アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。これまでの経緯と心境の変化について綴っていこうと思います(現在、共依存脱却中でございます)
いつの間にか、夫の飲酒を監視してしまう自分がいました。 何故か胸騒ぎがするんです。 案の定な出来事が起きるのです。 酔い方が酷くトイレに立つときにひっくり返り、その拍子で物が壊れたり食卓の物が落ちたりと私の余計な仕事が増え、腹が立ち本人の目の前で捨てることもありました。 ウイスキーの瓶は、捨てるのに抵抗があるので隠しました。 夫も応戦し飲みきれないビール缶を隠し飲みしたり、隠したことを忘すれてしまい後日、掃除をしたときに発見するのです。 あれ?あちらからも、こちらからも発見という感じで。 何故、そこまでして飲むんだろうと疑問でした。 しかし、捨てたり隠したりしてしまうと自分自身とても後味が悪か…
夫の連続飲酒は、年に一度のお正月だけだったので一週間は辛い思いをしますが、それ以外の日々は平穏に過ごしていました。 この時は、まだ連続飲酒という言葉を知りませんでした。 そして時が過ぎ、子供に恵まれませんでしたので、私は生活費の足しに近所へパートに行くようになります。 夫は週に一度の休みだけアルコールを摂取してすぐ寝る、そして夜中目が覚めて缶チューハイを2,3本飲んで朝まで寝るをくり返してました。 しかし、お正月になると約一週間は連続飲酒になり、必ず失禁が付いてきます。 お正月の間は失禁の処理で追われます。 私は、何度かシーツを干すベランダでボー然としたことを記憶してます。 いつの間にか、クリ…
結婚前、アルバイト先で一緒に働いていた母に近い年齢の方で当時60歳くらいの女性が話していたのを思い出しました。 その方のご主人は、アルコール依存症で新婚当時に仕事を辞めてしまい、奥さんの稼ぎと寝たきりのお姑さんの年金を当てにして飲んでいたそうです。 一緒に働いていた当時は数年前、肝臓がんになってしまいお酒を止めざる得ない状況で療養中だとおっしゃってました。 私が衝撃だったのは、家にお酒を置かないようにしているというのは理解できましたが、台所のミリンまで隠していたということでした。 ミリンまで飲むんだと。。。 そして気の毒だと思ったのは、仕事が終わり主婦だったら一刻も早く帰って家事をしたいという…
一連の飲み方で疑念を抱いた私は周辺の人に相談した。 『変な飲み方をするんだけどアル中かな?』 『楽しみの一つだよ』とか『ストレス発散だよ』と返ってきました。 私自身もやっぱりそうなんだと思い直し疑った自分に反省までしてしまった。 日頃のストレス発散のために長い休みが続いたら連続的に飲むんだと。 夫の母も『他に楽しみがないし、お酒くらい』と一滴も飲めない私は依存症の疑念を打ち消した。 私はご馳走を作った時は夫の大好きなビールを買ってきたり、ビールを人から頂いたら喜ぶと告げ有難く頂戴しておりました。 今思うと、とんでもない行動でした。 その頃は、アルコール依存症という言葉だけを知っていただけで本当…
正月中の飲み方は、一瞬『アル中?』と頭をよぎりました。 しかし、私が持っていたアルコール依存症のイメージは仕事もせず朝から一升瓶を抱えてグデングデンに酔っぱらい酒が切れたら奥さんに『酒買ってこい』とおじさんが暴言を吐く最悪な姿でありドラマのワンシーンで観た印象。 後に、ドラマのワンシーンが現実になるとは疑わずにやり過ごしました。 正月明けは、いつもの生活に戻り仕事のある平日には、アルコールを一滴も飲まず週末の休みである日曜日だけ飲んでパタンと横になり雑魚寝するパターンでした。 雑魚寝した後は、寝室で本格的に朝まで眠るとういう体制に入るのですが、時に夜中に目が覚めるといい冷蔵庫にあるビールや缶チ…
初めて迎えたお正月は、お酒を飲んで寝る、酔いが覚めるとまた飲んで朝起きると失禁するという繰り返し。 問い詰めるとそんなに沢山は飲んでいないと否認される。 量の問題ではなく飲み方の問題なんだけど。。。 (困惑する私) 何が辛いかというと、私はキレイ好きで汚されることが好きではありませんでした。 床やお布団が汚されることは、とても不快でした。 キレイ好きではなくても普通の神経をしていると不快だと思います。 世間様は年末に大掃除を済ませ、楽しいお正月を過ごしているというのに元旦から汚れたシーツを洗うのに洗濯機を何度も回しお布団を干して大仕事です。 もうクタクタです。 しかし、本人は何も覚えていません…
結婚して初めてのお正月を迎えました。 お掃除が大嫌いな夫は、年末のお店の大掃除だけはしました。 大掃除終了後、今年の仕事は終わった~とばかりに大晦日へ突入します。 そして、紅白を観ながら晩酌がスタート。 まあ、お正月だからお酒が入るのは普通だと別に違和感を感じませんでした。 私の家族は誰も飲めないのでお正月にお酒が登場することはありませんでしたが、世間一般的にはお酒があってのお正月ですよね。 しかし、元日から呑んでは寝る、呑んでは寝るの繰り返しではありませんか。。。 あれ?こんなに寝る? お正月を一緒に楽しむという私の理想とは、かけ離れていました。 呑んでは寝るとういう場所は、テレビの置いてい…
結婚を機に、私は職場を退職し将来に向けて夫の手助けにならないかと ハローワークの公共職業訓練で飲食コースを選んで3か月の間、学んでいました。 夫の仕事は、日曜日と祝日だけのお休みでした。 休みの日は、翌週のお店の買い出しと内風呂は狭いので疲れが取れないとのことだったので、スーパー銭湯に行くのが週に一度の癒しだったようです。 それ以外は、どこへ行くともなく、夕飯時に晩酌を嗜んで寝るというのが 常でした。 たまには、何処かへ出掛けたいという思いがあり、 少し寂しい気持ちはありましたが、週に一度しかない休みだし 身体を休めてもらおうと言い聞かせて我慢をしてました。 つづく
お付き合いして、一年後に入籍しました。 特に、お互い意見がぶつかり合うこともなく、喧嘩もなかったので 結婚までの道のりはスムーズでした。 でも、少し飲み方に違和感を感じた時がありました。 外での飲食時は普通でしたが、家で缶チューハイを飲んでいる時にです。 具体的にどのような違和感かというのは、言葉にすることは難しいのですが、 そのように肌で感じた、ただ、それだけです。 その違和感が、地獄の未来を予測していたのかもしれません。 つづく。
夫の初めての印象は、穏やで優しい人だなと思いました。 仕事は小さな飲食店を義母と二人で営んでおり、 話を聞いている限り、仕事が好きで真面目に取り組んでいる様子で この人なら安心して結婚生活が送れると確信しておりました。 デートをする頻度は、お互いの休みである週一度の日曜日でした。 夫も私も外でアクティブに遊ぶのは好きなほうではなかったので 家で一緒にテレビを観たり、外食を楽しむのが中心でした。 飲食時、夫はアルコールを必ず注文します。 まずは、お決まりのビールからと。 しかし、注文も生中を二杯から三杯まで。 特に問題なし。 私は一滴も飲めない体質でウーロン茶を。 世間一般の方となんら変わらず問…
初めまして 私は、アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。 夫婦だけの家族で結婚して16年が経ちます。 数年前に、夫がアルコール依存症だったということと 私たちは、共依存関係だったということに気づきました。 この気付きに至るまでの経緯と心境の変化を今後ブログで語っていこうと 思っています。 ブログ初心者で不慣れですが、頑張って続けていこうと思っています。 今後も宜しくお願い致します。
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