新築するにあたって当初は、伝統的日本家屋の趣と長年の信頼ある実績を考慮して、陶器瓦の屋根材と杉板の外壁にしようと思っていましたが・・・ 瓦と杉板の平屋だと、田舎の公民館みたいだし、温泉団地にはそのような家が多いので、新築しても埋もれてしまいます。 そこで今回は、屋根材はガルバリウム鋼板で、外壁はガルバリウム鋼板+杉板のハイブリッドを選択しました。 例えばこんな感じです。 ガルバリウム鋼板とは、1972年にアメリカ会社が開発した、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の合金めっき層で表面処理した鋼板のことです。 昔のトタン板と違って、表面を覆っているアルミニウムの長期耐久性と耐熱性…
新築するにあたって補助金を得るためにはBELS申請が必要ということなので、BELSとは何かを調べました。 BELS(ベルス・建築物省エネルギー性能表示制度)とは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物の省エネ性能(燃費)について、評価・認定する制度のことです。 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会によって運用されていて、住宅を対象にしたBELSで評価されるのは、外皮性能と一次エネルギー消費量だそうです。 「BELSとZEH(ゼッチ)の違いは何かというと、BELSは性能を示すための制度、ZEHは住宅の種類を指す言葉なの…
今度新築する家が、太陽光発電システム+高気密・高断熱住宅なので補助金申請が通ったらしく、補助金が出ることになりました。 その際、BELS申請とHEMSの設置が必須条件らしく補助金の半分はそれらに費やす必要があるようです。 というわけで、まずはHEMSについて調べました。 「HEMS(ヘムス)」とは、Home Energy Management Service(ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム)の略。家庭内で使用している電気機器の使用量や稼働状況をモニター画面などで「見える化」し、電気の使用状況を把握することで、消費者が自らエネルギーを管理するシステムです。 政府は、HEMSを「これ…
今回は、断熱材について書きます。 現在売りに出している築9年の自宅は発泡ウレタンのアクアフォームで断熱してもらいました。発泡ウレタンの断熱材ではアイシネンの方が有名ですね。 建築現場で吹き付け施工するものですから、隙間が無くなり気密性が高くできます。 デメリットは、コストが高いのと解体後に木材が使用できず、燃やすと有毒ガスが発生します。 コスパが高いのはやはりグラスウールや ロックウールです。 値段に対する断熱性能は高いのですが、湿気に弱いので雨漏り等で湿気てしまうと変形したり下がって隙間が出来てしまうし、吹付タイプと比較すると気密性はありません。 最近注目されてきたのは、新聞やダンボールなど…
まず素材についてですが アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの3種類があります。 一般的にまあまあ信頼できる工務店でも標準仕様は、 LIXILのサーモスⅡ-HやYKK APのエピソードNEOというアルミと樹脂の複合サッシ(どちらもLow-E複層ガラス)で熱還流率2.33W/(㎡/K)以下相当すが、どちらもお勧めは出来ません。 熱還流率の数値が悪いからではなく、根本的にアルミを使用したサッシは必ず家の内部で結露して柱を侵食するからです。 結論を言うと、お勧めできるのは樹脂サッシ一択です。 樹脂サッシの一番の特徴と言えるのが、断熱性の高さ。これは、樹脂そのものが熱を伝えにくい材質であるこ…
新築を検討されている方への提案ですが、折角ならば高気密高断熱の家で快適に生活しましょう。 メリットは、光熱費を削減できて快適に暮らせる事です。 日本列島は、北海道のように寒い地域から九州沖縄のように暑い地域まで様々ですが、高気密高断熱の家ならば、極寒の氷点下30度も灼熱の40度も同じように遮熱・断熱してくれるので、少ない光熱費で快適に過ごすことが出来ます。 では、なぜ高気密が良いかというと、気密性が高くないと隙間から冬は冷たい空気が、夏は熱気が家の中に入り込むからです。 折角暖房や冷房を入れても隙間から相反する空気が流入し続けるので、必然的に暖房や冷房装置も休むことなく頑張り続けなければいけな…
「ブログリーダー」を活用して、アイシネンさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。