chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
モカな日々
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/01/03

arrow_drop_down
  • 別れ

    毎日が出会いと別れの繰り返し。・・・なのに、 「さようなら」の言葉はつらい。 それは、愛する人との別れか、親友との別れか、 もう二度と会えないのか、…会えないかもしれない。 ・・・会えても・・・もう会えない。 今はただ胸を抑え、涙は止まらない・・・止まらない涙? ...わからない。 涙・涙・涙・・・・・・・ あなたは旅立つ予感を漂わせ、去っていった。 瞳で愛を語り、笑顔で隠しながら。 私も笑顔で応じた・・・あなたと同じ瞳で。 去ったあなたの残した余韻が大波のように私を 捕らえて離さない。何度も砂浜に打ち上げられては、 疲れ切った自分にこう言う。 「逃れる術を私は知らない。」・・・と。 毎日が出…

  • ふるさと

    親友が忘れてしまった思い出も 二人だけの出来事も その全てを覚えていてくれる 先の見えた老人も 挫折した青年も そのぬくもりが自然と欲しい 人は懐かしい少年に導かれ 小さく感じる町を巡るでしょう そして、老人も青年もはれやかな表情で それぞれの帰路につくことでしょう 今もあなたのふるさとには温かい向かい風と 爽やかな追い風が吹いているでしょうか? 私は町から町へと雲のように流れては、 ただ、吹く秋風に涙を添えています。

  • 僕の猫

    まん丸い瞳で、鋭い爪を引っ込めて 朝寝坊の僕の頬を軽くジャブ 伸びをして、辺りを見回し、 もう一度。 小さな舌で念入りに毛繕い 身だしなみに注意するなら 喧嘩をやめたらどうだい? 「にゃーおー」 ...君の勝手さ。

  • 小雨

    どうしてだろう・・・街の活気がさっぱり ! ・商人はうつむいて ・・人々は部屋に閉じこもり ・・・カーテンの隙間から虚ろな瞳! どうしてだろう・・・なんだか急に寒くなってきて ・おもむろに、やがて駆け足で ・・家に帰り、部屋に駆け込んで ・・・慎重に部屋の鍵をかけてみる どうしてだろう・・・カーテンの隙間から外の様子を見てみると ・商人は店を閉じ ・・人々は部屋の明かりを消して ・・・幼子のように寝入っている どうしてだろう・・・なんだか急に眠くなっちゃって ・カーテンも閉めずにベットに座り ・・横になり、目を閉じると ・・・小雨の音が・・・優しく・・・響く・・・

  • 前詩

    長い旅路に歩き疲れた時、少しの間、腰掛けられたら どんなに嬉しいことでしょう。 この詩集はその時だけの古びた椅子のようです。 「さあ、心優しい友よ、どうぞ腰掛けてください。 しばらくの間、休んでください。うとうとしてください。 くすくす笑ってください。...そう、さりげなく。 それから、どうぞ、行ってください。長居は不要です。」 -詩の世界は夢の世界。時は止まり、場面は変わります。 その歪みがあなたにとって心地良いものとなりますように。 そして、あなたが戻ってきた時に、その足取りが、 ふわっ。と軽くなりますように。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、モカな日々さんをフォローしませんか?

ハンドル名
モカな日々さん
ブログタイトル
Huruiisu
フォロー
Huruiisu

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用