読書とエコロジー 読書梟×ChatGPT – ラボ読書梟
ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』読了+読書日記1338
ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) つづきを読み終えた。 (読書日記1337に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 カントは、倫理とは自由の法則だと考えた。 『私たちはどう生きるべきか』を読んで、その考えは矛盾しないと感じ、むしろ強化された。三島由紀夫は高橋和巳との対談で「倫理を考えると終いには政治のことを考えてしまう」といった話を語っていたが、自分は「自由のことを考えると終いには倫理に及んでしまう」と思われた。 nainaiteiyan.ha…
読んだ本 バーナード・ウィリアムズ『道徳的な運:哲学論集一九七三~一九八○』勁草書房 (2019) フレデリック・G・リーマー『ソーシャルワークの哲学的基盤ー理論・思想・価値・倫理』明石書店 (2020) ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『私たちはどう生きるべきか』 400ページ手前まで読み進んだ。 通勤中やカフェで地道に読み続け、塵も積もれば400ページ。 いよいよ終盤で、明日には最後まで読みきりたい。 ・・・ メモ "カントによれば、「他者の運命へのあらゆる同情…
読んだ本 フレデリック・G・リーマー『ソーシャルワークの哲学的基盤ー理論・思想・価値・倫理』明石書店 (2020) ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『私たちはどう生きるべきか』 マキャベリは『君主論』のなかで、「性悪説」に基づいて人間の貪欲さ、愚劣さについて語ったとされているが、ナチスによる迫害が蔓延るなかで、自身の危険を冒してまでユダヤ人の救出に捧げた人たちをどう説明できるか。 本書では実業家の二人、ラウール・ウォレンバークと、オスカー・シンドラーの取った行動につ…
読んだ本 吉田健一『文学の楽しみ』講談社学芸文庫 (2010) ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 久々に長い時間、書店を歩き回った。BOOK・OFFの店内もウロウロしながら本を貪り読んだ。 気になる本はいくつかあった。 白陽社の『WEIRD』や、 ジョセフ・ヘンリック『WEIRD 「現代人」の奇妙な心理』白揚社 (2023) NHK出版から出ている『善と悪の生物学』も気になるところであった。 ロバート・M・サポルスキー『善と悪の生物学』NHK出版 (202…
三宅玲子『本屋のない人生なんて』光文社 (2024) 読了+読書日記1334
三宅玲子『本屋のない人生なんて』光文社 (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 随分前になるので、具体的に誰が言っていたのか忘れてしまったが、いまだに忘れられない本の言葉がある。(タイトルも不明) アダム・スミスが分業の重要性を訴えていた件について「それじゃ生活がつまんなくなるじゃねえか、ばかやろう」といった内容のことを書いていた。 アダム・スミスは、道徳心があるという前提では「私利私欲のための経済活動は、全体にとってプラスになる」と考えていた。 加えて、分業化することで生産性が上がること訴えた人物である。 (アダム・スミスについては…
読んだ本 松岡正剛『数学的』角川文庫(2024) 丸山善宏『万物の理論としての圏論』青土社 (2024) ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) 三宅玲子『本屋のない人生なんて』光文社 (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 朝から神経が磨り減る作業に終われ、仕事終わりのあとの読書はあまり進まなかった。 少しずつ読み進めていた『数学的』の感想を書こうと思ったものの、どう書けばいいのか悩んだ。 『万物の理論としての圏論』も今日、ようやく手にとって読んだ 自分は分かった。 情報科学と数理哲学に弱すぎる。…
佐野衛『書店の棚 本の気配』亜紀書房 (2012) 読了 + 読書日記1332
佐野衛『書店の棚 本の気配』亜紀書房 (2012) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 考えさせられることの多い読書時間であった。 「本は文化財という位置付けであるため、例外的に再販制度が導入されており、値下げは許されない。」 しかし、この「文化財」とは何を意味するのか。曖昧すぎて意味が分からない。 「次世代に継承されるべきもの」という認識くらいである。 しかし競争の原理のもとで、中小の書店はAmazonや大型書店に潰されてしまっている。古本屋も例外ではなく、この10年、自分の家のまわりの、多くの書店や古本屋が潰れていくのを目にしてきた。 そも…
読んだ本 ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』ちくま学芸文庫 (2013) 三宅玲子『本屋のない人生なんて』光文社 (2024) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 「私たちはどう生きるべきか」 この問いについて思うことが幾つかある。 ・そもそも「生きる」とはどういうことか ・そのような問いが生まれるということは、なんらかの超越的な規範が無いことを意味する ・そのような問いが生まれるくらいには余裕のある生活を私たちは送っている そもそも「生きる」とはどういうことか。 それを知っていなければどう生きるかという質問が成立しない…
読んだ本 三宅玲子『本屋のない人生なんて』光文社 (2024) J.ヒリス・ミラー『読むことの倫理』法政大学出版局 (2000) 佐藤貴彦『男女平等は男女を幸福にしない』Parede Books (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『本屋のない人生なんて』 Amazonは完璧ではない。それを自分は確信している。 このブログでは何回も書いているけれども、ネットは情報量が膨大ではあるが、それはとても閉鎖的で、各々には部屋があり、AmazonにはAmazonの部屋しかない。 イメージとしては、Amazonで本の買い物をするということは、…
読んだ本 仲正昌樹『人はなぜ「自由」から逃走するのか:エーリヒ・フロムとともに考える』KKベストセラーズ (2020) 宮台真司『14歳からの社会学:これからの社会を生きる君に』ちくま文庫 (2013) 高島鈴『布団の中から蜂起せよーアナーカ・フェミニズムのための断章』人文書院 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『人はなぜ「自由」から逃走するのか:エーリヒ・フロムとともに考える』 メモ ルター・・・・プロテスタントを生むきっかけとなった人物。16世紀の宗教改革に貢献。 三十年戦争・・・・正教分離のきっかけとなった戦争。(ウェスト…
読んだ本 フィリップ・ラクー=ラバルト『文学的絶対:ドイツ・ロマン主義の文学理論』法政大学出版局 (2023) 宮台真司『14歳からの社会学:これからの社会を生きる君に』ちくま文庫 (2013) 高島鈴『布団の中から蜂起せよーアナーカ・フェミニズムのための断章』人文書院 (2022) 仲正昌樹『人はなぜ「自由」から逃走するのか:エーリヒ・フロムとともに考える』KKベストセラーズ (2020) D.パーフィット『理由と人格:非人格性の倫理へ』勁草書房 (1998) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『文学的絶対:ドイツ・ロマン主義の文学理論』 …
読んだ本 D.パーフィット『理由と人格:非人格性の倫理へ』勁草書房 (1998) 木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰『分析フェミニズム基本論文集』慶應義塾大学出版会 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『理由と人格:非人格性の倫理へ』 本書を読んでいる途中、20分くらい意識が飛んでしまった。 最近は読書中に意識が飛ぶことが増えてきた。 そこまでして読書するかどうか、自分にも問いかけた。 ただ、読書中のうたた寝は案外リラックスになる。 意識の飛ぶ前には相当、自律神経的には良い状態なのだと思っている。 内容は面白く、今日は深読みでき…
読んだ本 シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界 Ⅱ』みすず書房 (1999) 佐藤貴彦『男女平等は男女を幸福にしない』Parede Books (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『男女平等は男女を幸福にしない』 100ページくらい読んだあとに最後までパラパラと眺めた。 徹底的なフェミニスト批判の本であった。 部分的に、とある作家と似たようなことを書いている。 どちらが正しいことを書いているのかも、正直なところ分からない。 真実は全て、自分の目で見て、自分で考え、自分で調べて判断するしかない。 データというものは「事実」という名前…
読んだ本 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想(ネタバレあり) ある日突然ヨブに災難が訪れる。見も心もボロボロ。 現代もなお、誰にでも起こりうる物語であった。 内村鑑三の見解によれば、この物語は誰かがモデルになっている可能性が高いという。 ・・・ ・・・ ・・・ 結論から書くと、最後にヨブは復活し、見事地獄からの生還を果たす。 それは論戦に勝利したからであった。 告発者からとの激しい議論の末に、ヨブが神に対して持っている信仰が神によって認められたということであった。 詳しい解釈などは内村鑑三『ヨブ記講演』…
読んだ本 ロバート・ノージック『生のなかの螺旋:自己と人生のダイアローグ』ちくま学芸文庫 (2024) 須藤靖/伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す 増補版』河出書房新社 (2021) 木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰『分析フェミニズム基本論文集』慶應義塾大学出版会 (2022) 松岡正剛/ドミニク・チェン『謎床』晶文社 (2017) プラトーン著作集『〈第6巻 第3分冊 ピレーボス〉善・快楽・魂 (櫂歌全書 18)』櫂歌書房 (2017) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 土日ほど本を読める日はな…
読んだ本 木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰『分析フェミニズム基本論文集』慶應義塾大学出版会 (2022) 池田晶子『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』講談社(2009) 須藤靖/伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す 増補版』河出書房新社 (2021) 岡野八代『ケアの倫理ーフェミニズムの政治思想』岩波新書 (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』 メモ 「生きる」とはーー生存していること、死んでいないこと 「死ぬ」とはーー生存しなくなること、生きていないこと 「生…
読んだ本 プラトーン著作集『〈第6巻 第3分冊 ピレーボス〉善・快楽・魂 (櫂歌全書 18)』櫂歌書房 (2017) トマス・S・クーン『科学革命の構造 新版』みすず書房 (2023) 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 非常におこがましいが、第二の池田晶子になりたい。 今日はそのような気分であった。 一日に数回は、これだ、というアフォリズムが浮かんでくる。 今それをひとつのノートに集約している。 自分は長編の小説を書く才能はないと確信し始めている。 どうしてあれほどまでに長いストーリーを、連作というか…
読んだ本 トマス・S・クーン『科学革命の構造 新版』みすず書房 (2023) 池田晶子『人生は愉快だ』毎日新聞社 (2008) 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 社会学のコーナーに行くとフェミニズムに関する本がどんどん増えている印象である。 良いのか悪いのか正直分からない面がある。 「歴史的に男は散々女性を虐げてきたのだから、今度はこちらのターンよ」という雰囲気がどことなくしてしまう。 しかし、少子化と女性の地位向上については因果関係どころか、相関関係もほぼ無いと自分は考えている。 これは世界的な、な…
エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』読了+読書日記1320
エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 三重の意味で物足りないものであった。 まずひとつは、文体がやや読みにくい。何を言いたいのか分からない点も少なくなかった。 次に、あくまで主観的な主張から外に行かない。もっと必要な考察があるはずなのに、どこかさらりと終えている印象を抱いた。 自身の力不足もあり、本書からどれくらい引き出しを得られたか、再度ふりかえってみると、やはり物足りない気がしてならない。 しばらく再読はするつもりもなく、本書の読書時間のなかでは次に読む古典は決まらず、模索す…
門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 文春砲という言葉が文藝春秋のイメージを若干悪くしているように見えるが、創始者の菊池寛という人物に、自分は人間としての温かさ、豊かさ、寛容さを見た。ネガティブで悲観的なところもあったが、全体的に見て好印象を抱いた。 横領が発覚して、解雇した人間から仇討ちを食らってもあまり動じず、「なんだあいつは」と怒るような素振りを見せずすぐに散乱した事務所を片付けるように指示したところ、良くも悪くも部下を完全に信頼しているところ、最後まで出版だけに人生を捧げたところ、全部含…
読んだ本 加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』講談社学芸文庫 (2024) 松岡正剛/ドミニク・チェン『謎床』晶文社 (2017) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 落合陽一氏と植松伸夫氏との対談が面白かった。 なぜ最近のゲーム音楽は新星が生まれてこないのか。 パイオニアの植松伸夫氏が語った。 www.youtube.com 財閥には三菱、三井、住友などあるが、ゲーム音楽に例えるならば、それは植松伸夫、すぎやまこう…
読んだ本 池田晶子『睥睨するヘーゲル』講談社 (1997) 安藤馨/大屋雄裕『法哲学と法哲の対話』有斐閣 (2017) 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) 山本七平/小室直樹『日本教の社会学』ビジネス社 (2016) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『法哲学と法哲の対話』 政治経済に関心を持つとやはり法学にも興味が向かってしまう。 つい手にとってしまった。立ち読みす…
読んだ本 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 山本七平/小室直樹『新装版 日本教の社会学』ビジネス社 (2022) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 Twitterのトレンドで宗教のトピックが挙がっていた。 それに関するツイートを眺めていると、明かに何の知識もなく、ただただ「正教分離=悪」だという、「全体主義は悪だ」レベルの理解でよく物が言えるなという印象を抱いた。 気持ちは分か…
読んだ本 三砂慶明『千年の読書』誠文堂新光社 (2022) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 定期的に本屋さんへ行っているが、今日はパッとせず、持ち歩いていた本を読むことにした。 とはいえ、本の回転は早いように思う。 新書や文庫は新陳代謝が専門書のコーナーよりかは比較的早いので、つい最近出たばかりだと感じていた本のとなりには新入社員のように、横に沢山並んでいる。 時が経つのが…
小川哲『君が手にするはずだった黄金について』読了+読書日記1314
小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 感想 物語の進むテンポが早く、無駄な文が削られて一冊にストーリーが凝縮されている。 自分は古典のように、明らかに無駄と思える文章があれば萎えるものだが、本書は最後まで飽きさせなく、目線を文章へと引きつけさせるような本であった。 比較的新刊なのでネタバレはなしにしたい。 物語のメインテーマは「虚構」や「承認欲求」であるように思えた。 コンプレックスの塊のような片桐という人間が投資にハマり、SNSでお金持ちアピールしたり、認められたいという気持ちが透けて見…
読んだ本 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『君が手にするはずだった黄金について』 つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 半分くらいまで読み進んだ。 今日、全部読みきれると思っていたが『文豪、社長になる』がAmazonから届いたので、そちらにも時間を割いたために読了とまではいかなかった。 自伝なのか、部分的に作り話を織り…
読んだ本 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『君が手にするはずだった黄金について』 立ち読みして面白いと思った本は、よほど高くなければ買う。 この本はどこか惹き付けるものがある。 その重力に抗えず、約50ページほどのプロローグをいっきに読み終えた。 おそらく著者の経験をもとに書かれている。 プロローグは、著者が就活活動の時に経験した物語で構成されていた。 自分はエントリーシートという言葉を久々に出会った。 エン…
読んだ本 エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク『リヒテンベルクの雑記帳』作品社 (2017) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『崇高と美の観念の起源』 つづきを読み進めた。 (読書日記1310に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 序盤は趣味と快不快の考察がメインであった。 昨日読んだところでは、バークは趣味というものが主観的ながらも、何かしらの原理があると考えていたことが分かった。 今日はその先の考察を読み進めた。 趣味はなぜバラバラに分かれるの…
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み終えた。 (読書日記1309に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 昔、Twitterをやっていたらとある歴史学の専門家が「どこかの社長が出している歴史の本はまったくけしからん」といったニュアンスのツイートをしていた。 たまにそういった批判をする専門家は、いなくはない。 そして今日、その歴史学の専門家の言っていたことも分からなくはないかな、と思うに至った。 たしかに『大衆の反逆』を手短に要約している作家は大…
読んだ本 近藤直子『黙らないための雑記帳:3.11以降、私たちは何処にいるのか』西田書店 (2023) 岩田靖夫『ギリシア思想入門』東京大学出版会 (2012) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進めた。 (読書日記1308に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『黙らないための雑記帳:3.11以降、私たちは何処にいるのか』 紀伊國屋書店でひそかに気になっていた本であった。 ポイントが貯まったので購入。 ブログに書かれたものが書籍化されたみ…
読んだ本 津上英輔『美学の練習』春秋社 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 美学から暫く離れていた。 記憶では、当時の自分は美学を小説のなかにいかに生かすかを考えていた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan…
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読書とエコロジー 読書梟×ChatGPT – ラボ読書梟
・・・私はかつて、読書を「自己形成の最高の手段」と信じて疑わなかった。月に数十冊を読み漁り、積んでは崩し、次から次へと新刊に飛びつくことに、ある種の誇りすら抱いていた。しかし、この小説を読んだとき、私はまるで自分自身が書かれているのではないかと錯覚した。ページの向こう側に佇むのは、まさしく「今の私」だった。 ショーペンハウアーの「読書は他人にものを考えてもらうことである」という言葉に、私はこれまでどれほどの注意を払っていただろう。言葉としては知っていたが、その実感はなかった。なぜなら、私の読書は「思索」ではなく、もはや「摂取」と化していたからだ。 この小説の主人公は、読書という行為に囚われ、つ…
ショーペンハウアーはかつて、「読書は他人にものを考えてもらうことである」と述べた。しかし、今の彼はその言葉を実感している。次々と新しい本を手に取るが、それらを深く考察する暇もなく、ただページをめくるだけ。そのため、彼の思考は他人の考えに依存し、自らの独自の思索は次第に失われていった。 彼はかつて、「多読に走ると、精神のしなやかさが奪われる。それは、多量の食物を摂取しすぎると、消化器官が疲弊するのと同じである」と警告した。今の彼の精神は、まさにその状態にある。次々と新しい知識を詰め込むが、それを消化する余裕もなく、精神は疲弊しきっている。 哀愁と孤独の中で部屋の隅に積まれた本の山を見つめながら、…
舞台は現代の都市、東京都港区。SNSが日常生活の一部となった時代。その中でも、特に注目を集めるアカウントがあった。「@教養の探求者」――フォロワー数は数十万人を超え、哲学や文学、歴史などの知識を深く掘り下げる投稿で知られていた。 しかし、その内容は表面的であり、知識の断片を引用するだけで、深い理解や独自の視点が欠けていた。フォロワーたちはその投稿に感銘を受け、リツイートやいいねを押すことで、自らの教養を示すかのように振る舞っていた。 そのアカウントの主、カール・シュトラウス(仮名)は、日々「教養は大事です」と繰り返しながらも、自らの言葉に深みを持たせることなく、ただ知識を披露することに満足して…
新・読書日記471(読書日記1811) – ラボ読書梟
前回までのあらすじ: 休日の午前9時、ショーペンハウアーはドトールコーヒーショップに向かう。店内は混雑しており、注文までに時間がかかる。1時間、2時間と待つも、ようやく注文の順番が来る。しかし、席を取っていなかったことに気づき、再び席を探し始める。席を確保し、再度注文の行列に並ぶ。ようやく注文を終え、支払いの段階でキャッシュレス限定店であることが判明。アプリのインストールや会員登録に手間取る。ようやく支払いを終え、席に戻ると、他の客に席を取られてしまう。再び席を探し、ようやく確保するが、閉店の時間が迫っていた。結局コーヒーは注文できなかった。 ・・・ 「お客様、次回のご利用のために、アンケート…
とある休日の午前9時。 ショーペンハウアーは本を手に持ち、いつも通りドドールコーヒーショップへと足を運んだ。 「さて、今日はちょっとひんやりするからブレンドコーヒーにするか、、」 ショーペンハウアーは店の入り口に近づいた。 「おお、今日は繁盛しているな」 ドドールコーヒーショップは休日のほうが混むことが多い。今日はちょっとした行列ができていた。 仕方がなくショーペンハウアーは待つことにした。 ・・・ 30分が過ぎた。まだ注文すらできていない。 「まいったな、早く読みたいんだが」 もう少し辛抱強く待ってみることにした。 1時間が過ぎた。近隣にはコーヒーショップがない。 ショーペンハウアーは考えた…
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新・読書日記469(読書日記1809) – ラボ読書梟
アルトゥル・ショーペンハウアーは、重く分厚い空気が支配する書斎に座っていた。外は曇天。窓から差し込む光は鈍く、まるで人生そのものが無意味であると語りかけてくるようだった。 「人生は苦悩であり、生きることは死ぬことに近づく行為でしかない……」そう呟きながら、彼は『意志と表象としての世界』の改訂作業に取りかかっていた。 ところが、その瞬間だった。 突然、彼の頭の中で何かが「パチン」と音を立てた。脳内の深部に眠っていた何かが目を覚ましたのだ。 「……わいわいわいわいわっしょい、わっしょい!? な、なんだこれはッ!!」 ショーペンハウアーは突如として立ち上がり、デスクを倒し、原稿用紙を舞い上げた。『厭…
1838年の冬、ドイツ・フランクフルト。灰色の空が低く垂れ込め、街路の石畳には湿った霧が漂っていた。街の片隅にある小さな講堂の扉が開かれ、集まった聴衆のざわめきが静まると、壇上にひとりの男が姿を現した。 アルトゥール・ショーペンハウアー。彼が手にしていたのは、つい先日刊行されたばかりの新著『読書について』だった。彼はその本を掲げると、静かな声で語り始めた。 「皆さん、読書とは何でしょうか? 他人の思考をなぞることに過ぎません。私たちは他人の掘った溝に水を流すようなものです。しかし、その水がどこへ流れるか、どのように流れるかは、私たち自身の思考によって決まるのです。」 聴衆はその言葉に耳を傾け、…
読書 2025年6月12日、フランクフルトの一角にある小さな会議室。その場に集まったのは、哲学者アルトゥル・ショーペンハウアーが開くという記者会見を取材すべく集まった数人の記者たちだった。会場の空気は、普段のものとは異なり、どこか緊張感に包まれていた。 定刻になると、会場の扉が静かに開かれ、ショーペンハウアーが姿を現した。その表情はいつもの冷徹なものではなく、どこか疲れた様子が伺えた。彼はゆっくりと席に着き、記者たちを一瞥した後、静かに口を開いた。 「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。今日は、私が長年抱いていた思いを、皆さんにお伝えしたく、この場を設けました。 記者たちは一斉にメモ…
今週のお題「制服」 ない
2025年6月11日東京都品川区のとある企業の労務管理部門。その部門で働くのは、哲学者アルトゥル・ショーペンハウアー。彼は、現代の労務管理の業務に追われる日々を送っていた。 午前9時:労働条件通知書の入力「またか…」彼はため息をつきながら、パソコンの画面に目を落とす。新たに採用された社員の労働条件通知書を入力しなければならない。その内容は、雇用契約の期間、就業場所、業務内容、賃金の決定方法、退職に関する事項など、多岐にわたる。一つ一つを正確に入力し、確認しなければならない。その作業は、彼の哲学的な世界観と相容れないものだった。 午前9時25分:労働条件通知書の入力「またか…」彼はため息をつきな…
新・読書日記468(読書日記1808) – ラボ読書梟
数ヶ月後、完成した楽曲を演奏する機会を得たショーペンハウアーは、聴衆の前でピアノの鍵盤に指を置いた。彼の演奏は、彼の哲学と同様に、無意識の世界と人間の欲望の葛藤を表現していた。演奏が終わると、聴衆は深い感動を覚え、彼の哲学に対する理解が深まったと感じた。しかし、ショーペンハウアーはその瞬間に、音楽が言葉と同じように限界を持つことを痛感した。彼は「音楽は無言の言葉であり、言葉は音楽の影である」と感じ、言葉と音楽の関係について再考するようになった。ある日、フランクフルトの街角で一人の若者と出会ったショーペンハウアーは、彼が自分の哲学に深い興味を持ち、対話を望んでいることを知った。彼は若者との対話を…
新・読書日記467(読書日記1807) – ラボ読書梟
新・読書日記466(読書日記1806) – ラボ読書梟
19世紀のドイツ、フランクフルト。アーサー・ショーペンハウアーは、静かな書斎で一人、ペンを走らせていた。彼の鋭い洞察と深い哲学は、当時の社会においても一目置かれていた。しかし、彼の考えは時に過激で、時に社会と対立することが多かった。 ある晩、彼は新たな哲学的洞察を得たと感じ、これを世界と共有したいと強く思った。彼は机に向かい、ペンを取り、言葉を綴り始めた。その内容は、人間の存在の無意味さと、それに伴う苦悩についての深い考察であった。 しかし、彼が書いた内容は、当時の社会規範や道徳に反するものであり、すぐに検閲の対象となった。彼の作品は不適切と見なされ、削除を求められた。彼は驚きと失望を感じなが…
アルトゥール・ショーペンハウアーは、19世紀ドイツの哲学者であり、世界の苦悩と人間の欲望に対する深い洞察を持っていた。彼は一人静かに書斎で過ごしていたが、ある晩、不思議な夢を見た。目を覚ますと、見知らぬ部屋に横たわっていた。窓の外には高層ビルが立ち並び、人々はスマートフォンを手に歩いている。彼は現代にタイムスリップしてしまったのだ。 街を歩くショーペンハウアーは、人々が恋愛や結婚において年収や学歴、容姿などの「属性」を重視する様子に驚愕する。彼はこれを「属性主義」と名付け、批判の矛先を向ける。 ショーペンハウアーは、現代社会の「属性主義」に強い違和感を覚え、街を歩きながらその現象を観察していた…
望月清文『生命 科学の忘れ物』水曜社(2023) 新・読書日記76 – ラボ読書梟
プラトン『パイドロス』岩波文庫(1967) ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) フォークナー『響きと怒り』講談社学芸文庫(1997) 新・読書日記75 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog…
ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) ニーチェ『喜ばしき知恵』河出文庫(2012) バーナード・レジンスター『生の肯定』法政大学出版局(2020) 新・読書日記74 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hate…
執行草舟『友よ』講談社 (2010) ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 新・読書日記73 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 ・執行草舟氏の本 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com n…
宮崎裕助『読むことのエチカ』青土社(2024) 新・読書日記72 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫(2012) 新・読書日記71 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com
E.M. シオラン『告白と呪詛』紀伊國屋書店(1994) 新・読書日記70 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
フリードリヒ・ニーチェ『人間的、あまりに人間的Ⅱ』ちくま学芸文庫(1994) 執行草舟『友よ』講談社(2010) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) 池田晶子『あたりまえなことばかり』トランスビュー(2003) 新・読書日記69 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com naina…
川上未映子『ヘヴン』講談社文庫(2012) 川上未映子『ヘヴン』読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com
R・ハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』名古屋大学出版会(2024) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) ロドルフ・ガシェ『読むことのワイルド・カード ー ポール・ド・マンについて (シリーズ・古典転生)』月曜社(2021) 新・読書日記68 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.co…
川上未映子『ヘヴン』講談社文庫(2012) 新・読書日記67 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
池田晶子『あたりまえなことばかり』トランスビュー(2003) 新・読書日記66 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 池田晶子の本 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
辻山良雄『しぶとい十人の本屋 生きる手ごたえのある仕事をする』朝日出版社(2024) 新・読書日記65 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』堀之内出版(2018) 新・読書日記64 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
ホメロス『オデュッセイア 上』岩波文庫(1994) 新・読書日記63 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
ジョルジュ・バタイユ『エロティシズム』ちくま学芸文庫(2003) 新・読書日記62 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
テリー・イーグルトン『文化と神の死』青土社(2021) モーリス・ブランショ『来るべき書物』ちくま学芸文庫(2013) ニーチェ『喜ばしき知恵』河出文庫(2012) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記61 + 川上未映子『黄色い家』読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) -------- 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.haten…
佐藤 泰正 (著), 山城 むつみ『文学は〈人間学〉だ。』笠間書院(2013) ニコラス・ロイル『ジャック・デリダ』青土社(2006) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社() 新・読書日記60 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
マーシャル・マクルーハン『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』みすず書房(1986) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記59 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
仲正昌樹『哲学者カフカ入門講義』作品社(2024) ニコラス・ロイル『ジャック・デリダ』青土社(2006) 川上未映子『黄色い家』中央公論新社(2023) 新・読書日記58 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com