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ある整形外科医のつぶやき hirochinn.work

整形外科外来と患者さんとの壁を取り除くためのブログです。 整形外科医として30年以上の経験をもとにできるだけわかり易くお伝えします。どうかよろしくお願いいたします。

ひろくん
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2020/11/22

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  • 大晦日に散歩しました

    明日は元旦ですが、ほかのお宅をお邪魔しますので、今日大晦日ですが近くに散歩に行ってきました。 自宅近くの橋の上から河川敷を見たところです。 天気は空の半分ほど雲に覆われ、冷たい風が肌を刺すようでした。筆者の生まれは裏日本の雪深い地方でしたので、この冷たい風はからっ風でしょうか。雪というものはたくさん積もりますとかえって暖かく感じるものです。今日本海側は大雪のようです。日々の生活が大変だと思いますが、春を期待して頑張ってほしいと思います。 橋を渡り終えて対岸の土手です。土手の上の木立は全て桜の木で春になりますと大変美しい景観になります。 対岸から筆者の居住している市の街並みを望んでいるところです…

  • 5~11歳のコロナワクチン2

    以前、子供のワクチン接種に関して、11月15日時点での岡部先生のご意見を掲載させていただきました。 drhirochinn.work しかし今後第6波が来てその際子供の感染者が増加していく可能性があります。なぜなら子供はワクチンの対象者からずっと外れていますので。 これに対して帝京大学大学院公衆衛生学研究科教授の高橋謙造氏が意見を述べられています。 「子どもはコロナ感染しても大丈夫」は過去の話…米国で起きた「異変」【小児科医が解説】12/28(火) 14:01配信https://news.yahoo.co.jp/articles/ee223f69d17b12d1da305e457575d96d…

  • 南アフリカのオミクロン変異体に対するBNT162b2ワクチンの有効性

    恐れていたように、日本でオミクロン株の市中感染が拡大してきました。この状況下でオミクロン株の特性が、南アフリカでの研究でまた少し明らかになってきました。 The New England Journal of Medicineに2つの研究が掲載されました。 対応南アフリカのオミクロン変異体に対するBNT162b2ワクチンの有効性2021年12月29日DOI:10.1056 / NEJMc2119270https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2119270?query=TOC&cid=NEJM%20eToc,%20December%2030,%2020…

  • 薬剤誘発性高血圧

    厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の平成29年(2017)調査によると、高血圧性疾患の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は993万7,000人。 性別にみると、男性431万3,000人、女性564万3,000人で、前回調査に比べて男性が13万7,000人、女性が3万3,000人の減少となりました。推計患者数(この調査を行った日に全国の医療機関で治療を受けたと推測される患者数)をみると、外来が64万6,900人に対して入院は5,600人という結果でした。 しかし、平成29年度(2017)の国民医療費は43兆710億円で、前年度の42兆1,381億円に比べ9,329…

  • 無理をせず休みましょう

    昨日すでに仕事納めの筆者は、今日は妻と一緒に近くの中規模の商業施設に行ってきました。 年末としては比較的、人の出は多くなかったな。人々が自ら感染対策を取っている結果だと思います。 PCに向かってブログばかり書いていると、非常に体に良くないので良い一日だったと思います。お互い大きな病気もせず、妻と2人で散歩できることに幸せを感じながらの外出でした。 帰宅してなぜか大好きなSF映画のビデオを2本見て、その後書斎で論文をチェックし、このブログを書かせていただいています。 COVID-19の影響というとメンタルヘルスへの影響も多大です。 情動障害ジャーナル総説アジア太平洋地域におけるCOVID-19う…

  • げっぷ

    おはようございます。またまたワクチン行政の迷走ぶりが露呈しています。 一般高齢者へのワクチン接種、2月待たず前倒し容認 厚労相12/28(火) 13:27配信 産経新聞https://news.yahoo.co.jp/articles/7aec6835bde5ed5d9dada81d39c9cad3e57a5965 後藤茂之厚生労働相は28日の記者会見で、来年2月以降に前倒しで予定している一般高齢者への新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について、今月から始まっている医療従事者や高齢者施設入所者への接種が完了する見込みが立った場合は、接種時期をさらに前倒しすることを容認する考えを示した。「…

  • なぜ8か月

    ワクチン接種に関して、筆者がずっと理解できなかったことがあります。 それは医学的には、少なくとも2回目接種から6か月での接種が、推奨されているにもかかわらず、実際には8か月以降となってしまっているということです。世界中どこを見ても、8か月まで待って、ブースター接種を実施しているところはありません。 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の議事録を見てみました。しばらく非公開となっていましたが、やっと見ることができるようになりました。 非常に長い議事録ですので抜粋させていただきます。 第24回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の開催(2021年9月17日(令和3年9月17日)) https:…

  • ブースター接種のスピード感

    イスラエルで新型コロナワクチンBNT162b2(Pfizer-BioNTech製)の3回目接種(ブースター接種)を受けた16歳以上について調べた結果、全年齢でCOVID-19感染および重症の発生率についてブースター接種者のほうが非接種者よりも大幅に低かったことが、イスラエル・Weizmann Institute of ScienceのYinon M. Bar-On氏らにより報告されました。 原著年齢層を超えたBNT162b2ブースターによるCovid-19に対する保護2021年12月23日NEngl J Med 2021; 385:2421-2430DOI:10.1056 / NEJMoa21…

  • 万歩計

    現代人は運動不足であり、このコロナ禍ではさらに深刻です。 1日1万歩は本当に健康に良いのかということに関して、米マサチューセッツ州立大学アマースト校助教授のAmanda Paluch氏らが研究結果を、アメリカ心臓協会に査読前ですが発表しました。 2021年11月16日AHAニュース:10,000ステップは本当に健康のための魔法の数字ですか? 2021年11月16日火曜日(アメリカ心臓協会のニュース)-毎日10,000歩を踏み出すことは価値のある健康的な目標ですが、その魔法の数は医師や物理的なトレーナーからのものではありませんでした。1960年代半ば、日本のマーケターは歩数計をmanpo-kei…

  • オミクロン株

    オミクロン株の市中感染が、日本でも予想通り増えてきています。 海外ではどうなっているのでしょう? 英仏伊加で感染最多 独でオミクロン初死者12/24(金) 23:21配信 産経新聞https://news.yahoo.co.jp/articles/88da4025b0c4095074879604d9786c6448a38194 世界各地で変異株「オミクロン株」が猛威を振るう中、英国とフランス、イタリア、カナダで23日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新した。ドイツではオミクロン株による死者が初めて確認された。 英政府は23日、新規感染者数が11万9789人で、2日連続で10万人を超…

  • クリスマス

    皆さんこんばんは! 今日はクリスマスイブです。もちろん皆さんはご存じかと思いますが、クリスマスはキリストの誕生日ではありません。 Wikipediaによりますと、『クリスマス(英語: Christmas)は、大多数のキリスト教教派が行う、イエス・キリストの降誕を記念する祭。キリスト降誕祭(単に降誕祭とも)、降誕日、聖誕祭、ノエル(仏: Noël)などとも呼ばれる。「クリスマス」という英語は、「キリスト(Christ)のミサ(Mass)」という意味に由来する。』と載っています。 「クリスマスはキリストの誕生日」だということを聞いたことがあるという方は、多いのではないでしょうか。しかし、聖書などで…

  • 自殺予防介入とその後の自殺未遂

    歌手・俳優の神田沙也加さん死去 35歳2021年12月19日 14時42分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394401000.html また残念なニュースが流れてしまいました。自殺の可能性が報じられています。 やや減少傾向とは言っても年間2千名以上の方が自ら命を絶っています。 何か防ぐ方法はないのでしょうか? JAMA PsychiatryPublished online 2020 Jun 17. doi: 10.1001/jamapsychiatry.2020.1586自殺予防介入とその後の自殺未遂、フォローアップケアとの関連…

  • 漢方薬の副作用

    今日は「漢方薬」についてお話してみたいと思います。 皆さんは、漢方薬と言って思い浮かべるのは、西洋薬と比べて効果はちゃんとあるのに、副作用がほとんどない薬というイメージでしょうか? 最近では少しずつ漢方薬を使う医師が増えてきているように思います。 筆者が非常勤で外来をやっている整形外科単科のクリニックで、漢方薬をもっぱら使われる先生がいますが、失礼ながらあまり効果的ではないように見えます。 筆者自身は、#68芍薬甘草湯を筋クランプ(こむら返り)に使うのみで、それ以外の漢方薬はあえて使いません。 そもそも漢方治療の保険給付は、1961年に国民皆保険制度が実現し開始されました。 1967年に初めて…

  • 遅いブースター接種

    今回は現在のトピックである、ブースター接種に関する記事を書かせていただきます。 原著BNT162b2ワクチンブースターとCovid-19による死亡率2021年12月8日 DOI:10.1056 / NEJMoa2115624https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2115624 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチンのBNT162b2(Pfizer/BioNTech製)の、2回接種から少なくとも5ヵ月後にブースター接種を受けた人は、ブースター接種を受けていない人と比較して、COVID-19による死亡リスクが90%低下しました。 研究グ…

  • 廃水テスト

    今回は、「廃水テスト」についての記事です。 ニュース> WebMD Health News廃水テストでオミクロンを検出する都市2021年12月10日 https://www.medscape.com/viewarticle/964622 米国の多くの都市では、廃水でテストを実行することにより、オミクロンバリアントを検出しています。廃水テストは、パーソナライズされたテストが検出する数日前にバリアントを検出する可能性があるため、早期警告システムを提供できます。テキサス州では、ヒューストン保健局がコロナウイルスについて市の廃水を定期的に検査し、最近、オミクロンを亜種のリストに追加して探しました。11…

  • 韓国とコロナ

    オミクロン株の感染を確認 飛行機に同乗し、濃厚接触者となった男性朝日新聞デジタル 記事 枝松佑樹2021年12月11日 19時12分https://www.asahi.com/articles/ASPDC6DGPPDCULBJ005.html 厚生労働省は11日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が新たに1人確認されたと発表した。8日に公表された国内4例目の感染者と同じ飛行機に乗り、濃厚接触者となっていた。国内のオミクロン株の感染者は計13人となった。男性は空港検疫で陰性だったが、県外在住の知人が運転する車で5日に自宅に帰り、自宅待機中の7日に発熱などの症状が出て、8日に入院。…

  • 緑茶と認知症

    臨床調査コーヒー、緑茶、カフェインと高齢の日本人の認知症のリスクとの関連松下奈々ら 2021年10月8日 https://doi.org/10.1111/jgs.17407https://agsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jgs.17407 コーヒー、緑茶、カフェインは、認知症予防の潜在的な因子といわれていますが、根拠となるエビデンスは十分ではありません。新潟大学のNana Matsushita氏らは、中高年の認知症リスクとコーヒー、緑茶、カフェインの摂取との関連を調査しました。本研究は、8年間フォローアップを行ったコホート研究です…

  • 外交的ボイコット

    drhirochinn.work drhirochinn.work 最近の報道を見ていますと、「ウイグル問題」に関しての報道が多くみられます。 https://news.yahoo.co.jp/articles/213a27264fb5baa6611f684b5f332e905d6f232a北京五輪外交的ボイコットの是非 与野党で濃淡12/10(金) 20:16配信 産経新聞 来年2月に開幕する北京冬季五輪の外交的ボイコットに対する日本政府の対応が焦点となる中、その是非をめぐり与野党間でも濃淡がみられる。自民党の高市早苗政調会長は8日、「賛同する。しっかりとした姿勢を日本としていち早く打ち出し…

  • 誤嚥性肺炎と肺炎球菌ワクチン

    今回は、COVID-19医療にも直接かかわってくる「誤嚥性肺炎」をテーマとして取り上げ、日本医師会雑誌2021年3月第149巻・第12号より抜粋してお送りいたします。 誤嚥性肺炎とは? 日本では人口の高齢化が加速し、高齢者肺炎が増加しています。高齢者肺炎による死亡の多くは誤嚥性肺炎であり、病態上、誤嚥のエピソードが明らかな顕性誤嚥と明らかでない不顕性誤嚥によるものに分かれますが、臨床上診断と対応に苦慮するのは不顕性誤嚥による誤嚥性肺炎です。 高齢者において、明らかな誤嚥の病歴がなく、「元気がない」、「意識がもうろうとしている」、「食欲がない」などの症状で発症し、胸部X線を撮って初めて誤嚥性肺炎…

  • ウイグル問題と外相の訪中

    過去の記事でも書かせていただきましたが、今回もウイグル問題の続きです。 drhirochinn.work ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出12/1(水) 13:11配信 BBC Newshttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b116ad23fcbd15ecab628287747bb20d7e39937 習近平国家主席をはじめとする中国の指導者たちが、同国の少数民族ウイグル族の弾圧に関与していることを示す文書の写しが、このほど新たに公表された。この文書は、ウイグル族に対する人権侵害を調べているイギリスの独立民衆法廷「ウイグル法廷」に9月に提出され…

  • 主張しない日本

    オミクロン株そのものより、オミクロン株に対する恐怖のほうが全世界を駆け巡っているように見える昨今です。 WHO、日本の対応「理解困難だ」 外国人入国の禁止措置を批判毎日新聞 2021/12/2 08:40 https://mainichi.jp/articles/20211202/k00/00m/030/012000cライアン氏は1日の記者会見で、日本の対応について「公衆衛生上の観点からも論理的とは言えない」と語った。 感染予防にマスク着用不要 過度の使用控えてとWHO新型コロナ2020年3月1日 17:59【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は2月29日までに、新型コロナウイルスの感染…

  • 遺伝子診断の現状

    今回は、筆者自身、医学部に入学して講義を受けた頃とは違って、目覚ましい進歩を遂げている分野「ゲノム医療」に関して、皆さんとともに勉強し、既に現在の医療に導入されている「遺伝子診断」などに関して、最低限度の知識を得ておきたいと思います。 今回も日本医師会雑誌第149巻第11号、2021年2月号の記事を抜粋してご紹介いたします。 各分野の専門の先生が執筆しており、正確に皆さんにお伝えできるかと考えます。 ゲノムは全ての生物の設計図です。がんや自己免疫疾患をはじめ、多くの疾患にゲノムの異常が関与していると考えられています。 ヒトゲノムについて 1953年ワトソンとクリックがDNA二重らせんモデルを提…

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