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炭の魔法 https://sumimagic.hatenablog.com/

時計のない時、心躍るおいしさ、自然の癒しをまねく炭。忘れてしまった大切な何かに気づかせてくれ、新しい明日に連れていってくれる。いくつもの顔をもつ炭の面白さ、活かし方、とりまく風景に関するサイトです。

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2021/11/28

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  • 炭火焼の美味しさ:真実に迫る!

    今週のお題「最近おいしかったもの」 炭火で焼いたおにぎり。 外側のカリッとした食感に、ほあっとした中の温かさ。 そして、何より香ばしさ。 炭火焼のこの美味しさは、一体どこからくる? そもそも個人的な思い込み? 炭火焼の美味しさの解明にせまった研究がありました。

  • 炭という生命線!木炭やその副産物の驚きの使い道

    今週のお題「一生モノ」。 「一生モノ」といえば、やはり炭。 2023年、ほとんど記事をアップしなかった「炭の魔法」ですが、ありがたいことに毎日アクセスがありました。 検索アクセス1位は、クマ忌避剤としての木酢液。 アクセス2位は、電磁波防御。 2つとも、世の中の困りごとの解決を、木炭やその副産物に求めるものでした。 人類最大の革命といわれる火の利用にはじまり、21世紀の今でも、私たちの生存への脅威から守ってくれる炭。 あらためて、その用途を「炭・木酢液の利用事典」でみると、以下のようになっていました。1997年当時なので、知られるざる使い方が増えているかもしれません。 木材資源に恵まれた日本で…

  • マルチタレントな備長炭の使い方

    炭は不思議です。 熱源としてだけでなく、実にたくさんの才能があり様々な分野で活躍。 なかでも、備長炭はその硬さと美しさゆえ、身近に置いておきたい炭の筆頭にあがります。 もし、手のひらサイズの備長炭が数本手に入ったら。 日々の生活に役立つ備長炭、その使い方の特集です。

  • 備長炭で浄水する方法

    炭を使った浄水の方法です。 備長炭を水に入れて置くだけと簡単ですが、美味しく安全に使うためには炭のお手入れが肝心です。 炭のお手入れは、本格派が好むという珈琲の抽出法、ネルドリップのネルの扱いに似ています。少々手間ですが、使っていると愛着がわきます。 海外でも人気を博している備長炭浄水についてはこちらをどうぞ(フランスで「備長炭で浄水」が好まれる3つの理由)。

  • 明日の炭の可能性!

    20世紀半ばの日本は製炭大国。 木炭生産量は年間100万トン超え、日本以上に木炭を生産していたのはソ連ぐらいでした。国内木材消費量の15%が製炭に。木炭の7割が家庭燃料に使われていました。 21世紀にはいると国内生産量は約2万トン。全体の炭使用量の約9割は外国産でまかなわれています。 燃料としての利用は減りましたが、木炭の多孔性、吸着性、アルカリ性など炭の特性を生かして、水質改善、調湿、建材、土壌改良、飼料添加、臭気防止などさまざまな用途で使われるように。 そして、もうすぐ2023年。21世紀も四半世紀が終わりに近づいている今だからこそ、期待される炭の役割とは? VUCA時代を炭で突破 バイオ…

  • 備長炭の原木:All aboutウバメガシ

    今の日本でもっとも知られている炭は? おそらく、備長炭ではないでしょうか。 備長炭は白炭のなかでも、ウバメガシ、カシを原木としたものです。 昔は農林規格で、馬目備長、樫備長と区別されていました。 職人さんたちの間で重宝される馬目備長。 その原木であるウバメガシは、どんな木なのでしょう? 熱源としての優秀さが語られることの多い備長炭ですが、ウバメガシ好きの文豪は、火が熾った姿を賞賛しています。備長炭の美しさとは? Photo credit: harum.koh from Kobe city

  • あなただけの一杯を!炭火焙煎

    寒くなってくると、飲みたくなるコーヒー。 カフェや喫茶店で、プロが焙煎し淹れてくれたコーヒーを味わう。 とても贅沢な時間ですが、それとはまた違うコーヒーの美味しさを教えてくれるのが自家焙煎です。 炭火で自家焙煎。長年、週末のコーヒーローストを趣味とする友だちに、初焙煎で炭火とはチャレンジャーだね、と言われました。 実際やってみると焙煎できたものの、時間がかかる一方で味わいは今一つ。けれど、ある点を改善したところ、思いのほか簡単にできるようになりました。 手軽に楽しめる!炭火焙煎のポイントとは?

  • 新米をさらに美味しく!炭火で炊く土鍋ご飯とおにぎり

    秋も深まり、新米の季節です。 炊飯器で炊いてももちろん美味しい新米ですが、土鍋で炊くと味わいアップ。 さらに、ガスコンロではなく七輪で炊くと! 炭の魔法で、新米の美味しさに磨きがかかります。黒炭と白炭、土鍋ご飯の炊飯に最適な炭の種類は? ご飯といえば、おにぎりは外せません。心がなごむ、特別なおにぎりの作り方は?

  • 光と陰のやわらかな表現者:画用木炭

    暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい今の時期。 美術鑑賞にも、自分で絵を描くにも適した芸術の秋です。 木炭は、美術の世界でも、画材として独特の存在感を放っています。 たとえば、エドガー・ドガさんの「踊り子」。油絵の美しさだけでなく、木炭と鉛筆で描かれたデッサン画も有名です。 アンリ・マティスさん、パブロ・ピカソさんも木炭を好んで使っていたようです。 画用木炭ってどんなもの? そして、世界最小・最短の炭焼き体験!15分でできる画用木炭の作り方とは?

  • 食材の美味しさ引き出す炭火炊き

    炭火を使った料理といえば、炭火焼き。 焼鳥に鰻。炭火焼きせんべい。 ガスで焼くより炭火で焼いたほうが、食材の持ち味を活かせて美味しくなることは良く知られていますが、炭火での煮炊きは? 直火調理でない煮炊きだと、ガスでも、炭でも、影響なさそうに思えます。 ところが、吉祥寺の行列が絶えない和菓子店「小ざさ」では、今でも高価な炭を使って羊羹や最中をつくっているそうです。 炭火で煮炊きをするメリットとは?

  • 火の獲得がもたらしたヒトの進化!

    一気に寒くなりました。 まるで冬のようです。 寒い日に、炭火を囲むととても落ち着く。 暖まるのが大きいけれど、それだけではなさそうです。 炭火の明るさのゆらぎ。動物の生体リズムといわれる「1/fのゆらぎ」の心地よさ。 さまざまな脅威から、火によって守られた深い記憶。 最近、自然の火に見入ってしまう新たな理由を知りました。 教えてくれたのは、ハーバード大学生物人類学教授、リチャード・ランガムさんの著書「火の賜物:ヒトは料理で進化した」。今週のお題「最近おもしろかった本」にぴったりの本です。

  • 炭の副産物:ウッドビネガーでクマ退散!

    黄金色に輝く稲穂に彼岸花。 10月に入って、秋も本番です。 食欲の秋はヒトだけのものにあらず! 野生の動物たちにとっても同じようで、動きが活発になります。 山歩きで一番ばったり出会いたくない大型野生動物、クマ。 そんなクマが苦手とするのが、ウッドビネガー、炭づくりの副産物の木酢液です。 木酢液ってどんなもの? クマよけの効果とは?

  • 伝統チーズ:美味しさを高める炭!

    黒い食べものには、手が伸びない。 カリフォルニアロールが海苔を中に巻き込んでいるのも、海苔の黒さを隠すため。 食べつけていないと、そんなものかなと実感はありませんでした。けれど、はじめて黒いチーズをすすめられたとき、やはり躊躇。食べたいと思いませんでした。 最近、その黒さの正体が炭だと知り、俄然興味が! フランスの伝統的な山羊チーズ、 シェーブル。 チーズに炭をまぶす理由とは?シェーブルの美味しい食べ方は? Selles-sur-cher

  • キャンプの名脇役:自然の火

    空の下で食べるご飯は美味しい。 いつものおにぎり、サンドイッチ、お弁当。 屋外で食べると、不思議となんでも美味しく感じます。 ベランダでも、河原でも、手軽にキャンプ気分が味わえる! このキャンプ気分を、さらに盛り上げてくれるのが自然の火です。 今週のお題「キャンプ」。 自然の火を手軽に楽しませてくれ、いつもの食材の美味しさを一際高めてくれる木炭。 野性味あふれる輝きで日常を忘れさせてくれるスウェーデントーチ。

  • 今週のお題「キャンプ」 スウェディッシュトーチ。

  • 2022年秋 おすすめのブログ

    今週のお題「おすすめブログ紹介」 全然違う世界に驚いたり、自分のアンテナにはかからない情報をもらったり、いい話しにほろりとしたり。紹介したいブログはたくさんありますが、ようやく暑さも和らぎ秋の気配を感じる今。 芸術の秋に、おすすめしたいブログ。 美しいものがたくさん詰まった宝箱 直感を呼び覚ます扉 と、私がこっそり思っている2つをご紹介します。

  • 電磁波を防ぐ強力なシールド:木炭!

    電磁波による健康被害。 1980年代後半から症例が報告され始めました。 スマホや携帯電話などの普及率が9割を超え、Wi-fiにBluetoothといった無線通信機器が一般的になった現在、無線周波数電磁波があふれています。 木炭は、エネルギー利用にとどまらず、多孔性、研磨性、吸光性、電気特性などの特性を持ち様々な分野で活躍しています。 電磁波に対しても盾(シールド)となって遮へい効果を発揮する木炭。その効果とは?

  • 日本人の感性と炭火の風情:日々に宿る美しさ

    茶道で使う茶の湯炭。爆跳することがあるそうです。 お茶室で使う前に炭を一度洗うためで、乾燥が十分でないと爆跳が起こりやすくなります。また、炭火から漂うクヌギのほのかな香りが好まれることから、茶の湯の炭の焼きをあまくしているのも一因といわれています。 火花が飛び散って茶室の畳を焦がしたり、ときには着物に跳ねることも。 眉をひそめてしまう爆跳ですが、そんな爆跳にも風情を見出す文人たち。

  • 炭火のリスクマネジメント:爆跳

    生きている火、炭火。 炭火を安全に楽しむために、気をつけたいこと。 一酸化炭素中毒(こちらをどうぞ) 消火方法(こちらをどうぞ) に続く3点目は「爆跳」です。 広辞苑にも載っていない爆跳とは?

  • そしてある日、炭が焼きたくなったら!

    手軽に炭を焼く方法として知名度の高い、ドラム缶による炭焼き。 90年代後半からの炭ブームのときには、空前の人気を博しました。 手軽そうなドラム缶ですが、設置・保管に場所をとる、高熱・酸化に弱い、調整の技術が必要といった課題もありました。 20年以上の歳月を経て、第二次炭ブームの到来がささかやれる現在。 一般向けのスマートな炭焼き手段が開発されています。 軽量化を実現、機能性も高い「スミヤケール」は黒炭に。 もっとシンプルな「無煙炭化器」は消炭やバイオ炭に。 両方とも特許取得済み、画期的な炭化デバイスです。 スミヤケール(株式会社ファインテクノ・タケダ)Iさん撮影

  • 行き詰まったら炭!? 不便益の効果

    「ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも 行き詰まりを感じているなら、 不便をとり入れてみてはどうですか? 」という長いタイトルの本があります。著者は京都先端科学大学の川上浩司さん。 不便益研究の第一人者です。社会では便利、最短、効率の追求が良いことだとされています。けれど便利は豊かさなのでしょうか? 川上さんは、不便は手間だけれど役に立つ、不便にも益がある、といいます。 今週のお題「人生最大のピンチ」 ピンチを切り抜けるにも、不便益は助けになりそうです。 川上さんの文章は「不便の価値を見つめ直す」という題で中学生の教科書にも掲載され、不便益に共通する効果が3点にまとめられています。 燃料とし…

  • 自由で気ままを満喫!ソロ七輪

    まぶしい太陽に、入道雲。夏です! 夏といえば、キャンプ。 根強い人気の一人キャンプ、ソロキャン。 好きなことを、好きなときに、好きなだけを楽しむ。 「五感のが鋭くなる感覚」を得られるのもソロキャンの魅力の一つとか。 そのソロキャンと同じ開放感、自由さ、五感への刺激が、手軽に味わえるのがソロ七輪。目の前の生きた火で、食材をあぶる、じっくり焼く時間。 フリーランスの知り合いは、自分へのご褒美にソロ七輪。外出しなくても、家族のいない時に、野菜なし、あえて好きな豚肉のみで至福の時間。炭火をぼーっとながめるのも癒されると言っていました。 今回は、炭の魔法特選!ソロ七輪で味わいたい食材2つをお届けします。

  • 最近あった3つのいいこと

    今週のお題「最近あった3つのいいこと」。 炭関連でもありました、いいこと3つ!

  • 埋炭の効果3:植物の生育に役立つ!

    蔵の敷地に埋炭、麹室は四方に炭を埋め込み、 蔵付き微生物だけで日本酒を醸す寺田本家。 原料のお米を無農薬で栽培するべく、田んぼにも炭を埋めました。 生命力の強いイネが育ち、天候不順や台風にも負けず良質なお米を収穫。 他にも、りんご、ゆず、野菜など実践例が各地にみられます。北海道開発局は埋炭の実証試験を数年間行い、収量増加などの効果を報告しています。 植物が育つ基礎となる土。この土に働きかけて植物の生育を高める炭の役割とは?

  • 埋炭の効果2:発酵の場を整える!

    「 職人のチーズでよく知られた地域とは言いがたい国、日本。 けれど、この日が昇る国に燦然と輝くチーズがある。 甘さ、酸味、塩味のバランスが絶妙なチーズ、サクラ。」 海外のチーズ専門誌が絶賛しているのは、共働学舎新得農場のナチュラルチーズです。 ナチュラルチーズは生きたチーズ。季節によって味が変わる原材料のミルクに、微生物や酵素がはたらき味や風味が変化する。チーズが生まれ育つ環境の影響を大きくうける繊細なチーズです。 一口タイプやスライスチーズなどのプロセスチーズが中心だった時代から、ナチュラルチーズづくりに取り組み、国内外で数々の賞を受賞している共働学舎新得農場。 農場には炭が埋められているの…

  • 本格バーベキューに!ブラックラブ

    明日から、お天気は下り坂のもよう。 貴重な晴れの日なので、埋炭はまたにしてバーベキューです。 バーベキューのお肉の味付け、どうしていますか? 焼いたお肉にバーベキューソースや、焼肉のたれをつけていただく。マリネ液に漬けこんで焼くのも美味しいです。 バーベキューの本場、アメリカで人気なのがバーベキューラブ(BBQ Rub)。スパイスミックスを食材にすり込む(Rub)方法です。簡単に食材を美味しくするバーベキューラブ。 フレンチのシェフによる食用炭を使ったブラックラブのレシピを見つけました。

  • 埋炭の効果1:湿度調節で建物を守る!

    日本の雨期、梅雨。 梅雨時期に欠かせない湿気対策。押入れ、クローゼット、下駄箱にこもる湿気取りに役立つ除湿剤や調湿剤には、活性炭や木炭を使った製品もよく見かけます。 炭の活躍は室内の湿気にとどまりません。 地中に埋めたり、床下に敷いてもパワーを発揮。 今回は、埋炭の効果シリーズ1回目です。

  • 最高品質のチャコールブリケット!オガ炭

    はっきりしないお天気が続きます。 いつ梅雨入り宣言が出ても驚かない曇り空。 今週のお題「何して遊んだ」。 五月晴れの日には、青空の下でお庭グルメ、七輪BBQを楽しみたい! 手軽に七輪BBQをかなえてくれるのがオガ炭です。

  • 梅干をパワーアップ!梅干の黒焼

    きれいな花を咲かせていた梅。 気がつくと、すっかり梅の実の収穫の季節です。 梅といえば梅干。 梅干は昔から黒焼にして重宝されてきました(黒焼についてはこちらをどうぞ)。 さまざまな薬効があるといわれる梅干の黒焼の効果、その作り方は?

  • 炭木の山で歌う!幸せの青い鳥オオルリ

    炭の原木の山には、たくさんの生きものが住んでいます。 リス、ウサギ、アナグマ、シカ、イノシシ、サル、etc。 だいぶ暖かくなり、春から秋までを日本で過ごす渡り鳥の声も聞こえてきます。 目の覚めるような青、瑠璃の色が美しいオオルリ。 初夏の炭木の山で気持ちよく歌うオオルリとウグイスのライブ録音を聞いてください! Photo credit: Tokumi Ohsaka

  • 草木の精、お誕生日おめでとう!

    備長炭三大産地のひとつ高知県。 4月24日は高知県出身の植物学者、牧野富太郎さんのお誕生日でした。 日本植物分類学の父、牧野さんの功績を讃え、4月24日は植物学の日に制定されています。 あまりに植物に夢中になるので「自分はあるいは草木の精じゃないかと疑うほど」といい、こよなく植物を愛しました。 生誕160年の今年、お誕生日を祝して地元の高知新聞が贈ってくれた粋なサプライズとは?

  • タケノコの素顔:まるごと炭火焼き

    春の味覚、タケノコ。 炭火焼きというと、鰻の蒲焼、焼鳥。サザエや伊勢エビの海賊焼き。野菜の炭火焼きはあまり耳にしませんが、実は野菜こそ炭火焼きで食べると美味しい。 瞬く間に生長するタケノコ。旬を逃さず炭火焼にすると、新しいタケノコの魅力に出会えます。

  • 磨けばひかる!森の宝石:白炭

    お部屋に置いておくだけで、さまざまな効果を発揮してくれる炭。 調湿や消臭の効果は良く知られていますが、炭は、私たちが意識的に捉えられない微量物質も調整して環境を快適に整えてくれます。お部屋に置いておきたいアイテム。高い機能性を誇る炭ですが、見た目はいささか無機質。 白炭の切り口は、黒曜石のように光沢があって輝いています。白炭を磨くとツヤがでて綺麗かも。白炭や備長炭をアクセサリーに加工・販売しているサイトもありますが、磨く工程は企業秘密。 今週のお題は「わたしのお部屋」。部屋に置いている白炭を輝かせてみたい。試してみることにしました。 磨いていない白炭(手前)と磨いた白炭(奥)

  • 春に最適!スーパーフードのシリアルバー

    エナジーバー、プロテインバー、ビューティバー。 手軽に食べれる栄養バー。時間がないときの栄養補給や、ハイキングなどの行動食にもぴったり。目的に合わせて、種類もどんどん増えています。 チョコレートバーが進化した栄養バーは外国生まれ。手作りのレシピもたくさんありますが、オートミール、アーモンド、チアシードなど輸入食材がメインのものがほとんどです。 今回は、日本のスーパーフードを使って、春にとりたい成分がたっぷりつまったレシピをご紹介します。

  • 自然の香りのいやし:ナチュラルインセンス

    知り合いにもらったアカマツの木片。 松やにがたまっている、ひときわ香りのよい箇所だと聞きました。 そのままよりも火をつけた方が香りが立つけれど、生木は火がつきにくい。アカマツの木片にも火をつけてみましたが、少したつと消えてしまいます。こういうときは、炭の出番。 ネイティブアメリカンが浄化のために使うホワイトセージ、南米の聖なる木パロサントなど、植物そのものをお香にするナチュラルインセンスも同じです。うまく火がつかないとき、炭はあたたかくサポートしてくれます。

  • 昆虫食ならぬ昆虫薬:現代医学の盲点を埋める黒焼薬!?

    現代の炭のお薬といえば活性炭。 活性炭の強い吸着性を活かして、解毒や整腸に使われています。 けれど、東洋では、炭化した植物や動物を「黒焼薬」として様々な薬に用いてきました。環境負荷が少ない食べもの昆虫食が話題ですが、黒焼薬には昆虫の黒焼も。 黒焼薬には、一体どんな薬効があるのでしょう?

  • 忘れがたい炭の元祖:消炭

    お店で見かけることもなければ、名前を耳にすることもない炭、消炭。 鰻や焼鳥の備長炭、様々な形で使われている活性炭と違って、私たちの生活からもっとも遠いところにいる炭かもしれません。 しかし、消炭はあらゆる炭の原形。そして、炭の字が唯一使われている色が消炭色。日本の色名として、その名が今もなお使われているユニークな存在です。消炭とはどんな炭なのでしょう。

  • 桜とあんと炭と

    もうすぐ桜の季節。 桜というと、満開の桜で始まる映画「あん」を思い出します。 樹木希林さん演じる徳江さんは、あん作りの名人。 それほど繁盛していないどら焼き屋さんに、働きたいとやってきます。 どら春の店長の永瀬正敏さん、最初は渋っていました。それが、徳江さんの作ったあんを食べて心が動きます。働いてほしいと願うようになった、香りも甘味も奥深いあんとは?

  • 進化し続ける炭:活性炭

    コンビニやスーパーに必ずある炭といえば、活性炭。 脱臭剤、除湿剤として棚に並び、使い捨てカイロにも身を潜めています。 活性炭は、21世紀前半の私たちの暮らしのなかで一番身近な「炭」です。あらためて、活性炭ってどんな炭?新たな分野にも活躍の場を広げている活性炭とは?

  • 気候変動対策の秘策!バイオ炭

    国立環境研究所によると、2019年度の日本の温室効果ガス総排出量は二酸化炭素換算で12億1,200万t。一方の吸収量は4,590万tと、排出量の4%に過ぎません。 2050年のカーボンニュートラル達成は遠い道のりのよう。。。 排出量削減の方法は、エネルギー関連を中心によく耳にします。吸収量を増やす方法は主に、森林の適切な整備による吸収量の向上。そこに、炭素を土壌に閉じ込めることで固定する方法が登場しました。バイオ炭です。

  • 【七輪グルメ】江戸の食通が絶賛!さつまいもの塩がま蒸

    2月は、さつまいもが美味しい季節。 貯蔵中に糖が増えるさつまいもは、秋に収穫されてから時間のたった今が食べごろ。 さつまいもの糖度は収穫されてからゆるいカーブを描いてあがり、2月下旬にピークに達する品種が多いです。 美味しくなったさつまいも、どうやっていただきますか? スィートポテト、おいもの天ぷら、大学芋、おいもご飯に、お味噌汁の具。そして、じっくりと焼き上げた石焼きいも。石焼きいもを超える食べ方はないだろうと思っていましたが、新たに気になる料理が表れました。塩がま蒸です。 塩がま蒸は、江戸時代のさつまいもの料理本で最も美味と賞された一品。江戸の食通が絶賛するそのお味とは?

  • スーパーマテリアル竹と竹炭

    竹あかり。とても幻想的で、引き込まれる美しさがあります。 竹ならではの輝きで、みている人たちをやさしい笑顔にしてしまいます。ほかの素材だったら、灯りもまったく違ったものになるでしょう。 竹あかりが教えてくれた、竹の美しさ。なじみの深い竹ですが、あらためて見直すと、成長の速さに、バイオマス利用の6つのFを難なく制覇と圧倒的な素材力です。そして竹を炭化した竹炭にも、木炭にはない個性が。 Photo credit: たけの花

  • 自分にご褒美!お家フットスパで温かくリラックス

    寒い日が続きます。冷たい空気に、どうしても身体がこわばってしまいます。 今週のお題「自分に贈りたいもの」。 温泉にでも行きたいけれど、なかなか行けない。 そんなときは、お家で簡単にできるフットスパを自分にプレゼントします。

  • 本当だった!炭のリラックス効果

    木や花をみると心が落ち着きます。 炭のリラックス効果についても、耳にしたことはありました。けれど、見た目は黒いだけの炭。木や花から受ける生命力も感じません。炭のリラックス効果は、私のような炭好きさんの気のせいかも。。。 ところが、思わぬ形で炭は私たちにリラックス効果を与えていました。 炭のリラックス効果とは?

  • 炭火のリスクマネジメント:炭の上手な消し方

    おしまいにしたいけれど、火がついた炭がまだ残っている。 ガスコンロと違って、ボタン一つでは火が消せないBBQグリルや七輪。BBQの炭の残りが山火事につながり、捨てた本人が逮捕される事件もありました。 安全にしっかりと炭火を消す方法とは?

  • ローカルエネルギー黒炭の底力

    古くから、日本のエネルギー供給を支えてきた木材資源。 木造りの家屋では、炎が上がる薪だと火事のリスクが高く、木材を炭化して利用する技術が発達しました。高い製炭技術をほこる、日本の黒炭の特徴とは何でしょう? ガスや石油が中心となって、影をひそめた黒炭。化石燃料の値があがり、熱波や豪雨がひんぱんに起きる今、エネルギー源として黒炭がもつ優位性とは?

  • 火がつく喜び!簡単で確実な炭の着火方法

    薪や炭の自然の火が人気です。 炭は薪ほど場所を選ばないので、身近に自然の火が楽しめます。着火が多変なイメージのある炭ですが、実はそうでもありません。特に黒炭は、確実な方法でポイントをおさえれば、すんなりと火がつきます。簡単で、失敗知らずの黒炭着火法とは?

  • 実は短い美味しい期間:気になるお米のにおいに炭炊飯!

    ふたを開けたときに立ちのぼる、ご飯の香り。 精米したてのご飯の香りは最高のごちそうです。 穀物のお米、籾のままであれば長期保存が可能ですが、白米は野菜などと同じ生鮮食品。精米したお米が美味しい期間はどのぐらい?そして、旬を逃したお米の気になるにおいをとってくれる炭炊飯とは?

  • 炭炊飯の方法

    炭炊飯についての説明は、こちらをどうぞ(実は短い美味しい期間:気になるお米のにおいに炭炊飯!)。炭のお手入れは、本格派が好むというコーヒーの抽出法、ネルドリップのネルのお手入れに似ています。少々手間ですが、使っていると愛着がわきます。 使う炭の種類 炭の分量 下準備 炊飯 使用後のケア 使用回数 使う炭の種類 硬い炭:水に入れてもくずれない白炭を使います。高温で焼いた竹炭も適しています。 新しい炭:冷蔵庫の脱臭などに使った炭からは、炊飯のときに炭が吸着した物質が染みだします。他の用途に使っていない炭を使います。 炭の分量 3合のお米に対して約50g(例:直径2-3㎝、長さ8㎝)の白炭が目安です…

  • 【七輪グルメ】深紅の色が魅力 ワインソルト

    赤ワインが少しだけ余ってしまった。 そんなワインを美味しく活かせるのがワインソルト。大さじ3杯のワインで作れます。 作っておくと、ちょっとしたときにアクセントとして使えて便利。

  • ヒトだけではなかった!野生の健康に炭

    炭を薬としているのは、現生人類だけではありませんでした。 旧人類のネアンデルタール人。石器技術、焚き火の調理、薬草の利用など洗練された文化で知られていますが、糞の化石から炭を食べていたことが明らかに。 動物たちも炭を利用、生存戦略に炭を取り入れているサルもいます。 Photo credit: Erasmus Kamugisha

  • お腹のなかでも力を発揮!炭の薬

    真っ黒なパンにお蕎麦。炭の粉を練り込んだ食品をときどき見かけます。ハロウィーンのお菓子作りにも、天然の着色剤として人気の炭の粉。食用炭はよく知られていますが、炭は薬にもなります。炭にはどのような効き目があるのでしょうか。

  • 庭グルメ・野外グルメには七輪!使いやすさがうれしい炭火ギア

    外で食べると、ご飯がおいしい。庭グルメ、野外グルメが人気です。 アウトドアショップに行くと、たくさんの炭火・薪火のコンロやグリルが並べてあって目移りします。ステンレス製は、軽くて使い勝手もよさそう。小型の商品も多くて魅力的です。 それに比べて七輪は旧式なたたずまい。しかし、そんな外観とは裏腹に、炭火使いの三大難点、着火、火の調整、燃費を見事にクリアする構造をもつ七輪。「わたしの推し」です。

  • 初日の出 太陽のエネルギー

    毎日見ているお日さまですが、元旦は特別。 太陽のひかりをとてもありがたく感じます。 太陽のエネルギーが、私たちのいのちを支えてくれている。その仕組みを、まばゆい金色の光で描いた絵本「いきているひかり」(モリー・バング、ペニー・チザム)。2012年に評論社から出版されたこの本は、一年でもっとも太陽を意識する今の時期に手に取りたい一冊です。

  • 山を笑わせたい!

    日本は森の国。国土の67%が森林です。 OECD加盟国のなかでは、フィンランド、スウェーデンに次ぐ森林率の高さです(FAO, 2020)。けれど、木々におおわれた日本の山の元気がない。スギやヒノキを植えた人工林が、利用されずに荒れている話しはよく聞きます。残念なことに、人工林だけでなく、広葉樹の里山林も健やかとはいえない状況にあります。

  • 珈琲一杯の幸せ

    「焙煎の後の部屋って、たまらなく良い香り!」 珈琲の自家焙煎にこっている友だちの話を聞いて、やってみたくなりました。指南書をと思い探すと、珈琲に関する本はたくさん出版されているのに驚きました。焙煎についてもプロ向けのものから、家庭で楽しむものまで選りどり見どり。 けれど、求めたのは焙煎に特化した本ではなく、蕪木祐介さんの「珈琲の表現」(雷鳥社)。豊かで奥深い珈琲の世界への扉でした。そして、思わぬ珈琲と炭との共通点も発見することに。。。 珈琲を表現する 珈琲焙煎士であり、珈琲店の店主でもある蕪木さん。同じ嗜好品であるワインと大きく違うのは、ワインが完成されているのに対し、珈琲は豆を挽く、抽出する…

  • 白い炭ってどんな炭?

    黒炭と違ってあまり聞きなれない炭、白炭。世界で焼かれている炭の大半は黒炭です。製炭に高度な技術を必要とする白炭は、とてもユニークな存在。白炭とは、どのような炭でしょう? 白色の正体 最もよく知られている白炭は、鰻、日本料理の炭場などでおなじみの備長炭です。白炭は、1000度以上の高温で焼いた硬質の炭。真っ赤に燃える炭を窯から出したときに、火を消すためにかける灰で白くみえることから白炭とよばれます。一方の黒炭は400~700度で炭化し、炭化が終わると窯をふさぎ消火するので黒一色です。白炭、黒炭といった消火法による分類は明治時代に始まりましたが、炭の特徴を良く表す合理的なカテゴリーです。 使われて…

  • 日本独自のアート 炭美の鑑賞

    世界中で燃料として使われている木炭。 しかし、その木炭に風情を感じ、芸術品にまで高めたのは日本だけのようです。その中心的な役割を果たしたのが茶聖、千利休です。茶室に自然の風景やうつろいを表すための花をいけることは良く知られています。花と同じく茶室の景色をつくる大切な存在なのが炭です。確かに炭火には惹きこまれる美しさがありますが、茶人たちはどのように炭を愛でているのでしょう。 あかあかと咲く菊の花 11月からの炉が使われる季節に、正式な茶事では挨拶のあと最初に行うのが炭点前。亭主が釜をあげると、客人は炉によって種火の炎と灰の美しさを楽しみます。茶の湯炭には、断面が菊の花の形にみえるクヌギを原木に…

  • プチDIYでちょっといいこと

    今週のお題「最近あったちょっといいこと」は、小さな不幸を修復してくれる心強いアイテムとの出会いが運んでくれました。 「ガチャッ」えっ、もう割れた。 割れたのは七輪の中に入れる火皿です。ヒビが入っているのには気がついていました。けれど、使い始めて2カ月足らず。こんなに早く割れてしまうとは予想外です。 火皿は、炭をのせるお皿。七輪は内部が筒状になっていて、火皿を置くのは筒の中央部にある段、下部には送風口があります。この構造と火皿の穴のおかげで、炭の下から空気をおくることができ、火力を強めたり、静かに安定した炭火を保つことが容易になります。七輪は、一見、武骨でアンティークですが、実はとても機能的。シ…

  • 炭火のリスクマネジメント:一酸化炭素中毒

    毎年冬になるとニュースになる一酸化炭素中毒の事故。 炭火を扱うときに、火事や火傷と同じくらい気をつけたいのが一酸化炭素です。 一酸化炭素とは? 一酸化炭素は、酸素が十分にない状態で燃えるときに発生するガスです。 炭だけでなく、石油、ガスストーブでも、換気をせずに使うと酸素不足で不完全燃焼をおこし、一酸化炭素の発生へとつながります。火災のときの煙にも多く含まれ、住宅火災で亡なくなる人の4割は一酸化炭素中毒。強い毒性をもちます。 一酸化炭素はなぜ危険? 呼吸によってとりこまれた酸素は、血液中のヘモグロビンと結合します。しかし、一酸化炭素を吸いこむと、酸素をさしおき一酸化炭素がヘモグロビンと結合。そ…

  • ミシュラン2022発表!星獲得の日本料理人が語る炭火焼きの真骨頂

    先日発表されたばかりのミシュランガイド2022。 今年もめでたく2つ星を獲得した「銀座小十」。2013年以来、毎年星が輝く名店です。 この「銀座小十 」の主人である奥田透さんが、炭火焼きの技法をおしみなく明かしているのが氏の著書である「焼く」(柴田書店)。 炭火焼きのおいしさの核心 燻香 日本料理のなかでも重要な位置を占める焼きもの。奥田さんは、その焼きものを調理するのに、炭火以外の熱源は考えられないといいます。他の熱で調理したものとは比較にならない「炭火独特の香り、火の通り方、食感」。なかでも香り、燻香は、素材自身の油が炭に落ちることで生まれ「極上の調味料」になります。フライパンやオーブンな…

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  • やさしく燃える炭火であったか~い

    寒さが厳しくなってきました。 今週のお題「あったか~い」。 これからの季節、炭火仕事のある日が一層待ち遠しくなります。炭火仕事の合間、合間に七輪に手をかざして「あったか~い」が楽しめるから。一酸化炭素中毒をおこさないように、炭火仕事は外限定にしています。屋外の七輪、夏は暑くて遠目で見守りたいものの、冬はなるべく側にいたくなります。 炭火のあたたかさの正体! 炭火にあたると、じわ~っとあたためられて、まるで温泉に浸かっている気分。思わず目を細めてしまいます。炭火は赤外線のなかでも遠赤外線を放つと考えらています。この遠赤外線の光のエネルギーが、炭火のあたたかさの正体です。 遠赤外線のヒーターは、暖…

  • フランスで「備長炭で浄水」が好まれる3つの理由

    世界各地の食材を吟味し、料理に取り入れる美食大国、フランス。ゆず、しょう油、わさび、日本の食材も使われています。備長炭も使われていると聞きました。グリルに使うのかな、ふと気になって仏語サイトを検索すると、でてくるのは水道水を浄水するための備長炭ばかり。なぜ、いま、浄水用の備長炭が人気なのでしょう? 1.脱・使い捨てプラスチック 日本でもよく見るミネラルウォーター、エビアンはフランスの会社です。ペットボトルに入った水の利用は一般的でした。しかし、飲んだあとに残るのは、大量のペットボトルの山。水道水をおいしくできれば、ペットボトルのミネラルウォーターを買う必要はなくなりプラゴミが減らせる。そこで、…

  • 【本】あざやかな木の葉の色にときめく「かしのきホテル」

    冬至まで一ヶ月足らず。 陽が落ちるのが早いのはさみしいものの、夜の時間がたっぷりと楽しめます。 秋の夜長の醍醐味は読書。いつもとは違う世界に行きたいなと思う日は、読みかけの本はひらかずに絵本を手に取ります。絵本は、心に直接かたりかけてくる言葉と、紙面いっぱいにひろがる絵で、まったく違う空間に瞬間移動させてくれます。今日は、久保喬さん作、駒宮禄郎さん絵の「かしのきホテル」フレーベル館の復刊絵本です。 あらすじ 「かしのきホテル」は、炭を使うようになって親しくなった樫の木が主人公の絵本です。だれでも分けへだてなく受け入れ、相手が不義理をはたらいても、やさしく受けとめる「かしのき」。森の生きものたち…

  • 冬が来る前に食べたい 炭火焼きしいたけ

    朝晩と寒さを感じ、気がつけばすっかり秋。その秋も過ぎて晩秋です。 秋は原木から出たしいたけがどんどん大きくなる季節です。 しいたけも炭火で焼いて食べたいものの一つ。 肉厚のしっかりしたしいたけをじっくり焼くのがジューシーでおすすめです。軸をとって、しいたけのカサの部分を下にして網の上に並べます。 写真のしいたけは出始めで小ぶりです。このようなしいたけを焼くと、火の通りがはやくてすぐに小さくなってしまいます。軸もとらずにそのまま網にのせて、あぶり過ぎないようにじっくり見守ります。美味しいころあいを逃がさないように要注意。 焼きあがったら、まずは、塩もしくは醤油でシンプルにしいたけの旨味を味わいた…

  • いつもと違う!炭火焼きで美味しさ倍増の食材10選

    はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 スペアリブ、ステーキ、鮎の塩焼き。炭火で焼くと美味しい、きらびやかな食材はよく取り上げられていますが、今回注目したいのは毎日の食材です。普段食べている食材も炭火で焼くと、いつもとは違う美味しさが引き出されます。とりわけ炭火焼きと相性抜群の食材10選のランキングです。 1位 おにぎり 2位 さつまいも 3位 しし唐 4位 じゃこ天、煮干し、パン、さといも、しいたけ じゃこ天 煮干し パン さといも しいたけ 9位 グリル卵、にんにく グリル卵 にんにく 1位 おにぎり 一番のおすすめは、おにぎり。いつものおにぎりも、炭火で焼くとまるで別物。違った…

  • 七輪のなかの太陽

    火が着くまでの炭の黒い姿は凛として寡黙。 ひとたび火が着くと明るい光を放ちまるで生きもののよう。 焚き火の燃え上がる炎や煙も野生的だけれど、静かに燃える炭火の落ち着きに和みます。 この熾火が見せるオレンジ色の輝き。 何かに似ていると思いました。 線香花火の最後の玉の部分。 もっと近いものがありました、それは太陽。 暗がりで燃える赤く静かな炭は、まるで夕陽のよう。 七輪のなかで燃える炭をみていると、悠久の大きな自然がもつ光のエネルギーを浴びている気持ちになります。

  • 桜染めタオルと乾布摩擦

    夏が終わって涼しくなり始めたころ、明け方の冷たい空気を吸い込んで咳が止まらなくなりました。小児ぜん息を患っていたこともあって、肺は身体のなかでも弱い器官です。けれど、今回は、冷たい空気を吸うたびに咳込み、空気を吸うのが怖くなる。 こんな経験は初めてでどうにかしなければと思ったときに、頭をよぎったのが祖父の乾布摩擦です。大人になってぜん息の発作に悩まされた祖父は、乾布摩擦に取り組み、咳は止まりました。東洋医学では皮膚と肺は関係があり、肌が弱い人は肺も弱いと考えられています。乾布摩擦なら今すぐ試せる、やってみることにしました。 乾布摩擦には、桜の樹皮で染めたタオルを使おう。今年の春に、山から採って…

  • おいもの美味しさ満喫 炭火焼き芋

    さつまいもは美味しい。 少し甘みをつけた衣をくぐらせて、からっと揚げたいも天。バターのコクがさつまいものおいしさを引き立てるスィートポテト。食材としての魅力あふれるさつまいも。さつまいもは調理してこそ美味しいと思っていました。そんな私のさつまいも観を根底から覆したのが、石焼き芋との出会い。 その石焼き芋は近所の人が焼いてくれたもので、いただいたときには冷めていました。にも関わらず、さつまいもの持つ風味と甘味がぎゅっと凝縮されたおいしさと、甘く芳ばしい香りにすっかり心うばわれました。それ以来、さつまいもの最も好きな食べ方は「焼き芋」。 家でも作りたい石焼き芋。ダッチオーブンがあれば、石を敷いてさ…

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