映画「ピンクのルージュ」(原題:Tigers in Lipstick、1979)は欧州セクシー女優4人、シルヴィア・クリステル、モニカ・ヴィッティ、ウルスラ・アンドレス、ラウラ・アントネッリが各々2話に主演した艶笑オムニバス・ドラマ。当時の人気女優が出演しているが、全く知らない映画だった。 監督はルイジ・ザンパで、この作品が遺作となった。作曲家カルロ・ルスティケリ、リズ・オルトラーニなどの映画音楽作品を通じて知られるが、40本近い全作品中、日本で公開されたのは10本以下と未公開作が多い。 【第1話「アラブ人」】 マダム(シルヴィア・クリステル)は、釣り竿の先に自分の裸の写真(エマニュエル夫人の…