21年の国際結婚にピリオドを打ち、猫と暮らす優しい日々。イギリスで女ひとり、たくましく生きていく人生感、漫才みたいなフレンドシップ、リアルな人生観を描きます。
新たに「いちご物語」を加えました。これは在英女性が体験した、別居、離婚をリアルに描いたものです。とてもパーソナルなので「小説」という形にしました。 女が離婚という困難に悪戦苦闘しながら、しなやかに生きている、生き様を描きました。家庭内離婚、現在別居中、離婚中の女性たちを少しでも励ませたらという思いで始めました。お楽しみください。
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面接の後、誘われて、ホテルのラウンジで食事した。「先に行っててくれ。」面接官はこういって客室のキーをテーブルに置いた。麗しのサブリナ「それで、それで?」「どうなったんですか?」女子たちがわいわい騒いで サブリナ夫人の言葉を待った。...
ここは夜市の金魚すくいの水槽の中。つわもの金魚2匹はすくわれても、すくわれても、紙でできたあみを破り脱走をくりかえしてきた。彼らは必死である。ひとたび捕まったらまっているのは「死」......である。金魚すくいはこうでないと15年ほど前の.
70年代の小学館、学年誌で女子に人気のバレエ漫画があった。作者は谷ゆき子。彼女の執筆した「星」シリーズはあの頃の女子がこぞって読んでいた。さよなら星、かあさん星、まりもの星......主人公は努力家の美少女、バレリーナ。そして美少女の尊敬す
「あそこにホテルがあるよ。」車を運転しながら、男が言う。女は黙っている。「どうする?通り過ぎちゃうよ?」女は、はにかんで答えた。「.......いいわ。」男はすぐに、通り過ぎかけたホテルに向かって車を左折した。バイクの事故今日は日...
最初の事業で成功する人は3割だけ。後の7割は失敗する。でも実際は.......3割もいないかもしれない。経営者セミナー行きたくない「経営者セミナー」に無理矢理行かされたことがある。こういう類の勉強会は大嫌いだ。だって講師は経営学を...
むかしばなしに「都会のねずみと田舎のねずみ」というのがあった。都会のねずみは食事は豪華だが、いつも人間を警戒していないといけない。田舎のねずみは食事は貧しいけどいつものほほんとしていた。イギリスのねずみは典型的な田舎ねずみである。...
入院患者が突然発作を起こしたり、事故が起こったりするのは何時でもありうることだが、その多くはナースやCAがほっと気を緩める時間帯に........突然やってくる。おばあさんの発作長いこと入院していたおばあさん。少しもうろくしてるけ...
「Hey! You!」は「ちょっと!そこのあなた!」ではない。「Hey! You!」は「おい!そこのおまえ!」である。医療現場でよく使う言葉ケアセンターや病院など、医療関係の現場では、必ず誰かがお休みしている。だから人材バンク(エージェンシ
娘がひどい形相で母親に暴行している。それだけではないそばにあった母親のコンピューターを力任せにぶっ壊していた。イギリスのドラマ3年くらい前、げばが仕事から帰ったら、リビングルームで、みかんちゃんがテレビを見ていた。どんなドラマを見...
スイスの言語はドイツ語、フランス語、そしてイタリア語。そしてそれらを結ぶ公用語が英語だそうな。外国語を学ぶのに一番どんくさい国民が日本人と英国人である。最近の学習風景げばは現在、英語を、オンライン授業でうけている。コロナ禍の中、NHSが提.
異国できちんと仕事しようと思ったら、その国の言葉をしゃべることは必須の条件である。イギリスで仕事する条件離婚するとなると、ひとりで生きていくわけだから、当然働かなければならない。げばは福祉関係の仕事に就いた。この仕事は体力的に大変...
イギリスに住んで30年。さぞ英語が上達したんだろう?いや英語学習は昔からブラックホールであった。それでも現地で生きていける田舎もんが大阪に出て一年もすれば大阪弁で話せる。それと同じで、アメリカやイギリスに語学留学して一年も...
素晴らしい景色を見て思わず撮った写真。でも実物とはあまりに違う出来栄えにげばはいつもガッカリしてしまう。高校時代にであった写真げばが高校生だった頃、文化祭で飾ってあった写真に目が釘付けになった。可愛い女の子が素敵に微笑んでいる写真...
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「コロナで被った社会的損失は莫大なものである」メディアで報じられるさまざまな被害は実に深刻だった。みんな大なり小なり損をしたり、我慢を強いられた経験をお持ちだろう。かくゆうわたくしもささやかながら、手痛い目に遭わされた一人である。これは小さ
楽しいハロウィーンは幼児のために結婚したてのころである。夫が出かけにこういった。「今日は子供達がやってくるかもしれない。来たらお菓子をあげるんだよ。」なんで?「トリックオアトリートの日だからね。」トリックオアトリート?Trick or Tr
職場の反応海苔をはりつけた眉をひっさげ、私は出勤した。「グッドモーニング、げば」同僚が私とすれ違い、えっというような顔をして振り返った。私の顔を正面から見据え、「どうしたの!その眉!」と叫んだ。私は消え入るような声でいった。「いや、そのぅ、
ちまたで話題のアートメイク。起源は3000年前の中国である。そのころの中国は「人相」で人となりを占う「人相学」が広く信じられていた。人は「人相」をよくしようと眉を描き足したりするうちに、染料で直接肌を染めるようになった。それが始まりであった
病院にいる患者さんはよくなることに精一杯。お化粧して綺麗でいるーなんて、そんな、とんでもない。そもそも普段から化粧っけのない婆さんばかりなのだ。いや、しかしひとりだけ、毎日きれいに化粧していた患者さんがいた。「いつも綺麗ですね」と声をかけ.
2023年の2月27日。とんでもないニュースが届いた。水の都、ヴェニスの水が干上がってゴンドラが陸地に打ち上げられている。あれ!まあっ!水の都に水がなくなったらどうなるのかい?そう思っていたら、数週間後、イタリアでは大雨が降り、ヴェニスは.
初恋の甘酸っぱいお話リトルロマンス(A Little Romance)という古い映画をご存知だろうか?1979年の公開で、ダイアン・レインのデビュー作にもなった映画だ。この映画は中学生ティーンの心をつかみ、世界的に大ヒットした。サンセットキ
ヴェロナの街はロミオとジュリエットの舞台となっており、ご丁寧にジュリエットの家にはバルコニーまである。そのバルコニーを見て思った。家が密集しているのに、夜遅く、いい家のお嬢が「おお、ロミオ、あなたはなぜロミオなの!」なんて大声で(隠れていた
「みなさま、出発地ロンドンはあいにくの雨でございましたが、到着地ヴェロナはただいま快晴と報告されました。」ヴェロナ着陸20分前のこの機内アナウンスに客室から安堵のため息が起こった。雨続きのロンドンからやっと抜け出したのである。そうよホリデー
病院の患者さんは圧倒的にお年寄りが多い。その人たちが何より楽しく語ること、それは若い頃の「体験」である。50代でお金を使うなら一生懸命働いて服や宝石を買うのもいい。車を買うのもいい。家を買うのもいい。しかし歳をとって鮮やか...
「赤毛のアン」のアンは自分の赤い髪が嫌で黒に染めたら、緑色になった。私は自分の白髪が嫌でブラウンに染めたら、オレンジになった。オレンジ後光(ごこう)オレンジに発光した白髪と、白髪になっていない黒髪はコントラストが微妙だった。こういうのは..
10代、20代の頃は髪はツヤツヤ。何も特別なことはしなくて良かった。しかし30代になって、女は白髪を発見する。そこから女たちは、「髪を染める人生」をスタートするのだ。50代の髪40代50代になると、髪を切ってショートにする人が増える。若い頃
Z世代とは生まれた時からデジタル機器やインターネットに触れる機会があった世代である。つまり、「スマホ世代」だ。1965年〜1980年生まれを「X世代」1981年〜1996年生まれを「Y世代」1996年〜2015年生まれを「Z世代」と呼ぶ。ジ
いつも通りの日曜日の早朝。夜遊びから帰ってこない猫の餌を準備して、げばは駐車場に向かった。「Meow」隣の生垣からアルフィーの声がした。やれやれ、やっと帰ってきたんだな。げばは気にせず、そのまま仕事場に向かった。突然のメッセージ病院の朝は忙
急に産気づいて病院に駆け込んだ妊婦さん。同じ病院に入院してもある妊婦さんにはとても良くしてもらったと言われ、ある妊婦さんからは全然親切じゃなかった。と言われる。この差はいったいなんなんだろう?出産初体験の夜妊婦にとって初めての出産はすごく不