イソヒヨドリのメスがスイーと飛んで来ました。 足で何か踏みつけています。 イモムシか、何かの大きな虫でしょうか。 スマートな外見ですが、カラスの様に大物を捕まえて食べるのに驚きます。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
本流の鴨川下流域です。この雌雄はここでも縄張り争いをしています。 メスが留まっている左岸に、オスが右岸から飛んで来ました。 手前のメスが、徐々に間隔を詰めて行ってオスを威嚇していました。 メスは10分足らずでオスを上流に追い払いましたが、またオスが戻って来てメスの餌場に侵入しています。 ここは魚がたくさん集まる餌取りしやすい場所なのでしょう。 にらみつけるメスの「いい加減にしなさいよ!」の声が聞こ...
鴨川の支流で、縄張り争いをしているカワセミのオスとメスです。 カワセミは縄張り意識が強く、500mから1kmのテリトリーを持つそうです。 このメスの縄張りにオスが侵入してきて、威嚇ポーズではなく2羽並んで止まっていることもあります。 求愛が行われるかと今月始めまでは思っていましたが、やはり縄張り争いだったかと思う今日この頃です。 支流では、2羽が不意に川面を孟スピードで追いかけ合う姿もよく見ます。...
支流で、堀を縄張りとするメスカワセミの餌取りタイムに出くわせました。 躊躇することない飛び込みは鮮やかなものです。 小魚を咥えて上がって来ました(残念ながら堀にかかったパイプで飛び込み位置が見えません)。 狙った魚の向きが変わり、一旦飛び上がったものの急ブレーキをかけ着地です。 メスは魚を捕った後、場所を変え休憩に入りました。 (椿 9/19 撮影) PANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4....
ヒバリの姿が消えた河川敷に、チョウゲンボウのメスが留まっていました。 が、すぐに対岸に向かって飛び立ち見失ったかと思いきや、近くの電柱に留まりました。 繁殖シーズンが終わると、チョウゲンボウは1羽で過ごすようになります。 高く大きく旋回すると、遠くでホバリングが始まりました。 30秒後、急降下して姿が見えなくました。 浮上してきた姿が目に入ると、足指に獲物をでつかんでいるのが分かりました。 チョウ...
鴨川支流のカワヤナギの茂みに、オスカワセミが止まっていました。 この餌取りモードになるまで、1時間近く待ちましたが・・・ 枝移りを繰り返し、魚の動きを追うように左右に首を振ります。 狙う獲物が定まった様で、じっと水面を見つめています。 そして勢いよく、飛び込みます。 残念ながら、餌取りは失敗で魚は捕まえていませんでした。 結局、見ている間は魚を仕留める場面には出くわしませんでした。撮りやすい場...
例年渡り鳥のカモ達が、憩いの場にしている中州に、コガモの姿がありました。 北の地で繁殖を終え、鴨川に先着した集団をみつけて頬がほころびました。 留鳥のカルガモや渡り鳥のマガモの傍で泳いでいるのは、天敵からの防衛本能でしょう。 去年もそうでしたが、カルガモやマガモのメスの傍で子供を装っている知恵者なのかもしれません。 羽繕いタイムが始まりましたが、ふいにカラスが頭の上を翳め飛ぶのを見ました。...
メスカワセミは上流から飛んで来ると、橋と並行に架かるガス管の縁に留まりました。 その次は橋脚に場所を変えました。 10m程の高さから小刻みにチョコチョコと位置や向きを変え、獲物に的を絞ります。 距離はありましたが、何度も飛び込む姿を見る事が出来ました。 草刈りのおかげで餌場を移し、久しぶりに明るく広々とした場所で撮ることができました。 只々、飛び込みに追いつけない腕が残念ではありましたが・・・。...
「ヒュー、ヒュー」の少し詰まったよう複数の鳴き声が聞こえてきました。 何の鳥かと見上げると、色の鈍いイカルが留まっていました。 イカルの幼鳥には、雨覆や風切に白い羽が残っています。 クチバシも綺麗な黄色ではなく、上面と下面の灰褐色にはムラがあります。 この枝の下には水場があり、数羽で降りて来ては交替で水を飲んでいました。 頭の黒が、まだ薄い個体もいます。 留鳥ですが夏場見る事は少なく、集団は皆...
コシアカツバメの幼鳥です。 電線に留まるツバメの幼鳥の数が増え、その中にコシアカツバメも混じっていました。 ツバメの全長は17㎝、コシアカツバメは19㎝と、少しばかりサイズが大きい様です。 この個体は、そこに混じっていたコシアカツバメの成鳥です。 成鳥の体は、はっきりした色合いで尾羽の外側が一段と長いようです。 コシアカツバメの幼鳥は、全体的にまだ淡い色をしています。 ツバメ達に混じって餌取りをし...
(9月12日)10時45分 オスカワセミ 先週から護岸の草刈が続き、堀でカワセミの姿が見られなくなっていました。諦めて帰りかけた上流の橋でカワセミの鳴き声が・・・オスカワセミ発見です! 昨日も鳴き声だけは橋の下で聞いていたのですが、草の中に隠れていたようです。(9月13日)11時22分 メスカワセミ ここには昨日オスカワセミが留まっていた場所です。 久々に、メスカワセミが飛び込む姿を見ました。飛び込みは1回だけ...
9月の18日、仕事を終えて駅からの道をとぼとぼと歩いていると、目の前の空に大きな月が浮かんでいた。 まだ夜の7時頃だったので高さが低い。周りの住宅の屋根や電信柱がすぐ傍にあったせいだろう、随分と大きく丸く見えるお月様だった。 頭の中で”中秋の名月”と言う言葉が浮かぶ。この日のお昼には何の意識もなかったのに、何とも有難い贈り物を戴いた気分になった。正確には前日の17日が暦に合うようだが、これだけ丸けりゃ『...
午前中、川辺に到着すると付近の電線にツバメの幼鳥が沢山留まっています。 電線から飛んで来たツバメは、左岸に生えるカラムシに留まります。 近くを飛ぶ虫を見つけるとスイーと飛び立ちます。 流れをなぞるように、100m程の距離を飛んで行っては戻って来ることを繰り返します。 そして日差しを避けられる左岸で暑さ凌ぎの小休止か、体を冷やす様にコンクリートに張り付くこともします。 空腹が満たされると、また電線に...
睡蓮と言えば、印象派の画家モネが愛し、数多くの作品を残した花です。 睡蓮は温帯睡蓮と熱帯睡蓮に分けられ、モネが描いたのは水面に浮かぶように咲く温帯睡蓮です。 今日は水上に茎をのばして咲く、アフリカ原産の熱帯睡蓮を撮って来ました。 熱帯睡蓮は暑さに強く、水温が40度になっても大丈夫なんだそうです。 蓮よりも小ぶりで花色が多く、丸い葉っぱが水面に沢山広がっていました。 ギリシャ神話では、水の妖精の名...
生態園の奥の雑木林で、コサメビタキが2羽で移動しているのを見ました。 1羽は何とか高木の見える位置に留まってくれましたが、もう1羽は茂みの奥に入って姿が分からなくなりました。 夏鳥として渡って来るコサメビタキは雌雄同色です。 目が大きくて愛くるしく、下面は白色、背面は灰褐色です。 コサメビタキは、9月下旬から10月中旬に渡り去るまで、単独かつがいで過ごすそうです。 渡りの時期でも群れることは少ない...
今年はお山へ行く機会もなかったのですが、幸運にも植物生態園でサンコウチョウを見る事が出来ました。 幼鳥のメスの嘴は黄色みが残ったままですが、足には青みが出ています。 サンコウチョウは巣立ち後しばらくは家族で行動するそうですが、幼鳥2羽だけで付かず離れず移動していました。親は子供を残して先に旅立つそうです。 メスのアイリングはオスよりも細く、色もまだ鈍い色をしています。 オスは、鈍い水色の太いアイ...
生態園で雌雄のサンコウチョウを見ました。 秋の渡りを迎える前の9月初旬に、例年サンコウチョウの幼鳥が入って来るようです。 サンコウチョウのメスは虫を狙っているようですが、尾羽をスカートの様に広げています。 ふいに垂直に飛び上がったり舞い降りたり、左右の枝への移動も頻繁です。 最初に見つけたのはオスで、高木のユリノキに白い腹を見せて留まっていました。 オスが移動すると、葉っぱに隠れて見えなか...
今日は、右岸でササゴイの姿を見つけ、近い距離から撮ることができました。 餌取りの前に、翼を持ち上げプルプルと震わせウオーミングアップです。 その様が、なぜか昔話に出て来る蓑を着た猟師のように見えました。 首を縮め頭を低くした姿勢で、獲物を狙って護岸をゆっくり歩いて来ます。 ササゴイの餌取りは、岸辺に近づいて来た獲物を首を素早く伸ばし嘴で突き刺すそうです。 そして大きな魚もこの足指で挟まれたらひと...
今日は鴨川を上流に向かい走っていると、対岸に黒っぽいササゴイの幼鳥を見つけました。 育雛期の2か月を過ぎ、飛べるようになった幼鳥が岸辺に出る時期なのでしょう。 サギの中では小さい部類ですが、太くて長い首を持っています。 伸ばすと体の半分の割合を占め、白い縦斑で強調されているようです。 南から遊歩道を歩いてくる人に驚いて、ふわりと飛び上がりました。 大きく翼を持ち上げました。飛ぶ時は首を押し込ん...
支流でカワセミを探していると、カワヤナギの下枝に茶色い大きな鳥の姿がありました。 モゾモゾと動いていたのは、ササゴイの幼鳥ホシゴイです。 3日後には、少し上流の堀で姿を見ました。 成鳥にの羽色になるまで3年かかるそうです。この目立たない茶褐色の姿はそのためにあるのでしょうか。(8/30, 9/2 哲、椿 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300 f4.0 IS USMPANA DMC-G5 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0...
支流の堀を縄張りにしているメスです。 見ている限りでは餌取りが上手で、一回の飛び込みで効率よく魚を捕ります。 ふいに草木の中から姿を現し、気づいたときにはすでに飛び込んだ後というのが再三あります。そして獲物をくわえて又茂みの中に入ってしまいます。 1時間に1、2回程度、束の間しか姿を現わさないメスに太刀打ちできずにいる日々です。(9/6 椿 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300 f4.0 IS USM...
下流から飛んで来たオスカワセミ、いつも休憩場所にしているカワヤナギの隣の木に留まりました。 いつもの休憩場所にしている木には、コサギとアオサギが陣取っています。 サギ達も休憩には、川淵の5,6m程の高さの木の下枝を好むようです。 生い茂った枝葉が、天敵からもきつい陽射しからも身を守ってくれるからだと思います。 オスカワセミは、このカワヤナギの木でも餌取りをするでもなく、上空や水面を見つめてい...
メジロは夏でもその活力は衰えず、日向の枝から枝へと身軽に飛んで行きます。 アカメガシワに飛んで来て、黒く熟した実を選んで食べています。 成鳥オスのほうが腹の中央の黄色が濃く、下尾筒はさらに黄色が濃いようです。 メジロ行動を見ていると、とても敏捷で自分より大きな鳥に対しても気が強く追い払ったりもします。 ゴンズイの実が熟しました。木の実がなるところでは必ずメジロの姿を見る気がします。OLYMPUS ...
ふいにカワラヒワの集団が、川淵のエノキの木から水浴びに舞降りて来ました。 5,6羽いましたが、そのうちの2羽はつがいのようにも見えます。 その後を着いて来た1羽はヒナのようで、3羽は親子の様に見えます。 先頭は頭の色が濃いオス、後ろはメス、手前がヒナのように見えます。 2羽の豪快な水浴びが始まりました。水浴びは見張り役と交替で行われます。 3羽は、示し合わせたように飛び立ちました。 地味な見た目から、...
休憩中のオスカワセミが、30分ほどすると堀の端に現れました。 なかなか餌取りする姿を見られなかったため、今日こそはと思いました。 20分程留まり位置を変えながら魚を狙っています。 しかし、飛び込んだのは下草が生い茂る見えにくい場所でした。 下草の中で魚を食べたのかどうか、その後姿が分からなくなりました。 20分後に見つけたのは休憩場所でした。(椿 8/28 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO...
夏鳥として日本に渡って来て繁殖し、10月か11月には越冬地に帰ります。 繁殖が終わったのか、春の渡り以来再び川辺でよく目にするようになりました。 2羽は、幼鳥と尾羽の長い成鳥の様に見えます。 コシアカツバメが飛んでいると、腰の赤さび色が目に飛び込んで来ます。 ツバメに比べると、小刻みな羽ばたきの回数が多く、バタバタ飛ぶ様に見えます。 そのせいか2種が一緒に飛んでいると、ずんぐりとした体形に見えます。...
(8月11日) 2番子でしょうか、巣立ち雛が父さんツバメにチョコチョコ寄っていきます。 ヒナは親に比べると、全体的に色が浅く羽に艶がありません。 父さんツバメは、もう雛に餌を運んではいません。 それでもまだ父さんツバメに、大きな口を開けて餌を催促しているヒナもいます。 親からヒナが給餌を受けられるのは、巣立ってから数日だけだそうです。 その後は、兄弟で一緒に移動しながら暮らすそうです。 川の上の縦...
(8月23日)12:37 このカワセミオスを見つけて5日目です。 30分程の木の中で休憩の後、南の支流と本流が交わる右岸に飛びました。 青い川面が背景に映る、岸辺で姿を見るのは初めてです。 これは餌取りかと期待しましたが、50m先の左岸の木の中に飛んで行ってしまいました。(8月27日)10:11 オスカワセミは又も休憩中でした。 このオスは胸や腹部も褐色で、頭頂部や肩にも羽が擦り切れたような繁殖跡がなく綺麗な色を...
イソシギが川岸で珍しくまったりとしていました。 そこへ飛んで来たのは・・・この赤っぽい蜂はスズメバチじゃないでしょうか。 スズメバチは(オオガタもコガタもいるそうですが)、イソシギの傍を飛んで行きました。 イソシギも全く敵とは思ってないのか動じませんでした。(椿 8/7 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
オスよりも400m程上流を縄張りにしているメスです。 その上流の両岸は堀になっていて、メスは護岸の奥の生い茂った樹木を休憩場所にしています。 ほぼ30分おき位に、護岸に一瞬姿を現しては素早く餌取りをし、すぐ茂みの中に入ってしまいます。 腹には抱卵跡があり、もう繁殖期を終え自活を始めたメスのように思えます。 堀の中程に留まっていたメスの近くに下流を縄張りにするオスが飛んで来ましたが、邪険に追い払う声を...
雨が上がるのを待って、昼からの出動です。 前日見つけた、支流のカワヤナギの下枝にオスが留まっていてくれました。 オスは何回か枝移りはしたものの、なかなか腰を上げません。 上空を飛ぶカラスやサギやトビに首を上げ、通り過ぎるのをじっと目で追っています。 時折、嘴を水面に向け魚を目で追うものの又元の体勢に戻ります。 何度も羽繕いが始まってはすぐ終わり、ペリットを吐いてまた羽繕いです。 翼を持ち上げるス...
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イソヒヨドリのメスがスイーと飛んで来ました。 足で何か踏みつけています。 イモムシか、何かの大きな虫でしょうか。 スマートな外見ですが、カラスの様に大物を捕まえて食べるのに驚きます。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
メスの姿を最初に撮った場所で、同じ枝に帰ってくるのを辛抱強く待ちました。 あきらめて帰ろうとしたら、バサバサと飛んできて褐色の翼と尾羽を閉じました。 そして、軽いストレッチを始めました。 胸や背の羽繕いをする姿も見せてくれました。 飛んで来たカラスに、小さな体で何度も突っ込んでいく勇敢な姿も見せてくれました。(椿、哲 6/18 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC...
お山のエナガは生えている樹木が高いので、見上げて撮ることが多くなります。 レンズを上に向けると、幼鳥の特徴の白い下腹部がまあるく見えます。 眉は濃くなりかけ、瞼の赤みも薄くなってきています。 エナガは繁殖期が早く、6月にはヒナは幼鳥になり、群れとなって山林の間をピュンピュン飛び回っています。(椿、哲 6/20 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VAR...
お山の裾野でサンコウチョウの囀りを耳にしました。 一か月前にも足を運びましたが、囀りと森の奥を飛び去る黒い残像を見たのみでした。 つがいができる、6月の中頃までが囀りが聞ける頃合いのようです。 サンコウチョウは暗くて枝の込み入った所が好きで、せわしなく予測不能な動きをします。 黒っぽく写っていますが、今日見つけられたのはこのメスのみです。 オスの囀りは、樹上や奥から聞こえたのですが、姿を見るこ...
黄眉が波なみのナミナミクンが、枝にいたシャクトリムシを捕まえました。 抵抗するシャクトリムシを、1分程高く掲げたり下げたり、咥え直したりして食べました。 その後、飛び立つと足指の細長いことに驚きです。 羽ばたくと、翼の長さにも驚きです。 枝移動して、今度は空中を飛ぶ虫を狙うようです。(椿、哲 6/6 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO ...
高野川では、コシアカツバメがたくさん飛んでいます。 川面を飛んでいるコシアカツバメは虫を捕ることに集中している様で、これから繁殖期のピークを迎えるのでしょうか。 旋回を繰り返し、なかなかスピードが落ちず、ピンボケ量産です。 コシアカツバメの長い尾がたなびいています。 川面を一緒に飛んでいるのは、今年巣立ったツバメかと思います。 翼に光沢がなく、喉の赤色が薄く、尾は短く見えます。 時折、草に...
黄眉が波打っているナミナミクンを見つけたのは4月の下旬。雨覆、風切羽、尾羽にも褐色の羽があり、去年生まれの若鳥のオスです。 2か月近く経ちましたが、しきりと囀っていた声が稀にしか聞こえなくなりました。 横向きに止まると、翼の白い斑は名札の様で目立ちます。 腹部の白も、黒と黄色の強いコントラストを和らげて見えます。 渡りの秋まで愛らしい姿を見られるといいのですが。(椿、哲 6/4 撮影)PANA DMC-G8 &am...
ピイヨピイヨ、しきりと鳴いている鳥は何だと思っていると・・・ カルガモの大きくなったヒナが1羽泳いでいました。 あとの兄弟はどうしたのかと思っていると・・・ 少し下流から、グガガガと一声聞こえました。 するとヒナは、下流に向きを変え急ピッチで泳いでいきます。 どうやら迷子になって、お母さんを探していた様です。 お母さんの姿が見えた途端、不安が吹き飛んだ様です。 お母さんのそばにはもう一羽、お父さ...
上流域でオスのカワセミを見つけました。 草むらから、ツッチーと鳴きながら飛び出してきたのに驚きました。 繁殖地から元の縄張りに帰って来たオスでしょうか。 一度飛び出すと、次に止まったと思う場所は夏草に覆われ姿を見つけられません。 繁殖地に行って他の主のいない川で、自在に移動するカワセミを鳴き声だけで追いかけられるものではありませんでした。(椿 6/9 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-...
雨の日も爽やか気分にしてくれる紫陽花です。 ピンク、白、青のガクアジサイが咲いていました。 真ん中の蕾のようなのが花です。 ガクアジサイは、小さな花をガクが額縁のように囲んで咲きます。 ガクアジサイは、江戸時代よりも前に日本で栽培されていたそうです。 清楚さ、可憐さでは白がいいですね。 モンシロ蝶がとまっているような風情です。 ガクと小花の何とも不思議な色合いが綺麗です。 西洋アジサイは、白...
市街地に、ヒナを連れたカルガモ親子が現れました。 その愛らしい、ぷるぷるした動きに見入ります。 ヒナはお母さんをまね、餌の取り方を教えてもらっているようです。 お母さんは、水中の昆虫や小魚も取っています。 見上げた先には、何が見えているのでしょうか。 ヒナたちの数は3羽になってしまっていました。 集団から反れ、好奇心の赴く方に泳ぐヒナが1羽いて気がかりです。(椿、哲 6/7 撮影)PANA DMC-G8...
ヤマガラの親が餌となるものを見つけた様です。 すかさず、ヒナが寄ってきます。 親は、しっかり口の中に含んで吐き出すように与えます。 素早くヒナに与えました。 ヒナは林の中に飛び去りました。 このヒナは、自分で餌探しでしょうか。(椿、哲 6/6 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
ジュリジュリジュリと 、エナガ集団の声が林の中に聞こえてきました。 赤いアイリングの幼鳥を複数見ましたが、みんなで何羽いるのかわかりません。 同じ枝や幹に止まったり、バラけたりします。 中には、尾っぽの曲がっている幼鳥もいました。 巣の中で、兄弟達と詰め合って過ごしたせいでしょう。 小さいコは、羽色がまだ褐色がかっていました。 幼鳥の愛らしい後姿です。 体の大きさも、すばしっこさも成鳥と変わ...
3月下旬から、姿が見られなくなっていたカワセミの姿を見ました。 おそらく、このすぐ近くの橋周辺を縄張りにしていたオスだと思います。 あたふたとカメラをスタンバイして、いきなりの飛び込みにかろうじて間に合いました。 これは水浴びだったのかも、一回だけでしたが久しぶりのポーズです。 頭頂部や腹部の羽が、擦り切れている様に見えます。 飛び立つと、何処まで飛んで行くのか、何処で止まるのか、目は釘付けです...
6月を迎え、”はなしょうぶ園”では色とりどりの端正な花菖蒲が見られます。 シャッキとした茎と葉も、日本の伝統美を感じさせられます。 江戸時代から品種改良が重ねられているそうです。 そういうと、武士の姿や武家屋敷に咲いていたのかと勝手な想像をしてしまいます。 花弁が大きく、たおやかに垂れ下がったふくふくしさもいいですね。 ドクダミの白い花も咲く季節です。 ササユリもひっそりと、緑の濃い”生態園”に咲い...
群れで行動していたイカルは、繁殖期になるとペアで行動します。 欅の木に飛んだ2羽、おそらく左がオスで、右がメスだと思います。 メスのほうがオスのそばに寄って行きました。 オスは、地面でついばんできた実をメスに給餌したようです。 繁殖状況はわかりませんが、鳥の中でもイカルは、つがいの仲の良さが目立つそうです。 この日は、こんな水浴びシーンも見せてくれました。(椿、哲 5/28 撮影)PANA DMC-G8 & M....
シジュウカラの巣立ち雛をあちらこちらで見ます。 ヒナに餌をせっつかれている親鳥です。ヒナの羽色には差がある様です。 親鳥は、せっせとヒナ達に虫を運んでいました。 親鳥は休む間もなく、次の雛にも虫を運びました。 ヒナ達は待っている間も、木々や地面ををちょこまか移動し続けます。 自分でエノキの実を取ろうとしているヒナを見ました。 シャシャブの実めがけて飛んで来たヒナも見ました。 親から飛び立つ日...
生態園の奥で、囀りを聞かせてくれるキビタキです。 頻繁に囀りながら飛び回った後、羽繕いと休憩に入りました。 胸を突き出したり、背を丸めたり。 翼に隠れて見えない背の黄色い羽は、カメの甲羅程たっぷりあるんですね。 長い休憩の後、再び囀り始めました。 キビタキの姿を生い茂って来た若葉が隠し、探すのが大変になってきました。(椿、哲 5/27 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPA...
府立植物園 正門入り口手前プランターにはゼラニウム、その後ろの花壇にはペチュニア、ビオラ、サルビアと多彩です。 バラ園では、春バラが見頃を迎えていました。(椿、哲 5/27 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
今日も、黄眉が波打った”ナミナミクン”の姿を見ることができました。 このエリアに囀りが届いて来ると、待時間の有無も忘れてしまいます。 枝に長く留まってくれるのは、羽繕いの時でしょうか。 胸元を掻いているキビタキ、下面の内側は黒いんですね。 次は、大事な翼のお手入れ、入念に時間をかけます。 さあ、シャキッと元通りの麗しい姿になりました。 翼の白い紋章もオスの無くてはならないアイテム、素早く飛び立って...
ヤマガラのヒナ4羽が、水飲み場の前を戯れるように旋回していました。 今度は野鳥撮影の人のレンズの上に・・・止まり位置を誤ったか、足を滑らせています。 このレンズカバーの素材は止まりやすいようです。 ヒナが2羽もとまるとは・・・ 自転車のチャイルドシートにも・・・喉元がグレーの グレちゃん。 喉元が白い しろちゃん。 喉元が茶色っぽい チャコちゃん。 喉元に黒い斑がある てんちゃん。(椿、哲 6/15...
御所の野鳥の水飲み場周辺で、ヤマガラのヒナが飛び交っていました。 このヒナたちは、ここで餌付けされていた親から生まれたようです。 驚くことに、まだ小さいヒナなのに人慣れしています。 野鳥撮影をしている人のスマホの上にも・・・ ベンチに置いたナップサックにも・・・ 人が腰かけているベンチの脇にも・・・ 腕を伸ばすと、スイーッと飛んで来て手にとまります。 差し出した手に、ヒナ2羽が同時に乗ることも・...
アオバズクのつがいは毎年、御所の中にある神社のクスノキにやってきます。 若葉が芽吹く4月末頃に東南アジアから渡って来るので、アオバズクと命名されたそうです。 アオバズクは、一生同じ相手と同じ樹洞を営巣に利用する卯ですそうです。 5月末には産卵するそうで、抱卵はメスのみが行っているようです。 オスは、見晴らしの良い決まった枝で見張りをしています。 メスは夕方と明け方に餌取りに出ますが、概ねオスからの...
植物園の小さな野鳥達です。 今の時期は昆虫を好んで食べています。 メジロの目の回りは、太いリングのように白い羽毛でおおわれています。 餌を取る動作が愛らしく見えますが、給餌に追われている親鳥なのかもしれません。 まだクチバシに黄色味が残るシジュウカラのヒナが、大きな毛虫を増した見つけました。 雑木林の奥から親鳥や兄弟と一緒に飛んで来たヤマガラのヒナです。 集団の動きは早く、最後に残った...
四条大橋周辺で見る、人馴れして観光客のモデルになっているアオサギです。 橋を渡り一筋、西に入ると高瀬川が流れる祇園にも姿を現します。 紫陽花の頃は更なり。 低木の枝にたくさんの大きな花を付けた紫陽花が、アオサギを引き立てます。 アオサギは誰に邪魔されることなく羽繕いをしています。 ガタイが大きく”都鳥”とまでは呼ばれないでしょうが、所変われば風格が備わって見えるのが不思議です。(椿 6/7 撮影)OLYM...
コゲラを見ていると、休むことなく餌取りしている様に見えます。 紅葉の枯れ枝に開いた穴に頭を突っ込んでいるのを見ました。 巣穴なのか、それともねぐら穴なのかわかりませんが、中の反応はない様子でした。 オスは興奮したり風が吹くと、目の後ろに隠れている赤い羽毛が見られます。 折れた枝に登ったり降りたり、細枝では方向転換や飛び移りを小刻みに繰り返します。 コゲラは果実や種子も食べますが、昆虫やクモなど...
いつもの観察地点よりも3km上流にカワセミペアが居ました。 久々のカワセミの姿に歓喜の声を押し殺し、ピントを合わせました。 年に数回はこの橋でカワセミの姿を見るのですが、遊歩道が狭く通行の邪魔になる所です。 カワセミもすぐ橋底に姿を隠し、南へ北へと飛んで行ってしまいます。 オスが上流から飛んで来て橋に止まりました。 クチバシに給餌用の魚を咥え、「ツッチー、ツッチー」大きな声で鳴いています。 オス...
6月の花と言えば紫陽花、季節を彩ってくれる花です。 全体を薄紫に変えていきます。 咲き終わるまで、色が変化するものが多いのも魅力です。 アイボリーからピンクへ。 雨の日に、出先で色とりどりの紫陽花の群生が目に飛び込んでくることがあります。 小さなお得感を味わったような・・・ 一瞬迷宮の世界に引きずり込まれるような・・・ アメリカアジサイのアナベルは、グリーンから白に変わっていきます。 秋色までも...
初夏になると、涼し気な薄紫色の花を見に行きたくなる花菖蒲です。 この種は、外側の3枚の大きな花びらが、ふわりと垂れているのが優雅です。 どれもシャッキっと伸びる濃い緑の葉や茎が、ナイトのように花を支えています。 濃い紫は、高貴な色として好まれた様です。 薄紅色の花びらには濃い脈が入り、日増しに色が濃くなるものもあります。 紅色の花びらに紫の脈が入るものも、中央は紫。付け根の黄色い筋は共...
6月10日 商店街の一角にツバメの巣があります。 1週間程前に孵った4羽のヒナがいて、毎日盛んに餌をねだっています。 ヒナのお父さんは、およそ2、3分おきに餌を運んで来ていました。6月11日 ヒナ4羽が、揃って顔を出していました。 ヒナのお父さんは、商店街の角に姿が見えると、ヒューンと一瞬で巣に飛んで来ます。 親がヒナに与えているのは生きた虫です。 親が食べているのと同じものを雛に与え、巣立ち後の餌取りに...
3日前に見たカルガモの雛4羽の姿をまた見る事が出来ました。翼がまだ短くて、生後1か月を過ぎた頃に思えますがどうでしょう。 しかし、3日前には見られなかった赤茶色の羽が、肩と雨覆に見られます。 雛達は餌を捜して、岸辺に生える雑草の根元をつついているようです。 お母さんに付き従っている雛は3羽、1羽だけ先にどこかに行ってしまう雛がいます。 水辺に姿が見えなくなったと思ったら、岸に上がって休憩している雛3羽...
前日の豪雨で鴨川の水嵩は増えたまま、カルガモの雛4羽が流れに揺さぶられていました。 さほど高い堰ではありませんが、前進する雛にとっては滝のように見えます。 堰を越えようとしている様ですが、これ以上の前進は到底無理なようです。 リーダー格の雛が、西岸に向かって進路を取りました。 残りの3羽も、その後ろに続きます。 堰の上にはお母さんカルガモ、先に飛んで堰を越えたのでは・・・と思われます。 ようやく...
河川敷でいつも見かけていたイソヒヨドリオスの親鳥の姿が、今日は幼鳥のオスに変わっていました。 早春、イソヒヨドリのオスのさえずりが聞こえ始め、3月から4月には縄張りが決まります。 繁殖が終わり、巣だった雛は3週間前後親鳥の縄張りで暮らすそうです。 幼鳥は全体的に鼠色で、下面はウロコ模様、クチバシの黄色味はなく黒くなっています。 頭と背に、鈍い青色がわずかばかり見てとれます。 成鳥のように俊敏...
前回の続きです。カワセミの様子が気になるので、こちらもしばらく観察することにしました。 おっと、カワセミはまた深く網の間に頭を突っ込んでいます。 うわ、頭を突っ込んだまま、羽根を広げました。 と、今度は体をよじって網を抜け出しました。 少し脇へ移動したカワセミは、そこで羽根をバタつかせています。 外を眺めたりもしますが・・・ 結局、元の網の上に戻ってきました。 遊んでいるのか、餌取の一種なのか・...
金属製の網がかぶせてあった、とある場所にカワセミが留まっていました。 こんな所で何をしているのかと見ていると、カワセミは隙間へ頭を突っ込みました。 どんどん奥へ突っ込んでいきます。ついには頭が見えなくなってしまいました。 さらに体まで突っ込んでいきます。 うわっ、もう尾っぽを残すだけになってしまいました。 すると今度は体を戻して、羽根をばたつかせます。 まるでホバリングをするように、ジタバタと...
4月に巣穴を見つけたカワセミペアが、5月下旬に周辺で餌取りしていた頃の写真です。 ペアが餌取りをよくしていたのは、カラシナの群生した岸辺でした。 昼下がりの浅瀬で、小魚がピンピン跳ねているのが対岸からも見え、良い餌場の様でした。 背丈のある、カラシナの大株からオスは何度も飛び込みます。 大きな魚を捕まえ、巣の方に飛んで行きます。 30分余り待っていると、再び姿を現し、すぐさま魚を捕らえ運んで行...
繁殖中らしきイソヒヨドリのオスです。 河川敷のこの場所で、毎日のように餌取りする姿を見ます。 おそらく巣に雛が居るのでしょう、虫を捕まえると咥えて決まった方向に飛び去ります。 捕食対象に、抜き足、差し足、忍び足で距離を縮め、瞬時に飛び付きました。 これはよく知らないのですが、甲虫のクロコガネムシでしょうか? 咥えて飛び去り、イソヒヨドリはしばらくするとまた河川敷に飛んで来ます。(椿 5/30 撮影)O...
この時節、カワセミの声を聞いても見られるのは飛び去る姿ばかりです。 久しぶりに、羽繕いをするメスの姿を見ました。 右の翼のお手入れが済むと、左の翼のお手入れです。 時折、上空を飛んで来るオスに一鳴きします。 お手入れが終わると、つれなく上流に飛び去りました。 残った野鳥は、コチドリのメスがヒョッコリ草陰から1羽・・・ 寄洲に響き渡るのは、ホオジロのオスの囀りだけになりました。(椿 5/23 撮影)OLYM...
樹木の枝から枝へと飛び移る、きびきびした動きをするキビタキのオスです。 この生態園には3月末からいるようですが、メスはまだ見ていません。オスは例年、縄張り分散している様で半木の森に若鳥が、生態園に成長が居ます。 しきりにさえずり「ピイヨ ポッピリリ ポッピリリ」の耳に心地よい陽気な声を聞くと、一目姿を見たくなります。 夏鳥の中でも人気のキビタキ、鮮やかな黄色と黒の美しさに見とれていると、す...
「揚げ雲雀」はヒバリの繁殖期のヒバリのオスの縄張り宣言です。地上から大きな声で囀りながら飛び立つと、グングン上空に揚っていき1点で静止した後、ゆっくり移動しながら、羽ばたきを繰り返します。 昨日に引き続き、ヒバリを見に行くと、オスが囀りながら河川敷を歩いていました。 突然飛び立ち、逆光でしたが「揚げ雲雀」が始まりました。 巣作り初期はオスの空中囀りが多くなるそうですが、早い時で5分、概ね数10分に...