21年の国際結婚にピリオドを打ち、猫と暮らす優しい日々。イギリスで女ひとり、たくましく生きていく人生感、漫才みたいなフレンドシップ、リアルな人生観を描きます。
新たに「いちご物語」を加えました。これは在英女性が体験した、別居、離婚をリアルに描いたものです。とてもパーソナルなので「小説」という形にしました。 女が離婚という困難に悪戦苦闘しながら、しなやかに生きている、生き様を描きました。家庭内離婚、現在別居中、離婚中の女性たちを少しでも励ませたらという思いで始めました。お楽しみください。
|
https://twitter.com/Geba59121309 |
---|
「コロナで被った社会的損失は莫大なものである」メディアで報じられるさまざまな被害は実に深刻だった。みんな大なり小なり損をしたり、我慢を強いられた経験をお持ちだろう。かくゆうわたくしもささやかながら、手痛い目に遭わされた一人である。これは小さ
楽しいハロウィーンは幼児のために結婚したてのころである。夫が出かけにこういった。「今日は子供達がやってくるかもしれない。来たらお菓子をあげるんだよ。」なんで?「トリックオアトリートの日だからね。」トリックオアトリート?Trick or Tr
職場の反応海苔をはりつけた眉をひっさげ、私は出勤した。「グッドモーニング、げば」同僚が私とすれ違い、えっというような顔をして振り返った。私の顔を正面から見据え、「どうしたの!その眉!」と叫んだ。私は消え入るような声でいった。「いや、そのぅ、
ちまたで話題のアートメイク。起源は3000年前の中国である。そのころの中国は「人相」で人となりを占う「人相学」が広く信じられていた。人は「人相」をよくしようと眉を描き足したりするうちに、染料で直接肌を染めるようになった。それが始まりであった
病院にいる患者さんはよくなることに精一杯。お化粧して綺麗でいるーなんて、そんな、とんでもない。そもそも普段から化粧っけのない婆さんばかりなのだ。いや、しかしひとりだけ、毎日きれいに化粧していた患者さんがいた。「いつも綺麗ですね」と声をかけ.
2023年の2月27日。とんでもないニュースが届いた。水の都、ヴェニスの水が干上がってゴンドラが陸地に打ち上げられている。あれ!まあっ!水の都に水がなくなったらどうなるのかい?そう思っていたら、数週間後、イタリアでは大雨が降り、ヴェニスは.
初恋の甘酸っぱいお話リトルロマンス(A Little Romance)という古い映画をご存知だろうか?1979年の公開で、ダイアン・レインのデビュー作にもなった映画だ。この映画は中学生ティーンの心をつかみ、世界的に大ヒットした。サンセットキ
ヴェロナの街はロミオとジュリエットの舞台となっており、ご丁寧にジュリエットの家にはバルコニーまである。そのバルコニーを見て思った。家が密集しているのに、夜遅く、いい家のお嬢が「おお、ロミオ、あなたはなぜロミオなの!」なんて大声で(隠れていた
「みなさま、出発地ロンドンはあいにくの雨でございましたが、到着地ヴェロナはただいま快晴と報告されました。」ヴェロナ着陸20分前のこの機内アナウンスに客室から安堵のため息が起こった。雨続きのロンドンからやっと抜け出したのである。そうよホリデー
病院の患者さんは圧倒的にお年寄りが多い。その人たちが何より楽しく語ること、それは若い頃の「体験」である。50代でお金を使うなら一生懸命働いて服や宝石を買うのもいい。車を買うのもいい。家を買うのもいい。しかし歳をとって鮮やか...
「赤毛のアン」のアンは自分の赤い髪が嫌で黒に染めたら、緑色になった。私は自分の白髪が嫌でブラウンに染めたら、オレンジになった。オレンジ後光(ごこう)オレンジに発光した白髪と、白髪になっていない黒髪はコントラストが微妙だった。こういうのは..
10代、20代の頃は髪はツヤツヤ。何も特別なことはしなくて良かった。しかし30代になって、女は白髪を発見する。そこから女たちは、「髪を染める人生」をスタートするのだ。50代の髪40代50代になると、髪を切ってショートにする人が増える。若い頃
Z世代とは生まれた時からデジタル機器やインターネットに触れる機会があった世代である。つまり、「スマホ世代」だ。1965年〜1980年生まれを「X世代」1981年〜1996年生まれを「Y世代」1996年〜2015年生まれを「Z世代」と呼ぶ。ジ
いつも通りの日曜日の早朝。夜遊びから帰ってこない猫の餌を準備して、げばは駐車場に向かった。「Meow」隣の生垣からアルフィーの声がした。やれやれ、やっと帰ってきたんだな。げばは気にせず、そのまま仕事場に向かった。突然のメッセージ病院の朝は忙
急に産気づいて病院に駆け込んだ妊婦さん。同じ病院に入院してもある妊婦さんにはとても良くしてもらったと言われ、ある妊婦さんからは全然親切じゃなかった。と言われる。この差はいったいなんなんだろう?出産初体験の夜妊婦にとって初めての出産はすごく不
人が人生を終わるのに深夜も早朝もない。まして土日を外してくれるわけもなく、「死」はある日突然やってくる。ある日突然が「今日」だった。2011年の3月11日。この日は日本人にとって忘れられない日だ。マグニチュード9.0というとてつもない地震.
日本で人気のアーティスト、Gacktは言った。「成功するには自分の一番好きなものを置いていこうと思ったんですよ。同時に好きなもの2つは手に入らないじゃないですか。」(日本テレビ、しゃべくり777)彼は自分の好きだった白米をやめて、ストイック
ケトジェニックダイエットとは糖質を摂るのを極力やめて、代わりに脂質を取るダイエット。簡単にいうと、そういうことだ。しかし、脂質を多く取るのは結構難しい。PFCバランスPFCとはPーProtein (タンパク質)FーFat (脂質)CーCa.
年をとって苦労することーそれは体重がコントロールできないことである。長年こびりついた体脂肪は岩石のように固く、削り取ることができない。「50代の正しいダイエット」の嘘つき!「50代は基礎代謝が落ち太りやすくなります。でも急激なダイエットは、
2020年の春、イギリスは広がるコロナウィルスを食い止めるため、ロックダウン(封鎖)を強行した。これで国民は自由に行き来ができなくなり、自宅に待機することを、強いられるようになる。マリー、ケア施設へマリーの弟子たちは彼女を訪問することができ
2019年に突然現れたCovid-19というウィルス。このウィルスがやがて多くの人の命を奪い、多くの人の人生を狂わせることになる。そんなこと、誰が予測できたろうか?才色兼備なお嬢さん現在、ケアホームにいる老人たちはだいたい第二次世界大戦を経
仕事がストレスになる時その原因はだいたいが上司とか、同僚などが絡む人間関係である。「悩みの全ては対人関係」これはオーストリア出身の心理学者、アドラーの言葉である。仕事せず怠けようとする同僚医療関係では普通の会社のようなノルマはない。働いた.
弱っている時って食欲がない。特に年寄りになると、本当に食が細くなり、だんだん食べなくなる。それが続くと「自然死」になる。バラエティに富んだ食事レベル私たちの目的は、患者が良くなって病院を退院することである。そのために、必要な栄養をしっかりと
コロナ患者をお世話する看護師はマスクはもちろん、防護服、フェイスシールド、ゴム手袋着用などは当たり前である。誰かを「手術」するんですか?といういでたちで患者の「日常茶飯事」の世話をするのだ。些細な世話をするためだけに、いちいち重装備しなくて
コロナに初めてかかった時、何も食べれなかった。ただやけに喉が渇いて、水ばかり飲んでいた。コロナワクチンを接種した時も、同じ状態だった。ただし、コロナに感染した時より症状は軽く、期間も短い。これなら食べられるというものはメロンとオレンジなどの
初めてコロナにかかった時、げばは1ヶ月苦しんだ。その抗体が無くなる頃(約6ヶ月後)ワクチン接種ファイザーを初めて受けた。そして接種をした後、3日間寝込んだ。その半年後、第二回目のワクチン接種を受けた。やっぱり3日間寝込んだ。再びやってきたコ
イギリスの建物には歴史がある。その長い年月の中では、絶えず人間のドラマは生まれている。体は無くなっても魂は、慣れ親しんだ建物に居座り、今も生きているかもしれない。夜勤の怪「私、げばの勤めてる病院嫌いなのよね。古くてさぁなんか出そうじゃない.
国鉄の駅に着いた。母ちゃんのお使いが終わって、これから、つね兄と汽車で家に帰るのだ。駅の構内の売店ではいろんなものを売っていた。飴やキャラメルも置いてあった。飴などは自分のうちで作って食べる時代である。暗い駅の中で、キャラメルの黄色の箱は(
「つねが使うんや。ええもんつくってやらなあかん」建築を営んでいた彼の父はそう言って、つねに、丈夫な建物をつくってくれた。会社を設立つねさんが懐かしい目で語ってくれる話は1960年代の話である。初代社長が立ち上げた鉄工所が軌道に乗り、新たに会
誰でもクリティカルなこと(苦情)は言いたくない。勇気を出して伝えたとしても、あまり単刀直入にいうと、相手を怒らせてしまうし、やんわりと注意すると、思いもかけないふうに誤解されてしまうこともある。タバコの吸い殻事件ある休日の朝である。久しぶり
料理というものは時間をかけずに手早く済ます。これが「専業主婦」の荒波を乗り越えて一人暮らしを謳歌している女の一つのスキルというものである。ステーキが食べたいげばの娘たち、みかんちゃんはベジタリアン。りんごちゃんは肉食女子である。げ...
女性として生まれたからには誰でも若く、美しくありたいと思うのは当然である。しかし50代に突入すると、今までなんともなかった、肩や、腰、膝などの痛みに悩まされ始める。ここでわたくしたち50代ははっと気づく。「美しさ」とは「健康」という土台があ
女の一人暮らしで一番困るのがDIY(Do It Yourself)つまり日曜大工である。イギリスにはちょっとしたことを頼める「ハンディマン」というサービスがある。組み立て式の家具を組み立てたり、ちょっとした電気工事、棚をつけたり、大きな鏡.
「い、い、い、一体どうしたの?」「ど、ど、ど、ど、どこにいるの?」「け、け、けがしたの?」言葉にならない言葉を文法もめちゃくちゃにただ声にした。気が動転しているなんてものじゃない。みかんちゃんが一言発するたびに涙が出てくる。...
「サマー」といえば、なんだか開放感があって楽しい響きがある。夏休み、ビーチ、バーベキューパーティー.....だが人間が活動的になるように虫だって活動的になるのだ。日本の夏、イギリスの夏”キンチョーの夏、日本の夏”という蚊取り線香の...
メダリストの幸福度を調べたら1位は金メダルを取った人。2位は銅メダルを取った人。3位は銀メダルを取った人だった。1位は、もちろん、金メダルを取るために頑張った人が金メダルを取ったのだから嬉しいに決まってる。銅メダルを取った人は、かろうじて.
「ジムに行きなさい!ジムに!」勤務先での休憩時間に、先輩看護婦がげばに放った言葉である。前後の脈絡がなく、いきなりだったのでげばは面食らった。太ったからダイエットしろと言うことかな?先輩看護婦は続ける。「ジムに行って、恋人作りなさい!」..
知人が全くいない異国の地でお友達を作るのは容易ではない。その点、子供がいると友達が作れやすい。子供同士が遊ぶと、その親も、自然と一緒に話し始めるからだ。子供は大人と違ってフィーリングで友達を作る。初めてのママ友げばも2人の娘にしたがって、.
「私、もうお肉食べない!」ハンバーガーや、サラミ、照り焼きチキンなんかを食べていた「お肉大好き少女」だったみかんちゃんが、ある日、宣言した。やぶから棒に何を言い出す?よく聞くと、家畜に対する、農家の姿勢を見て肉になる動物が可哀想になったらし
やっと車の免許を取ったあ!青年は有頂天である。さっそく友人、マイケルから車を借りてドライブに出かけた。しかし彼はその日になんと衝突事故を起こし、マイケルの車をさんざん傷つけてしまった。感動した友人の神対応青年は真っ...
ドラマの中のある場面、必死に逃げる主人公、拳銃を持って、追う悪役、そして悪役を助ける親分。この設定だと、よっぽどの奇跡がない限り、主人公は死ぬ。ドラマではその「よっぽどの奇跡」がいつも起こり、主人公は助かるのである。ハニー...
逃げても、逃げても追ってくる白い悪魔ついに、俺は鋭い爪で捕まれ、大きな赤い口の中にすいまれていった。万事休す!もうだめだ!と思った時、信じられないことが起こった。白い悪魔が嘔吐したのだ。俺は奇跡的に外に出られた!...
韓流ドラマ「愛の不時着」(Crash Landing on you) をリアルに考える
日本で大人気の「愛の不時着」ここ英国でも少しずつ韓流ドラマを見る人が増えてきた。「愛の不時着」(簡単な)あらすじパラグライダー中に、思わぬ事故に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢。堅物の中隊長に発見される。普通な...
仕事がハードであればあるほど「休日」というのは珠玉のひとときである。「定年退職」というものは無期延長されたような「休日」である。あのハードな日々に戻ることがない休日....そう思うと「定年退職」を待ち望んでいる人はかなり多い。定年退職した.
面接の後、誘われて、ホテルのラウンジで食事した。「先に行っててくれ。」面接官はこういって客室のキーをテーブルに置いた。麗しのサブリナ「それで、それで?」「どうなったんですか?」女子たちがわいわい騒いで サブリナ夫人の言葉を待った。...
ここは夜市の金魚すくいの水槽の中。つわもの金魚2匹はすくわれても、すくわれても、紙でできたあみを破り脱走をくりかえしてきた。彼らは必死である。ひとたび捕まったらまっているのは「死」......である。金魚すくいはこうでないと15年ほど前の.
70年代の小学館、学年誌で女子に人気のバレエ漫画があった。作者は谷ゆき子。彼女の執筆した「星」シリーズはあの頃の女子がこぞって読んでいた。さよなら星、かあさん星、まりもの星......主人公は努力家の美少女、バレリーナ。そして美少女の尊敬す
「あそこにホテルがあるよ。」車を運転しながら、男が言う。女は黙っている。「どうする?通り過ぎちゃうよ?」女は、はにかんで答えた。「.......いいわ。」男はすぐに、通り過ぎかけたホテルに向かって車を左折した。バイクの事故今日は日...
最初の事業で成功する人は3割だけ。後の7割は失敗する。でも実際は.......3割もいないかもしれない。経営者セミナー行きたくない「経営者セミナー」に無理矢理行かされたことがある。こういう類の勉強会は大嫌いだ。だって講師は経営学を...
むかしばなしに「都会のねずみと田舎のねずみ」というのがあった。都会のねずみは食事は豪華だが、いつも人間を警戒していないといけない。田舎のねずみは食事は貧しいけどいつものほほんとしていた。イギリスのねずみは典型的な田舎ねずみである。...
入院患者が突然発作を起こしたり、事故が起こったりするのは何時でもありうることだが、その多くはナースやCAがほっと気を緩める時間帯に........突然やってくる。おばあさんの発作長いこと入院していたおばあさん。少しもうろくしてるけ...
「Hey! You!」は「ちょっと!そこのあなた!」ではない。「Hey! You!」は「おい!そこのおまえ!」である。医療現場でよく使う言葉ケアセンターや病院など、医療関係の現場では、必ず誰かがお休みしている。だから人材バンク(エージェンシ
娘がひどい形相で母親に暴行している。それだけではないそばにあった母親のコンピューターを力任せにぶっ壊していた。イギリスのドラマ3年くらい前、げばが仕事から帰ったら、リビングルームで、みかんちゃんがテレビを見ていた。どんなドラマを見...
スイスの言語はドイツ語、フランス語、そしてイタリア語。そしてそれらを結ぶ公用語が英語だそうな。外国語を学ぶのに一番どんくさい国民が日本人と英国人である。最近の学習風景げばは現在、英語を、オンライン授業でうけている。コロナ禍の中、NHSが提.
異国できちんと仕事しようと思ったら、その国の言葉をしゃべることは必須の条件である。イギリスで仕事する条件離婚するとなると、ひとりで生きていくわけだから、当然働かなければならない。げばは福祉関係の仕事に就いた。この仕事は体力的に大変...
イギリスに住んで30年。さぞ英語が上達したんだろう?いや英語学習は昔からブラックホールであった。それでも現地で生きていける田舎もんが大阪に出て一年もすれば大阪弁で話せる。それと同じで、アメリカやイギリスに語学留学して一年も...
素晴らしい景色を見て思わず撮った写真。でも実物とはあまりに違う出来栄えにげばはいつもガッカリしてしまう。高校時代にであった写真げばが高校生だった頃、文化祭で飾ってあった写真に目が釘付けになった。可愛い女の子が素敵に微笑んでいる写真...
明日は仕事忙しいから、今日はしっかり寝ておかないと!そう思うと、かえって眠れないものである。夜勤でございます!50を超えたら、ちょっとした無理がきかなくなる。だから夜勤勤務は私にはできない!そう思っていた。しかし病院勤務な...
ヨーロッパでスキューバダイビングを楽しみたかったら紅海が人気である。素晴らしい熱帯魚と共に泳げる。紅海ならエジプト!そしてエジプトといえばピラミッド、そして博物館である。エジプトのオプショナルツアー数年前、ホリデーでエジプトに行っ...
韓流ドラマが好きな人は韓国の食べ物に興味を持つ。でも韓国レストランなど近くにない。仕方ない。作るしかないかありんごちゃんの提案りんごちゃんからテキストメッセージが来た。はは〜んまた「ご飯作って」メッセージだろう。り...
俳優で、歌手の木村拓哉を知らない日本人はいない。そして彼は昔、「キムタク」と呼ばれていた。私は実は、「キムタク」を知らなかった....母の優越感20年ほど前になるだろうか?あの頃はコンピューターを購入しておらず、日...
猫は長く生きたら特殊能力を得て人の言葉を理解するばかりか人の言葉を話す猫になるそうな。そういう昔話を聞いたことがある。とまあ....そこまでいかなくてうちの猫が利口なのは確かである。特殊能力.....不思議だ。猫ド...
猫がじぶんの取った獲物を得意げに持って帰るのは最高の戦利品を最高に好きな人に捧げるためである。最高の愛情表現なのだ。猫のしつけ「猫のトイレの躾できてますよ!」という謳い文句はブリーダーが自分の猫を宣伝するときによく書かれて...
昔、「巨人の星」という野球漫画があった。主人公の星飛雄馬を素晴らしい投手にするために父が幼い飛雄馬に強制ギブスをつけた。このように負荷を常に与え続けるととんでもないパフォーマンスが可能になる。猫の生態野生の動物たちは他の動物たちを...
人生は思いもよらない出来事がしばしば訪れる。そして国外に出るとそれはもっと刺激的に訪れる。闇夜の中のヒーロー雪にタイヤを取られ、動けなくなっているバスの中から1人のヒーローが現れた。「何かタイヤの後方に滑り...
イギリスは北海道より緯度が高いのに暖かいのは暖流と偏西風の影響である。南側は特に温暖である。ロンドンもカンタベリーもイギリス南部である。雪が積もるのはめずらしい。雪をかぶった砂糖菓子の家ロンドンを出て少しす...
観光に行くのに安くて時間が節約できる旅行といえば夜間バス旅行である。観光に行こう!イギリスに到着して半年ほど経った頃の話である。げばはカンタベリーという素敵な田舎町に住んでいた。イングランド南東部ケント州にあるこの町は、中世の街並...
「ブログリーダー」を活用して、げばおばちゃまさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
「コロナで被った社会的損失は莫大なものである」メディアで報じられるさまざまな被害は実に深刻だった。みんな大なり小なり損をしたり、我慢を強いられた経験をお持ちだろう。かくゆうわたくしもささやかながら、手痛い目に遭わされた一人である。これは小さ
楽しいハロウィーンは幼児のために結婚したてのころである。夫が出かけにこういった。「今日は子供達がやってくるかもしれない。来たらお菓子をあげるんだよ。」なんで?「トリックオアトリートの日だからね。」トリックオアトリート?Trick or Tr
職場の反応海苔をはりつけた眉をひっさげ、私は出勤した。「グッドモーニング、げば」同僚が私とすれ違い、えっというような顔をして振り返った。私の顔を正面から見据え、「どうしたの!その眉!」と叫んだ。私は消え入るような声でいった。「いや、そのぅ、
ちまたで話題のアートメイク。起源は3000年前の中国である。そのころの中国は「人相」で人となりを占う「人相学」が広く信じられていた。人は「人相」をよくしようと眉を描き足したりするうちに、染料で直接肌を染めるようになった。それが始まりであった
病院にいる患者さんはよくなることに精一杯。お化粧して綺麗でいるーなんて、そんな、とんでもない。そもそも普段から化粧っけのない婆さんばかりなのだ。いや、しかしひとりだけ、毎日きれいに化粧していた患者さんがいた。「いつも綺麗ですね」と声をかけ.
2023年の2月27日。とんでもないニュースが届いた。水の都、ヴェニスの水が干上がってゴンドラが陸地に打ち上げられている。あれ!まあっ!水の都に水がなくなったらどうなるのかい?そう思っていたら、数週間後、イタリアでは大雨が降り、ヴェニスは.
初恋の甘酸っぱいお話リトルロマンス(A Little Romance)という古い映画をご存知だろうか?1979年の公開で、ダイアン・レインのデビュー作にもなった映画だ。この映画は中学生ティーンの心をつかみ、世界的に大ヒットした。サンセットキ
ヴェロナの街はロミオとジュリエットの舞台となっており、ご丁寧にジュリエットの家にはバルコニーまである。そのバルコニーを見て思った。家が密集しているのに、夜遅く、いい家のお嬢が「おお、ロミオ、あなたはなぜロミオなの!」なんて大声で(隠れていた
「みなさま、出発地ロンドンはあいにくの雨でございましたが、到着地ヴェロナはただいま快晴と報告されました。」ヴェロナ着陸20分前のこの機内アナウンスに客室から安堵のため息が起こった。雨続きのロンドンからやっと抜け出したのである。そうよホリデー
病院の患者さんは圧倒的にお年寄りが多い。その人たちが何より楽しく語ること、それは若い頃の「体験」である。50代でお金を使うなら一生懸命働いて服や宝石を買うのもいい。車を買うのもいい。家を買うのもいい。しかし歳をとって鮮やか...
「赤毛のアン」のアンは自分の赤い髪が嫌で黒に染めたら、緑色になった。私は自分の白髪が嫌でブラウンに染めたら、オレンジになった。オレンジ後光(ごこう)オレンジに発光した白髪と、白髪になっていない黒髪はコントラストが微妙だった。こういうのは..
10代、20代の頃は髪はツヤツヤ。何も特別なことはしなくて良かった。しかし30代になって、女は白髪を発見する。そこから女たちは、「髪を染める人生」をスタートするのだ。50代の髪40代50代になると、髪を切ってショートにする人が増える。若い頃
Z世代とは生まれた時からデジタル機器やインターネットに触れる機会があった世代である。つまり、「スマホ世代」だ。1965年〜1980年生まれを「X世代」1981年〜1996年生まれを「Y世代」1996年〜2015年生まれを「Z世代」と呼ぶ。ジ
いつも通りの日曜日の早朝。夜遊びから帰ってこない猫の餌を準備して、げばは駐車場に向かった。「Meow」隣の生垣からアルフィーの声がした。やれやれ、やっと帰ってきたんだな。げばは気にせず、そのまま仕事場に向かった。突然のメッセージ病院の朝は忙
急に産気づいて病院に駆け込んだ妊婦さん。同じ病院に入院してもある妊婦さんにはとても良くしてもらったと言われ、ある妊婦さんからは全然親切じゃなかった。と言われる。この差はいったいなんなんだろう?出産初体験の夜妊婦にとって初めての出産はすごく不
人が人生を終わるのに深夜も早朝もない。まして土日を外してくれるわけもなく、「死」はある日突然やってくる。ある日突然が「今日」だった。2011年の3月11日。この日は日本人にとって忘れられない日だ。マグニチュード9.0というとてつもない地震.
「コロナで被った社会的損失は莫大なものである」メディアで報じられるさまざまな被害は実に深刻だった。みんな大なり小なり損をしたり、我慢を強いられた経験をお持ちだろう。かくゆうわたくしもささやかながら、手痛い目に遭わされた一人である。これは小さ