指数は下落しました。リスク回避の円高も進行しています。 シリコンバレー銀行は、債券に投資していたところ、昨年からの金利上昇=債券価格下落により損失が拡大したそうです。 この下落が一時的なのか、さらなる下落の入り口なのか、判断が難しいところです。 自分は日経平均先物ミニをショートして株式現物のロングをヘッジしていますが、下落したといってもこのヘッジはまだマイナスなので、もう少し下落してくれてもいいかなという心境です。 本日は散髪にいってサッパリし、少しブラブラしてきます。 みなさまもよい週末をお過ごしください。

  • 日経平均の上昇と、フリーランスになっての変化

    2月の下旬から日経平均は力強く上昇し、25日騰落レシオは132.64と高い状態で推移しています。 最近は米国指数と連動することなく、米国指数が下がっても日経平均株価は上昇することもありました。 本日はどうなりますでしょうか。 日経平均先物ミニのショートも、東芝の保有も、自分はかなりタイミングが早かったようですが、これから利益になってくれることを期待します。 3月からフリーランスになりました。 フリーランスになるとやっぱり節約モードになりますね。これまでは平気で外食をしていましたが、3月からは躊躇しています。最近は飲食店も値上げしてランチタイムの料金が100円から200円高くなっていますよね(>_<)。早く昼の外食ぐらいは気にしなくてもいいレベルに収入を上げたいです。できれはストック型の収入を増やしたいのですが(^^;)。 あと、心理的なものですが、スーツを着ている人が立派に見えます。 不思議なものですね。

  • 日経平均株価の25日騰落レシオの推移と東芝下落

    日経平均株価の25日騰落レシオは1か月ほど120を超えて推移し、強気な状況にあります。 これに反して、自分が保有している東芝株は、ネガティブなリークが目立ち、11日連続で下落しています。 自分としては、日経平均先物のショートで利益が出ず、東芝で含み損が大きくなるという、ダブルパンチを受けています(>_<)。 日経平均はそのうち26000円ぐらいまで下がると思うので、先物ショートは維持です。 東芝はかなり残念です(;一_一)。 日本産業パートナーズ(JIP)は東芝をTOBするには実力不足かつ資金不足という感じですね。 そんなJIPを交渉先に選択した東芝も反省すべきではないでしょうか。そもそもTOB案を公募する時点で、自分で、問題解決できない、実行できない、と言えます。 決断もとにかく遅い。会議ばかりやってるんでしょうかね。こんなに決断が遅いのに競争の激しい産業界で生き残っていけるのかなと疑問に思います。 東芝は取引先に「納期を守れ」とか言えないですよね。自社が期限を守れず、株主の期待に応えれないわけですし。 東芝に関してはすでに相当の株数を保有していますので、これ以上の買い増しはぜず、T

  • ジャパンディスプレイという企業

    ジャパンディスプレイには、投資対象としてではなく、企業再生の事例として関心があります。 ジャパンディスプレイは、経産省の指導の下、日立、東芝、ソニーという一流企業の液晶部門を統合して誕生しました。 しかし上場して9年連続で赤字です。INCJ(旧産業革新機構)が支援していましたがうまくいかず、その後いちごトラストが支援しています。INCJは撤退予定なので債務を放棄したり、株式の譲渡を進めています。 現在は、いちごトラストが資金をバックアップし、いちごトラストのCEOのスコット・キャロン氏がジャパンディスプレイのCEOを兼務しています。 ジャパンディスプレイの10~12月の四半期決算では、売上総額が原価総額より低い状況でした(>_<)。 粗利の時点で赤字なので、営業利益の赤字解消までは程遠いという印象です(粗利から販売費と一般管理費を引いた値が営業利益になるため)。 粗利がマイナスなのは原材料費の高騰と在庫の増加が原因でしょう。在庫が次の1~3月に解消できるかというと、市況(モバイル及び車載用の液晶の需要)が上向いている感じはないので難しかなぁという心象です。 債務の放棄及び株式への転換に

  • ゴルディロックスという警告ワード

    ゴルディロックス相場とは、過熱もせず閑散でもなく、マーケットが心地よい状態で落ち着いている相場環境をいいます。 よい意味で使用されるのですが、自分はこのワードがメディアに出たあと暴落を受けたことが何度かあります。リーマンショック前、コロナショック前などなど。 これまで受けた暴落の前に印象に残っているのが、逆イールドの発生とこのゴルディロックスというワードがメディアで使われたことです。 昨日、ブルームバーグのニュースでこの「ゴルディロックス」というワードがありました。そして、ご存じのように逆イールドは長く続いています。 麻雀でいえば、相手に役満を両面待ちされているような状況でしょうか。 なんか嫌な予感がしますので、ヘッジで日経平均先物ミニをショートしています。 今のところこのショートの損益はマイナスですが、近いうちに「ヘッジしておいてよかった~」となるかもしれません。

  • 昨日の注目決算は東芝と楽天

    昨日は、東芝と楽天の四半期決算の発表がありました。 東芝は決算予想を下方修正しました。よくない決算です。自分は、もしかしたら営業利益が赤字もありえると思っていたのですが、そこまでは悪くなく、一応黒字は確保していました。 島田社長が説明会に不在であったり、副社長の不正経費が判明したり、あいかわらず東芝首脳陣には「なんだかなぁ」という印象です。これからどうやって東芝として収益を上げていこうとしているのか、示してほしかった。 TOBに関しては時間がかかるということですが、具体的なスケジュールもTOB価格も出てきませんでした。 きっと今日は株価が下がるでしょうね。ガッカリです( 一一)。 楽天は予想通り過去最大の3728億の赤字です。モバイル事業への投資額が他のセクションの利益を大きく超えています。三木谷CEOは元エリート銀行員ですので、モバイル事業に参入する際にあらゆるシミュレーションをしていたと思いますが、現状はその想定の範囲内なのでしょうか。経営者のロマンでモバイル事業へ突入したとかでなければいいのですが。楽天はかなりの高金利で円建て及びドル建ての債券を発行しています。2年後には大きな金

  • 今週の注目は14日の米国CPIと東芝決算

    今週の注目は、14日の米国消費者物価指数(CPI)発表と東芝の決算発表です。 CPIの発表を受けて瞬間的に下落すれば、日経平均先物ミニのショートを決済したいと考えています。でも上がりそうかなぁ。 東芝の四半期決算はきっと悪いので株価は下がるでしょう。儲かっている感じが全くしません。 日経新聞から東芝の買収金額が2兆円程度になる(低い)というリークがあり、株価は下がりやすい状態です。 東芝に関してはTOBの価格が正式に発表されるまで株価は弱いでしょう。 今のところ自分の先物ショートと東芝株ロングから利益が得られる感じはしませんが( 一一)、もし利益が出れば中電工、関電工、北陸電気工事の買い増しをしたいと思います。

  • 騰落レシオ130.03と共立メンテナンスの売却

    東京23区も大雪か、と思って昨日は早めに仕事をきり上げたのですが、普通に雨でなんちゃってな感じになりましたね。(^^;) 日経平均株価の25日騰落レシオが130.03と年に数回しかないレベルの高い値となっています。 そろそろ弱くなるんじゃないでしょうか。 今週は共立メンテナンス(ドーミーインの運営会社)を売却し、この売却で得た資金で関電工、中電工、北陸電気工事を打診買いしました。PBRが1倍を割れているし、電気工事が極端に減ることは考えづらく他社が新規に電気工事に参入してくる可能性も低いので業績は安定しているし、高配当です。下がれば買い増しをします。

  • 低PBR企業、TOBされるか自社株買いか

    東芝の融資証明書が近日発行されるとブルームバーグが報道し、東芝がTOBに向けて少し前進しました。 そろそろ東芝、アクティビジョン・ブリザードに次ぐTOB期待銘柄を選択したいと思います。 東証はPBRが1倍未満を好ましくないとしています。 PBRが1倍未満ということは、時価総額が純資産額を下回っているということで、上場する意味がありません。黒字で健全な企業のPBRが1倍未満となっている場合は異常値ともいえます。 一方で赤字の会社や銀行などはPBRが1倍未満になることがあります。したがって単に低PBRの企業に投資すればよいというわけではありません。 東証に上場しておりPBRが1倍未満で黒字の企業としては、TOBで上場をやめるか、自社株買いで株価を上げてPBRを1倍以上にする動機付けがあります。また、大株主がいる企業は特にTOBで上場廃止を選ぶ可能性が高いと推測されます。 上記のような視点から、自分は以下の企業がTOB又は自社株買いをする可能性が高いと考えますので、少しずつ買い増したいと思います。 1:関電工:PBR0.6、配当利回り3.5%、東京電力パワーグリッドの持ち株比率46.16%

  • 今夜の注目は雇用統計と東芝TOB融資証明と商社決算

    今夜の注目は米国の雇用統計と日本産業パートナーズに銀行団の融資証明が発行されるかと商社決算です。 米国の雇用統計では大きく動いたところで戻す方向に賭けたいと考えています。 東芝のTOBを目指す日本産業パートナーズですが、自分は銀行団の融資証明は再度延期になると予想します。これまでも期限が守られたことないから信用できないですよね( 一一)。 そして、三菱商事と三井物産の決算発表があります。上方修正や増配があればうれしいですね。 本日から1週間ほど実家へ帰省します。 ブログの更新は止まりがちになります( ˘ω˘)スヤァ。

  • 日経平均株価の騰落レシオと東芝のTOB

    日経平均株価の25日騰落レシオが直近の3営業日で122.27→128.95→125.61と高い値で推移しています。 日経平均そろそろ反転してもよいころと思うのですが、どうなりますでしょうか。 今のところ日経平均先物を9枚ショートしています。 東芝のTOBに関しては、日本産業パートナーズと銀行団の条件が折り合わず、銀行団からの融資証明の発行が2月3日まで延長となりました。融資証明が発行されてもTOBまで先は長いので早期にTOBされる望みは低いです。東芝とアクティビジョン・ブリザードのどちらが先にTOBされるか、という感じですね。 十分な資金を持っていない日本産業パートナーズに優先交渉権を与えた東芝の判断がよくなかったと思いますね。

  • 兼松エレクトロニクスのTOB

    兼松が兼松エレクトロニクスを6200円でTOBします。 電光石火でこれぞTOBという感じですね。 自分は100株のみの保有ですが、買い値は1825円です。 兼松エレクトロニクスは高配当狙いで買い増した。TOB狙いで保有していたわけではなかったのでタナボタです。 これまで高配当をいただき、さらに、TOBでたっぷりプレミアムを付けてイグジットでき、いい投資になりました。 これからもこういうことがあればうれしいですね。 しかし一方で東芝のTOBは不透明で遅い。経営者の能力の違いでしょうか…。 兼松エレクトロニクスはTOB期限日の近くまで貸株にして貸株金利をいただき、その後TOB価格近くで売却する予定です。

  • 日経平均の25日騰落レシオが122.27

    日経平均株価が力強く推移しています。 ついに25日騰落レシオが122.28になり、自分が買われすぎと判断する120を超えました。 ということで日経平均先物のショートを増やします。 現在ミニを10枚ほどショートしていますが15ほどにしたいですね。 しかし最近は寒いですね。 2月の上旬は実家へ帰省します。

  • 日本電産の下方修正

    昨日は日本電産が下方修正を発表しました。 日本の製造業の収益に黄色信号が点灯です。 日本電産は中国への依存が強いので、中国でのゼロコロナ政策の影響を大きく受けたようです。 本日発表されたJ&Jの決算内容は、売上が市場予想を下回りましたが、利益は市場予想を上回りました。まちまちの結果です。 本日はこの後マイクロソフトの四半期決算の発表があります。ちょっと弱いぐらいで大きなサプライズはないのではないかと予想していますが、どうなりますでしょうか。

  • 国内のゾンビ企業の増加

    借金の利払いが3年連続で事業利益を上回り、設立から10年以上経過している企業を「ゾンビ企業」といいます。 本来存続できないのですが、金融支援で生き延びている状態です。 このゾンビ企業の数が2年連続で増加しており、2021年度は帝国データバンクが集計したところ比率で12.9%となっているそうです。 仕事しても赤字どころか借金の金利分も利益がでないのは悲しすぎますね。 しかし比率で12.9%ということは10社に1社以上はゾンビ企業ということになります。 コロナ関連の補助金もそろそろ打ち止めになり回収が始まる時期ですし、これから中小企業の倒産が増えそうです。大企業は賃金上昇の話もありますが、中小企業は生き残りに必死でなかなか人件費を上げる余裕はなさそうです。 最近は日本もインフレになっており金利が上がるのではないかと予想されていますが、金利が上がると倒産する企業が増えるので、日銀は金利を上げることができません。 日銀はインフレと中小企業の倒産との板挟みにあっています。 米国はもっとひどい状況かもしれませんね。

  • 米国企業の決算発表開始と人員削減

    米国企業の四半期決算の発表が始まりましたね。 JPモルガン、シティグループ、バンクオブアメリカなどの金融機関の四半期決算が発表済みで、本日、ゴールドマンサックスの決算発表です。 発表済みの決算内容は、強弱ありますが大きく落ち込むこともなく、無難な範囲です。 しかし貸し倒れの引当金をどの金融機関も積み増しているところに注意です。 これから債務者の破綻が増えることを予想していることがうかがえます。 自分も同様に個人及び企業の破綻が増えると予想していますので、この辺の見解は米国金融機関と同じです。 米国の金融機関及びIT企業で人員削減が進んでいますね。 ある意味フットワークの軽い企業から動いていると思いますので、これから他分野の企業にも広がっていくのではないでしょうか。

  • 日銀のイールドカーブコントロール撤廃に備える

    日銀がイールドカーブコントロール(YCC)を撤廃する可能性があり、日経平均株価が下落しています。黒田日銀総裁の任期も残りわずかです。少しずつウワサをリークしてインパクトが少なくなるようにしているのではないでしょうか。 これから日本も金利が大きく上昇するかもしれませんね。物価も上昇しています。 そうなると米国と同様に株価指数は下落しそうです。 株価指数の先物をショートしてヘッジしたいと思いますが、予想が外れたらダメージが大きくなるので、十分気をつけます。

  • 楽天ドル建て債は11.76%

    楽天がドル建て債を11.76%で追加発行するというニュースがありました。 昨年の11月にも12%で発行しています。 期限は2024年11月30日と短期です。 為替を意識せずドルベースで運用している人にとってはなかなか魅力的ですよね。 楽天はモバイル事業に資金を投入しています。たとえ10%の金利を払ってもキャッシュがほしいのでしょう。 破綻リスクがあるためプレミアムの金利を上乗せしているわけですが、あと2年弱で楽天が破綻する可能性は低いと思います。3年以上になるとちょっと分かりませんが(^^;)。 自分も買えれば買うのですが、個人には販売していません。 今夜は、米国3指数は上昇しましたが、日経平均先物は大きく下落しました。日経平均の下落は円高の影響と思われますが、相関が崩れると他にもなにかありそうで不安になりますよね。 今週末は両親から送ってもらった高級牛肉で「牛肉入り麻婆春雨」「すき焼き風肉豆腐」を作る予定です。 来週は旅行支援の割引を使って那須の保養所へゴーです(≧▽≦)。

  • 東芝とアクティビジョン・ブリザードの買い増し

    昨日の米国3指数は上昇しました。 日経平均の25日騰落レシオは81.12と少し戻しましたが、まだ低い水準です。 やはり売られすぎ水準だったようで、昨日の日中は反発し、昨日のナイトセッションでも上昇しています。この反発は予想通りだったので、日経平均先物ミニのショートを少なくしておいてよかったです。 自分はこの反発は短期的と予想していますので、慌ててポジションを多くとることなく再度の下落に備えたいと思います。 そんな警戒している中でも、イベントドリブン投資ということで、東芝とアクティビジョン・ブリザードを買い増ししました。ざっくり計算すると 東芝:3300株:1543万円 アクティビジョン・ブリザード:810株:814万円 のポジションとなっています。 東芝の買い増しはそろそろ終了し、アクティビジョン・ブリザードの買い増しは3月ごろまで継続する予定です。 うまくTOBしてくれるといいのですが、どうなりますでしょうか(^^;)。 今日は三連休の初日です。いい天気なので洗濯して散歩したいと思います。 皆様もよい休日をお過ごしください(≧▽≦)。

  • 騰落レシオ76.92とアークのテスラ株ナンピン買い

    日経平均の25日騰落レシオが76.92まで下がっています。 80を下回ると売られすぎ水準ですが、もう4営業日ほど80を下回った状態です。 そろそろ反発しそうなので、日経平均先物ミニのショートは残り3枚まで減らしました。 今年は景気後退に入ると思うので、戻ったところで再び先物を売るつもりです。 キャシー・ウッドのアーク・インベスト・マネジメントは下落するテスラ株をナンピン買いしています。レバレッジをかけてなければ破綻まではいかないと思いますが、テスラ株復活しますかね。 自分はテスラにもアークにも触ってないですが、テスラの株価が去年なみに復活するのは難しいように思います。 年初の雰囲気では2023年前半は下落の圧力が強くなりそうです。 難しい相場になりそう…。 でも配当はしっかりもらいたい(≧▽≦)。

  • 謹賀新年:今年の予測

    明けましておめでとうございます。 2023年が始まりました。 ・ビジネス 今年は3月から自分の本業でフリーランスになるので、激動というかこれまでとは大きく異なる生活になります。おそらく仕事を思うように取れないでしょう。税金も年金も自分で管理する必要があります。不安もありますが楽しみたいですね。 仕事での目標は以下のとおりです。 1:仕事の時間が空くと思いますので、空いた時間で資格にチャレンジ 2:仕事はフロー型ビジネスだけど、できればストック型ビジネス化して収益を安定化 3:生活費分の利益を得る ・経済投資 多くの人と同様に、自分も今年は景気後退になると予想します。 米国では未だに逆イールドが発生しています。今年は米国の雇用が悪化し、消費者のローン返済が滞り、社会問題化すると思います。投資は去年と同様にディフェンシブでよいのではないでしょうか。 ということではありますが、機会損失もしたくないので、資産運用は以下の方針で進めるつもりです。 1:日経平均先物のショートでトレード 2:米国・日本では「高配当株・増配株」を少しずつ買い増し 3:グローバル5.5バランスファンドを少しずつ買い増し

  • 2022年の振り返り

    いよいよ大晦日を迎えました。 みなさまの2022年はいかがでしたか? 自分はいいことも悪いこともありましたが、本日のブログで今年を簡単に振り返りたいと思います。 来年の予測と方針は明日のブログで書く予定です。 今年の初めはインフレの進行と株式マーケットの下落を予想して資産をディフェンシブに運用しようと考えていました。 予想はほぼあたりました(^^)/!ですが、だからといって利益をあげることができたかというとそうではありません^^;。 年初から米国株が下落し、この下落にあわせてアマゾン、ブラックストーン、レバレッジ5.5バランスファンドなどを少しずつ買い増ししていました。 年の中盤には、買い増しを中断し、日経平均先物のショートで株価下落をヘッジし、さらに保有株を一部売却してキャッシュの比率を高くしました。 年の終盤は、東芝とアクティビジョン・ブリザードのTOBに賭け、これらの買い増しを始めました。 終わってみれば資産評価額は4%弱のマイナスで終わりました。 日本株マイナス、米国株マイナス、債券マイナス、日経平均先物のショートのトレードでプラス、円安でプラス、トータルで上記のように4%弱の

  • 騰落レシオが83.27

    日経平均株価の25日騰落レシオが83.27まで下がってきました。 今日下落すれば70台まで下がりそうです。 そろそろ反発してもよいころですね。 東芝は相変わらずネガティブなリークが出ています。今合計3200株です。 アクティビジョン・ブリザードは、買い増しをして合計680株です。 どちらもTOBの成功にベットしています。来年結果がでるでしょう。

  • イベントドリブン投資

    企業の経営に重大な影響を与えるM&A(合併・買収)や業務提携などの重要イベントを収益機会と捉えて投資する手法のことを、イベントドリブン投資といいます。 自分は今TOB期待から、東芝を3000株、アクティビジョン・ブリザードを450株保有しています。 先日当ブログで説明したように東芝はしばらく貸株にして放置し、TOBの正式報道を待ちます。東芝に関してブログの記事にしても閲覧数が伸びないんですよね^^;。 アクティビジョン・ブリザードは時間を分散して買い増しをします。月ごとに50株ほどのペースでの買い増しをし、来年の6月には750株を超える予定です。無事にアクティビジョン・ブリザードがマイクロソフトに買収されれば20%ほどの利益になりますがどうなりますでしょうか。買収の承認を楽しみに待ちたいと思います。

  • 日銀が金融緩和政策を修正

    日銀が金融緩和政策を修正して長期金利の上限を0.5%程度にすると発表し、ついに日本も金融引き締めに向かうととらえられたため、株式は急落し、為替も円高方向へ振れました。 びっくりしましたね。 自分はキャッシュを多めにし、さらにヘッジで日経平均先物ミニを売っていたので、大きな打撃は受けていません。一方でレバレッジをかけて一方向にかけていたトレーダーの中には大きな損失を被った人もいるのではないでしょうか。 この下落がそのままさらに進むのか、リバウンドして上昇するのか、目が放せないですね。

  • アクティビジョン・ブリザードを買い増ししたい。

    東芝はまたまたネガティブなリークがあり、本日は-6.86%という見事な下落っぷりでした。 おかげ様で買いの指値注文が実行され、保有株数が2900株まで増加しました。 せっかくなので今週中にもう100株買って切りのいい3000株にしておこうと思います^^;。 東芝に関してはネガティブな情報がリークされ、株価が下落します。おそらく意図的に下落させようとしている人がリークしていると推測します。見ているとイライラするので株価の振動に一喜一憂しないように合計株数を3000株にした後はしばらく放置しようと思います。 当ブログで何度も触れていますが、自分はTOB関連として東芝に加えてアクティビジョン・ブリザード(マイクロソフトが買収する方針を発表)を保有しています。 このマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収は、独占禁止法の観点から米国政府が買収を阻止しようとしています。しかしながら、自分はマイクロソフトと米国政府とは落としどころを見つけてTOBが実行されると推測しています。 ということで、そろそろこのアクティビジョン・ブリザードを買い増しする予定です。 今は450株の保有ですが、下

  • 東芝のTOBを目指す日本産業Pにメガバンクが1.2兆円の融資

    12月に入って実家に帰ったり旅行にいったりですっかりブログの更新が止まっておりました。 そんな中で東芝の株価がダラダラ下げていましたが、ここ数日は反転して上昇傾向にあります。 本日、東芝再建案の優先交渉権を有する日本産業パートナーズにメガバンクが1.2兆円を融資するとのリークがありました。 TOBの実現可能性が高くなったため、明日の株価も上がりそうです。 買収金額は、2.2兆から2兆円半ばとなる予定と報道されています。 もし2.2兆円なら1株5080円。 自分の平均取得価格と株数が5040円で2700株。 できれば2.5兆円以上でTOBしてほしいですがどうなりますでしょうか。 アメリカでは、マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを買収する方針を発表しています。 こちらも政府が独禁法の観点から買収に反対しており、買収されるか否か分からない状態です。 自分は買収されると思っていますので、時間を分散しながらアクティビジョン・ブリザードの株価が下がったところで買い増す方針です。 ワールドカップもいよいよファイナルですし、今年もいよいよ後2週間ですね。 無事に穏やかに年末年始を迎えたいです

  • 日経平均25日騰落レシオが122、と東芝株下落( 一一)

    日経平均の25日騰落レシオが122.59と高くなっています。 自分は日経平均騰落レシオと逆相関になるように先物を売買しています。 騰落レシオが高いと日経平均を売り、騰落レシオが低いと日経平均を買うスタイルです。 さらに今年来年の景気は悪化すると予想してますので、今は強めに売りを入れています。 売りポジションが膨らんでいて評価額はマイナスです。 そろそろガラッときてほしいですがどうなりますでしょうか。(^^;) 東芝はネガティブなリークが続き、およそ1株4700円まで下がっています。あきれるくらいの対応の遅さと情報管理のルーズさ(一一")。 こちらも含み損です。早いところ5500以上(希望的観測)でTOBを発表してほしいのですが、こちらもどうなりますでしょうか。 来週あたり大きな発表があるのではないかと思っています。吉報を待っていますが、これまでのグダグダな経緯を見るとTOB価格は低くなりそうで凶報となりそうですよね…。

  • FTXの破綻

    FTXは米国の仮想通貨の交換所を運営する企業でしたが、11/11に米国のチャプター11(民事再生法)を申請し、事実上の倒産となりました。FTXは世界で2番目の規模の仮想通貨交換所で大手です。11月に入って経営不振が伝えられ、10日ほどで破綻するというスピード倒産でした。この影響で仮想通貨の価格は大きく下がりましたが、現在は落ち着いた動きになっています。 FTXは約1.4兆の顧客から預かっている資金をアメルダというトレーディング部門(関連会社)に貸し出していましたが、このアメルダがレバレッジをかけた取引に失敗し、資金を返却不能になりました。 通常の証券会社は顧客の資産を勝手に流用することが規制されていますのでこのようなことは起こりづらいですが、仮想通貨は規制外であるため起きた悲劇と思います。 シリコンバレーのスタートアップ系では、セラノスという会社が詐欺的な資金集めをして倒産しました。FTXもこれから運営内容が精査されノンフィクションの書籍がでたり映画化されるでしょう。 FTXの破綻時(ほんの数日前)にCEOだったサム・バンクマン・フリードは現在バハマで拘束されたと噂されています。 FT

  • 東芝の残念決算

  • 米国CPI後の株価上昇、仮想通貨の下落、JDIの決算

    今日は3つの話題に振れたいと思います。 <1:米国CPI> 米国CPIがインフレが抑制されていることを示し、株高、円高、金利低下が急速に進みました。 株が上がってもドルが下がったり、ヘッジの先物売りがマイナスになったりで、自分のポジションの評価額はあまり変化していません。 どちらかというと先物売りを決済したいので、できれば一度大きく下がってほしいなと思っています。 インフレが抑制されたと言っても、物価の上昇にブレーキがかかっただけで物価が下がったわけではありません。加えて、米国ではレイオフが進んでおり、消費者の借金が増えています。これから来年にかけて厳しい経済環境になると予想しています。 <2:仮想通貨の下落> 現在、仮想通貨が下落しています。米国の大手仮想通貨取引所を運営するFTXが破綻しました。 FTXのCEOは時代の寵児ともてはやされたサム・バンクマン・フリードですが、今後顧客の資金をしっかり保全していたのか、返却できるのか、不当な流用をしていなかったか、問題になりそうです。もしかしたら刑事事件になるかもしれません。 自分に権限があるため関係者に理解されない不当な資金管理をする経

  • 米国中間選挙から米国CPIに向けて、と東芝ガッカリTOB

    本日米国の中間選挙が行われ、米国の株価指数及び日経平均先物は上昇しています。 次の大きなイベントは11/10の米国CPI(消費者物価指数)発表でインフレが抑制されているか否かに注目が集まります。なんかインフレが抑制されている数値が発表されてさらに株価が上がるような予感がします。 自分は日経平均先物を売ってヘッジをしていて株価指数が上昇するためこれがマイナスです。 とはいっても景気後退が来ると予測してますので、来年にかけて引き続きこのヘッジポジションは保有し続けます。 東芝は今のところ日本産業パートナーズが2.2兆円でTOBする予定のようですが、この場合、現在の株価とほぼ同じ価格でTOBすることになります。現在の株主はがっかりです。まだ決定ではないのでどうなるでしょうか。 TOBは電光石火でやるべきもので、再建案を公募だなんだといってのんびりやってる東芝はほんとダメな会社だなと思います。こんな状態では自分の下請けや取引先に厳しいこと言っても「おいおい。お前らがいうな」状態になるのではないでしょうか。 残念な会社ではありますが自分は株主なのでイグジットするまでは今後も注目します。

  • ツイッターが従業員の半数を解雇⁉、と米国中間選挙

    イーロン・マスクが買収したツイッターで、従業員の半数が解雇されるという報道があり、実際に大量の従業員が解雇されています。 日本はご存じのように解雇規制が厳しいのですが、ツイッターの日本法人でも同様の激しい解雇が実行されているようです。労働争議が発生すると思いますが、そこは多額の退職金を支払うことで解決を図るものと予測されます。 イーロン・マスクには賛否両論がありますが、このような経営をされると何をやるにもスピード感のない日本企業が止まって見えます。 しかし従業員の半数を解雇して会社のオペレーションが維持できるものなのでしょうか。 これまで作ったシステムがあるので、メンテナンスとバージョンアップにはそんなに従業員がいらないということかもしれません。今後の経緯を楽しみにウォッチしたいと思います。 先週、米国注目企業の決算発表、FOMC、雇用統計の発表などの重要イベントを通り抜けました。 今週はなんといっても米国中間選挙があります。中間選挙後には上又は下へ大きなトレンドが生じる可能性があります。 個人的には、今一番大きいポジションを持っている東芝の決算発表(11日)が気になっています。 自分

  • TOBを待ちながら…ATVIと東芝

    東芝再生のために現在2番手の産業革新投資機構が9000億円の融資枠を確保したと報道されました。 東芝に関しては日本産業パートナーズが優先交渉権を有しています。しかし、優先交渉権を受けたにも関わらず資金を集めれていない日本産業パートナーズは情けないです。資金が集められない相手に優先交渉権を与えた東芝も残念です。 日本産業パートナーズがコケた場合に産業革新投資機構に交渉権が移動することになります。そのため産業革新投資機構が資金9000億円を準備したわけです。産業革新投資機構は官民ファンドですので銀行融資も受けやすい立場でしょう。 このままいくと日本産業パートナーズから産業革新投資機構に交渉権が移ることになります。 いずれにしても時間がかかりすぎですよね。東芝の物言う株主もイライラしているのではないでしょうか。 TOB期待で、自分は、 アクティビジョン・ブリザード:350株(およそ370万円) 東芝:1500株(およそ770万円) を保有しています。 これら2銘柄でできれば20%ぐらい取りたいのですが、どうなりますでしょうか。

  • ツイッター、アクティビジョン・ブリザード、東芝の買収

    イーロン・マスクがツイッターを買収し、ツイッターは上場廃止の予定です。 イーロン・マスクはさっそくツイッターのCEO、CFOなどの幹部を解雇しました。 イーロン・マスクに対しては賛否両論ありますが、このスピード感はすごいと思います。一緒に働く人は大変でしょうけど。^^; 少し前まで、買収されそうな企業として、 ①ツイッター ②アクティビジョン・ブリザード ③東芝 がありました。 自分は、イーロン・マスクの気まぐれに右往左往しそうだった①には投資せず、②③に投資してTOBを待っている状態です。 予想は外れて①が最も早く買収完了となり、②③に関してはまだまだ長引きそうです。(>_<) なかなか予想通りに行きませんが、②③のTOB開始の吉報を待ちたいと思います。

  • 日本産業パートナーズと東芝の残念さ

    TOBにより再建を目指すと予想されている東芝ですが、買収しようとしている日本産業パートナーズの資金不足が報道され、株価が下がっています。 日本産業パートナーズは優先交渉権を得たにもかかわらず資金を集めることができないということで情けない限りですが、東芝の評価が低いため資金が集まらないという面もあり、東芝も今現在残念な企業と言えるのではないでしょうか。 自分は現在東芝に最も多く資金を入れています。 11月上旬にはTOB価格を発表してほしいですが、まだまだグダグダしそうです( 一一)。

  • オリックスが東芝に3000億円出資へ

    オリックスが東芝を買収するための資金として3000億円を日本産業パートナーズへ出資すると報道されました。 東芝に関しては株価を上げたい派と下げたい派との間でリーク合戦となっており、2、3日ごとに東芝TOBに関するニュースが出てきて楽しめています(^^;)。 リーク合戦が盛り上がっているということは、そろそろ正式に再建案が発表されるような気がします。 ほっとくと情報漏洩とかインサイダー取引とか不健全な事件が発生する可能性がありますからね。 これまでリークされた内容からTOB価格は5500円から6000円の間かなと予想します。 来週も5350円以下になれば買い増ししてワクワクしながら正式発表を待ちたいです。

  • 東芝のTOB価格は6000円より下?

    先週、東芝を2兆8000億円でTOBするというリークがあり、この場合TOB価格が1株6300円ぐらいになるのではないかと予想されたのですが、今週、日本産業パートナーズが銀行融資を受けれない可能性があると報道され、さらに、昨日、東芝のTOB価格が6000より↓になるというネガティブなリークがありました。 しばらくネガティブなニュースで株価を引き下げる動きになるかもしれないですね。 もし6000円を下回る場合でも、5500より上であればよいかなと思い始めました。 下がれば買い増ししておきたいと思います。 しかし時間がかかりますね。(>_<)

  • 米国企業の四半期決算のスケジュールと東芝のリーク

    米国企業の注目の四半期決算のスケジュールは以下のとおりです。 10/18:ネットフリックス 10/19:テスラ 10/20:スナップ 10/25:マイクロソフト、グーグル、ビザ 10/26:フェイスブック、サービスナウ 10/27:アップル、アマゾン、マスターカード、インテル 特に25日が楽しみです。 米国企業の後に日本企業の決算発表が続きます。 まだ企業業績は悪くないですが、これから来年にかけて企業の業績が徐々に悪化すると予想しています。 話は変わりますが、東芝の再建案を出している日本産業パートナーズが銀行から融資を受けれない可能性があると報道されていました。ネガティブな材料が出て東芝の株価が若干下がっています。 東芝の株価を上げたい人と下げたい人とのリーク合戦になっていますね。 そろそろ結論がでるのではないでしょうか。 自分は株価が下がれば時間を分散してあと300株ほど買い増ししようと思っています。

  • JPモルガン等の7-9月期決算

    米国企業の7-9月期の決算発表が始まりましたね。 先週は、JPモルガン、シティー、ウェルスファーゴ、ブラックロックなどの金融機関の四半期決算の発表があり、予想を上回ってよい決算でした。 ただJPモルガン等の銀行は、次の四半期に向けて貸倒引当金を積み増しています。貸倒引当金は経済が悪化し、不良債権が増えることを予測し、準備しておくものです。 インフレにより米国民のクレジットカードの負債額は増えています。(>_<) この状態で失業率が増すと悲惨なことになることが容易に想像できますね。( 一一) 米国の失業率に注目ですね。

  • 創業家一族:書籍のご紹介

    「創業家一族」有森隆著。 自分は有森隆氏の著書をかなり読んでいますが、本書も面白く、かつ、ためになりました。 有森氏は相場師や起業家の列伝を多く書かれています。 どの著書もテンポよく、視点が客観的で忖度しないところが好みです。 自分は歴史が好きなのですが、相場師や企業の物語は歴史に似たところがあります。経済的な競争と戦とは似ていますね。 本書では多数の創業者一族を紹介しています。 創業者一族が原因でもめる企業の多いこと多いこと…。自分が勤める中小企業も創業家一族が原因でもめました。 偉大な創業者・経営者であっても引き際を鮮やかにするとか、身内に厳しくすることは難しいようです。 図書館で借りて那須旅行で読み始め、先日読了しました。大変勉強になる一冊でした。おすすめです。

  • 東芝が日本産業パートナーズ連合に優先交渉権:買収は2.8兆円を想定

    東芝が日本産業パートナーズを中心とする国内連合に優先交渉権を与えたと報道されました。 加えて買収価格は2.8兆円を想定しているとも報道されています。 もし東芝を2.8兆円でTOBするとなると、TOB価格は6200円を超えそうです。 まだ確定ではありませんが、今後は、TOBの期限日の近くまで貸株で金利をいただき、期限日近くに売却する予定です。 しかしこういう結末になると「もっと買っておけば」と欲がでます^^;。 まぁありがたいことに利益が出そうですので温泉旅行に行きたいと思います。 次はマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードのTOBを監視したいと思います。こちらは中国あたりが規制しそうで要注意です。

  • 半導体メモリの市況悪化と東芝のTOB

    米国のマイクロン、韓国のサムスンの4半期決算で、半導体メモリの需要が悪化していることが示されました。 TOB期待から自分が株式を保有している東芝は、キオクシアという半導体メモリ製造会社の株式の約40%を保有しています。したがって、半導体メモリの不況は東芝にとってもネガティブな事項です。 TOBされる可能性がそこそこ高いにも関わらず東芝の株価がさえないのは、この半導体メモリの需要悪化と先に発表された東芝の4半期決算が赤字だったこととが大きいでしょう。他の大手電機メーカーがしっかり黒字決算を出している中で、経営再建中の東芝が4半期決算で赤字を出してきたことはガッカリでした。 下がれば東芝株を買い増ししたいところですが、もしTOBされないということになると東芝の株価は急落します。 東芝株の保有者としては「市況が悪化する前に早くTOBしてくれんかのぅ」という心境です。 最近は東芝の再建案に関するリークがちらほらでてきますが、再建案を提出した各陣営のTOB価格に関して信頼に足るリークはされていません。 私は東芝株が5000円を切ったら買い増しする予定です。6000円以上でのTOBを予想します。

  • ロジカルじゃなくない?

    今週の3日連続の上昇で株価は急回復しました。 騰落レシオ、VIX指数、RSIは先週まで売られすぎ条件を満たしていましたが、現時点で解除となりました。 悪い経済指標が発表される→利上げにブレーキがかかる→株価が上がる という状況のようですが、経済指標が悪いのに株価が上がるのはどうもロジカルではないと思います。 それだけマーケットが異常状態なのかもしれないですね。 この上昇で、日経平均先物の売りを、ラージ1、ミニ6まで増やしています。 どうなることやら…( 一一)。

  • クレディスイスの株価低下

    先週の株式マーケットは、週の始まりから下落しましたが、週の中ほどに英国で量的緩和を行うというサプライズがあって急騰し、その後週末にかけて再び下落する、という大荒れの展開でした。 週の半ばの上昇時にヘッジのヘッジで持っていた日経平均先物ミニの買いを決済しました。 現在は、日米の株式の現物:日経平均先物ロングの売り:キャッシュ=10:1:1という比率です。 通常は債券と株式は逆相関があるのですが、今年は債券も株式も下がるため、資金の逃げ場がありません。現金で保有してもインフレにやられます。 そんな難しい相場ですので損失が大きくなっている金融機関及び個人の投資家が多くいると思われます。 本日ツイッターで、クレディスイスの株価が下落し、CDSが急騰していることが話題になっていました。CDSは破綻に対する保険のようなもので、危険になるほど高くなります。 リーマンショックを思い出しますね。 もしかすると日経平均は22000程度まで下落することになるかもしれません。その場合、現在日経平均先物のロングを1枚売ってヘッジしていますが、1枚では足りません。 状況を見て日経平均先物のミニで売り増すことを検討

  • 東芝再建の動向

    東芝の再建案が公募され、現在2次審査中です。 再建案は、 1:ベイン 2:CVC 3:ブルックフィールド 4:産業革新投資機構+日本産業パートナーズ の4陣営が争っているとみられていたのですが、先日、産業革新投資機構が日本産業パートナーズとの協力関係を解消し、ベインと組むと報道されました。 株主としては、もうこのベイン+産業革新機構の組み合わせでTOBを実施し、再建を進めることでいいように思いますが、決定まではまだまだ時間がかかりそうです。 TOB価格は1株6000円以上でお願いしたいです。 下げ相場となっていますので、TOBされる可能性のある東芝株をもう少し買い増してみたい気もします。

  • 監視2指標が売られすぎ水準に

    日経平均の25日騰落レシオ、VIX指数、S&P500の14日RSIを監視しています。 本日も米国3指数は下落し、VIX指数≧30、RSI<30となり、2つの指数が売られすぎ水準となりました。 騰落レシオも売られすぎ水準まであと0.47とほぼ閾値まで来ています。 自分は景気悪化を予想していて日経平均先物ラージを売っていますが、2指標の売られすぎ水準を受けて、日経平均先物ミニの買いを2枚保有する予定です。ミニ1枚はすでに保有済みですので、ミニ1枚を追加します。 先物は、売り:買い=10:2となります。ミニの売りは短期なので売られすぎ水準が解消したらすぐに決済します。 難しい相場が続きますね。

  • S&#38;P500指数の14日RSIが売られすぎ領域に。そしてヘッジのヘッジ

    本日の米国3指数はいずれも-1.6%を超える下落でした。 この1週間下落が続き、ついにS&P500の14日RSIが30を割って売られすぎ条件を満たしました。 VIX指数も場中30を超え、マーケットがクローズした時点で29.92であり、売られすぎ条件をほぼ満たす状態です。 短期的には反発があってもおかしくありません。 その反面、今週のように連続して下落すると、トレンドフォローのアルゴリズムが売りを続けてなかなか反発しないこともあります。 自分は日経平均先物の「ラージ」を売って日米の現物株をヘッジしていますが、短期的には日経平均株価が反発することも考えられるので日経平均先物の「ミニ」を買って「ラージ」のヘッジをしました。 「ヘッジのヘッジをする」というなんとも不思議であまり賢くないポジションですが、それぞれの投資期間の違い(現物長期(10年)、ラージ売り中期(1、2年)、ミニ買い短期(1、2か月))からこのような対応になっています。 現時点でポジションのサイズは、およそ、現物:ラージ売り:ミニ買い=10:1:0.1、です。 今日は雨ですね。本でも読んで過ごします。

  • 日銀の円買いドル売り介入

    日銀が為替介入を行い、円高方向に振れました。 マーケットは荒れていて、株価指数は、米国3指数、日経平均のいずれも下げています。 米国2年債の利回りが4.118%、10年債の利回りが3.710%と上がり、米国債の魅力が増しています。 インフレが収まりFRBの利上げが終わったらしっかり米国債を購入したいですね。 日経平均の25日騰落レシオは83.33。 VIX指数は27.35。 S&PのRSIは32.06。 と、売られすぎにかなり近づいています。 日経平均先物を売ってヘッジしていますが、そろそろヘッジを解除してもいいかもしれません。 しかし自分は今年から来年にかけてまだまだ下落するように感じていますので、売りを保有したままでもいいかなとも思っています。 米国の消費者の債務が積み上がっているので、これが不況の引き金になるのではないかと感じています。 様々な要素が組み合わさる難しい相場環境が続きますね。

  • FedExの残念決算

    今日、明日でFOMCが開催されています。 明日はパウエル議長の講演があり、その内容でマーケットは動きそうです。 先週、米国の運送業のFedExが決算を失敗し、株価が大きく下落しました。 FedexのCEOによると「世界的なリセッションが懸念される」そうです。 ビジネスの前線ではすでに不況をかぎ取っています。 これから不況が経済指標などに表れてくるのではないでしょうか。

  • 東芝に国内10社超が出資するか

    政府系投資ファンドの日本産業パートナースが国内企業の10社超(中部電力、JR東海、オリックス)に東芝への出資を打診している、と報道されました。 東芝は、 ①粉飾決算 ②原子力事業で巨額の赤字 ③債務超過 ④物言う株主相手に増資 というイベントを通過し、現在、 ⑤どのようにして物言う株主に退場してもらうかが焦点の経営再建中 です。 上場維持にこだわったため④を行ったわけですが、結局うまくいきませんでした。 明らかに経営ミスです。 自分は東芝の株式を保有し、TOBに賭けています。自分が現在保有している国内企業の株式の中では、東芝が一番大きい金額となっています。 日本産業パートナースから出資を打診された国内企業がどのような方法で東芝に出資するかまでは報道されていませんが、第三者割当増資により現在の株主の持ち分を希釈化するなどではなく、現在の株主が納得できる株価でTOBしてほしいと思います。

  • 連休前のポジション整理 VS 9月末配当:那須へ向かいます

    今週末は3連休ですね。 本日の日本マーケットは持ち越しを嫌う投資家のポジション整理で下がるかもしれません。 その反面、9月末の配当取りでそろそろ買いが増える可能性もあります。 ということで全く読めないですね(^^;)。 自分は相変わらず長期投資の日米の現物株をかかえ、キャッシュと日経平均先物の売りでヘッジしています。 日経平均先物の売りは、騰落レシオやPSIが相当悪化するか、逆イールドが解消するまでは使うつもりです。先物は気を使うし、面倒くさいですけどね。 自分は本日から那須へ1泊旅行です。列車で読む本は昨日図書館で借りてきました。 今日は天気が良さそうなので、しっかり散歩して温泉はいって美味しい料理をいただこうと思います(≧▽≦)。

  • 8月の米国消費者物価指数とゴールドマンサックスのレイオフ

    8月の米国消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.3%上昇していました。 予想より悪い数値だったようで、米国債の利回りが上がり、米国3指数は大きく売られました。 現在の米国2年国債の利回りは3.745%、米国10年国債の利回りは3.411%で、立派な逆イールドです。 CPIを受けてドル円は1ドル141.65円から144.554円へ駆けあがりました。 米国はインフレ中ですが雇用が強いのでまだリセッションの認定がされていません。 もし雇用の統計値が悪くなったり、あるいは、企業の利益が縮小すると、株式マーケットは大きく下落しそうな雰囲気です。 昨日ゴールドマンサックスは数百人規模のレイオフを発表しました。数百人ですからゴールドマンサックスの規模からするとそんなに多い人数ではないかもしれませんが、リセッションに対する対応が速いとも受け取れます。 なかなか難しい局面ですが、うまくヘッジしたいと思います。

  • 住友倉庫を購入します

    倉庫株に注目し、三菱倉庫、三井倉庫を購入済みですが、さらに、住友倉庫を購入します。 住友倉庫の指標は、PER8.1、PBR0.84、配当利回り4.6%で、3指標とも割安といっていいレベルです。 倉庫株のリスクは、景気が低迷して物流が低下することにより収益が悪化することです。 自分はこれから景気は低迷すると予想しますので、倉庫会社の収益に逆風が吹くかもしれません。 しかしながら、それでも今保有してよいと判断しました。 PBRが1倍以下の場合、アクティビストファンドに大量保有されて面倒なことになりかねません。 倉庫会社は旧村上ファンドなどが大好きな優良な不動産を保有しています。 住友倉庫もPBRが1倍を超えるまでは株価を上げたいのではないでしょうか。 ということで、倉庫株が3銘柄となります。配当をいただきながら株価上昇に期待したいです。

  • 共立メンテナンス

    日経平均株価は、7月上旬から上昇し、8月下旬に下落し、そして今また上昇を始めました。 ボラティリティが大きくなっています。 そんな中で日経平均株価に連動することなくジワジワ上昇しているのが先日の記事で紹介した共立メンテナンスです。 共立メンテナンスは、人気のビジネスホテル「ドーミーイン」「御宿野乃」を運営しています。 PER225倍、PBR3.18倍、配当率0.35%と決して割安ではありませんが、コロナ禍が落ち着いた後のインバウンド回復、及び、ホテル人気が上がることを先取りしています。 打診で100株(単元)買ったのですが、ジワジワ上昇して10%ほどの含み益となり、買い増ししにくくなりました。 このまま単元をガッチリ保持して様子を見ることになりそうです。

  • 日経平均先物の売りを増やすか

    1月ほど前の統計データですが、米国の家庭債務が過去最高を更新し、延滞率も上がっています。 住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードローンが増えています。 住宅ローンや自動車ローンは金額が大きく簡単に完済できません。 クレジットカードローンは高金利で有名です。 現在のところ米国の雇用は堅調なデータが出ていますが、これが崩れると歴史的なインフレの下で一機に債務を返済できない人であふれることになります。 そして9月から量的引き締め(QT)がレベルアップします。 米国で流通するキャッシュが減るので株価下落の要因になります。 米国は今年中間選挙です この選挙までは政治的要因から下げ渋ると思いますが、自分はこれから半年は株価及び企業活動は厳しい局面と予想します。 最近は、ネットの情報でも株価下落を注意喚起する内容が増えました。 株価はこの1週間ほど下落してるのでファンドのトレンドフォローのアルゴリズムが下落方向で走りそうです。 日本のバブル崩壊時には金融機関の倒産などでお先真っ暗な雰囲気でしたが、現在の中国はそのころの日本の状況に似てきています。 という状況のため、日経平均先物の売りを増やした方

  • アクティビジョン・ブリザードの買収に賭ける

    アクティビジョン・ブリザードは、米国のゲーム制作会社です。 このアクティビジョン・ブリザードをマイクロソフトが1株95ドルで買収すると報道されました。 しかしながら、現在(9月1日)のアクティビジョン・ブリザードの株価は78.49ドルです。 なぜ買収価格より約20%低い株価で取引されているのかというと「買収が中止される可能性」があるためです。買収提案額と現在の株価との差額が買収中止の可能性に相当します。 現在、世界各国がマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を承認してよいか否かを判断しています。そして近年米国のメガテック企業による企業買収に待ったがかかることがあります。 とはいってもアクティビジョン・ブリザードはゲーム制作会社であり、国家の基幹産業でもなく、軍事機密を保有するわけでもありません。したがって、自分は承認される可能性の方が高いと予想します。 このような理由から、自分はアクティビジョン・ブリザードの株式を少数打診買いしました。下がれば買い増ししたいと思います。 同様の理由から、自分は日本で買収される可能性のある東芝の株式を保有しています。 東芝とアクティビジョ

  • 日経平均先物を売ってヘッジ

    昨日の日本の日中のマーケットで日経平均はリバウントしましたが、その後の米国3指数は大きく下落しました。 最近の日経平均は米国3指数よりも底堅い印象です。その原因の1つに円安があります。 私は昨年までロングオンリーでしたが、株式の総額が大きくなったので、今年から日経平均先物を売ってヘッジするようになりました。 このヘッジ売りの成績はいまのところよくないです( 一一)。 しかしながら、逆イールドが発生し、今年から来年にかけてマーケットは荒れると思います。せっかく新しい試みですので、なんとかヘッジ売りでも利益を出したいです。 しかし米国債の利回りが3%を超えるなら米国債ほしいですよね。米国債も株式のヘッジになりますので、米国債ETFをコツコツ買っていきたいです。

  • 罪の声:書籍のご紹介

    「罪の声」塩田武士著。 グリコ・森永事件を基にするフィクションです。 リアリティを売りにしている本作ですので、確かにリアリティはあります。 どこまでが実際のデータでどこからがフィクションなのか分かりにくいですが、それはあまり気にせず作品を楽しむことがよいでしょう。 小栗旬主演で映画化されています。小栗さんは出演作品は多いですがなかなか代表作になりませんね。 月初に行った那須旅行の際に読んでいました。

  • ジャクソンホールにて

    ジャクソンホールでFRBパウエル議長が「インフレ抑制に力を入れる」方針を強く示し、金融引き締めが長く続く懸念から米国3指数は3%を超えて大きく下落しました。 「世界的なインフレ」「米国債の逆イールド」「中国の不動産バブル崩壊懸念」などのネガティブな問題があり、自分は今米国及び日本の現物株を保有しつつ、キャッシュを増やし、さらにヘッジで日経平均先物を売っています。最近は日経平均株価が上昇していましたので、このヘッジの日経平均株価の売りが結構大きなマイナスになっていましたが、このジャクソンホールの後、雰囲気が変わり、プラスになるかもしれません。 日経平均先物には決済期日があるので定期的に決済しなければなりません。プラスになれば売りを一旦決済し、また指数が上昇したところで売り直したいです。 来週末は箱根に小旅行です。 楽しみです。 箱根の後は、秋に那須、冬に松本へ行く予定です。山方面が多いですね。

  • キャンプブームの次はビジホブーム?

    コロナ禍という環境とアニメ「ゆるキャン△」のヒットでキャンプブームとなりました。 Youtubeでもキャンプ系の動画が多数アップされ、再生されています。 キャンプブームの中でアウトドア用品メーカーのスノーピークの株価は大きく上がりました。 キャンプブームの次に何がくるか、をうまく読んで掛け金をBETできるとウハウハなわけですが、自分は「ビジネスホテル」ブームがくるのではないかなぁ、と最近考えています。 自分は小旅行好きなのですが、そんな雰囲気がプンプンただよってきます。 みなさんはどう思われますか? すでにYoutubeではビジネスホテルでリラックスしているオネーサマ方の動画が多数上がってきています。 ビジネスホテルのいいところは一人でも宿泊しやすく、料金もお手頃なところです。 最近は温泉浴場・サウナがあったり、朝食が進化していたりで、旅行や出張のために限らずリラックススペースとしてビジネスホテルが使われています。 ビジネスホテル好きの中で評価が高いのが、「ドーミーイン」や「御宿野乃」を運営する共立メンテナンス系のホテル(以下、単にドーミーインといいます)です。 ドーミーインの良いとこ

  • アルファベット、アマゾン、ブラックストーン

    ここ1ヶ月半の株価上昇により、今年買った米国株の損益は以下のようになりました。 アルファベット:+7.92% アマゾン:+5.18% ブラックストーン:-0.82% アルファベット、アマゾンがサウジ政府系ファンドに買われ、利益が出ています。 ブラックストーンももう少しで利益になります。 米国、日本の現物株の保有はよい調子ですが、ヘッジ目的の日経平均先物のショートの損失が大きくなっているので注意が必要です。 中国の不動産バブルの崩壊懸念が強くなっていますね。

  • サウジ政府系ファンド

    リセッション懸念の中、米国株・日本株の上昇が続いていました。 その理由の1つとして、サウジ政府系ファンドの米国株買いがあったようです。 サウジ政府系ファンドが購入したのは、アルファベット、アマゾン、ブラックロックなどでこれらは私の保有株でもあります。サウジ政府系ファンドはおそらく長期投資でしょうから、自分の持ち株が売られにくくなりますのでありがたいです。 日経平均の騰落レシオもS&PのRSIも高い位置にあります。 一旦下げてヘッジしている日経平均先物を少し処分できたらと思うのですが、どんどん上に行きますね。自分の期待通りにはならないものです^^;。

  • 倉庫株買い始めました

    三菱倉庫と三井倉庫をそれぞれ100株(単元)ずつ打診買いしました。 ここから下がれば買い増しします。 なぜ倉庫株を買ったのかというと、参入障壁が強固で、かつ、割安なためです。 倉庫の事業を運営するには、不動産、物流管理のノウハウ、様々な専用の機器が必要です。どこかの新興企業が倉庫業に新たに参入することは極めて困難で、プレイヤー数が限られています。 そして、倉庫会社は、自動化を目指していて、ロボティクスやDXに注力しています。業務の効率化が期待できます。 三菱倉庫のPERは12.5、PBRは0.87、配当利回りは2.19%です。配当利回りはそんなに高くありませんが自社株買いを積極的に行っています。 三井倉庫のPERは6.1、PBRは0.98、配当利回りは4.93%です。割安といってよい水準です。 とはいってもこれから景気後退の可能性が高いので、上記のように下がったら買い増しする予定です。 配当をいただきながら、株価の上昇を待ちたいと思います。

  • 東芝はTOBされるか

    東芝の再建案公募の結果は、4陣営が2次入札に進むと報道されました。 4陣営のうち、3陣営が非上場化案であり、1陣営が上場維持案のようです。 非上場化を提案している陣営には、米国のベイン、英国のCVCがいます。 上場維持を提案している1陣営はカナダのブルックフィールドです。 ブルックフィールドがどうやって上場を維持しながら東芝の物言う株主(ファラロン、エリオット、エフィッシモ)を納得させようとしているのか興味がありますが、劣勢なのではないでしょうか。事業再生の能力も、ベイン、CVCの方がブルックフィールドよりも評価が高いと思います。 ということで、東芝が1株6000円以上、できれば7000円以上でTOBされないかなと期待しています。 もしそうなれば、ちょっといい旅館にでもいってゆっくりしたいですね。

  • イーロン・マスクがテスラ株を9500億円相当売却

    米国の7月消費者物価指数は、前年同期比で8.5%上昇でした。 予想を下回る数値だったことを好感し、米国3指数は大きく上昇しました。 とはいっても1年で8%を超える物価の上昇です。これを楽観的にとらえてよいのかと心配になります。 今のマーケットは、騰落レシオ、VIX指数、RSIのいずれも楽観的な値となっています。 一方で、大物CEOが保有する株式を売却しているという報道があります。 先日ブラックロックのCEOが株式を売却したことを当ブログで取り上げましたが、本日はテスラのイーロン・マスクCEOがテスラ株を9500億円相当売却したと報道されています。 自分は日米の現物株を長期投資していますが、今はキャッシュポジションを増やすとともに日経平均先物でヘッジ売りをしています。 ヘッジ売りの部分は本日のように株価が上昇するとマイナスになりますが、株価が大きく下がるまでヘッジ売りはキープする予定です。 ヘッジが生きるか、単なる杞憂で終わるか、これからのマーケットの動き次第です。

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