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2021/08/10

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  • 読書日記1307

    読んだ本 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進めた。(読書日記1306に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ちょっとした仮説を立ててみた。日本人はなぜ生産性がドイツよりも低いのか。 根拠は薄いので、これから試行錯誤していきながら改良していく。 日本は標識や広告が多いという話を聞いたことがある。 公園にいけばボール遊び禁止、遊歩道に行けばスケボー禁止。街…

  • 読書日記1306

    読んだ本 杉山直樹『精神の場所ーベルクソンとフランス・スピリチュアリスム』青土社 (2024) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) その他数冊 つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日も引き続き古典の読解と宗教史に取り組んだ。 良くも悪くも、様々な分野に好奇心を持てると書店にいる時間が長くなる。 どんなに急いでも、書店を一周しながら読みたい本を決めるに…

  • 読書日記1305

    読んだ本 オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今週からは古典を読んでいくことにした。 まず初めに選んだのが『大衆の反逆』。 ずっと読んでいない自分に苛立ちを覚えた。 また、この本を要約して説明している本は膨大にあるが、「大衆とは自らの能力の向上に努めることもなくただ権利だけを主張する人たち」だの、「ヘンリー・ミラーは言った。歴史上、大衆を変えた人はいない」だの、情報量が少ない。もう信用できるの…

  • 読書日記1304

    読んだ本 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『正義と腐敗と文科の時代』 小室直樹は、天皇イデオロギーが承久の乱によってほぼ消滅しかけたと書いていたが、渡部昇一も似たようなことを書いていた。 "私の流儀では簡単に言えば、承久の変によって「主権在民」の原理が、天皇と共存するようになったということである。" P37 承久の乱と承久の変という言葉の使用法は、なんらかの解釈的な相違があると思われたが、今日は判…

  • 読書日記1303

    読んだ本 平野啓一郎『三島由紀夫論』新潮社 (2023) 橋爪大三郎『小室直樹の世界』ミネルヴァ書房 (2013) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ようやく平野啓一郎『三島由紀夫論』に取り組める段階に来たと思い、昨日読んだ『三島由紀夫が復活する』を思い出しながら読んだ。 nainaiteiyan.hatenablog.com 分厚く内容も幅広いので、ひとまず興味のあるトピックから読んだ。 昨日の話と…

  • 小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』読了+読書日記1302

    小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 後半は三島由紀夫擁する「楯の会」に関する内容や、三島由紀夫が残した遺書などが大半を占めていた。あとは読者自身で考えよ、という小室直樹のメッセージと言える。 最後まで読んで最も印象的であったのは、小室直樹と三島由紀夫の共通点である「言動と行動の一致」であった。 それが「信念の貫徹」であると自分は思った。 そこに善悪二元論が入り込む余地はないのかもしれない。 この二項対立的…

  • 読書日記1301

    読んだ本 小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 小室直樹の本を読み始めた頃、日本は「アノミー(無規範、無秩序)」にあると書いてあり、それが宮台真司教授のいう「クソ社会」のことだと分かり(宮台真司教授は小室ゼミ生であった)、興味を持った自分はその後地道に読んでいくことになった。 nainaiteiyan.hatenablog.com 小室直樹の伝記を読み終えてから一年が経った。 宗教社会学の深みを知り、新聞、テレビなどで報じられるニュースをどう解釈すべきか、新しい視点を得ることができた…

  • 小室直樹『「天皇」の原理』読了

    小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 つづきを読み終えた。(読書日記1300に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 今回でも思い知らされたのは、小室直樹の読書量がとてつもないということである。 仮説を立て、大昔の日本人が書き残した書物からその立証を行っていく。自然と本書のなかには引用が増える。 あまりに多すぎて、今日は情報を整理するので精一杯であり、そして複雑な箇所も多くあるのでしばらく本書との付き合いはつづくと自分には思われた。 整理して最後に少し感想を書いて終わりにし…

  • 読書日記1201~1300

    nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenab…

  • 読書日記1300

    読んだ本 モーリス・ブランショ『文芸時評1941-1944』水声社 (2021) 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 大澤真幸『私の先生ーー出会いから問いが生まれる』青土社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 読書日記が1300回に達した。 読了の場合、別の記事としてカウントしているので少なくとも1500回は読書感想文をこのブログに書いたことになるだろうか。 ひとつの記事の文字数の平均を1000とすれば、少なくとも150万文字を書いたことになる。 文庫本の文字数は一冊あたり約10万文字とされている。 塵も積もれば15…

  • 読書日記1299

    読んだ本 モーリス・ブランショ『文学空間』現代思潮新社 (2020) 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 岡本太郎『今日の芸術 時代を創造するものは誰か 新装版』光文社文庫 (2022) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日記 『文学空間』 メモ ”本を読むことは天分など必要としないし、そうした生得の特権にすがることを弾劾するものである。作家も読者も、誰ひとり天分を授かってはいない。授かっていると感ずる者は特に、自分が授かってはいないことを感じ取り、人々が彼に…

  • 読書日記1298

    読んだ本 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 タイパを重視する人が増えているみたいである。(以下、この思想を持つ人をタイパ主義者とする) 自分はいくつかの仮説を立ててみた。 まず一つ。小室直樹の元ゼミ生、宮台教授の提唱する概念である「損得マシーン」に当てはまる。 掘り下げていくとマックス・ウェーバーの鉄の檻にたどり着くそうである。 深く理解はできていないので、ざっくりとした仮説になるが、社会の合理化によって人間の行動が目的合…

  • 読書日記1297

    読んだ本 仲正昌樹『カール・シュミット入門講義』作品社 (2013) 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 午後から曇りの予報であったが午後も晴れた。 散歩しながら本屋をうろうろしながら読書の1日であった。 宗教社会学を学び始めてから宗教のコーナーも以前よりかは興味を持てるようになった。 (とはいえ幸○の科学のような本には全く興味がない) なぜ宗教なのか。 経済学者は宗教の力を見落としているように思えたからでもある。 ニーチェ…

  • 読書日記1296

    読んだ本 林達夫『歴史の暮方 共産主義的人間』中公クラシックス (2005) 仲正昌樹『カール・シュミット入門講義』作品社 (2013) 仲正昌樹・塩野谷恭輔『宗教を哲学するー国家は信仰心をどこまで支配できるのか』明月堂書店 (2023) タミム・アンサーリー『イスラームから見た「世界史」』紀伊國屋書店 (2011) 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 読書に疲れてきた夕方、BOOK・OFFに赴く…

  • 読書日記1295

    読んだ本 仲正昌樹・塩野谷恭輔『宗教を哲学するー国家は信仰心をどこまで支配できるのか』明月堂書店 (2023) タミム・アンサーリー『イスラームから見た「世界史」』紀伊國屋書店 (2011) 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) 馬渕睦夫『ウクライナ戦争の欺瞞 戦後民主主義の正体』徳間書店 (2023) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 つづきを読み進めた。 (読書日記1294に収録) nainaiteiyan.hatenablog…

  • 読書日記1294

    読んだ本 タミム・アンサーリー『イスラームから見た「世界史」』紀伊國屋書店 (2011) 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 読書日記1294を書いている途中、終わりに差し掛かったときに不意にタブを消してしまい、バックアップ機能も作動せず全てパーになってしまい、書く気力が消えてしまった。 2000字弱書いたために失意の底にいる。 やってしまった。 読書日記1295のほうに、今日メモした文章を書きた…

  • 読書日記1293

    読んだ本 澤田直『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』集英社 (2023) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) 三木清『人生論ノート 改版』新潮文庫 (1985) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 精神的に参っているとき、ほぼ必ず良い夢を見ることによって体調が回復するという、科学的には証明が困難であろう出来事を今日も立て続けに経験した。 普通は精神的にしんどいときは嫌な夢を見がちなイメージがあるが、本当にしんどいときは逆転現象が起きる。 走馬灯とまではいかないが、昔大好きだった故郷の思い出、光景…

  • 戸谷洋志/百木漠『漂泊のアーレント 戦場のヨナス』読了 + 読書日記1292

    戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) つづきを読み終えた。 (読書日記1291に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 『全体主義の起源』とシオニズムについて本書からいろいろと学びとることができた。 全体を通してふり返ると、非常に読みやすい文書と深い内容も兼ね備えた、かなりの良質な本だと感じた。 今日は風邪気味で少々体力がなかったので、いつもより雑なまとめになってしまうかもしれない。 後半の内容をさらっとまとめてエピローグのようなものを書い…

  • 読書日記1291

    読んだ本 マリー・ルイーズ・クノット編『アーレント=ショーレム往復書簡』岩波書店 (2019) 戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『全体主義の起源』刊行後のアーレントとショーレムの対立について軽く読んだ。 何回か往復書簡を重ねていくうちに、アーレントの主張に対して若干の理解を示したかのように見えたものの、やはりアーレントの見解を肯定はできない、とショーレムが書いていた点は自分の目で確認した。 前回か前々回の日記に書いたが、アーレントは民族というものを嫌悪してい…

  • 読書日記1290

    読んだ本 アンドレ・マルロー『人間の条件』新潮文庫 (1971) 島田裕巳『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』読書人 (2023) 戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー つづきを読み進めた。 読書日記1287、1288に収録 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 小室直樹の本の読解にかなりの力を注…

  • 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』読了 + 読書日記1289

    小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) つづきを読み終えた。 (読書日記1288に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 いつものように最後までまとめてから感想を書き残したい。 まとめはあくまで最低限の範囲に留める。 ・・・ 前回はジハードについて触れてストップした。 そういえば、今日もつづくイスラムとアメリカの戦争問題について、「単にお金が原因なのだ」と見る作家がいた。 自分はそのような短絡的な思考を決して信じない。 いや、仮に深い思考を…

  • 読書日記1288

    読んだ本 小田原のどか『モニュメント原論』青土社 (2023) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 引き続き3冊を読み進めた。 (読書日記1287に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ・・・ 『日本人のためのイスラム原論 新装版』 イスラム教徒において、テロと宗教の寛容は両立するというのが小室直樹の見方であった。 テロが即「悪」となるのは世界共通のも…

  • 読書日記1287

    読んだ本 戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 小田原のどか『モニュメント原論』青土社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 引き続き昨日のつづきを読み進めた。 ・『漂白のアーレント 戦場のヨナス』 ・『日本人のためのイスラム原論 新装版』 (読書日記1286に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ・・・ 『漂白のアーレント 戦場のヨナス』 アーレントとヨナスの生涯が描かれる。…

  • 読書日記1286

    読んだ本 ビートたけし『ニッポンが壊れる』小学館新書 (2023) 戸谷洋志/百木漠『漂白のアーレント 戦場のヨナス』慶應義塾大学出版会 (2020) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『日本人のためのイスラム原論 新装版』 つづきを読み進めた。(読書日記1285に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 昨日はイスラム教の教えにおいて「宗教の寛容」と「自爆テロ」は両立すると小室直樹が述べたが、その理由を知るには遡っていろいろと考えない…

  • 読書日記1285

    読んだ本 ハンナ・アーレント/ハインリヒ・ブリュッヒャー『アーレント=ブリュッヒャー復書簡 1936-1968』みすず書房 (2014) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 中野剛志/適菜収『思想の免疫力』KKベストセラーズ (2021) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日も小室直樹の本をメインにいろいろと読み込んだ。 昨日はキリスト教が「異教徒は隣人ではない」というエトスを持っているために殺戮の歴史があるとハッキリ分かった。それに対…

  • 読書日記1284

    読んだ本 中野剛志/適菜収『思想の免疫力』KKベストセラーズ (2021) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『思想の免疫力』 中野氏はコロナ禍に小林秀雄全集を読み、その後『小林秀雄の政治学』を書いた。 適菜収も過去に小林秀雄に関する本を書いたということで、二人は意気投合したみたいである。 そのため、前半は小林秀雄に関する話題が中心に進む。 メモ (中野氏)"封建制においては、日本…

  • 読書日記1283

    読んだ本 宮台真司『<世界>はそもそもデタラメである』メディアファクトリー (2008) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 少しずつ、弱火でじっくりのスタイルで読み進めた。 今日は古代ユダヤ教の話から読んだ。 小室直樹はマックス・ウェーバー『古代ユダヤ教』の内容に沿って解説した。 まず、イスラエル人の日常…

  • 読書日記1282

    読んだ本 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 つづきを読み進めた。 (読書日記1281に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 小室直樹は非常に論理的であり、イスラム教だけの説明を行うよりも、他の宗教と比較することで差異を明確にする。そのため読者はイスラム教の理解にとどまらず、キリスト教、ユダヤ教、仏教の理解も得られる。一石二鳥の良く考えられた本である。 今日もいろいろと吸収することができた。 ・・・ 儒教について 儒教は孔子が始めたと…

  • 読書日記1281

    読んだ本 島田裕巳『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』晶文社 (2022) 小室直樹『日本人のためのイスラム原論 新装版』集英社インターナショナル (2023) 内村鑑三『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』岩波文庫 (2017) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 本を読みたいという意欲、活力が止まらない一日であった。 平日は仕事なので、今日は充実感でいっぱいの一日であった。 最後の作業として、今日一日の収穫をこの日記にまとめあげることが残っている。 それを今…

  • 読書日記1280

    読んだ本 ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク『リヒテンベルクの雑記帳』作品社 (2017) 安藤礼二『死者たちへの捧げもの』青土社 (2023) 島田裕巳『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』読書人 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "明らかになったものからのアナロジーによる仮説と推測。" P582 『リヒテンベルクの雑記帳』 "どうでもいいような幸福を実感するには、それが一度失われて、今この瞬間に再び手に入ったといつも考えねばならない。こうした試みをうまくやるには、いろいろな苦しみで経験を積んでおく必要がある。…

  • 読書日記1279

    読んだ本 ジャン・コクトー『ぼく自身あるいは困難な存在』ちくま学芸文庫 (1996) アンドレ・マルロー『人間の条件』新潮文庫 (1971) エマニュエル・レヴィナス『レヴィナス著作集2:哲学コレージュ講演集』法政大学出版局 (2016) 島田裕巳『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』読書人 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "散文は舞踊ではない。散文は歩む。そしてその歩み、あるいは歩み方によって、その所属する種族が判明する。頭に荷物をのせて運ぶ、あの住民にふさわしい均衡のように。" P187-188 『ぼく自身あ…

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