とある小説家が田舎の洋館風の山小屋に移り住み、料理をしながら自給自足のスローライフを目指す。 "雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ" 晴耕雨読の生活の中で感じた想いをありのままに。
小説を書いて暮らしている物書きです。 田舎の山の中での静かな暮らしに憧れを抱き、長年骨を埋める場所を探し続け、2020年にようやく理想の地と出会うことができました。 小説執筆の傍ら自らの手で住処となる山小屋の修復作業(DIY)を細々と行い、自給自足を目指し料理・家庭菜園に勤んでいます。
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私は様々な国に作家仲間がいる。 共通言語は英語。 お互いにストーリを話して議論する そんな間柄だ。 先日もそのうちの一人と国際電話をしたのだが、 その際に私の小説『夢売堂』シリーズのイメージの曲があると言って ある曲を教えてくれた。 厳密には次回出版されるストーリーに関してなので ここでの言及は避けるが、 面白い曲だったので和訳した。 作詞作曲者のアーティスト名は直訳すると“フクロウの街”。 なぜそんな名なのかというと、 彼は不眠症を患っているそうで、 夜中にたびたび目が覚めては一人で部屋で曲を作っていたからだそうだ。 その彼が『夜』と『夢』を題材に書くこの曲は あの世とこの世の境目を舞台しに…
夜一が来てからというもの、我が家は大忙しだ。 というのも怯えていた夜一は日に日に人に懐くようになり、 私の膝の上で眠ったり、腹を出して遊ぶようにまでなった。 おすわりやお手も3回やれば覚える仔で 夜一はとても賢い仔だ。 しかし、親に甘えられなかったのの反動か どこへ行くにも後ろをついて周り 姿が見えなくなれば寂しそうにキャンキャンと鳴く。 目につくものはなんでも口に入れてしまい、 まるで赤子がいるかのような生活。 いや、暇だと私の足まで噛むので 赤子よりも厄介か。 私の狼森の石コレクションをかじる夜一 夜一はいまだに家の中での粗相が絶えない。 トイレの場所を覚えられず、どこでもかしこでもしてし…
今日から我が家に新たな家族が増えた。 保護犬の夜一(よいち)。 受け取り直後の怯えた夜一 収容番号が41番だったのが名前の由来だ。 狼森の小屋は片付けや修復作業がまだ半端なので ひとまず登録住所を元家にし、 受け取り場所は元家近くの公園で行った。 もちろん今後は狼森での生活がメインとなることを伝え 許可をいただいている。 受取約束の時間。 時間通りにシェルターの方が公園に到着。 大きな車に乗せられて 怯えた姿を見せる仔犬。 それが夜一の第一印象だ。 その姿を見た時 なぜかとても感極まってしまって 柄にもなく涙が出そうになってしまった。 「やっと会えたな。お前を待っていたよ」 その言葉が私が夜一…
狼森に来てからというもの、 野草にチャレンジしている。 しかし、もちろん全ての野草が美味いというわけではない。 当たり前だが、食せるが不味い野草も存在する。 この春、あまりにも硬くて食せなかった野草。 カラスノエンドウ 採って水洗いし、筋取りし、湯がいて食したが硬い。 筋取りをしたはずなのだが、それでも筋が多く食えたものではなかった。 私の料理の仕方が悪かったのだろうが。 もし、美味い調理方法があったら是非知りたい。 カラスノエンドウには申し訳ないが このまま野鳥の餌となっていただいた。 逆に最も美味かった食材。 ウド 当たり前だが、ウドは美味い。 見つけた時にはすでにかなり成長しており少々筋…
犬譲渡のことについて 事前に何度も動物愛護シェルターと話し合いををさせてもらっている。 保護犬は無料(タダ)だと思われがちだが 実際はお金のやり取りが発生するのである。 通常保護犬の里親となる場合は 里親の元に来るまでに保護犬が受けた医療費 すなわち、ワクチン代やノミ・マダニ駆除材などの内外駆虫剤代 健康チェックのための血液検査や検便代、 成犬で去勢手術を受けている場合はその代金や 持病がある場合はその医療費、 また、迷子になるのを防ぐために マイクロチップが埋め込まれている場合は その代金も里親が支払うことになっている。 子犬の場合はまだワクチンや去勢を受けていないので 成犬を迎えるよりは値…
カビが生え腐っていた風呂場の脱衣所の床。 トイレ同様に床と一部の壁を剥がし、全面張り替えることにした。 shinya-leyzi.hatenablog.com 床・壁の剥がしと洗浄の部分を撮り忘れてしまったので 上記が終わったところから記録。 剥がした床の家に無垢材の杉の床板をはめ込んで固定していく。 半分まではめこんだら 残りの半分の床材を剥がし、洗浄し、再び無垢杉床板をはめこみ固定。 それを徐々に繰り返す。 今回気が付いたのだが驚くべきことにこの家の床板は 「板」ではなく「紙」なのだ。 薄っぺらい紙は、床柄のシールのようなものである。 通りでカビや腐食が激しいわけだ。 雨が多くなると家の中…
今日はやたらと電話が鳴る日で 電話が鳴る度、 動物愛護シェルターからの里親落選の話ではないかとハラハラした。 今日の夕刻、 シェルターから電話があった。 こんなに緊張したのはいつぶりだろうか。 「深夜さんに里親が決まりましたよ」 柄にもなく泣きそうになった。 長かった。 本当に長かった。 「他の方に譲渡が決まりました」と言われるたびに 心が折れそうになった。 規約と制約縛りの上に タッチの差で里親が決まる倍率の高い競のような仔犬争奪戦。 昔とは大きく異なった『保護犬の里親』というシステムに 戸惑うことも多かった。 それでも里親希望を出し続けて良かったと 今日改めて感じる。 里親になれなかった4…
動物愛護シェルターから紹介を受けていた 動物愛護センターに収容されたMIXの仔犬の保護犬。 ボーダーコリーMIXではないものの 柄や体型から何かの狩猟犬のMIXであることは間違いない。 この一週間、その仔の顔を思い出す日が多かった。 どんな声でどんな性格なのか 仕事の合間はそんなことばかり考えていた。 ゲージの準備をし ペットショップで首輪やリードを吟味する。 誤飲を防ぐために部屋の模様替えをし あれこれと名を考える。 気がつけばせっせと その仔犬を迎える準備をしている自分がいた。 今日はその仔犬の譲渡判定日。 本来なら殺処分される小さな命。 今日中に 犬の収容されている地域の人から 譲渡希望…
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