◎題名 「比翼連理の双子」○カストル(姉)○ポルックス(弟)にほんブログ村
名前 ポルックス年齢 20代身長 181cm体重 75㎏今回も双子座の擬人化キャラを描きました。今回擬人化したのは、姉のカストルに続き、ポルックス描きました。姉が大好きで、いつも無鉄砲な姉のことを心配しています。大のシスコンなので、姉の周りに
名前 カストル年齢 20代身長 167cm体重 55㎏今回は双子座の擬人化をしました。兄であるカストルは本来なら男性ですが、今回は女体化させて描いてみました。このカストルは無鉄砲で自分を省みない性格をしています。そのうえ、感情の起伏が少ないた
いつもお世話になっております。 私の拙作を最後までお読みいただき、ありがとうございました。 予定どおり、無事にすべての話を投稿し終えることができて、胸を撫で下ろしています。 現在は処女作である「双子連理」を完成させることができて、とても嬉し
携帯の目覚ましアラームが鳴り、目が覚めた。 起床時間は午前五時。 この時間帯から、俺のいつもの一日が始まる。 ……はずなのだが、今日はどこかおかしな雰囲気が俺の部屋に漂っていた。 その原因は俺のベッドにある。 なんと俺のベッドには、俺以
俺は今、瑠璃の部屋の前にいる。 俺は緊張感を和らげるために、一回深呼吸をした。 そして、改めて気持ちを整えてから、部屋の扉を軽くノックする。「瑠璃、ちょっといいか? お前に話したいことがあるんだ」 しかし、瑠璃からの返事はない。 ……当然
「やあ、こんにちは。璃央くん。夢の中以外で会うのは、これが初めてだね」「な、なんでお前が……」 俺の前に現れたのは、夢でしか会えないはずの『もう一人の俺』だった。 もう一人の俺は夢の中と同じように白い髪色で、俺とまったく同じ顔をしている。 服
俺は小学生のころ、ある動物に憧れていた。 俺が憧れていた動物とはペンギンである。 詳しく説明すると、『コウテイペンギン』という種類のペンギンに憧れを抱いていたのだ。 きっかけは、テレビの番組で観た動物特集だった。 コウテイペンギンは南極
気がつけば、俺は何もない白い空間に立っていた。 そして、俺の目の前には、白髪で俺と瓜二つの顔をした人物がいる。 俺はその人物に詰め寄り、胸ぐらをつかんだ。「おい! これはどういうことだ!? なんでお前は過去のことを、今まで黙ってたんだよ!?」
今から十七年前。 僕は「明仁父さん」と「咲夜母さん」の間に生まれた。 僕たちはちょっと古めのマンションに住んでいたけど、生活するうえで特に困ったことはない。 強いて言うなら、お風呂がちょっと狭いのが欠点だった。 「ただいまー! ねぇ、母さん
気がつけば、十二月ももう半ばを過ぎていた。 今年もあと半月ほどしかない。 冬の寒さも本格的になり、毎朝温かい布団から出られない日々が続いている。 鈴音の件で負った心の傷もだいぶ癒えてきた。 これはみんなのおかげともいえる。 みんなの支えがあ
気がつくと、俺は何もない、辺り一面真っ白な空間に立っていた。 そして、俺の目の前には、俺とそっくりな姿をした、白髪の男が立っている。「やあ、こんにちは。璃央くん。つらいことがあったね。大丈夫かい?」「……お前はこうなるってわかってたのか?」
俺は鈴音との待ち合わせ場所である、特別棟の屋上へ向かっていた。 一般公開も終わり、今は後夜祭の真っ最中だ。 学校中の生徒と先生がほぼ全員体育館に集まっている。 なので、特別棟には誰もいない。 俺の歩く音だけがさびしく棟内に響いているだけだ。
今日は聖陵祭二日目だ。 今日と明日の午前十時から午後三時までの間、一般公開が始まる。 一般公開の間、俺はクラス発表のダンスをする以外、特にやることもないので暇だ。 ……というわけでもなく、なんと鈴音と一緒に校内デートをする予定になっている。
今日は俺が通う聖沢高校の学園祭である『 聖陵祭《せいりょうさい》』の開催日だ。 この日のために聖沢高校の生徒たちは、何か月も前から入念に準備をしたり、周辺の地域への宣伝を行ってきたのである。 去年、俺と剛志と弘人は事件のせいでクラスからハブられてい
今日は十月九日である。 現在の時刻は午後六時ごろ。 俺と瑠璃は駅の近くにあるファミレスを訪れた。 いや、正確に言うと呼び出されたのだ。 剛志と弘人に。「いらっしゃいませ。何名様でいらっしゃいますか?」 ファミレスに入店すると、店員に挨
「璃央! 夕飯が完成したぞ!」「ああ。ありがとな、牧本」「じゃーん! 夕飯はスタミナ丼を作ったんだ!」「おお、うまそうだな」 牧本はそう言ったあと、嬉しそうにスタミナ丼とサラダ、味噌汁をテーブルに並べはじめた。 現在午後五時。 夕食には
「うう……。この映画は泣けるな……」「た……確かに……」 俺と牧本はリビングのソファーに座って、一緒に動物映画を鑑賞していた。 内容は保護犬のドキュメンタリー映画だ。 猫派の俺は最初、この映画を観るのをためらっていた。 だが、いざ観てみ
「双子連理」の舞台はとある県にある架空の都市『双峰(そうみね)市』です。人口約30万人ほどの地方都市という設定です。内陸部にある町で海からは遠いです。むしろ多くの山に囲まれており、町の郊外は自然を多く残していて、自然公園なども多いです。反対
「璃央。はい、あーんして」「おい、瑠璃。俺は子どもじゃないんだぞ?」「いいから、早く食べなさい。学校に遅れるわよ」「くっ! わかった。ほら、よこせよ」「あーんして」「あ、あーん……」「はい、よくできました」 俺は先日、学校の階段から落ち
俺はまた過去の記憶を思い出した。 しかし、その思い出した記憶は、先日告白された女の子についての記憶ではなかったのだ。 その記憶はいつも身近にいる、親しい女の子との記憶であった。 「そうか、お前も昔の俺と出会っていたんだな」 俺は小学生と中学生
今日は花火大会の日である。 夏休みも終盤にさしかかっていたが、俺はこの日を長らく待ちわびていた。 正確に言えば、待ちわびたのは俺ではなく、剛志と米原の二人だ。 先日行われた会議で決定した、米原の理想の告白シチュエーション。 俺と弘人は、そのこ
「決めた! 俺は明日、米原に告白をする!!」 剛志は席を立ち、大声でそう宣言した。 いきなり大きな声を出したので、周りの客も驚いているようだ。 俺と剛志と弘人は、いつものファミレスで食事をしながら、話し合いをしていた。 今はファミレスのゴ
お昼の館内放送を聞いた俺と鈴音は、荷物が置いてある場所まで戻ってきた。 みんなはすでに戻ってきており、どうやら俺たちがみんなを待たせてしまっていたらしい。 ……みんなには悪いことをしてしまったな。 昼食は各々フードコートで買ったものをトレーに置
長かった補習授業も終わり、俺たちはやっと学校から解放された。 そんな俺たちには、かなりのストレスが溜まっている。 俺たちはそんな溜まったストレスを発散させるために、この町で一番大きなプール施設を訪れていた。 このプール施設は室内プールと室外プー
現在は八月の上旬である。 まだまだ夏休みは始まったばかりだ。 そんな中、俺は明後日から始まる補習授業に心底嫌気が差していた。 補習授業はなんと一週間もある。 しかも、希望者はもう一週間、補習授業を追加できるらしい。 もちろん、俺は追加の
現在俺たちは、商店街のすぐ近くにあるファミレスにいる。 俺と米原は、弘人とその彼女である中城さんから、二人についての事情を訊き出すことにしたのだった。 「……それで、改めて確認するけど。あんたたちは本当に付き合ってるの?」 米原は目の前で仲良く
夏休みが始まって早一週間。 真夏の日差しが厳しい中、俺は駅前で人を待っていた。 この時期は、ちょっと歩いただけで汗だくになる。 こんな状態で人と会うのは正直気が引けたが、それでも会わなければならない理由があった。『相談したいことがある』『
気がつくと、俺は何もない白い空間に立っていた。 ここがどこなのか瞬時に理解できる。 ……ここは俺の夢の中だ。「こんにちは。璃央くん」 そして、いつものように、もう一人の俺が姿を現した。 もう一人の俺は、いつもどおり捉えどころのない表情をし
俺の心は苦しみで満たされていた。 昨日敦と接触したことで、よみがえった過去の記憶。 それは想像を絶するものだった。 何度も過去のつらい記憶がフラッシュバックして、頭がおかしくなりそうだ。 おまけに、頭痛に胸の痛み、吐き気の症状が現れて今にも倒
俺はある夢を見た。 だが、その夢は楽しいものではないようだ。 むかつくからという理由で理不尽な暴力を受けた。 心ない悪口を言われた。 教科書や机に落書きをされた。 みんなのいる前でズボンとパンツを下ろされ、恥ずかしい思いもした。 いじ
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