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2020/11/15

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  • 原書ページも上方に出ているから、すぐに該当部分が見つけ出せる

    いま『資本論』は数種の注釈・解説書を参照しながら、岩波・向坂訳と大月・岡崎訳を両方読んでいるけど、やはり後者のほうが読みやすいね。原書ページも上方に出ていて、すぐに該当部分が見つけ出せるのもこっち。また、大月のほうは第9巻に総目次・総索引・解題がまとまっているのも使いやすいんだよね。これは青木書店の長谷部訳も同じ。原書ページも上方に出ているから、すぐに該当部分が見つけ出せる

  • 軍隊みたいな会社があるし、会社内でパワハラを続ける産業士官や産業下士官も多い。

    今日は外出はなかったけど朝からやることが多く、『資本論』は相対的剰余価値の生産に入ったものの思ったほど進まず、第11章協業まで。「一つの軍隊が士官や下士官を必要とするように、同じ資本の指揮のもとで協業する一つの労働者集団は、労働過程で資本の名によって指揮する産業士官や産業下士官を必要とする。」p.183なるほど、だね。いまでも軍隊みたいな会社があるし、会社内でパワハラを続ける産業士官や産業下士官も多い。軍隊みたいな会社があるし、会社内でパワハラを続ける産業士官や産業下士官も多い。

  • 『資本論』と美女。自分の机の上はいつも軟硬同居している。

    SportsIllustratedのカレンダーは実はノートのほかに日めくりのも長年使っている。土日は1枚だけど、日替わりで美女が見られるのは嬉しい。『資本論』と美女。自分の机の上はいつも軟硬同居している。難解な文章につかれると美女を見て頭の中をいったん和らげて、また文章に帰る。『資本論』と美女。自分の机の上はいつも軟硬同居している。

  • 10時間のシフトで30分の休憩しかなく、激しいトレーニングのよう

    金曜日の東京新聞。アマゾンには数十万人の労働者がいるにもかかわらず、労働組合がないという。驚きだね。倉庫で働く従業員の言葉を読むと、『資本論』の「労働日」の続きを読んでいるように思える。「10時間のシフトで30分の休憩しかなく、激しいトレーニングのよう」10時間のシフトで30分の休憩しかなく、激しいトレーニングのよう

  • 奢侈品の160と100・60の交換のところはまだスッキリと頭に入ってこないなあ。

    今日は単純再生産の中の第4節、II部門内部での変換・奢侈品のところを集中して読んだ。前節の応用編といった位置づけだけど、後半には恐慌の話も出てきて、気が抜けない箇所でもある。ただ、奢侈品の160と100・60の交換のところはまだスッキリと頭に入ってこないなあ。前節と流れは同じだけど、少し複雑だからね。また頭を冷やして考えたい。奢侈品の160と100・60の交換のところはまだスッキリと頭に入ってこないなあ。

  • そんなときに目をやるのが、カレンダーの美女。

    早朝から『資本論』を中心に関連した本も読んでいると、目も頭も疲れてくる。とくに第2巻や第3巻は容易には理解できないところが多く、1時間以上続けていると気分転換が必要になる。そんなときに目をやるのが、カレンダーの美女。米国のSportsIllustratedのノート型で、1週1ページの見開き。モデルは白人女性だけでなくアフリカンもアジア系もいる。疲れるたびに水着の美女を見て活力を得る。そんなときに目をやるのが、カレンダーの美女。

  • 研究書でも論文でもない、学習書

    この再生産表式論の本、専門的でものすごく難しいイメージがあり、届いたときは、こんなの買っちゃって、オレに理解できるのか?と思っていた。ところが、これが読みやすいのである。まだ全部読んではいないけど、あとがきには「本書は学習書としての性格が強いので、より多くの方に読んでいただきたいと願っています」とある。そう、本書は研究書でも論文でもない、学習書だから読みやすいのだ。研究書でも論文でもない、学習書

  • 疑問になる点を明らかにするということが、ほんとうに学ぶということ

    今日は外出時間が短かったため、宇野弘蔵の『資本論に学ぶ』をもって出た。この本は原論など他の著作と違って苦しまずに読めて、しかも宇野の資本論に対する姿勢が伝わってくる良書。「学ぶべきことを学ぶというのは、疑問になる点をだまっているということではない。むしろ疑問になる点を明らかにするということが、ほんとうに学ぶということなのです」(p.68~69)疑問になる点を明らかにするということが、ほんとうに学ぶということ

  • さすがに子どもを10時間働かせることは現在の日本ではないが

    今日は早朝に「労働日」のところの第5節から第7節まで。さすがに子どもを10時間働かせることは現在の日本ではないが、ここに書かれている長時間労働や労働条件・環境の悪さの実態はいまの日本に通じるものがある。「資本は、労働者の健康や寿命には、社会によって顧慮を強制されない限り、顧慮を払わないものである」(p.77)政権は「働き方改革」などといってあたかも労働者のための施策であるかのように装っているが、実態は経済団体・経営者の利益を優先し、合法的搾取の抜け道を残し、労働強化を図ろうとするものだ。さすがに子どもを10時間働かせることは現在の日本ではないが

  • マトリックスを用いた解読にもワクワクしたね。

    『資本論』のいわゆる再生産表式のところは、剰余価値論と並んで重要でかつ難しいところ。過去2度読みはしたが、再度じっくり読み、理解を深めたいと思い、ネットで関連する本をあれこれ探していた。そして見つけたのが本書。なんと、第二巻第三篇に特化した内容の本ではないか!これを読まぬ手はない。マトリックスを用いた解読にもワクワクしたね。マトリックスを用いた解読にもワクワクしたね。

  • わからんところはとばして読めばいい。

    『資本論を読む』という本の中に、資本論の読み方について宇野弘蔵の次のような話が出てくる。「わからんところはとばして読めばいい。『資本論』の一字一句をわからんところを考えてとうとう一生を過ごしたということになると、ついに読めないことになりますからね」p.97この言葉にどれほど元気づけられたことか!1度読んでわからなかったところが、次には分かるようになることも少なくない。もっとも、新たな疑問が生じることもあるけどね。わからんところはとばして読めばいい。

  • 出ているのはマルクスからエンゲルスへの書簡

    ケネーの経済表そのものは『資本論』には出ていない。出ているのはマルクスからエンゲルスへの書簡で、この表と付記を同封した、という手紙が残っている。(大月全集34p61)この付記には表の中の5本の線の説明が書かれている。昨日はこの5本の線をたどってあれこれ考えていたら、『剰余価値学説史』の中の「余談-ケネーによる経済表」(大月全集26)にもこの表についてのさらに詳細な記述あることを知り、早速開いてみた。結構な分量。ここはまた別の機会に。出ているのはマルクスからエンゲルスへの書簡

  • 注釈本をあれこれ渉猟しながらケネーの経済表や「スミスのドグマ」を追っていった。

    今日は第19章「研究の対象に関する従来の学説」。過去2度読んだときは、抄訳では省いているところでもあり、さして重要でもないと思われたのでザッと通過したところ。そこで今回は少し気合を入れて、注釈本をあれこれ渉猟しながらケネーの経済表やアダム・スミスのいわゆる「スミスのドグマ」を追っていった。すると、本文を読めば読むほど、注釈本を読めば読むほど、あれこれ疑問が沸き、次々に別の本で調べていく、という慌ただしいことになった。注釈本をあれこれ渉猟しながらケネーの経済表や「スミスのドグマ」を追っていった。

  • まあ、サラッと通貨できるところだよね。

    今日は移動中の電車内で、第三章「剰余価値率に対する利潤率の関係」の残りを読んだ。ここは式の変数を変えるとこれらの率がどう変わるか、というのをあれこれ条件を変えて書かれている。まあ、ここは式の意味が分かっていれば、当然の話、例えばa×b=Cで、aが増えればCも増える、みたいなことが詳しく書かれている。まあ、サラッと通貨できるところだよね。まあ、サラッと通貨できるところだよね。

  • 彼は16時間働くのが常だった。

    『資本論』は国民文庫の第二分冊に入ってここから「労働日」。いろいろな業種での少年も含めた長時間・過酷な労働の実態が描かれているところ。壁紙工場での証言が引用されている。「私のこの子が七歳のとき、私は彼を背負って雪の上を往復するのが常だった。そして彼は16時間働くのが常だった」(p.37)彼は16時間働くのが常だった。

  • 全3巻のボリュームはザックリいって3:2:4。

    『資本論』は自宅で週の前半は第一巻、後半に第二巻を読み、外出時に主に電車の中で第三巻を読む日が続いている。外出のない日もあるから、第三巻はなかなか進まない。文庫本で半分もいってない。全3巻のボリュームはザックリいって3:2:4。第三巻が最も長く、しかももっとも難しい。つい先日まで第三巻を読んでいたからこのようになっているけど、来月には三度目の第二巻を読み終えるので、自宅でも第三巻を読むつもり。全3巻のボリュームはザックリいって3:2:4。

  • 以前は手が出なかった本も驚くほど安い値で手に入るようになった。

    最近は古本の値段が暴落していて、以前は手が出なかった本も驚くほど安い値で手に入るようになった。ここ数年はメルカリやヤフオクなどのフリマサイトも出品が充実していて、古書店にない本が出ていることもある。大月書店のマル・エン全集なんかもその一つ。これは3年ほど前に2万円ほどで入手した。全く読まれた形跡がない新品同様の本で、ものすごく得した気分。しっかり読まねばね。以前は手が出なかった本も驚くほど安い値で手に入るようになった。

  • 明日からは第三篇「社会的総資本の再生産と流通」。

    第17章を読み終え、明日からは第三篇「社会的総資本の再生産と流通」。再生産表式は出てくる計算じたいは難しくはないけど、その前提がなかなか理解できないんだよね。今回はマトリックスを使って説明している本を参考に何とか克服したい。明日からは第三篇「社会的総資本の再生産と流通」。

  • 【経済思想】マルクスの資本論を誰でもわかるように解説!

    【経済思想】マルクスの資本論を誰でもわかるように解説!【経済思想】マルクスの資本論を誰でもわかるように解説!

  • 「資本論サーフィン」みたいなことをしてしまったけど、これは結構楽しい。

    『資本論』を読んでいると、「通流」とか「落流」など一般的には使われない用語に戸惑うことがたまにある。「退蔵貨幣」もその一つ。例えば下の例。「この追加的潜在貨幣資本が表示されうるもっとも単純な形態は、退蔵貨幣の形態である」(第二巻第17章p.379)「退蔵」って何?貨幣の中でも特別なものなのか?で、他の訳本を見る。すると、大月・岡崎訳は「蓄蔵」で、青木・長谷部訳、新日本も、中公バックス・鈴木訳も同様。岩波・向坂訳と戦前の改造社版のみ、この「退蔵」を使っている。気になったので索引で原語「Schatz」を探して辞書をひくと「宝」という意味である。辞書にはなんと「(マルクス経済学で)蓄蔵貨幣」と出ているではないか!「資本論サーフィン」みたいなことをしてしまったけど、これは結構楽しい。ちなみに、広辞苑に「退蔵」が出ていて...「資本論サーフィン」みたいなことをしてしまったけど、これは結構楽しい。

  • 今日は第二巻第16章の「可変資本の回転」。

    今日は第二巻第16章の「可変資本の回転」。ここは前回読んだときもそうだけど、きわめてシンプルなことが書かれていて読みやすいところ。同じようなことが繰り返し出てくることもあり、難しくはない。第二巻も後半。来月にも終えそうだな。今外出時に電車内で第3巻を読んでいるから、終わったらそっちにスイッチの予定。今日は第二巻第16章の「可変資本の回転」。

  • 本は古びているけど、発行は1975年。読むのが楽しみだな。

    資本論の本をあれこれ検索していると、思わぬ本に出合うときがある。この『資本論物語』がそれ。有斐閣選書のマルクス関係の本は『マルクス経済学を学ぶ』を持っているが、この本の存在は全く知らなかった。本は古びているけど、発行は1975年。読むのが楽しみだな。本は古びているけど、発行は1975年。読むのが楽しみだな。

  • 労働者を24時間活かしておくために半労働日が必要だということは、けっして彼がまる一日労働することを妨げはしない」

    今日も早朝から『資本論』を読む。第三篇絶対的剰余価値の生産に入る。第二節の価値増殖過程まで。「労働者を24時間活かしておくために半労働日が必要だということは、けっして彼がまる一日労働することを妨げはしない」(大月文庫p.338)労働者を24時間活かしておくために半労働日が必要だということは、けっして彼がまる一日労働することを妨げはしない」

  • 車内はあいかわらずスマホ中毒者ばかり。

    今日は早朝に第二篇第15章「回転期間…」を読み、外出してからは電車内で岩波文庫の第三巻の利潤率のところを開いていた。車内はあいかわらずスマホ中毒者ばかり。この異様な光景にはうんざりする。ところが、表参道で半蔵門線に乗り換えて渋谷にとまると、隣に座った男性が本を開いたのだ!これは何か月振りのことだろうか。初老の男性で、降りるまでずっと新書版を読んでいた。嬉しかったな。やはり自分の時間を大切にする人もいるものだね。車内はあいかわらずスマホ中毒者ばかり。

  • 単語がなかなか覚えられないのがね。

    『資本論』をドイツ語で読むという無謀な目標を掲げて今年からドイツ語の再学習を始めて2か月ほど。文法のほうはともかく、単語がなかなか覚えられないのがね。とりあえずは『資本論』の巻末に出ている用語を先に覚えることにして、コツコツ気長にやることにした。単語がなかなか覚えられないのがね。

  • 雑務が多くてゆっくり読む時間が短かった。

    今日は金曜日ということもあり、雑務が多くてゆっくり読む時間が短かった。第10章、11章のアダム・スミス、リカードの考え方と批判に関するところは、別の解説本によると、「剰余価値学説史」のほうに入れるべき内容と書かれているものもある。スミスの『諸国民の富』やリカードの『経済学および課税の原理』も読んでみたいけど、そこまで手が回らない。雑務が多くてゆっくり読む時間が短かった。

  • 列車や枕木の話も出てきて結構好きなんだけどね。

    今日は第二巻の第8章第2節「固定資本の構成部分、補填、修繕、蓄積」から。この部分は中公バックスでもクレーナーの抄訳本でも『資本論』からは省かれている部分。‎経済原論とは違い、『資本論』のすべての部分が均一に重要だということはなく、ある程度浅く読んでもいい箇所はある。メリハリ、というか濃淡だね。自分が目安にしているのは上の2種の本が省いているか否か。「固定資本の…」のところは‎列車や枕木の話も出てきて結構好きなんだけどね。列車や枕木の話も出てきて結構好きなんだけどね。

  • なんと区切りのいい日であることよ。

    今日は外出前にちょうど第一篇商品と貨幣を終え、移動中の電車では帰りの降りる駅2つ手前で第三篇の費用価格と利潤を読み終えた。なんと区切りのいい日であることよ。『資本論』は宇野弘蔵ではなくても、1巻から通して最後まで読むのは1度でよく、あとは必要に応じてあちこちを読めばいいと思う。というより、どうしてもそういう読み方になるんじゃないかな。なんと区切りのいい日であることよ。

  • 「読んだ本、読みたい本、読ませたい本」

    宇野弘蔵は東北大学の教員時代、学生新聞のインタビューで「読んだ本、読みたい本、読ませたい本」を挙げるよう依頼され、こう答えたという。「『資本論』を読んだ、『資本論』を読みたい、『資本論』を読ませたい」と。(『資本論に学ぶ』解説より)自分も毎日『資本論』を読んで似たような心持ち。レベルは比較にならないけどね。「読んだ本、読みたい本、読ませたい本」

  • 文庫だけ最後まで読んで終わるという人はいるだろうか。

    このところ『資本論』が少し注目されるようになって、文庫本を買って読み始める人も少なくないかもしれない。岩波でも大月でもいいけど、文庫だけ最後まで読んで終わるという人はいるだろうか。たいていの場合は、最初の商品のところで脱落するか、そこを通過しても1冊で嫌気がさして投げ出すかもしれない。最後まで読むとしたら、たぶん別の資本論に関する本も読むはずである。わからないところを調べようと思い、関連書がどんどん増えるからだ。文庫だけ最後まで読んで終わるという人はいるだろうか。

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