問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
デザイン・サンプリングの5回目は騒音に関する問題です。 騒音の測定でも測定点の位置は6mを超えないごとに縦と横の線を引いた交点に置きます。測定位置での高さですが、作業者が立っているときの耳の位置を想定して120nm以上150cm以下としています。粉じんとは異なるので、注意すること。低い位置は床面からの反射音の影響を受けるので、好ましくありません。また、対象がはっきり決まっていない場合はマイクロホンを…
食品会社などの排水は特に汚い。食肉などは油も多いので、表面から掻き取るが、まさに油の塊だ。すぐに腐敗が始まるので、硫化水素が発生するし、酸素欠乏にも注意が必要だ。消化するというのは腐敗と隣り合わせ。吸収しやすく分解するのが消化だから、加工するというのは消化、吸収を助けることになる。人間が長生きするようになったのは、食品から栄養を効率よく吸収するようになったからだ。食品製造は調理の前段階というこ…
関係法令の5回目は作業環境測定に関することです。 多量のドライアイスを扱う寒冷な場所、多量の蒸気が発生する暑熱、多湿な場所の測定は半月ことに1回の測定です。暑熱な場所では輻射熱の測定が必要になります。 びょう打ち機、はつり機、鋳物の型込機等圧縮空気により駆動する機械又は器具を取り扱う業務、ロール機、圧延機等を用いて金属の圧延を行う作業場、その他著しい騒音が発生する職場では、6か月に1回ご…
労働衛生一般の5回目は化学物質と発がんの関係です。 発がん性のある物質と発がんの部位の関係は事例をたくさん覚えるしかありません。 塩化ビニルは肝血管肉腫のように最初に解毒を始める肝臓で影響を及ぼします。 ベンジジン、β-ナフチルアミンは膀胱がんが特徴的です。 無機ヒ素化合物、ベリリウムなど金属は肺がんを発するものが多い。 ベンゼンは造血細胞にも影響を及ぼしますが、白血病のように血液…
分析概論の4回目は酸化数の問題です。 酸化数の基本的な数え方ですが分子はトータルで0になり、分子中の水素は+1、酸素は-2で評価します。イオンは価数で評価しNa+なら+1Cl-なら-1と評価します。 H2Sはトータル0なので、Hは+1が2個だから、Sは-2となります。 以下同じようにFが-1なのでSF6のSは+6 Oが-2なのでSO2のSは+4、SO3のSは+6となります。 H2SO4のSは+6です。 問題の…
しばらく休みまたが再開します。 デザイン・サンプリング4回目はB測定に関する問題です。 B測定は発散源に近接した場所で最も高濃度になると思われる位置及び時間を選んで行います。このとき労働者がその位置にいなくても、立ち入ることがある場所であれば、測定して差し支えありません。そのような場所が複数あり、どの位置が最も高濃度に達するか判らないときは、そのすべてで測定した値の最高値をB測定値として…
試験解説からは離れますが、個人サンプラー法が導入され試験にも出題されました、資格を取るためには指定講習を受けなくてはいけませんが、肝心の測定の方は、まだまだ普及していないのが現実です。 従来の方法を踏襲してデータを蓄積する方が評価は楽ですし、結果も予測できます。事業主の方も測定方法が変わることで継続してきた結果が変わってしまうと困るし、何分、費用が増加してしまうこと懸念しでいます。 個人サ…
関係法令4回目は測定頻度と記録の保存期間についてです。 測定間隔は6ヶ月が原則ですが、これと異なっている放射性物質(1月)、鉛(1年)について気をつけて下さい。 有機溶剤、粉じん、特定化学物質は原則どおり6ヶ月です。 記録の保存期間についても抑えておいて下さい。 記録の保存は原則3年のものが多いが、これと違っている放射性物質(5年)、粉じん(7年)、特定化学物質、有機溶剤のうち発が…
労働衛生一般の4回目は健康障害に関する問題です。 体が消化吸収できない化学物質など有害な物質はまず肝臓で分解され、分解できないものは腎臓から尿と一緒に排出されます。有機溶剤は肝臓で酸化、分解されますが分解生成物が有害な場合もあり、間接的に影響することもありますが、物質そのものの直接的な影響が初めに現れます。 長期間体内に留まった場合はその他の器官に影響が及びます。1,2-ジクロロプロパ…
分析概論の3回目は有機化合物の表記に関する問題です。 フェノールはベンゼン環に水酸基が付いた分子構造です。水酸基はアルコールにもありその数で一価アルコール、二価アルコールなどと分類します。 カルボン酸はカルボキシル基を持っており、代表例は酢酸やギ酸です。 CHOはアルデヒド基でアセトアルデヒドが代表例です。 一価アルコールを酸化するとアルデヒド、カルボン酸となります。 COはケトン…
デザイン・サンプリングの3回目はA測定の測定点の決めかたに関する問題です。 測定場所が著しく狭く、かつ、有害物質の濃度がほぼ均一である場合は測定点の数は5未満とすることができます。 有害物質の発生源が等間隔で並んでいる場合は、測定点の間隔をこれと一致しないようにしなければならない。これが一致していると恣意的に濃度の高い場所がサンプルングされることになるためです。 粉じん測定における測…
しばらく休んでいましたが、令和3年2月実施分の解説を続けていきます。 関係法令の3回目です。 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 職長教育が必要とされている業種は建設業、製造業(一部を除く)、電気業、ガス業、自動車整備業、機械修理業ですべての業種ではありません。 作業内容を変更したとき、雇い入れ時の教育は必ず実施する必要があり義務規定になっています。作業内容そのものもそうですが…
作業環境測定士の試験問題が公開されていました。4月より個人サンプリング法の適用が味まりましたので試験の方に反映されていました。これを機会に問題の傾向が変わるのかと思ったのですが、関係法令でC測定、D測定に関することが1問、デザイン・サンプリングでC測定、D測定に関することが2問あった他は、傾向が全く変わっていませんでした。したがって、令和3年2月の問題解説も利用価値が高いので、このまま解説を続ける…
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問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
問15 解説 可視光線は赤外線から紫外線までの範囲にあり、赤外線の方の波長が長くなっています。黄色は赤外線に近い位置にありますから青い光より波長は長くなっています。 赤外線は可視光線よりも波長が長く、分子の振動に相当するレベルのエネルギー範囲であり、主な障害として白内障があげられています。赤外線の領域は広いので、波長の短い方から近赤外線、中赤外線、遠赤外線と分類することがあります。白内障に関係…
問14 解説 前問と同じです。 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 設問の条件では0.460=2.0×104×C×2が成り立っています。 物質の濃度C…
問14 解説 相対濃度計の感度は機械ごとに異なっているため、標準散乱板値も機械ごとに異なります。そのため測定前に機械ごとに確認しておく必要があります。 相対濃度計の散乱光の強さは粒子の大きさや数で決まります。光を反射するので粒子の色や粒子の面積、粒子径が散乱光の強度に影響します。同じ質量濃度なら0.3μmの粒子数より5μmの粒子数が少ないので、散乱光の強度は小さいことになります。 相対濃度計による…
問14 解説 有機溶剤は第1種有機溶剤、第2種有機溶剤、第3種有機溶剤に分類され、重量で5%を超えて含有するものが、対象になります。混合物の場合はその中で5%を超える成分があればその成分によって分類されます。まず第1種、第2種として分類され、それ以外は第3種となります。 第2種有機溶剤はそのものが5%を超えていなくても第1種と併せて5%を超えるならば、第2種として扱われます。当然、1種だけで5%を…
シャトルバスにのって万博に行きましたが、バスの運営には大阪市交通局の路線バスほか近鉄など一般の会社も関わっています。桜島と会場間の往復利用しましたが、行きも帰りも大阪市交通局のバスにあたりました。路線バス車両が使われていますが、電気で動いている最新のバスでした。直行バスだから、路線バスにある降車ボタンを押す必要はないのですが、路線バスだとついついボタンを押しそうになる不思議な感覚。じっさい帰り…
今日は夏至で、太陽の出いている昼時間が最も長い日ですね。本来なら梅雨時で、太陽の光を浴びることが少ないはずですが、全く暑い一日になりました。ただし、地軸が傾いている関係で朝の日の出時間はまだまだ早くなりますし、夕方の日の入りの時間は既に早くなっています。日の出から日の入りまでのトータルの時間が最も長いというだけです。 朝顔のように短日植物は日に当たる時間が短くなるこれから花を開くようになり…
問14 解説 酸素欠乏となる場所は概ね酸素濃度が18%を下回る場所とされており、これを下回るといろいろな障害が出始めます。16%程度になると頭痛、目めまい、吐き気、集中力の低下などが出現し作業を継続することが困難になってきます。 大脳皮質は集中力の必要な作業、意思決定などをつかさどりますから、正常な判断、行動を起こすことに支障が出ます。簡単な計算が出来なくなったり、自分が置かれた状況の判断が出来な…
問13 解説 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 吸光度は、物質の濃度に比例し、光路長にも比例することを示しています。 物質の吸光度は…
問13 解説 液体捕集では吸収液と対象物質が反応することを利用するものと、単に溶解することを利用するものがあります。溶解するものは物質が変化するのではなく溶液にそのまま溶け込んでいるだけです。 小型ガス吸収管で反応を利用する場合も、溶解利用する場合も通気速度が速くなると捕集効率は小さくります。 ミゼットインピンジャーは粒子の慣性衝突を利用していますから、粒子が小さくなれば慣性力も小さくなり捕…
問13 解説 特定化学設備は労働安全衛生法施行令第15条第1項第10号に定義されており、同施行令別表第3第2号に掲げる第2類物質のうち厚生労働省令で定めるもの(特定第2類物質)又は同表第3号に掲げる第3類物質を製造し、又は取り扱う設備で、移動式以外のものをいうとされています。またその附属設備も含まれます。 管理特定化学設備とは、特定化学設備のうち発熱反応が行われる反応槽等で、異常化学反応等によ…
今日は父の日ですが、高齢になると食が細くなり、体も細くなるといわれています。しっかり運動して食べることといわれますが、消化にも負担が掛りますから、普段から食べる習慣を持っていないと食べても身につきません。 運動することでエネルギーが補われないと、体は筋肉を分解してエネルギーを産出するので、体が細ってしまうのです。そのためエネルギー源に糖質を取るのはNGで脂質の方が良いといわれていますね。 …
明日は父の日ですが、母の日に比べて世の中が静かだと感じるのは私だけでしょうか。 母の日ならカーネーションといった定番がありますが、父の日はそういった定番がありません。 そして、今の日本でも替わらないのは、父親と過ごす時間の少なさでしょうか。子供の頃から母親と接する時間の方が、圧倒的に多いように思います。 核家族化が進んで、子供と両親だけまたは片親だけという世帯が増え、親とさらにその親つまり…
問13 解説 は周波数特性の重みづけ曲線を示していますが、低周波の落ち込みが大きく、高周波側の落ち込みが少ないのがA特性です。低周波、高周波とも落ち込みが小さくほぼ均等なのはC特性です。高周波域で膨らみがある曲線は周波数補正では考えません。 人がばく露を受ける騒音の測定ではA特性を用いて行います。C測定は作業者に騒音計を付けてもらって測定することで、これもA特性を用いて行います。C測定を用いる…
問12 解説 容量分析の一次標準物質は秤量するときに安定であることが要求されます。したがって、固体で吸湿性が少なく、微細な粉末になっているものが利用されます。フタル酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩などが用いられています。 硝酸銀の水溶液に塩化ナトリウムを加えると塩化銀が沈潜を創ります。この沈殿は溶解度が低く、塩素がほぼ定量的に沈潜を生成するので、標定に用いることが出来ます。 中和滴定で塩酸の標定では…
問12 解説 分粒装置を使用するのは吸入性粉じんを対象とする場合です。通常の有害性を評価する場合は体内に取り込まれる物質全部を対象としますから、分粒は行いません。現在、吸入性を評価しているのはマンガン及ぶその化合物、インジウム化合物、鉱物性粉じんです。 多孔状フィルターのポアサイズは物理的な粒子径を示しており、捕集できる最小粒子を示したものではありません。実際には慣性衝突、ブラウン運動などで…
問12 解説 労働安全衛生法で扱う特定化学物質は労働安全衛生法施行令で定めており、これを第1類、第2類、第3類に分類していますから特定化学物質は必ずどれかに該当します。 特別管理物質とは、第1類物質、第2類物質のうちでがん原生物質およびその疑いのある物質をいいます。第1類物質のうち塩素化ビフェニルは特別管理物質ではありませ。 特別管理物質はPCB以外の第1類物質6種と第2類物質のうち38種…
問12 解説 振動加速度は空間での評価になるため、3軸方向の振動加速度レベルの実効値で評価します。 日振動ばく露量は、周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値と1日のばく露時間から求められこの値が5.0m/s2を超えないよう、振動のばく露時間の抑制、低振動工具の選定を行うようにします。 1日の暴露限界値は5.0m/s2で、一連続の振動暴露時間は10分以内とすることが作業指針で定められています。日振動ば…
昨日は万博の入場者が多かったようですが、なんだかんだいってもやはり万博。目標入場者数だけでは計れない何かがあるのかもこれは期限が押し詰まってきて9月くらいになるともっと拍車が掛るかも知れません。頭の良い人は既に何回も足を運んで満喫した後です。私は頭が悪いので、入場のルールさえ理解していません。前売り券だけは持っていますけれど。 お米も本当に欲しいものを買っているでしょうか。安いからと言って…
梅雨に時期になると雨に濡れたあじさいが光を放つようになります。 青い花がひときわきれいに見えますが、青は寒色なので、蒸し暑くなるこれからの時期、見ていて涼感を感じるからかもしれません。 赤というか淡いピンク色もきれいですが、私は青の方が好きです。花の色は土の酸度で決まります。リトマス紙とは反対で青は酸性、赤はアルカリ性の土に育ちます。石灰を巻いて土をアルカリ性にするとピンク色になります。地…
問6 化学物質等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アクリルアミドによる健康障害では、皮膚の剝離、末梢神経炎などがみられる。 2 N,N-ジメチルホルムアミドのばく露では、頭痛、めまい、肝機能障害などがみられる。 3 塩化ビニルによる中毒では、レイノー現象、指端骨溶解や肝血管肉腫などがみられる。 4 フッ化水素による慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯がみられる。 5 …
問5 6.0mol・L-1の水酸化ナトリウム溶液の密度は1.20g・cm-3である。この溶液の水酸化ナトリウムの質量パーセント濃度として、正しい値は次のうちどれか。ただし、水酸化ナトリウムのモル質量を40.0g・mol-1とする。 116% 218% 320% 422% 524% 問5 解説 6.0mol/Lの水酸化ナトリウムですから1L当たりに6.0×40g=240gの水酸化ナトリウムあるということです。この溶液の密度が1.2g/cm3なの…
問5 次の有害物質のうち、1気圧において、沸点が最も低いものはどれか。 1 アセトン 2 エチルエーテル 3 エチレンオキシド 4 ジクロロメタン 5 二硫化炭素 問5 解説 有害物質の特性に関する問題です。 エチレンオキシドは沸点が10.7℃で作業環境の標準状態とされる25℃では気体です。 アセトン、エチルエーテル、ジクロロメタン、二硫化炭素は常温では液体です。 物性値を覚える必要はあ…
問5 作業環境測定に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 気温が28℃をこえ、又はこえるおそれのある坑内の作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該作業場における気温を測定しなければならない。 2 多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該屋内作業場における気温及び湿度を測定しなければならない。 3 溶融ガラスから…
問5 化学物質等の性状及び挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 昇華性を有する化学物質は、環境空気中では気体及び固体粒子が共存していることがある。 2 ヒュームの一次粒子の粒径は、一般に、1µm以下である。 3 ミストは、空気中に浮遊する液体の微粒子で、粒径は、5~100µm程度である。 4 気体の液体への溶解度は、一般に、液体の温度が高いほど大きい。 5 混合有機溶剤から出る…
問4 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アセトニトリルは、-CN基をもっている。 2 酢酸は、-COOH基をもっている。 3 トルエンは、-CH3基をもっている。 4 ホルムアルデヒドは、 C=O基をもっている。 5 ジエチルエーテルは、-OH基をもっている。 問4 解説 アセトニトリルはCH3CNでシアン基を持っています。 酢酸はCH3COOHでカルボキシル基を持っていま…
問4 有害物質のB測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 B測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに、B測定を行う。 2 B測定に光散乱方式の粉じん計を用いる場合は、10分間連続測定を行う。 3 B測定に圧電天秤方式の粉じん計を用いる場合は、測定時間を2分に合びんわせて、連続して5回測定を行う。 4 相対濃度指示方法に…
問4 法令により、定期に作業環境測定を行うべき作業環境測定対象A、測定頻度B及び記録の保存期間Cの組合せとして、誤っているものはどれか。 A B C 1 空気中の放射性物質の濃度 1か月以内ごとに1回 5年 2 空気中のシクロヘキサノールの濃度 6か月以内ごとに1回 3年 3 空気中のシク…
問4 化学物質の吸収、代謝、蓄積等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 多くの有機化合物は、肝臓で代謝されて排泄される。 2 キシレンは、代謝されて、尿中に主にメチル馬尿酸として排泄される。 3 テトラクロロエチレンの代謝物としてトリクロロ酢酸がある。 4 n-ヘキサンの生物学的モニタリング指標は、尿中のシクロヘキサノンである。 5 鉛の生物学的モニタリングの指標として、赤血…
静岡で40℃を記録したということですが、自然環境で40℃は想定外なので危険ですね。温度計が壊れてしまったのか見間違いかと思うことがあります。 作業環境の現場ではしばしば経験する温度ですがこちらはそれを想定して準備して行きますからなんとか対応していけます。しかし油断すると熱中症になる確率は高いです。 私は若い頃、午前中に脱水状態にな全く水を受け付けなくなった経験があります。水を飲めるのは熱中症に…
七夕には願い事を短冊に書いて、笹につるしましたが、子供の頃に何を書いたかなんて覚えていないと思います。 願い事をして夢が叶うわけではありませんが、夢を持つことは大事です。しかし、夢はいつまで経っても夢のままというわけにはいきません。何かに向かって努力することは大事です。それが自己満足に終わったとしても、その人にとって、一生懸命にやったというおもいが大事ですね。 死ぬときになって何をやってき…
各地で35度以上の猛暑日になっていますが梅雨は明けてません。来週はぐずつき気味で雨が降るようですが、これだけ一気に気温が上がると野菜の他果物も生育異常が出て、まだ値段が上がるかもしれません。 上がるのは株価だけでいいのですが、気温が上がるとそれなりに夏稼ぎ時の企業間儲かります。30度を超えるとアイスクリームより氷が売れるようになりますから、しばらくは氷菓子の売り上げが上がるでしょう。しかし、体は…
問3 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フェノールの水溶液は、アルカリ性を示す。 2 アニリンの水溶液は、アルカリ性を示す。 3 プロピオン酸の水溶液は、酸性を示す。 4 プロパンは、常温・常圧(25℃、1気圧)で気体である。 5 酢酸は、エタノールの酸化によって生じる。 問3 解説 フェノールは水溶液中で水酸基を遊離できませんから、アルカリ性は示しません。…
問3 有害物質のA測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定点と測定点の間隔は、6mを超えない等間隔であれば、縦方向と横方向は異なってもよい。 2 2年間にわたって第1管理区分であった単位作業場所では、測定点の数を5未満とすることができる。 3 測定点の数を5未満とすることができる単位作業場所でも、各測定点で繰り返し測定を行うことによって、測定値の総数は5以上とする。 4 …
問3 次の業務に労働者を常時就かせるとき、法令に基づく安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないものはどれか。 1 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務 2 レーザー光線による金属加工の業務 3 特定化学物質を製造する業務 4 鉛ライニングの業務 5 有機溶剤等を用いて行う洗浄の業務 問3 解説 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 特別教育が必要とされる業務は、…
問3 化学物質による健康影響及びその管理指標等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 量—影響関係とは、個体について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響の大きさとの関係を示したものである。 2 量—反応関係とは、集団について、有害物質へのばく露量と、ある生体影響を表す個体の割合との関係を示したものである。 3 最小毒性量(LOAEL)とは、毒性試験において有害な影響が認められた最小…
男子準決勝の再放送を見ていましたが、結果が判っているのに、疲れてしまいますね。ただ、ドキドキして血圧が上がってしまうのは感じませんでした。 オリンピックが始まって、生放送を見ることはあまりないとは思いますが、実況中継を見るのは心臓に悪いのでやめておこうかなと思っています。 8時間くらいの時差ですから、その日の結果は翌朝には判っています。結果を知って、録画を見るのが、年寄りには良さそうです。 …
筋肉の再生が追いつきません。歳を重ねるとからだがだんだんと細くなって行く人は老衰で亡くなるのかもしれませんね。自分ではしっかりと食べているつもりですが長い目でみると体重は減ってきています。タンパク質をしっかり摂る必要があるといっても、体が吸収できなければいみがありませんね。運動すると筋肉は痛みますが、再生してこそ維持できます。歳をとるとホルモンの関係で吸収がうまくいかず、運動で破壊された細胞が…
電気料金の補助がしばらく出ることになり、少し助かった気がしますが、再生エネルギ-の活かし方が全くなっていません。もっと効率よく電気を使えばLNG消費はもっと減らせるはずです。電気は売電するのではなく自己消費に効率良く回すことを考えた方がいいでしょう。たくさん使うのではなく、少ししかないなら、少ししか使わないところに回せばいいだけです。テレビも大型化しましたから電気をたくさん使いますが、使わない日…
問2 分析値とそのばらつきに関する次の記述の㋑から㋥の に入る式又は語句の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。 「n 回の分析で分析値 x1,x2,x3,… ,x n を得た時、その平均値 x は ㋑で表される。分析値のばらつきの程度は、 ㋺ (分散)で表され、分散の 代わりに ㋩ で表される不偏分散を用いることもある。分析値は、平均値に分散又は不偏分散の ㋥ を ± でつけて表す。」 選択枝には式が書かれています…