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2021/08/11

1件〜100件

  • 恐怖回廊⑦~食事の相手は~

    「もうこんな時間か」「21時過ぎてんだな、早いな。もう2時間くらい経つぜ」「だな、そろそろ客も減って来たし」自然と二人の声は絞られた。日曜日のファミレス。時刻も21時を過ぎれば人もまばらになる。真鍋は会話を切りコーヒーを口に運んだ。友人の中山はふと外を見ている

  • 恐怖回廊⑥~ビデオテープ~

    いくら出張とは言え東京から宮崎とはさすがに遠すぎる。経費削減のため安ホテルしか用意してもらえなかった中谷が、ため息交じりでつぶやいた。用意されたビジネスホテルはお世辞でも良いとは言えない。せめて気分だけでもと思い少しばかりの酒を買って過ごしているが出先で

  • 恐怖回廊⑤~物言わぬ星と・・~

    昨年から都内の大学に通い始めた二階堂は最近気になって仕方がないことがあった。深夜、居酒屋のアルバイトを終えて帰る途中にあるアパートの窓から星を眺めている少女がいるのだ。その少女は飽きることなくいつも星を眺めている。最初はそれほど気にも留めていなかった。「

  • 恐怖回廊④~真意~

    「今思い出しても怖くなるね」本格的な真夏を迎えた8月上旬。友人たちと旅行に向かった先の宿で怖い話をすることになりその手の話に詳しい浅倉が静かに話し始めた・・・・。場所は定かじゃないが確か神奈川県だったと思う。中学生くらいの男の子とその母親が信号待ちをしてい

  • 恐怖回廊③~映っている女性~

    保科はファイル共有ソフトで遊ぶのが好きだった。いろんな人が見ているファイルを見ることでどんなファイルが今一番見られているのか、それを知るのが楽しかったのだ。その日も仕事を終えて家に帰ると早速パソコンを開いてファイルを眺めていた。「ん?なんだこのファイル」

  • 恐怖回廊②~ホームページ~

    真田は仕事から家に帰ると いつもネットサーフィンをするのが日課だった。 どこを見るともなく、当てのないネットの世界を徘徊する。 そしてそこで様々な情報を得る。 この話もそんなネットサーフィンをしていた時の話。 「怪我をしたかわいそうな動物に寄付を」 そん

  • 恐怖回廊①~電話~

    電話が鳴った。 柳原は親指で通話ボタンを押し受話器を耳に当てた。 「もしもし」 「波多野さん?」 「いえ、違いますけど」 「じゃあ誰?」 柳原は苛立ちを覚えた。 相手はどうやら中年の女性のようだが 会ったことも無い相手に「じゃあ誰?」なんて普通聞くだろう

  • ~三流の神~

    「ああ、主よ。何故、何故に私を見捨てたのですか?」目の前にあるキリスト像は何も答えない。「私から家族を奪い、友を死なせ、財産を全て奪って行った。何故このような現実が私に舞い降りるのでしょう」傍らに居た男が言う。「神があんたを救うなんて有り得ないね。そんな

  • ~「必ずしも素晴らしいものとは限らない」~

    「ようやく、ようやく貴方に会えたわ・・・ずっと、ずっと会いたかった・・・」「久しぶりだね、僕もだよ・・・君はあの頃のまま変らないね」「その胸に飛び込んでも良いかしら?」「勿論だよ、さあ・・・」女は感激の涙を流しながら男の胸に飛び込んだ。だがその瞬間、腹部

  • ~異物混入~

    「最近はいろいろな偽造が明らかになっているが、まさか食肉まで偽造とはな」「ホントね。何を信じて良いのか分からないわね」「そうだな。この肉も偽造でなければ良いが」男は笑いながら出てきた肉を口にした。「おっ!こりゃ美味いな。脂が乗ってて良い感じだ。何の肉だい

  • ~左右対称~

    男はなんでも左右対称でなきゃ気が済まない。最近自分顔が左右対称でない事に気付いた。「しょうがないよな、気になるものは気になるんだし」男は躊躇った。「それ」は激しい痛みを伴う。「止せ」と言う言葉が脳裏を過ぎるものの、その衝動は止められない。「おりゃああっ!

  • ~駐車禁止?~

    「バック、バック、バック・・・・・もう少し行けるわ」「分かった」その時、後部座席の下の方で「グチャッ」と言う嫌な音がした。「今何か音がしなかった?」「そう?聞こえなかったけど」車がバックするたびにグチャッと言う音が響く。「やっぱり聞こえるわ。ちょっと見て

  • ~夏の暑い日に~

    「あら奥さん。そんなにミネラルウォーター買って凄いわね」「夏だしね。家族が飲みたい飲みたいって言うから・・・ごめんなさい、急いでるから・・・」「ああ、そうね。今日も暑くなりそうだから気を付けてね」「ええ、ありがとう」近所の主婦は女が家に入るのを見送った。

  • ~極彩色の絵~

    「素晴らしい絵ですね。こんな鮮やかな紅い月は見た事がない」「お褒めに預かり光栄ですわ」「パステルカラーでこのような色が出るのですか?」「ええ、出ます。でもそれだけじゃここまで鮮やかな色は出なくってよ」「一体何を使っているんですか?是非知りたいです」「そう

  • ~予期せぬ出来事~

    「人間て本当にいつどこで死ぬかなんて分からないよな」男は殺人事件が起こった事を伝えるニュースを見ながらそう言った。「そうね、誰に恨まれているか分からないし」「だよな」しばらくすると女はおもむろに脱ぎ始めた。「ど、どうしたんだ?」「そういう気分になっちゃっ

  • ~出来事?~

    「人間の生涯で起こる出来事って、宇宙規模で考えたらこれぽっちの事なんだよね」「そうだね」男はそう言うと、持っていた金属バットで女の後頭部を殴りつけた。「な・・なにを・・・・」「人が死ぬなんて宇宙規模で考えたらこれぽっちの出来事なんだろ?」END

  • ~死の未練~

    「私はこれから幸ある人生を送るの。全ての悩みが解決したし。これで全部解決よ!」「ほう、そうなのか」「やっぱり人生って素晴らしいわ」「そうかね?」「そうよ」「なら聞くが、だったらどうして自殺したんだ?」「・・・・・・」END

  • ~口は災いの元~

    「やあ、ベイビー。君は地獄と言う世界を信じるかい?僕は信じているよ。是非一度行ってみたいと思う。だけど心配しなくて良いよ。僕みたいなセレブは地獄でもどこでも買い取るからね」「そんなに地獄に行きたいか。では望み通りにしてやろう。連れて行け!」「はっ!」天国

  • ~目に見えるもの、見えないもの~

    「肉眼では見えない絆とか愛とか、そういう人間らしいものを感じたいね」「そっか、じゃあこうすれば良いよ」男は持っていたビンを壁にぶち当てた「な、何をする?」「こうするのさ」男は破壊された鋭利なビンを女の眼球に突き刺した。「ぎゃあああああ!?」「どうだい?こ

  • ~狂った言動~

    「どうして自分の子供を殺したんだ?」「だって言う事を聞かなかったから・・・」「言う事を聞かなかったら殺しても良いと言うのか?」「それは・・・」「お前の理論が正しいならそう言う事だろう?違うのか?」そして刑事は続けた「本当の事を言え。子供が憎かったんじゃな

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