2025年の中学受験がおおむね終了しました。結果はいろいろだと思いますが、進学先で楽しく過ごせるように祈っています。今年の中学受験の動向を学習塾・予備校の市進によるデータから見てみます。各学校の出願数、実際の受験者と合格者から算出される実質倍率などの数値がでています。まだ2025年度分の合格者などを公開していない学校も少なくないので、公開されている範囲のデータで動向をチェックします。まず基本となるデータですが、下記になります。ここから、東京と
学校別サピックスオープンの結果がでました。まあ点数は予想通りといえば予想通りだったんですけど、やっぱり状況は厳しいですね。国語>50>理科>社会>4科>算数という感じでした。算数がかなり低迷しています。ただ思っていたより全体の点数も低く、た
最近のテストの成績が芳しくないので、さらに広い範囲で偏差値をチェックして学校をリストアップしてきました。入試日程を検討して浮上してきたのが、品川区の青稜中学です。今回は母親が説明会に参加してきました。「今まででいちばん長い説明会だった。先生
筆者の矢野耕平さんは、自由が丘でスタジオキャンパスという中学受験塾をしながら、いろいろなメディアで執筆している人です。わたしもいくつか著作を読んでいます。その矢野さんの新作が本書です。内容的には最新の中学受験事情と、志望校選びのための基本的
今までずっと機会がなかった東京都市大学の入試説明会に行ってきました。この説明会も最初の募集時には間に合わなかったのですが、説明会の2日前にキャンセルがでてとることができました。初めて行った都市大は、かなり大きく、きれいな学校でした。講堂も父
毎週、塾の指示に従って過去問への取り組みをしていて、今日は第4志望校の過去問です。第4志望といっても、持ち偏差値より上なんですが。ここの算数は相性がいいようで、85点がとれていました。前回も75点くらいとれていたので、ここの算数は相性がいい
先日受けたSSクラス統一テストとNNOP(正確には「入試本番体験講座」という名前らしい)の結果がでました。SSクラス統一のテストの結果国語>55>50>社会>総合>算数>理科って感じでした。国語が多少よかったものの、トータルで見ると前回とあ
中学受験書籍「勇者たちの中学受験」と「中学受験は算数で受かる」
この時期、中学受験関連の書籍がつぎつぎと発売されています。11月は「中学受験の魔の月」だそうなので、そこを狙って販売しているんでしょうかね。話題になっていた2冊をさくっと読んでみました。おおたとしまさ「勇者たちの中学受験」著者は中学受験界で
先日受けた浅野中学模試の結果が郵送されてきました。ここの模試は受験者数も限られているので、偏差値や合格判定というよりは、苦手単元などをチェックするのに有効と聞いていました。で、その結果表を見てみると、たしかになかなか細かくジャンル別の得点や
今回の合不合テストは、前日に塾の先生にちょっとした注意を受けていたことから、多少違ってくるのかな、と少しだけ期待していました。第5回合不合テストの結果ですが、素点では過去イチでふるいませんでした。ただネットを見るとかなり難しかったということ
今日は、浅野中学模試を受けてきました。受験場所も浅野中学で、けっこうな人数の受験者がいて(小学校5年も含んでいましたが)、わりとリアルに模擬試験という感じでした。父兄説明会は、以前聞いた内容も含んでいましたが、もう一度全体をおさらいしたよう
うちの志望校選びはちょっと変則で、第1志望校と第2志望校は偏差値がほぼ同じなんです。ひょっとしたら1くらいは変わるのかもしれませんが、ほぼ同じです。しかも持ち偏差値よりだいぶ高いのです。そんなわけで志望校選択がけっこう難しいし、日程もけっこ
11月のスケジュールを確認したら、模試(テスト)がやたらと多いことに気づきました。11月3日(祝):外部塾の学校別模試(塾に勧められた)11月6日(日):四谷大塚の合不合模試(これで最後)11月11日(金):SS統一テスト11月12日(土)
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2025年の中学受験がおおむね終了しました。結果はいろいろだと思いますが、進学先で楽しく過ごせるように祈っています。今年の中学受験の動向を学習塾・予備校の市進によるデータから見てみます。各学校の出願数、実際の受験者と合格者から算出される実質倍率などの数値がでています。まだ2025年度分の合格者などを公開していない学校も少なくないので、公開されている範囲のデータで動向をチェックします。まず基本となるデータですが、下記になります。ここから、東京と
神奈川、東京の中学受験も始まり、XやLINEのオープンチャットなどでは、親御さんのさまざまな声があがっています。とくに1日、2日と合格がとれていない方の声は悲痛で、受験期の気持ちを呼び起こされました。12年の人生の3年費やしてこのグレーの画面を見続けるのは辛すぎます😖不合格に私がショックを受けるのはまあ仕方ないです。うるさく怒ったり、受験サポートも充分でなかったのでしょう、自業自得上等です。でも、なぜあん
もうすでに埼玉入試も進み、千葉もまもなく開始されます。東京・神奈川は、いよいよ2/1のスタートです。本当の直前になったら、やれることは限られてきますし、特別なこともできません。粛々とやれるべきことをやり、あとは当日しっかり試験を受けられるようにするだけだと思います。直前情報を動画で確認受験情報を動画配信している人も、受験当日に向けたコンテンツを配信しています。中学受験の専門家、西村 創さんも例年通り動画を配信し
秋口から過去問に取り組んで、入試まであと40日に迫ってきて「まだ志望校の合格最低点に届かない」と嘆いている投稿をよく見ます。「志望校を変えた方がいいでしょうか?」といった質問もよく見ます。でも、「直前になって、志望校に全振りして過去問を徹底したら合格した」という答えもよく見ます。わが家での例うちの例で言うと、進学校の過去問では一度も最低点に届いていませんでした。たぶん3年分くらいしかやっていません。第1志望校は、塾の冠講座に通っていたので(早
千葉や埼玉ではもう出願が始まっていて、応募倍率などの数字がでています。途中の数字なので、まだ動向はわかりませんが、前年度の比較がでているので状況がつかみやすいと思います。【市進の中学入試速報】【埼玉県内の私立中学校】東京や神奈川の人だと、1月の前受けをどうするか、というのは問題になりがちです。たくさん受ける必要ないと思いますが、一度やっておいたほうがいいように思います。少なくとも親の方の準備の課題が浮き上がってきます。受験校までの乗り換えなど
埼玉受験の申し込みが始まるなど、いよいよ本番が近づいてきました。もうすでに受験校などは決めているとは思いますが、最近の模試での成績が芳しくなくて、安全校をどうするかという問題が残っているケースもあります。全落ちは絶対に避けるべき最終的に地元の公立中学に進むという選択肢もあると思いますが、それでも中学受験をする以上、全落ちは絶対に避けるべきでしょう。子どものこれまでの努力に対して、合格という成功体験は必要だと思います。そこで大切になるのが安全校という確
サピックスオープンや四谷大塚の合不合判定テストなど、主要な模試がほぼ終わり、いよいよ東京・神奈川入試まで60日を切りました。この段階にくると、もう模試の成績(偏差値)は、あまり気にしてもしょうがない、という気がします。模試の問題は広くオールラウンドに出題されるものですから、それが受験校に合っているとは限りません。最終的には出題校の試験で点を取れればいいので、オールラウンドな出題の模試で点を取れたとか取れないとかは関係ありません(ということを何度も書いていますが)。
この時期、各塾の模擬試験(四谷大塚の合不合判定テストやサピックスオープンなど)もいよいよ最後になってきます。ただ、もう受験まで100日を切った段階では、模試の点数や偏差値はあまり気にしなくてもいいように思います。模試の結果が悪かったとしても、気にすべきは、数値ではなく、どこができてどこができなかったかという点じゃないかと思います。模試は各ジャンルがオールラウンドに出題されますので、志望校の入試に出題されない単元がでていることもあります。この時期に来たら、そう
リセマムでサピックスの主要志望校別・併願パターンの記事が出ていました。【中学受験2024】サピックス小学部生の動向からみる「主要志望校別・併願パターン」(男子版)【中学受験2024】サピックス小学部生の動向からみる「主要志望校別・併願パターン」(女子版)SAPIXのデータなので、最難関校ばかりのデータなんですが、第1志望校によって併願先が異なってきますので、どういう考え方で併願先を組んでいるのか、2月1日受験校のSAPIX偏差値をもとにして、その偏差
受験がいよいよ近くなって、模試も最終段階に突入してきました。また各受験校の過去問にも取り組み始めている頃でしょう。XやLINEのオープンチャットなどを見ていると、模試の偏差値や合格率を見て、「第1志望を変えた方がいいでしょうか?」みたいなことを聞いている方も少なからずいます。模試の偏差値が各学校の80%合格率が毎回超えていても不合格になることもありますし、逆に40%程度の合格率でも合格を勝ち取るケースもあります。持ち偏差値や80%合格偏差値も、模試の合格率も
指のけがをしてキーボードが打てない日々が続き、しばらくブログを休んでいたら、戻るきっかけを失ってしまいました。情報は追いかけていたし、書籍なども読んでいたので、中学受験から遠ざかっていたわけではないのですが、ブログって書かないとすぐに時間がたってしまうのですね。その間、アクセスが減るかと思いきや、もう受験の予定を立てる頃になっているせいか、入aiスケジュール表のダウンロードが増えていました。https://kosochichi.net/%E5%85
中学受験業界では有名な森上教育研究所の森上展安さんの『10歳の選択──中学受験の教育論』(ダイヤモンド社)を読みました。その中に「正答率から見た成績向上法」という記事がありました。合不合などの模擬試験の結果がでるときには、各問題について何パーセントの人が正解しているかを示す正答率が示されます。この正答率と偏差値には相関関係があって、「正答率50%の問題が全部クリアできていれば偏差値50」、「正答率40%の問題が全部クリアできていれば偏差値60」になるということを導き
横浜翠嵐高校の入学前説明会で配布されるプリントがすごいと評判です。配布された資料を見ると「横浜翠嵐に入学した生徒は覚悟を持って」と記載されていて、家庭での勉強時間の目安が書いてあります。 平日は「2+学年」、休日「4+学年」というこうとです
東京大学の合格者数がでていました(筑駒はまだですが)。 合格者数でいうと開成がトップになっていましたが、現役合格率で見るとちょっと変わってきます。聖光学院が229名中86名で、37,55%でトップだそうです。開成は402名中117名で29.
先日のSAPIXに引き続き、日能研の中学入試分析会「オン・ザ・ロード」に参加してきました。 場所が横浜の神奈川県民ホールの大ホールでちょっと驚きました。ここ2000人くらい入るんですよね。実際には2階席などは使っていなかったので、そんなには
各学年のおわりころに学校でZ会の模試が行われますが、その成績表が配布されてきました。 こういう成績表などが配布されたときに、学校から「配布しました」っていうメールが届くのがなにげに助かります。子どもが隠すとかではないのですが、ずぼらでプリン
子どもにマッチしそうな受験校を選択するための考察が書かれています。要するに偏差値だけで選ぶのではなく、「共学か別学」か、「進学校か付属校」か、「管理型か自由形」かを踏まえて学校選びをしようという本です。 それぞれのメリットとデメリットが記載
3/4日に行われたSAPIXの中学入試分析会に行ってきました。会場は渋谷のさくらホールというところで、満員でした。母が7割、父が3割くらいで(あるいは6:4)、「けっこうお父さん多いなあ」という印象を受けました。 全体の構成としては、202
中学受験業界での超有名人、スタジオキャンパスの矢野耕平さんによる『ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験──最強と最凶の分かれ道』を読みました。 ちょっとタイトルにひかれなくて、買ったまま読まずにいたんですが、読んでみたら面白かった。たぶ
今、中学受験をするなら大半の人は塾に通うことになります。塾選びや通塾時期についてご紹介します。 中学受験は塾選びが決め手になる 塾に通わない中学受験をされている方もいなくはありませんが、親がしっかりと指導も含めた伴走する必要があり、親ががっ
中学受験業界では有名な森上教育研究所の森上展安さんの『10歳の選択──中学受験の教育論』(ダイヤモンド社)を読みました。その中に「正答率から見た成績向上法」という記事がありました。合不合などの模擬試験の結果がでるときには、各問題について何パーセントの人が正解しているかを示す正答率が示されます。この正答率と偏差値には相関関係があって、「正答率50%の問題が全部クリアできていれば偏差値50」、「正答率40%の問題が全部クリアできていれば偏差値60」になるということを導き
横浜翠嵐高校の入学前説明会で配布されるプリントがすごいと評判です。配布された資料を見ると「横浜翠嵐に入学した生徒は覚悟を持って」と記載されていて、家庭での勉強時間の目安が書いてあります。 平日は「2+学年」、休日「4+学年」というこうとです
東京大学の合格者数がでていました(筑駒はまだですが)。 合格者数でいうと開成がトップになっていましたが、現役合格率で見るとちょっと変わってきます。聖光学院が229名中86名で、37,55%でトップだそうです。開成は402名中117名で29.
先日のSAPIXに引き続き、日能研の中学入試分析会「オン・ザ・ロード」に参加してきました。 場所が横浜の神奈川県民ホールの大ホールでちょっと驚きました。ここ2000人くらい入るんですよね。実際には2階席などは使っていなかったので、そんなには
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中学受験が佳境になったタイミングで、東洋経済が2024/2/3特大号「中学受験狂騒曲」を販売しました。 この時期の販売なので、小学校6年生を対象にしたのではなく、それ以下の学年に向けたものじゃないかと思います。東洋経済なので、1冊まるごとと
東京・神奈川の中学受験はいよいよ明後日になりました。ちょっと去年の自分のブログなどを見返して、直前に行っていたことを思い返していました。 塾の入試激励会 うちは早稲田アカデミーだったので、入試直前には激励会がありました。塾でもらったハチマキ
昨日、子どもが帰って来るなり「もう最悪」とぶんむくれていました。話を聞いてみると、クラスの友達とやり合っているうちに、お互い手が出て、相手の子が泣いてしまったと。そこへ先生がきて、どうした? と聞かれて「自分が泣かせちゃいました」と申告した
東京・神奈川の受験までは、いよいよあと1週間となってきました。もうできることは限られているので、逆に親の方も腹が据わってくる感じじゃないでしょうか。 去年の今頃は何をしていたかとちょっと過去の記事をあさってみました。 NNのクラスで毎週やる
東京・神奈川の受験もいよいよ直前となって、XやLINEのオープンチャットでは、メンタルにダメージを受けている保護者の方を見かけます。 メディアや塾関連からも保護者や受験生に向けた動画が配信されています。1月9日にもAERA with Kid
関西の難関高や、埼玉受験などが終わりを見せ、つぎは千葉、そのあとはいよいよ東京・神奈川となります。 そんななか、Yahooに「サピックスの中央値はMARCHではない。優秀層じゃないとMARCHも無理」…都内有名塾経営者が語る「過去に最難関校