発達障害の息子の子育てを通して学んだこと、心の成長、気づき・発見とスピリチュアルな関心事、ヒーリングなどを綴ったダイアリーです。
私は2度目の結婚をしてから6回の引っ越しを経験した。 転勤などやむを得ない事情ではなく、自己都合である。 そのうち3回義父母と一緒に住んだ。 ちょうどその頃義父が会社の経営の件で家を手放すことになり 精神的、肉体的に体調が思わしくなく高齢でもあったので 夫が心配して「一緒に住もうか?」と言い出した。 この時は都市計画された閑静な住宅街の一軒家を借りた。 緑が多く広々とした自然の中の公園も近くにあり 気持ちのよい街だった。 次第に義父の体調も良くなってきた。 ところが反対に夫の体調が悪くなった。 夜は眠れず、原因不明の背中の痛みで起き上がることができなかった。 義父母と私の3人で心配する毎日が続…
バイオグラフィーワーク(6)36-42歳 a受洗、新たに生まれる。
ようやく〝この人〟と思える人に出会った。 決め手となったのは 「共に成長していきたい。」という言葉だった。 特に個性的なわけでもなく一見普通のサラリーマンだったが 物の見方や発想が面白く、質問すると新しい発見がたくさんあった。 今までこんな人には出会ったことがなく、 二人で世界を眺めれば360度の視点でいろいろな発想ができるし 自分の世界も広がると思った。 お金もなかったので、せめて心に残る結婚式と思い 歴史的建造物に指定されている由緒ある教会で行うことにした。 当時の司祭様は厳しく、1年間は礼拝に通うように言われた。 名の知れた教会だったので結婚希望のカップルは何組もいて 日曜日の「夕の礼拝…
Yogaでどうにか支えられたものの、 この頃の私は自分がよく分からなくなっていた。 再挑戦と思い服飾を学んだはずが、 いざ就職となると初心に戻っての新入社員としての心構えは 大学卒業後のそれとは違っていた。 一度バブル期の企業の中で甘い蜜を吸ってしまうと 謙虚な気持ちで臨むのが難しくなった。 服飾の専門学校を終了し 学校に求人がきていたオートクチュールのアトリエで アルバイトをすることにした。 狭いマンションの一室に恐る恐る一歩踏み入れた途端 やっぱり帰ろうかという気持ちになった。 出てきた男性デザイナーの先生は 軽いノリで、言葉遣いは女性っぽく、 服装は奇抜、幼少期は芸能界育ちという 何とも…
バイオグラフィーワーク(5)29-35歳 a.Yogaとの出会い。
全てを失った気がした。 自分から言い出した身勝手な離婚だったが 同時に仕事も失ってしまったのは辛かった。 以前の職場に復帰できる可能性もなく どうしてよいか分からず身も心も放心状態だった。 実家に戻ることができたのは本当にありがたかった。 しばらくの間、自分の心に問いかけ何がしたいかを考えた。 何もなくなってしまったのだから この先後悔することのないように生きようと思った。 一つは服飾のことを学ぼうと思った。 既に何度か諦めたが、挑戦してみようと思った。 もう一つは身体と心を鍛えようと思った。 精神的に強くなりたいと思った。 〝健全な精神は健全な肉体に宿る〟 身体を鍛えないといけないと思った。…
バイオグラフィーワーク(4)22-28歳 d「愛」ってなんだろう?
私は24歳で結婚した。 相手は美大受験予備校の先生で7歳年上だった。 女子校卒業後に付き合い始め、すぐに結婚という流れに 両親は心配していた。 私は自分の性格から、 仕事にのめり込むとOld Missになってしまうという恐れと 男性に対するコンプレックスから この機会を逃すと私に結婚を申し込んでくれる人は誰もいないと 勝手に思い込んでいた。 なぜそこまで追い詰めそんな思いに囚われてしまったのか分からないが 劣等感、自己肯定感の低さからだと思う。 当時の私はそれを隠すかのように 周囲から羨ましく思われるほど派手な結婚式とパーティを行い お姫様気取りだった。 それとは裏腹に、苗字が変わることで私が…
連日のようにバイオグラフィーを書いている中でも 不思議なことが起こっています。 書き始めて3日後くらいのこと オラクルカードに 「RECONCILIATION」和解の統治の天使が 登場しました。 「和解の天使は過去の古くて無駄な荷物をクリアにするチャンスを与えてくれます。 そして過去を現在のリアリティに統合することを助けます。 スピリチュアルな真理を見ることができるように手を貸してくれるので、 過去から学ぶことができるのです。 過去に対するものの見方を変えることで、今をもっと力強く生きられるように…。」 バイオグラフィーをブログでOpenにすることを決意させてくれたのは 一人のソウルメイトとの…
この時期外国にもよく行った。 狭い日本の価値観の中にいたくなかった。 世界は広い もっといろいろな人、文化に出会ってみたいと思った。 初めて外国に行ったのは大学3年生の時。 デザインの研修を兼ねた3週間の大学主催の学生ツアーだった。 ロサンゼルス郊外のデザインの大学の寮に宿泊した。 いきなり3週間の外国 しかも一人でブラブラ歩けないロサンゼルス。 この時の印象は、何しろアメリカのスケールの大きさと 夜の街のゾッとするような恐怖 いつ殺されてもおかしくないと思った。 次に行ったのは、学生時代の親友の父上が赴任していた中国返還前の香港。 単身赴任なのにベットルームが4つもある贅沢さと 雑多な騒々し…
我ながらこの転職作戦は絶妙だと思った。 社員ではなかったが、既に結婚も決まっていたし それなりの身分は保証され 仕事の内容は以前よりも希望の職種に近く 何より職場の雰囲気が明るく、華やかで、活気があった。 面接してくれた2人のうち 女性の課長補佐の方はカメラマンでもあり 少女漫画「エースをねらえ!」のお蝶夫人彷彿させる 家柄のよさと、美しさ、華やかさ全てを兼ね備えた人だった。 既婚者でもあり、私の目指すキャリアウーマンの理想そのものだった。 〝こんな素敵な人と一緒に仕事ができる〟 私はそれだけで嬉しく、仕事をする意欲が再び湧き上がってきた。 こんな願いが叶ったのも 大学時代の友人を通しての紹介…
バイオグラフィーワーク(4)22-28歳 a初めて社会に出る
大学に入って また美大受験予備校の助手アルバイトで後輩の指導を通して かなり積極的になったように見えた。 でもまだまだ私は劣等感のかたまりだった。 〝自分を変えたい〟という思いは昔からとても強かったが 周囲からの固定概念の目の中では 今まで自分で変えられる範囲に限界があった。 全く自分のことを知らない会社の中に入る今しか 新しい自分を打ち立てるチャンスはないと思った。 就職先を考えた時、 幼少よりファッション関係に憧れのあった私は 当然アパレル会社も考えた。 私が希望した当時流行ブランドの小規模なアパレル会社は 父の目には不安定に思え、あまり好ましくない様子が見て取れた。 ここでも自分を通すほ…
バイオグラフィーワーク(3)15-21歳 d新たな目標に向かって
高校から気持ちを切り替えて勉強し 大学は絶対に外部に出ると決めた。 S女子校は大学付属だったので 外部受験をすることは狭き門だった。 何度も教師と面接がありその度に志望者は脱落し 志を共にした友達の多くはそのまま大学または短大へ進学した。 外部を受験するには大学または短大に無い学部でないと許可されない。 私は考古学や心理学に興味があり、両親に相談した。 母は自分の経験から「大学で学ぶ=仕事(収入)につなげる」という考えだったので 「研究してどうするの?」と思っていたようだ。 特に古代エジプトに興味があるというと、 「昔の人が使った物やミイラや骨とか気持ち悪いじゃない。」と言われた。 父は「女性…
私は自分に対する劣等感からか 自分の理想的な人と友達になろうとした。 多くは美しい人、頭のよい人、個性的な人だった。 〝朱に交われば赤くなる〟というように 友達になることで、そのような人と同じになることを目指した。 親友のような近い関係になることは難しかったが それなりに目標は達成してきたと思う。 女子校なのでカップルになることはなかったが 仲良しグループはいくつも出来上がっていた。 私はなかなかグループに属することができなかった。 形式上入ることはできたし、独りぼっちということもなかったが 興味が違うのかいつも一緒にいて楽しいグループはなかったように思う。 アイドルやTVの話題のグループ 先…
バイオグラフィーワーク(3)15-21歳 b人間としての先生
中学3年の担任は男の先生だった。 私はどうしてもその先生が好きになれなかった。 先生に罪はなく、何かしたわけでもなかった。 見た目が黒縁メガネでうだつの上がらぬ安サラリーマンを彷彿させ、 少し猫背にして背広の前端を両手で交差して左右に引っ張るしぐさが どうしようもなく嫌悪させた。 人のせいにするのはひどい話だが、 その先生は社会科の公民を担当し それがまた私の不得意科目であったから 一気に勉強への意欲をなくさせた。 夏休みの親子面談の時、3年になって急に成績が落ちたわけを聞かれた。 「付き合っている男の子でもいるんですか?」と言う。 「成績低下=男の子との付き合い」という 月並みな単純な発想、…
私の父は厳しく怖かった。 思ったことを母にも言えなかったが 父にはもっと言えなかった。 私の親友はお父さんと仲の良い子が多く 一緒に〇〇へ行った、△△を買ってもらった、とか お父さんとのことを聞かされるたびに寂しくなった。 (とは言っても、小学生の頃はバトミントンやトランプ、ボードゲームに付き合ってくれた。本当はこれだけでも十分だったのかもしれない。) あまりに辛かったので、 ある時「何でこんなに厳しくするのか?」と 単刀直入に聞いてみた。 「自分で何でも出来るようにするため。 今わからなくても大人になったら感謝することになる。」 という答えだった。 大人になって考えてみたが 確かに何でも自分…
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