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第七話ヤナーギクの死ヤナーギクはすぐ様医務室へ運ばれた。マムルがヘルメットを取ると、そこには焼け爛(ただ)れた顔があった。慎重に宇宙服を脱がせ、冷却スプレーを全身にかける。衣服を脱がそうとしたが、火傷を負った皮膚と癒着しており、マムルは諦めた。哀れなヤナーギクは誰がどう見ても瀕死の状態だった。「博士……」微かな声でヤナーギクが呻(うめ)いた。「喋ってはいかん。体力を消耗する。大丈夫だ、きっと治るから」マムルは死にゆくヤナーギクを前にして、そう嘘をつくしか無かった。「い、良いんです……僕は死ぬ。そうでしょう?」マムルは言葉が無かった。正直、ヤナーギクの言う通りだったからだ。地球の施設なら人工皮膚を移植するなり方法があるが、ここでは手の施しようが無かった。マムルは焦りと諦めの入り交じった気持ちでヤナーギクを見つめた...SFファンタジー異能者の惑星07ヤナーギクの死
「皆、そろそろワープフィールドを抜けるぞ」船内にミゲルの声が響いた。ポラリス号は眩しい光のワープフィールドから突如マシリ空域へと抜け出した。目の前に無数の宇宙船の残骸が迫る。「デブリだ!回避!」ミゲルが叫んだ。「無理です!こんなに沢山散らばっていては」タイガが絶望的な声を上げる。無数に散らばるデブリをかわす事はコンピューターでも不可能だった。小さなデブリの一つが船体に当たった。ポラリス号が激しい衝撃に曝される。警報(アラーム)が操舵室に鳴り響いた。「クソッ!ワープしろ!」「了解!」ポラリス号は再びワープフィールドへ突入した。ワープフィールドへ入ってしまえば障害物は無い。「タイガ、被害状況を報告しろ」「通信用の発信器が損傷しました。修理可能です」「そうか。警報解除。次のナカイ空域で修理しよう」タイガは警報を切った...SF小説異能者の惑星06船外活動
船は現在自動航行モードのため、タイガにも自由時間があった。自由時間は何に費やしても良いのだが、タイガは体が鈍らないように、船内をランニングする事にした。全長百メートルの船の中はそれなりに走り甲斐がある。トレーニングウェアに着替えたタイガは操舵室を出た通路から船尾までランニングを始めた。人工重力というのは有り難いものである。もし無かったら、こんな風にランニングすることは出来ないだろう。それどころか、皆宇宙酔いで具合が悪くなるに決まっている。船内を二往復し、再び船尾に向かって走っている途中で、アリッサがニライとヴァーチャルルームへ入って行く所を目撃した。ヴァーチャルルームはホログラムと音声で地球の風景を再現できるヒーリングルームである。タイガは何故アリッサがニライと?と怪訝に思い、そしてイライラし始めた。全く、俺達...SF小説異能者の惑星05海
食堂に皆が集まって来た。テーブルの上にはハンバーグステーキセットが湯気を立てて並んでいる。さながら、ファミリーレストランのお子さまランチの様であった。「ほう!今日はハンバーグか。これは良い」案の定、ミゲルは子供みたいに嬉しそうな声を上げた。ハルカは内心、してやったりである。「そうですよ。船長お好きでしょう?」「うん、まあな」ミゲルは照れる事も無く返す。笑いを噛み殺して、ハルカは皆に声をかけた。「さあ、皆さん座って下さい。食事にしましょう。ソースはテーブルの上にあるのをお好みでどうぞ」一同は席に着くと、ハンバーグを一口食べた。フレーバー付き人工タンパク質のジューシーとは言い難い質朴《しつぼく》な味が口の中に広がる。「これは……まあ、人工タンパク質ですからね。仕方ないですか」ニライがしんみりした声を出した。やはり本...SF小説異能者の惑星03サライ博士の話
宇宙船へ戻ったミゲルは早速皆に説明した。「よし、皆。出発するぞ。途中の空域で宇宙海賊が出没するそうだ。十分気を付けてくれ。それ以外は流星群も無いし、航路はクリアーだ。ニライ、航路を設定してくれ。データはこれを見てくれ」ミゲルは記憶チップを渡した。航海士のニライは記憶チップをコンピューターへ差し込むと、データを確認する。「了解。先ずマシリ空域へワープ、次にナカイ空域へ、ヒール空域、キリー空域の順でワープ可能です」「よし、ではその航路で行こう。アリッサ、地球へ通信を送れ。出発するとな」通信士のアリッサが通信ボタンを押して出発の旨を送信した。「通信を送りました」「タイガ、航路を入力してくれ」副操縦士のタイガがニライの計測した航路を航行システムに入力する。「航路入力しました」「よし、コロニーを重力波に巻き込まない位置ま...SF小説異能者の惑星02出発
数日が過ぎた。ヤナーギクには密かに計画している事があった。地球から持ってきた花の種を植物プラントに植えて育てるのだ。だが植物プラントは食料生産の為のプラントである。花など無駄な物を育てる余裕は無いかも知れない。恐らく船長に言っても許可は貰えないだろう。ヤナーギクは皆の目を盗んでそっと植物プラント室へ入り込んだ。もちろんそこにはハルカが居た。ハルカはすぐにヤナーギクに気付いた。「あら、ヤナーギク。何か用かしら?」「う、うん……。いや、調子はどうかなと思って」ヤナーギクはしどろもどろに答える。「ええ。元気よ」「いや、そうじゃなくて、植物プラントさ」「順調だわ」「そうか……」しばらく沈黙が流れた。ヤナーギクはハルカの顔は見ずに、植物プラントを見つめていた。「なあに?言いたい事があるなら……」「あ、あのさ。植物プラン...SF小説異能者の惑星04恋の苦しみ
惑星タラゴンでは、4人の異能者と6人の地球人がサバイバル生活を送っていた。そもそも何故彼らはこんな辺境惑星でサバイバルしているのであろうか?時は年前にさかのぼる。22年前、人類が新たに住める惑星を探して、8人のクルーが宇宙船ポラリス号に乗って地球を旅立ったのだった。SF小説異能者の惑星あらすじ
乾いた熱い風が草原を吹き抜けた。抜けるような真っ青な空の下、赤褐色の大地に萌黄色《もえぎいろ》の背の低い草が生い茂り、所々に灰色の樹木が立ち並んでいる。輝く太陽の光を浴びて、単純だが鮮やかな風景は強烈な色彩を放っていた。草原ではインパラに良く似たオレンジ色の草食獣達が草を食《は》んでいる。インパラによく似た――そう、厳密にはインパラでは無かった。あたかも地球のサバンナを思わせる景色だが、ここは地球では無かった。辺境惑星「タラゴン」それがこの星の名前だった。アスターは草むらに身を潜めてじっとインパラの様子を窺《うかが》っていた。彼は十八歳の少年で、ブルネットの短髪に青い瞳をしている。少年とは言え、すでに青年らしい野性的な精悍な風貌であった。少し離れた所にブランカも居て、やはり身を潜めていた。彼は十六歳で、赤毛の短...SF小説異能者の惑星01序章
読んでいただきありがとうございました。お気軽に感想などお寄せください。割りとアッサリ終わったので、その辺どうかな~?とは思うんですけど、ま、これが今の私の実力という事で。すみません。笑SF小説ホロスコープの罠あとがき
一週間はあっという間に過ぎた。とうとう隕石は落下を始め、この日は会社も休みになったため、俺と美樹はTVの前で衛星カメラから送られてくる映像をただひたすら眺めていた。物凄い勢いで地球に接近した巨大な隕石が、あれよあれよという間に大気圏に突入し、オレンジ色の炎を上げながらヨーロッパへ、フランスへと近付いた。バリバリと空気を切り裂く爆音を響かせて、隕石はパリから少し外れた地点に衝突した。凄まじい衝撃で地面がへこみ、爆風が辺り一面を吹き飛ばす。粉塵が宙を舞い、辺りは見えなくなった。それはまるで地獄画図だった。俺はあそこに人は残っていたのだろうか?と不安になった。しばらくしてもうもうと上がっていた粉塵が落ち着き、周辺の様子が明らかになってきた。ドローンから送られてきた映像を見た俺達は絶句した。パリが、いや、パリだけではな...SF小説ホロスコープの罠14終章
一週間はあっという間に過ぎた。とうとう隕石は落下を始め、この日は会社も休みになったため、俺と美樹はTVの前で衛星カメラから送られてくる映像をただひたすら眺めていた。物凄い勢いで地球に接近した巨大な隕石が、あれよあれよという間に大気圏に突入し、オレンジ色の炎を上げながらヨーロッパへ、フランスへと近付いた。バリバリと空気を切り裂く爆音を響かせて、隕石はパリから少し外れた地点に衝突した。凄まじい衝撃で地面がへこみ、爆風が辺り一面を吹き飛ばす。粉塵が宙を舞い、辺りは見えなくなった。それはまるで地獄画図だった。俺はあそこに人は残っていたのだろうか?と不安になった。しばらくしてもうもうと上がっていた粉塵が落ち着き、周辺の様子が明らかになってきた。ドローンから送られてきた映像を見た俺達は絶句した。パリが、いや、パリだけではな...SF小説ホロスコープの罠13落下
「そんな嘘に騙されると思うの?私の目は誤魔化せないわよ!」美樹は俺に掴みかかると、襟をグイ、と引っ張った。「お、おい、落ち着けって。大体、お前だって他に男がいただろう?」俺がそう言うと、美樹は顔をクシャクシャにして怒鳴った。「それは昔の話じゃないの!貴方のために手を切ったんじゃない!それなのに――」「ちょっと待て。あれ……」「はぐらかさないでよ!」「違う。TVを見てみろ」俺はリビングに置いてあるTVから流れてくる映像を見て固まった。夜のニュース番組で、緊急特報をやっているのだが、そこには巨大な隕石の映像が映っていた。俺はリビングへ行くと、TVの音量を上げた。「……ナジールと名付けられたこの隕石は、地球へ近付いています。このまま行くと予測では半年後に地球へ衝突する事は避けられないでしょう。何処に落ちるかはまだ不明...SF小説ホロスコープの罠12隕石
俺を乗せたベッドはゆっくりと穴へと入っていった。ハッチが閉じられ、真っ暗な中へ入るとオレンジ色のランプが点灯して、空間はオレンジ一色に染められた。微かに機械の唸るような音が聞こえ、多分今電磁波を浴びせているのだな、と俺は一人納得する。三十分もそうしていただろうか?プシュッと入り口のハッチが開く音がして、俺はベッドごと元居た部屋へと押し出された。「お疲れ様。終わったよ」富永がそう言ってベルトを外す。もう終わりか?随分とあっけないものだな、と俺はいささか拍子抜けだった。服を着た俺は富永に礼を言って、鞄から現金を取り出して渡した。「お約束の金です」「ああ、どうも」富永は丁寧に札を数えると、ニンマリ笑って、「これからの貴方の人生は、きっと素晴らしいものになりますよ」と俺の背中を軽く叩いた。俺と美樹は再び車でマンションへ...SF小説ホロスコープの罠11変化
それからというもの、俺は必死に働いた。美樹との関係は恋人とも、悪友ともつかない微妙な状態だったが続いていた。だがホロスコープを変えることさえ出来れば、きっと美樹との関係も変化するに違いない――俺はその希望に向かって、汗を流した。一年たって、まとまった金が出来たため、俺は改めて美樹に話をした。「金は用意出来たよ。親父さんに頼んでもらえるか?」「ええ、良いわよ」美樹はそう言って携帯電話を取り出すと、電話をかけ始めた。「あ、もしもし、パパ?うん……うん……いえ、そうじゃないの。実は私の彼がホロスコープを変更したがっているの。お金はあるわ……ええ、分かったわ」「どうだった?」「今週の土曜日にホロスコープを持ってパパの家へ行って頂戴」「場所は?」「大丈夫よ。私が送っていくわ」「そうか……ありがとう」土曜日。俺は美樹の車に...SF小説ホロスコープの罠10治療
「おい!開けろよ!」ドンドン、とドアを叩くとすぐに清美がドアを開けた。「何よ、叩かなくても良いでしょ!」「さっきの男は何なんだよ?」「何の話?」「とぼけるなよ。俺はさっき、この部屋から男が出ていくのを見たんだからな!」「ああ……良いわ、取り敢えず上がって」俺は部屋へ入ると、美樹の肩を掴んだ。「それで、誰なんだよ、アイツ」「……店の常連さんよ。手を離して」俺は美樹から手を離すと大きく一つ溜め息をついた。「なあ、噂は本当なのか?」「どんな噂よ?」美樹は腕組みをして壁にもたれ掛かる。「お前が……常連客に体を売ってるって」「ええ、そうよ。それがどうかした?」美樹は悪びれもせずにそう言うと薄ら笑いを浮かべた。「どうかした?って、じゃあ俺は何なんだよ!そういう事して、俺に悪いとか思わないのかよ?」「思うわよ」「じゃあ、どう...SF小説ホロスコープの罠09転職
高波動、低波動と言われると、高波動が良くて、低波動は悪い、と思われがちだがそんなことはない。例えば肉体などの物質はどちらかと言えば低波動に属しているが、それが無ければ私たちは生きては行けず、地球における何がしかの活動もできなくなってしまう。そういう意味では善悪の問題ではないのだ。 ただし、意識活動においては、出来るだけ善意を持って心ある生活をした方が良い。悪意のもたらす結果は私が言わなくても皆さんご存知の事だと思う。昨今のスピリチュアルは、波動が高いからどうだとか、オーラがどうだとか、それで豊かになる!とか、そんなのにあふれているけれども、心と魂を磨きあげる事の方が大事であって、ある意味それさえ踏み外さなければ、本当はスピリチュアルとかどうでも良い些末な事なのだ。 だから、私はオーラとかも趣味の範囲で楽しんでい...低波動は悪いのか?
さて、Oリングテストという物があります。詳しくはネットで調べていただきたいのですが、私が書いている小説の波動を調べてみました。いや、読んだ人に悪影響与えていないか心配で。藁。そしたら、高次元波動を出している、という結果が出ました。何度テストしても同じです。 私自身はそれ程素晴らしい人間でもないですし、(そうありたいと願ってはいるけど)小説もそういうつもりで書いていたわけではないのですが、もしかしたら、私の小説を読めば貴方も高次元波動に触れられるかも?藁 あ、小説の感想等は大歓迎ですから🎵高次元波動小説?
結局俺はそのまま美樹にお持ち帰りされた。ほろ酔い気分で部屋へ入るや否や、俺達は熱いキスを交わし、そのまま寝室へ雪崩れ込んで今に至る。事が終わった後の至福と少しばかり気だるい頭で、俺はこれは現実だろうか?と自問した。隣に目をやると、美樹が下着を着けている所だった。「何か飲むでしょ?」美樹はそう言って笑うと、キッキンヘ向かった。形の良い尻が左右に揺れている。夢ではない――この時の俺は最高に幸せな気分を味わっていた。冷たい麦茶の入ったグラスを美樹から受け取ると、俺は率直な気持ちを呟いた。「今の気持ちを正直に言うなら、俺は嬉しいよ。ずっと美樹の事が好きだったし。でも、貴方が俺とこんな関係になりたかったとは意外だった。それに――」クラブの客に体を売っているっていう噂は本当なのか?そう聞きたかったが、俺はその質問を飲み込ん...SF小説ホロスコープの罠08逢瀬
さて、この写真は少し前に自撮りしたものです。今日写真の整理をしている時に気付いたんですけど、何か透明なオーラが見える!まだ色までは分かりませんけど。皆さんどうですか?見えますか?私には顔と体の縁から少し離れた所を均一の白っぽい透明光が覆っているのが見えます。今まで写真からオーラが見えるとか思わなかったんですけど、実は昨日、写真からオーラを読み取れる方に鑑定していただきまして。別の写真ですけども。それで、へー、写真からもオーラが見えるんだ!と驚いたばかりなのでした。 そしたら!私にも見えるぞ! 良い傾向です。色が見えるまで精進いたしましょう!写真からオーラを見る
七時をちょっとだけ過ぎた頃、美樹は約束通りやって来た。昼間は明るいパステルカラーのスーツだったが、今は真っ赤な体にフィットするスーツに着替えていた。ただでさえ派手な顔立ちがよりいっそう引き立って、女神というのが居るなら、きっとこんなふうじゃないか、と俺は思うのだった。「ご免なさい。ちょっと遅くなったかしら」「いや、俺も今仕事終わったところです」「そう。じゃ、行きましょ」美樹は俺の腕を取ると、半ば強引にオフィスの外へ連れ出した。エレベーターで一階のフロアまで降り表へ出ると、既に辺りは暗かった。通りに並んだ街灯と、オフィスの窓の明かりがアスファルトの道路に明るいモザイク模様を描いている。脇にタクシーが停まっていた。タクシーに乗り込んだ俺は、行き先を聞いていなかった事を思い出し、美樹に訊ねた。「それで、何処へ行くんで...SF小説ホロスコープの罠07銀座
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