星仲間の星鳥さんとは一緒に遠征する計画を立てながらも、中々天候に恵まれずにいましたが、4月29日は快晴に恵まれ、2年半ぶりにようやく一緒に星の撮影遠征ができました。遠征先は長野県阿智村の栗矢観測所です。自分にとっては数少ない遠征先でも一番多く訪れる場所です
星仲間の星鳥さんとは一緒に遠征する計画を立てながらも、中々天候に恵まれずにいましたが、4月29日は快晴に恵まれ、2年半ぶりにようやく一緒に星の撮影遠征ができました。遠征先は長野県阿智村の栗矢観測所です。自分にとっては数少ない遠征先でも一番多く訪れる場所です
今月の新月期はよく晴れてくれています。春の銀河の季節もそろそろ終わりに近づいてきて、GS300RCを載せ替える前の最後の対象をお気に入りのNGC4244(シルバーニードル銀河)としました。3-4年前にも一度撮影していますので2回目です。NGC4244(シルバーニードル銀河)撮影日時:
この4月の人事異動で職場が変わって忙しかったこともありますが、天気もあまり良くなくて約1ヶ月ぶりの撮影となりました。対象は今年2月以来となるM101です。定期的に撮影しているこの対象ですが、目的は2年前に現れた超新星SN2023ixfがどうなったかです。2月に撮影した時
昨年のCANP2024のプレゼンで感銘をうけて購入したSeestarS50は、自動導入・オートフォーカス・自動スタック撮影可能な優れた天体望遠なのですが、経緯台式なので設置が簡便な反面、視野が回転する、ガイドに失敗することがたまにあり、撮影歩留まりが良くありませんでした
春の系外銀河シリーズ(いつからシリーズ化したんや?(笑))第3弾は、NGC2685(ポーラーリング銀河)です。この銀河は銀河の周囲に垂直方向にリングのような星雲が糸のように巻き付いている変わった形の銀河です。この存在は全く知らなくて、NGC3718を撮影しているときグル
春の系外銀河シリーズ第2弾は、おおくま座のNGC3718付近です。北斗七星の柄杓部分の近くにあります。NGC3718の隣の楕円形の銀河はNGC3729、そしてNGC3718の下にある小さな銀河団はヒクソン銀河団56(HCG56)です。どれも変わった形をした銀河です。遠銀河は渦巻きだけでなくち
2月末の新月期にねらったのは春の銀河です。NGC3166と3169の2つの形の異なる系外銀河とその近くの色の違う星を画面に収める構図としました。NGC3166付近撮影日時:2025年2月21日22時09分〜、他22日撮影場所:岐阜県土岐市駄知町自宅観測所望遠鏡:笠井トレーディングGS300RC(
まだまだ寒い日が続いていますが、夜空はすでに春の星座となっています。それでも22時までは冬の星座が西の空に見えています。2月中旬は月が22時ごろ昇ってくるので、昇る前の時間を使ってこの冬のシーズン最後の馬頭星雲を撮影することにしました。馬頭星雲撮影日時:2025年
2023年5月、M101内に現れた超新星SN2023ixfですが、2025年1月31日7ヶ月ぶりに撮影してみました。SN2023ixf in M101 on feb.1st 2025撮影日時:2025年2月1日 2時40分〜撮影場所:長野県下伊那郡阿智村 栗矢観測所望遠鏡:ASA10N(950mm F3.8)コレクター:ASA3”Wynne Correct
金曜日は星友の高丸さんと長野県阿智村の栗矢観測所に遠征してきました。今回持ち込んだのは、ASA10Nとその上にED70SSです。この日は風が強く、また薄曇りで21時位までは撮影出来ず。撮影時間が取れなさそうなので、淡い対象はやめ、メジャー対象のバラ星雲としました。しか
15日に見つけられなかったものの、帰宅してから強調してなんとか見つけた期待外れのアトラス彗星(C/2023 G3)でしたが、3日後の18日夕方快晴に恵まれたこともあり、今度は400mmの望遠鏡(ビクセンED70SS)で撮影に挑みました。撮影風景iPhone16Proで撮影。このあたりにいる
大方の予想でアトラス彗星(C/2023 G3)は太陽に近づきすぎるため消滅するだろうと言われていましたが、どっこい生き残りました。近日点1/13通過後のSOHO画像です。まばゆいばかりの明るさでこの時-5.4等。翌日の15日〜18日まで日没後間もない時間にとても低いですが日本で
明けましておめでとうございます!昨年は当ブログにお越し頂きありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。年末年始は新月期だったので撮影三昧と思っていましたが、連日の悪天候で結局撮影出来たのは、1月4日でした。今年最初の天体撮影は、M1かに星雲としまし
毎年年末恒例の『〇〇年を振り返って〜写真編〜』の2024年版です。 今年は、紫金山アトラス彗星が10月に0等台と肉眼彗星になり、この彗星が明るくなったおかげで充実した年になりました。他には昨年M101に発現した超新星SN2023ixfを1年間追って、超新星の明るさと色の変化
毎年年末恒例の『〇〇年を振り返って〜機材編〜』の2024年版です。 今年は4年越しに欲しかったカメラを手にすることが出来て満足した年になりました。それ以外にもそれほどたくさんではありませんが、拡充が出来ましたので時系列でご紹介します。1)ステラグラスサイトロン
中学時代から一緒に星をやっていた友人が今年3月に亡くなり、形見分けとしてミューロン250を格安で譲って頂きました。ミューロン250はCRSではないので、周辺星像が良くなく星雲星団撮影には向きません。惑星用と割り切って使うつもりでしたが、折角なので一度星雲星団撮影に
ED70SSをASA10Nの背中に乗せて同時撮影していますが、この望遠鏡のコレクターレンズのビクセン標準品ではフルサイズに対応しておらず、かつ星像もそれほどではありません。 以前より良いのがないか探していたのですが、GS300RCと同時に購入した笠井のED屈折・RCマルチフラ
寒い日が続いていますね。11月末から急激に寒くなりなんだか夏から冬になったようです。秋ってあったのかな....。 11月の新月期から12月初旬にかけて撮影したのはオリオン座といっかくじゅう座の境界部にあり、冬のカラフルタウンの別名を持つNGC2170です。 本家のカラフ
多分これが最後になる(と思う(^_^;)12/3の紫金山アトラス彗星です。C2023A3(紫金山アトラス彗星)撮影日時:2024年12月3日17時46分〜撮影場所:岐阜県土岐市自宅観測所望遠鏡:ASA10N(950mmF3.8)コレクター:ASA3インチWynne Corrector(900mmF3.6)カメラ:ASI6200MMPro -2
冬型の気圧配置が強まり、今週末から一気に寒くなりました。皆さん体調如何でしょうか。本日22年ぶりの土星食がありました。前回2002年。あのしし座流星雨の次の年と言った方が分かるかな。その時って見たのかな?全然覚えがありませんし写真も探してみたのですがありません
ゴールデンウイーク後半の初日の5/3は目の覚めるような快晴となりました。昼間は自宅でバーベキュー、夜は星と24時間休みを満喫しました。久しぶり(2月13日以来約3ヶ月ぶり)にこの秋0等星の大彗星になる?C2023A3(紫金山-アトラス彗星)を撮影しました。C/2023A3(紫金山-
昨年5月にM101内に発現した超新星SN2023ixfですが、先週3ヶ月ぶりに撮影してみました。約11ヶ月経過し、写るのかも興味がありました。拡大してみます。2024年4月9日のSN2023ixf岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所望遠鏡:笠井トレーディングGS300RC(2440mm F8)フラットナー:TS-
4月となり、12P彗星の最盛期を迎えています。ただ残念なことに、高度がどんどん下がり日没後1時間の19時15分頃の高度は約15度。夕方の明るい空と相まって、相当暗い空の場所でないと今までの経験からたとえ3-4等TOA軽くなっていたとしても期待できないなあと思っていました。
3月の新月期はM109を狙ってみました。天気も良かったので3日間で約18時間撮影出来ました。これからは春霞が始まるので冬場の透明度の良い空も最後だったのかもしれません。中央部Cropしてみました。M109撮影日時:2024年3月9日22時34分〜 他、10日、13日撮影場所;岐阜
夕空で明るくなっている12P/Pons-Brooks彗星を自宅観測所から30cmRCで狙ってみました。 この彗星は薄明終了後の高度が約15-20度とかなり低くかつ、西北西の方向で自宅からは最も条件が悪いです。この日を前後してアンドロメダ銀河とのコラボも狙える位置だったので暗い空
バレンタインデー前後にM65、M66付近を撮影しました。鏡筒をそろそろ30cmRC(2400mm)に交換するつもりでいましたが、この銀河たちは、コラボで撮影した方が良いのと、ハンバーガー銀河(NGC3628)の西側には淡く延びる分子雲?も一緒に写したかったので、鏡筒の交換は次回
最近彗星を撮影していない事に気づき、この秋に0等星となると予報されているC/2023 A3と、遠ざかりつつある62Pを撮影してみました。この春明るくなる12Pも撮影したかったのですが、自宅からは高度が低すぎて撮影出来ず。来月予定している遠征で撮影する予定です。 C/2023
1月の新月期と昨日追加撮影したM81、M82付近です。本日も追加撮影しようと計画していましたが、薄曇りで明日もそれほど天気が良くなさそうなので、処理しました。M81、M82付近撮影日時:2024年1月11日、14日、15日、17日、2月8日撮影場所:岐阜県土岐市 自宅観測所望遠鏡
1月の新月期に撮影したクリスマス星団でしたが、その後月が大きくなって撮影中断。今月になって月が小さくなり、撮影可能になってきましたがクリスマス星団の位置が自宅からだと21時頃には南中を超え西に傾くようになってしまい撮影好期を過ぎてしまいました。 合計撮影時
先日アップしたED70SSでのM78星雲ですが、同じ対象をASA10Nでも撮影していました。ようやく処理が出来たのでアップします。M78星雲撮影日時:2024年1月5日20時09分〜 他8,9,10,11,15日撮影場所:岐阜県土岐市駄知町 自宅観測所望遠鏡:Astro Systeme Austria ASA10N(950
昨年5月にM101銀河内に出現した超新星SN2023ixfを4ヶ月ぶりに撮影してみました。昨年9月以来となります。写ってくれるのかドキドキしながら(オーバーな)処理しました。SN2023ixf in M101撮影日時:2023年1月12日0時14分〜撮影場所:岐阜県土岐市 自宅観測所望遠鏡:Astro
前回公開したM78は2.5時間ほどの露光時間で、とても見られたものではありませんでした。空の状態もあまり良くなかったこともありますが、明るい自宅での撮影で総露光時間が2.5時間ではだめですね。ということで、追加撮影して約3倍の9時間弱で再処理してみました。M78星雲付
明けましておめでとうございます。 2024年初日の元旦から能登半島地震が起き、翌日には羽田空港で日航機と自衛隊機との衝突炎上事故....とんでもない幕開けとなった2024年、どんな年になってしまうのでしょうか。被災され、お亡くなりなった方にはお悔やみ申し上げますと共
機材編に引き続いて、今年2023年に撮影した天体写真を振り返ります。 今年は例年よりも撮影が少なかったように思います。後半天気が良くなく11月、12月の新月期に遠征出来なかったこともありますが、後半やや体調を崩しあまり無理しないようにしたのも一因です。 望遠鏡も
毎年恒例の『〇〇年を振り返って〜機材編〜』の2023年版です。今年は今までで一番質素な年になりました。望遠鏡の更新や追加購入はなく、小物ばかりとなりました。1)メインPCの買い換え今年2月に画像処理PCを何年かぶりに更新しました。 撮影PCは、Windows機を使っていま
以前ほしぞら工房しばたさんにASI2600MCPro(またはASI6200MCPro)用の後方アプローチ型スケアリング調整機構付きCFW1-5用のテーパーリングを作って頂きました。 このシステムにカメラレンズで撮影出来るようにEFマウントを接続出来ないかしばたさんに相談したところ、ZWO
5-6年前に彗星を撮影した際、偶然映り込んだ星雲がvdB27でした。暗黒星雲に青い星雲が印象的でいつかまた撮影したいと思っていました。vdB27に接近したASASSN (C/2017 O1)2017年9月26日(高鷲スノーパークにて)ε-130D+ML16000 -30CSXP赤道儀にてオフアキシスガイドRGB各5
岐阜県曽木町にある曽木公園は、20年ほど前からこの時期町の有志の方々による手作りの紅葉ライトアップイベントが行われてきました。ここ3年はコロナの影響で休止となっていましたが、ようやく今年11月18日〜25日までの期間限定で行われています。 折角東海地方では有名な紅