まさかないだろうと思っていたロシアのウクライナ軍事侵攻がおき、個人として何ができるにだろうかと自問自答しています。 そんなところで、今まで気がつきませんでしたが、刑法94条ではこう定められています。 (中立命令違反)外国が交戦している際に、局外中立に関する命令に違反した者は、三年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。 ロシアがウクライナに軍事侵攻しましたが、メディアによっては「戦争」と表現しています。いずれにしても「外国が交戦」しているので、この条文が適用になることがあるのか、という疑問があります。つまり、一方に肩入れすると刑法犯になってしまうのか、と。 私のうる覚えの国際法の知識だと、「…
昔々の大学生の頃は、資格試験予備校といえば早稲田セミナー、TAC、LECが中心でした(司法試験専門では辰巳があったけど、司法試験には縁遠かった学生生活だったので・・・)。大学の生協にはこの3社のパンフが置いてあったものです。 特に早稲田セミナーは20代の頃の某資格試験対策ではお世話になり、高田馬場にあった校舎に通ったこともあります。そういえば早稲田セミナー印の紅茶を売っていたけど、あれはなんだったのか。 そんなわけで、司法試験を目指すことにしたときも、まずは早稲田セミナーで検索したのですが、なんとびっくり、いつの間にかTAC傘下に入っていたんですね。浦島太郎状態とはこのことでしょうか。 90年…
恥ずかしながら、貯金ができるようになったのは30代後半になってからでした。それまでは生活費でカツカツで、ほぼ貯金ゼロの生活でした。 ある程度余裕が出るようになってから始めたのは、毎月幾ばくかの金額を積み立てて貯金していくことでした。この時に大事なのは、給料から使った額の残りを貯めるのではなく、給料から毎月貯金する額を先に差し引き、残りを生活費に使うことです。当たり前かもしれませんが、誘惑が多いこの世界で確実に貯金をしていくには、先に天引きしてその額はないものと思うしかありません。それに、限られた額で月末までやりくりすることになれるのは、老後に限らず収入が途絶えた境遇で生きていく訓練になりました…
本業の収入がほとんどないので、生活費は資産を切り崩して捻出しています。 仕事を辞める際に計算したときは、かなりの節約生活になりますが切り崩していくことでなんとか年金をもらうまでは生きていけそうでした。 最近流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)と勘違いされるのですが、本来の意味のFIREは資産から出る配当で生活していき資産は減らないということらしいので、FIREではありません。 サラリーマン時代よりは減らしても収入があれば少しは潤いのある生活が送れる、という意味ではセミリタイヤと呼ぶ方が適当かもしれません。 で、資産の目減りを防ぐために運用…
今日の日経に記事が出ていました。 紙の約束手形、取り扱い廃止要請へ 政府が金融業界に 去年3月の経済産業省「約束手形をはじめとする支払条件の改善に向けた検討会」の報告書でも2026年の約束手形廃止が謳われていましたが、これは実業界サイドである中小企業の声を反映した提言だったのに対し、今日の日経の記事では決済サイドの監督官庁である金融庁も動くようですので、本格的に廃止に向けて動くと思います。 で、私の心の叫びであった「手形法を勉強する意味があるのか」という問いへの回答はどうなるのでしょうか。予備校やウェブの情報を見る限りでは、「ロースクールでも教えていないんだから出ることはない」から「過去に出題…
↓の記事の続きです。 legalshu.hatenablog.com 昨日税務署から葉書がきて、還付金の処理を完了したとのこと。銀行口座を確認すると、確かに振り込まれていました。 早い! やればできるじゃん、という感じです。e-TAX経由で提出してから二週間程度で振り込みです。 内容はシンプルなふるさと納税と医療費控除だけだったことが要因でしょうが、デジタル化により処理速度も速くなったのでしょうね。紙で出していた昨年までよりも一週間以上は早いです。(けっしてマイナンバーカードを推奨するわけではないですが・・・)。
若い時と違うのは、すぐに脳が疲れてしまうことです。2時間も勉強すると、何も頭に入ってこなくなります。そんなときは自分を甘やかそうという話です。荒行しているのではないのだから、気合いで眠い頭をフル回転させるのではなく、常に脳が心地いい状態にしてあげたほうが勉強が捗ると思います。 頭が働かないと自覚したら、思い切って10分ほど寝てしまいます。頭が疲れているときは休ませるに限ります。 目覚めた後は、それまでよりも講義の内容が頭に入ってくる気がします。あくまで気のせいですが。 それに、脳が欲しがるのか、勉強の合間に甘いものをよく食べるようになりました。サラリーマン時代は仕事中によく間食していましたが、…
憲法の講義では必ず出てくるこの事件、呼び方が書籍によって様々ですが、アガルート総合講義のテキストでの名称に合わせてこの呼び方にしました。 先にディスクレイマー:この記事では判例に対する深い考察や参考となる論証を示したりすることはなく、ダラダラと私の思い出を語るだけなので、この記事を読んでもまったく司法試験対策にはなりません。 私が通っていた田舎の公立高校では、男子は体育のカリキュラムの中で武道が必須となっており、2年生の時に剣道を週一回一年間受講しました。80年代後半の話です。 使い回しの面や小手の臭さに弱りながら授業の間は竹刀で叩かれまくっていたのですが、あるとき、同級生の一人が剣道をせずに…
レファレンス用に、スマホに有斐閣法律学小辞典(第5版)を入れています。 https://www.logovista.co.jp/LVERP/shop/ItemDetail?contents_code=LVDUH03050 単語の正確な定義を確認したくなったときは、本来ならば紙の基本書で調べるべきなんでしょうが、ササっと調べたいときや、外出時の勉強中に調べたいときなどに活用しています。 特に外出時は、誰が書いたかわからないウェブサイトの定義を見るより信頼できるので、重宝しています。 本当は同じ有斐閣の法律用語辞典(総収録項目数 約1万4,000)にしたかったのですが、最新の第5版はまだスマホ対応…
タイトルのとおりです。手形法の勉強しないといけないでしょうか。 時間にすれば数時間、論文の問題でも数問でしょうが、意味あるのかなあと考えてしまいます。 長いサラリーマンの経験として、実務では約束手形で決済なんて見たことありませんでしたし、会社にある小切手帳も10年くらい使ってませんでした。まだ手形決済している業界あるんですかね。 試験科目に入っているので勉強しないといけないのはわかっていますが、実務で使っていない法律を、「昔からそうだから」という理由だけで試験科目に入れている必要あるのかなあ、とちょっと疑問に思ってしまいました。
今はほぼほぼアガルート総合講義のテキストのみを利用していますが、最初は何も知らず、「予備校テキストは邪道。真の法律家を目指すなら立派な学者が書いた基本書で勝負!」といきり立ち、全科目の基本書を揃えました。 しかし、予備試験対策という観点から見ると、基本書の記載はまどろこしかったり(「書かれている背景を理解しろ!」というツッコミはなし)、学説の記載が冗長で解答の基本にしたいと思っている判例の解説が物足りなかったり、ということで、最近は基本書を開くことも少なくなっています。 まずは基礎講座を終わらせてからが、基本を使い倒すフェーズになるのでしょうか。 ウェブでの評判や、本屋でパラパラしてとっつきや…
電車に乗っている間や、基礎講座を聞くのに疲れたときのような隙間時間には、アプリで択一の肢別の問題を解いています。 使っているのは(というか、他のアプリを知らないのですが)、「辰巳の肢別」です。 過去問が全7科目で3万円ちょっとでした。 各科目(民法は総則・物件の民法1と債権・家族・要件事実の民法2に分かれています)とも1000〜1300問程度とけっこうボリュームがあり、やりごたえがあるのですが、問題が多い分、遅々として進まなくて焦るという副作用もあります(汗)。 スマホで手軽に勉強できるので重宝しているのですが、気になる点もあります。 民法で、成年が20歳のままの問題があります 過去の問題充実…
花粉症の薬をもらうため、勤めていた会社の近所にあるクリニックまで行ってきました。会社がある街まで行くのは久しぶりです。 目をつぶってでも駅から歩けるくらいに馴染んだ街ですが、なにか違和感を感じます。クリニックもスーツ姿ばかりという街で一人だけデニムにダウンで歩いていたからか。もうこの街の住人ではないという思いからくる疎外感か。 People are strange when you're a strangerというドアーズの歌の一節を思い出しました。 もちろん会社に顔を出すような真似はしません。いつまでもOBズラする人もいますが、カッコ悪いですよね。
予備試験科目の判例百選はすべてKindle版で揃えました。基本書はすべて紙にしたのですが、判例百選はあくまでレファレンス用途ということで、省スペースと携帯の利便を考えての判断です。 必要があるときはiPadで確認しています。 しかし、せっかくApplePencilあるのにKindleだと書き込みできないんですよね。ページごとに画像ファイルにすれば書き込みごと保存できるようですが、全ページを画像ファイルにしているだけで試験日になりそうです。 仕方ないので、ハイライト機能で色を使い分けてマークするだけになっています。メモ機能もあるのですが、ぱっと見ではどういうメモをしたかわからないので使っていませ…
最初はナメていました。予備校の論文講座を受けて基本書を熟読すれば合格レベルに余裕で達すると激甘な発想をしていました。 しかし現実は甘くなく、論証の背景が全く理解できず、そもそも知識が30年前からアップデートされていないので新判例や条文改定についていけず、一言でいうとまったくわかっていないことに気付かされたのです。 そんなわけで、基礎学力からつけなおそうと、予備校こ基礎講座を受講することにしました。 まずはネットで評判を調べて、候補をLEC、伊藤塾、アガルートに絞りました。 まずLECですが、サイトが見づらく(基本的にスマホでチェック)、自分に合った講義が容易には探せず、さらに初心者でどの講師が…
司法試験を目指すこととしたとき、当然のように法科大学院入学も検討したのですが、予備試験ルート一本にしました。その理由です。 周りで法科大学院経由での合格を目指している人たちが三振してただの人になった 法科大学院の講義だけでは合格レベルに達せず予備校に行くくらいなら、最初から予備試験対策に絞ったほうが合格に近いと考えた。 法科大学院経由だと司法試験受験まで最短でも2年。予備試験経由なら最短1年(取らぬ狸の皮算用とはこのことですが・・・) 法科大学院経由の合格率と予備試験経由の合格率を比較して、予備試験合格レベルの学力を身につけることが司法試験合格の近道だと考えた ※令和3年のデータだと予備試験合…
本業がないときは、月曜から金曜は8:30から19:00を目処に勉強しています。 本業は開店休業状態なので、ほぼ毎日フルタイムで勉強ですね。 基本的には45分勉強したら15分休憩のペースです。基本講座を聞いていると、45分過ぎたら集中力が明らかに落ちるので、こまめに休憩を入れて頭をリフレッシュさせています。休憩時間を多く入れないといけないのは若い受験生との大きな違いですね。 土日はお休みです。司法試験を目指すことにしたときに「家族サービスはこれまでとかわらないようにする」と妻と約束したので、気分転換も兼ねて外に出るようにしています。 試験間際になってきたら土日に遊ぶ心の余裕は無くなるでしょうね。…
今年の確定申告を終わらせました。確定申告といっても、医療費とふるさと納税で控除額を再計算するだけですが。 データ入力はパソコンで行ったのですが、マイナンバーカードとスマホの連動で、あっさりと電子申請(e-TAXと言うそうです)できてしまいました。去年、マイナポイント欲しさにマイナンバーカードを作っておいたのが功を奏したようです。 まだ税務署も余裕あるでしょうから、一月くらいで還付金が振り込まれると期待しています。 ふるさと納税でいろんなものを送ってもらったのですが、収入がなければふるさと納税するメリットないんですよね。今のところ今年の収入は微々たるものにしかならない予定ですので、しばらくはふる…
勉強用の六法は有斐閣の判例六法(令和4年版)を使っています。 遠い昔の学部生時代はポケット六法派でした。今よりもーコンパクトで持ち運びしやすかったんです(持っていくだけで勉強しませんでしたが・・・)。 それに、一年生の時の講義で勧められたのがポケット六法かデイリー六法だったのも理由です。 当時、判例六法は民法や刑法のカタカタ条文を勝手にひらがなに変えていたので、教授連中が「判例六法では条文をわかったことにならない。だから薦めない(キリッ)」と言っていたんですよね。 そして、「判例が載っていることで条文の並びのリズムが悪い」とよくわからないことも薦めない理由としていました。 まあそんなもんかと思…
フルタイムで勉強始めて1ヶ月。こんな感じです。 <Input> アガルートの総合講義300 <Output> まだ時期尚早でしょうが、講義を聴いているだけでは身につかないので(知識は使うことで初めて身につくと社会人生活で学びました)、伊藤塾の試験対策問題集を使って論文答案を書いています。答案のレベルの低さに自分ながらがっかりです。 <空き時間用> 辰巳の肢別本アプリをスマホに入れ、すきま時間に問題を解くようにしています。 時間配分だとアガルートの総合講義が大半ですね。
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