幼児教室で、絵画工作クラス、小学校受験絵画を教えています。子供たちの豊かな未来に夢を膨らませ、子育てに奮闘しているお母さま、お父さまを応援!日々感じていることを発信しています。
冬本番の今、水遊びは寒いですね。 でもキッチのシンクに踏み台で、水遊びができます。 危なくない色々なポットを使って 水(ぬるま湯)をゆっくり注いでみましょう。 まだまだお茶を注いだり コップの水を移してみることはできません。 シンクの中でポットの水を少しずつ出しみる。 上に向けると出なくなり、下に向けると水が流れる感覚を 遊びの中で体感させます。 大切な感覚です。 もう少ししたら コップを並べてみて注いでいましょう。 水の多い、少ないも遊びの中から学べます。 そして自分が注ぎたい量を入れることは、 集中力をつけることにつながります。 ごっこ遊びも楽しくなりますね。 にほんブログ村 にほんブログ…
今日は、小さな子供の手先遊びのお話 1歳半くらいになると理解度が上がってきますね。 興味も広がってきます。 芝生の上、砂の上、水の上など自然のなかでものびのびと 素足で歩かせてみてください。 ちくちく、サクサク、ツルツル・・・など 五感を楽しませてほしいと思います。 同様に手先も少しずつ使えるようになります。 ペンで描いてみる 小さなものをつまんで見る シールを貼ってみる 手先運動を巧緻性といいます。 切る、貼る、描く、ねじる、ちぎる・・・ 手作を使うと脳の刺激となります。 たくさん使いましょう。 そしてなんでも親子で楽しく! というのが最大のポイント! 何もできない、ほっといたら生きていられ…
小学校受験を志している子供たちにとって 今年の夏は、忙しくなると思います。 見方によっては、「お教室通いで可哀想」と 言う声も聞きます。 なぜ「可哀想」という言葉になってしまうのでしょうか? 間違った進め方をしてしまうとそれは「可哀想な受験」です。 子供達のストレスが溜まるだけです。 「間違った」とは、子供が出来ないことに対して叱りつけたり、 親の焦り、イライラを子供にあたってしまう。 結果だけを評価してしまう親に間違いがあります。 親御さんの焦りもよくわかります。 お教室でも「先生、私が疲れました」と相談される 親御さんもいらっしゃいます。 そんな時は、深呼吸して子供が誕生した時の喜びを思い…
久しぶりの投稿になってしまいました。 今年の夏も子供達は、暑さに負けず頑張っていました! 小学校受験に臨む子供達にとって、夏休みは大切な時間です。 今まで積み上げて来た努力を自身の力に変える時です。 11月の試験に向かってまだ時間はあります。 焦らず頑張って行きたいものです。 さて、小学校受験の絵画工作において 大切なことは、なにか?というお話です。 特に難関校とされる慶応や早稲田など は、なかなか難しい出題がされます。 どうして入試試験に絵画や工作がだされるのかと 考えてみてください。 学校は、すばらしい絵を描く子、 素晴らしい工作ができる子を望んでいるわけではなく 「何を考えているのか」 …
今日は過去問を1つ紹介します。 小学校受験での過去問ですが、 子育てをする上でとても参考になる良問です。 「今日はお母さんが熱で寝ています。 お母さんはいつも夕食の買い物に行きますが、今日は起き上がれません。 お母さんの代わりにあなたが一人でスーパーに行くことになりました。 あなたは、スーパーのカゴに何を入れますか? 画用紙のカゴの中に買うものを絵でかきなさい」 という問題です。 お母さんは、起き上がれないのですから夕食を作ることもできません。 そんな時、どの様に対応するか?を考える問題です。 ①一人で作れる料理があったら材料を買う。 例えばカレーを作ることができれば、人参、玉ねぎ、じゃがいも…
久しぶりの更新です。 寒い日が続く中、春の匂いを感じはじめました。 さて、昨日の造形クラスのテーマは、「昔話」でした。 昔話といえば、代表的なもので、桃太郎、浦島太郎、猿かに合戦・・。 いくつか子供達から出て来ますが、 「案外知らないな」 という印象でした。 是非、親子で読んでほしいです。 簡単なあらすじが言えること。 登場人物を確認すること。 また、昔話には教訓がたくさん散りばめられています。 親子でそんなお話もしてほしいと思います。 さて、そんな基本を踏まえて少し想像力を広げてみましょう。 小学校受験でも、今まで昔話を使って多くの出題がされています。 それだけ良い材料であるからです。 教え…
久しぶりの更新です。 寒い日が続く中、春の匂いを感じはじめました。 さて、昨日の造形クラスのテーマは、「昔話」でした。 昔話といえば、代表的なもので、桃太郎、浦島太郎、猿かに合戦・・。 いくつか子供達から出て来ますが、 「案外知らないな」 という印象でした。 是非、親子で読んでほしいです。 簡単なあらすじが言えること。 登場人物を確認すること。 また、昔話には教訓がたくさん散りばめられています。 親子でそんなお話もしてほしいと思います。 さて、そんな基本を踏まえて少し想像力を広げてみましょう。 小学校受験でも、今まで昔話を使って多くの出題がされています。 それだけ良い材料であるからです。 教え…
今日は、幼児絵画クラスでした。 今年初のクラスでしたので テーマは、「今年の抱負」 今年は、どんなことがしたいかな? どんなことができるようになりたいかな? 子供なりに考えます。 プールの教室に通っている子供は、 「泳ぐのが上手になりたい」 「潜れるようになりたい」 また、「お友達からカマキリの卵をもらった」 という女の子。 「虫の観察をしたい」と視野が広がっています。 そんな話から、お正月にちなんで 7つの神様、七福神の話をしました。 弁財天、恵比寿天、大黒天、毘沙門天、福禄寿神、寿老人、布袋尊。 子供達には、 お絵描きが上手になる神様とか長生きの神様、子供が生まれる神様・・・・ なんてわか…
あけましておめでとうございます。 久しぶりの更新となってしまいました。 教室の方も通常クラスがはじまりました。 昨日は、受験クラス。 絵画工作で普通クラスと受験クラスの違いはなにか? それは、最終目的が違うことです。 普通クラスでは、幼児期に体感してほしい 作る楽しさや発見、絵の具や紙で大いに楽しみ 心を解放するところを大切にします。 造形の真髄だと思っています。 一方、「受験」となると、 ケジメや課題を聞き取る力、表現力などが基礎となります。 子供らしい発想や言動は重要ですが、それにケジメ、思慮深さ など、合格に向けての傾向と対策をして勧めなくてはいけません。 受験は正直厄介なのですが、「子…
もうすぐ敬老の日です。 お教室の絵画工作クラスでは、「敬老の日の贈り物」制作でした。 子供達におじいちゃん、おばあちゃんに「ありがとう」の心を教える 絶好の機会です。 コロナ禍で、なかなか会えないご家庭も少なくないでしょう。 なら一層、親子でおじいちゃん、おばあちゃんの話をしてください。 お父様、お母様にとっても一番身近なテーマではないでしょうか? 「おかあさんの子供の時、おばあちゃんはこんなことをしてくれて うれしかった。」 「お父さんが子供の時、こんな失敗して困っていたら、 おじいちゃんがこうしてくれほっとした」 など、お父さんもお母さんにも小さな子供時代があって、 いっぱい失敗や困ったこ…
先週のクラスでは、「役に立つ」というテーマでした。 「人の役に立つ」 「ありがとうといわれる」 「喜んでもらえる」 そうした観点から子供達と会話をしました。 「役に立つ」とは、どういうことなのか? 「困っている人がいるから役に立つ」のですね。 ではまず「みんなの困っていることってどんなこと?」 と聞きました。 最近子供達にこう投げかけても、 「困ったことなーい」 とかえってくることも少なくありません。 多くは、お母様が手厚く面倒を見ていて 子供が困らないように先回りをしています。 「自分のことは自分で」 「自分で問題を解決させる」 という自立心が育つように日常を変えれば、 困ったことがたくさん…
年中絵画クラスに、おとなしいKちゃんがいます。 彼女は、特別真面目でよくできるのですが、引っ込み思案タイプ。 よいものを持っているのだけれど、どこか臆病で 人前で恥をかけないタイプ。 「おりこうさん」なんです。 失敗をしてはいけないと思っています。 もう少しおおらかになると彼女の魅力が出てくるのだけれど。 そんな話をお母様にすると 「私のせいです」 「いつも指摘をしてしまう」と。 お母様も真面目で一生懸命。 まずはお母様が「おおらか」に子供を見守ってください。 どんなこともまずは、認める。 失敗も間違いも大歓迎! それから、どうしたらよかったか一緒に考えるてください。 と、伝えてきました。 そ…
年中絵画クラスに、おとなしいKちゃんがいます。 彼女は、特別真面目でよくできるのですが、引っ込み思案タイプ。 よいものを持っているのだけれど、どこか臆病で 人前で恥をかけないタイプ。 「おりこうさん」なんです。 失敗をしてはいけないと思っています。 もう少しおおらかになると彼女の魅力が出てくるのだけれど。 そんな話をお母様にすると 「私のせいです」 「いつも指摘をしてしまう」と。 お母様も真面目で一生懸命。 まずはお母様が「おおらか」に子供を見守ってください。 どんなこともまずは、認める。 失敗も間違いも大歓迎! それから、どうしたらよかったか一緒に考えるてください。 と、伝えてきました。 そ…
最近よく聞くようになった「非認知能力」。 一言で言うならば、「数字で表せない能力」のことです。 日本では、まだまだ子供たちを点数で評価する割合が 高いですが、これからはこの「非認知能力」が重要な鍵となります。 私が子供たちと関わるに当たって 一番大切にしていることは、 「ワクワクする心を引き出すこと」です。 子供がワクワクしている様子は、親御様にとって 1番の喜びではないでしょうか? そのワクワクした姿とワクワクした作品を持ち帰り お母様お父様に褒めてもらう。 お母様、お父様もうれしい。 お母様、お父様が嬉しそうにしている姿は、 子供にとって何よりもの励みとなります。 そしてたくさんの会話が生…
どこの家にもある冷蔵庫 一家に1つは、生活の必需品です。 1日に何回開けるでしょうか? もちろん忙しいときは、 「ああ、また夕食作らなくては・・」とか 「何か食べさせなくては・・」 という気持ちで仕方なく食材をあさるときも あるでしょう。 でもいただきものもスイーツが入っていたり、 仕事から帰ってきたときの冷えたビールを 取り出すときの気持ちは、 「ああ、最高!」 なんて思いますね。 結構、大人も子供もワクワクをくれるスポットです!! さー、そんな冷蔵庫。 子供と楽しまない手はありません。 そして「生きる」ための大切な食材が入っていますので 子供にも重要な場所として意識させてほしいと思います。…
多くの子供たちを見ていると 色々な個性、性格があるように 成長の仕方にも色々あります。 同時に親御さんも色々。 1番の目的は、子供一人一人のより良い成長てす。 そのために親御さんに寄り添い最善のアドバイスを 心がけています。 そんな中、常に気になる〈親子のタイプ〉があります。 教室では、素直だけれどお母さんのお迎えがくると 一変します。 甘えわがままを言っている。 お母さんもその甘えた言動に右往左往した対応をしています。 いままでも多くのこのタイプの親子を見てきましたが、 どうしてもよい成長がみられないことが多い。 なぜか? 子供は今、自分は何をするべきか? なぜここにいるのか? 親は、自分の…
雨が降っていると、どんより心が沈むのは、大人だけ。 子供は、雨の日だって晴れの日だってワクワクしています。 そんな雨の日だからこそ、子供とできる会話があります。 雨の音ってどんな音? ぽつ、ぽつ、ぽつ? バッシャ!バッシャ? ザーザーザー? それともビッチョン、ビッチョン? 子供と一緒に目をつぶって耳をすまし 雨の音に集中してみてください。 雨粒が何かにぶつかって それが音となって聞こえてくる。 そんなことに気がつけば、想像力も膨らみます。 葉っぱにあたった音かな? ガラス窓にあたった音? 屋根? 車? それともカエル??! パパにあたったらどんな音? 「ボニョボニョ!?」 じゃあ、ママの上に…
子供教育では、 「キラキラと輝いている子供」 という言葉があります。 その「キラキラ」 どういうことでしょうか? 私は、造形を教える立場で多くの子供たちと 関わって来ました。 幼少期の 「絵を描くって楽しい!」 「何か作るって面白い!!」 この感覚を知ることがとても大切です。 その気持ちは、造形に限ったことではなく 日常の全て同じことが言えます。 「公園で虫を見つけた!楽しい!」 「ママとお料理して面白かった!!」 などです。 なにに対しても興味を持ち、もっとやってみたいと いつもワクワクして日常を過ごす姿勢を持っている子供が 「キラキラ輝いている子供」 ということです。 このキラキラを幼少期…
子供達に「夢」をたくさん持ってもらいたいと思います。 では、どのようにお話ししたら良いのでしょうか? 「大きくなったら何になりたい?」 こんな質問をよくします。 お子様にも聞いてみてください。 こんな答えも少なくありません。 「お金持ちになりたい」 この答えが返ってきたら、 お父さん、お母さん要注意! 夫婦の会話に気をつけてください! きっとそのような話をご家庭でよくしているのです。 また、よくある答えに 「プリンセスになりたい」 「〇〇レンジャーになりたい」 といったもの。 わかります。 子供らしいですね。 年少さんくらいまでは、このような夢も 大切にしてあげたいと思っています。 年中、年長…
子供の成長は、どんな良いお教室に行ったとしても どんな良い先生に出会ったとしても、一番大切なのは お家での親御さんの声の掛け方だと思います。 日常のちょっとした声かけ、 導き方で子供の姿勢が作られます。 先日、受験生の親子の面接をしました。 小学校受験クラスの男の子です。 とてもいいものを持っている子なのですが、 その良さが発揮されず、何かが成長の妨げになっている・・・・。 集中力にかける。 というのが、私たち指導側の感想でした。 初めは、子供の前だからか、 遠慮気味にお話をされていたお母様。 椅子にきちんと座っているものの 目をつぶって寝たふりをしている子供。 寝ているのでかえって安心したの…
子供には、「目に見えないもの」を 伝えてほしいと思います。 朝起きてご飯を食べる。 幼稚園に言って、お友達と遊ぶ。 おやつを食べる。 お父さんが帰ってくる。 ・・・・・・・ よくある日常の中の「目に見えないもの」とは、 どんなことでしょうか? 例えば、食事のときの「いただきます」 なぜ「いただきます」というのか? 昔の年寄りはこう言ったそうです。 「お米の中に仏様がいるんだよ」と。 これは、お米を汗水流して作ってくれた人に 感謝しなさいということです。 今は、仏様といってもピンと来ないと思いますが、 お米がどのように作られ、私たちの食を支えているか、 野菜も同様です。 豊かな時代ですので、スー…
今日の小学校受験クラスの課題です。 「今日は、お母さんが熱をだし寝ています。 夕食の買い物や準備ができません。 そのであなたがお母さんの代わりに 買い物に行くことになりました。 あなたは、スーパーに行き何を買ってきますか?」 スーパーの買い物かごが書かれた画用紙の中に 買いたいものを描きなさい。 これは、難関校の過去問ですが、とてもいい問題だと思います。 学校側が見たいのは、上手にかけていることでなく 子供の生活力と人間力です。 お母さんは寝ているわけですから どうにか夕食を買わなくてはけない。 1人で作れる料理があったらその材料を買う。 例えば、カレーを作ることができれが、 肉、人参、玉ねぎ…
多くの子供たちを見ていると自立心のある子供と そうでない子供と大きく分かれます。 そうでない子供とは、 誰かがなんとかしてくれると 思っています。 伸びる子供は、自立心のある子供です! 自立心のある子供は、自分で聞き、 自分が学ぶということが 身についています。 では、その差は どこにあるのでしょうか? その鍵は、ご家庭の中にあります! 子供には、家族の一員であることを 自覚させてほしいと思います。 お父さんとお母さんなど 家族で回している家の中の仕事。 たくさんの仕事があります。 起きたら寝具を整える 窓をあける 玄関掃除 朝食準備 ・・・・・ 「お父さんは、こんな仕事をしてくれているよね」…
昨日、授業後お母様から 「先生、子どものモチベーションを上げるため、 どんな会話をしたら良いのでしょうか? ここに向かう間、娘は楽しみで、楽しみで テンションが上がっているのですが、 せっかくテンションが上がっているのにいい話ができないんです」 という質問がありました。 まずは、どんな内容でもお母さんやお父さんとする会話は、 子供にとってうれしい時間のはずです!! このお母様も一生懸命、 お子様と向き合おうとしていていいですね。 授業では、どんな内容であれ、 子供達の想像力や表現力がつき、 意欲的に授業に入るための話で始めます。 この日は、時計工作でした。 真ん中に時計をつくりその周りは、夜空…
「子供と一緒に家事をすると時間がかかってイライラしてしまう」 そんなお母さんの声もよく聞きます。 しかし、子供にとってお母さん、お父さんと 楽しくする家のお手伝いは、最高に楽しいもの! そして、最高の学ぶ場です!! 是非、子供にたくさんのお手伝いをさせてほしいと思います。 洗濯たたみ、お料理、掃除、お買い物・・・。 子供とのよいコミュニケーションの時間です。 ゆっくり楽しく心がけてほしいと思います。 洋服は、着替えた時に気持ちよく着てほしいため こんな風にたたむのよ! とか パパが大好きなカレーだね。 パパの喜ぶ顔が見たいね! とか 思いやりを育むにも、もってこいの場です。 スーパーでの買い物…
子供の興味は、時代の流行りに敏感です。 よく出て来るのが、プリキュア、 戦隊もの、ディズニープリンセスシリーズ・・・・ 「大きくなったら何になりたい?」 「今一番ほしいものは?」 「夢の中でしたいことは?」 こんな質問をした時にこのようなキャラクターが 出て来ることはしばしば。 小学校受験では、出してほしくないキーワードです。 なぜ、出してほしくないのか? それは、その言葉からその子供の魅力を伝えにくい。 そこから子供の探求心を伺えづらいからです。 しかし、プリキュアや戦隊もの、プリンセス・・・・ 決して悪いものでは、ありません。 子供らしくて日常の中に溶け込んでいると思います。 子供ながらに…
今日の授業では、ウクライナ民話「てぶくろ」を子供達に読み聞かせました。 このお話は森でおじいさんが手袋を落としたところから始まります。 その手袋にまずネズミが住みます。 次にカエルが来て入いり、きつね、狼、いのしし、 クマまでもが次々に入れてほしいと入ります。 最後は、はち切れんばかりにぎゅうぎゅう! 子供達はこの単純な話の過程を想像しながら、 十分面白がります。 みんなだったらどんな手袋がいいかなあ? と、色とりどりの手袋をクレパスと絵の具でつくり、 紙に貼り、楽しかったお話の動物達を描いていきます。 ある子は、「もう、はいれませーん!と言われ、 クマさんは、外にいるんだよ」 とか 「この手…
子供に「意思」を持って欲しいと思います。 「自分は、どうしたいか?」 という意思です。 子供たちを見ていると、 複数のお教室をはしごして忙しそうです。 お母さんも 「はい、今度はここですよ」 「次は、どこどこに行きますよ」 と、無駄なく動いています。 子供たちは、それについて行くのに必死です。 そうするとお母さんのいう通りに動き 先生の導くとおりに進む。 一見、素直に見えますが、常に受け身です。 では、「あなたは、どう思う?」と聞くと、解らない・・・。 こんな子供たちも少なくありません。 お教室では、たとえばクラスに10人の生徒がいて、 赤、青、黄の3色ある色画用紙を1枚づつ配る時、 あえて3…
お教室の年少さんの女の子のお母様からこんな質問がありました。 最近、折り紙に興味が出てきたのですが、 「何かを折る」と言うのではなく 自分で勝手に折って 「これ、ポケット!! ここにいろんな物が入るのよ」 とか 「これ、リボン!可愛いでしょ?」 とか、言っているんです。 いいんでしょうか? と。 素晴らしいじゃないですか!! 「何かを創ろうとする意欲をまず褒めてあげてください」 と、伝えました。 頭で想像しているものを紙で表現しようとしているのです。 お母さんは、「このポケットにどんなものをいれようか?」 とか「そのポケット、不思議なポケットかもよ〜。 中から何か出てきたらどうする〜」 なんて…
多くの子供をみていると けじめ、集中力、想像力、意欲のある子供。 と、その反対で けじめがなく、気がちり、考えようとしない。 意欲的な姿勢は感じられない子供。 と、色々なお子様と出会います。 どうしてこんなに差が、あるのでしょうか? 子供の気質?性格?個性? いやいや、全て親子関係、ご家庭の中に原因があるのです。 何をやるのでも、どのような道に進むのでも けじめがあり、集中力、想像力があり、 意欲的な子供であって欲しいですよね。 そんな 幼少期の子供の土台作りが、 子供の成長の鍵になります。 では、親は、どうしたらいいのでしょうか? 大抵、後者の親御さんは、可愛さのあまり過保護です。 忘れ物を…
お絵描き どうやって教えていい かわかりません! ほとんどのお母さんがそう言われます。 子供に教えたいと思っても どう教えたらよいかわかりませんよね 大切なコツがあるんです!! 子供に紙とクレパスを渡して 「顔を描いて」というと、 ほとんどが、こんなお顔を描いてくれます。 見覚えありませんか? 目も鼻もあって、まずまず。 ですが・・・ 子供の上手な絵、 魅力的な絵とは・・・・ その絵から 観察力や探究心、 心がワクワクしているか が、伝わる絵です。 では、どうしたらそう導けるのでしょうか? それは、顔の部位、 一つずつの役目を理解することです。 まずは、目。 「お母さんの目をよく見て〜!」 と…
「先生、うちの子のわがまま どうしたら直るでしょうか?」 こんな声もよく聞きます! お母さん、お父さん! チャンスです!! 私の幼児教室の造形クラスも 今週から通常授業が始まりました。 1年の始まりは、「今年の抱負」から 【子供たちに今年頑張りたいこと】を 聞いてみると みなお稽古ごとのテーマで お話ししてくれる子供が多くいました。 水泳を頑張りたい! バレエが上手になりたい! お絵描きが上手くなりたい!! いいですね。 みな一生懸命です。 その中に 「んー、僕はね、失敗をしたくないんだ」 という、年少さん! 彼は、特別よくできるといった タイプではありませんが、いつも意思があります。 自分が…
子供に工作を どう教えたらよいかわからない! そんなお母さん、お父さんの気持ち良くわかります。 そもそも、 何を作ったらいいのか?・・・・ ですよね。 工作好きにさせるには、紙に慣れることです! 紙は、絵を描くものと思っていませんか? 違います!! 紙は、楽しい材料なのです!! まず、 平べったい紙を立体にしてしまえばいいんです!! どうやって? 折る!だけで 紙は立つんです!! 一箇所折ってしまえば、紙は、立つんです! また丸めてもたちますね! 「折る」「丸める」だけで、 立つ動物を作ってみよう!! まず、動物の体を2種類作って見ます。 ①紙を半分に折ります。紙が開く方を線のように2枚重ねて…
お正月こそ、子供の頭が良くなる!! 作って 遊んんで 楽しく頭がよくなる工作 を紹介!! 《簡単サイコロを作ろう!!》 材料は、画用紙と丸シールどちらも100均でありますよ こんな風に展開図を描いてあげてください。 正方形一辺6センチぐらいで書きました。 子供に周りをハサミで、切らせます。 線を折ります。 この時、線に定規をあて、 カッターの背で引いておくと綺麗に折れますよ。 のりしろは、のりかセロテープで留め、サイコロに! 子供と一緒に、丸シールを数えながら 1から6までこんな風に切ります。 サイコロは、向かい合ってる面の数を たして7になりますから、 どう組み合わせたら7になるか、 楽しく…
頭の良い子供に育てたい! 伸びる子供にしたい!! そう思わない親は、いませんよね! 幼児期に手先をたくさん使うと 脳の活性化につながります。 小学校受験では、巧緻性といって、 どれだけ手先が使えるかを測る分野があります。 なぜ学校側は、この分野を見たいのかというと、 入学後成長する子供が欲しいのです。 ということは、手先がきく子供は、 これからの学生生活の成長率が良いということ!! では、どうやったら巧緻性が磨かれるのでしょう? 例えば ハサミやのりなどの造形遊び 絵や文字を書く運筆 レゴなどのブロック 料理 雑巾作りのような縫いさし などなど 生活の中に楽しく取りいれて欲しいのです! そこで…
うちの子想像力がないんです。 どうしたらいいですか? そんなお母さんの声をよく聞きます。 子供の想像力は、遊びの中から育ちます。 今日は、親子で楽しめる簡単工作を1つご紹介! それは、 「不思議なメガネ〜!!」 《作り方》 ①子供の顔の幅の画用紙を用意 ②半分に折る ③線のように四隅の角を切り落とす ④そのままさらに半分に折る ⑤中をこのように切り落とす ⑥広げる ⑦セロファンをセロテープで貼る 丸い眼鏡の時は 形を丸く切ります。 ⑧両端に穴を開け、輪ゴムをつけます。 ⑨好きな柄を描いて出来上がり! さてさて、こんなメガネができたら、ここからがお楽しみ! 子供に「これは、不思議なメガネ! 見え…
絵の具やってみたーい!! 絵の具を使わせたいけど、何を用意したらよいかわからない・・ そんなお母さんの悩み、解決しましょう! 子供にお絵かきをさせたい時、絵の具を使うだけで 子供はテンションが上がります!! 何を描いても、描けなくても、 描くことが大好きになります!! おそるべし絵の具!! 教室でも「絵の具が使える」ことを楽しみに来てくれる子供も少なくありません。 クレヨンや色鉛筆とは、ワケがちがう! 絵の具は、 子供にとって魅力的な道具です!! では、どんな絵の具を購入したらよいのでしょうか。 幼少期の子供には、子供の手で扱いやすい、 自分で蓋を開け閉めしやすい、使い良さが一番です。 画材屋…
子供は、粘土が大好きです! 触ってコロコロしたり、ちぎったりしますが、いざ、何か作ろうとすると、困ってしまう子供たち。 動物なんて「難しくて作れないー」 なんて平気で言ってくれちゃいます。 そこで是非知ってもらいたい! 粘土で簡単に動物が作れちゃう術!! 「つまみ出し技法」です!! これを知っていれば、粘土がどんどん楽しくなる! どんどん作れちゃう! 動物を作る時、粘土は、 切り離さないこと! 塊からつまみ出すこと!! がコツです。 ではまず、簡単な《うさぎ》を作って見ましょう! ①粘土を丸めて、少し細長丸に。 ②頭と体の境目に指でくびれを作りましょう ③頭から耳を2本つまみ出しますよ ④体か…
今日は、100均の花紙とカッターを使って 子供と一緒にお絵かきを楽しんじゃおう!! 100均は、材料の宝庫です! 花紙だって、お花を作るだけが役目では、ありません! この柔らかさは、なかなか便利な素材です。 子供と一緒にお絵かきして、どこかにカッターで切り込みをいれるだけ! 例えば、 「お山がありましたー!」 「どうも富士山のようだね」 「あれ、あれ??」 「大変だーー!」 「富士山の噴火!!!!」 「ドッカーーーーン!!!」 「切り込みから、火が吹き出ちゃったーーーー!」 とね。 上手に絵を描くよりも、飛び出て来ちゃう意外性。 子供たちが大好きなチーターも 「かっこよく走っていたら・・・・」…
子供と一緒に、いつもと違った大きな魚屋に足を運んでみましょう!旬の魚をはじめ、イワシ、あじ。 また貝類、蟹、タコ、などが、生きた状態で売られていたりします。それは。最高の教材! 生徒の一人で「たこ」が大好きな年長さんの女の子がいました。 お母さまも子供の好奇心を楽しむタイプ。 そこで魚屋に生きたタコの解体をお願いしたのです。 お母さまは、子供の友人も数名誘い、 魚屋で生きたタコを囲みました。 まずは、子供にたこの急所をナイフで点かせたそうです。そして、部位を確認しながら徐々に解体して最後に皆でタコ焼きパーティー。 その時の話を女の子は、興奮して話してくれました。「先生!タコの急所は、目の上にあ…
休日の少し時間に余裕のある時は、 子供と一緒に冷蔵庫の中を眺めてみよう! 例えば、今、旬のとうもろこし。 これから茹でる予定だったら、ちょっと待って!! 子供と一緒に皮をむいてみて!! ヒゲがあって、なかなか楽しい野菜です。 皮が何層にもなって、あれ?まだ、出てこないねー。 あれあれ?まだまだ。 あ、やっと出て来た!黄色いつぶつぶ!! よく見てみると、実がお顔で、皮が髪の毛みたい。 ずーっと、見てるとお顔が見えてくる・・・ じゃあ、お顔にしちゃおうよ! 目を描いて、切り取って、貼っちゃおう! え〜!? 変なおじさん!! おばさんか? んー、鼻はプチトマトのへた! 口もついた! ははははは!! …
「あなたの宝物は、なに?」 子供にこんな質問をしたら我が子が何と答えると思いますか? お教室でも子供たちによく尋ねます。 女の子によくあるのが ・ぬいぐるみ ・お祭りで買ってもらったアクセサリー ・カチューシャ 男の子では ・サッカーボール ・ゲーム ・おもちゃ などなど それぞれ、らしい答えがかえってきます。 今日は、私が気に入っている絵本を一つ紹介します。 「もねちゃんのたからもの」 たかお ゆうこ絵・作 もねちゃんが森のきつねに宝物を見せてあげるという可愛らしいお話です。 その宝物がなんとも魅力的 ①なめるたびに色んな味のするペロペロキャンディー ②世界中をひとっ飛びできる縄跳び ③植物…
「子供の想像力を育てるには、どうしたらいいですか?」 お母様からのこんな質問がよくあります。 子供にどうしたら「想像力」がつくかわからない、というお母様は、少なくないと思います。 「想像力」とは、どういうものでしょうか? それは、 《今から何がおこるか?》を考える力です。 想像力が乏しい子供は、「たとえば・・・」の話にのってきません。 「たとえば雪が赤かったら・・・」 「もし行きたいところに飛んでいけたら・・・・・」 「自分の腕が3本あったら・・・・」 なんて投げかけても「先生、そんなのありえない」「そんなのおかしい」「お母さんがそんなことは,ないって言っていた」などと返ってきます。 残念です…
ピンクのうさぎ 黄色いキリン 子供が可愛く描いた動物になんの疑問をもたないお父様!お母様方! 要注意!! まずは、どんな絵でも楽しく描くことが、一番大切なこと。 たとえピンクのうさぎ、黄色いきりんを 我が子が描いても まずは、ほめることが、鉄則! 「わー!可愛いうさぎさんがかけたねえ!すごーい!!」 とね。 そして「じゃあ、ほかにどんなうさぎがいるか図鑑で見てみようか」 「あれ?ピンクのうさぎって、いないねえ」 こんなふうに。 どんな絵でも否定をしない。 せっかく描くことが楽しくなったら、こうやって本物を見せてあげること。 図鑑や写真をみるのもよし。 動物園に行って本物を直に見れればもっとよし…
今回は、是非やってもらいたい 子供がお絵かきや工作が大好きになる極意 をお教えします! 子供は、遊びの達人。 好きな時にブロックをして、好きな時におままごとをする。 それと同じ。 好きな時に絵を描いて、好きな時に工作をする。 ブロックやおままごとは、おもちゃ箱があり、置いてある場所が決まっていますね。 それと、同じ。 子供の取り出しやすい場所を決め、 ・クレヨン ・画用紙 ・セロテープ ・のり が入った箱を用意しましょう。 またダンボールの箱に ・お肉のパック ・ペットボトル ・トイレットペーパの芯 ・モール ・リボン など廃材を入れておきます。 子供の好きな時に自由にいくらでも使っていいお約…
「うちの子は、絵を描くことにまったく興味を持たないんです」 「どう教えたら、描いてくれるのかわからなくて」 と、お母様。3歳の男の子を連れて、お教室に来てくれました。 「絵を描く」ということを子供に教えられるお母さんは多くありません。 ですが、小学校受験では、絵を描く課題を出す学校がたくさんあります。 お教室で教えてもらうことも大切ですが、家でどんな風に導いてあげたらよいのか、知っていてほしいことをお伝えします。 まず一番大切なことは、 お母様の焦りや不安は、逆効果 である、ということです。 幼少期に造形の大切なことは、教えようなんて思わず、楽しさを体験することなのです。 「描く」って楽しい!…
秋も深まってきましたね。 私の造形クラスは、今日も元気一杯。 「先生、あのね、今日幼稚園で毛虫がいた。見たことがない色をしていて、じっと見てたけどちょっと怖かったよ」 「へえー、どんな色?」 なんて聞いていると別の子が 「先生、聞いて。図鑑に○○トロプスっていう恐竜が載ってたけど、先生知ってる?すっごいゴツゴツしていて大きいんだよ」 「そうなんだあ、知らなかったよ。どんな形してるの?」 と、脇から 「先生、先生、輝きって電車かっこいいんだよ」 「へえー。輝き?しらないなあ」 なんてみんな自分の話を聞いてもらいたくて、同時に話しかけてきます。 子供達同士もワイワイやっているうち、授業が始まる時間…
子供に工作をさせると家での生活が見えてきます。 国立小学校受験で大切なことは、まず指示を聞く姿勢、取りかかるときの意欲、積極性。そして一つ一つの工程を丁寧に進めていける巧緻性が身についているかです。 しかしそこで忘れがちなのが、進めながら出てくるゴミの処理や道具の扱いです。 一生懸命に進めていてもお机の上を整理しながら進められなければ、どれがゴミでどれが使うパーツかわからなくなったりクレパス、クーピーも散乱させながら次に進んでいこうとし目の前は、あっという間にごちゃごちゃに。「あれ?あれ?」なんて言って必要なものを探している子もよくみます。 切ったらハサミは、お机の脇に。ゴミは、お机のすみに。…
小学校受験を予定している年少のK君のお母様の面談でのことです。 K君の様子やこれからのことをお話している中で、季節の行事を大切に過ごしてくださいとお伝えしました。 例えば、春はお花見、たけのこ掘り、田植え、こどもの日・・・ 親子で楽しんで体験できるといいですね、と。 するとお母様、「無理だわ~。先生それは、何に役立つのでしょうか?」と。 お母様は素直に疑問を感じたご様子でした。 さて!ここが、大切なところです。 お母様は、子育てで我が子に何を教えたらよいのでしょう。 お友達より、よくできるようになること? 上手な世の中の渡り方? いいえ。一番に教えなくてはいけないことは、『感謝の心』です。 季…
今日は、国立志望のN君。 遅いですが夏から対策を始め彼なりに頑張っています。 もともと巧緻性、絵画ともに苦手。手先がうまく動きません。 国立の造形は、指示工作です。前で先生が作った通りの手順で、取りかかります。 その内容は、切る、ちぎる、貼る、シール、結ぶ、描く。 その一つずつの工程を身に付け、聞く力を鍛えます。学校側が見ているのは、取りかかる姿勢、積極性、表情です。 では、その意欲的な姿勢はどこから来るのかというと、いつも頑張っている自信から来るのです。 少しずつ、巧緻性を磨いてきたN君、今日のテーマは、課題を落とさず聞く集中力。 折り紙を使いました。 つるや飛行機をおるのではなく、3~4つ…
夏休みも終わり、小学校受験のクラスの子供たちは、緊張感が出てきました。いや、お母様の緊張感が出て来たのでしょう。 小学校受験の中でもノンペーパー校の造形対策は、お母様にとって、てこずるところではないでしょうか。 巧緻性、お絵かき、工作と、子供たちは一生懸命取り組んでいますが、その成長は簡単なものではありません。 でも、受験対策として巧緻性を高め、絵が上手に描け、工作ができれば(これができれば素晴らしいが)合格するのでしょうか? いいえ、学校側は、素晴らしい作品を作れる子供を求めているのではないのです。見たいのは、その子自身です。 子供からにじみ出てくるご家庭の様子をその作品に取り組む姿勢や作品…
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