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坊さんブログ、水茎の跡。 https://www.fusaiji.net/

栃木県さくら市にある普濟寺(普済寺/ふさいじ)という小さな寺院の住職です。 お寺の仕事をしながら、日本古典文学の研究や、大学での講師、やんちゃ盛りの小学生の息子の遊び相手をしています。このブログでは、お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

水茎
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住所
さくら市
出身
さくら市
ブログ村参加

2021/06/29

  • 臨時の役員会を開催しました

    今年も桔梗が咲き出しました。 先日の高尾山薬王院参拝を踏まえて、臨時の役員会(総代・世話人会)を開催しました。(過去記事です) www.mizu-kuki.work お忙しいところご参集いただき誠にありがとうございます。 議題は、夏に高尾山薬王院にて行われる息子の得度式の件です。日程や参加者、研修旅行について話し合われました。 私は小学校3年生の時に高尾山薬王院で得度式を行いました。(過去記事です) www.mizu-kuki.work その時は。得度式の後に富士山の五合目まで行きました。高尾山薬王院と富士山は深いつながりがあることから、ご挨拶を兼ねて登りました。(過去記事です) www.ta…

  • 弘法大師空海のお話㉒ ~ 日本と大陸とをつなぐ要衝の地、壱岐・対馬・五島列島 ~ 「法の水茎」144

    関東地方も夏至の日に梅雨入りとなりました。平年よりも2週間ほど遅いそうです。 庭の草花も恵みの雨を感じているようです。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。日本の西の最果て壱岐・対馬・五島列島とお大師さまとの結びつきについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」144(2024年6月号) 新緑の風に愛らしく揺れていた若葉も、いつしか緑が濃くなってきました。恵みの雨を全身に受けて成長する姿に、力強い命の輝きを感じます。 五月闇おぼつかなきに時鳥 鳴くなる声のいとどはるけさ (五月雨が降るぼんやりとした闇夜に、時鳥(ホトトギス)の鳴き…

  • 高尾山薬王院をお参りしました

    石仏様の前に半夏生(ハンゲショウ)。 お似合いですね。暦の上での半夏生は7月1日となりますが、遅れている雨の季節を待ち望まれているでしょうか。昨日は高尾山薬王院を参拝。御貫首様へのご挨拶とともに、今回は息子の「得度式」(出家する時に行なう儀式)の打ち合わせを行ってきました。家族でお山に上がるのは息子の七五三以来ですので5年ぶりです。 (七五三の過去記事です) www.mizu-kuki.work 天候にも恵まれました。 ケーブルカーは日本一の急勾配です。 山の上は風が心地よく、いつもながら清らかな空気に包まれていました。 途中の茶屋からの眺め。遠くまで見渡せます。 山門 まずは大本堂にお参りで…

  • 法衣のクリーニング 。丈伸ばしと染め直しをお願いしました。

    御写経の方がお花をお持ちくださいました。 キレイですね!見とれてしまいます。ありがとうございます。昨年からお願いしていた法衣のクリーニング。先日、戻ってきました。お寺にはいろいろな衣が伝わっていますが、その中からいくつかの身丈伸ばし(サイズ直し)と染め直しをしていただきました。(過去記事です)お寺の法衣 www.mizu-kuki.work まずはこちら。 昭和30年代のものです。クリーニング後のしつけ糸が付いた状態です。これまで萌黄(緑色)だったものを紫色に染め直していただきました。まるで新品のようですね。すでに紫衣を着用する僧階(位)は頂戴していたのですが、せっかくなので今あるものを使える…

  • トンボ玉のお念珠が届きました🙏

    今朝の緊急地震速報には驚きました。能登地方の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。ご安全とともに、いち早い復旧をお祈り申し上げます。雨上がりの庭。鮮やかな紅白の花々が咲いていました。この度、富山市にお住まいのガラス作家、林裕子さまにトンボ玉の片手念珠をお作りいただきました。こちらです。 素敵ですね!聖徳太子の愛用品に由来するお念珠とのこと。ぜひブログをご覧ください。(林裕子さまnote) note.com こちらのお念珠については「「蜻蛉玉金剛子念珠」と名付けた片手用数珠。108つの四分の一27珠のうちとんぼ玉11、金剛菩提樹8、金剛子(水晶)8の三種類の玉を連ねて製作している。これは聖徳太子の…

  • 33回忌のご法要。杉塔婆をご用意いただきました。

    朝早くから永代供養塔のお参りがありました。 お花とお線香をお上げくださり、綺麗にお掃除もしてくださいました。ご先祖様もお喜びですね。私も清々しい気持ちになりました。いつもありがとうございます。本日は33回忌のご法要がありました。事前に杉塔婆もご用意くださいました。 親孝行ですね。さぞかしお喜びのことと思います。ご法事の後はお墓参り。杉塔婆も立てていただきました。 遠くからも目立ちますね。共同墓地の皆さんにも見ていただけるでしょう。これから少しずつ枝の色も変わっていって、自然と一体化していくのですね。引き続き御子孫様を温かく見守りください。本日は誠にありがとうございました。 ランキング参加中言葉…

  • 弘法大師空海のお話㉑ ~ 土佐国での修行、霊瑞として飛び来たった明星 ~ 「法の水茎」143

    雨の似合う花が咲いてきました。 恵みの雨を待ち望んでいるかのようです。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。お大師さまが土佐で行った「虚空蔵求聞持法」と、口中に飛び来たった明星のその後について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」143(2024年5月号) 紫藤の露の底に 残花の色 翠竹の姻の中に 暮鳥の声 (『和漢朗詠集』源相規) (散り残った紫色の藤の花が、露にしっとりと濡れて色あせないでいる。翠色の竹がぼうっと霞んでいる中から、鴬の声が聞こえてくる) 時の流れは早いもので、5月5日に二十四節気の「立夏」を迎えました。木々の新…

  • 薬師縁日法要に出仕しました🙏

    昨日の夕日。 キレイですね。あかね色に染まっていました。月にかかる雲も虹のように輝いていました。 本日は近隣のお寺(慈光寺さん)の薬師縁日法要(大般若転読会)に出仕しました(毎年5月第3日曜日)。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 天候にも恵まれて気持ちの良い一日でした。今年初めてホトトギスの初音を聞きました♪こちらは光り輝く御本堂。 徳川家光(1605~1851)の頃の創建とのことで、今から350年以上前に建立された貴重な御本堂です。こちらは転読会の様子。 お導師様の御発声に続いて、大声で「大般若経…………」と叫びパラパラとお経をめくります。有り難い風が堂内に吹きわたり…

  • 持ち主の分からないお墓があります💡

    シャガの花が見頃を迎えました。 花びらが独特ですね。日陰で花を咲かせることから「反抗」という花言葉があるようです。こちらはお寺の境内墓地。爽やかな風が吹き抜けています。 この中に持ち主の分からないお墓があります。こちらです。 高岡家のお墓ですが、お檀家さんに高岡さんはおらず、この辺でも少ない名字かと思います。お戒名、「覺善尊長清居士」「寒空玅導清大姉」と見えます。ご夫妻でしょうか。側面には年号と施主のお名前が見えます。 「明治四十四年三月廿三日 明治三十三年十二月七日 施主 高岡誠作建之」100年以上前のお墓ですね。実は、この高岡さんのお墓ですが、お寺から1キロほど離れた墓地にも残されています…

  • 拙稿「弘法大師空海の和歌とその享受」💡川崎大師教学研究所『佛教文化論集』第13輯(令和6年3月21日)に論文が掲載されました。

    牡丹が見頃を迎えています。 時が止まったかのような美しさです。短い期間ですのでぜひお参りいただければと思います。この度、大本山川崎大師平間寺より川崎大師教学研究所 編『佛教文化論集』第13輯(令和6年3月21日)が刊行されました。 (川崎大師HP) www.kawasakidaishi.com今回の『仏教文化論集』は、川崎大師平間寺の吉例10年目ごとの大開帳奉修という慶事を記念して出版されたものです。(川崎大師大開帳奉修HP) www.kawasakidaishi.comこの期間に限って「赤札」が授与されます。弘法大師直筆の有り難い「護符」です。『佛教文化論集』第13輯 目次です。 私も「弘法…

  • 弘法大師空海のお話⑳ ~ 佐渡の「影ノ神」伝説、修験道の聖地 ~ 「法の水茎」142

    八重桜が見頃を迎えています。 フワフワした可愛らしい花びらです。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。佐渡の「影ノ神」という巨大な岩について書いてみました。この一帯は真言宗と深い関わりがある霊域です。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」142(2024年4月号) 能登言葉 親しまれつつ 花の旅 (高浜虚子) この句は、俳人高浜虚子(1874~1959)が、昭和24年(1949)4月の奥能登の旅に際して詠ったものです。聞き慣れない能登の言葉に親しみを覚えつつ、地元の方々との温かな交流を育んだ花盛りの旅だったのでしょう。 先日は、今年元旦の能登半島…

  • お寺のホームページを自作してみました!

    無風の中で桜の花びらが散っています。季節の移り変わりの早さを感じます。 これまでお寺のホームページにしていたGoogleビジネスのウェブサイトが終了してしまいました。クリックするとプロフィールのほうに転送されてしまいます。http://buddhist-temple-1740.business.site/ (旧・ホームページ) buddhist-temple-1740.business.siteそこで今回、皆さんにアドバイスをいただいて、お寺のホームページを自作してみました。年間管理費もなく、すべて無料のようです。 https://www.fusaiji.net/(新・ホームページ) www.…

  • サルスベリと桜の木が合体しています

    お墓のミツマタも綺麗です。向こうに見えるのは薬師堂です。 創建は天文元年(1532)に遡ります。薬師堂の前には古いサルスベリの木がありますが、幹をよく見てみると桜の木と合体しています。 不思議ですね。珍しいでしょうか。生き抜こうとする自然の力を感じます。本当はどちらの木も残したかったのですが、桜の木の方が生長が早く、サルスベリを傷めてしまうということから数年前に桜の木のほうを伐採しました。 桜と紅葉の木はやはり伐るのを躊躇しますね。ただ、サルスベリのためには仕方ありません。サルスベリは「無憂樹」に似ていることから、お寺では多く植えられているそうです。 【無憂樹】むう‐じゅ ({梵}as´oka…

  • 永代供養墓にかかる桜が咲き出しました🌸

    いろいろな花が咲き出しました。ボケの花も学名通りに華やかです。 石仏様も嬉しそうですね。永代供養墓の上にかかる桜の花も咲き出しました。 来週末が見頃でしょうか。 満開が楽しみです。 明日4月8日はお釈迦様の誕生日。美しい花々を眺めながら、ご誕生をお祝いしたいと思います。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work ご依頼があり、久しぶりに永代供養墓の中の蓋を開けてみました。2メートルほど掘られています。 こちらは骨壺を安置する場所とは別に、複数のお骨をまとめて埋葬させていただく合祀(ごうし)墓となっています。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 自然に囲まれた静…

  • お寺神社の情報ポータルサイト「巡縁」公式note

    穏やかな一日。最近はキジが増えてきたのでしょうか。本堂前でも見かけるようになりました。 ついつい、こちらも抜き足差し足になってしまいます。さて先日、「巡縁」(神社お寺情報と参拝者が集うポータルサイト)というサイトに普濟寺が掲載されました。(「巡縁」さまHPより) jyun-en.jp(過去記事です) www.mizu-kuki.work そしてこの度、「はじめての巡縁掲載のススメ〜高尾山のお写真とともに〜」と題する記事の中で、再び普濟寺をご紹介くださいました(新たに開始された「巡縁」メディアプラットホーム「note」)。(「巡縁」さま「note」より) note.com こちらは「巡縁に掲載を…

  • 33回忌の御法要 ~ 杉塔婆をおあげくださいました ~

    気温が上がって一斉に花が開きました。 白木蓮が見頃を迎えています。去年の今日は、もっと花盛りだったようです。今年は少し春が遅いですね。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 昨日は大安に合わせてのご法要がありましたご両親様の23回忌と33回忌です。天候にも恵まれました。 今回は墓地を移転なされて、新たに開眼供養と御納骨も行いました。とても広いお墓です。五輪塔の後ろに杉の木が見えますでしょうか。こちらは「杉塔婆」です。施主様が数日前にお持ちくださいました。 事前に通常の塔婆のサイズを計られて、文字を書くところを削ってくださったそうです。(過去記事です) www.mizu-kuk…

  • 弘法大師空海のお話⑲ ~ 珠洲にとどまった五鈷杵、佐渡と能登をつなぐ大師信仰の航路 ~ 「法の水茎」141

    本堂前の黄色い花。 お彼岸でお墓参りの方々をお出迎えしているかのようです。明日は彼岸明け。ご先祖様との穏やかな時をお過ごしになりましたでしょうか。さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海伝説と地震で大きな被害を受けた能登地方との結びつきをめぐるお話です。能登の見附島(法住寺)の桜の木で見つかった五鈷杵と、佐渡・能登・高野山をつなぐ「大師信仰で結ばれた道」について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」141(2024年3月号) 梅が香を桜の花に匂はせて 柳が枝に咲かせてしがな (『後拾遺集』中原致時朝臣) (梅の香りを桜の花びらに匂わせて、そのまま柳の枝…

  • 受け継がれてきた120年前の法衣

    風の強い一日。可愛らしいスイセンも揺れています。 桜のつぼみもずいぶんと膨らんできました。さて、お寺には数種類の「法衣」がしまわれています。 ほう‐え〔ホフ‐〕【法▽衣】僧尼の着用する衣服。もとは戒律に定められた五条などの袈裟(けさ)をいったが、日本ではさらにこの下に着用するものをも含めて総称する。法服。衣(ころも)。ほうい。『デジタル大辞泉』より 『日本大百科全書(ニッポニカ)』より いつも同じような法衣を着ることが多くなってしまうのですが、中にはほとんど身につけることのない「七条袈裟」という法衣も保管されています。このような赤衣です。 色鮮やかですね。袈裟にもいろいろな種類があります。 『…

  • 春を告げる祈りの炎 ~ 恒例の大護摩祭を行いました ~

    庭の片隅で咲いていました。 クリスマスローズでしょうか。この時期に咲くのですね。先日、毎年恒例の普濟寺大護摩祭を行いました。御本尊様の御前に御札を並べました。多くのお申し込みをありがとうございます。 飯綱大権現の御影も掲げました。江戸時代に描かれたお姿です。 近隣のご住職様に御助法いただきました。御多用のところお力をお貸しくださり心より御礼申し上げます。 皆々様の、家内安全・身体健全・災厄消除・身上安全・闘病平癒・厄除・事業繁栄・交通安全等の諸願を御祈願いたしました。合わせて疫病退散、地震による被災地の復興、世界平和も祈りました。法要後の様子。 役員さんが本堂内の仏具の修理してくださいました。…

  • 春季大護摩祭を執り行います!

    今日はウグイスの初音を聞きました。まだ鳴くのに慣れていないようですね。境内の川津桜も咲き始めました。 蕾もたくさんあって、桜の季節も近いですね。今年も普濟寺恒例の大護摩祭が近づいてきました。日時:3月9日(土)午前10時より 過去記事です。 www.mizu-kuki.work 火(護摩)を焚いて皆さまの家内安全、身体健全、商売繁盛、当病平癒、交通安全、学業成就、厄除などの諸願を御祈願いたします。数年前の様子です。 昨年末よりコロナやインフルエンザが流行していることもあり、念のため今年もご法話や広間での御斎(会食)は行いませんが、それ以外は通常通りとなります。 郵送による御祈祷の申し込みをお受…

  • 喜連川仏教会総会を開催しました。

    しだれ梅の見頃が近づいてきました。 やはり今年は春の訪れが早いですね。毎年恒例の喜連川仏教会を開催しました。私はこれまで会計職2年、会長職2年を仰せつかって参りましたが、今回の総会をもって次期事務局にバトンタッチです。 (昨年の過去記事です) www.mizu-kuki.work まずは資料作り。 収支決算や予算の数字の方に気を取られて誤植が出てしまいました。お恥ずかしい限りです。帰宅後に訂正いたしました。会場のほうは昨年に引き続いて「はやき風」さんにお願いしました。「はやき風」さんHP hayakikaze.com外観です(「はやき風」さんHPより) 2階をお借りしました。とても落ち着く空間…

  • 弘法大師空海のお話⑱ ~ あらゆる不安を取り除く「蝉折の笛」、能登地方の被災地に響き渡りますように ~ 「法の水茎」140

    朝からミゾレが降っています。 今週は寒い日が続いています。梅も開花も一休みでしょうか。天気予報によっては「菜種梅雨」と呼ばれますが、今年はやはり暖冬なのですね。 なたね‐づゆ【菜種梅‐雨】菜の花の咲く3月下旬から4月にかけて、連日降りつづく寒々とした小雨。『デジタル大辞泉』より さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。あらゆる不安をお静めになった「蝉折の笛」の音が、能登の被災地に響き渡ってほしいとの願いを込めて書きました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」140(2024年2月号) 令和6年元旦に発生した石川県能登地方を震源とする能登半島地震によ…

  • 著書をご紹介くださいました📖

    池のほとりの枝垂れ梅がずいぶん咲いてきました。 例年は3月中旬のお寺の行事の頃に満開を迎えるのですが、今年は今月中には満開を迎えそうな気がします。いつもよりも半年は早いですね。やはり暖冬なのかもしれません。もう一昨年の年末のことになりますが、松尾葦江先生のブログ「中世文学漫歩」の中で、拙著『法の水茎』をご紹介くださいました。お手に取ってくださり誠にありがとうございました。 松尾葦江先生のブログ「中世文学漫歩」です。ぜひご覧いただければと思います。 mamedlit.hatenablog.com『法の水茎』は東日本大震災発生の日に合わせて刊行しました。「高尾山報」に連載した100号までを一冊にま…

  • 妻(田中幸江)が関わった注釈書が発行されました。

    青空に鳥が羽ばたいていました。 トンビでしょうか。春野の山を見下ろして気持ちよさそうです。さて、妻(田中幸江)が関わった注釈書が発行されました。高橋貢 責任編集、「並木の里」の会 編『一巻本『宝物集』精講(上巻)』( 啅雀本工房、2023/11/17、3000円(税別))) 巻末には索引も付せられていて便利です。 *ご注文は、啅雀本工房まで 〒238-0015 神奈川県横須賀市田戸台88 電話 046(824)1424ちなみに、発行所「啅雀本工房」の「啅雀」は「とうじゃく」と読むのでしょうか。中国の詩人杜甫(712~770)の漢詩に、「「啅雀 (とうじゃく) は枝を争って墜 (お) ち、飛虫は…

  • お寺も春めいてきました

    お寺の枝垂れ梅も咲き始めました。 枝が風に揺れて、芳しい香りを運んできます。本堂前の寒紅梅。 今が満開でしょうか。花びらが散り始めました。 ミツマタ越しの紅梅です。 遠くには日光連山。まだ雪をかぶっていますね。 高原山もよく見えます。 境内の修行大師像を見上げたら飛行機が飛んでいました。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺院 ランキング参加中仏教(生きる術)を学ぶ日記 ※ ※ 最後までお読みくださりありがとうございました。

  • 六地蔵様の前掛けをご奉納いただきました

    昨日の庭の様子です。 予想していたよりも降り積もりました。静かな朝。心も引き締まって有り難い雪景色でした。さて、お寺の入口には六地蔵様が並ばれています。 前掛けを付け替えてからは3年ほどになります。 結び目をほどいてみると、最初の赤が見えてきました。 日当たりが良い場所にあるので、ずいぶん色あせたようです。3年前の過去記事です。 www.mizu-kuki.work そろそろ付け替えようかと思っていたところ、有り難いことにご奉納いただきました。こちらです。 お手製です。ドットがかわいいですね。イチゴのようです。さっそくお付けして、このようなお姿になられました。 明るい雰囲気になりました。 お地…

  • 大般若経転読会に出仕しました

    近隣の東輪寺様。ロウバイが見頃を迎えています。 芳しい香りに春の訪れを感じます。日だまりには福寿草。 黄色い花が目に付きます。東輪寺様は「花の寺」にも選ばれているお寺さん。春夏秋冬、いろいろなお花を楽しむことができます。東輪寺様のご紹介です(「栃木県さくら市観光ナビ」より)。 sakura-navi.net 今年も恒例の大般若経転読会に助法として出仕いたしました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work 転読には、例の如く息子も参加させていただきました。パラパラと経典を開き読むのも、ずいぶん慣れてきたようです。今年も大般若経の有り難い春の風を受けながら、皆々様の家内安全や除災開運…

  • 節分に役員会を開催しました。

    参道の紅梅もずいぶん咲いてきました。 本堂前は日当たりが良いのでしょうね。お寺の掲示板には、このような言葉を書かせていただきました。「時節の梅花春風を待たず」 じせつ の 梅花(ばいか)春風(しゅんぷう)を=待(ま)たず[=借(か)らず]梅は春の暖かな風の吹くまで待たないで、時節が来ると自然に咲いてそして散ってゆくの意で、天の命ずるところは、人の力では変更することができないというたとえ。『日本国語大辞典』より 人生山あり谷ありですが「あるがままの自然体」を大切にして歩んで行ければと思います。節分の日には、毎年恒例の普濟寺役員会を執り行いました。 昨年の様子です。 www.mizu-kuki.w…

  • 「巡縁」に普濟寺が掲載されました💡 ~ 神社お寺情報と参拝者が集うポータルサイト ~

    本堂前の紅梅が咲き始めました。 まだ10輪ほどですが、これからどんどん咲きそろってくるでしょう。春は近いですね。寒中に温かな気持ちになります。立春を過ぎて2月も半ばになれば、このような眺めになるかもしれません。 待ち遠しいですね。ぜひお立ち寄りいただければと思います。さて先日、「巡縁」(神社お寺情報と参拝者が集うポータルサイト)というサイトに普濟寺が掲載されました。こちらがサイトです。 jyun-en.jp 詳細にご紹介くださいました。ありがとうございます!御朱印帳に書かせていただいている「一念一礼」は、「一期一会」のように「仏様との出会いを大切にする」という意味です(『優婆塞五戒威儀経』や『…

  • 弘法大師空海のお話⑰~お大師さまの和歌「さとりとは」 ~ 「法の水茎」139

    お地蔵様の頭上に葉っぱが掛かっていました。 千両でしょうか。視界が遮られているのでお取りしようかと思いましたが……これから降ってくる雪を防いでくれるかもしれないとも思い、そのままにしておきました。 さて、今回号もお大師さまの和歌をめぐって書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」139(2024年1月号) 元日の空は「初空」、年が改まったことへの祝意を込めて「初御空(はつみそら)」とも呼ばれます。慌ただしく押し迫っていった年末から解き放たれると、身も心も晴れ渡った大空のように、何となく清々しい心持ちになるものです。新年を迎えた和やかな「淑気(しゅくき)」の中で、見る…

  • 新年の御挨拶を申し上げます

    被災なされた皆様。心よりお見舞い申し上げます。元日の夕方に起こった能登半島地震。日を追うごとに被害の状況が明らかとなり、被害の状況がニュースで映し出される度に胸が締めつけられる思いです。言葉になりません……一日も早く元の日常が戻りますよう願うばかりです。かつて経験した東日本大震災での被害も思い出されました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work こちらは元旦0時の御本堂です。 昼間は暖かでしたが風の強い一日でした。 謹啓 普濟寺壇信徒の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 令和の御世も六年目となりました。例年よりも暖かな年末年始を迎えておりますが、い…

  • 「記念フォトブック」をお送りいただきました~ 弘法大師・空海 ご誕生千二百五十年記念 ~

    暖かな雨の大晦日となりました。数日前に石段下に門松を立てました。 素人が作ったものでお恥ずかしいですが、境内の千両や南天、梅の枝を使ってみました。 手水舎には既製品の鏡餅。 数年前には鳥に食べられてボロボロになりました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work 先日、「記念フォトブック」をお送りいただきました。「弘法大師・空海 ご誕生千二百五十年記念」 去る7月2日に行われた、弘法大師空海「ご誕生1250年記念公演」(真言宗智山派栃木北部教区主催、真言宗智山派栃木北部教区檀信徒連絡協議会協賛)。「慶讃法要」と、バイマー・ヤンジンさんによる「トーク&ライブ」が行われました。過去記事…

  • 弘法大師空海のお話⑯~ 陸奥の山塩伝承、お大師さまと西行の和歌も含めて ~ 「法の水茎」138

    玄関先の石仏様。頭の上に鳥が乗っていました。 見づらいかもしれませんが、お分かりになりましたでしょうか。居心地が良いようですね。さて、本日(12月21日)は「納めの大師」(終いの弘法)の日です。今回は陸奥国伝わる山塩伝承について、お大師さまの和歌も含めて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」138(2023年12月号) 色づいた葉が風に吹かれて散りゆくように、日めくりカレンダーの紙葉も残り少なになりました。この一年の出来事を振り返りながら、さまざまな感情がわき上がっては消えてゆきます。来年こそは平和な世の中となることを切に願います。 今月下旬には、二十四節気の「…

  • 柄香炉を御寄進いただきました。

    青空にススキの穂が揺れています。フワフワしていますね。 今日、12月8日はお釈迦様が悟られた日です。 【成道会】じょうどう‐え 仏語。釈迦が悟りを開いた日、一二月八日に毎年行なわれる法会(ほうえ)。臘八会(ろうはちえ)。《季・冬》『日本国語大辞典』「成道会」の項 今日一日、お釈迦様の恩徳を慕いたいと思います。本日、柄香炉を御寄進いただきました。 柄香炉 えごうろ仏事の法具名。柄の付いた金属製の香炉。法要の種類を問わず使用する。炉を左前方にして柄を両手で保持し,使用せぬ間は脇机(わきづくえ)など所定の場所に置く。香をたくのが本儀だが,略儀として香をたかずに使用することも多く,行道(ぎようどう)用…

  • お寺の紅葉を撮ってみました🍁

    お寺が色づいています。遠くからでもよく分かります。 週末は冷え込むようですね。この辺りは氷点下になるかもしれません。見頃を迎えたお寺の紅葉を写真に収めてみました。池の紅葉 石段の下から カエルさん越しに 永代供養塔 お墓からの眺め お墓の紅葉 永代供養塔に続く道 イチョウも綺麗です 本堂の正面 しっかりと目に焼きつけました。今年もお寺を綺麗に飾ってくれて、ありがとうございました。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺院 ランキング参加中仏教(生きる術)を学ぶ日記 ※ ※ 最後までご覧くださりありがとうございました。

  • 弘法大師空海のお話⑮ ~ 高野山での一休和尚、気取らない軽やかさ ~ 「法の水茎」137

    お檀家さんがお持ちくださった菊の花。毎日の水やりが日課です。 ずいぶん花が大きく開いてきましたね。見頃を迎えています。 さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。今回は高野山上での一休さんの逸話について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」137(2023年11月号) 「月は明月の秋を知り、花は一様の春を知る」という諺があります。「月は輝くべき秋を知って冴えわたり、花は一面の春の訪れを知って開く」という意味です。この言葉はやがて「真の友はお互いに何も語らなくても心が通じ合うたとえ」としても用いられるようになりました。 「春の花」に「秋の月」と称される…

  • 『宗報』(令和5年11月号)に『鎌倉仏教―密教の視点から』の紹介が掲載されました!

    山茶花(サザンカ)の季節になりました。 遠くからでも白い花びらが目立ちます。次々に咲き出しています。先日、真言宗智山派の機関誌『宗報』(令和5年11月号 No.88)が届きました。40ページの「図書紹介」のコーナーでは『鎌倉仏教―密教の視点から』が掲載されました! 私も「第四部 密教の諸相」の中で「鎌倉期の密教文学」という論文を執筆させていただきました。(過去記事です) www.mizu-kuki.work (大蔵出版HP) www.daizoshuppan.jp この度はご紹介くださり有り難うございました。どうぞよろしくお願いいたします。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺…

  • インコが逃げてしまいました

    昼過ぎにセキセイインコが逃げ出してしまいました。よろしくお願いいたします。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺院 ランキング参加中仏教(生きる術)を学ぶ日記 ※ ※ 最後までお読みくださりありがとうございました。

  • 夕方のお寺を撮ってくださいました🌇

    今日も穏やかな一日でした。いつもお参りくださる柳原一興さまが、夕方のお寺の風景を撮ってくださいました。Facebookにもご投稿くださいました。 (以下は、柳原一興 さまのFacebookからの引用です) 那須烏山市からの帰り道、 夕陽がイイ具合なので、 急遽さくら市の「普濟寺」さんにハンドルを切った イザ着いてみると、日光連山も高原山も雲がかかり夕陽が当たらない 御本堂にお参りして境内散策 夕陽が石仏にあたり表情が微笑む 西方浄土へのお導きか 御住職へはご挨拶しないで退散 #普濟寺 #さくら市 #真言宗 #真言宗智山派 #花の寺 #墓苑 #納骨堂 m.facebook.com 弘法大師空海。…

  • 弘法大師空海のお話⑭ ~ 黄金に輝くお大師さまの身体は大日如来そのもの ~ 「法の水茎」136

    こちらの花はタイワンホトトギスでしょうか(台湾杜鵑草)。 青空に向かって上向きに花を咲かせています。 いつの間にか、すっかり秋めいた庭になりました。さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。心の中に輝く月と、お大師さまが密教の教主である大日如来と一体化したお話について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」136(2023年10月号) 無常は春の花、 風に随つて散りやすく、 有涯は秋の月、 雲に伴つて隠れやすし。 (『平家物語』大原入) (無常は、春の花が風に散りやすいのに似て、人生は、秋の月が雲に隠れやすいのに似ている) 「月の秋」と称されるように、…

  • 秋晴れのもとでのご法事とご納骨

    手水舎に佇む仲良しの石仏。 仲良しのトンボも休んでいました。昨日はご夫妻のご法事とご納骨をさせていただきました。 13回忌と50回忌です。「二世の契り」とも言われますが、あちらの世界でも一緒に歩まれていますね。 妹背は二世の契り来世までも連れ添おうという夫婦の約束。「二世」は現世と来世。『故事俗信ことわざ大辞典』より 新しい連名のお位牌にもなされたので、合わせて開眼供養も執り行いました。同じものではありませんが、このようなとても素敵なお位牌でした。 ウオールナットが落ち着いた色合いで、木の温もりが感じられました。肌触りも良いものでした。(お帰りの際に「茶湯器」をお渡しさせていただきましたが、既…

  • 高尾山薬王院さまご来山

    柚が色づいてきました。 昨年は柿とともに不作でしたが、今年はたわわに実りそうです。年末の冬至の柚子湯を今から楽しみに待ちたいと思います。「柚が黄色くなれば医者が青くなる」ということわざがありますが、10月に入ってからずいぶん過ごしやすくなりました。 柚が黄色くなれば医者が青くなる柚の実が色づき始める晩秋は気候がよいので病人が少なくなり、医者が不要となることをいう。蜜柑が黄色くなると医者が青くなる。『故事俗信ことわざ大辞典』より ただ今年は寒暖の差が大きいようですので、お身体にはくれぐれもご自愛ください。今年も高尾山薬王院ご一行さまがお参りくださいました。(昨年の過去記事です)www.mizu-…

  • お寺の花々🌼

    冷たい雨の一日。11月並の気温のようです。今日のご法要ではエアコンの暖房をつけました。明日はまた夏日になるとか……気温の変化が激しいですので、万全の体調管理をお願いいたします。お寺の境内には、今年も十月桜が咲いています。 不揃いの花びら。春と秋の二度咲き。花言葉は「寛容」だそうです。秋のお花見も良いものですね。夕方の庭を散歩してみました。(過去記事)春の庭の花々です。 www.mizu-kuki.work オータムクロッカスでしょうか。本堂前にも咲いていました。 何とも言えない不思議な雰囲気ですね。彼岸花。そろそろ終わりでしょうか。 石仏さまにお供えしているかのようです。キキョウとの共演は珍し…

  • 弘法大師空海のお話⑭ ~ 験競べの結末、悲しみのない「果て」を見据えて ~ 「法の水茎」135

    今日は彼岸の入り。朝からお墓参りの方もいらしています。名にし負う彼岸花も咲き始めました。 これから彼岸の中日に向けて、日に日に咲き出してくるのでしょう。お彼岸中、私のほうは棚経に歩きます。お盆中に伺えなかったお檀家さんのお宅をめぐります。どうぞよろしくお願いいたします。さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。前回に続いて、空海と修円の験競べについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」135(2023年9月号) 「暑さの果ても彼岸まで、寒さの果ても彼岸まで」という江戸時代の諺があります。8月から続いている残暑も、「果て」(区切り)のお彼岸を過ぎれば…

  • お墓のお引っ越しお経を唱えてきました。

    夕方の本堂からの眺め。戸を閉めに行ったら猫がいました。 暑い一日。本堂前の木の下で涼んでいたのかもしれません。先日、お檀家さんのお墓の前で遷座のお経を唱えてきました。大安の日を選びました。 せん‐ざ【遷座】[名](スル)神仏または天皇の座を他の場所に移すこと。また、それが移ること。『デジタル大辞泉』「遷座」の項 お墓はご自宅の近くにあります。ただ少し不便な場所にあるので、将来を見据えて寺墓地に改葬なされたいとのご意向でした。 かい‐そう〔‐サウ〕【改葬】[名](スル)一度葬った遺体や遺骨を、別の所へ葬り直すこと。『デジタル大辞泉』「改葬」の項 今のお墓から移動できるものは活かしつつ移転されるそ…

  • 弘法大師空海のお話⑬ ~ 修円僧都の茹栗、法力の験競べ ~ 「法の水茎」134

    植えたわけでもないのに夏水仙(ナツズイセン)が咲き出しました。 雨上がりの雫に濡れています。花が咲く時期に葉が無いことから「裸百合」とも呼ばれるそうです。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。今までの空海伝とは一風変わった、法力によって生栗を茹(ゆ)で栗にした話について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」134(2023年8月号) 「記録的大雨」に「記録的猛暑」。この夏も全国的に異常気象が続いています。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。 「蚤の四月、蚊の五月、六月蝉の泣き別れ、盆は七月十五日…

  • 「飴屋六造」の墓をお参りしてきました ~ 地元、南和田地区に伝わる昔話 ~

    芙蓉が風に揺れています。 お盆は台風の影響を受けるのでしょうか。被害が無いことを祈るばかりです。先日、お檀家さんの金鋪正明様より、地元喜連川の南和田地区に伝わる「飴屋六造」伝説についてお教えをいただきました。幕末の話ですが、今でもお墓が残されているとのことで、Googleストリートビューの写真画像をお送りくださいました。 この飴屋六造伝説については、『喜連川のむかしばなし』(平成5年刊)にも「柳茶屋と飴六」として掲載されています。 この本は「和い話い広場」で購入できるそうです。 sakura-navi.net (あらすじ)幕末の話。飴を売り歩く六造という男(飴六)が、南和田に現れ、美男であった…

  • 猛暑日が続く中で施餓鬼会を行いました。

    駐車場の地面に朝顔が咲いています。 どこからか種がこぼれたようです。猛暑日が続く中、普濟寺恒例の施餓鬼会を行いました。コロナ感染者が増えているとの報道もあり、持病をお持ちの方もいらっしゃることから今年も縮小開催にいたしました。 法要のみで、その後のご法話た大広間での御斎(食事)も行いません。ご助法の僧侶の皆さまも最小限となりました。 「南無離怖畏如来」という幡が見えます。 りふい‐にょらい【離怖畏如来】施餓鬼の法を行うとき、五仏を念ずるその北方の如来の名。釈迦如来のこと。『例文仏教語大辞典』「離怖畏如来」の項 法要の後は、施餓鬼壇のほうに移動します。お檀家さんのお名前も読み上げます。 提灯にも…

  • 奉仕作業と石柱のお披露目をしました!

    朝から真夏の陽射しが照りつけています。今日の最高気温予想は36度。熱中症に厳重警戒ですね。 そのような猛暑の中、総代・世話人の皆さまには毎年恒例の奉仕作業を行っていただきました。朝早くから駐車場に軽トラックが並びました。 ぴったり駐車されています。スゴいですね。 おかげさまで参道の周りもサッパリしました。どなたかが、草に埋もれていたお地蔵様の隣にアジサイをさしてくださったようです。 ありがとうございます。来週末には普濟寺の施餓鬼会が執り行われます。皆さま心地よくお参りいただけますね。奉仕作業の後は、先日建立した石碑の前で手を合わせていただきました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.…

  • 弘法大師空海のお話⑫ ~ 竜王の雨、お大師さまが始めた祈雨の修法 ~ 「法の水茎」133

    大雨や猛暑など、全国的に異常気象が続いています。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。今日はこれまでの暑さもいくぶん治まり、心地よい風が吹き渡っています。ヤマユリが揺れています。 豪華ですね良い香りが漂っています。関東の梅雨明けももうすぐでしょうか。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。雨にまつわる伝説について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」133(2023年7月号) しとしと雨の日々から、雷鳴を伴う「送り梅雨」の時期が近づいてきました。旧暦6月(現在の7月頃)の異名は「水無月(みなづき)」…

  • 寺院跡地に石碑を建立しました ~ 末永く後世に伝えるために ~

    梅雨入り頃からマダケ(真竹)が生えています。 そろそろ終わりでしょうか。梅雨時期は、数日おきに間引いていました。竹は今はこのような感じです。なんとか広がらずに済んでいます。 この度、入口の左側(写真の左の方)に見える石碑を建立しました。正面から。 「照願寺跡」いくつかの石のサンプルから選んでみましたがいかがでしょうか。色は入れずに、そのまま文字を刻みました。 寺院跡(照願寺跡)についての過去記事です。 www.mizu-kuki.work www.mizu-kuki.work 裏面です。 今はまだ見づらいかもしれませんが、時が経てば文字が見えてくるかもしれませんね。「令和五年七月吉日建之 普濟…

  • さくら市『私のエンディングノート』(鎌倉新書、2023/06)に広告を出しました。

    キキョウが咲いています。 明日からはまた猛暑のようですね。お身体くれぐれもご自愛ください。先月、さくら市発行の『私のエンディングノート』(鎌倉新書、2023/06)が発行されました。こちらが表紙です。 さくら市と発行元の鎌倉新書は、今年1月に「終活に係る包括連携に関する協定書」を締結しました。 鎌倉新書HP www.kamakura-net.co.jpさくら市のHPには「この協定に基づき、市民の皆さんへの終活に関する情報発信やセミナーの開催、専用ダイヤルによる終活相談、エンディングノートや終活べんり帳の配布などを実施していきます」とあります。 www.city.tochigi-sakura.l…

  • 喜連川仏教会「花まつり」が新聞で紹介されました!

    キツネノカミソリ(狐の剃刀)が見頃を迎えています。 梅雨明けが待ち遠しい頃となりました。今日は七夕。厳しい暑さが続きますが、今日は天気も良さそうです。夜は天の河を眺めてみようと思います。さて、去る4月16日に行われた喜連川仏教会「花まつり」の様子が『中外日報』10面(2023/04/26)に掲載されました。花まつりの過去記事です。 www.mizu-kuki.work 当日は晴天に恵まれました。皆さまに甘茶をかけていただきました。 左端に写っているのが私です。「花まつりかんむり」をかぶっての参加です。 お子様には前日から用意していた風船をお配りしました。笑顔が嬉しいですね。大好評で、昼過ぎには…

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