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測定士の日記 https://sokuteishi.seesaa.net/

作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。

kuman
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2021/02/23

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  • デザイン・サンプリング5回目解説

    デザイン・サンプリングの5回目は騒音に関する問題です。 騒音の測定でも測定点の位置は6mを超えないごとに縦と横の線を引いた交点に置きます。測定位置での高さですが、作業者が立っているときの耳の位置を想定して120nm以上150cm以下としています。粉じんとは異なるので、注意すること。低い位置は床面からの反射音の影響を受けるので、好ましくありません。また、対象がはっきり決まっていない場合はマイクロホンを…

  • 食品製造現場で思ったこと

    食品会社などの排水は特に汚い。食肉などは油も多いので、表面から掻き取るが、まさに油の塊だ。すぐに腐敗が始まるので、硫化水素が発生するし、酸素欠乏にも注意が必要だ。消化するというのは腐敗と隣り合わせ。吸収しやすく分解するのが消化だから、加工するというのは消化、吸収を助けることになる。人間が長生きするようになったのは、食品から栄養を効率よく吸収するようになったからだ。食品製造は調理の前段階というこ…

  • 関係法令5回目解説

    関係法令の5回目は作業環境測定に関することです。 多量のドライアイスを扱う寒冷な場所、多量の蒸気が発生する暑熱、多湿な場所の測定は半月ことに1回の測定です。暑熱な場所では輻射熱の測定が必要になります。 びょう打ち機、はつり機、鋳物の型込機等圧縮空気により駆動する機械又は器具を取り扱う業務、ロール機、圧延機等を用いて金属の圧延を行う作業場、その他著しい騒音が発生する職場では、6か月に1回ご…

  • 労働衛生一般5回目解説

    労働衛生一般の5回目は化学物質と発がんの関係です。 発がん性のある物質と発がんの部位の関係は事例をたくさん覚えるしかありません。 塩化ビニルは肝血管肉腫のように最初に解毒を始める肝臓で影響を及ぼします。 ベンジジン、β-ナフチルアミンは膀胱がんが特徴的です。 無機ヒ素化合物、ベリリウムなど金属は肺がんを発するものが多い。 ベンゼンは造血細胞にも影響を及ぼしますが、白血病のように血液…

  • 分析概論4回目解説

    分析概論の4回目は酸化数の問題です。 酸化数の基本的な数え方ですが分子はトータルで0になり、分子中の水素は+1、酸素は-2で評価します。イオンは価数で評価しNa+なら+1Cl-なら-1と評価します。 H2Sはトータル0なので、Hは+1が2個だから、Sは-2となります。 以下同じようにFが-1なのでSF6のSは+6 Oが-2なのでSO2のSは+4、SO3のSは+6となります。 H2SO4のSは+6です。 問題の…

  • デザイン・サンプリング4回目解説

    しばらく休みまたが再開します。 デザイン・サンプリング4回目はB測定に関する問題です。 B測定は発散源に近接した場所で最も高濃度になると思われる位置及び時間を選んで行います。このとき労働者がその位置にいなくても、立ち入ることがある場所であれば、測定して差し支えありません。そのような場所が複数あり、どの位置が最も高濃度に達するか判らないときは、そのすべてで測定した値の最高値をB測定値として…

  • 個人サンプラー法の普及にむけて

    試験解説からは離れますが、個人サンプラー法が導入され試験にも出題されました、資格を取るためには指定講習を受けなくてはいけませんが、肝心の測定の方は、まだまだ普及していないのが現実です。 従来の方法を踏襲してデータを蓄積する方が評価は楽ですし、結果も予測できます。事業主の方も測定方法が変わることで継続してきた結果が変わってしまうと困るし、何分、費用が増加してしまうこと懸念しでいます。 個人サ…

  • 関係法令4回目解説

    関係法令4回目は測定頻度と記録の保存期間についてです。 測定間隔は6ヶ月が原則ですが、これと異なっている放射性物質(1月)、鉛(1年)について気をつけて下さい。 有機溶剤、粉じん、特定化学物質は原則どおり6ヶ月です。 記録の保存期間についても抑えておいて下さい。 記録の保存は原則3年のものが多いが、これと違っている放射性物質(5年)、粉じん(7年)、特定化学物質、有機溶剤のうち発が…

  • 労働衛生一般4回目解説

    労働衛生一般の4回目は健康障害に関する問題です。 体が消化吸収できない化学物質など有害な物質はまず肝臓で分解され、分解できないものは腎臓から尿と一緒に排出されます。有機溶剤は肝臓で酸化、分解されますが分解生成物が有害な場合もあり、間接的に影響することもありますが、物質そのものの直接的な影響が初めに現れます。 長期間体内に留まった場合はその他の器官に影響が及びます。1,2-ジクロロプロパ…

  • 分析概論3回目解説

    分析概論の3回目は有機化合物の表記に関する問題です。 フェノールはベンゼン環に水酸基が付いた分子構造です。水酸基はアルコールにもありその数で一価アルコール、二価アルコールなどと分類します。 カルボン酸はカルボキシル基を持っており、代表例は酢酸やギ酸です。 CHOはアルデヒド基でアセトアルデヒドが代表例です。 一価アルコールを酸化するとアルデヒド、カルボン酸となります。 COはケトン…

  • デザイン・サンプリング3回目解説

    デザイン・サンプリングの3回目はA測定の測定点の決めかたに関する問題です。 測定場所が著しく狭く、かつ、有害物質の濃度がほぼ均一である場合は測定点の数は5未満とすることができます。 有害物質の発生源が等間隔で並んでいる場合は、測定点の間隔をこれと一致しないようにしなければならない。これが一致していると恣意的に濃度の高い場所がサンプルングされることになるためです。 粉じん測定における測…

  • 関係法令3回目解説

    しばらく休んでいましたが、令和3年2月実施分の解説を続けていきます。 関係法令の3回目です。 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 職長教育が必要とされている業種は建設業、製造業(一部を除く)、電気業、ガス業、自動車整備業、機械修理業ですべての業種ではありません。 作業内容を変更したとき、雇い入れ時の教育は必ず実施する必要があり義務規定になっています。作業内容そのものもそうですが…

  • 最新試験問題公開

    作業環境測定士の試験問題が公開されていました。4月より個人サンプリング法の適用が味まりましたので試験の方に反映されていました。これを機会に問題の傾向が変わるのかと思ったのですが、関係法令でC測定、D測定に関することが1問、デザイン・サンプリングでC測定、D測定に関することが2問あった他は、傾向が全く変わっていませんでした。したがって、令和3年2月の問題解説も利用価値が高いので、このまま解説を続ける…

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