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2020/12/13

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  • 『警視庁・捜査一課長スペシャル』2024.4.18

    近年の警察ドラマとしては私が「まったくの例外」と言うほかないハマり方をした、あの『警視庁・捜査一課長』シリーズが(もう終わったと思ってたのに)シレッと単発2時間スペシャルで復活してくれました。なぜそんなに好きかと言えば、ミステリーだのリアリティーだのはどうでもよく、とにかくコメディーとしてハイセンスだから(と私は思ってるから)。やってること自体はベタかも知れないけど、そこに説明的なツッコミがいっさい入らない。昨今の主流である舞台演劇的な、あるいはネタ番組的な(要するに子供でも解る)コメディードラマとは根本的に違う。例えば、大岩捜査一課長(内藤剛志)が難事件の解決に向けてクビを覚悟し、これまでの支援に対する謝意を笹川刑事部長(本田博太郎)に伝えるシリアスな場面。↑ほかの番組なら笹川さんが「(顔が)近いわ!」...『警視庁・捜査一課長スペシャル』2024.4.18

  • 「キミらと関わる気はない」

    報告が遅くなりましたが、月曜日の検査&診察で、今回の治療はひと段落となりました。ドクターに「石が流れてなかったら再手術(すなわち再入院)だから」なんて脅されたもんで、毎日必死に水分摂りましたよ!そしたらおしっこしたときポロッと欠片が出て、なんとか最悪の事態は回避できました。ただし、今後は3ヶ月に1回のペースで定期検査を受けに来なさいと言われました。まだ腎臓にはたくさんの石があり、それは育つし動くし、また尿管に引っ掛かる可能性が充分にある。今回みたいに炎症を起こすほど悪化するのを防ぐには、早期発見が何より大事。ドクターのおっしゃる通りにします。ところで、最近このブログにまたゴミみたいなコメントが増えて来て、片っ端から掃き捨ててます。過去に何度も記事にして来たから詳しくは書かないけど、要するに私が「気持ち悪い...「キミらと関わる気はない」

  • 『イップス』2024

    2024年春シーズン、フジテレビ系列の金曜夜9時「金曜9時枠の連続ドラマ」枠でスタートしたコメディ仕立てのミステリードラマ。極度のプレッシャーにより、それまで出来ていたことが出来なくなってしまう「イップス」を抱え、新作を書けなくなってる人気ミステリー作家=黒羽ミコ(篠原涼子)と、同じくイップスにより犯人を逮捕できなくなった警視庁捜査一課のエリート刑事=森野徹(バカリズム)が殺人事件の現場で運命的に出逢い、バディを組んで事件の謎を解いて行くというストーリー。いかにも“バカリズムっぽい”企画だけどシナリオは別の作家さんたちが書かれてます。そのせいか初っ端から「凡庸な出来」と言わざるを得ず、今回も画面撮りをサボってネットから画像を拝借してます。誰が犯人かを先に明かしてから主人公を登場させる“倒叙法”を使ってるだ...『イップス』2024

  • 『約束 /16年目の真実』2024

    2024年春シーズン、日本テレビ系列の深夜枠「木曜ドラマ」でスタートした、読売テレビ&ホリプロの制作によるミステリードラマ。以下、公式サイトより抜粋。「“主人公を含めた登場人物全員が容疑者候補”という完全オリジナルの心理サスペンス作品。主人公の中村アンやバディ役の横山裕をはじめとした本作のキャストには“連続殺人事件の真犯人が誰なのか”を伝えずに撮影を進めており、このことについてプロデューサーの多鹿雄策は『中村さん、横山さんも本当に“真犯人は誰なんだろう”というのを、まさに自分の心情を乗っけてそのままお芝居をしている』とコメントしている。」16年前に発生した連続猟奇殺人事件の犯人として逮捕された父親の無実を証明すべく、刑事となって故郷に帰ってきた主人公の桐生葵に、中村アン。その相棒となる望野警察署・捜査一係...『約束/16年目の真実』2024

  • 『天使の耳/交通警察の夜』2024ー2

    『天使の耳/交通警察の夜』2024ー2

  • 『天使の耳/交通警察の夜』2024

    2024年春シーズン、NHK総合テレビの火曜夜10時「ドラマ10」枠でスタートした警察ドラマ。原作は『ガリレオ』シリーズや『白夜行』『秘密』『浪花少年探偵団』等で知られるミステリー作家=東野圭吾さんの全6篇から成る短篇集『交通警察の夜』で、2023年3月にBS4K、同年6月にBSプレミアムで放映した前後篇を、新たに全4話の連続ドラマとして再構築した作品。以下、公式サイトより抜粋。「誰もが身近であり、決して起きて欲しくないもの、それが交通事故。無自覚な行動が、不幸な事故を引き起こす。しかし交通事故は、その“瞬間”を目にしていなければ真実がわかりにくい。捜査員たちは、自分たちの無力や法律の壁に憤り、被害者や遺族の悲しみに苦悩しながら、奔走し、たったひとつの些細な可能性から真実を突き止める。しかし……辿り着いた...『天使の耳/交通警察の夜』2024

  • 「もう懲り懲りだ!」

    ☆10:45先々週に入院した総合病院にまた来てます。千客万来で待ち時間が長く、暇つぶしに取り止めない記事でも書くとします。今日来たのは術後の経過を確認する各検査と、「尿管ステント」を抜き取る処置を受けるため。エコー検査の段階でドクターから「まだまだ石(破片)あるなあ」「流れんかったら再手術やな」と相変わらず辛口コメント。それが現実にしろ、もうちょいポジティブな言い方をして欲しいところ。もう治ったと思って油断するなよっていうアドバイスなんだと、こちらは前向きに受け取ることにします。実際、これまで油断して来たツケでこうなってるワケだし。肝に銘じます。それで検査はひと通り終了、あとはアレを抜いてもらうだけ。つまり今、チンコの先から器具を入れられる拷問を待ってる状態。ああイヤだ。怖くて仕方ない。約10年前に☆11...「もう懲り懲りだ!」

  • 『禁断の実の美女』3

    『禁断の実の美女』3

  • 『禁断の実の美女』2

    『禁断の実の美女』2

  • 『禁断の実の美女』

    2時間サスペンスの代表格と言うべき「土曜ワイド劇場(テレビ朝日系列)」にて1985年に放映された、ご存じ『江戸川乱歩の美女シリーズ』第22弾!説明するまでもなく私立探偵「明智小五郎」が活躍するエログロナンセンス・ミステリーで、1977年から’85年までの22作品で『非情のライセンス』の天知茂さんが、次いで’86年から’90年までの6作品で『新宿警察』の北大路欣也さんが、そして’92年から’94年までの2作品で『新幹線公安官』の西郷輝彦さんが明智探偵を演じてます。まぁしかし、我々世代(少なくとも私)にとって明智小五郎は、天知さん以外に考えられません。このシリーズにおける明智探偵は、なにせ天知さんゆえピシッと決めたスーツ姿だけど『非情のライセンス』の会田刑事みたいなニヒルガイじゃなく、けっこうお人好しなナイス...『禁断の実の美女』

  • 『夜の恐怖病棟』3

    『夜の恐怖病棟』3

  • 『夜の恐怖病棟』2

    『夜の恐怖病棟』2

  • 『夜の恐怖病棟』

    1982年に日本テレビ系列の2時間スペシャル「木曜ゴールデンドラマ」枠で放映された、オカルト仕立てのサスペンスドラマ。テレ朝「土曜ワイド劇場」のヒットにより巻き起こった2時間サスペンスのブームを受け、日テレが「火曜サスペンス劇場」よりも1年先にスタートさせたのが、この「木曜ゴールデンドラマ」。’91年まで続いた割に「土ワイ」や「火サス」と比べてマイナーな印象があるけど、水谷豊、松坂慶子、千葉真一、中村雅俊、丹波哲郎、三國連太郎、大原麗子etc…と錚々たる俳優たちが主演を務めており、少なくとも今回ご紹介する『夜の恐怖病棟』はフィルム作品だし、VTR制作の「火サス」より気合が入ってる感じがします。『雪国』みたいな文芸作品や青春物、人情物、災害パニック物などジャンルも多岐にわたってるし、それより何より、おっぱい...『夜の恐怖病棟』

  • 「退院します。」

    こちらの地方局(テレビ朝日系列)の「メ~テレ」さんでは今、平日の朝4時から『太陽にほえろ!』ジーパン編が放映されてます。ローカル局&早朝とはいえ、50年近く前の連ドラが地上波でレギュラー放送されるって、なかなかの快挙ですよね。(関西のサンテレビでもテキサス&ボン編が放映中)私はほぼ全話収録のDVD-BOXを持ってるから放送は観ないけど、熟睡できない入院生活だとちょうど4時ぐらいに目が覚めるから、今週は観てます。で、手術の翌朝に放映されたのがちょうど、水谷豊さんゲストの第54話でした。なんで「ちょうど」と書いたかと言えば、入院中に読もうと家から持ってきた本がこの2冊だから。↓私は『相棒』という番組を好まないけど水谷豊という俳優さんは好きだし、『傷だらけの天使』『男たちの旅路』『熱中時代刑事編』『刑事貴族』シ...「退院します。」

  • 『さよならも言わずに消えた!』

    1981年10月20日に日本テレビ系列で放映された『火曜サスペンス劇場』の第4作『さよならも言わずに消えた!』(脚本=清水邦夫/監督=石橋冠)が先日、BSのジャパネットチャンネルで放映されました。『太陽にほえろ!』フリークの1人としては、その翌年に登場する“ボギー刑事”のプロトタイプみたいなキャラを世良公則さんが演じてる点で見逃せない作品。世良さんは’78年にロックバンド“世良公則&ツイスト”として大映ドラマ『明日の刑事』#27に特別出演はされてるけど、俳優・世良公則としての本格始動は本作から。実際、今回の刑事役が『太陽〜』レギュラー出演に繋がったとご本人やプロデューサー陣も証言されてます。とはいえ主役は世良さんじゃなく、桃井かおりさんと原田芳雄さん。比較的マイナーな映画での共演が多いお二人を『火サス』で...『さよならも言わずに消えた!』

  • 『五番目の刑事』#14

    『五番目の刑事』は1969年10月から'70年3月まで、NET(現テレビ朝日)系列の木曜夜8時枠で全25話が放映された、NET&東映の制作による刑事ドラマ。原田芳雄さんが『太陽にほえろ!』よりも先に“ジーパン”スタイルでジープを乗り回す、型破りなキャラクターの若手刑事=原田康二を演じ、それこそマカロニ刑事(萩原健一)やジーパン刑事(松田優作)に多大な影響を与えたであろう重要作です。『五番目の刑事』っていうタイトルは、原田が東新宿署・捜査係の先輩たち四人(中村竹弥、常田富士男、工藤堅太郎、殿山泰司)に続く五番目の刑事だからというそのまんまの意味。味わい深い役者さんが揃ってるだけに、チームワークも描かれるし原田刑事があまり活躍しない回さえあるけど、これからご紹介する第14話はほぼ原田さんの一人舞台。☆第14話...『五番目の刑事』#14

  • 「病室にて。」

    10年前にも旧ブログ(閉鎖しました)でこんな記事をアップした記憶があります。同じ病院なんだけど10年の間に新しい建物に移転し、比較にならないほどキレイになってます。前の建物は町中にあったけど、現在のは山間部にあるからこんな景色を眺められるのがまた素晴らしい!(本日はあいにく雨模様ですが)4人部屋だけど今のところ私を含め2人しか患者がいないし、とりあえず環境は前回より断然良くてホッとしました。が、予想通り頭痛でレビュー記事を書くのがしんどくて、とりあえず状況報告まで。スケジュールは以下のようになってます。「病室にて。」

  • 「ひとすじの光」

    腎臓が腫れてる状態だというのに、なんとか2週間、仕事を乗り切りました。結石の痛みが引いてる時でも、動き回ると激しい動悸&息切れでメチャクチャしんどいのに、我ながらよく頑張ったと思います。こないだの日曜日はそのシワ寄せで、朝からキツい頭痛と吐き気に見舞われ、それがようやく治まったのが月曜日の朝方。ほとんど眠れてない状態で母を病院の定期診断→介護施設へと連れていき、午後から出勤予定だったけどさすがに力尽きてその日はキャンセルしました。火曜日は午後からオペ&入院の説明を受けるため、午前中だけ働いて早退。オペは左の腎臓なんだけど、先週から右側の腎臓もちょっとシクシクしてることを伝えると、ただでさえ“塩対応”のドクターに「なんですぐに来なかった!?💢」と怒られちゃいました。もし左右両方の腎臓が石で詰まったら“腎不全...「ひとすじの光」

  • 『三つ首塔』1956

    先日、いにしえの時代劇スター・片岡千恵蔵さんが金田一耕助を演じられた1950年代の映画『獄門島(総集編)』と『三つ首塔』がCATV「東映チャンネル」で放映されました。普通ならメジャータイトルの『獄門島』をレビューするところだけど、殿下(小野寺昭)と山さん(露口茂)の再共演が見られたテレビ版『三つ首塔』(’88)を最近レビューしたばかりなので、比較したくてこっち(’56年公開)を選びました。最大の違いは言うまでもなく、アメリカかぶれかよ!?と言いたくなる金田一探偵のスーツスタイル。おまけに助手として白木静子(高千穂ひづる)という美女を連れ回し、恋愛関係まで匂わせてる!これの一体どこが金田一耕助やねん!?って我々世代は思うけど、金田一が原作通りにモサモサ頭の袴姿で登場する映像作品は、石坂浩二さん主演の角川映画...『三つ首塔』1956

  • 「本日、完全休養」

    手術の話の続きです。一昨日(月曜)に大病院で診察&検査を受けた結果、今月25日に入院、26日に内視鏡のオペを受けることに決まりました。まだ2週間も先です。こちらとしては、それまでこの激痛に耐えろっちゅうんかい!?って話だし、何より職場にかける迷惑を最小限にしたいから、即日にでも手術して欲しかったのに。その医者がまた見るからに冷血漢な感じで、「それは難しいですね」と眼も合わさず突き放すような言い方をする。「それまで仕事を続けて大丈夫でしょうか?」と尋ねても「熱が出たら即入院だから」と一言返すだけ。昨今、そういう判断は自己責任に委ねるルールなんでしょうけど、それにしたって言い方ってもんがあるだろ?こんな医者に、あの地獄の内視鏡手術(簡単に言えば、チンコの先から胃カメラみたいなのを麻酔なしで入れられる)をされん...「本日、完全休養」

  • 『刑事/蛇に横切られる』2

    『刑事/蛇に横切られる』2

  • 『刑事/蛇に横切られる』

    1995年7月1日にNHK総合テレビ「土曜ドラマ」枠で放映された、早坂暁脚本&高倉健主演による単発スペシャルドラマが先日、CATVの「日本映画専門チャンネル」で放映されました。日本を代表するムービースターである高倉健さんが、テレビの刑事ドラマに主演された唯一の作品となればレビューしないワケにいきません。(そもそもTVドラマは単発3本、連ドラ1本にしか出演されてない!)しかも脚本が『七人の刑事』『夢千代日記』『花へんろ』『必殺からくり人』など数々の名作で知られる早坂暁さん!だからこそ健さんもオファーを引き受けられたんでしょう。そのうえNHK制作ですから社会派の重厚なドラマを想像しちゃうけど、観たらエンタメ要素もしっかり備えた健さん版『太陽にほえろ!』と言っても過言じゃない作品になってて、私は感激しました。い...『刑事/蛇に横切られる』

  • 「大激痛/闘いの日々」

    一昨日(7日の木曜夜)にアップした、イメージビデオのレビュー冒頭に近況報告を書いてたのですが、変態揃いのブログ事務局に速攻で消されちゃいました。なので読まれてない方も多いと思うので、以下に冒頭部分のみ再掲載し、そのあとに続報も追記します。まったく個人的な日記ですから、興味ない方はスルーして下さい。☆☆☆☆☆☆☆記事の更新が週1ペースにまで落ちてるのは、ふだんより力の入ったレビューが続いたせいもあるけど、体調の悪化に拠るところが大きいです。ほぼ1ヶ月間続いた職場のクラスターがやっと収まり、日常に戻って気が抜けたのか、1年ぶりに腎臓結石の痛みが先週末から出てしまい、それが多少の波はありつつも今日まで続いてて、今週はずっと強力な鎮痛剤(座薬)で痛みを誤魔化しながらのハードワークとなりました。これはもう、同じ病気...「大激痛/闘いの日々」

  • 『村雨芙美/Shower』4

    『村雨芙美/Shower』4

  • 『村雨芙美/Shower』3

    『村雨芙美/Shower』3

  • 『村雨芙美/Shower』2

    『村雨芙美/Shower』2

  • 『村雨芙美/Shower』

    記事の更新が週1ペースにまで落ちてるのは、ふだんより力の入ったレビューが続いたせいもあるけど、体調の悪化に拠るところが大きいです。ほぼ1ヶ月間続いたクラスターがやっと収まり、日常に戻って気が抜けたのか、1年ぶりに腎臓結石の痛みが先週末から出てしまい、それが多少の波はありつつも今日まで続いてて、今週はずっと強力な鎮痛剤(座薬)で痛みを誤魔化しながらのハードワークとなりました。これはもう、同じ病気を抱えた人にした解らない、想像を絶する痛みです。あまりの痛みで身体がショック状態となり、食べ物ばかりか飲み物まで(つまり薬も)ぜんぶ吐いちゃうから座薬を使うワケです。その座薬のストックがもう無くなるので、明日、有給休暇を使って泌尿器科へ行って来ます。ご本人や子供さんの体調不良でしょっちゅう休む同僚が多い中、公休日と介...『村雨芙美/Shower』

  • 『西部警察 PART II 』#01ー6

    『西部警察PARTII』#01ー6

  • 『西部警察 PART II 』#01ー5

    『西部警察PARTII』#01ー5

  • 『西部警察 PART II 』#01ー4

    『西部警察PARTII』#01ー4

  • 『西部警察 PART II 』#01ー3

    『西部警察PARTII』#01ー3

  • 『西部警察 PART II 』#01ー2

    『西部警察PARTII』#01ー2

  • 『西部警察 PART II 』#01

    連続ドラマは、刑事物に限らず「第1話」を観るのが一番好きです。その理由は3つ。まず1つは、新鮮なものが観られるワクワク感。刑事物みたいにやり尽くされたジャンルなら尚更、どんな手を使って我々をサプライズさせてくれるか楽しみでなりません。(だからこそ凡庸な内容だとボロカス書いちゃう)2つめは、まぁ当たり前のことだけど、初回は最も大事な「つかみ」だから。映画でも「ファーストカットで全てが決まる」みたいな批評がよくあるように、スタートダッシュで創り手の力量と熱量が見えてくる。だからスタッフもキャストも自然と気合が入るし、他の回より予算もかけてる筈。そして3つめは、創り手がその作品で何をやりたいのか、つまり「コンセプト」ってヤツが明確に表れるのが第1話だから。近年の連ドラは余程のことがないかぎり途中でコンセプトが変...『西部警察PARTII』#01

  • 『走れ!熱血刑事』#01

    先日よりCATV「日本映画専門チャンネル」で再放送されてる『走れ!熱血刑事』は、1980年11月から1981年6月までテレビ朝日系列の月曜夜8時枠で全26話が放映された作品。日テレ火曜9時枠の『警視ーK』と同時期に勝プロダクションが制作した連続ドラマで、警視庁愛住警察署捜査課に勤める熱血刑事=山本大介を演じたのは、近年『マツケンサンバII』のリバイバルヒットにより再々注目されたばかりの、松平健。両親を早くに亡くし、中学生の頃からグレて「殺人以外は何でもやった」と自慢するほどの元“暴れん坊将軍”だから、孤独な不良少年少女の気持ちがよく解る。そのキャラクターは当時『3年B組金八先生』のサプライズヒットにより巻き起こった学園物ブームに対応すべく、未成年犯罪をメインに描くため設定されたもの。ゆえに番組序盤のゲスト...『走れ!熱血刑事』#01

  • 「優しくしちゃダメ?」

    介護職員を召使い扱いしたり、威圧したりする利用者(ほとんどが男性)に対しては人一倍冷たい私ですが、弱ってる利用者さんに対しては(男女関係なく)人一倍優しく接してます。それは別に優等生でいたいからじゃなく、自分が弱い人間だからこそ弱い人に共感しやすいし、そもそも弱ってる人に寄り添うのが介護職員の仕事だと思ってるから。だけど、私が優しく接することによって利用者さん側に甘え癖がつき、それが同僚職員たちへの負担を増やしてる現実もある。それを私が責任持って全部請け負えたらいいけど、そうするには毎日24時間ずっと働かないといけないから100%無理。職員全員が限界スレスレまで疲弊してた昨日、「もうっ、ハリソン君が甘やかすから!」みたいな声が2度、それぞれ別のベテラン女性職員の口から出ました。わざと私に聞こえるように言っ...「優しくしちゃダメ?」

  • 「ついにクラスター」

    今週は連日残業続きでヘロヘロ。ブログを書く意欲が無かったワケじゃないけど、とにかく睡眠をとって体力を温存する必要があったので我慢しました。実際、久々に血尿も出たし!残業続きになった理由は、いったん収まったように見えた施設内のコロナ感染が、日に日に増えてほぼクラスター状態になったから。そうなると感染エリアを出入りするたび使い捨ての防護服を着たり脱いだりしないといけないし、とにかく色んな手間が増えてくる。掃除と配膳をメインに担当してる私にとっては、50人近くいる利用者さんを食堂に集めてご飯を食べてもらうことが出来ない=全員の部屋を回って配らないといけないのが何より痛手。当然、全ての仕事が「押して」退勤時間がどんどん遅くなる。もちろん私だけじゃなく皆が同じように残業続きゆえ、疲弊する一方で職場の空気もピリピリし...「ついにクラスター」

  • 『河合はるか/Pure Smile』

    2023年秋にデビューされたばかりのグラビアアイドル=河合はるかさんのファースト・イメージビデオです。綾瀬はるかさんや橋本愛さんと見粉いそうな美人さんだけど、今どきそれだけじゃ注目されません。河合はるかさんの“売り”はこれ。↓おしりポンヨヨヨォ〜ン!ご自身が「色白デカ尻スレンダー」とアダ名されてる通り、決してグラマーとは言えない上半身と、あまりに逞しい下半身とのアンバランスさがセールスポイント。最近、そういうグラドルが増えてきた気がします。日本人の体型がどんどん西洋化してる表れでしょうか?ついに尻が乳を超えつつある下剋上の時代。しかし正直言って、身も蓋もないけど、こんなビデオに出たところでスターになれるとは到底思えません。実際、本ブログの初期にレビューした有村架純さんや満島ひかりさんは例外中の例外として、...『河合はるか/PureSmile』

  • 「友 直子 in 太陽にほえろ!’82」ー1

    クローズアップ・ショットがめっきり減っちゃったもんで、もし長さん(下川辰平)とのダブル主演作『こわれた時計(#499)』が無ければ今回、ナーコ(友直子)の画像集は成立しなかったかも知れません。勝手な想像だけど、ナーコのクローズアップ激減の理由は芸能界の序列システムにありそうです。通常、ナーコの出番は刑事部屋のみ。ということは同じ日にレギュラー全員が撮影に参加するワケで、『太陽にほえろ!』に限らずテレビでも映画でも大スターから順番に出番を終わらせていくのが撮影の習わしゆえ、当然ボス(石原裕次郎)の出番が最優先。となると最後まで待たされるのは新人のラガー(渡辺徹)か、限りなく素人に近いナーコ。徹さんがDVDの映像特典における対談で「よく一緒に帰ったよね」と直子さんに仰ってたのは、たぶん結果的にそうなっただけの...「友直子in太陽にほえろ!’82」ー1

  • 「七曲署捜査一係‘82」ー1

    ジプシー登場からロッキー殉職&長さん転勤まで(#494~#520)の藤堂チーム=七曲署捜査第一係のメンバーは、以下の通り。☆☆☆☆☆ボス=藤堂俊介(石原裕次郎)ドック=西條昭(神田正輝)ジプシー=原昌之(三田村邦彦)ロッキー=岩城創(木之元亮)ラガー=竹本淳二(渡辺徹)ゴリさん=石塚誠(竜雷太)長さん=野崎太郎(下川辰平)ナーコ=松原直子(友直子)山さん=山村精一(露口茂)☆☆☆☆☆藤堂チームにとって激動の1年であり、我々ファンにとっては衝撃の1年でもありました。その中で最も私にとって衝撃的だったのは、この人の変貌ぶりかも知れません。↑2月5日放映(#494ジプシー刑事登場!)↑3月19日放映(#500不屈の男たち)前回の記事に「ジプシーは(ネアカな本性を表すまで)2ヶ月近く我慢した」って書きましたけど、...「七曲署捜査一係‘82」ー1

  • 『太陽にほえろ!』#500ー2

    『太陽にほえろ!』#500ー2

  • 『太陽にほえろ!』#500

    放映500回目の記念すべきエピソードだけど、それよりも登場編から6話目にしてジプシー刑事(三田村邦彦)のキャラが完全に崩れてしまった(と私は思う)回として、一生忘れられないエピソードです。すでに前回レビューした#494『ジプシーとラガー』で崩れ始めてたけど、あれどころじゃない衝撃シーンが今回待ち構えてます。さて、一体なにが起きるのか?☆第500話『不屈の男たち』(1982.3.19.OA/脚本=長野洋/監督=竹林進)パリに潜伏してた国際的な殺し屋“J”が交通事故で死亡したんだけど、その“J”がやはり国際的なピアニストであり音楽大学の教授でもある吉行(北村総一朗)の写真とデータを記した手帳を所持していたと、治安当局から警視庁に通報が入ります。すなわち“J”は、事故死さえしなければパリに滞在中の吉行教授を暗殺...『太陽にほえろ!』#500

  • 『MODEROID マジンガーZEST』

    今週、勤め先の介護施設で職員から1名、利用者からも1名コロナの陽性者が出て、感染対策しながらの業務で大変バタバタしました。ただでさえ(家族がコロナだったりインフルエンザだったりして)複数の職員が休んでる=人手不足に拍車がかかってるのに!1年前(私がまだいなかった頃)にはクラスターまで行っちゃったらしく、冬場は毎年こんな状況になるかと思うとゾッとします。もしクラスターになったら私自身も感染は避けられないだろうし、それを90歳の母に移しちゃうことを想像すると更にゾッとします。昨日朝の検査では陰性だったけど、同じ建物内で陽性者が2人出たんだから既にウイルスを貰ってるかも知れない。全国の施設で同じようなことが起こってるようで、本当にもう、地球は人類が住めない星になりつつある、その可能性がどんどん高まってるのは間違...『MODEROIDマジンガーZEST』

  • 「人生初の◯◯」

    こないだの休日に、同じ施設で働いてる2人(ひと回りほど歳上のKさんと、ずっと歳下のFくん)と3人で、食事に行く予定がなぜか競艇場に変更となりましたw私とFくんにとっては人生初の競艇です。今の職場に就いてから明らかに頭髪が薄くなった私に、面と向かって「ハゲて来たんと違うの?」ってハッキリ言ってくれた唯一の人がKさんで、「ストレス発散せなあかん。今度、競艇に連れて行ったる」とは以前から言われてたんですね。で、FくんがまずKさんを食事に誘い、「だったらハリソン君も」という運びになり、満場一致で食事よりも競艇を選んだワケですwギャンブルなんて私は(ちょうど今のFくんぐらいの)若い頃に何度かパチンコをやった程度。世の中が色々と大変なときに何だか申し訳ない気持ちもありつつ、この歳になって“初めての何か”を体験できるの...「人生初の◯◯」

  • 「あのセクシー田中さんの、訃報」

    『セクシー田中さん』の原作者さんが、その連ドラ化の舞台裏でテレビ局側と相当な激論を(正確にはマンガの出版社を介して)交わされたらしい……っていう内容の記事をアップした2日後に、原作者さんが亡くなられたことを知って大変ショックを受けました。「ごめんなさい、攻撃するつもりは無かったんです」といった主旨の遺書が発見されてるので、ご自身がネット上で件のトラブルを公表したせいで放映局やシナリオライターがバッシングを受けた(っていう話を私は知らないけど、きっと受けたに違いない)ことに責任を感じての自殺と思われます。まさか、そんなことで!?って思うけど、それはあくまでキッカケに過ぎず、そこに至るまでのバトルによる疲弊や、他にも色んなストレスが重なった上での選択だったんでしょう。原作は未読だけど、連ドラ版『セクシー田中さ...「あのセクシー田中さんの、訃報」

  • 『太陽にほえろ!』#496ー2

    『太陽にほえろ!』#496ー2

  • 『太陽にほえろ!』#496

    昨年9月以来となる『太陽にほえろ!』レビューは、原昌之=ジプシー刑事(三田村邦彦)の登場編(#495)から1話挟んでのジプシー活躍編。ただし実質の主人公は最若手のラガー刑事(渡辺徹)で、京都で撮ってる『必殺仕事人』シリーズとの掛け持ち出演で忙しすぎる三田村さんは、ほぼ前半しか活躍しません。が、熱血漢のラガーと組むことでジプシーのクールさが際立つし、さりげなく後輩をサポートする彼の優しさも垣間見える好編となりました。ちょっと早すぎるんですけどね、優しさを見せるのが。登場編であれだけニヒル&クレイジーな一匹狼ぶりを見せつけてから、わずか2話目ですから。今でこそテレビ業界における”大人の事情“ってヤツが想像できるけど、リアルタイムで観たときはズッコケましたよ。誰よりもズッコケたのは三田村邦彦さんかも知れないけど...『太陽にほえろ!』#496

  • 「あのセクシー田中さんが舞台裏で…」

    “毎日更新”を撤回した途端に書きたい日記ネタが次々飛び込んで来るという皮肉w書きかけのレビューが一向に進まない!けど、昨年秋シーズンの連ドラで一番ハマった『セクシー田中さん』の舞台裏で、けっこう深刻な対立があったと聞けば書かずにいられません。小説やマンガの映像化に“原作者VS映像スタッフ”の行き違いは付き物とは言え、数少ない成功例の1つと思えた『セクシー田中さん』にもそれがあったとは!鵜呑みにすべきじゃない“ネットニュース”で知ったことだけど、それは原作者ご自身がブログや“X”で公表されてるコメントをそのまま掲載した記事なので、少なくとも現実に起こった事案なのは間違いないと思います。簡単に言えば、原作者さんが「ここだけは変えないで欲しい」「省かないで欲しい」と制作側に要望し、承諾を受けた筈だった条件、つま...「あのセクシー田中さんが舞台裏で…」

  • 「アンガーコントロール」

    介護施設における”虐待行為“には、ご存知かと思いますが身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待、そしてネグレクト(介護放棄)等が挙げられ、昨今は社会の眼がいっそう厳しくなってますから、施設内部でもその問題はかなりナーバスに取り扱ってます。そりゃあ、弱ってる人に対して暴力や暴言を浴びせるなんて絶対ダメに決まってるけど、たとえば足腰が弱ってて歩けないのに(認知症で)すぐに立とうとする人の安全を確保するため、車椅子にベルトで固定(つまり拘束)させてもらう処置も“身体的虐待”と言われちゃう場合があるからとても難しい。それが虐待に当たるかどうかは、行政(調査委員会)のさじ加減ひとつで決まっちゃう。あちらからすれば「常に見守りすれば拘束する必要は無いはずだ」って理屈なんだけど、少ない職員数で何十人もの後期高齢者を...「アンガーコントロール」

  • 「路線変更、中止w」

    単なる三日坊主だと思われたくないので、言い訳しておきます。本来、こないだの日曜日にアップしたかったレビュー記事がまだ半分も進んでおらず、この調子だと週末までかかりそうです。平日は日記、週末はレビューというパターンで毎日更新しようと目論んでたけど、そんなの出来るワケがない!と悟りました。やっぱりメインはレビュー記事で、その合間に気が向いたら日記を書く従来のパターンに戻します。毎日更新なんか、ムリムリ。🤷毎日ネタを探すのはホントしんどいし、結局それだけで貴重な自由時間を消費しちゃう。そして今さら気づいたんだけど、私は日記なんかよりレビューを書く方が好きで、よっぽど性に合ってるんですよね!だったら好きな方に時間と労力を使いたい。それをあらためて自覚できただけ、路線変更を試してみて良かったです。私の日常なんかホン...「路線変更、中止w」

  • 「男が世界をダメにする」

    前回、私の日常生活にはブログのネタになるような面白い出来事が無い、みたいなことを書きましたが、職場=介護施設の日常はネタの宝庫と言えなくもありません。たぶん私の兄がそうだろうと思うけど、興味がない人や縁がない人はその実態をまったく知らず、さぞかし老人たちが優雅に暮らす「のんびりした場所」だと思い込んでるんじゃないでしょうか?そんな人に「めっちゃハードだ」「ストレスフルだ」と伝えたところで、「何がそんなに?」「お前、どんだけ弱いねん?」としか思われないことでしょう。だから現実を知ってもらいたい気持ちはあるけど、守秘義務もあるからどこまで書いていいやら線引きが難しく、まだ躊躇してます。業務の内容に関しては、人手がまったく足りてない点も含めて病院とほぼ変わりません。実際ナースたちと一緒に仕事してるし、我々介護職...「男が世界をダメにする」

  • 「毎日更新するのは……」

    やっぱしんどいっスねw短い記事なら30分程度で書けるかと思ってたけど甘かった。1時間以上は確実にかかっちゃう。平日、帰宅して夕食を終え、ブログを書いてアップしたらもう、あとは風呂に入って屁をこいてすぐ寝ないと、必要な睡眠時間を確保できない。じっくりテレビを観たり本を読んだりする時間が無いと、ブログのネタをインプットすることも出来なくなっちゃう。私の日常生活に面白いネタはそうそう転がってませんから。前回のネタ(エスパー伊東さん)は、半ば苦しまぎれに新聞から拾って来ましたけど、時事ネタをそのままコピーするだけじゃ意味が無いから、どう書けば面白い記事になるか頭を絞って考える。そのシンキングタイムが長いワケです。歳を重ねるにつれ長くなってる。で、さんざん考えた結果が「時代を象徴するスーパースター=エスパー伊東」だ...「毎日更新するのは……」

  • 「永遠に輝くスター」

    私たちの時代を象徴するスーパースターがまた1人、今月16日に亡くなられました。直接の死因は今のところ公表されてませんが、唯一無二のパフォーマンスで身体を酷使され、股関節が変形する大病に見舞われて、長期に渡る休業を余儀なくされてました。けれども、いつか必ずや復活し、誰にも真似できないあのパフォーマンスを見せてくれると私は信じてましたし、その想いは皆さんも同じだったはず。あのパフォーマンスを観る愉しみまで我々から奪うとは、本当に神が存在するならあまに残酷すぎます。どうか皆さん、忘れないで下さい。あのスターの輝きを。世界に誇るあのエクセレントな肉体表現と、そこに込められた深いメッセージを。ありがとう。そしてさようなら。エスパー伊東さん。人の死だけは茶化すべきじゃない、ぐらいの常識はいちおう心得てますが、笑われて...「永遠に輝くスター」

  • 「箸が転んでも泣けるとき」

    阪神淡路大震災から丸29年。そして私が前の職場に出勤した最後の日(’23年1月28日)から、もうすぐ丸1年。早いなあ……その日のブログにアップした記事は『プータロー初日を迎えて』というタイトルで、本文には「胸に去来したのは解放感でも罪悪感でもなく、意外なことに喪失感だった」と書いてました。ホームセンターで買い物をしながら、なぜか涙が止まらなくなったんですよね、その日。父を亡くしてからまだ3ヶ月も経ってなかったし、家族の数少ない楽しかった想い出が急に蘇ったりして。別にコレといったキッカケも無く、急に涙が溢れちゃう。そんな日々がしばらく続いてました。今にして思えば、あの頃の私は「鬱」だったんでしょう。仕事を辞めたから鬱になったんじゃなくて、辞めるに至るまで上司と対立したことや、父が亡くなってからの葬儀、法事、...「箸が転んでも泣けるとき」

  • 「岸田政権に告ぐ」

    前回の記事で、想定外にコメント欄が賑やかになりました。それだけペットに関する問題は誰にとっても身近なんでしょう。で、まずは、KTJacksonさんのコメントに対する私のレスが、読み返すと何だか意味不明なので補足しておきます。KTさんのブログを読んでて私がいつも感動するのが、飼っておられる兎たちへの深い深い愛情。単にペットを溺愛して犬を「ワンちゃんと呼べ」なんて言っちゃうアホな飼い主とか、ましてや自分んちの犬が宅配業者の足に咬みついてるのを見て「ほらほら◯◯ちゃん、ダメでしょ」と言って笑うだけの飼い主(実話)のそれとは質がまったく違うワケです。犬や猫に比べて兎がとてもデリケートな生きものだから、っていう理由もあるでしょうが、とにかく「大切な生命を預かってる」っていう責任感がハンパない。←って、KTさんご自身...「岸田政権に告ぐ」

  • 「犬を犬と呼んでなにが悪い?」

    先日の『ワイドナショー』で、昨今はテレビで「犬」を「犬」と呼んだらクレームが来ると知って驚きました。「ワンちゃん」と呼ばなきゃダメなんだって。バカか?バカなのか?犬はしょせん犬ですよ。飼ってる人にとっては家族の一員かも知れないけど、ハタからすればただの家畜。よそから人が来るたびワンワンと騒ぎ立て、わざわざ荷物を届けに来てくれた配達員に本気で咬みついたりする、はっきり言ってクソ迷惑な存在ですよ。私は別に犬が嫌いなワケじゃない。ただ、ペットがやることなら(たとえ人に大怪我を負わせても)何となく許されてしまう社会の風潮と、それをいい事につけあがる無責任な飼い主たちがマジで許せない!もちろん、ちゃんと責任感を持って管理されてる飼い主さんは別ですよ。そういう人が大半なんだと信じたい。けど、宅配業をやってた約16年の...「犬を犬と呼んでなにが悪い?」

  • 『新空港占拠』2024―3

    『新空港占拠』2024―3

  • 『新空港占拠』2024―2

    『新空港占拠』2024―2

  • 『新空港占拠』2024

    前回(院内警察)の記事でチラッとタイトルが出た『大病院占拠』(’03)の続編がまさかの登場!2024年冬シーズン、日本テレビ系列の土曜夜10時「土曜ドラマ」枠でスタートした、日テレ&AX-ONの制作によるアクション・サスペンスドラマです。タイトル通り、正体不明の武装テロ集団に今回占拠されるのは神奈川県に新設された国際空港で、ますます’80年代のハリウッド映画『ダイ・ハード』シリーズを彷彿させます。ただし、マクレーン刑事みたいに運悪く事件に巻き込まれるワケじゃなく、今回も何らかの目的によりターゲットにされたらしい主人公=神奈川県警捜査一課強行犯係の警部補・武蔵三郎に扮するのは、今回もオーバーアクトがちょっと気になる櫻井翔。そして病院占拠事件の責任を負って休職してたのに呼び戻されちゃう、神奈川県警刑事部捜査一...『新空港占拠』2024

  • 『院内警察』2024

    2024年冬シーズン、フジテレビ系列の「金曜夜9時の連続ドラマ」枠でスタートした、酒井義(原作)&林いち(漫画)の人気コミック『院内警察/アスクレピオスの蛇』を映像化したフジテレビ&共同の制作による医療エンターテインメント。日本ではまだ馴染みの薄い「院内交番」を舞台に、元イケメン敏腕刑事と天才イケメン外科医の“正義”がぶつかり合う、要するに“刑事モノ”と“医療モノ”という2大王道ジャンルを両立させた作品。院内交番とは、患者どうしのトラブルやクレームへの対処、遺失物の管理、人探し等の業務を請け負う、実際に一部の大学病院や国立病院に存在する民間組織だそうで、通常は引退した警察官が流れ着く職場。そんな院内交番への勤務を、なぜかエリートの道を捨てて志願した元警視庁捜査一課の敏腕刑事=武良井治に、桐谷健太。大病院の...『院内警察』2024

  • 「手に入れたい”無の境地“」

    無の境地っていうのは「己の欲求・煩悩、迷い、苦しみから完全に解放され、悟りの境地や明鏡止水の境地に達すること」らしいけど、欲求と煩悩は残したまま迷いと苦しみから解放されたいです。私から欲求(コレクション)と煩悩(このブログ)を取り上げるのは「しね」って言うのと同じですからね。それを手放さないと悩みや苦しみから解放されないなんて残酷すぎます。誘拐された愛する我が子と引換えに全財産を差し出すようなもんです。そんな理不尽に屈すること無く、これまで通りコレクションを楽しみ、ブログにはパンティーの画像を載せながら、いっさい悩まない日々を送る。それが理想。悩まない為には、誰に何を言われようが、どう思われてようがスルーできる術を身につけるしかない。つまり、無の境地。そもそも、なぜ欲求と煩悩を捨て去らないと無の境地になれ...「手に入れたい”無の境地“」

  • 「若い子から食事に誘われた」

    昨年末に他の部署から移って来た20代の同僚に、いきなり「今度、食事に行きましょう」と誘われて驚きました。男の子だけどwまだそんなに喋ったことも無いのに?って思ったけど、これにはいきさつがあったようで。私と同時期に送迎ドライバーとして雇われた60代のオジサンが気さくな人で、先にその人を誘ったら「ハリソン君もストレス溜めてるから誘ってやって」と言われたみたいですw何にせよ有難いことです。前の職場じゃ忘年会とかのお誘いはあったけど、そのテの宴会は死ぬほど嫌いなもんでお断りしてました。個人的なつき合いをしたのはエアガン好きのKさんだけ。そのKさんからは私が辞めた後もシューティングへのお誘いがあり、昨年5月(今の職場に就く直前)にも一緒にエアガンを撃ちまくりに行きました。その時に私が持参したエアガン。↓オートマチッ...「若い子から食事に誘われた」

  • 「バカにするヤツが一番ダサい」

    別に私はNHKさんの回し者じゃないけど、またまたNHKテレビの話。毎年楽しみにしてる正月恒例の深夜番組『あたらしいテレビ』が(元旦の放映予定が延期されて)こないだ放映されました。民放もひっくるめた前年のテレビ番組(に限らず様々な映像コンテンツ)を振り返り、今後のテレビがどうあるべきかをミーティングするというのが主たる趣旨。例年は各局からプロデューサーや脚本家らを招いてのミーティングだったけど、今年はテレビ以外の若いクリエイターたちにも裾野を広げており、彼らの深くて鋭い洞察力や感性に、MCの上白石萌音さんと同じように私も驚き、感服させられました。「つまらなくなったと言われるのをコンプライアンスのせいにしてちゃいけない」とか。そして……「テレビが視聴者をバカにしてるし、視聴者もテレビをバカにしてる。そこが一番...「バカにするヤツが一番ダサい」

  • 「格差社会に希望の光」

    今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』は面白くなりそう。格差社会の理不尽&不条理を描いた初回のクライマックスはまさに“衝撃”でした。傑作と呼ばれる物語はいつも“残酷”だし、創られた“時代”を反映してる。これは甘いラブストーリーなんかじゃなく、現代社会の“闇”を描いた作品だと思います。同じNHKで昨年放映された、織田裕二主演の刑事ドラマ『ガラパゴス』も同じテーマで、やはり見応えありました。そりゃそうです。そこに描かれてるのは私たち自身の姿なんだから。ところで、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がアメリカのゴールデングローブ賞「アニメ映画賞」を獲りましたね。作品自体には興味がないけど、製作の舞台裏を密着取材した(これまたNHKの)『プロフェッショナル/仕事の流儀』はとても面白かった。天才と呼ばれる人はみんなクレ...「格差社会に希望の光」

  • 「またも衝撃のニュース」

    ドラマばっかり観てるイメージを持たれてるかも知れない私ですが、定期的に観るのは報道バラエティーやトーク番組の方が圧倒的に多いです。中でも欠かさず録画して観るのが『探偵!ナイトスクープ』『ワイドナショー』『まつもTOなかい』なんですよね。ナイトスクープは上岡龍太郎さんの時代から観てるけど、あとの2つは松本人志さんがいればこそ観始めた番組。(ワイドナショーは降りちゃったけど)ダウンタウンのファンではなく、松本人志さんの笑い(のセンス)が好きなんですよね。古くは『夢で逢えたら』の頃から。だから、いきなりの「芸能活動休止」は衝撃です。いや、それ位やりかねない人なのは見てりゃ判るけど、テレビ業界の損失は計り知れないぞと、生粋のテレビっ子としてはザワザワするワケです。まあ、性加害問題を報じた雑誌(文春でしたっけ?)と...「またも衝撃のニュース」

  • 『成瀬結愛/Your Love』3

    『成瀬結愛/YourLove』3

  • 『成瀬結愛/Your Love』2

    『成瀬結愛/YourLove』2

  • 『成瀬結愛/Your Love』

    前回の記事に「路線変更します」っていうタイトルをつけたけど、実際はレビューと日記の比重を逆転させるだけの話で、内容は何ひとつ変わりませんwそれを証明する為に仕方なく、新年1発目のレビューにはイメージビデオを選択しました。身長149cmのミニマムボディにFカップバストが売りの、グラビアアイドル・成瀬結愛さんが25歳のとき(2023年)にリリースされた1st.イメージビデオです。この作品をレビューしたいと思った理由はとっても明白。恒例の“おしゃぶり”コーナーにおける飴ちゃんと棒アイスの、持ち方。そこには何の意味も含まれてません。飴ちゃんや棒アイスを舐めるときの持ち方が、とっても珍しいと感じたから載せるだけのことで、記事を消される理由は一片たりともありません。これまで数々のイメージビデオを観て来ましたが、こんな...『成瀬結愛/YourLove』

  • 「ちょっと路線変更します」

    最初は、ドラマや映画のレビュー記事だけでやって行くつもりだった当ブログですが、いつしかカテゴリーに「日記」が加わり、その比重が少しずつ増え、最近はレビュー記事と半々ぐらいの割合になって来ました。その理由は単純に、とても労力を要するレビュー執筆にかける時間の余裕と、エネルギーが以前ほど無くなっちゃったから。なので、このままじゃ週1回の更新すらムリになりかねない。そうなって誰よりも残念に思うのは私自身だから、何とかせねばなりません。いや、何とかしたくて路線変更を考えたワケじゃなく、実は単なる成り行きだったりします。きっかけは、手帳の購入が年末ギリギリになっちゃったこと。いつも本屋さんで買うんだけど、欲しかったスケジュール表だけの薄い手帳がもう無くて、日記を兼ねてるのしか選択肢が無かった。他所まで探しにいくのも...「ちょっと路線変更します」

  • 「元旦から5日まで」

    ☆令和6年1月1日(月)元旦からフツーに5連勤。ちなみに私の勤務日が月〜金で固定されてるのは、母がその間ショートステイで介護施設にいて、週末は帰宅するから私が介護(というより見守り)する必要があるから。で、夕方4時過ぎ。施設(勤務先)の食堂のテレビで地震警戒アラートが鳴り響き、直後、そこそこの揺れがありました。令和6年能登半島地震。詳細は皆さんご存知の通り。元旦から勤務な上にコレですから、正月気分が味わえたのは前夜の『NHK紅白歌合戦』だけ。過去最低の視聴率だったらしいけど、ジャニーズ勢がいない紅白はちょっと新鮮だったし、ハイレベルなダンス(紅白歌合戦というより紅白ダンス合戦だった)や斬新な楽曲の数々(初めてYOASOBIの『アイドル』をちゃんと聴いた)は素直にカッコいいと思ったし、意外に楽しめました。毎...「元旦から5日まで」

  • 「DX超合金魂マジンガーZ」

    2024年1発目の記事は、3日前に届いた新しいコレクションのご紹介となります。バンダイ社から発売されたばかりの「DX超合金魂マジンガーZ50thAnniversaryVer.」です。ロボットアニメのパイオニアにして金字塔『マジンガーZ』が一昨年にテレビ放映50周年を迎え、さぞや凄い記念アイテムが登場するかと思いきや、発売されたのは超合金魂シリーズのリニューアル版ばかりで、少々がっかり。かたやトイガン業界もバリエーション展開でとにかく元手を安くして稼ぐ傾向が明らかで、ホント世の中がどんどん世知辛くなってます。おっと、元旦早々から愚痴ってちゃダメですね。たとえバリエーションでもリニューアルでも、新製品はコレクターにとって無上の喜びです。今回のマジンガーZは2012年に立ち上がった新ブランド「DX超合金魂」第1...「DX超合金魂マジンガーZ」

  • 「2023年、最終回」

    メディアでよくやってる「今年を漢字一文字で表せば」っていうの、今まで考えたこと無かったけど、今年ばかりはこう表さずにいられません。「禿」あるいは「抜」か「脱」でもいい。そう、毛ですよ毛!2023年は私にとって、とにかく毛が抜けた1年。そりゃあ50代後半で転職したワケだし、父の法事も相続手続きも全部1人でやらざるを得なかったし、約3ヶ月間のプータロー生活も決して楽しくはなかったし、まさにストレスだらけの1年でしたから。でも、原因はストレスだけじゃないかも知れません。「加齢」はもちろん大前提として、男性ホルモンの強い人がハゲやすいっていう通説を信じれば、新しい職場に女性が多い(それで私の男性ホルモンが活性化した)ことも影響してるかも?何にせよ、オレはやっぱり禿げるんだなと、もう腹を括るしかありません。夜な夜な...「2023年、最終回」

  • 『セクシー田中さん』最終回

    前回(#01~#03)のレビューでは『これは経費で落ちません!』や『Shallweダンス?』との共通点を挙げつらったけど、『セクシー田中さん』はそれよりも『いちばんすきな花』にとてもよく似たドラマというか、同じメッセージを我々に伝えるべく創られた作品であることが、市毛良枝さん扮する笙野(田中さんに憧れる無神経男)のママが登場したあたりから明確になりました。『いちばんすきな花』の美鳥さん(田中麗奈)が『セクシー田中さん』の田中さん(木南晴夏)であり、美鳥さんにとっての“あの家”が田中さんにとってのベリーダンス。目標とか夢とかっていう大袈裟なもんじゃなく、要するに自分を取り戻すための“居場所”ですよね。一番大事なのは「自分がどうしたいか」であり、美鳥さんや田中さんが輝いて見えるのは、それを無意識に実践してる人...『セクシー田中さん』最終回

  • 『いちばんすきな花』最終回

    シリーズ後半、田中麗奈さん扮する“美鳥さん”の登場により、まったく偶然のように見えた4人(多部未華子、今田美桜、松下洸平、神尾楓珠)の出逢いと、4人の持つ価値観(というより抱えてる息苦しさ)の異様な一致ぶりが実は必然だったことが明かされました。けど、ながら見と倍速視聴が標準化しちゃってる昨今の若い視聴者たちは「(奇跡的な偶然がいっぱい起こりすぎて)こんなのあり得んでしょ!」なんて絶対言ってそう。丁寧に描けば描くほど、昨今の視聴者には伝わりにくい。具体的な数字は知らないけど「苦戦した」と云われてる視聴率が、そのジレンマを象徴してるように思います。きっと創り手たちはそれを承知の上で、生方美久さんに賭けたんでしょう。山田太一さんの後を継ぐような脚本家に、この人ならきっとなってくれると信じて。その通りになるかどう...『いちばんすきな花』最終回

  • 「結果、なんとかなる」

    手相占いを得意とする芸人さんがテレビ番組で、今年は新しいことを始めるのに最適な年で、それはきっと再来年あたりに大きく実を結ぶ(ので今からでも何か始めましょう!)みたいなことを仰ってました。まさに今年、新しい職に就いた私にとっては勇気の出るお言葉。年明けに愛しのセクシー田中さんから“飛躍”の御守も頂いたし、後に「大きなターニングポイントだった」と振り返ることになりそうな2023年が、もうすぐ暮れようとしてます。あと、なんていう線だったか名前は忘れたけど、何をやっても「結果、なんとかなる」運の良さを表した手相が、その芸人さんの説によれば私にもあるみたいです。確かに、私は超がつくほどの面倒くさがり屋で、過去にいくつかあったターニングポイントでも決断だけは早かった。最たるものが10年ほど前にやらかした結婚&離婚で...「結果、なんとかなる」

  • 「真っ当に生きるだけでいい」

    本日(土曜日)は午前中に心療内科(自分)と整形外科(母)、そして午後から整骨院(自分)へと病院めぐり。今は土日しか動けないから重なるのは仕方ありません。母を整形外科へ連れて行ったのは、右腕がえらく腫れてきたから。診てもらったら肘を骨折してました。2週間ほど前、施設でショートステイ中に顎を怪我してたので、たぶん居室で転倒したんでしょう。幸い、しばらく三角巾で釣っとく程度の処置で済みそうで、本人も大して痛がってないから良かったです。もしこれが2〜3年ほど前、両親2人を1人で(宅配業をしながら)自宅介護してた=私がノイローゼ状態になってた時期に起こったなら、施設に対して「なぜ転倒を防げなかった?」とか「なぜ(ナースがいながら)骨折だと気づけなかった?」とか文句を言うカスハラ野郎になってたかも知れません。が、自分...「真っ当に生きるだけでいい」

  • 「カスハラ野郎をぶっ飛ばせ!」

    どんな仕事をしていても、横柄で陰湿で理不尽な客による「カスタマーハラスメント」とまったく無縁でいられるのは不可能だろうと思います。前職でも幾度となく遭ったし、今の職場(介護施設)でも先日、ついにやられてしまいました。介護職に限らず、情報漏洩には細心の注意が要るご時世ゆえ、細部まで具体的には書かないけど……食堂で、私がある作業を1人でしてる時に、大柄な男性利用者(足は不自由だけど認知症ではない)が車椅子でやって来て、どう考えても理不尽な要求をして来たので、やんわりと断ったら烈火のごとく怒りだし、しまいにはこちらの人格否定までして来たもんで私もカッとなって大声で怒鳴り返し、それで向こうは殴りかかろうとして来たけど車椅子で殴れるワケもなく、睨み合いになって最終的には私が「ハイハイ、すいませんでした」と口先だけ謝...「カスハラ野郎をぶっ飛ばせ!」

  • 「ポリスリボルバー2023」

    つい最近、マルシン社から再販されたばかりのエアーソフトガン「ポリスリボルバー51ミリ銃身」のエクセレントヘビーウェイト・バージョンを買いました。ガンマニアでなくても刑事ドラマがお好きな方なら必ず見覚えある、かつて日本警察の制式拳銃だった「ニューナンブM60」をほぼ忠実に再現した6mmBB弾仕様のガスリボルバーです。20年近く前に購入したオリジナルのABS製モデル(右)とのツーショット。↓まだちゃんと動くけど、やっぱりABS(強化プラスチック)だから重量感が無いし、グリップを握るたび軋んで如何にもオモチャっぽい音がするのが不満でした。グリップは同じABSでも本体がヘビーウェイト材だとそんな音は出ないし、マルシン社の「エクセレントヘビーウェイト」なら見た目の金属感もバッチリ。また、それ以外にも約20年の技術の...「ポリスリボルバー2023」

  • 『男たちの旅路』2ー#01―3

    『男たちの旅路』2ー#01―3

  • 『男たちの旅路』2ー#01―2

    『男たちの旅路』2ー#01―2

  • 『男たちの旅路』2ー#01

    脚本家の山田太一さんが他界されました。『岸辺のアルバム』と『ふぞろいの林檎たち』が代表作として挙げられがちだけど、私は断然『男たちの旅路』が好き。1エピソードが70分以上あって各シリーズが3話ぐらいで区切られる、当時としては画期的な構成だったNHK「土曜ドラマ」の第3弾で、正式タイトルは『山田太一シリーズ男たちの旅路』。その第1部が1976年2月〜3月、第2部が’77年2月、第3部が’77年11月〜12月、第4部が’79年11月、そしてファイナルとなる単発スペシャルが’82年2月に放映されました。大好きだけど、レビューするには敷居が高すぎるというか、かなりのエネルギーを費やすのが分かってるから今まで躊躇してました。決して内容が小難しいワケじゃなく、ちゃんとお茶の間向けエンターテインメントに仕上げてくれてる...『男たちの旅路』2ー#01

  • 『さすらい刑事旅情編』1―#14

    ’80年代の「女子大生ブーム」を牽引する存在だった川島なお美さんが、女子大生を登場させるのが大好きなこの番組に呼ばれたのは、そりゃもう必然でしょう。オールナイトニッポン、お笑いマンガ道場、ヘアヌード写真集、世良公則さんとの不倫報道(これは知らんかった)、そして連ドラ版『失楽園』の全裸ラブシーン等、多彩な活躍で常に話題を提供し続けてくれた川島さん。本作が放映された1989年にも、7年間レギュラーを務めた『お笑いマンガ道場』の卒業と同時にロケバスの転落事故に巻き込まれて骨折したり……そして最後は癌を患い、54歳という若さで他界されました。世間一般から見たイメージはどうだか知らないけど、なんかこう悲劇的というか被虐的というか、中森明菜さん等に通じる暗さが川島さんにもあったような気がします。今回の役がまた、そんな...『さすらい刑事旅情編』1―#14

  • 『さすらい刑事旅情編』1―#05

    というワケで『さすらい刑事旅情編』です。いまだ当ブログの人気記事トップ10に毎日、少なくとも2本、多いときは5本とか入ってたりします。その人気の理由は不明のままですが、需要があるなら応えたいし、記事数を増やせばトップ10の全てが『さすらい刑事〜』で埋まっちゃう!なんて珍事も起こり得なくは無い(起こったら面白い!)ので、東映チャンネルさんが放映してくれてる間は(セクシーグラビアを発表されてる女優さんのゲスト回だけ)チェックし、ちょこちょこレビューしていこうと思ってます。(『太陽にほえろ!』みたいに特別な思い入れが無いぶん、逆にやり易いんですよね)☆第5話『寝台急行“銀河”に消えた女子大生』(1988.11.16.OA/脚本=篠崎好/監督=中津川勲)またまた女子大生ですwと言ってもシーズン1の第5話なので、こ...『さすらい刑事旅情編』1―#05

  • 『鉄道公安官』#01

    ちょっと前に東映チャンネルさんが「鉄道特集」の一環として、『爆走!ドーベルマン刑事』の前番組である『鉄道公安官』を第1話のみ放映してくれました。同じテレビ朝日&東映の制作による『さすらい刑事旅情編』の前身と言える作品だけど、その原型はもっと古く、1962年6月から’63年3月まで放映された『JNR公安36号』、それに続いて’62年から’67年まで全198話が放映された『鉄道公安36号』がたぶん始祖。で、’72年にスタートした『太陽にほえろ!』の大ヒットにより巻き起こった空前の刑事物ブームを受け、’77年に制作された新たな鉄道公安官ドラマが西郷輝彦主演による『新幹線公安官』。その第2シリーズが’78年9月に終了し、装いを新たに翌’79年4月から月曜夜8時枠でスタートしたのがこの『鉄道公安官』。’80年3月ま...『鉄道公安官』#01

  • 『爆走!ドーベルマン刑事』#01

    1980年は、テレビ史上で最も刑事ドラマが熱かった年かも知れません。良く言えば百花繚乱、悪く言えば粗製乱造。’72年から続く『太陽にほえろ!』を筆頭に『Gメン'75』『特捜最前線』『西部警察』『噂の刑事トミーとマツ』『大空港』『鉄道公安官』『走れ!熱血刑事』『大激闘/マッドポリス'80』『87分署シリーズ/裸の町』『非情のライセンス』『あいつと俺』『警視―K』と、その9割近くがアクション系の作品という激戦ぶり。そんな時代を勝ち抜くため創り手たちが重視したのは、旬のスターをキャスティングするのは勿論、いかに他作品とは違った個性を打ち出すか?っていう命題だったに違いありません。そこでテレビ朝日&東映コンビが4月にスタートさせたのが、全22話の痛快アクションドラマ『爆走!ドーベルマン刑事(デカ)』。放映枠は月曜...『爆走!ドーベルマン刑事』#01

  • 『ことりのトリコ/風愛ことり』

    大阪府出身で「COLOR'z」というアイドルグループに所属されてる、ホワイト担当=風愛ことり(かざめことり)さんの2作目となるイメージビデオです。1作目のリリースが2021年だから2作目まで2年が経過しており、その間にセクシー路線へのシフトを覚悟されたのかな?と勝手に推測しております。浜辺美波さんをグラマラスにしたようなルックスゆえ、どうせいつも通りボインぼよよ〜ん!な画像を並べるつもりだろう、もう見飽きたぞこのハリソン野郎!とか思ってる常連読者の輩な皆さん、刮目してこれを見よ!お尻ぽよよ~ん!ぽよんぽよんぽよんぽよんぽんよよ~ん!ちょっと日本人離れしたボリュームのお尻がことりさんの武器で、当然そこを強調した演出になってます。いや楽しいね!そして毎度おなじみ、メイドさんスタイルのおしゃぶりコーナー。どうや...『ことりのトリコ/風愛ことり』

  • 『青山泰菜/好きになってな』3

    『青山泰菜/好きになってな』3

  • 『青山泰菜/好きになってな』2

    『青山泰菜/好きになってな』2

  • 『青山泰菜/好きになってな』

    青山泰菜さんは兵庫県のご出身で、2017年から舞台女優&タレントとして活躍、今年になってグラビア稼業も始められ、本作が1stイメージビデオとなりました。兵庫出身ゆえのタイトル『好きになってな』かと思いますが、なぜか劇中では標準語しか使われてません。それは青山泰菜さんが東京に染まっちゃったからではなく、たぶん女優として“役になりきる”為にあえて関西弁(地の部分)は封印されたんじゃないかと私は思います。演技の訓練を受けてきた人のイメージビデオは、そうじゃない人のそれとは明らかに違う。迫力がハンパじゃない。スケベな女の子を演じてくれと言われれば、自分の中にあるスケベな引き出しを惜しみなく駆使し、全身全霊で表現する。そんな泰菜さんの“本気”がこの記事から皆さんに伝わってくれたら幸いです。泰菜さんの“本気”が最もダ...『青山泰菜/好きになってな』

  • 『波崎天結/あゆの初恋』2

    『波崎天結/あゆの初恋』2

  • 『波崎天結/あゆの初恋』

    今年、早稲田大学を卒業されたばかりのグラビアアイドル=波崎天結(はざきあゆ)さんの1stイメージビデオです。学歴なんか心底どうでもいいと思ってるからこそ、自分が専門学校出身者であることも堂々とブログに書いて来たけど、早稲田大学出身グラドルのおっぱい&おしりには有難みを感じてしまう私ですw以前、お風呂場で女の子が棒状のナニかを洗う演出には「面白味を感じない」って書いたけど、最近は面白く感じて来たので載せます。私がこの作品をレビューしたくなった理由その1が、部屋着+生尻(つまりノーパン・ルック)という素晴らしすぎるコスチューム。下にTバックのパンティーを穿いてるとしてもポイント高し!そして理由その2は私にとっての必須条件=おしゃぶりコーナー。モデルさんがどんなに可愛くてもコレが無ければレビューする気になりませ...『波崎天結/あゆの初恋』

  • 「転職から5ヶ月で迎えた危機」

    バイオリズムってヤツでしょうか、どうしょうもなく気分が落ち込むことはずっと以前から定期的にあり、今回もそれだろうとタカをくくってたのですが……前職の宅配業だと、基本的には1人でやれる仕事だから、どんなに落ち込んだ顔をしてても周りに迷惑がかからなかった。けど、チームで動いて沢山の人と接する介護職だとそうはいきません。しんどい顔はすべきじゃないし、出来れば笑顔を絶やさないでいるべき仕事。つまり無理してでも明るく振る舞わないと周りに迷惑がかかってしまう。それがまたストレスとなって、今回は約1ヶ月間ずっと落ち込んだままで相当ヤバかった!1ヶ月前のある朝、若い頃にしょっちゅう見てた悪夢(なにやら怖い連中に追い回されたり、見知らぬ遠い場所をさまよったり等)をかなり久々に見て、物凄く目覚めが悪かったんだけど、それが不調...「転職から5ヶ月で迎えた危機」

  • 『セクシー田中さん』#01~#03

    やあ、日本のみんな。平凡な日々を満喫しているかい?私も相変わらず、ワイオミングにある自宅の敷地内で乗馬を楽しんだり、暇つぶしに自家用セスナを飛ばして人命救助したりと、撮影以外では平凡な日々を過ごしているよ。いや、正確には平凡な日々に“戻った”と言うべきかも知れないね。なにしろ昨年は、キミたちの国でベリーダンサーをやってる愛しのケイティと、何度となく熱い夜を過ごしたんだから。もっとも、私とケイティは実際に身体を合わせたワケじゃない。彼女にはリスペクトに値するハズバンドがいるし、私には“世界で最も成功した映画スター”という立場があるからね。とはいえ、ケイティとは実際に身体を合わせるよりもずっと濃密な夜を過ごせたと私は思っているし、彼女もそうだったと信じたい。ハズバンドにだけはどうしても勝てないが、ナオキ・スギ...『セクシー田中さん』#01~#03

  • 『いちばんすきな花』#01~#04

    2023年秋シーズン、フジテレビ系列の木曜夜10時「木曜劇場」枠でスタートした、多部未華子・松下洸平・今田美桜・神尾楓珠の「クアトロ主演」による連続ドラマ。ここんとこ1ヶ月ほど、心身共に疲れきってたもんでブログの更新がままならず、単純に観る時間も無くて、多部未華子さん久々の連ドラにも関わらずレビューが遅くなりました。いや、忙しかろうが疲れてようが、心底から観たい作品ならとっくに観てレビューしてる筈で、本当のところは「男女の間に友情は成立するのか」がテーマだと聞いて、そんなもん「人によりけり」だろうし「どっちでもええわ」って思っちゃったから。ちょうど1年前に同じ枠で放映され、ずいぶん好評だったらしい連ドラ『silent』と同じプロデューサー&脚本家の再タッグが話題になってるけど、その『silent』も私は観...『いちばんすきな花』#01~#04

  • 『ガラパゴス』2023ー3

    『ガラパゴス』2023ー3

  • 『ガラパゴス』2023―2

    『ガラパゴス』2023―2

  • 『ガラパゴス』2023

    2023年11月、NHK総合テレビの土曜夜10時「土曜ドラマ」枠でスタートした社会派のミステリードラマ。原作は相場英雄氏の推理小説で、同年2月にBSプレミアムで放映された前後編の特集ドラマを再構成し、全4話の連続ドラマとして地上波公開。「身元不明のままとなっている死亡者のリストから発見した派遣労働者の死の真相究明に挑む刑事の姿を通し、非正規雇用問題、世界標準から孤立化(ガラパゴス化)する日本産業を描いた社会派サスペンス」(ウィキペディアより)↑といった硬派なお話で、いちおう刑事が主人公ではあるけど基本的に「◯◯さんのおっぱいが!」とか「ボインぼよよ〜ん!」みたいな問題しか扱わない当ブログで取り上げて良いものやら随分と悩みました。当然おっぱいは出てこないワケだけど、花の本庁捜査一課から「加齢による体力の衰え...『ガラパゴス』2023

  • 『機捜235X強行犯係 樋口顕』2023

    先にテレビ東京で単発2時間シリーズから「金曜8時のドラマ」枠で連ドラ化された『今野敏サスペンス/警視庁強行犯係樋口顕』に続いて、同じ枠で同じ原作者による『今野敏サスペンス/機捜235』も3本の単発スペシャルを経て2023年冬シーズン、めでたく連ドラ化となりました。(我が地域では少し遅れて夏シーズンに放映)ただし単独では“引き”が弱いと見なされたのか、『〜樋口顕』とのコラボによる連ドラ化という、非常にレアなパターン。映画とか単発スペシャルだと『ルパンVSコナン』みたいな例もあるし、原作者が同じと言えば『マジンガーZ対デビルマン』あたりを私は連想するけど、実写の連続ドラマで(ワンシーンだけのカメオ出演とかじゃなく)がっつりコラボっていうのは画期的かも?全7話、テレビ東京&ユニオン映画の制作による作品です。とこ...『機捜235X強行犯係樋口顕』2023

  • 『アイゾウ/警視庁・心理分析捜査班』2023

    フジテレビの火曜深夜に新設された30分ドラマ枠「火曜ACTION!」の第1弾。本放映は2022年10月〜11月だけど関東ローカル作品ゆえ、我が地域では翌年夏にようやくお目見えとなりました。元はフジテレビのドキュメンタリー番組『世界法廷ミステリー』の1コーナーとして創られた単発ドラマで、その好評を受けての連ドラ化(全8話)なんだそうです。つまり、海外で実際に起こった事件の再現ドラマでありつつ、舞台を現在の日本に置き換えたミステリー仕立てのフィクション。それも男女の“愛憎”が絡んだ事件ばかりを取り上げてるから『アイゾウ』ってタイトルみたいです。主人公は、警視庁・心理分析捜査班(通称“アイゾウ課”)に所属する天才肌の女性捜査官=安座間霧子(夏子)。そんな霧子にこき使われる凡才肌の久世刑事(津田寛治)と三好刑事(...『アイゾウ/警視庁・心理分析捜査班』2023

  • 『トクメイ!/警視庁特別会計係』2

    『トクメイ!/警視庁特別会計係』2

  • 『トクメイ!/警視庁特別会計係』

    2023年秋シーズン、フジテレビ系列の月曜夜10時枠でスタートした、関西テレビ放送&共同テレビの制作によるコメディータッチの警察ドラマ。緊縮財政の一環として所轄署の“経費削減”の特命を背負い、本庁から専任担当者として万町署・刑事課強行犯係に派遣されてきた“特別会計係”の警察官・一円(はじめまどか)を“1000年に1人の美少女”こと橋本環奈さんが演じておられます。確かにまるでCGキャラクターみたいに整いすぎたお顔立ちで、人間味が感じられないから「この人は売れないだろう」と私は思ってたのに、持ち前のガッツと“コミュ力”ですっかり売れっ子になられました。今回は融通が利かないガッチガチの“数字マニア”って設定だから、もしかするとCGっぽいお顔立ちがかえって活かせるハマり役になるかも?そんな一円に振り回される昭和気...『トクメイ!/警視庁特別会計係』

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