こんにちは、闇鍋はにわです。 春アニメが終わり夏アニメが始まろうとしていますが、本ブログはここで従来の更新を停止したいと思います。
生命の危機、体面の危機――「戦闘員、派遣します!」9話レビュー&感想
極限状況が本質を顕にする「戦闘員、派遣します!」。9話で六号は早々に生命の危機、直後に帰路の危機に襲われる。戦いとは異なる危機――それはけして、単に砂漠で生き残れるかどうかだけの危機ではない。
幾つもの繋がりを見せる「灼熱カバディ」。9話では水澄にスポットを当て、彼と伊達や王城との関係が問い直される。そこで見えるのは、ある種の兄弟とも言うべき似た者同士の繋がりだ。
心の蘇生術――「ゾンビランドサガ リベンジ」8話レビュー&感想
佐賀ではなくなっていた時期の佐賀が舞台となる「ゾンビランドサガ リベンジ」8話。今回はゾンビィは出ない。しかしそれは、蘇りと無縁の回を意味しない。
リアルと理不尽――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」8話レビュー&感想
理不尽の先も理不尽が続く「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。8話では衛兵隊に入ったヒロの新たな苦難が描かれるが、そこにあるリアルさはこれまでとは少し違う。今回はリアルさの変質が見えるお話だ。
嘘と真のカップリング――「オッドタクシー」8話レビュー&感想
血生臭さの増してきた「オッドタクシー」。8話では小戸川を始め様々な人々の思惑が行き交い、誰もが嘘を付く。しかし、そこに真は無いのだろうか?
壊してしまえホトトギス――「戦闘員、派遣します!」8話レビュー&感想
新展開のプロローグとなる「戦闘員、派遣します!」8話は、使者として派遣された六号達の巻き起こす騒動が描かれる。果たして今回、彼らは何を成したのだろう?
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」よりメイのガンプラ、ウォドムポッドを製作しました。成型色ベースに部分塗装でディティールアップしています。
新たな仲間、新たなステージ。「灼熱カバディ」8話では新メンバーの加入とそれをきっかけとした宵越の葛藤が描かれる。今回宵越が得た学びとは、いったいどんなものだろうか?
「諦めない強さ」とは――「ゾンビランドサガ リベンジ」7話レビュー&感想
死の意義を問う「ゾンビランドサガ リベンジ」。7話では普通の人間の少女・楪舞々(ゆずりはまいまい)が登場する。今回は振り付けを覚えているが体で再現できない彼女にならって、頭と体を鍵に「諦めない強さ」を読み解いてみたい。
ゼロにあらず――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」7話レビュー&感想
立ち向かう物語へ変わり始めた「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。7話ではゴブリン襲撃を始め、様々な本来ありえないことが描かれる。希少なことはしかし、皆無ではない。
流れに全てが奪われていく「オッドタクシー」。7話は初登場の矢野のラップ調のトークが目を引く。そして、勢いで物事が決まるのは彼の口ぶりだけではない。
問い直す正当性――「戦闘員、派遣します!」7話レビュー&感想
後半戦へ突入する「戦闘員、派遣します!」。7話ではアリスがこの異星の魔法を疑う様子が描かれる。今まで一緒に戦っておいて今更――なぜ今更問い直すのだろうか?
もがき続ける「灼熱カバディ」7話。奏和との練習試合はこれからというところで終りを迎える。ある意味では消化不良とも言える結末はしかし無意味ではない。いや、消化不良だからこそ意味を持つ。
蘇る物語(サガ)――「ゾンビランドサガ リベンジ」6話レビュー&感想
反響が思わぬ未来を呼ぶ「ゾンビランドサガ リベンジ」。山田たえを主役とした6話は、とりとめのない一日と共に前期の面々の今を教えてくれる。そこにもまた"蘇り"がある。
キャラから人へ――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」6話レビュー&感想
一人ひとりを知る「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。ヒロにとって恐怖の対象だったアリシア、そしてマーチンとの関係は思わぬ形で清算される。今回は二人の立ち位置を軸にレビューを書いてみたい。
縁と切れ目が錯綜する「オッドタクシー」。6話は意外な結びつきの開示や誕生、あるいは逆に切断や消失が描かれる。敵対は対立から、共闘は共感から生まれる――とは限らない。
手のかかるヒーロー――「戦闘員、派遣します!」6話レビュー&感想
最初の終わりを迎える「戦闘員、派遣します!」。6話の鍵は六号がどうするかというより、どうすれば六号が動けるかにある。今回は悪の組織の戦闘員でヒーローの彼の面倒臭さについて書いてみたい。
分別のアンリアル――「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」5話レビュー&感想
新局面を迎える「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。ヒロは5話にしてようやく殺人の容疑から解放されるが、状況は劇的には変化しない。今回の話で問い直されるのは、分別というリアルな認識の価値である。
敵味方ともに白熱する「灼熱カバディ」6話。繰り広げられる高度な攻防ではボーナスも重要な得点になる。そして、ボーナスは目に見えるとは限らない。
殺し芸vs蘇生芸――「ゾンビランドサガ リベンジ」5話レビュー&感想
" data-en-clipboard="true"> ©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会 " data-en-clipboard="true">「ゾンビランドサガ リベンジ」5話はリリィと天才子役・大空ライトの対決回。今回はよく似ていると共に対照的な、二人の芸が混じり合う一瞬を描いたお話だ。 *「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」5話のレビューは日曜に更新予定です。すみません。
闇鍋式アニメレビューの書き方その3~作品とパートナーになろう~
その1、その2で僕のアニメレビューの書き方を紹介してきました。ラストとなるその3では、この手法の特徴をまとめていきたいと思います。
絡み合い深まる「オッドタクシー」5話では、小戸川はいつも以上に多くを乗せる。タクシーはほとんど一期一会の仕事だが、だからといって降りた瞬間に全てが消えたりはしないものだ。
越えぬべき一線――「戦闘員、派遣します!」5話レビュー&感想
決戦近づく「戦闘員、派遣します!」5話。六号達がスパイと知ったスノウは国を出ていくように言うが、彼らの所属などは聞かない。部屋に立ち入らないその姿が示すように、越えぬべき一線がある。
闇鍋式アニメレビューの書き方その2~ジンテーゼは物語の必然~
「闇鍋式アニメレビューの書き方」その1では共通点の見つけ方について触れました。ですが、共通点を見つけていくと必ず反例のようなものに当たると思います。作品のテーマを探すにはこの反例が欠かせません。その2では「推しが武道館いってくれたら死ぬ」を例にこれを取り扱ってみましょう。
練習試合の始まる「灼熱カバディ」。5話冒頭、王城は負けを知る宵越達と知らぬ畦道で対応を変える。知と不知は単なる知識の問題ではなく、進む道に影響を及ぼす重大な力を持っている。
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こんにちは、闇鍋はにわです。 春アニメが終わり夏アニメが始まろうとしていますが、本ブログはここで従来の更新を停止したいと思います。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2025/4-6月期分に参加いたします。 →前回のアンケート回答:2025/1-3月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能) S : とても良い(第3回より追加)A : 良いB : まあ良いC : 普通D : やや悪いE : 悪い
撮り続ける「mono」。最終回第12話はでさつきたちは映画撮影に挑戦する。ただ、そこで使われるカメラは……
再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
次のステップの「mono」。第11話は夏の終わりの駆け込み話だ。帳尻合わせが済んで、夏が終わる。
清らかなる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。最終回12話ではタイトルが半ば達成される。ベリルはなぜ剣聖と呼ばれるのだろう?
現出の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第11話では驚くべきものが姿を現す。それは究極のアルファである。
夕暮れの「mono」。長野・富山の旅も第10話でいよいよ終わり。本当の出入り口は隠されたところにある。
雲からこぼれる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第11話では襲撃事件の黒幕が見えてくる。水入らずの時にしかし、雨が降る。
超越の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第10話ではイオマグヌッソの恐るべき力が放たれる。マチュは時空を越えなければならない。
一期一会の「mono」。第9話はライダーの夏の苦しみから始まる。景色には表情がある。
再会の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第10話では新たな事件が幕を開ける。人には2つの顔がある。
飛び立つ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第9話でマチュは一人の女性と出会う。「マチュのやるべきこと」とはなんだろう?
迷い込む「mono」。第8話ではアンのアイディアがさつき達に新しい世界を見せる。異界の扉は他人の中にある。
麗しき「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第9話ではベリルがミュイのカバンを買うため奮闘する。幸せは円の中にある。
猶予の「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第4章では1人の贋作師が鍵を握る。彼の贋作は、アンジェたちに猶予ある問いをもたらす。
落下の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第8話ではシャアが消えるまで、そして思わぬ後半が描かれる。それは墜落と堕落の物語。
大人の「mono」。第7話では反転のホラーが描かれる。呪いは逆さまにやってくるものだ。
新調の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第8話ではアリューシアがベリルに手合わせを申し込む。2人が交えるのは、新しい服をあつらえる剣だ。
さかさまの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第7話では反乱が描かれる。マチュはいったい何に反逆したのだろうか?
馬が入る「しかのこのこのここしたんたん」。今回は新入生の馬車芽めめが登場する。3話は虎子が馬と鹿の両翼ではばたく回だ。
定義する「真夜中ぱんチ」。2話では真咲とりぶ達が動画チャンネル「真夜中ぱんチ」を始めるまでが描かれる。動画チャンネルとはいったいどんな「枠」なのだろう?
夏の日々の「負けヒロインが多すぎる!」。なんともメタ的なタイトルだが、1話で見えてくるのはこれまたメタ的な「異世界転移」である。
理想郷の「しかのこのこのここしたんたん」。2話ではのこと謎の少女の戦いが勃発する。シカが乱舞する破茶滅茶な世界はしかし、虎子にとってのユートピアだ。
夜におはよう「真夜中ぱんチ」。1話では動画を始めとした「枠」が提示される。その外へ飛び出すにはどうしたらいいのだろう?
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/4-6月期分も参加いたします。 →前回のアンケート回答:2024/1-3月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能) S : とても良い(第3回より追加)A : 良いB : まあ良いC : 普通D : やや悪いE : 悪い
苦境の「コードギアス 奪還のロゼ」。第3幕では容赦なき現実がロゼ達を襲う。この第3幕は、彼らからギアスの魔力を奪う物語だ。
出会いの「しかのこのこのここしたんたん」。なぜかシカのツノが生えた少女、鹿乃子のこは教室と共に常識の枠を破壊する。そのツノがこじ開けるものはいったい何か?
繰り返す「響け!ユーフォニアム3」。最終回13話は終わりと共に私達に驚きを届ける。つながるメロディ、それは高校吹奏楽の響きである。
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
守護すべきを探す「ブルーアーカイブ The Animation」。10話では場所を巡ってシロコ達が戦う。ホシノのいう「唯一意味のある場所」とはどんな場所だろう?
墜落の「響け!ユーフォニアム3」。10話では「響く」という言葉が印象的に使われる。音を鳴らすのではなく響かせるために必要だったものは、いったいなんだろう?
2人が織り成す「コードギアス 奪還のロゼ」。第2幕では順調な戦いにわずかな影が射す。それは噛み合っているはずの歯車の軋みである。