2021年2月
一月初め、あれこれやらせた末に、 中旬頃から、昔、購入した教材を始めた。 「七田式プリントA」 これを購入したのは、U一郎がまだ3歳くらいかな。 「この子は、もしかして知的障害があるの?」という 漠然とした不安に包まれていた頃。 「ゆっくりでも、やらせていけば、何となるのでは?」 という期待もあり、周囲の評判をきいて購入した。 このプリントAのレベルは、こう書いてある。 「3歳半~5歳のお子さま向け」 「◯☓が書ける、大小・長短のわかるお子さまに」 「鉛筆でしっかり線や◯が書けるお子さまに」 この時、U一郎はまだ、このレベルではなかった。 新版K式発達検査で、DQ50以下だから、当然だ。 それでも、このプリントをカラーコピーして しばらく、何度も繰り返した。 そして、結局これをやめて、他のことを始めた。 その結果、現在の..
放課後デイサービス(放デイ)は、 だいたい3つのタイプに分かれると言われる。 (1)お預かりタイプ (2)お稽古ごとタイプ (3)療育タイプ そして、U一郎とO次郎は、今までに、 全てのタイプの放デイに通ったことがある。 (1)お預かりタイプの放デイは、 安全で清潔で、本人が楽しく過ごせれば、OK。 それ以上のことは、別に、期待もしなかった。 (2)お稽古事タイプの放デイは、 運動系、アート系、勉強系に行ったことがある。 一つの放デイで、複数のプログラムがあることも多い。 ある放デイの場合、指導員全員が、一般の教室で、 普通の子供達に、同じことを教えており、 授業内容は、あまりにまともすぎて驚いた。 でも、子供がついていけず、結果は出なかった。 それ以外の放デイでは、指導員がほぼ素人で、 イベント的に、子供に体験させるよう..
【2021年1月現在】 最近のO次郎は、やはりADHDが強く出ており、 それが、コミュニケーションの問題に つながることもあるくらいだ。 自閉症的な傾向として、 「こだわり」もあるけれど、 それが、将来につながる可能性もあるため 学校生活と、どう折り合いをつけるか、かな。 知的障害については、 凹凸が大きいのに、やはり一見目立たない。 「特定の部分における習得の難しさ」が なかなか気づかれにくいし、 それをサポートできる人も、いない感じ。 個人的に、心理士さんと契約して、 時々、自宅で見てもらいたいところ。 全く期待しないで、児童精神科で相談したら、 アメリカでのケースだけれども、 O次郎に近い事例と対処法が記されたページを 心理士さんが、メールで送信してくれた。 そのことだけで、不安が少し軽くなり、 しばらく、穏やかな気持ち..
【2021年1月現在】 最近のU一郎は、知的障害よりも 自閉症の特徴が、強く表れている。 有名な三つ組みの要件そのものだ。 ・対人関係の障害 ・こだわり ・コミュニケーションの障害 そして、そのことが、 いわゆる「問題行動」を引き起こし 本人自身と、家族や周りの人が、 大変になってしまう原因になりやすい。 多少、言葉の遅れとか、学習障害があるけれど、 「勉強を積み上げていく」のは、 それほど難しくないと思う。 でも、自閉症の部分について、 社会で、上手に過ごせるようにするのは なかなか難しいんじゃないかな、と さすがに、はっきり感じる。 この分野について、本当に知識や経験があって、 それ以外についても、人生経験がそれなりにあって、 よく考え、創意工夫する力がある専門家と 一日も早く、めぐりあいたい。 でも、心理..
特別支援学級に入っているU一郎とO次郎を 私は、毎日、学校まで歩いて送迎している。 そのことで、時々、口を出す人がいる。 「もう、学校も慣れたでしょう?できるわよ。」 「お母さんだって、その方が楽でしょ?」 「本人にできることはさせるのが、本当の愛情。」 「あえて手を放すことも、自立には必要ですよ」 たいてい、そんな理由をあげて、 「子供を、一人で通学させろ」としつこく言う。 家から学校までの通学路には、 池や川、森のような大きい公園、 さらに、踏切や大きな幹線道路などが すぐ近くにあったりする。 ちょっとした観光地も近くにあるため、 国内の旅行者だけでなく、外国人もよく見かける。 そして、2人の子供たちは、学年がちがうから、 一緒に帰れることは、ほとんどない。 もともと、2人とも、仲良く一緒に帰ってくるような コミュニケーション..
O次郎は、時々、するどい質問をする。 「ママは、何して遊ぶのが好きなの?」 「ママは、本当は、どんな服が好き?」 どちらも、答えることができない。 好きなものとか、したいこととか、 もう、何もなくなくて、思いつかないから。 子供たち、2人ともに、障害があることがわかり、 その障害が、日常生活の流れを乱すようになってから、 私は、今までの私を、見失った。 子供たちは、毎日、モノを壊し、唾を吐き、 ケンカをして、奇声をあげて、走り回る。 他の子供が自然に覚えてできるようになることが 何度やっても覚えられず、できないことも多い。 私は、大量の洗濯と、膨大な片付けと掃除で 一年中、追われ続け、終わりは見えない。 子供たちのことで、よく、誰かに何かを謝って 解決できそうもない心配を、常に抱えている。 いつの間にか、私が身につけるものは..
U一郎とO次郎は、特別支援学級へ通っている。 そして今、私は、毎日、この2人を、 学校まで、歩いて送り迎えしている。 家から学校までの距離は、 普通の子供だったら、一年生でも、 1人で歩いて通学できる程度だと思う。 もちろん、U一郎やO次郎だって、 1人で学校に通った方が、本人もいいだろうし、 私だって、本当は、そうさせたい。 でも、私は、U一郎やO次郎が、 「1人で通学して、途中、何かあっても絶対に大丈夫。」 とは、とても思えない。 2人とも、家から学校までの道は知っているし、 何もなければ、さすがに、もう往復できるだろう。 でも、何かあった時、通学路でどう行動するかなんて 可能性がありすぎて、予測なんてつかない。 その「何か」は、例えば、こんな時。 ・よくわからないことが起きた時。 ・感情が高ぶったり、気分が変わった時。 ..
2021年2月
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