野鳥の姿を求めて歩きまわり、もう帰ろうとした時に混群が現れました。 シジュウカラ、メジロ、コゲラ、中でも数が多かったのはエナガでした。 落葉樹の青々と茂った葉が陽にあたり、エナガの愛らしさ引き立てています。 飛び立つと、線描きエナガに。 幼鳥も眉から背まで、羽がどんどん黒くなってきています。 ジュリリイ ジュリリイの鳴き声は、他の野鳥とは違う方向に流れていきました。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-...
4日続いた雨が上がり、下流域からペダルを漕ぎながら川面を見て行きました。 川の水嵩が増え、岸に居つけなくなったカモ達が下流で居場所を見つけたようです。 いつもカモ達の休憩場所になっている、淀みを囲う小さな寄州に集う数が増えていました。 オナガガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、ホシハジロはいつものメンバーです。・・・ここでユリカモメに撒かれるパンのせいもあると思いますが。 ホシ...
(アトリのメス) アトリは遠目にも鮮やかな橙色と、白黒の配分が目に飛び込んできます。 集団でいると一層華やかに見えます。 全体的にオスよりもメスは色が淡く、とても可愛らしく見えます。 頭の両側から肩まで黒く太い斑があります。 それが背、翼に続き、引き締まった色合いに見えます。 1月頃から群れで飛んで来て、カエデの実を食べている姿をよく見ました。 円錐型の頑丈そうなクチバシは、固さを問わず何でも...
(高野川) 高野川のカワセミ、この日はオスが頑張っていました。 葦から何度も飛び込むカワセミ。 対岸から飛んで来て近くで撮影できました。 流れるようなコバルトブルーの背が美しいオス。 飛び姿も凛々しいです。(鴨川) 朝ここを通った時は、オスが橋脚に止まっていましたが・・・ 帰りにはメスが、橋付近の東岸に止まっていました。 このメスは、水面に向かって伸びた丈のある枯草に止まるこ...
冬場、ヤマガラが実を咥えて木に留まっているのを見る事があります。 さっきまで背を向け朽木に張り付いていたヤマガラが、正面に回って来ると何か咥えています。 朽木に隠しておいた実を掘り出したようです。 すぐには食べず、どこで食べようかと考えている様にも見えます。 その表情はとても豊かで、人で例えるならばATMからおろしてきたばかりの預金と一緒でしょうか。(去年9月の写真) その実はどこかで見た・...
今日高野川で出会えたのは、蓼倉橋のオスカワセミでした。 対岸の草木から餌取りする事が多いのですが、ふいにこちらの東岸に飛んで来てくれました。 このオスは、とても綺麗な羽色をしています。 この十字ブロックに留まると、的を絞るのにチョコチョコ横歩きする姿が見られます。 飛んだり潜ったりする能力は優れているのに、歩くのは苦手な様で可愛いですね。 十字ブロックで小魚を獲ると、また対岸に飛び餌取を始めまし...
京都府立植物園の梅林では、梅の花が見頃となっていました。 紅白におめでたい感じで咲いていました。(黄梅) 黄梅も満開でした。 ウグイスが梅の木の近くに居ました。食性は雑食性ですが、種子や虫を主に食べます。メジロのように花の蜜を吸うわけではないので、花の周りには中々来ません。 桜は、八重桜はまだですが、河津桜はわずかに花を付けている木がありました。(哲、椿 2/17 撮影)CANON EOS Kiss X4 & EF300...
カワラヒワのつがい行動が始まっているようです。集団から離れ2羽で行動しています。 鴨川の土手を自転車で走っていると、頭上の街路樹の枝から2羽のカワラヒワがヒューンと川に飛んで来ました。 浅瀬に舞い降りた2羽は、周囲の安全確認をすると早速水浴びを始めました。 オスの頭頂部は灰色味が、目の周りはオリーブグリーンが、背は褐色味が強い色合いです。 メスは全体的に淡い色合いです。メスは警戒心が強いのか...
成鳥たち 「いい天気だわねえ。」 「さて、今日はどこに餌取りにいこうかしら。」 成鳥たち 「五条周辺がいいんじゃない?」 「最近、遊歩道は地元の人ばかりじゃなくて、観光客の人達も大勢来るし。」 成鳥たち 「ほら、パンの袋を持った人が来たわよ。」 成鳥たち 「ホントだ、あっちばかりじゃなくて、こっちにもお願いよね。」 成鳥 「あんた、正面橋辺りにも毎日パン撒いてくれる人達い...
(高野川の成鳥メス) 今日は高野川に到着するなり、下流から成鳥メスが飛んで来てくれました。 このメスはとても綺麗な羽色をしています。 成鳥メスは、行動半径が広く600m程南の鴨川上流、西側の賀茂川下流でも姿を見ます。 300m程上流にいる若鳥メスと鳴き声で威嚇しあい、時折縄張り争いをしています。 一瞬手前の岸に飛んで来て、すぐに対岸に飛びました。 再び、手前岸の6m程の高木、木斛(もっこく)から魚を狙い...
クチバシに、羽毛を咥えて飛んでいるエナガを見つけました。 もう繁殖期に入った様で、川淵の高木からジュリリリリ、ジュリリリリの高い声が頭上から降って来ます。 鳥の羽毛は巣の中を覆って保温するために使います。蜘蛛の糸は巣の外壁に苔を張り付けるのに使います。 これはメスへの給餌でしょうか。周囲を警戒し、巣作りを先導するのはオスだそうです。 繁殖期に入ったエナガのつがいの姿は微笑ましく、長居して警戒音を...
丸太町大橋付近で、今年に入って姿を見るカワセミのオスです。 2月に入り、ここにメスも姿を現すようになり、これからの展開を期待しています。 午前中は順光になる東側からの撮影で、手前の岸辺から飛び込み魚を捕りました。 そして、対岸に着地して素早く魚を食べました。 今度は対岸での餌取りになり、2倍モードで撮っています。 丸太町大橋の橋脚に留まる事もありますが、上流に飛び去る事も多々あります。 ここのカワ...
高野川で撮影していると、上空を群れで回遊する鳥がいました。2,30羽以上はいます。初めはドバトかと思っていましたが、どこかシルエットが違います。 飛び終えると、屋根やアンテナに大挙して留まっています。残念ながら距離があってどうもはっきりしません。 そんな時、ふと昔の記憶がよみがえりました。(もしかして、レンジャク・・・?) 比較的近くを飛んでいた写真を拡大してみると・・・やはりレンジャクでした。 ...
鴨川上流域にいる6羽のオカヨシガモ集団です。 11月に飛来した時はオス3羽でしたが、12月になるとオス4羽にメス2羽に増えました。 今の構成はオス5羽にメス1羽です。構成は入れ替わりがあるようです。 その中で、時折つがいのように寄り添っている雌雄がいます。つがいになると集団から離れていくのかな・・・とも思ったりします。 メスが、何か水草のようなものをクチバシに挟んできました。 オカヨシガモは主に植物性の...
いつも近距離から撮影させてもらっている、メスの若鳥です。 東の岸辺から、50cm程下にいる魚を狙っています。 移動して欅の枝から、2m程下の魚を狙っています。 狙い定めて水面近くまで降下しましたが、魚が移動したのか留まりました。 ショートホバをした後、すこし浮上して、またショートホバをしました。 そして落ちて行く様に飛び込みます。 高度な技を披露してくれましたが、とてもピントが合わせられるも...
オオバンといえば全身黒の印象が強いですね。 額板と呼ばれる額とクチバシは白、瞳孔は黒ですが虹彩は赤、足の付け根は黄色です。 足指には4本の指の間に葉っぱのような形の皮膚の膜が付いています。 この弁足と呼ばれる足は、水を搔く時は半開きのように見えます。 蹴り出した後は大きく開いて、戻すときは閉じるようです。 泳ぐときは頭を小刻みに前後に振り動かしてリズムをとり、軽々と自在な泳ぎをします。 あまり見...
(鴨川・丸太町大橋のメス) 久しぶりの晴れマークの日です。 意気揚々とやって来た鴨川で、東の岸辺に飛んで来たのを撮らせてもらいました。 50m程離れた西岸で餌取りすることが多く、止まりものが撮れただけで嬉しくなります。(高野川・御影橋のメス) この若鳥は頭頂部と肩羽に褐色味があります。 東岸に飛んで来ると、葦の密生する隙間から川面を南へ北へ、飛ぶ姿が見え隠れします。 岸辺からは見えないところで...
最近、鴨川でカワセミが良くホバリングをすると記事に書きましたが、この日も綺麗なホバを見せてくれました。 カワセミが、少し空を見上げるように飛び立つときは、ホバリングをすることが多いです。 この時も、グングン上昇していって・・・ 期待通り、ホバリングを開始しました。 少しすると、位置を変えました。 そして再びホバリング・・・さっきより少し距離が近い。 結局この時は、カワセミは降下はしましたが、水面...
ツグミが3羽で街路樹に飛んで来ました。群れの数は例年よりかなり減っています。(1/3 撮影) 今年の年明けには、野鳥達の好きな柿がまだ残っていて、ヒヨが飛び去るとむさぼりつくように食べていました。 2月に入ると木の実が乏しくなり、わずかばかり残ったエノキの実を食べに来たようです。 真下になっている実をどう食べるのか見ていると・・・ 実をとった後、持ち去るために翼を広げたようです。 見事、一発でもぎ取り...
川べりでクイナを見つけました。腹から脇の白黒の横班は他の野鳥では見ないものです。 こちらを見とがめたのか、急に水面を走り出しました。 速い、速い! その走る速さに驚かされます。 クイナは見た目以上に、がっしりした足を持っているようです。足には、長い3本の前向きの指と1本の後ろ指が付いていて泥地を疾走します。 数m程走ると、岸辺にできた窪みに入っていきます。 窪みの中に一旦入るとなかなか出て来てくれ...
いつものポイントで、メスのカワセミを見つけました。このカワセミは、人馴れしているのか、結構近くまで接近しても逃げません。こちらもついつい甘えて、距離を縮めていってしまいます。 調子に乗って近づきすぎると、流石にカワセミは飛び立ちます。でも少し移動するだけで、そう遠くへは逃げません。「あっ、飛んだ!」と、思っても・・・ すぐ隣の小さな切り株に着地しました。 獲物を狙っているのか・・・ 休憩している...
橋の下で活発に活動するカワセミがいます。光が差し込まない、薄暗い場所で盛んに餌取りをしています。 普通に真っすぐ飛込むこともあれば・・・ 空中停止して、ホバリングをしてみたり・・・ カワセミにとっては、比較的安全で、天候などにあまり影響されにくい良い狩場なのでしょうね。 ただし、ホバリングしても背景は大きな橋脚の灰色のコンクリートです。同じ鴨川でも、水面の輝きや、瀟洒な町屋が並ぶ美しい景色では...
淀みのそばで、灰褐色の大きい鳥が立って寝ているのを見つけました。 羽先に白い点々が目立つ、ゴイサギの幼鳥でした。 昼は寝ている夜行性のサギですが、夕べはこの近くで餌取りをしていたんでしょうか。 岸辺に近い草むらだったので、間近に観察することができました。 ゴイサギは成鳥と呼ばれるまでに4年かかると言われています。 脚は黄色っぽく、上クチバシと頭頂部に黒味が出て来ています。 目は黒い瞳孔、虹彩の色...
鴨川で撮影した帰り道、カワセミのメスに出会いました。 岸辺の近くは、葦が生い茂っていて見えにくいのですが、茎の間から時々、姿を見せてくれます。 順光の光を受けた時のカワセミの後ろ姿は、青く輝いて、何度見ても見入ってしまいます。 ホバリングも良くやってくれます。 この日は、顔の向きが少し残念でしたが、綺麗なホバリングでした。 このメスカワセミは人馴れしているのか、多少近付いてもあまり逃げません。川...
先月下旬からいる交雑種(左)のメスは、メジロガモとキンクロハジロのかけ合わせで正しいのかどうか未だ分かりません。ハジロ属は交雑種が比較的多いそうです。 今日も交雑種は三条大橋付近で、オスのキンクロハジロ(右)と一緒に泳いでいました。 下尾筒が白いのはメジロガモの特徴で、目が褐色でおにぎり頭はホシハジロの特徴ですが、交雑種はがたいはそう大きくありません。 キンクロハジロとメジロガモは、同じ繁殖地ヨ...
京都市内には、七代目小川治兵衛が作庭した庭がいくつもあります。 この日は気分を変えて神社詣りの後、その庭の一つにやって来ました。 しばらくご無沙汰していた場所なので、カワセミがいるかどうか、甚だ疑問でしたが、期待通りに居てくれました。 池の淵には、松以外にもモミジの木が沢山植えられています。 池泉式回遊庭園を、カワセミは餌取りにグルグル飛び回ります。 池に張り出した大小の枝が被るのを避けて、...
ヒドリガモのオスが、スイッと水面から軽やかに飛び立ちました。 他のカモに比べてクチバシが短いのは、陸に上がって草を食べるから挟み取って食べるからだそうです。食事が終わって、ヒドリガモの集団は川に向かって歩き出しました。 水面から飛び立つのは早く、羽ばたいた瞬間にもう浮上しています。 渡りをするカモは、長い距離を飛ぶため飛行が上手いそうです。 しかし、土手や堰から飛び立つときは勝手が違うのか、足...
繁華街近くの鴨川に立ち寄ると、餌取りに興じるカワセミを見つけました。結構、近くで見ていたのですが、魚取りに夢中なようで、逃げる様子はありません。 但し、葦やススキなどの茂みに隠れがちで、姿が良く見えません。でも時折見せてくれた順光の下での止まり姿は、背中の青色が輝いて美しいものでした。 この日は懐かしのCANON EOS 50Dで撮影しました。壊れても何台か買い足しているので、多分、3台目の50Dです。 約1510...
メジロ達が、トベラの木に飛んで来ました。 トベラは、11月から12月にかけて実が黄色く熟します。 1月に入ると、熟した実が3つに裂けて中の赤い種子がのぞいています。 トベラは、1月下旬になるとほとんどの実が裂けていました。好みを好むのは、メジロ達だけでなく、エナガの集団でやってきました。 喉から下の黒い線が細い、シジュウカラのメスです。折れた木で虫探しをしていました。 喉から下の黒い線が太い、シジ...
おやっ、木の幹に縦止まりしているこの鳥は誰でしょう? ウグイスがこんな可愛いポーズを見せてくれました。 体の下面がこんなに白い個体も珍しいのではないでしょうか。 植物園の梅林には、もう梅が咲き始めています。 ウグイスは蜜を吸わず”梅に鶯”とはいきませんが、冬は木の実を食べる事もあります。 ウグイスは昆虫食で、大抵は込み入った茂みの中をパッパッと移動しながら虫を探していています。木の葉や枝の間に見え...
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野鳥の姿を求めて歩きまわり、もう帰ろうとした時に混群が現れました。 シジュウカラ、メジロ、コゲラ、中でも数が多かったのはエナガでした。 落葉樹の青々と茂った葉が陽にあたり、エナガの愛らしさ引き立てています。 飛び立つと、線描きエナガに。 幼鳥も眉から背まで、羽がどんどん黒くなってきています。 ジュリリイ ジュリリイの鳴き声は、他の野鳥とは違う方向に流れていきました。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-...
巣から出てどのくらいの日数がたっているのでしょう。 ここには母鳥に連れてこられたと、バードウォッチャーの方から聞きました。 幼鳥は1羽だけ、今は母鳥の姿はありません。 餌を捕ることに慣れた様子です。 飛ぶとき、飛び立つとき、潜るときと翼は形を変えます。 備わった能力は、まだありそうです。 隠れているつもりでしょうが、見えています。 少し近づいて来てくれたかと思ったら、あらぬ方向に飛び去ってしまい...
植物園の続きです。ユリの科の花々もきれいでした。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
暑い日が続きます。川に出かけても、鳥と出会えることがすっかり少なくなりました。と言うことで、日差しを避けられる植物園で花を楽しみました。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
3月末、 繁殖期に入り橋脚に姿を現したカワセミペアです。(オス)(メス) 最近、同じ場所で2度目の繁殖が始まったと思われます。 ここは鳥撮りの行き帰りに通る橋です。 日々、橋にカワセミが留まって居るか居ないかチェックしています。 短い観察で、繁殖経過の正確な予測は立たないのですが・・・ 先日から再び、鳴き交わしが始まりました。 最近は暑さのせいか、餌取りの多くは橋底からの様で、つれないカワセ...
チョウゲンボウが、川沿いに建つマンションのベランダに止まっていました。 この辺りから、川原や川の獲物を狙っているようです。 今日は、大きなトカゲ(右下)を仕留めて帰ってきました。 食べ終わると、しばし休憩です。 飛び立つのを撮りたいと思いましたが、この暑さで待っていられませんでした。 上の写真は、数日前、上空を飛んでいたチョウゲンボウです。(椿、哲 7/11 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
この幼鳥は、胸は真っ黒なのに、脚先は赤くなるのが早いようです。クチバシの先には、白い部分があります。 堀にこの幼鳥が止まっていてくれるだけで嬉しい! さらに、飛び込みを見せてくれるとさらに嬉しい! 綺麗なフォームです。 標的まであと少しです。 ダイブして空振りのこともあります。 魚を取って上がってくると、こちらの頬も緩みます。(椿、哲 7/4撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm...
セグロセキレイが、橋の欄干を小走りで走って来ました。 不意に立ち止まった後、急に動きがせわしなくなりました。 何か咥えて欄干から飛びました。 咥えていたのは麦わらトンボです。 7月になり、シオカラトンボが飛んでいるのをよく目にします。 麦わらトンボは、シオカラトンボのメスです。 今日は、セグロセキレイの巧みな餌取りを見せてもらいました。(椿、哲 7/7 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
一昨日から引き続き、幼鳥餌取り2回目のチャレンジです。 ほぼ真下を狙っています。 水中に突入しました!!2回目、3回目と浮上のフォルムは鷹揚ですが、躍動感にあふれています。 あいにくの曇り空で、シャープな画像ではありません。 小さな魚を咥えて上がって来ました。 2分間でで4,5回飛込み、2匹の餌が捕れたのを見せてくれました。 ツエッ、ツエッ、最初は繁みに隠れて鳴いていましたが、もう一人立ちですね。...
昨日に引き続き、堀に姿を現した幼鳥の餌取りシーンです。 幼鳥は正面向きは幼く見えますが、横向きはと成鳥と変わりなく見えます。 護岸からフワリと飛び立ちました。 小さな黒っぽい姿態が、水面に突入するか・・・ と、思いきや動きが止まりました。 1回目の餌取りは飛び込まず、水面近くで護岸に引き返しました。(椿、哲 7/4 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DM...
7月に入り、やっと今年初めてのカワセミの幼鳥を見る事ができました。 カワセミに限らず幼鳥を見るのは、この時期の一番の楽しみです。 羽が体にペッタリなのは、餌取りに奮闘した後だからです。 ちょこちょこっと魚を捕っては、次の餌取りまで繁みに身を潜めている様子です。(椿、哲 7/4 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
河川敷に張られた、ロープの支柱にヒバリが飛んで来ました。 ヒバリは年に2,3回繁殖するそうです。 それでオスは7月を過ぎても、上空高く舞い上がる”揚げヒバリ”を見せてくれます。 支柱の上を180度器用に回転し、”ドヤ顔”しているように見えます。 バランスをとるのに冠羽を立てたり、尾羽を上げ下げしていました。 舞い上がるかと構えていたら、ふいに飛び降り、ハズされてしました。(椿、哲 7/4 撮影)PA...
白っぽかった幼鳥のヤマガラ、日を追うごとに体の色がはっきりてしてきました。 ボアボアの羽が落ち着いて、胸に褐色の羽が出て来ています。 親のそばで、幼鳥達が戯れるように追いかけ合ったり飛び回ったりしています。 親が飛んで来ると後を幼鳥達が飛んで来、幼鳥達が集団から反れると親鳥が飛んで来ます。 巣立ち後1か月を過ぎても、ヤマガラの親子は行動を共にしています。 野鳥図鑑によると、親鳥の世話は3か月以上...
前日に続き、2回目の繁殖と思われるペアのメスです。 巣穴は金網が張られた丘陵地、手前の建物からカワセミの大きな鳴き声が。 奥に2羽が止まっているのが見えました。 産卵中なのか、抱卵初期なのか、空腹のメスの餌を要求する声だと思います。 残念ながら、姿を見つけるのが遅れ給餌を撮り逃しました。 この後オスは川に、メスは奥の丘陵地に姿を消しました。(椿、哲 6/30 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
5月中旬から、姿が見られなくなっていたカワセミペアが再び橋に現れました。2回目の繁殖、橋の傍の丘陵地の巣穴から鳴き声が聞こえます。 橋げたで餌取りしていたのはオス、魚は捕れずじまいでした。 数分後、空腹のメスが飛んで来て、オスが場所を譲りました。 オスメス共に抱卵跡があり、メスのほうは羽の傷み具合が目立ちます。 川渕からの観察で、2回目の繁殖も猛暑の中尻切れトンボに終わるかもしれません。 橋底の...
小さなエナガは、この時期いくつかの家族群がバラけ、集団になって生活します。 今日は、先発から後続まで、数十羽はいそうな集団が飛んで来ました。 エナガの繁殖は年一回、幼鳥といっても巣立ち日の違いで差があります。 羽に褐色味が残るコ、瞼の赤が目立つコ、ボアボア感等が、それぞれです。 秋になる頃には、成鳥と大差なくなるようです。 幼鳥の動きも早くなり、レンズを向けても向けても、シュッと外れていきます。...
ヤマガラの幼鳥 最近親子でよく見かけるのはスズメ、ナンバー2はヤマガラでしょうか。 親と子供1羽が餌取をしていました。もう一人立ちも近い様子です。 下クチバシの付け根は黄色味が残っています。 体のわりに大きな爪を持ち、どんな角度でも張り付けるのに目を見張ります。ヤマガラの成鳥 樹皮の裂け目をATMにして、保存食の実を預けに来たのでしょうか。 冬の貯蓄を増やし、一安心というところでしょうか。 いくつもあ...
シジュウカラの成鳥オスです。 黒いネクタイの太い細いには個体差があるそうですが、立派に見えます。 シジュウカラの成鳥メスです。 細いネクタイは、裾のほうはさらに細くなるようです。 この時期何処へ行っても、数多く見られるのはシジュウカラ家族です。 幼鳥がワラワラと繁みの間から出て来て、何羽いるのかわかりません。(椿、哲 6/21 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-G...
帰り道の橋の上で、大きな獲物を咥えたイソヒヨドリを見ました。 これはこれは、大きなトノサマバッタです。 イソヒヨはオスの幼鳥で、羽色がまだらで換羽中のようです。 トノサマバッタは、天敵につかまり羽を広げ逃げようともがき苦しんでいます。 イソヒヨが食事をしようとした所を、私が邪魔したようで飛んでいってしまいました。(椿、哲 6/25 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA D...
春から、コチドリやイカルチドリの声を気にはしていたのですが、卵やヒナは見つけられないままでした。 6月中旬、見つけられたコチドリの幼鳥です。 1羽だけで、浅瀬を歩いていました。 黒いヘアバンド、アイリング、胸の帯もまだ淡い色です。 成鳥(お父さん?)がそばに居ましたが、先に飛び去ってしまいました。 こちらは、イカルチドリの幼鳥です。 額と胸の黒い部分は、濃くなりかけています。 親は付いてお...
もう10日ほど前のお話ですが、削り立った土手に魚を咥えたカワセミのオスが留まっていました。 メスが来ないので、魚を自分で食べてしまいました。クチバシに鱗が付いています。 このオスは、先月雛を出した父さんカワセミです。 次の繁殖に入った様で、この待ち合わせ場所にメスがやって来るのを待っています。 15~20分おきに飛んで来ては「ツッチー、ツッチー」鳴いていました。 その後は、繁殖場所の丘陵地に向か...
ユリは海外でも人気が高く、品種改良が盛んに行われ今や130種となっているそうです。 知っている種はわずかなのですが、日本の原種と掛け合わせたハイブリッド種が咲いていました。(オリエンタルリリー・フロンテラ) 白い花の中央にピンクのぼかしが入っています。 一本に、大輪の花が驚くほど沢山咲いています。 ピンクの花は逆に中央に白いぼかしが入っています。(カサブランカ) 日本のユリがオランダで品種改良されま...
堀で見つけた雛は、もう生後1か月過ぎた頃かと思います。 もうと幼鳥と呼んでもいいのかもしれません。 餌取りの動きには、もう躊躇する様子は見られません。 警戒心も強く、なかなか近くでは餌取りしてくれません。 はて、一回浮上したのにまた沈みました。 再度、浮上しました。 両翼で水面をたたく力が弱かったのか・・・まだ何をしているのかと思える事もあります。(椿 7/8 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO D...
早朝から咲き昼にはしぼんでしまうハス、昼過ぎに咲いているのは寿命を全うした花です。 白い花も、薄紅色の花も、天空を目指すように咲いています。 清廉な姿に、いっとき心が清められるような花です。(椿 6/27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
(トケイソウ) 夏にこんな形の時計が時間を知らせてくれると楽しいですね。(ルドベキア) 花びらの付き方が、空に舞い上がっていきそうです。(サンタンカ) ビビットな小さい花の集団を、グリーンの丈夫な葉と茎で支えているようです。(キバナコスモス) 照りつける太陽の下で、風になびく姿が可愛らしく見えます。(キキョウ) いにしえから庭に咲いていたことを想像させる紫の花です。(アガパンサス) 花壇...
今日は休憩中のカワセミ母さんを支流の下で見つけました。 この時期カワセミ達は落ち着きがなく、居場所が定まりません。 雛を見ようと堀を見に行くと、腹半分が白っぽい成鳥メスが飛んで来ました。 このカワセミは、ここから500m程上流の鴨川で繁殖していたメスだと思います。 メスは、雛を猛スピードで北へ南へ追い出し、堀への侵入を許しません。 何度となく追い出され、雛は支流の下に飛んで来ました。 しかし、...
7月の花壇で存在感のある、キク科の植物ヒマワリとダリアです。 2mを優に超えるヒマワリが、みんなで笑いかけてくれている様に見えます。 夏の元気の贈り物 のフレーズ通りかもしれません。 黄色いヒマワリの中で、赤いヒマワリはまた目を引きます。 花が終わり2か月ほど置くと、真ん中からは種がとれます。 ダリアは夏の花の中では、丈があって茎も太く葉っぱも大きく花もガツンと目立ちます。 キク科の中で夏に頑張...
日増しにい暑さが募る中、鳥の気配がすっかり感じられなくなってきました。この日は、一縷の期待を持って植物園を訪れました。 鳥はいるにはいましたが、大半がムクドリで、時折、メジロやシジュウカラが時折現れると言った状況でした。 とは言え、流石に植物園で、バラをはじめ初夏の花々が色鮮やかに咲いていました。 少し残念だったのは、陽射しが強いせいか花びらの傷みが多かった気がします。 ばら園。うっすら奥に見え...
ヒョウモン蝶のオスが、アカツメクサの蜜を吸っていました。 アカツメクサは、小さな花房がたくさん集まって球形を作る可愛らしい花です。 虫たちは鮮やかなピンク色と甘い蜜の匂いに引き付けられ、花のてっぺんに留まります。 ヒョウモンチョウもおしべの花粉を付け、めしべに受粉させる役割をになっているのでしょうか。(椿 6/27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
小さな野鳥達も生きていくために、強い警戒心を持っているはずですが・・・ スズメの雛は、カワセミの雛に感心があるのか、ぴょこぴょこ寄っていきます。 スズメの雛が、カワセミの雛の真似をしています。 雛達は時折、愛らしい行動を見せてくれるときがあります。 無防備な雛同士の一コマを見せてもらいました。(椿 6/26, 27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
アオスジアゲハが、ヤブカラシの蜜を求めてヒラヒラと飛んで来ました。 私は翅の青緑色に目が釘付けに、アオスジアゲハはオレンジ色の花の蜜に夢中です。 アオスジアゲハはじっと留まってくれる事なく、高く低く移動しながら遠ざかって行きました。 蝶にはそれぞれ好みの花があるのでしょうね。(椿 7/4 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
カワセミの鳴き声が左岸の同じ場所から聞こえるのが気になり、中州に降りてみました。 留って居たのは、ここから10m奥の丘陵地で営巣する父カワセミでした。 ここを巣穴から出入りする時の止まり場にし、メスに合図の鳴き声をあげている様です。 父カワセミは、巣立ち後1週間程のヒナを中州のカワヤナギに誘導しました。 その後、支流の堀にヒナを連れて来た父カワセミは、巣穴と堀を行ったり来たりしていました。 ...
京都の鮎は大阪湾から淀川を上って来るそうです。 鴨川では堰に高さがある所に鮎の道を設け、下流から上流へと遡上しやすくしています。 そこに毎日のように、サギ達やカワウがやって来ています。 コサギが跳ね上がって来る鮎を狙っている所に、ダイサギが場所を譲れとやって来ました。 ダイサギはいくら待っても鮎がとれず、後ろに回ったコサギが先に仕留めました。 アオサギも含めここには3種のサギがやって来ま...
春先から6月下旬頃までの鮎の遡上時期、サギ達を堰の上下でよく見かけます。 ダイサギが堰の上に陣取りました。 続いてアオサギが飛んで来て堰の上に。 アオサギは大きい獲物を捕る方が得意な気がします。 今年は今年は中州で大きなウナギを飲み込んでいるのを見ました。 ダイサギは動いて餌を捕り、アオサギは待ち伏せして餌を捕る事が多い印象があります。 しばらく見ていましたが、鮎を捕ったのはダイサギでした...
勧修寺は西暦900年に、後醍醐天皇によって創建されたお寺です。 池にカワセミの姿はなく、居たのはスズメとアオサギでした。 けれども、庭園の青い紫陽花の美しさに魅了されました。 庭が青で装われたように、あちらこちらでガクアジサイが咲いていました。 中心の小さいのが花で、その周りを囲んでいるのは装飾花です。 花弁が散り始めているものもあり、苔の上に小さな青い雫が落ちている様ように見えます。 池の淵には...
ヒナはそばで母カワセミの飛び込みを見た後、目つきが変わった様に見えました。 ヒナは、何度も何度も果敢に飛び込みます。 やっと自分で餌取りをする気になったようです。 幸運なことに、ヒナは魚をの捕獲に成功しました。捕ったのは大きな鮎の様です。 その後続けて、2尾小魚を捕ったのには驚きました。 ヒナはポイントを変えて魚を狙います。 その後もヒナの餌取りが10分近く続きました。 30分ほど続いた餌取りの後、...
母カワセミに、自分で餌を取ることを強く促されているヒナです。 ヒナはまだ、たじろいでいます。 母カワセミは、ヒナの隣で餌取りモードに入りました。 母カワセミは、魚めがけて飛び込みます。 1回目です。 2回目です。 ヒナを育て上げた母カワセミ、頭頂部も背面も羽が擦り切れています。 その後母カワセミは羽繕いをし、ヒナを残して飛び去りました。(椿 6/26 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL...
橋の上で、しばし今年出たヒナに見とれていました。 おっと、ヒナがクチバシの角度を下げ、餌取り体勢になりました。 ヒナは飛び込みを二度試みましたが、魚は捕れませんでした。 10分程経った頃、下流から母カワセミがヒナの前を翳めるように飛んで来て、距離を置いて止まりました。 ヒナは、母カワセミににじり寄って行きます。 母カワセミがまた少し距離を置くと、ヒナはチョコチョコ横歩きで寄って行きます。 ヒナは、...
じっと止まっていたヒナが始動しました。 その後頸から尾まで輝くようなエメラルドグリーンの羽といい、翼の美しさといい、飛び姿に息を呑みます。 カワセミ の親鳥は巣立ち数日前から給餌を減らし、ヒナの体重を軽くするそうです。 空腹になったヒナは親の誘導以外にも、自分で巣穴の入り口まで出て、近くの止まり場へ飛び出す個体もいるそうです。 飛ぶことは、川岸に現れるイタチや青大将からも身を守る術になります。...
支流の堀に立ち寄ると、小さな黒っぽい1羽のヒナが止まっていました。 4月から見ていた2組のカワセミペアは5月末で姿を消し、失敗に終わったかと気落ちしていたところに、嬉しい驚きでした。 営巣を見落とした、丘陵地で巣立ったヒナが、親に誘導されて来た堀に来た様です。 体は全体的に鈍い色をしていますが、胸や足は黒みがとれてきつつありまます。 巣立ったばかりのヒナのクチバシは先が白っぽいのですが、それもなく...