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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、 https://www.mitsumame.work/

気になる俳優の出演作品や話題作、映画賞受賞作品などの感想を書いています。ブログを読んで、その作品を観てみようと思ってもらえたら嬉しいです。そのほか愛犬のこと、日常気になることなどを綴っています。

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2021/01/19

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  • 「終りに見た街」テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム

    宮藤官九郎✕大泉洋。 うだつの上がらない脚本家が太平洋戦争末期の日本に家ごと家族ごとタイムスリップ! 以上の情報で笑って泣けるコメディだと思って見始めた。 しかし、始まって程なく呆気なく見つかってしまった令和の造りの家に残した愛犬が兵士に殺されてしまう。ここであれ?これ、ドラマらしい予定調和じゃなくて、とことん昭和の戦時下の現実を描くの?と、雲行きが怪しくなってきた。 負けるとわかっている戦争、終戦のその日が来るまで何とか非国民扱いされないよう生き延びなければならない。大泉洋演じる脚本家の父親や令和から来た大人たちは、本心を隠しながら配給にありつくため軍需工場で働く。同時に何か出来ないかと考え…

  • 「海のはじまり」- 7:誰かの幸せの陰には

    恋人、弥生(有村架純)とも別れ、海(泉谷星奈)と二人生きていくことに集中するあまり、過去は振り返らないとばかりに、海に母親の水季(古川琴音)が亡くなっていないということを言い聞かせがちになった夏(目黒蓮)。母との思い出までも失くしそうで、たまらず海は小田原の祖父母、そして津野(池松壮亮)の元に逃げてしまう。その海の気持ちを代弁したのは、津野であり、弥生であることも何とも皮肉だけれど、いっぱいいっぱいの夏を責めることはできないよねえ。 海の気持ちを理解した夏は海と仲直りし、また二人の生活にもどるわけだが・・。突然の休日出勤になった夏は、二人きりで頑張るより人に頼ろうと、よりによって津野に海をみて…

  • 「光る君へ」- 6:がんばれ!中宮、彰子

    やったー!ついに中宮、彰子(見上愛)の元に一条天皇(塩野瑛久)がお渡りになった! まひろ(吉高由里子)の助言で、本心をぶちまけた彰子(確かにあの唐突な「お上、お慕いしておりますっ」ひっくひっく(涙)は、助言したまひろのほうも「いま????」って感じで驚いていた)。しかし、彼女が純真であることは誰の目にも明らかで、初めて感情をぶつけられた天皇も心動かされた。 次回は、ついに彰子が懐妊にこぎつけるようだ。まるで”まつりごと”の裏の部分、天皇、中宮の心の機微を、まひろが物語を通してうまいこと導くみたいな様相になっているが、平安時代ってそんな感じなん??確かに、女房としての貫禄さえ感じるまひろは、吉高…

  • 「ブラックペアン2」- 2:ラスト「白い巨塔」を思い出しちゃった

    そう言えば、原作者、海堂尊の小説っておとぎ話(ファンタジー)のフィルターをかけた医療エンターテイメントだったなあ。最終回、満開の桜に囲まれた新病院、スリジエ・ハートセンターを見ながらそう思った。 この結末を見れば、手術の成功のわずかな部分を担う"運"を、コインの二択で決める主人公の刹那的な生き方に納得できるというもの。 自分の心臓を救うのは唯一自分しか出来ない術技による手術だけ。幼少期、双子の弟を助けるための手術で心臓に疾患を負ってしまった天才医師、天城(二宮和也)。その事は、その手術に関わった医師たちの贖罪として、その後の彼らの様々な行動に関わってくる。それが”ブラックペアン”をめぐるミステ…

  • 「海のはじまり」- 6:最後まで落としどころがわからんが、登場人物の幸せを願うばかり

    夏(目黒蓮)のアパートで暮らし始めて2日後、母親、水季(古川琴音)が働いていた小田原にある図書館に一人で行った海(水谷星奈)。迎えにいった夏に、津野(池松壮亮)が「お前、彼女(水季)がいたときも、いなくなった時もいなかったよな」と言う前後くらいから涙が止まらなくなってしまった。 亡くなった母親の存在を確かめたくて、母親の痕跡に必死でしがみつく、海の小さな姿にやられたし、それを理解して夏に厳しい言葉を投げる津野の心も切なかった。 突然現れた娘と暮らそう、彼女と別れてでも娘を優先した夏のことを責めることできる?と思うけれど、そもそも突然現れた夏を父親としてあんなに慕う子どもがいるか?亡くなった母親…

  • 「伝説の頭 翔」:今後活躍しそうな俳優ザクザク

    今、最も人気の若手俳優の一人、高橋文哉が二役を務めた本作。 架空の町、鬼多漢闘(きたかんとう)のヤンキー、不良たちを束ねる伝説の頭(ヘッド)、伊集院翔。方や、不良に絡まれいつも金を巻き上げられている引きこもりで地下アイドルオタクの山田達人。金髪頭と、黒髪ヘルメット頭&メガネの外見の違いだけでなく、低い声で言葉少ない翔と、高い声で早口でまくし立てる達人。目付き、走り方、佇まいまで完璧に演じ分けた高橋文哉に、拍手! バイク事故をきっかけに出会った、ヤンキー集団「グランドクロス」の伝説のヘッド、伊集院翔(高橋文哉)と山田達人(高橋文哉)。達人は、顔が瓜二つという理由で怪我で入院することになった翔に成…

  • 「新宿野戦病院」- 4:あー、面白かった!

    終盤2、3話は、コロナ後の新たな感染症の蔓延でまごころ病院はまさに戦場のようだった。そしてそれはさながらコロナ禍の社会情勢の復習と、コロナ禍で露呈した医療体制の不都合な諸々の再確認のようだった。 結局、ヨーコ(小池栄子)が日本の医師免許なしで治療に当たっていたことがバレ、逮捕。ついでに院長(柄本明)も逮捕され、はずき(平岩紙)は、父親と妹が同時に逮捕されたことで破談に。 それでも、新宿に流れ着いた外国人やホストたち、そしてはずきや享(仲野太賀)たちから、連行されるヨーコに感謝いっぱいの言葉が投げかけられた。 目の前の命を救う。ただそれだけに集中したヨーコの生き方は、とてもシンプルで気持ちいい。…

  • 「スモーク」(1995年):クリスマス・シーズンに観ればよかった

    ラストに極上のクリスマス・ストーリーが語られたけれど、当たり前だ。この映画製作のきっかけになった原作の物語だった。 ニューヨーク、ブルックリンでシガレット・ショップを営む男と、常連客の小説家。小説家が偶然出会った黒人の少年。年齢も人種も違う彼らだが、友情と呼べるか、どこか通じ合っていることに心が温まる。 シガレット・ショップの店主は、毎日同じ時間、同じ場所を写真に撮り続けることをライフワークにしており、写真は4,000枚以上にのぼる。小説家は、妻とお腹の子どもを銀行強盗の流れ弾で亡くして以来、小説を書けなくなっていた。ぼんやり歩いていて車に轢かれそうになった小説家を助けた黒人の少年は、居場所を…

  • アイスクリームを狙う久喜

    アイスクリームってにおいするんだっけ? いつも私が仕事する部屋で爆睡している久喜だが、冷凍庫から出したばかりで蓋も開けていないアイスクリームに反応して、じっとこちらを見ている。微動だにせず見ている。 ふだん、仕事部屋ではおやつはもらえないのをしっているので、ワンワン吠えたり、私の膝に手を掛けたりして要求したりはしない。その静かな表情が逆に粘着質な欲望を想起させて怖い。 アイスクリームがいい食べ具合になり、一人食べ進めてもクキの態度は変わらない。「くれないの?」とじっと見つめていたのが、そのうちふてくされて顎を下ろしたけれど、目はこちらをねっとり見ている。自分だけ冷たい甘さを享受して後ろめたさが…

  • 「笑うマトリョーシカ」-4:道上(水川あさみ)カッケー!

    後半くらいから、清家(櫻井翔)を意のままに操る"ハヌッセン"は誰か、が謎解きの焦点となっていた。しかし、母親(高岡早紀)がもはやそれではないとわかってから、ハヌッセンは存在しないのではないかと思っていた。 果たしてーー、終盤の清家と道上(水川あさみ)の対峙の場面、清家の告白シーンでは身じろぎもできず見入ってしまった。 純粋無垢で正統派の仮面を被った、清家という男の闇と苦悩が吐露されたシーンは、櫻井翔の真骨頂に見えた。(申し訳ないが、それまで櫻井翔を演技が上手いと思ったことがなかった) 急にヒトラーについてまくし立てたり、不遜に満ちた顔つきで道上を見つめたり・・。本当は自分自身がわからず、孤独と…

  • アッヘンバッハ症候群:唐突にできた指の青あざから

    なんだか、音楽室に掲げられている、かつらをつけた音楽家たちの一人のような名前だが、1995年にドイツのアッヘンバッハが、提唱した疾患概念だそうだ。はっきりした原因や治療はわかっていないらしい。 「手の指 突然 青あざ」とGoogle検索すると、2番目くらいにすぐ出てきた「アッヘンバッハ症候群」(サンキュー!ネット検索時代) 先日、買い物から帰った時、ぶつけた記憶もないのに、右手薬指の第一関節から第二関節までの間が赤紫になっていた。少し腫れていて最初は痛みもあった。ぶつけたっけ?と少し考えたが、ぶつけたのは足のほうだと思い出す。それにぶつけたにしては、線を引いたように第一関節の真下からきっちり色…

  • 「海のはじまり」- 5:みんな不幸になっとる!!

    人に迎合することなく自分の意志をしっかり持った女性、水季(古川琴音)が、相手(夏=目黒蓮)のことを考えて考えて、自分一人で二人の子どもを生み、育てることにした決断。シングルマザーとして奮闘した時期に出会った同僚、津野(池松壮亮)と惹かれあうも、自分の中で娘(海=泉谷星奈)が2番目になってしまうが怖くて、また、夏のことを思い出す自分も嫌で、津野との関係を同僚のままと決めた。 彼女のそうした決断は、彼女が亡くなったあと残された海だけでなく、夏や夏の恋人、弥生(有村架純)に大きく影響することになる。 水季の葬式で海の存在を知り、戸惑いながらも海と海の祖父母との関係を作ろうと努力する夏。子ども好きな弥…

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