「人がもし、物的生活の奴隷となることを止め、生命の根源へ目を向けるなら、もはや心を煩わす何ものもなく、深い平和が訪れます。どうか内在の神意によって、外的の煩いから離れ、一切生命の核心にある平和と真理を求められるよう。嵐が外に吹き荒れようと、内在の深い平和こそは、一切の力の根源です。そこから、人は必要な導きと支えを常に引き出すのです。平和は物を動かす力です。平和な心から正しい行為が出てきます。焦った...
屠殺とか動物実験等の犠牲になった場合、その動物の属する類魂全体を単位として埋め合わせがあります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー屠殺とか動物実験等の犠牲になった場合の代償ーーいわゆる埋め合わせの法則はどうなっていますか。 「もちろんそれにもそれなりの埋め合わせがありますが、一匹とか一頭とかについてではなく、その動物の属する類魂全体を単位として法則が働きます。進化の程度が異なる動物と人間とでは因果律の働き方が違うのです。特に動物の場合は原則として死後は類魂の中に埋没してしまうので、個的存在とは条件が異な...
動物が一旦人間として自我意識を具えて誕生したら、二度と動物界に戻ることはないそうです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー動物がようやく人間として誕生しても、その人生が惨めな失敗に終わった場合は、再び動物界へ戻るのでしょうか。 「そういうことはありません。一旦人間として自我意識を具えたら、二度と消えることはありません。それが絶対に切れることのない神との絆なのです」 今回の内容もとても興味深いです。直前まで動物だった魂が初めて人間として誕生するわけですから、始めから素晴らしい人生に...
あなたの心に怒りの念があるということは、まだまだ未熟だということを意味しているわけです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー我々人間としては、犬や猫などのペットと同じように、生物のすべてに対して愛情を向けることが望ましいのでしょうか。 「それはそうです。しかし同じ反応を期待してはいけません。愛情は愛情を呼び、憎しみは憎しみを呼ぶというのが原則ですが、進化の程度が低いほど反応も少なくなります。あなたの心に怒りの念があるということは、それはあなたの人間的程度の一つの指標であり、進歩が足りないこと、まだまだ未熟だと...
動物の生まれ代わりはなく、一度きりだそうです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー動物の類魂は同じ種類の動物に何回も生まれ代わるのですか。それとも一回きりですか。「一回きりです。無数の類魂が次々と生まれ代わって類魂全体のために体験を持ち帰ります。動物の場合はそれぞれ一度ずつです。全体として再生する必要はありません。それでは進化になりません」 今回の内容も、初めて知る内容でした。動物は一度しか生まれないと言われています。無数の類魂が次々と生まれ代わって類魂全...
人間界への誕生には二種類あります。古い霊が再び地上へ戻ってくる場合と、”新しい霊”が物質界で個体としての最初の段階を迎える場合です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーーせっかく人間との接触で得たものが消えてしまうのでは愛がムダに終わったことになりませんか。「そんなことはありません。類魂全体に対して貢献したことになります。類魂全体としてその分だけ進化が促進されたことになるのです。共通の蓄えに対する貢献です。今までその類魂に無かったものが加えられたわけです。全体のために個が犠牲になったということです。そうしたことが多ければ多いほど類魂の進化が促進され、やがて動...
人間と動物には大きな違いがあります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーーすると動物の場合は個性を失ってしまうということですか。「その通りです。そこに人間と動物の大きな違いがあるわけです。動物は類魂全体として未だ一個の個性を有する段階まで進化していないのです。その段階まで進化すれば、もはや動物ではなくなり、人間の段階に到達したことになります。ペットとして可愛がられた動物は、人間の愛の力によって言わば進化の段階を飛び越えて人間と一緒に暮らすわけですから、その愛の糸が...
動物の進化と人間の進化とではその速度が違うので、どこかの時点でどうしても別れなければならなくなります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー霊界で動物と再会したとして、その一緒の生活はいつまで続くのでしょうか。いつまでも人間と一緒ですか。「いえ、その点が人間と違います。人間と動物はどこかの時点でどうしても別れなければならなくなります。地上の年数にして何十年何百年かかるかわかりませんが、動物の進化と人間の進化とではその速度が違います。より大きな光明へ向けて絶え間なく向上していく人間のペースについて行けなくなる時が来ます。人間は死の...
人間は神の一部です。動物に霊性の息吹きを吹き込む能力を具えています。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー人間との接触によって動物はどんなものを摂取するのでしょうか。 「長い進化の道程のどこかの時点で、神が、というよりは、法則の働きによって動物の魂に自我意識が芽生え、やがて理性が芽生え、知性が発達してきました。その段階で人間は判断力というものを身につけたわけです。すなわち物事を意識的に考え、決断する能力です。しかし実はそうした能力は全部初めから潜在していたのです。どんなに遠く遡っても、魂の奥...
動物の死後についての問答です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ペットを飼われている人の需要が増えてきているので、動物の死後についての問答をしばらく続けてみようと思います。このテーマは動物に関心のある人ならかなり興味深い内容なのではないかと思うのです。私自身も他界した5匹の犬がいるので大いに参考にさせてもらいたいと思っています。 ーーー動物の死後もずっと飼い主と一緒に暮らすのでしょうか、それともいずれは動物だけの界へ行くのでしょうか。「どっちとも一概には言...
死刑制度は合法的殺人を許していることにしかなりません。それは処罰になっておりません。ただ単に、別の世界へ突き落としただけです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー死刑制度は正しいとお考えですか。「いえ、私は正しいとは思いません。死刑制度は合法的殺人を許していることにしかなりません。個人が人を殺せば罪になり、国が人を殺すのは正当という理屈になりますが、これは不合理です」 ーーー反対なさる主たる理由は、生命を奪うことは許されないことだからでしょうか、それとも国が死刑執行人を雇うことになり、それはその人にとって気の毒なことだからでしょうか。「両方とも強...
あなたが愛し、あなたを愛してくれた人々は、決してあなたを見捨てることはありません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー他界した肉身や先祖霊からの援助を受けるにはどうすればいいでしょうか。 「あなたが愛し、あなたを愛してくれた人々は、決してあなたを見捨てることはありません。いわば愛情の届く距離を半径とした円の範囲内で常にあなたを見守っています。時には近くもなり、時には遠くもなりましょう。が決して去ってしまうことはありません。その人たちの念があなた方を動かしています。必要な時は強く作用することもありますが、...
私達スピリットの動きに時間・空間による制約はありません。霊界生活に慣れてくるとまったく制約を受けなくなります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー霊の動く速さに限界はありますか。「私達スピリットの動きに時間・空間による制約はありません。霊界生活に慣れてくるとまったく制約を受けなくなります。この地球のどの地域でも思念の速さで行き着くことが出来ます。思念が私達にとって現実の存在なのです。ただし、霊的発達段階による制約は受けます。その段階を超えたことはできません。霊的成長によって到達した段階より早く動くことはできません。それがその霊にとって...
霊こそ生命の実在そのものであり、あなた方が物質と呼んでいるもの、すなわち物質の世界はその実在を包んでいる殻にすぎません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー各界を構成している成分は地球のようにマテリアルなものですか。(material には”物質的””実質的””実体のある”等々さまざまな意味があり、それを観念的に理解していただくために敢えて訳さずにおいたーー訳者)「私という存在はマテリアルでしょうか。男女の愛はマテリアルでしょうか。芸術家のインスピレーションはマテリアルでしょうか。音楽の鑑賞はマテリアルでしょうか。こうした質問に対する答えはマテリアルという言...
亡くなった肉親や親戚の人とは、愛が存在すれば会えます。愛がなければ会えません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー肉親や親戚の者とも会えますか。「愛が存在すれば会えます。愛がなければ会えません」 ーーー死後の生命は永遠ですか。「生命はすべて永遠です。生命とはすなわち神であり、神は永遠だからです」 ーーー霊界はたった一つだけですか。「霊の世界は一つです。しかしその表現形態は無限です。地球以外の天体にもそれぞれに霊の世界があります。物的表現の裏側には必ず霊的表現があるのです」 ーーーその分布状態...
霊界には実感があるのでしょうか。また呼吸が止まった直後にどんなことが起きるのでしょうか。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーーこの肉体を棄ててそちらへ行っても、ちゃんと固くて実感があるのでしょうか。「地上よりはるかに実感があり、しっかりしてます。本当は地上の生活の方が実感がないのです。霊界の方が実在の世界で、地上はその影なのです。こちらへ来られるまでは本当の実体感は味わっておられません」 ーーーということは地上の環境が五感にとって自然に感じられるように、死後の世界も霊魂には自然に感じられるということですか。「だ...
地上で孤独な生活を余儀なくされた者は死後も同じような生活を送ることになるのか、との質疑応答です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー地上で孤独な生活を余儀なくされた者は死後も同じような生活を送るのですか。 「いえ、いえ、そんなことはありません。そういう生活を余儀なくされるのはそれなりの因果関係があってのことで、こちらへ来ればまた新たな生活があり、愛する者、縁ある者との再会もあります」 ーーーシェークスピアとかベートーベン、ミケランジェロといった歴史上の人物に合うことが出来るでしょうか。「とくに愛着を感じ、慕ってい...
死後の世界では、醜い心を抱くと、それがそのまま全体の容貌に現れて、霊恪が下がるのがわかります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー死後の世界でも罪を犯すことがありますか。もしあるとすれば、どんな罪が一番多いですか。「もちろん私達も罪を犯します。それは利己主義の罪です。ただ、こちらの世界ではそれがすぐに表面に出ます。心に思ったことがすぐさま他に知られるのです。因果関係がすぐに知れるのです。従って醜い心を抱くと、それがそのまま全体の容貌に現れて、霊恪が下がるのがわかります。そうした罪を地上の言語で説明するのはとても難しく、...
地上で愛し合った男女が他界した場合、もしも霊恪の程度が同じであれば霊界で再び愛し合うことになりましょう。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー愛する人とは霊界で再会して若返るのでしょうか。イエスは天国では嫁に行くとか嫁を貰うといったことはないと言っておりますが・・・「地上で愛し合った男女が他界した場合、もしも霊恪の程度が同じであれば霊界で再び愛し合うことになりましょう。死は魂にとってはより自由な世界への入口のようなものですから、二人の結びつきが地上より一層強くなります。が二人の男女の結婚が魂の結びつきでなく肉体の結びつきに過ぎず、...
その人の真の価値は毎日をどう生きてきたかに尽きます。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー死後の生命を信じず、死ねばおしまいと思っている人はどうなりますか。 「死のうにも死ねないのですから、結局は目覚めてからその事実に直面するほかないわけです。目覚めるまでにどの程度の時間がかかるかは霊恪の程度によって違います。つまりどれだけ進化しているか、どれだけ新しい環境に順応できるかにかかっています」 ーーーそういう人、つまり死んだらそれでおしまいと思っている人の死には苦痛が伴います...
死後の目覚めは理解力が芽生えた時です。霊的知識があれば目覚めはずっと早くなります。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー霊的知識なしに他界した者でも、こちらからの思いや祈りの念が届くのでしょうか。 「死後の目覚めは理解力が芽生えた時です。霊的知識があれば目覚めはずっと早くなります。その意味でもわれわれは無知と誤解と迷信と誤った教義と神学を無くすべく闘わねばならないのです。それが霊界での目覚めの妨げになるからです。そうした障害物が取り除かれない限り、魂は少しずつ死後の世界に慣れていくほかはありません。...
睡眠中に霊界を訪れるのは、大抵は死後の準備のためです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回の内容は睡眠についてです。ーーー睡眠中に仕事で霊界に行くことがありますか。睡眠中に霊界を訪れるのは死後の準備が唯一の目的ですか。 「仕事をしに来る人も中にはおります。それだけ能力をもった人がいるわけです。しかし大抵は死後の準備のためです。物質界で体験を積んだあと霊界でやらなければならない仕事の準備のために、睡眠中あちこちへ連れて行かれます。そういう準備なしに、いきなりこちらへ来るとショック...
神の法則は完璧です。長年霊界で生きてきた私どもは神の法則の完璧さにただただ驚くばかりです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー死んでそちらへ行ってから役に立つわけですか。「そうです。何一つ無駄にはなりません。神の法則は完璧です。長年霊界で生きてきた私どもは神の法則の完璧さにただただ驚くばかりです。神なんかいるもんかといった地上の人間のお粗末なタンカを聞いていると、まったく情けなくなります。知らない人間ほど己れの愚かさをさらけ出すのです」 今回は前回に続いての内容です。すべては無駄にはならないと言われています。神...
今回の質疑応答は睡眠中での霊界での体験 についてです。ーーー朝目覚めてから睡眠中の霊界での体験を思い出すことがありますか。「睡眠中、あなたは肉体から抜け出ていますから、当然脳から離れています。脳はあなたを物質界に縛り付けるクサリのようなものです。そのクサリから解放されたあなたは、霊恪の発達程度に応じたそれぞれの振動の世界で体験を得ます。その時点でちゃんと意識して行動しているのですが、朝肉体に戻...
死後の世界は低いところほど地上に似ております。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回の質疑応答は低い界についてです。ーーー死んでから低い界へ行った人はどんな具合でしょうか。今おっしゃったように、やはり睡眠中に訪れたことーー多分低い世界だろうと思いますが、それを思い出すのでしょうか。そしてそれがその人なりに役立つのでしょうか。「低い世界へ引きつけられて行くような人はやはり睡眠中にその低い界を訪れておりますが、その時の体験は死後の自覚を得る上では役に立ちません。なぜかというと、そ...
死ぬということは肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由になることです。苦しみから解き放たれて霊本来の姿に戻ることが、果たして悲劇でしょうか。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
「死ぬということは決して悲劇ではありません。今その地上で生きていることこそ悲劇です。神の庭が利己主義と強欲という名の雑草で足の踏み場もなくなっている状態こそ悲劇です。死ぬということは肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由になることです。苦しみから解き放たれて霊本来の姿に戻ることが、果たして悲劇でしょうか。天上の色彩を見、言語で説明のしようがない天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。...
素晴らしいお言葉満載で、圧巻です。これこそ霊的真理の極みと言っていいと思います。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
「私達が住む霊の世界をよく知っていただけば、私達をして、こうして地上へ降りて来る気にさせるものは、あなた方のためを思う気持ち以外の何ものでもないことが分かって頂けるはずです。素晴らしい光の世界から暗く重苦しい地上へ、一体誰が好き好んで降りてまいりましょう。あなた方はまだ霊の世界のよろこびを知りません。肉体の牢獄から解放され、痛みも苦しみもない、行きたいと思えばどこへでも行ける、考えたことがすぐに形...
他界した人は、今なお実在の人物であり、地上にいた時と同じようにあなた方のことを気遣ってくれていることを忘れてはなりません。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
他界した身内の者や友人・知人は姿こそ見えなくても、地上にいた時より一層身近な存在となっていることを説いて、こう述べた。 「その方達は今なお実在の人物であり、地上にいた時と同じようにあなた方のことを気遣ってくれていることを忘れてはなりません。彼らはもはや言葉で話しかけることはできませんし、あなた方もその声を聞くことはできませんが、あなた方のすぐ身の回りにいて何かと援助してくれております。自覚なさ...
霊界にはあなた方の理解力を超えた別の色彩の領域が存在します。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ーーー最後にはとういう形態になっていくのでしょうか。「美はどういう形態をしているのでしょう。愛はどういう形態をしているのでしょう。光はどんな形態をしているのでしょうか」ーーー形態を超越してしまうと色彩が認識の基本となるのでしょうか。「その通りです。ただし地上世界の基本的色彩となっているものが幾つかありますが、私達の世界にはあなた方の理解力を超えた別の色彩の領域が存在します。私達は高級界からの霊の姿...
死後の形態についての質疑応答です。肉体器官が残っているか否かはその霊の自覚の問題です。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
今回は死後の形態についての質疑応答です。ーーー幽界ではたとえば心臓なども残っていてやはり鼓動するのでしょうか。「肉体器官が残っているか否かはその霊の自覚の問題です。もし地上生活の後にも生活があることを知らず、霊の世界など思いも寄らない人であれば、地上で具えていた肉体器官がそっくりそのまま残っていて、肉体的機能を続けていますーーーあらゆる機能です」 ーーーでは霊の世界についての理解をもった人の場...
こちらへ来てすぐの生活の場は地上と非常によく似ております。自分が死んだことに気がつかない人が大勢いるのはそのためです。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
ある日の交霊会で死後の世界とそこでの生活の様子が主な話題となった。この中でシルバー・バーチは最近他界したばかりの人の現在の状態を説明して、地上に隣接した下層界は何もかも地上とそっくりであると述べた。すると次のような質問が出された。 ーーー幽界がこの世とそっくりであるというのが私には理解できないのですが・・・ 「地上界の次の生活の場は地上の写しです。もしそうでなかったら、何の予備知識もない用...
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「人がもし、物的生活の奴隷となることを止め、生命の根源へ目を向けるなら、もはや心を煩わす何ものもなく、深い平和が訪れます。どうか内在の神意によって、外的の煩いから離れ、一切生命の核心にある平和と真理を求められるよう。嵐が外に吹き荒れようと、内在の深い平和こそは、一切の力の根源です。そこから、人は必要な導きと支えを常に引き出すのです。平和は物を動かす力です。平和な心から正しい行為が出てきます。焦った...
「私共は幽界のモヤを越え、更に立ち込めた濃い地上の霧の中へ下って来ます。その時、目に映るのは、いかに多くの災いが恐怖によって引き起こされているか。そうです。目に映るのは、災いの源の多くが恐怖に根ざしているということです。人間の心は、未来の怖れ、明日はどうなるか判らないという不安で一杯です。皆さんは既にお判りと思うが、どんなに困ったこと、心煩わすことがあっても、それは一時のこと。自分が大切な教訓を学...
「人間が地上に生を享けた目的は、神の子である霊、これを外に発揮すること、神性の美を、終局おいて、物質の上に表現することです。人は心の中の秘処に進み入り、其処に神の子である神性を発見せねばなりません。自己内在の秘密を学び取らねばなりません。私達は、人が物質に過度に目を向けることを求めたりはしません。何よりも、内に深く深く隠れている、物質の背後にある、本当の創造力の秘密を人が求めることを、願っているの...
「人生には、時には、どうすることも出来ず困りきってしまう事が起こるものです。道が見つからず、決断がつきません。中には、この悩みの解決を、ある霊魂に訴えて、助けて貰おうとする人がいます。こういう人達は、自分を助けてくれるのは、その霊魂だけと思い込んでいるわけです。だが、それは間違いです。彼が助力を訴える相手の霊は、その霊だけに限りません。彼が目を向けるべき霊は、神です。その人がいつも崇敬を捧げている...
「我意と神から来る直観とは全く違ったものです。それを見分けるには、先ず何よりも、我を捨てることです。感情的なもの、欲望を去ることです。不統制の感情、これが直観を妨げる大敵です。波立つ水は影をこわし、何も映すことは出来ません。静かなる水面は、正しくその影を映します。同じ事です、よく統制された静かな平和な魂には、霊的世界が映ります。これが直観、内面の知です。神からの使者、天使達は、皆さんを助けるために...
「無言の友が、貴方の傍に居ます、霊の姿で、彼等は貴方の悩みも喜びも、また、あなたの魂の求めるところも、知り抜いています。一人っきりと、貴方は思っていても、貴方は一人ではないのです。魂の友、貴方の愛する者は、貴方の傍に立っています。一人と感じるのは、貴方が現実の生活で一人っきりであったり、またそういう意識を持つからです。貴方の霊はそんな枠を乗り越えて、愛する者と一つになることは可能なのです。ただ、そ...
「民族間、国家間の誤解や衝突によって、人間の心の平和も、信頼関係も閉ざされています。しかし、地上の人を超える視力でものを見る時、人間は内的には驚くべき成長を遂げつつあるのです。宇宙の星々の霊団から、地上に向けて、光明と愛の光線が投射されております。皆さんは、愛について語り合うことがありますね。しかし、高い世界から放射される愛の本当の力や秘密については、殆ど判っていません。そのような愛と光明と慈しみ...
「霊師達は、何よりも、皆さんが神に素直に身を委ねることを求める。と申しても、決して貴方の人生を苦労なしにしてやろうとか、目を開き意識を高めるに大切な人生勉強をなしにしてやろうとか、そういう事ではありません。心に善意を持ちなさい。素直になりなさい。進んで悩みも重荷も、貴方を見守り導いてくれる霊的な愛に委せてしまいなさい。無私の、援助を求める声があるところ、必ずや吾々はそれに応えることが出来ます。他者...
「地上にも、他界にも、霊師達が居られます。これら諸霊は、更に偉大な霊師達と結んで、宇宙に一大組織を形成しておられ、生命の諸階層で活動しておられます。この組織を大ホワイト霊団と申します。これら霊師達は、過去に様々の苦難をなめ、霊性を清められた結果、その輝きが神の使徒に相応しいホワイト(白色)となられたわけです。霊師達は、静寂の中に、いつも皆さんを待ち受けて居られる。もし出来ることなら、皆さんの目を開い...
「第二のことは、感謝です。神への感謝の念を絶やすことのないよう。これが完全な生に至る秘訣です。神への感謝の行いによって、人は神と道交するものですから。この世に生まれたことを神に感謝しなさい。この世に生を享け、そのおかげで貴方は神性発揮に歩一歩近づける、この事に感謝しなさい。決して一日一日をぼんやりと過ごすことのないよう、生活の一つ一つにその意義を学び取るようにして生きなさい。泥まみれになることが人...
「昔、東方の賢人達が星の導きで、イエスの元に至りました。もし貴方がその星に至りたいなら、どうしても胸に温めて貰いたい二つの事があります。許しと感謝、これです。これが天国の門を開く鍵です。いとも単純な鍵、この教訓を身に付けぬ者は、誰一人天国の門をくぐることは出来ません。イエスは申しました『私達に背く者を私達が許すように、私達の過ちも許し給え』と。許すことは難しい。しかしどうしても人が学び取らねばなら...
「貴方の内に宿る神性に気付く事は、何ものにも勝る霊的経験です。それは貴方の霊的諸媒体の浄化に役立ちます。ひるがえって、貴方の肉体の健康にも有効なのです。人間は四六時中、自分の乗る車ーーーつまり肉体・幽体・霊体などの媒体ーーーの浄化をすすめる事が出来ます。それが貴方の未来の地上生活や他界での生活の有り様を決定します。生命の幾段階が、神の子である貴方を待ち受けています。盲目ではその美を見ることは出来ず...
「皆さんは霊的進歩の道を選びました。そこで毎日こう祈っています、「神よ、私を見捨てないで下さい。私がつまずくことのないように、誘惑に会うことがないように。神よ、私に力を、悪魔のささやきにも挫けぬ力をお与え下さい」と。それにも拘わらず、貴方がたはつまずき、しばしば悪魔の世俗のささやきに負け、神の道を、愛の道を見捨ててしまいます。なぜ、魂はこうした誘惑に耐えねばならないのでしょうか。その答えは簡単、試...
「常に、心の静穏を保つように努めなさい。心から争いと恐怖の思いを消しなさい。これは、愛を学ぶにつれ、出来るようになるものです。師を求めて荒野へ行った、ある新入りの信者の話があります。師はその者を受け入れこう言いました。入門者はすべて、絶えず霊的進歩を目指す強い心構えがなければいけないと。この新入りの弟子は、人並み以上にそうした強い願望を持っていました。しかし唯一、一番大事なものを欠いていました。つ...
「人は神秘を学べば、何か道が開けると思いがちです。だが、霊的神秘は言葉で魂に伝わるものではありません。それは行為です。貴方がその神秘に触れるための行為によるのです。世の全ての書を読み、知識を知り尽くしても、人は依然無力です。それに至る道は唯一つ、日常の貴方の生活如何です。どんなに願い、憧れ、欲求しても無駄です。肝心なのは人類への現実の奉仕です。それがつまらない床掃除であったり、人の嫌がる仕事であっ...
「魂の試練は四種類あります。それは人間の霊的要素と関係しています。第一は『水』の目覚めです。この試練を経る者は『水』の要素を獲得したわけで、その日以後、感情の統制者となります。第二段階は思考の統制です。真と偽、黒と白、表と裏、高い心か低い心かを見抜く思考の修練です。これは『空』の目覚めで、これを経て心の見分け方を身に付けます。次に『火』の目覚め、これは愛の訓練、愛の力の聡明な使い方の修練です。最後...
「個人の問題も、人類の問題も、その回答はすべて、神の意に身を委ねるところにあります。貴方の内在の声『神の意なさるべし』これに従うところにです。しかし、人が神の意のままに従うことはなかなか難しいことです。人は未だ霊的進歩の途上にあるわけですから。それに、自己の力を過信している場合は、とりわけ難しい事です。神に仕えようと思う者は、誰しも重荷と試練に耐えねばなりません。それは、貴方が多くの魂の役立つ者と...
「人の師たること、救世者たること、その資質は限られた少数の人だけのものではありません。神の子はすべて、内にその可能性を秘めています。そして、貴方がたこそ、その神の子、人の師、救世者たり得る資質をもつものです。貴方には自由意志があります。貴方は霊性の開顕に必要な最高な状況に置かれています。それは貴方が神の偉大な計画の部分だからです。一粒の種子の中に、やがて花開く、花のすべての美が隠されています。種子...
「夜空に目を向ければ、広大な星空の拡がりに目もくらみます。しかし、人は空のほんの外側を見ているにすぎないのです。大空の星の一つといえど、一つの偉大な魂ーーー神と私達は呼びますがーーーその指揮下にあるのです。神は星々の命、その活動をみそなわし給う。この太陽系にある無数のもの、それは神の愛の通路です。それらもまた奉仕に生きることによって、同じ愛と同胞性の真理を表現しています。一枚の蝶の翅を思ってみられ...
「貴方が病気の時、また、貴方の愛する者が病んでいる時、貴方は自分の霊を高めて、キリスト、その輝く存在に触れることも可能です。本当にこれが出来さえすれば、一切の病気も痛みも治癒します。キリスト神霊は医師です。キリスト神霊はイエスを通じて、これを行ってみせました。この創造主の治癒力は、今もなお示され続けております。貴方は明日のことが気になりますか。行くべき道が分からないのですか。怖くて一歩が踏み出せな...
ーーー人種によって、身体的・精神的な相違があるのは何故ですか。「それは気候風土、生活様式や社会習慣の相違による。同じ親から生まれた二人の子供の場合も、離れて育って生活環境が違うと、同様な相違がおこる。これは精神的に全く違ってくるからだ」 ーーー人類はそれぞれ別の地域に出現したのですか。「そうだ。しかもそれぞれ時代を違えて出現した。これが人種による相違の一原因である。原始時代の人間は、いろいろな...
ーーー人間の始祖は一人ですか。「いや違う。アダムは人間の始祖ではない。また地上に人間を増やした唯一人の人ではない」 ーーーアダムはいつ頃の人か分かりますか。「西暦紀元前約4000年」 [注解] 伝説では有名なアダムとは、過去にしばしば起こった地殻大変動を生き延びて、現在種族の建設者となった者の中の一人であった。人類発生以来の進歩が、近々6000年前のアダムの時から行われたとすれば、人類の進歩はものす...
ーーー地上に生命が誕生したのはいつ頃ですか。「初めは混沌とした状況であった。混沌の中で、要素が混合された。漸次、これら要素がその処を得、その後、次々と変わる地球の状況の応じて、生物の各段階が現れた」 ーーーこれら生物は何処から来たのですか。「これら生物の種子は地球そのものの中にあって、適当な出現の時を待っていた。有機質はある力によって初めバラバラになっていたが、その力の停止と共に集合し、地上生...
ーーー宇宙は創造されたものですか。それとも神のように初めから存在していたのですか。「確かなことは、宇宙は自成した筈はないということ。では初めから在ったのかというと、それでは神の作品とは言えなくなってしまう」[注解] 吾々の理性によると、宇宙が自らを創ったとは考えられない。また偶然に出来たとも考えられないから、結局、神の創造と言わざるを得なくなる。 ーーー神はどのようにして宇宙を創造されたのですか...
ーーー宇宙空間は無限ですか。それとも有限ですか。「無限である。境界があると考えてみよう。ではその境界の向こうに何があるだろうか。こう考えていくと何もかも分からなくなる。しかしながら、これ以外にどう考えたらよろしいか。従ってどう考えてみても、無限という観念に行き着く。唯この無限という観念は、人間の小さな頭では、とても理解できるものではない」 ーーー絶対の真空というものが、どこかの空間に存在するの...
ーーー鈍重さは物質の本性ですか。「その通り。但し、それは人間が知っている物質の本性であって、宇宙的液状体としての物質の本性ではない。このエーテル的で精妙な物質は、人間からみると重さはない。しかし、これは物質の原理である」[注解]鈍重性は相対的な性質である。宇宙諸天体の引力空間の彼方には、重さなどというものはない、そこに上も下もないように。 ーーー物質は一つの要素からできているのですか、それとも幾...
ーーー霊と物質は別物ですか。それとも、霊は物質の持つ諸性質の単なる一つにすぎないのですか。たとえば、色は光の、音は空気の、それぞれ一性質でありますように。「霊と物質とは全く別物である。しかし、霊と物質の結合があって初めて、物質に知的活動が与えられるのである」 ーーーこの霊と物質の結合は、霊の発顕はつげんにも必要なのですか。(ここで言う霊とは、抽象的に知的原理の意味であって、個性をもった霊魂の意...
ーーー物質は神とともに、永遠より存在したのですか。あるいは、ある時期に創造されたのですか。「神のみが知り給う。しかしながら唯一つ、諸君の理性に訴えて言えることは、愛と慈悲の源泉である神は、一時も休まれることがないということ。いかに深く、神の活動の始原にさかのぼって想像をたくましくしても、いやしくも神が一瞬たりとも、その活動を停止なされたことがあり得ようか」 ーーー物質の一般的な定義として次のも...
ーーー人間は、未知なものの神秘を明らかにする日が来るのでしょうか。「もし人間が浄化を遂げるなら、神秘の扉は一部分開かれるであろう。しかし、あるものに限って、これを理解するには、いま人間に備わっていない能力が必要とされるであろう」 ーーーでは、科学が進歩しても、人間は大自然の神秘の一部を知ることが出来ないのですか。「科学的能力は、人間の進歩の手段として、人間に与えられているものである。しかしそれ...
ーーー神とは、宇宙と別個に在るものですか。また一説によると、神とは宇宙のもつ力と知の結果生じたものと言っていますが、そうですか。「後者の説が本当とすれば、神はもはや神ではない。神が結果であって万物の原因ではないということになるから。神が結果であり、また同時に原因でもあるという筈はあるまい。神は実在する。これを疑ってはいけない、これが一番の基本点である。またこれ以上に出てはならない、出れば迷路に入っ...
ーーー神の本質を人間は知ることが出来ますか。「それは出来ない。人間にはそれを理解する感覚が欠けている」 ーーーでは、神の神秘を理解できるようになりますか。「心の目が物質で曇らされなくなって、進歩して神に近づけば、神を見、神を理解するようになろう」 ーーーもし、神の本性を知ることが出来なくても、神の相貌のいくらかを理解できるようになれましょうか。「ある程度はできる。人が物質を超越していくにつ...
ーーー物が形成された第一原因は、物質の本性の中にあるとは言えませんか。「もしそうだとすれば、物質の本性の原因は何かということになり、常に他に第一原因がなければならない」 ーーー物の形成の第一原因は、物質が偶然に結合したという、いわば偶然説がありますが、これは如何でしょう。「これも愚説である。常識のある人なら、偶然を知的動因と考えることが出来ようか。偶然とは何か。そのようなものは存在しない」&nbs...
神について(神と無限)ーーー神とは何ですか。「神とは至上の英知、一切の第一原因である」 ーーー無限とは何ですか。「始めもなく、終わりもなく、未知なるもの。未知なるものはすべて無限である」 ーーー神は無限と言ってよろしいですか。「それは完全な定義とは申せない。人間の言葉は有限であり、人智を越えるものを定義することは難しい」 ーーー神の存在の証拠は何でしょう。「結果があるからには、必ず原因...
ーーー現段階では心臓移植は必ず失敗に終わると考えてもよろしいでしょうか。「実験そのものは成功するケースもあると思います。ただ私が気がかりなのは、実験そのものが霊的にみて間違った方向へ進みつつあることです。その方向は人間の幸福のために献身すべき人が選ぶべき道ではないということです。現段階のやり方では健康は得られません。健康とは調和状態のことです。今の医学者のやっていることは一時的な部分品の継ぎ合わせ...
ーーー霊的観点から見て心臓移植をどう思われますか。「何ごとも動機が大切です。移植が純粋に生命を永らえさせるためである場合が確かにあります。が、実験を重ねていくうちに実験そのものの興味が先行して肝心の目的を忘れている場合があります。興味本位で無抵抗の動物を残酷な実験に使用することは、霊的観点から言うと褒められた行為ではありません。人間の健康は残酷な行為からは得られません。これまでナゾとされている大自...
ーーー死体は火葬にした方がいいでしょうか。「絶対に火葬がよろしい。理由にはいろいろありますが、根本的には、肉体への執着を消す上で効果があります。霊の道具としての役割を終えた以上、その用のなくなった肉体のまわりに在世中の所有物や装飾品を並べてみたところで何になりましょう。本人を慰めるどころか、逆にいたずらに悲しみや寂しさを誘うだけです。人間は、生命の灯の消えたただの物質となった死体に対してあまりに執...
ーーー病気は教訓として与えられるのだとか人間性を築くためだとか言う人がおりますが、本当でしょうか。「言っていること自体正しいのですが、
ーーー例えば脳神経に異常をきたしてノイローゼのような形で自殺したとします。霊界へいけば脳がありませんから正常に戻ります。この場合は罪はないと考えてよろしいでしょうか。「話をそういう風に持って来られると、私も答え方によほど慎重にならざるを得ません。答え方次第では私がまるで自殺した人に同情しているかのような、あるいは、これからそういう手段に出る可能性のある人に口実を与えていることになりかねないからです...
別の日の交霊会では、親戚の者が自殺をしてしまったという人からの投書が読み上げられた。その最後に「自殺行為は霊的進歩の妨げになるのでしょうか」という質問があった。これに対してシルバーバーチが「もちろんです」と答えると ーーー神は耐え切れないほどの苦しみは与えないとおっしゃったことがありますが、自殺に追いやられる人は、やはり耐え切れない苦しみを受けるからではないでしょうか。「それは違います。説明の...