ホテルLa maison botaniqueに到着したのは夕方6時を大きく過ぎていた。チェックアウトが終わると、M氏は笑顔を浮かべた。そしてレセプションの女性に我々がサルラ・カネダから数日かけて西進する旅をしたことを話してくれた。レセプションの女性は驚嘆していた。 「また是非いらしたときはお声かけください。次回はワインではなく。カスティヨンの戦いの故事を追ってみましょう。ご案内いたします」とM氏は熱い約束を交わしたのち、去った。 「夕食はどちらかに予約されていますか?」とレセプションの女性が言った。Le Chaudron du Père Marches(18 All. de la R