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ウルフマン 森の生活 〜 Wolfman; or, Life in the Woods https://shinya-leyzi.hatenablog.com/

とある小説家が田舎の洋館風の山小屋に移り住み、料理をしながら自給自足のスローライフを目指す。 "雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ" 晴耕雨読の生活の中で感じた想いをありのままに。

小説を書いて暮らしている物書きです。 田舎の山の中での静かな暮らしに憧れを抱き、長年骨を埋める場所を探し続け、2020年にようやく理想の地と出会うことができました。 小説執筆の傍ら自らの手で住処となる山小屋の修復作業(DIY)を細々と行い、自給自足を目指し料理・家庭菜園に勤んでいます。

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2021/05/29

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  • もし、行けるのならば

    お題「人生で一度でいいからいってみたい国ってどこですか?」 一度で良いから行ってみたい国… 現世でなくても良いのなら 『天国』かな。 天国は行ったきりで 戻る人はいない。 一般的には 苦痛も苦悩もない 安心で平和な場所だというが、 果たしてそれは真実なのだろうかと考える時がある。 腹も空かず、 働く必要もない。 年をとることも、 病に怯える必要もない。 永遠にただ平和な状態が続く。 それは果たして幸せなのだろうか、と。 一度だけでも天国へ行き 戻ってくることができれば やはり現世が良いと 生きることに積極的になれる者も この世の中には多いのではないかと私は思う。 地獄も然り。 一度目にすれば …

  • 二〇二三年 賀正

    年が明け、 新たな年がまた始まった。 昨年は親族が亡くなった故、 今年の正月は静かだ。 近くの神社へと足を運び、 昨年の感謝と今年の抱負をご報告し 少し手抜きの食事をした以外は 大したことはこれと言ってしていない。 私は酒も飲まぬし、福袋も買わんしな。 福袋は同じ金額で必需品のみを買った方がずっと効率的だ。 だからあれは必需品を低価格で買うものではなく、 少しばかりの精神的な楽しみを買うものだと思っている。 ああ、そう言えば 御守りのお焚き上げを忘れたな。 御朱印集めを趣味にする兄弟が 昨年の旅行の際に買ってくれたものなのだが、 今度の外出の際にお願いするとするか。 あとすることと言えば 新年…

  • 二○二二年 大晦日

    クリスマスは予想外に2つもケーキを頂き、 やたら甘いクリスマスだった。 チーズケーキに チョコレートケーキ。 個人的な味の好みで言えばチョコレートケーキだな。 飾りが可愛らしすぎるがな。 二〇二二年 今年は後半ブログがあまり書けず。 それが少し心残りだ。 それ以外は今年も忙しない一年だった。 束の間の一息が精一杯。 長い休息はあまり取れなかった。 まぁ、忙しないということは充実しているとも考えられる。 何もやることがないよりは物事に追われているくらいが 人生は丁度良いかもしれないが。 それでももう少し休息も欲しいところだ。 今年もあと数時間で終わりか。 お晦日はなぜこうも寂しく感じるのか不思議…

  • 罠にかかった狼

    最近Amazonの プライム会員(有料会員)への勧誘が凄まじい。 それは常々思っていたことだ。 今まで気をつけてきたのだが、 とうとう今月 手違いで翌日配送を選択したことで 強制入会させられてしまった。 といわけで、 今月だけ強制的に Amazonのプライム会員になったわけだが。 後悔しても仕方がないと 最早開き直り、 以前に観たいと持ったが Amazon prime video(アマゾンプライムビデオ)でしか 観れなかったため断念した 『Good Omens』を観ることにした。 あらすじ 現代のイギリスを舞台とする。天使と悪魔たちはともにハルマゲドンの準備を進めているが、6000年前の世界創…

  • 悲しきかな、死に直面するということは。

    人が亡くなることは 悲しきこと。 核家族化が進むのと同時に、 人の死に目に会うことも 少なくなった。 元総理が亡くなった一件で この上なく心を病む人が増えている。 政治家は 日常でほとんど会うことのない人物。 写真や動画でのみ会う人物という人も 少なくなかろう。 これが 隣の席に座る 毎日顔を合わせる人物であったなら どんな気持ちだろうか。 もし、 明日また会えると思っていた人物が 明日この世にいなかったとしたら。 朝 見送り、 「ただいま」の声が聞けると思っていた人物が もう帰ってこなかったら。 どんな気持ちであろう。 死因がどうであれ、 画面越しの人物が亡くなったことに これだけ心を痛める…

  • 無謀な企て

    いかん。 『ロミオ+ジュリエット』 (原題:Romeo + Juliet)を まだ最後まで観ておらず、 さらに『シザーハンズ』 (原題: Edward Scissorhands)を フライングで鑑賞したのにも関わらず、 再び暴挙に出てしまった。 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』 (原題:Miss Peregrine's Home for Peculiar Children) 『ビッグ・フィッシュ』 (原題:Big Fish) 『ティム・バートンのコープスブライド』 (原題:Tim Burton's Corpse Bride) 鑑賞したかったのは 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』 だ…

  • 未完成な僕

    さて、購入した下記3点のうち 『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything) 『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl) 『ロミオ+ジュリエット』(原題:Romeo + Juliet) 『博士と彼女のセオリー』と 『リリーのすべて』を鑑賞し終え、 残るは『ロミオ+ジュリエット』のみなのだが。 その前に先日購入した 『シザーハンズ』 (原題: Edward Scissorhands)を フライングで鑑賞。 『シザーハンズ』は1990年のアメリカ映画。 純真無垢な心を持つ未完成の人造人間と 少女の交流を描いたファンタジー映画だ。 私はこの映画を過…

  • 夢を買える場所

    今週のお題「人生で一番高い買い物」 人生で一番高い買い物… この狼森だろうか。 あまり金を散財するタイプではないし、 どちらかというと慎重に出費するタイプだろうと 自分では思っている。 例えば宝くじ。 正直、なぜ買うのかわからないものの一つだ。 競馬や競輪は 観戦して楽しむということもできなくないだろうが、 宝くじはただ買って終わりだ。 それが当たる日まで何かするということはない。 その点では他のギャンブルとは異なっている。 宝くじについて私の友人のひとりが 「あれは夢を勝っているのだ」と言っていた。 “もしこれが当たったら”という “夢”を買っているのだ、と。 なるほど、ととても腑に落ちた。…

  • 性別の垣根

    書きたいことは多いのだが なんせ時間がないのが心苦しい。 ブログもご無沙汰になった上に 購入してあった映画もなかなか観れずじまい。 余暇や娯楽の時間が全くなかった。 さて、ようやく 3本中の2本目、 『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl)を 鑑賞し終わったわけだが。 こちらも 前回書いた『博士と彼女のセオリー』 (原題:The Theory of Everything)と同様に ファンタスティック・ビースト (原題:Fantastic Beasts)の主人公 ニュート・スキャマンダー役を務めた エディ・レッドメイン主演映画。 いやはや、この俳優の演技力は凄まじい。 今回も …

  • 時間旅行

    先日購入したDVD。 悩んだ末に一番気になっていた 『博士と彼女のセオリー』 (原題:The Theory of Everything)から鑑賞。 この映画は実在する人物のノンフィクション映画。 理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と 元妻のジェーン・ホーキングの人生を描いた物語。 筋萎縮性側索硬化症(ALS)が進行していき 動かなくなる身体とは裏腹に 時間に関する理論を次々と打ち出していくスティーヴン。 「愛があればなんでも乗り越えられる」と 信心深いジェーンは 余命2年と告げられたスティーヴンと 最後の時を一緒に過ごすことを決意する。 生にしがみつき、奇跡を起こす力と共に 愛だけでは…

  • 魔法使いの別の顔

    また新たに映画を購入した。 安く面白い映画を見つけられるか。 そのスリリングさもまた面白い。 今回購入したのは下記3点。 『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything) 『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl) 『ロミオ+ジュリエット』(原題:Romeo + Juliet) まず、 『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything) ファンタスティック・ビースト(原題:Fantastic Beasts)の主人公 ニュート・スキャマンダー役を務めたエディ・レッドメイン主演映画。 2014年にイギリスで製作された…

  • 光回線、開通。

    狼森には光回線が来ていないということが こちらに移住してすぐに問題として浮上した。 光回線の代替えの品として 5G回線のポケットWi-Fiを用意。 まぁ、光回線も来てないようなところには 5G回線なんてものももちろん来ていないわけだが。 以後はこのポケットWi-Fiでなんとか凌いできた。 しかし今年3月の終わりに 私の住まう地域に光回線が入る工事が終了したことを知り、 NTTに問い合わせたところ 狼森に光回線が引けることがわかった。 面倒な契約手続きと 工事日程の調整を済ませ、 ようやく17日に光回線工事を行なった。 そして今、 こうして快適なネット環境で文字を紡いでいる。 通信データ消費の少…

  • 戦争の前触れ

    戦争が起こる前触れがある。 世界的な不景気に加え 音楽、絵画、文芸といった 芸術作品に変化が起こるという話を 随分昔に耳にしたことがある。 どのように変化があるかというと、 “混沌と化す” のである。 視覚的にも 過激なものが増えるという。 例えば最近の音楽。 現在の音楽を象徴するアーティストが 目につかないのは私だけだろうか。 最近の音楽は流行り廃りがどの時代よりも早く トップの座に君臨し、長く息をしている音楽家が少ない印象を受ける。 一曲売れるも 他の曲は売れずじまい。 その一曲以外は耳にしたこともなければ その曲を作って演奏しているアーティストを目にすることなく終わることもある。 『今売…

  • 今日で一年

    今日でこのブログも一年を迎える。 長かったような短かったような、そんな不思議な気分だ。 一昨年、Twitterにただ詩を載せておくのもなんだと 記録用にg.o.a.tという縦書きブログで『狼の万覚帳』を始めた。 最初に投稿した日は3月28日。 まさに一年前の今日だ。 しかし、森へと生活拠点を移す中で問題発覚。 試行錯誤の末に Hatena Blogへ引っ越しを行うことを決めて今日に至る。 振り返れば 本当に色々あった。 鉱山跡地を見つけ、 花見をし、 師匠に指導を頂きながら畑を行い、 ようやく近所へ挨拶回りができた。 虫問題にも予想以上に悩まされたな。 狼森へきたことをきっかけに始めたブログも…

  • 言葉を発する前に…

    【14の精神疾患と闘ってきた47歳彼女の壮絶な半生】 ライター歴24年、初めての単行本に込めた願い#東洋経済オンラインhttps://t.co/TIb8iwHSti — 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2022年2月4日 「◯年間××を患っています」 長らく患者と接して過ごすと その言葉を聞く前に 何かしらの精神疾患を患っていることに気がつくことも多い。 向精神薬は服用すると独特の体系や人相になる。 それは末期のがん患者が独特の体系や人相になるのと似ている。 患者に長らく接することで 疾患名を発する前に 抱えている疾患に気がつくことができるようになるのだ。 これも一種の職業病だ…

  • 大切なこと

    昨夜は最大震度6強の大きな地震があった。 つい先日 東日本大震災から11年を迎えたというのに。 まるで人類に「忘れてはいけない」と 地球が訴えかけているようだ。 私は思う。 あのような時に最も大切なことは SNSに呟くことではない。 怪我をしないように身体を守り 少し揺れが治ったら避難の準備をすることだ。 大きな地震の後は 陰謀論やスピリチュアルなど 人の不安や恐怖につけ込んだ 怪しい情報も蔓延する。 災害地では 修理詐欺が横行する。 大切なのは冷静になること。 そして優先順位を決めてテキパキと物事を行うこと。 災害時ほど考えて欲しい。 何が大切で 何をするべきなのか。 昼飯はうどん。 唐揚げ…

  • 祈り

    あの悪夢のような出来事から10年が過ぎ、あの時に生まれた赤子は11歳を迎える。 あの出来事が記憶にない子どもたちが 思春期を迎えるということだ。 時間が過ぎるのは一瞬だが、 そこにある想いは永遠とも言えるほど長いだろう。 あの日、私は知人を亡くした。 痛ましい記憶はまだ消えることはない。 決して、忘れてはいけない。 今日、こうして過ごせることに感謝。 2022年3月11日黙祷 この詩の英語版はこちらから Facebook

  • 何本あってもシンボルツリー

    最近、庭木の検討をしている。 果物は意外と高く、 体に害とされる薬品の使用も多い。 「桃栗三年柿八年」と言うからな。 早めに植え付けをしておかなければならない。 桑の木2種(Morus bombycis、ララベリー接ぎ木) ネクタリン(ファンタジア:1年生 接ぎ木) オレンジ(清見:2年生 接ぎ木) 梨(幸水:1年生 接ぎ木) 極甘サルナシ (紫香:1年生 接ぎ木) 梅(南高梅 : 1年生 接ぎ木) 完全甘柿(次郎:1年生 接ぎ木) ひとまず、 上記苗は手配済み。 もう少し気温が上がったら植え付けだ。 因みに「桃栗三年柿八年」に続きがあるのをご存知だろうか。 地域などによって違うらしいが、 「…

  • 忘れもの

    大地に静かに降り積もる この美しい小さな雪音を聞いたことがある人が 今世にどのくらいいるのだろうか。 晴れた日の葉のささやき音、 風の唸音、 地面に落ちる雨音、 積もった雪が葉から落ちる落下音。 自然は癒しの音色で満ちている。 狼森は本当に静かだ。 車の走る音も 人の声も聞こえない。 森に響き渡るのは 自然の音だけだ。 山菜が芽吹く季節になった。 春が少しずつ近づいているのだろう。 蕗の薹といえば、矢張り蕗味噌に限る。 あれは本当に美味。 この美しい雪景色が見られるのもあと少しだな。

  • 完全なる職業病

    ブログを始めて気になったことがある。 そう、“口調”。 「〜です・〜ます」などの敬語と 「〜だ・〜である」などの口語。 どちらで書くかという問題。 私はネットも現実世界の一部だと思っているので 日常生活と同様に親しくなれば口語でも良いが 初めましての方にはもちろん敬語を使用し 口語ではほとんど話さない。 執筆している時は特に気ならないのだが、 いざ自分のことをブログに書くとなるとやたら気になる。 自分のことを「です・ます」で書くと いかにも読み手を意識したような雰囲気があり (これは職業病かもしれないが) 落ち着かない。 それにやたらと愛想が良いのも疲れる。 「だ・である」は今すでにそうなって…

  • まさかの

    遅めのバレンタインデーということで さらなるお菓子を頂いた。 この場をお借りしてご紹介。 まずはチョコレートタルト。 甘めだが美味。 それから、箱入りのバーチョコレート。 色とりどりで鮮やか。 外見からチョココーティングされた クランチかウエハースだと思っていたら まさかの全てチョコレートという 歯に全くもって優しくない代物だった。 バキンッと折齧るのはかなりしんどかったが、美味。 そしてラストは・・・ まさかハンバーグ。 しかもハートの形という変化球。 もはやスイーツではないが、ソースから中身までよく作れている。 意外性もあって面白かった。 そして、一番美味かった。 さて、風呂にでもするか。…

  • 改めまして、

    この度ブログ名を改めました。 と言っても、ほとんど変わりありませんが。 私の元のブログ名 『ウルフマン 森の生活 〜 Wolfman; or, Life in the Woods』 すでにお気付きの方もいると思うが、 この名はアメリカの作家 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー (Henry David Thoreau, 1817-1862)が 1858年に出版した 『ウォールデン 森の生活』 (原題 Walden; or, Life in the Woods)を もじったものである。 この物語は作者のヘンリーが 1800年代半ば、ウォールデン池のほとりで 2年2ヶ月2日に渡って小屋で送った 自給自…

  • ハイクォリティーなお菓子たち

    今日はバレンタインデー。 と言うわけで、お菓子を頂いた。 受け取るのを躊躇するほど 可愛らしい包紙の中身はと言うと… ストロベリーチョコスムースと たべっ子どうぶつのクッキー付きブラウニー。 「スムースが甘くなりすぎてしまったので 渋いお茶か何かと一緒に召し上がってくださいね」と いただく際に伺ったので濃いめの緑茶と共に頂いた。 確かに甘かったがスムースならこんなものだろう。 本当に美味。手作りだとは思えない。 遖。 日本の女性はバレンタインデー前、当日と本当に忙しいのだろう。 感謝。そして、お疲れ様です。 www.amazon.co.jp

  • 桜と梅から桃がなる

    狼森は前オーナーが植えた木々がたくさん存在する。 昨年の春はそれらに大いに楽しませてもらった。 shinya-leyzi.hatenablog.com shinya-leyzi.hatenablog.com 昨年の花の後、 その中の一つの木に 何やら実がぶら下がってることに気が付いた。 この桜だと思われていた木。 君は梅だったのか。 そう思ったが、何かが違う。 ニオイや形は梅に似ているが、何かが違うのだ。 1つ取って割ってみると どうやらこれは梅ではなく桃のようだ。 同時期に森の中のこの梅だと思われた木にも 同じ実がたわわに実った。 つまりこれらは梅のように見えたが 実は桃だったのだ。 「花が…

  • 時は金なり、命なり。

    今週のお題「自分に贈りたいもの」 私が自分自身に贈りたいたいもの。 それは、時間。 “休息時間”。 森に来たからといって 働くことを辞めたわけでもなく、 相変わらず机にかじり付いて執筆に明け暮れる日々。 Slow-life(スローライフ)とはかけ離れた 慌ただしいBusy-ife(ビジーライフ)を送り続けている。 別の名をWorkaholic(仕事中毒:ワーカホリック)。 物書きで食べていくということは そうそう簡単ではない。 昔『TIME(タイム)』 (原題:In Time)という映画を観た。 『TIME』 そう遠くない未来、人類は遺伝子操作で25歳から年を取らなくなることが可能になった。人…

  • 鬼を追い出し、福を招く

    今週のお題「鬼」 さて、はてなブログを初めて 初のはてなブログの『今週のお題』に挑む。 はてなブログによれば あなたの鬼はどこから?もうすぐ節分! 鬼は外・福は内と言ったりしますが、「鬼」って一体なにを指しているのでしょうか? 今年は、具体的に追い払いたいものをイメージしながら、豆をまいてみませんか。そこで今週は「鬼」をテーマに、みなさんのエントリーを募集します。「今年、自分が追い払いたいこと」「鬼が笑うような未来のこと」「絶対勝ちたい『鬼勝負』」など、あなたの「鬼」にまつわる出来事を、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております。 とのことだが… 私にとっての“鬼”か。…

  • 古典文学を目で楽しむ

    前回の映画の話しから。 shinya-leyzi.hatenablog.com 『スリーピー・ホロウ』(原題:Sleepy Hollow)を鑑賞した。 何が最も印象的だったかというと 首切りのシーン。 かなりの数人間の首が落ちる。 まぁ、古典文学を元にしているとはいえ ゴシック・ホラーだからな。 あまりリアルでなかったため何とかなったが そうでなければ即終了ものだっただろう。 私はグロテスクなもの、 ホラーのみのものはまり好まない。 さて、内容だが アメリカ映画にしては凝られていた方だと思う。 『魔女狩り』のイメージをうまく匂わせ読者を誘導し、 犯人発見となり終わるのかと思いきや どんでん返し…

  • 〇〇始めました。

    最近新たな趣味ができた。 元々映画鑑賞は好きだったのだが、 ただ鑑賞するだけでなく 中古のDVDを破格値で購入して観るという趣味だ。 ネットで映画鑑賞や映画のレンタルができる今日。 書籍等と同様に物理的なものは廃れていく傾向がある。 そこであえて物理的なものを購入して観るという 世間の風潮に逆らったことをしているわけだが それもなぜかと言うと ポケットWi-Fiでは映画のダウンロードが重すぎて それだけで一日の制限を越えてしまうからだ。 それで物理的に購入して観るという方法を取らざるを得ないというわけである。 購入するにしても映画館で干渉するよりかは安いが、 それでもDVDは意外と根が張る。 …

  • 子供達への影響

    新型コロナウイルス感染症。 英語ではCOVID‑19。 2019年12月31日の昼ごろ初めて報道がなされ、 年明けの2020年1月15日に最初の感染者が確認された。 見る見るうちに感染が拡大し 私たちの日常は変化した。 不要不急の外出をしない。 手洗いうがい、マスク着用の徹底。 人と人との触れ合いは避けられた。 私は元々このような仕事の上 田舎に引っ越したため外出もほとんどしない。 人に会う率も都心に比べればとても低い。 コロナ禍に田舎へ引っ越すものも多いと聞く。 私もその一人になるのだろうが、 いわゆるコロナ疎開とは少々目的が違う。 それはブログの最初の投稿でも書いたことだが、 私は長年 人…

  • 揚げないで揚げ物を作る

    私は正直揚げ物を食すことがあまり得意ではない。 胸焼けを起こすことが多く、 ケンタッキーフライドチキンなんてものは もう長い間食していない。 それでも時折、揚げ物を無性に食べたくなる時があるので その時は揚げない揚げ物を作っている。 麹を混ぜ下味をつけて寝かせておいた鶏胸肉に 片栗粉をまぶして並べる。 オリーブオイルをかけ、 じっくり焦げ目がつくまで焼き上げる。 さっぱりした鶏唐揚げ風チキンの完成。 胸焼けしやすい揚げ物もこれならさっぱり何個でもいける。 お試しあれ。 今日は晴天。 天気が良いと気分も良い。

  • 他者には測れないもの

    深夜零時という筆名と 有名になりすぎた私のもう一つの筆名。 この名ではない筆名は 自分で言うのもなんなのだが、 贔屓にしてくださる方々がいる程度には知名度がある。 最近こちらに顔を出せなかった理由も もう一つの筆名の方の執筆が忙しかったからだ。 いや、現在進行形なのでここは 「まだ忙しい」が正解か。 名が知れ渡るほど悩みは深くなっていく。 この内容で本当に伝わるのか。 こんなクオリティーで良いのか。 もっと自分にできることはないのか。 自問自答は永遠に続く。 このような考えは 時々自らの足枷となって 自由に飛ぶ翼を奪う。 「有名に慣れば好きなことが書ける」なんて戯言だ。 それ以外にさらに頭を抱…

  • ブログデザイン[transparent]のCSS:背景を変更する

    少しだけ、システムの話。 私のこのブログのデザインは はてなブログのテーマストアにあった 【transparent】というデザインを基盤にしている。 レスポンシブデザインなため PCとスマホ版共通のデザインに勝手になる仕様だ。 それにも関わらず、先日友人から 「スマホのデザインとPCデザインの背景が違う」という指摘を受けた。 確認してみると、確かに。 PC版 スマホ版 背景がオリジナルのままになっている。 これはいかん。 というわけで、CSSをいじって変更しようではないか。 ちなみにいじるのはここ。 [デザイン編集]→[カスタマイズ]→[{}デザインCSS] と進むと現れる CSSを下記のよう…

  • マーテルおばさんのアップルパイ

    気がつくと私は古びた西洋風の大きな屋敷の廊下に立っていた。 目線は随分と低く、一階下からはカビの匂いと 不吉な冷たい風が階段を駆け上がってくる。 「何やってるの。いくわよ」 ゾロゾロと一つの部屋の扉から正装をした男女が出てきた。 違和感を感じるのはその服装と肌の色。 服は皆黒く、肌の色はとても血色が悪い。 まるで死体のような青白さ。 「あなたも人を驚かせに行って頂戴。今夜は忙しいのだから」 母親らしき人物は私にそう告げると ふわりと浮いて半透明になった。 彼女は廊下に接する別の扉を念力で開けると すぅっと吸い込まれるようにその扉へと 不吉な笑い声をあげて飛んでいった。 他の親族だと思われる大人…

  • 注目記事になりました

    昨日のこの投稿 shinya-leyzi.hatenablog.com 注目記事とやらになっていたらしく。 実ははてなブログには注目記事というものがあり、 おすすめの記事が一覧で出される機能があると コメントで教えて頂きました。 検索してみると… ありました。 本当に載ってますね。 驚きです。 料理・レシピの欄に掲載いただきましたが 手の込んだ料理じゃない時に掲載されると言う。 彩のない料理ですし、内容は料理とはあまり関係のないものですが。 このローストチキンの作り方はかなり簡単です。 鶏肉を麹に数日間漬け込んだ後、 オーブンでじっくり焼くだけです。 これで驚くほどトロトロの肉になります。 時…

  • 実は作家であって〇〇なのです

    私事ですが、 サイトがリニューアルされました。 shinya-leyzi.wixsite.com と言っても、主にプロフィールの部分だけですが。 先日、お世話になっている方の悩み相談に乗ったのです。 その方に 「零時さんはなんかこう、話しやすいんですよね。 なんでですかねぇ…」 と言われたので私の元々の職業について少しお話ししました。 実は私は作家として活動するようになる以前、 心理学者だったのです。 またの名を 心理療法家 精神療法家 サイコロジスト。 そんな風にも言えますね。 いわゆる閉鎖病棟や 少年院や刑務所にいる方々のお話を伺って 人の心理学的側面に関して分析をするという そういう領域…

  • 二〇二二年 賀正

    二〇二二年 寅 明けましておめでとう御座います。 道端から賑やかな声が聞こえる正月。 昨年と同様にコロナ禍で迎える正月だが 今年は昨年よりも警戒心が薄れたのか 外出している人が多いような気がする。 年越しは友人たちとワイワイと賑やかに行った。 そして、気がつけば午後11時56分。 見事に年越し蕎麦を食べ損ねた。 年が明けてからは共に初詣へと赴き、 ついでに菓子を調達。 その後、誕生日を迎える友人の誕生日を皆で祝った。 常に正月と一緒にされる誕生日。 三箇日生まれの者はさぞ苦労することだろう。 主役はモンブランを御所望。 いつも争奪戦となるチョコレートケーキはまさかの不人気だった。 洋菓子店で一…

  • 二〇二一、大晦日

    2021年も今日で最後。 振り返れば、今年も様々なことがあった。 昨年この森と出会い、 冬にこの森を手に入れ、晴れて狼の森となった。 この森の主人となった後も元オーナーとは色々揉めたのだが、 どうにか話をつけることができ 今こうしてここにいる。 保護犬の子犬を迎え入れようと 決心してからというものは悪戦苦闘を繰り返した。 心折れそうになりながらも 最終的には良縁に恵まれ 夜一を我が家に迎え入れることができた。 最初の頃の彼の姿から考えれば 随分と我が家にも慣れたものだ。 夜一の成長は逞しく、 日々私を驚かせる。 彼の生命力は私の筆に 随分と影響を与えている気がする。 今年はこの筆名での執筆はそ…

  • サンタクロースの居場所

    今日はクリスマスイヴ。 町中が煌びやかに色付き、 輝かしい装飾で満たされる。 聖なる夜の仕事に向けて 赤い服を着た老人は きっとせっせとソリに贈り物を忍ばせるのだろう。 『サンタなんて実在しない』 この言葉を最近子供が頻繁に口にするのを聞くようになった。 私はこの日になるとある話を思い出す。 サンタクロースの起源は 聖ニコラスの人生に基づく。 大変貧しいある3人の娘のいる家族は 娘を売らなければならないほど金銭的に困窮していた。 そのことを知ったニコラスが その夜、その家の煙突から金貨を投げ入れたのだ。 投げ入れた金貨は偶然にも その日たまたま暖炉のそばに干してあった靴下の中に入り 次の日に発…

  • 気がつけば

    気がつけば 保護犬 夜一とは親しんだ仲になり 気がつけば 前回のブログの更新から間が空いてしまっており 気がつけば クリスマスに子供たちは心を弾ませ 気がつけば 年の瀬に大人たちは駆けている 刻一刻と時間は進み、 あっという間に一歳、また一歳と歳をとる。 時間は待ってはくれない。 これは不運か幸運か。 それは不幸か幸いか。 昼飯は今日も美味い。

  • 異色

    最近は『スマホ』、 古い言い方をすれば『携帯電話』。 私が『携帯電話』というものですることといえば、 大抵電話とメールのみ。 メールも最近はPCで全て賄ってしまって、 使用する機会は減っている。 正直スマホである意味を時々考えるレベルである。 最近、機種変しざるを得なくなったで その際だからとiPhoneに機種変した。 もちろんシルバーを購入するつもりだったのだが、 現在、在庫ゼロに加えて今後も再販予定なしとのことで 結果、レッドに。 何やらこの機種の限定色だとか。 私は基本、物はシルバーやホワイトを選ぶことが多い。 なぜならば私の性質上、色のあるものは長く使ううちに飽きるからだ。 シルバーや…

  • 仕事の話

    山奥の森で犬や猫と戯れて 土いじりしてDIYして好き勝手している私ですが、本職は作家です。 というわけで、 この度、AmazonよりKindleで新刊が発売されました。 『夢売堂 -夢売りと祭囃子の残香-』(河童文庫) Amazonより試し読み可能。 Kindle Unlimited(Amazon読み放題)会員の方は全て無料でお読みいただけます。 電子書籍であるKindle本は Kindle端末およびKindle無料アプリでお読み頂けます。 今回の本は『夢売堂』(ゆめうりどう)という小説の3巻にあたるもの。 (1巻と2巻はこちらから) 向かって左が1巻、右が2巻 あの世とこの世の狭間にある夢売…

  • フクロウの街

    私は様々な国に作家仲間がいる。 共通言語は英語。 お互いにストーリを話して議論する そんな間柄だ。 先日もそのうちの一人と国際電話をしたのだが、 その際に私の小説『夢売堂』シリーズのイメージの曲があると言って ある曲を教えてくれた。 厳密には次回出版されるストーリーに関してなので ここでの言及は避けるが、 面白い曲だったので和訳した。 作詞作曲者のアーティスト名は直訳すると“フクロウの街”。 なぜそんな名なのかというと、 彼は不眠症を患っているそうで、 夜中にたびたび目が覚めては一人で部屋で曲を作っていたからだそうだ。 その彼が『夜』と『夢』を題材に書くこの曲は あの世とこの世の境目を舞台しに…

  • 夜一の変化

    夜一が来てからというもの、我が家は大忙しだ。 というのも怯えていた夜一は日に日に人に懐くようになり、 私の膝の上で眠ったり、腹を出して遊ぶようにまでなった。 おすわりやお手も3回やれば覚える仔で 夜一はとても賢い仔だ。 しかし、親に甘えられなかったのの反動か どこへ行くにも後ろをついて周り 姿が見えなくなれば寂しそうにキャンキャンと鳴く。 目につくものはなんでも口に入れてしまい、 まるで赤子がいるかのような生活。 いや、暇だと私の足まで噛むので 赤子よりも厄介か。 私の狼森の石コレクションをかじる夜一 夜一はいまだに家の中での粗相が絶えない。 トイレの場所を覚えられず、どこでもかしこでもしてし…

  • 新たな家族『夜一(よいち)』

    今日から我が家に新たな家族が増えた。 保護犬の夜一(よいち)。 受け取り直後の怯えた夜一 収容番号が41番だったのが名前の由来だ。 狼森の小屋は片付けや修復作業がまだ半端なので ひとまず登録住所を元家にし、 受け取り場所は元家近くの公園で行った。 もちろん今後は狼森での生活がメインとなることを伝え 許可をいただいている。 受取約束の時間。 時間通りにシェルターの方が公園に到着。 大きな車に乗せられて 怯えた姿を見せる仔犬。 それが夜一の第一印象だ。 その姿を見た時 なぜかとても感極まってしまって 柄にもなく涙が出そうになってしまった。 「やっと会えたな。お前を待っていたよ」 その言葉が私が夜一…

  • 春野草で美味かったもの、不味かったもの

    狼森に来てからというもの、 野草にチャレンジしている。 しかし、もちろん全ての野草が美味いというわけではない。 当たり前だが、食せるが不味い野草も存在する。 この春、あまりにも硬くて食せなかった野草。 カラスノエンドウ 採って水洗いし、筋取りし、湯がいて食したが硬い。 筋取りをしたはずなのだが、それでも筋が多く食えたものではなかった。 私の料理の仕方が悪かったのだろうが。 もし、美味い調理方法があったら是非知りたい。 カラスノエンドウには申し訳ないが このまま野鳥の餌となっていただいた。 逆に最も美味かった食材。 ウド 当たり前だが、ウドは美味い。 見つけた時にはすでにかなり成長しており少々筋…

  • 保護犬を迎えるのにかかる費用

    犬譲渡のことについて 事前に何度も動物愛護シェルターと話し合いををさせてもらっている。 保護犬は無料(タダ)だと思われがちだが 実際はお金のやり取りが発生するのである。 通常保護犬の里親となる場合は 里親の元に来るまでに保護犬が受けた医療費 すなわち、ワクチン代やノミ・マダニ駆除材などの内外駆虫剤代 健康チェックのための血液検査や検便代、 成犬で去勢手術を受けている場合はその代金や 持病がある場合はその医療費、 また、迷子になるのを防ぐために マイクロチップが埋め込まれている場合は その代金も里親が支払うことになっている。 子犬の場合はまだワクチンや去勢を受けていないので 成犬を迎えるよりは値…

  • 素人が風呂場の脱衣所の床をDIYで大改造

    カビが生え腐っていた風呂場の脱衣所の床。 トイレ同様に床と一部の壁を剥がし、全面張り替えることにした。 shinya-leyzi.hatenablog.com 床・壁の剥がしと洗浄の部分を撮り忘れてしまったので 上記が終わったところから記録。 剥がした床の家に無垢材の杉の床板をはめ込んで固定していく。 半分まではめこんだら 残りの半分の床材を剥がし、洗浄し、再び無垢杉床板をはめこみ固定。 それを徐々に繰り返す。 今回気が付いたのだが驚くべきことにこの家の床板は 「板」ではなく「紙」なのだ。 薄っぺらい紙は、床柄のシールのようなものである。 通りでカビや腐食が激しいわけだ。 雨が多くなると家の中…

  • 里親になった日

    今日はやたらと電話が鳴る日で 電話が鳴る度、 動物愛護シェルターからの里親落選の話ではないかとハラハラした。 今日の夕刻、 シェルターから電話があった。 こんなに緊張したのはいつぶりだろうか。 「深夜さんに里親が決まりましたよ」 柄にもなく泣きそうになった。 長かった。 本当に長かった。 「他の方に譲渡が決まりました」と言われるたびに 心が折れそうになった。 規約と制約縛りの上に タッチの差で里親が決まる倍率の高い競のような仔犬争奪戦。 昔とは大きく異なった『保護犬の里親』というシステムに 戸惑うことも多かった。 それでも里親希望を出し続けて良かったと 今日改めて感じる。 里親になれなかった4…

  • 今日を過ぎれば

    動物愛護シェルターから紹介を受けていた 動物愛護センターに収容されたMIXの仔犬の保護犬。 ボーダーコリーMIXではないものの 柄や体型から何かの狩猟犬のMIXであることは間違いない。 この一週間、その仔の顔を思い出す日が多かった。 どんな声でどんな性格なのか 仕事の合間はそんなことばかり考えていた。 ゲージの準備をし ペットショップで首輪やリードを吟味する。 誤飲を防ぐために部屋の模様替えをし あれこれと名を考える。 気がつけばせっせと その仔犬を迎える準備をしている自分がいた。 今日はその仔犬の譲渡判定日。 本来なら殺処分される小さな命。 今日中に 犬の収容されている地域の人から 譲渡希望…

  • 収穫したイチゴで苺スイーツ

    以前植えた苺(いちご)が収穫できた。 shinya-leyzi.hatenablog.com 赤々と色づく苺。 新緑の中でパッと目を引くこの色は 矢張り、蟻などの虫にも目につくようだ。 虫にやられ腐ってしまい収穫できなかったものもあったが、 無事、数個収穫できた。 4株という少なさと、 最初の年にしては中々の収穫だと思う。 パラパラと同時に収穫できない苺は 収穫後洗って冷凍保存しておくと 一気に解凍して食すことができる。 何にするか悩んだ結果、 蜂蜜と豆乳をかけたイチゴミルクならぬ 『イチゴ豆乳』にしていただいた。 自分で育てた苺は格別に美味く感じる。 来年は沢山採れるように頑張ろう。 一昨日…

  • 小さきモノの逆襲

    さて、トイレのDIYの後 かなり苦悩した事件が起こった。 shinya-leyzi.hatenablog.com トイレの板の隙間から出てくる出てくる 蟻の集団。 全長2〜3mmほどの小さな黒きモノが わんさかとトイレの壁と床を黒く染める。 足を動かすだけで振動で動き回るため 静かにリビングからカーペット用の ローラー式粘着クリーナーを持ってくる。 それでひたすら蟻を駆除し続け1時間。 一息ついたのも束の間。 その夜はキッチンの床と壁の隙間から 再び蟻が集団で発生。 どうやらシロアリや羽蟻ではないようだが、 とにかくわんさかとどこからともなくやってくる。 再び粘着クリーナーで時間をかけて駆除。…

  • この世に縁が存在するならば

    以前から読んでいた ある動物シェルターのブログサイトに載せられたとある投稿。 その投稿を読んでからその子犬のことが頭から離れない。 ハスキーと柴をかけた 流行りのシバリアンハスキー。 *The photo is for illustrative purposes. 凛々しいその姿は私の心を射抜いた。 悩んでいる時間に 誰かにもらわれていってしまうといったことは 前回の件で痛いほど味わった。 思い立ったが吉日。 いざ、問い合わせ。 返信は迅速だったが、 この犬との面会は20人待ち。 つまり里親を希望している人が20人いるということだ。 その倍率の高さに驚いた。 通常は初回に面会した人が気に入り、…

  • タッチの差

    モロッコ 玉ねぎの葉 豚肉炒め トイレ製作の後の事件についても書きたいのだが、 なんせかんせ仕事が忙しい。 そんな中、動物愛護センターの収容犬の中に気になる子犬達を見つけた。 季節違いで生まれた子犬の兄弟は全部で9頭。 今日、動物愛護センターにその子犬達について問い合わせた。 電話には有志の獣医師が出た。獣医は残念なことに登録されている動物愛護ボランティアグループの方が 今朝、子犬達を全て引き取っていったと私に話した。 動物愛護センターにいてもゆくゆくは殺処分されてしまう命。 引き取りたいと願い出たボランティアグループが現れれば すぐに引き渡してしまうという。 動物愛護センターから直接の一般の…

  • 保護犬と夕食

    子犬の里親募集が多くなったこの時期。 この春に産まれる予定のボーダーコリーのミックス犬について 譲渡を希望した動物病院からは未だ連絡はない。 嫌な予感が頭をよぎる。 私は念のために動物病院へと電話をかけた。 残念なことに私の予感は的中した。 「毎年生まれていたのに 今年はなぜか子犬が生まれなかった 待たせたのに申し訳ない」と 獣医はとても申し訳なさそうに私に話した。 獣医が謝ることなど何もない。 命というものは予定通りにはいかないものだ。 人間がコントロールできるものではない。 夏頃には子犬が我が家に来るからと 里親募集を見ることをやめていた私だが 再び募集一覧を眺めなければならないようだ。 …

  • 素人がトイレをDIYで大改造

    便器にヒビが入り、汚水が漏れていたことにより 床が腐っていたお手洗い。 壁の中までカビで真っ黒。 まず、剥がせる建材は剥がし、剥がせない部分は掃除。 それから製材所へ出向き、製材所の方と相談させていただき、 丁度良いサイズの無垢材の杉板を入手。 いざ尋常にセルフビルド。 サイズが微妙に合わないものは自身で削るなどしてサイズ調整を行なった。 なんせ古い住処は真っ直ぐに見えても歪んでいるからだ。 途中部品が足りない等、 様々なアクシデントにも見舞われ、 そのたびに調べて学ぶの繰り返し。 失敗は許されない。 壁と床を仕上げている間に便器を調べてネットで注文。 便器までネットで買えるとは驚きだ。 重い…

  • お好みで

    お好みで色々突っ込めるから、お好み焼き。 名の由来はそんな簡単なことではなさそうだが。 何にせよ、何を入れてもある程度の味になるお好み焼きは 非常に便利な料理だ。 マヨネーズは元々かけたりかけなかったりなのだが、 青のりを元家から持ってき忘れていたことに 料理を作り上げてから気が付くという失態。 次回は青のり入りで食いたいものだ。 お好み焼きを食うと 何故かたこ焼きが食べたくなるという謎。 そういえば、 ブログ村で『ワンプレート料理』 PVランキング1位を取得したと 随分前に連絡があった。 私のブログは料理ブログ化しているようだ。 まぁ、何にせよ感謝。 さて、午後も暑くなりそうだ。 気張ってい…

  • スズメバチの巣の駆除

    蜂が活発になるこの時期。 活発なのは可愛らしいミツバチだけではない。 カンカンと小石が窓ガラスに当たるような音に窓ガラスをのぞげば 全良5~6cmほどあるオオスズメバチやキイロスズメバチが ガラスに体当たりしている。 飛んでいるスズメバチを目で追うと、 ある場所に入っていった。 前オーナーが置いていった 老朽化して朽ちている 樽のオブジェ。 立っていた樽の隙間から中にするりと入り込むスズメバチ。 「もしや・・・・」 イヤな予感がする。 スズメバチいなくなった時を見計らって 大きな石を5mほど離れた場所から樽へと投げて樽を倒す。 中からブンっとスズメバチが出てきた。 どうやらまだスズメバチがいた…

  • 風呂の謎

    隙間だらけの我が住処。 虫もかなりの確率で出現する。 雨が多くなってからというもの ハサミ虫が家の中の天井を歩いていることが増え、 多い時は1日に10匹ほど 箒と塵取りでとっては外に出している状態だ。 そして問題は風呂へと拡大する。 風呂を溜める前に必ず確認しなければならない者。 此奴だ。 此奴はコオロギなのか。 やけに長い触覚をピンピンさせながら凄まじい飛躍力で飛ぶ。 箒と塵取りでは流石に取れないため、 シャワーの水圧でなんとか押さえ込み、 排水溝へと流すしかない。 かなりの確率で出現する此奴。 一体、どこから入り込んできているのか。 謎だ。

  • 困りごと

    この森の前オーナーは良い人達だった。 それは間違いない。 しかし、土壌に埋まったゴミたちを見ると 何故がその核心が揺らぐのだ。 人工芝 ビニールゴミ 植木鉢 軍手 ビニール手袋 大量の土嚢袋 絨毯 プラスチックボックス 鉄屑 塩ビ管 コンクリートブロック 食器 酒瓶 七輪 …… 掘れば掘るほど 土からどっさりと出てくるゴミたち。 家の中の残された家具たちの処分に加え それらの処分に随分と手間と金銭が消費される。 今日も畑を拡張している途中に鍬に硬いものが当たった。 違和感を感じ手作業で掘り起こしてみればこの有様だ。 お解りいただけるであろうか。 コンクリートブロックが地中に縦に埋まっているのだ…

  • 豚玉ねぎ卵とじ丼

    豚肉と玉ねぎをを炒めて卵でとじる。 簡単な料理だが、素朴な味は心を落ち着かせる。 深夜零時という筆名と 有名になりすぎた私のもう一つの筆名。 名が知れ渡りすぎると 見ず知らずの人間に ありもしないことで非難されることも多い。 会ったこともない ましてや、話したこともない人間に 何故そんな感情を抱くのだろうか。 恐らく私は一生その気持ちは理解できないだろう。 言葉や文字は鏡だ。 紡いで形にした言葉や文字は いつか自分へと返ってくる。 綺麗な言葉、汚い言葉 美しい言葉、醜い言葉 優しい言葉、辛辣な言葉 暖かな言葉、冷たい言葉 全て己に返ってくるのだ。 ここは静かだ。 人にとやかく言われずに文字を紡…

  • ベジタブルトマトライス

    今日から水無月。 6月は春と分類されたり夏と分類されたりと 春であり夏でもある微妙な月である。 友人に薦められブログ村に登録して今日で丁度一週間。 私のブログは4日目に『作家・小説』4位を取得し 5日目にして『ワンプレート料理』OUTランキング2位を取得したらしい。 ブログ村というものがよくわからず登録したのだが、 どうやらブログのランキングをつけるサイトということを 上記の通知が届いて知った。 拙いブログですがいつもお読みいただき有難う御座います。 この場をお借りして感謝申し上げます。 水無月はどんな月になるのでしょうか。 おそらく私の思うところ、 いつものように旋風の如く過ぎ去っていくと思…

  • 納屋から出てきたモノ

    この記事でも書いた通り、 住処にする場には前オーナーが残した物で溢れている 室内の家具や洋服といったものは 友人達に譲るものを残しほぼ処分し終わったが 離れや納屋にはまだ沢山の物が残っている。 先日、納屋の整理をしているとこんなものを発見。 懐中時計だ。 一時期私は懐中時計に凝っており、 腕時計よりも懐中時計を愛用していた時期があった。 これは安物だろうが、 懐中時計は手の収まりが良く親しみがある。 この懐中時計は手巻き式のようなので 動くことを期待して巻いてみる。 これが何かの小説の冒頭であれば 懐中時計が見事に動き 主人公を導く指標になるのかもしれないが 残念なことにこのブログは小説でもな…

  • 近所への挨拶

    以前書いたご近所の話の続編。 修復作業が少しずつ進んできたことによって なんとか狼森にも居られるようになり、 森で過ごす時間も多くなった。 先延ばしにしていたご近所への挨拶。 伺わねばと思いつつ先延ばしにしていた。 いざ、尋常に挨拶へ。 手土産に菓子折りを持参し、 山を越え、遠く離れた 〈ご近所〉に相当する家々へと向かう。 一番遠い場所から伺うとしよう。 一件目は呼び鈴を鳴らすと男性が出た。 以前、家を訪れた人の知り合いのようで その方から大方話を伺っていると男性は私に話した。 とても気さくな男性で 町内会への入会の話などを相談させていただいた。 また、男性は私の家に最も近い〈お隣さん〉は 滅…

  • 鶏ももの竜田揚げ

    鶏ももの竜田揚げ。 私は油の少ない胸肉の唐揚げの方が好みだが、 時々もも肉でも作る。 私はサラダ油は使わない。 使うのはバージンオリーブ油一択。 揚げ物は大抵、一度に多めに揚げて冷凍保存。 無性に揚げ物を食べたい時、 解凍して食べられるかなり便利な食材。 惣菜の揚げ物はグレードの低いラードが使われており 健康面を考えると良い物だとは言い難い。 酒は飲めない体質だが、 こういったつまみがあると夜も楽しめる。 さて、明日も忙しくなりそうだ。

  • 釣り

    この森は海へも近い。 釣りへ行きたいと思いつつ、 行くタイミングを失った釣り。 今日こそはと重い腰を上げ、いざ、釣りへ。 海は思いの外 強風だった。 まだ肌寒い日があるからか、 釣りをしている人はそう多くない。 1時間ほど居ただろうか。 肝心の収穫はというと、 カニが1匹。 もちろんこのカニには この晩の味噌汁の出汁になっていただいた。 フグがぷかぷかと泳いでいたくらいで、 魚は全くといって良いほど掛からなかった。 私は以前から時折釣りをしていたが 玄人というわけではない。 「この地域ならこの仕掛けにこの魚」といったような知識はない。 当てずっぽうに釣りへ行った割には よくカニが釣れたなと自分…

  • 炊き込みご飯

    私はベジタリアン(菜食主義)やヴィーガン(完全菜食主義)というわけではないが 肉・魚・卵・乳製品の摂取が比較的少ない。 摂取が少ないのは単純に食べると胃もたれが起こるからだ。 異国人の友人たちにはベジタリアンやウィーガンが多い。 日本はその点、マクロビオティックなどのほうが優勢のように感じる。 日本は元々から菜食主義的な食文化を持っていることと 無宗教者が多いことで宗教的に禁じられている食品が少ないことにより ストイックな食事制限をしている人が少ないのだろうか。 注文していた机と椅子が届いたことで食事も幾分かしやすくなった。 吟味して選んだ家具が少しずつ住処に増えることで 家馴染みがよくなって…

  • 私は何かを思い立った際必ず吟味してから行動に移す性格だ。 リアルタイムですぐに発信するよりも考えを自分の中で整理してまとめ 発信する方が向いているのかもしれないと思う今日。そういう意味では私はブログ向きな人間なのかもしれない。 できるだけその日のことをその日中に書くようにしているが1日にやることが多いと全てを記載するのは難しい。 結局、日付に多少の誤差が出るのならまとめて読みやすい文章にしたいと思ってしまうのは職業病なのだろうか。 以前、庭の端に植えておいた4株の苺たち。気がつけば立派な実がついていた。 矢張り、ネットか何かで保護しなければ虫や鳥に先を越されてしまうだろうか。 彼らの生きるため…

  • シーフードサラダ

    師匠から頂いたサンチュとサラダ菜を少しばかり収穫して来た。 味付けに悩んだ結果、シーフードサラダに。 小魚、白胡麻、ごま油と濃厚醤油で 素材の味を生かしたシンプルな味付け。 自然に育てられた野菜は味が濃い。 一皿で満足のいくサラダとなった。 さて、原稿の誤字脱字と文法チェックを 続けるとしようか。

  • ポケットWi-Fi、到着。

    以前書いたインターネット環境の問題について。 注文していたポケットWi-Fiが先日ようやく到着した。 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi 5G回線の使用可能を謳っているのにも関わらず、 現在の日本は5G回線が通っていない場所がほとんどだという。 その点について今ひとつ腑に落ちないが、 これでレンタルのポケットWi-Fiともおさらばできる。 もちろん、光回線すらきていない私の地域に5G回線なんてものは来ていない。 それなのに何故、5G回線が使用できる型番にしたのか。 それは『最新機種は多少なり電波の入りが良いらしい』からだ。 実際、電波の入りはレンタルしていた一世代前の型よりも良かった…

  • 豚丼

    牛丼ならぬ豚丼。 牛丼が食べたいと思いつつ あのコッテリさに怯みいつも豚肉を手に取ってしまう、豚丼。 玉ねぎの葉は意外と料理に重宝する。 玉ねぎとはまた違うシャキシャキとした風味がたまらない。 雨音と揺れる木々の音が部屋に響き渡る。 梅雨時期は何故か物悲しくなる。 日照時間が減り 気分が落ち込みやすいこの時期。 不安定な人が増えるこの時期は 人との距離感が難しい。 なんてことなく発した言葉が 思いも寄らない事を起こしたり、 相手の致命傷になりかねない。 落ち込んでいる友人を見かけると 声をかけたくなる性分なのだが 付かず離れず。 そういう距離を保つのが一番なのだろう。 だが、それが一番難しい。

  • DIY 家の修理の中間報告

    地道に家の掃除と修理が続いている。 トイレに関しては 便器のひび割れによって水漏れしていたことで 床や壁が腐敗しており、被害が大きかった。 ようやく腐敗していた部分を全て壊して取り除き終わったところだ。 新たに無垢材の杉の床板を調達するところまでは整えてあるが、 まだまだ完成まではかかりそうだ。 ボイラーに関してはようやく修理が終わり、無事お湯が使えるようになった。 お湯が出るということのありがたみを感じる。 風呂は電気仕かけで、 『ボタンひとつで風呂が自動で沸く』というものなのだが なぜが風呂を溜める2〜3時間前に皿洗いなどの水仕事をすると 給湯エラーが表示され、水圧が異常に弱くなり、お湯が…

  • 豚肉アスパラ炒め

    親戚が送ってきたアスパラ。 化学的な処理をせずにアスパラを育てるのは難しいと聞く。 彼らは私がこのような生活を始めたと聞き喜んだ唯一の親族である。 彼らはかなり前から地方で私が目指しているようなスローライフを送っている。 彼らも私と同じ二か国語話者(バイリンガル)。 海外に住んでいた期間が長いためか私と通じる部分が多い。 海外譲りのYes, No はっきりと言葉にする習慣や 新しい物好きで年齢を重ねても行動力が高い点は 日本ではあまり好まれない。 言葉を濁して発することにもどかしさを感じることもあるが そこに日本の美徳があるのも事実だ。 「郷に入れば郷に従え」 この言葉は日本ならではだろう。 …

  • 束の間の晴れ間

    先日、師匠にいただいた苗。 午後は雨となりトマト4本植え損ねた。 今日それらを植えるべく、新たに畝を別の場所に追加で作成。 畝 第8号 冬に剪定した木々を庭に山積みにして干していた。 先週末にそれらを整理して場所を移動させたのだが、 その際に砂利の少ない面を発見したので 今回はそこに畑を作成。 芝を剥がす作業は依然として続くが 砂利を取り除く作業がなくなっただけでもかなり楽だ。 畑の場所を先日の師匠の苗は師匠の言う通り活力が戻った。 移植後の雨天だったのも良かったのか、みずみずしい葉色に。 ジャガイモの芽も随分と大きくなった。 畝 1号・3号の小松菜も成長中。 小松菜は発芽が早い割に発芽後の成…

  • 天上の花

    シロツメクサの花言葉 『約束』『幸福』 草木の湿る香りで目が覚めた。 ようやく少し晴れ間が見えた今日。 庭の白詰草(シロツメクサ)が露に濡れて輝いていた。 昔、本で読んだことがある。 シロツメクサはアダムとイブが天上の楽園を去る際に 詰んで下界へと持って来た花なんだとか。 そう思うと草抜きに苦労するクローバーも ロマンチックな花へと変わる。 少しばかり愛おしく思えるのだ。 本に出てくる花々や草木、鉱石といったモチーフは 何かを必ず隠喩している。 書き手は文章能力だけでなく、 そういった雑学的な知識も執筆の際に問われる。 日常の些細な出来事に目を向け 心を揺さぶるものに出会う。 社会で起こる事象…

  • HTMLとCSSのコピペで簡単にグローバルメニューを追加する

    使いやすいようにブログデザインをあれこれとカスタマイズしているのですが ヘッダーのグローバルメニュー(タイトルの下にあるメニューボタン)を 設置しようとした際に好みのものがなく。 アイコン付きで自由にいじれるものがなかったので自作しました。 私が作ったグローバルメニューは 背景が透明 マウスがホバーした際に背景色・文字色が変化する 背景色・文字色・変化時間を自分で決められる 好みのアイコンをつけられる となっています。 需要があるかどうかはわかりませんが、 それなりにまとまったので書き残しておこうと思います。 コピペするだけで使えるようにしたので初心者の方でも設置できると思いますが、 使用する…

  • 自然の恵み

    狼森にある湧水の源泉に自生するクレソン。 今朝焼いたパンにローストチキンと一緒にこれでもかというほど挟み込む。 シャキシャキとした食感とクレソン特有の香りが口いっぱいに広がる。 冬はかなり小さかったクレソンも夏に向かい、グングンと大きく育ってきた。 大きくなるとしっかりと食べられるが クセが強くなり、茎が少々繊維質になるので 若いうちに採取する方が良さそうだ。 自然はいつも私に新しいことを教えてくれる。 森で暮らしていると自然の恵みは計り知れないことを毎日実感する。 今年は梅雨入りが3週間ほど早いらしい。 少しずつ畑も充実させていきたいが雨天だと畑の作業が難しい。 雨散歩も良いが、しばらくは執…

  • 師匠から頂いたもの

    2週間前ぐらいに植えたジャガイモ。 先日、無事に発芽した。 小さな芽というのはなんとも愛らしい。 私が師匠と呼んでいる方にジャガイモの発芽について話すと 「持っていきなさい」と手作りの苗を私に下さった。 ほうれん草 サンチュ サラダ菜 ナス ピーマン トマト 菜葉類 (師匠の名前忘れのため品種不明) あれもこれもと、それぞれ2〜3株ずつどんどん私に渡す師匠。 帰る頃には車のトランクがいっぱいに。 師匠の世話好きは今に始まったことではないが、 多めにとなんでも渡しすぎる癖がある。 急いで畑を拡張して移植。 耕して森の腐葉土を混ぜ込んだ新たな畝 慌てて植えるも一時的に苗が少し弱ってしまった。 不甲…

  • フキでイタリア料理

    狼森に自生してる巨大なフキ。 調べてみたところ『ラワンブキ』というものらしい。 早速、茹でてアク抜きをし、イタリアンに仕立ててみる。 なぜイタリア料理にしたのかというと、 フキはどことなくセロリにも似た風味を持っていることに気が付いたからだ。 予想通りフキパスタは大成功を収めた。 味は和風トマトパスタといったところか。 かなり美味い。 また機会があったら作ろうと思う。

  • あんかけ風イタリアン

    マカロニにあんかけ風のタレを絡ませてみた一品。 こういうタレは白飯にも合うし、イタリアンにも合うので 作り置きしておくと何かと便利。 食材が切れ出したので買い出しに行きたいが 狼森から最寄りのコンビニまで山を超えて16km スーパーマーケットまで山を超えて約20kmある。 田舎の山奥に住むということは 買い出しにも一苦労だ。

  • 森で本場のインドカレーを作る

    異国人の友人が営む本場インド料理屋で食べたカレーが急に食べたくなり、 それっぽく自らカレーを作ってみる。 本場のカレーは日本のカレーとは違う。 どろりとしておらずスープのようにサラサラとしていた。 スパイスが効いていていくらでも食べられるような そんな爽やかな食べ物だ。 味を思い出しながら 市販のカレールーを使わずスパイスだけで仕上げていく。 茄子や大根といった食材はインド料理では使われないが 今回試しに使用してみた。 味がまろやかになり中々に良い。 今回はナンを焼くことはできなかったが、 次はナンもセットで食したい。

  • 田舎ならではの検査

    以前書いていた井戸の水質検査の続編。 ゴールデンウィークの間に水質検査キットが到着。 早速、水質検査を実施。 様々な瓶が詰め込まれ、その全てに水を汲むためそれなりの時間がかかかった。 無事に採取し終わり、箱に詰め戻し送り返した。 検査結果は一ヶ月後。 無事に飲料水にできることを願う。

  • 再出発

    庭の紅葉の木 はじめての方もそうでない方も こんにちは、深夜零時です。 今日は私がはてなブログを使うに至った経緯を書こうと思います。 私は個人の配信として主にTwitterを使用しております。 しかし、ある時、 私の過去のツイートを遡って読むのが難しいと問い合わせを受けました。 確かにSNSというものは『今』に焦点が当てられているので、 過去の投稿を遡ることや文章を蓄積していくことに対してはやや弱い傾向があります。 丁度、詩のツイートの保管先も欲しかったところですし、 ついでに百四十文字以上書ける場所も確保しようかということで 私はブログを始めようと思い立ちました。 Tumbler、note、…

  • 桜の終わり

    庭の湧水の水源近くに茂るクレソン。 自身で焼いたパンにローストチキンと一緒に挟めばサンドイッチに。 新鮮な野菜は味が濃くて美味だ。 こちらに来てからレンタルのポケットWi-Fiの不具合など、 一時完全にインターネットが使えなくなり焦ったが投稿できて一安心。 桜はかなり長く開花し長らく楽しめたが、この長期休暇中に終わりを告げた。 また来年美しい花を見せてくれ。 4月に載せ忘れてしまったグミの花。 一本の木から赤、白、桃色の花が咲くことはなんとも不思議。 狼森はいつも花に溢れている。 花は健気だ。 誰も見ていなくても一生懸命にに咲いている。

  • 小松菜の発芽

    先日植えた小松菜が発芽。 早いものは一週間で発芽し出し、すでに本葉になっているものも発見。 発芽した小松菜 ほぼ同時に植えたサンチュと人参もゆっくりだが少しずつ発芽し出している。 追加で1棟増やし、サラダ菜と小松菜を植えたが、さてどうなるか。 せっかくの大自然。 殺虫剤などの化学的な薬剤は一切使わないで育てたい。 小松菜は虫が付きやすいので 農家向けの店で虫除けネット(白色・目が細かい)を購入して設置した。 百均で見つけたカラス除けネット(青色・目が荒い)も設置してみた。 庭で作業をしていると青い玉虫色の虫が足元を横切った。 何の虫であろうか。 ゆるりと歩き、まったく焦る気配がない優雅なその姿…

  • ゴールデンウィーク初日

    長期休暇を森で過ごす。 長時間の移動は疲労するが、それでもそこへ向かう価値がある。 窓から見えるこの風景にこれから何か物語の始まるようなのそんな気さえする。 狼森へ向かう途中の風景 自然の中での目覚めは最高だ。 朝一番でまだひんやりと冷えた空気を胸いっぱいに吸いながら朝の体操。 庭の巨大な紅葉の木 温かい茶を飲んだら、朝の散歩。 朝の散歩は気持ちが良い。 初夏に近づき、紅葉が鮮やかな黄緑色になってきた。 新緑に朝日が透ける様子はまるで緑のレースカーテンのようだ。 庭の小川の水とともに吹き抜ける風が寝惚け眼の頬をそっと撫でる。 冷たく心地よい風は森特有の苔のような湿った香りがする。 庭の小川 森…

  • 井戸水の水質検査

    狼森には水道が来ていない。 そのため全て井戸水で賄わなければならない。 前オーナーが水質検査をしたのは井戸を掘った時のみ。 それ以来、水質検査もせず井戸水を飲料水として二十年ほど使用していたようだ。 前オーナーは「飲めるから大丈夫」と私に言ったが、 不動産によれば『水』は子供の頃からその土地の水を摂取していなければ 体調を崩すことがあるという。 不動産に念のため水質検査を薦められたので 私は株式会社日吉で水質検査を行うことにした。 事前に電話で検査キットの種類について相談してみたところ、 井戸や飲料水外の水については 厳密には水質検査をするようには法律で定められていなそうだ。 つまり自己責任で…

  • 鉱山跡地を発見

    親族が鉱石を扱う仕事をしていたことも関係するかもしれないが、 鉱石は割と物心ついた時から好きだった。 何億年も紡がれる自然の中で 目を奪われるような美しい宝石たちが生まれていくのがとても不思議で、 その石の持つ物語は私の夢を膨らませた。 あの時から小さな石ころの中に私は世界の神秘さを感じていたのかもしれない。 今も鉱石を眺めるのは好きだ。 同じ種類でも何一つとして同じ石はない。 『パワーストーン』や『天然石』という言葉が流行ってからと言うもの、 鉱石好きはスピリチュアルのような分類をされるようになり、 私のように純粋にその美しさを楽しむと言うよりも 『目に見えないパワー』を楽しんだり、 願掛け…

  • スマホは圏外、狼森にはインターネットが来ない

    「そちらの地域は対応エリア対象外です」 盲点だった。 ご時世にまさかこんな場所がこの存在するとは。 私はしばらくの間 固まっていた。 私の仕事はパソコンを酷使する。 使用しないという選択肢はもちろんない。 仕事で行う月に数回のテレビ電話。 それにはインターネットという近代文明が作り出した通信方法が必要ということは誰でもわかることだろう。 しかし、この森にそんなハイテクノロジーなものは来ていない。 光回線は来てない。 ポケットWi-Fi(モバイルルーター)と呼ばれるものは壊滅的に繋がらない。 CATV(ケーブルテレビ)、ADSLさえ来ていない。 人の住んでいないこんな山奥はどれもお断りといった様…

  • 濡れ桜の花見

    畑仕事していると、雨が降り出した。 雨に濡れる桜はとても艶やかだ。 満開になった枝垂れ桜と新たに開花していた桃色の八重桜。 晴れの日に拝みたかったが、雨でも十分美しい。 儚く散ってゆく桜が日本人の丁寧さや奥ゆかしさ、繊細さの象徴として 海外で楽しまれることにも納得できる。

  • 自然な畑

    畑を始めた。 とはいっても庭の隅に、小さなものを二棟だけ。 土はかなり硬く粘土状態。 加えて前オーナーは庭に砂利と芝を敷いていたため 石と強靭な草の根でびっしりであった。 手作業である程度石を取り除き、 森の中で自然と腐葉土となっている真っ黒の土をバケツによそっては運ぶ。 これだけの作業に思いの他時間がかかる。 森の中、土を運ぶ作業は地味に足腰にくる。 しかし、これも良い運動。 せっせとひたすらに運んだ。 黒い腐葉土を混ぜてみると、嬉しいことにかなり柔らかな土となった。 山から持ってきた腐葉土を土に混ぜる タネを撒いて薄く土をかぶせる 種は自然に優しいものを選択した。 小松菜、サンチュ、にんじ…

  • ブリーダー犬と保護犬の違い

    先日の保護犬の譲渡申請の話の続編。 「秋田犬の仔犬がいるのですが」と 保護犬の譲渡を申請した動物病院の獣医から電話がかかってきた。 どうやらその仔犬はご高齢のブリーダーによるブリーダー犬のようだ。 兄弟はみな買手がついたがその仔だけは買手がつかなかないようで 買手探しを手伝っていると獣医は話す。 二ヶ月半を迎える仔犬はあと少しすれば赤ん坊の容姿ではなくなり、 より一層買手がつきにくくなるだろう。 そうやって買手がつかなかった犬が保健所に収容されるケースも多いと聞く。 犬の保護活動に携わる獣医はあまり乗り気の話ではない様子だった。 それもそのはず。 ブリーダー犬は販売目的に人為的に繁殖させられた…

  • 五千坪の花見

    毎週修理に工事、草木の手入れ。 業者は呼ばない。 自らの手で直し、整えていく。 やらないといけないことは絶えない。 水回りは痛むのが早いようで、ボイラーの故障、水漏れと次々に問題が見つかった。 先日その修理もようやく終わったが まだトイレや風呂場はは壊滅的な被害が残っており宿泊はできない。 便器には大きなヒビ。漏れた水で床は腐って異臭がひどい。 壁や床を壊し取り除く。この作業をもう数週間やっている。 この際なのでトイレは無垢材で仕上げることにした。 先日、近所の製材所に足を運び近場で採れた無垢の杉板と檜板を見せてもらった。 そんなことをしている間に狼森に春がやってきていた。 前のオーナーが植え…

  • 保護犬の里親になるということ

    私は大の動物好きだ。 というのも、それは家系的なことが大きく影響している。 なぜか私の家系は代々捨てられた動物を見つけては 拾って家族として育てるという人柄が多かった。 そんな家庭で育った私も矢張りそのようになったというだけの話だ。 今は薄れてきてしまっている『縁』という日本古来の感覚。 一期一会で巡り逢う、そういうものを私の家系はとても大切にしてきた。 その感覚は今も脈々と私の中に流れている。 私は人の死目にも動物の死目にも幾度もあってきたが、 死というものは決して慣れるものではない。 最後に愛犬を失ってからというものその喪失感から立ち直れず、 しばらく猫との生活が続いた。 しかし、この春、…

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ウルフマン 森の生活 〜 Wolfman; or, Life in the Woods
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