chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、 https://www.mitsumame.work/

気になる俳優の出演作品や話題作、映画賞受賞作品などの感想を書いています。ブログを読んで、その作品を観てみようと思ってもらえたら嬉しいです。そのほか愛犬のこと、日常気になることなどを綴っています。

mitsumame
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/01/19

arrow_drop_down
  • 「サムライ」(1967年):アラン・ドロンの訃報に触れて

    アラン・ドロンの訃報に触れ、彼のファンの同僚から強く勧められ鑑賞。 本作でアラン・ドロンは一匹狼の殺し屋、ジェフを演じている。ほとんど表情を変えず、台詞も極端に少ない。トレンチコートに身を包み、ソフト帽をいつも同じ要領できちんとかぶる。清貧ともいえるアパートの部屋には、一羽の小鳥。実はその鳥の様子で、彼は部屋に何者かが入ったことを察知する。 「サムライ」というタイトルは、そういった殺し屋ジェフの在り様がサムライの生き方と似ているからなのだろうか。 情報屋から得た獲物については、一切詮索しない。報酬があるから殺る。あれ?ならばなぜラストのターゲットに対して、ジェフは銃弾を抜いた拳銃を突き付けたの…

  • 藤井風,「Feelin' Good」日産スタジアム - 2

    まんまと風チームにハメられた。彼らが望んだとおり、Feelin’Good!浄化され、昇華され、楽しかったーと終わって一人部屋で叫んだ。本当に心も体も軽くなっていた。 スタジアムの中央には緑の芝の上に置かれた1台のピアノ。2年前を誰もが思い出しただろう。そこでオープニングの「grace」ピアノソロ。 演奏後、少し照れて腕を腰に当てて直立した彼は、ステージへと今度は間違わずに(先導がいた)向かって歩いた。 「Feeling’Good」「花」と最初の3曲は、最近の曲で耳に新しい。 「あち―のに来てくれてありがとう」短いMCの後、「みんなのライブにわしも来とる」と言って、こう歌ってほしいと「ガーデン」…

  • 「キングダム 大将軍の帰還」:王毅(大沢たかお)を観に映画館へ

    開始早々、いきなりの死闘。前回、趙軍との戦いで見事、趙の副将(片岡愛之助)を倒した信(山﨑賢人)ら飛信隊の前に現れた武神、龐煖(ほうけん:吉川晃司)。圧倒的な強さで、暗殺集団の里で育った瘣羌(きょうかい:清野菜名)でさえなす術がなく、ド根性で果敢に挑んだ信もその強烈な一撃により血を吐いて倒れてしまう。 這う這うの体で逃げる信たち。実は全体を通して泣けたのはこの逃避行で、信を背負って逃げる尾到(三浦貴大)と尾平(岡山天音)兄弟のシーンだった。信を生き伸びさせるために、囮となって道を分けた尾平と、自らも傷を負いながら信を背負い歩き続けた尾到。くぅぅっ。3人は同じ貧しい村の出身で、幼い時から大将軍に…

  • 藤井風,「Feelin' Good」日産スタジアム

    いよいよ明日だ。 2021年の無観客、雨の中、競技場の真ん中にポツンと置かれたピアノ1台。テレビの前で正座してみた、あの時のワンマンライブをまるで昨日のことのように思い出す。 チーム風、コロナ禍だったあの時のリベンジだな。 行きたかったけれど最初の抽選でチケットは得られず、そのうち猛暑、低血圧症の自分の体調に自信がなく諦めていた。 少し前に風がみんなの質問に答えていた動画で、今回のチケットが当たらなかった!と嘆いていたファンに、あんなに広いのに当たらん?と言いながら、何か代替案を考えているような発言をしていたが、これだったんだ。 ありがたい、ありがたい。 会場と、家のテレビ画面&ささやかなBO…

  • 骨がきおく: ケガの備忘録

    なんだか「世界のおきく」みたいなタイトルで申し訳ないのだが、先月駅のホームでパタンと倒れて顔を打ち付け、1ヶ月以上経つのにまだ左の頬骨が痛い件について。 一瞬意識がなくなり、何の防御もできずホームのコンクリートにぶつけたのだが、左肩、両手親指、両ひざなどに青あざがあったので、顔から落ちたわけではなかったようだ。 久しぶりに飲み会に出かけた帰り。電車で帰る途中気分が悪くなり、何とか電車を降りて必死でベンチまでたどりつこうと、ほぼ見えてないのに歩こうとしたのがいけなかった。 原因は低血圧だった。 飲酒後の立ちっぱなしで、脳への血が不足したようだ。 もともと血圧は低い。薬を飲むようになったのは10年…

  • 「そしてバトンは渡された」(2021年): ファンタジーと思えばいいかな

    田中圭続きで、録画していた本作を鑑賞。 一人の少女が大人になるまでを、血のつながらない母親が美貌と知恵と、持ち前の超ポジティブな行動力で育てあげる物語。原作が本屋大賞受賞とのことで、号泣必至らしいけど….. 母親には石原さとみ。最初の子連れの夫に大森南朋。ブラジルで事業をしたいと突然告げられ、離婚して連れ子の優子と二人日本に残り、シングルマザーに。 シングルマザーでは生活は苦しく、優子が習いたがったピアノがある家で財力のある初老の男と再婚。2人目の夫(市村正親)。 ところが程なくして女中がいる屋敷の生活に息が詰まるといい、2人目の夫とも離婚して今度は同窓会で再開した東大出の3人目の夫(田中圭)…

  • 「海のはじまり」- 4:津野くーーん!!!

    やっと津野くん(池松壮亮)と水季(古川琴音)の関係性が鮮やかに描かれた。鮮やかに、、津野くんの片思い。津野くんが人のいいふりして、好きな人の苦境をサポートし、好きな人の娘を可愛がる様子がいじらしい。(実際に心から可愛がっていた)水季も津野の好意に甘えて、津野は思いは叶わないと分かっていて、7年も!7年も、ずっと二人に寄り添ったのだ。 もー、海(泉谷星奈)のとーちゃんじゃん、津野くん。 そこまで尽くしてきたのに(見返りは求めていないにしても)、水季の遺品を片付けるのを手伝おうとしたら、水季の母親(大竹しのぶ)に「家族でやるから」とぴしゃり。 水季がなくなったとたん、可愛がっていた海にも会えなくな…

  • 「女子高生に殺されたい」(2022年):予想を超えて良作でした

    ”オートアサシノフェリア”ー誰かに殺されたいと願望する性的倒錯ーの男の苦悩と、彼が数年かけて計画した壮大の自分の殺人計画の遂行までを描いた作品。 タイトルと田中圭が高校教師役というだけで、教師と女子高生とのラブコメ?と勝手に思っていたが、全然違っていた。冒頭に書いた通りなかなか深刻で暗かった。自分を女子高生に殺させる、しかもその子を殺人者にしないための緻密な計画の過程がサスペンスタッチで描かれぐいぐい引き込まれた。 人には言えない願望を抱えて苦悩していた東山(田中圭)は、心理学を専攻していた。高校の時から芽生えた女子高生に殺されたいという願望を封印して、普通の生活していたが、多重人格の少女と出…

  • 「ゆとりですがなにか インターナショナル」(2023年):吉田鋼太郎の”おっさん”キャラがここでも際立ってます

    今季の連ドラ「新宿野戦病院」が楽しくて、その前見ていた「季節のない街」「不適切にもほどがある」しかり。クドカンの脚本は結構好きなので、連ドラを全く見ていなかったけれど本シリーズ最新の映画「ゆとり・・インターナショナル」を見ることに。 まずナイスキャスティングにブラボー!!!メインの岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥のハマりぶりはもちろんだけれど、レンタルおじさんの吉田鋼太郎や、岡田将生の嫁役の安藤サクラ、そして今回のゲスト、韓国人の上司役の木南晴夏など、最高に可笑しかった。そしてここでも仲野太賀が出演していることを知り、なんだか太賀がクドカン作品における阿部サダヲのポジションになりつつある??と少し…

  • 「サタデー・フィクション」(2023年日本公開):画面が暗すぎる・・こんな感想を持つのは私だけ?

    オダギリジョーが中国映画に出演しているということで鑑賞。 日本の真珠湾攻撃12月8日にいたるまでの1週間、上海の外国人居留地で繰り広げられたスパイ大作戦の死闘が、モノクロで描かれる。 欧米側の女スパイ、ユー・ジン(コン・リー)は、表の顔である人気女優として舞台に出演するために上海に乗り込む。演出家で俳優のタン・ナー(マーク・チャオ)とはかつて恋仲だったようで、舞台の内容も二人の出会いと恋を暗喩するようなものだ。 劇中劇と映画の本筋が絡み、注意して観ないといけない。登場人物のほとんどがスパイ活動に関与していて、欧米側なのか日本側なのか、いや自らの保身のために立場もコロコロ変わるのか。さらに言うと…

  • 「光る君へ」- 6:宣孝(佐々木蔵之介)ロス!!

    宣孝が逝ってしまった―。 この人の優しさと知恵(要領の良さ)と豪快さに救われたのは、まひろ=紫式部(吉高由里子)一家だけではないと思う。視聴者の私も、主人公のまひろが不幸の方に向かいそうな時に必ず登場して、善き方向を指すこのおじさんの存在に何度もほっとした。 佐々木蔵之介、いい味だしていたよねえ。まひろの娘、賢子を抱いて幸せそうな笑顔を最後にドラマから退場してしまった・・ ところでここ数回、私は道長(柄本佑)の娘彰子(三上愛)が、彼女を凡庸と決めつけている周囲を、いつあっと言わせるか待ち続けている。自分の意志というものを持たず、親の言いなりにで育った彰子は、何を考えているのかさえよくわからない…

  • 「新宿野戦病院」- 3:ヨーコ先生(小池栄子)がカッコ良かったー!

    前回(第5話)のヨーコ先生(小池栄子)はカッコ良かったねえ。亨(仲野太賀)が惚れるのも無理はない。小池栄子の英語と岡山弁の両刀使いもすっかり板につき、というかこちらの耳がすっかり慣れた。医師としての信念・豪胆さ、そして情深さに惚れ惚れする。ゲスト出演のともさかりえも、良かったしね。 ヨーコがまごころ病院長(柄本明)の娘であることが判明したあたりから、院長の娘、はずき(平岩紙)の様子が深刻な感じになってきて、コメディなんだけどどう展開??と思っていた。はずきは、何年浪人しても医学部に入れず、病院ではソーシャルワーカーとして働いている。それでも病院存続のためには、自分が婿養子を取って継がねば、と健…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、mitsumameさんをフォローしませんか?

ハンドル名
mitsumameさん
ブログタイトル
はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、
フォロー
はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用