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2021/01/02

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  • 5月18日

    バタバタと また一日が通り過ぎる 最近 短時間だがバイトをし始めて てんてこ舞いだ 久しぶりの人に 会ってしまう 「あらぁ! 元気だった?」 …若い頃から鍛え上げた 営業スマイルで 私は 微笑む 「お陰様で…」 本当のことなんて 言わない 言おうと思わない それは決して あ...

  • 言い訳

    さむい さむい さむい 数日前ですが コンビニから出たら雪が降ってました。 あっという間に フロントガラスに溜まってしまう… 骨納めの日を 決めなければいけないのだけれど… さむいのは 嫌だし… もう少し 手元に置いとこうかな…と さむさを言い訳にしている私がいます。 ...

  • 抱っこ

    今はまだ あの子のお骨がうちにある でも もうじき 納めなくては…… 部屋を引き払って 連れてきたとき 重さが 小さいころと同じくらいと感じた 今のうち と思って 抱っこする するといろいろな思い出がわきあがってきて あの子に話しかける いつも しゃくり上げるくらい 泣い...

  • 夜の帳のおりた中で

    ずっと 考えてしまっていた ずっと ずっと ずっと だから どうしても 聞いてみたくなってしまって 訊ねてみた 嫌う訳なく そばにいる 不意に涙が溢れる こんな 不出来な私なのに 嫌わないでいてくれているのか こんな どうしようもない私なのに… なんて私は恵まれているのか…...

  • 名前

    いろいろな申告だったり 書類を書いたりする時期 もう引っ越して数年になるのに なぜかこの頃古い住所を書きかけてしまう 訂正印の多いこと… そして あの子の名前も 手が勝手に書きかけてしまう …これは 訂正印で済ませたくない気がして用紙を新たに用意する 前の住所の頃 何度も...

  • アーモンド

    幼稚園ぐらいの頃 親類の家で ナッツ入りのチョコを よそのこは食べるから なんて言われながらご馳走になったね チョコレートは大好きなはずなのに どうにも苦戦して 口から出して 食べなかったっけね まわりの大人が 好き嫌いしてみたいな顔してみていた なんでかなぁ?と 見ていた...

  • 小石

    あの子が小さかった頃 近所に砂利道があった 今は舗装されているけれど 当時 少なくなりつつあったけれど 土で できた道路があって たまにお散歩したね 石ころが 多くさんあるのが珍しいのか なかなか進まない タンポポのような雑草 白い石 ひとつひとつ教えてくれる そして 「...

  • 役目

    百か日をおえて片付けをしながら、 何も考えて無いはずなのに無性に涙が溢れる。 いいよね 今、一人きりだし 泣いても大丈夫 ひとしきり 思い切り哀しんで 何とか夫の昼食をつくる 食後 下の子のこれから先のことを話す。 前にも 数回言葉を変えて 話しているはずだけれど やはり...

  • 2月21日

    先週、新亡精霊供養に行ってきた。 大丈夫 泣かなかった。お寺の近所は あの子の小さな頃の思い出が多くさんある。でもちゃんと泣かずに運転できた。 泣かなくなった。 でも ずっと考えてる。 ああして 生きて行こう。 こうして 生きて行こう。 …まるで 呪文のように… そして ...

  • 2月15日

    病院を変えて 一週間たった 薬が変わったせいか すごく心が平坦な感じがする 起伏がなくなったというか 今まで一日に数度は涙が溢れてきていたのが あの子の事を考えていても 涙は溢れないようになって たった一粒の薬でこんなに変わってしまう自分に 罪悪感さえよぎる これを 理...

  • 2月10日

    あの子の名前と夫の名前と 連名で保険会社から更新の案内がきている。 あの子は 私たちが引っ越してから来たことは無かったから、唯一あの子の名前で今の住所にくる手紙だ。 下の子にも 同様に届いていて、毎年「契約内容に変更なし」で更新するつもりでいた。 でも 今年は あの子のだ...

  • 20919人

    2020年の自分からなくなってしまった人の数が 発表されていた。 じゃあ その家族や親しい人は もっとたくさんいるよね。 いま、あの子はどうしているのだろう… 確証が欲しい気がして、なんでも見てみる。 霊能者と名乗る人なのか、「自死者は、罰を受ける、成仏は難しい。」と発言...

  • 2月2日

    数年前に我が家は引っ越している。 段取りが甘く わたわたと詰め込んだまま未開封の段ボールがまだある。 その中にあの子の中学生の頃のPTA会報がまぎれていた 今から10年前の卒業メッセージ… 「今まで世話をかけてしまい、ごめんなさい。」 世話なんて いくらでもかけてくれて良...

  • 下の子の家庭訪問

    下の子が一年生になって 初めての家庭訪問のときに 「(弟を)よろしくお願いします。」と お兄さんらしく言っていたね。 先生は「君はおとうさんかい(笑)」と言ったのだけれど お母さんは嬉しかったんだよ。 あなただって コミュニケートが苦手で辛かったのに… なのに お母さんは ...

  • 1月26日

    誰かの前で 泣いたりしない なんて 偉そうにしてたのに ふとした事で涙ぐむ どこまでも 弱虫で 情けないこと…

  • お仏壇

    昨日 新しいお仏壇にかえた 何か目先の変わることは なるべく下の子が居るときにしている そのほうが 言葉で伝えるよりもストレスが少なくて済む 前の日から 遺影の取り付作業など夫にしてもらいつつ お坊さんが来る時用の模様替えをしていると 下の子が何か自分も手伝いたそうにしてい...

  • 1月21日

    私のドレッサーに千代紙の切り抜きが二つ飾ってある あの子が小学生のころ 大好きだったお友達との思い出のものだったと思う もう15年くらい前だから 入手したいきさつはおぼろげだ けれど あの子は本当にその子が好きで 「オレは一生おヨメはもらわない」「好きな人は転校してしまった...

  • 1月20日

    ひにち薬 と言われた ………たぶん時が癒やすと言いたいのだろう でも 薬もいろいろあるよね 癒やす薬では 無い気がする どちらかと言えば 感覚を麻痺させるタイプのものではないかしら… 欠落したこころの真ん中は ぽっかりと大きな穴があいたまま 患部はむき出しになっている そこ...

  • 1月18日

    薬を 2種類 医者からもらっている そのうちの一つは あの子がなくなったのがわかってから 飲むきがしなくなってやめてしまった そのことを 医師に伝えようとして 「子どもが亡くなって もう良い母親でいる意味もないので…」と言いかけて泣いてしまった 感情をむき出しにしては いけ...

  • センシティブな

    何気ない言葉がいろいろな感情を巻き起こす 一人でいると 何となく名前を呼んだり 小さいころによく歌った手遊び歌を歌ったりしている 一息ついて カレンダーが目にはいれば 二カ月前は きっと元気に暮らしていたのになどと思って 勝手に涙が出てくる 離れて暮らしていたから 寒いこ...

  • 1月14日

    出来上がった写真を置く 何かの本で見たけれど 夢などで出てくるときには 本人が一番いい時の姿だったりするそうだから 何となく 一番元気そうに見える写真をえらんだ なにくれとなく 話しかけるのは写真に向かってのことがふえている いとこに香典のお礼の電話をする 誰にも言わないで...

  • 送る日

    控室は広く感じられた あの子を くるんだタオルから出す 「外は 寒かったね」 手配しておいた 花 菓子 果実が届く ほどなく 住職の息子さんだろう若い僧侶に案内される あと数分なのに 父が来ない 昭和一桁生まれだから このご時世にムリはしないで欲しかったのだが なんとして...

  • 1月8日

    雪は朝にはすっかりやんでいた。 アイスバーンの上に 除けきれてない雪が残りタイヤが取られて、走りにくそうだ。 あの子の部屋の後片付けとお焚き上げを依頼する。 業者は時間がなさそうで けれども丁寧に応対してくれる。今年は、どうやら寒いめの年らしいから、防寒の衣類もお願いした。...

  • 1月7日

    あの子の暮らした街へと高速を走る。 天気予報は荒れ模様と報じるから 随分 夫は気をもんでいたが、なぜか私は不安が無かった。 そして 不思議なくらい晴れた綺麗な山並みまでみれた。 思えば、あの子と出かけたときも 天候には恵まれた。 「守ってくれているんじゃない?」 …「優しか...

  • 水曜日

    年末は役所など仕事おさめにはいってしまう まだすることは あるけれど いったんは家に戻らなければ… 下の子を預けっぱなしでは 義母さんにも負担が大きい 遺骨をタオルでくるんでチェックアウト 雪が降ってるのでつい濡れないよう背を丸める 「さあお父さんとお母さんの 新しいうちに...

  • 1月5日

    下の子の通所開始日だ けれども 明日はあの子の法要をして その後3日間片付けに行かなくては… だから 来週の火曜日までまた休ませることになる こういう時 夫の実家には随分と世話になってきたものだと思う あの子に関しても随分と 偏見なく助けてもらっていると思う なのにこんなこ...

  • 火曜日

    あの子の部屋の管理会社へ向かう 不慣れな田舎者夫婦に この街は大きくて スマホアプリにされるがままだ 口コミどおりのロビーで 呼び出しにも戸惑いながら それでも 出てきた担当者に 必要事項を聞いている 話の感じは 悪くはないけれど 何か聞き漏らしなどないか それと これから...

  • 1月3日

    また わずかばかり 年賀状がとどく 私達は 人付き合いが苦手で 年々こういったものはフェイドアウトの方向なのだが それでも 優しい人達はいるものだ 寒中見舞いだね… 夫と文面を相談する 飾りは なにもいらない 最低限の文言でいいよね ほんとうは何もしたくない でもそんなわけ...

  • 月曜日

    はしわたしを 三度した 係の人が 選んで 私達ふたりの近くに置いてくれたものを 夫と私で そっと白いつぼにいれた 熱気が 舞い上がるように 私を包み込む 遠くで やけどをしないように言う係の人の声が聞こえた気がする ただ はしを動かし続ける 私もお手伝いしましょうか と 二...

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