園芸の仕事に携わるようになったのは、ちょうど30年前。平成という元号に変わったばかりのその頃、園芸 と言えば『ご隠居さんの趣味』というイメージが一般的だった。私はまだ若く、20代の後半。洋書の写真にある、微妙な中間色(いまで言うニュアンスカラーですね)を組み合
紅葉のシーズンはとっくに終わって、霜が降り、初雪も降った12月中旬。快晴のお天気に恵まれた奥多摩駅は、朝から多くの人でにぎわっている。ダウンジャケットやフリースに身を包み、厚手のグローブとニット帽で防寒した色とりどりのハイカーたち。その中に混じって、私も今
子ネコ5匹を里親の元へ送り出し、母ネコのロニャーリオを飼う決心をした私たち。正式にネコを飼うために、ペット不可の賃貸アパートに住みつづけるとこはできなくなった。どこならネコと一緒に暮らせるだろう?平成初期の頃は、ペット可の賃貸は少なく、あったとしても外飼い
新婚、共稼ぎ、賃貸暮らしの私たちのもとへ突然5匹の赤ちゃんネコを連れて押しかけてきた母ネコ。私が母と呑気に温泉旅行をしている間、家に残って一切を任されたダンナさんは、いったいどうしているだろう?ちゃんと親子の面倒を見ているのだろうか?母ネコは、子ネコたちを
実家ではずっとトラシマ柄のネコを飼っていた私だが、新婚の共働き、賃貸暮らしに、ネコは飼えない。散歩中に日向ぼっこしているネコたちに声をかけて、運よく気のいい子に出会えたときに、頭を撫でさせてもらうのがせいぜいだった。ところがある日曜日。ゴールデンウィーク
今は4匹のネコたちと暮らしている。私の愛情の大半は、この子たちを可愛がることに注がれ、日々の暮らしは、ネコたちのやること、なすことに微笑むことで温かいものとなっている。この子たちがいなかったら、我が家の雰囲気はずいぶん違うものになっていたことだろう。4匹と
日曜日の朝、早起きして近所の公園を走る。家から公園の入り口まで、約1㎞。もみじが色づく住宅街の小道。幹線道路の横断歩道を渡るとすぐに、大きな樹々に囲まれる。公園の入り口。ここから公園に続く道をのぞくだけで、なんだかワクワクしてくる。12月の初めは、紅葉と落ち
ごくたまに、一人だけで朝ごはんを食べることがある。そんなとき、無性に食べたくなるクロワッサン。ダンナさんには、バターたっぷりの食べ物は、美味しいけれどヘルシーじゃない。とか、ほとんどバターでできているクロワッサンはダイエットの敵だ。なんて言っている手前、
12月のはじめ。白樺の葉が黄色く色づいて、晩秋の庭は明るさを増している。斜めに差し込む日差しを浴びて輝きながら、ひらひらと散る木の葉。黄色い絨毯が庭じゅうに敷き詰められる。チューリップやヒヤシンスの咲く早春や、バラが満開の初夏の庭はステキだけれど、冬になる
女友だちと鎌倉散歩。といっても、旧跡巡りや小町通りの散策ではなく、鎌倉をとりまく山々(いわゆる、鎌倉アルプス)をハイキング。今日は地元在住の友人の案内で、金沢文庫から天海山、大丸山、天園を歩き、鎌倉へ。という4時間半のコース。昨日の未明に大雨が降ったあと
学生時代の最後に自動車の運転免許を取って以来、20年くらいペーパードライバーだった。都会の駅チカに住んでいれば、車の運転は必要ないわ。幸いにも、運転が苦にならないダンナさんや友人が、いつでも車を出してくれるし。とか言い訳つつ、実はやっぱり運転が怖かったのだ
週に一度、水泳教室に通う。40代の頃は、トライアスロンやアクアスロン、オープンウォーターなどの大会に参加していた。なので、『自己流のクロール』ならばいくらでも泳げる、と、泳ぎには自信があったのに…いざ、水泳教室に参加してみたら、私のフォームはメチャクチャら
2021年11月29日。「12年ぶりの、丑年のいい肉の日」だということで、肉屋さんでは牛肉の特売を大々的に行っているらしい。私にとって今日は、57歳の誕生日。「アラカン」という言い方を初めて聞いたときは、思わず笑ったけれど、ついに自分もその域に踏み込んだ。もう決して
「ブログリーダー」を活用して、Lalalaさんをフォローしませんか?