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2020/10/12

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  • ネットで簡単に手に入らない知識は貴重

    ネットでなんでも手に入ると言われます。調べたいキーワードで検索すると、わんさか出てきます。これで知った気になれます。が、これは結構的外れ。ニュースソースの類の新聞、週刊誌は、購買層とスポンサーへの忖度、それに記者の主観というフィルターが入り、事実かどうかすら怪しい。さらになんのチェックもなくダダ漏れで流される情報の多くは裏どりがとても大変。例えば、私のことを知りたいとして、「みまつひろゆき」で検索しても、表面的なことしかわからないと思う。というか全然無名過ぎて何も解らないと言った方が正しい。インターネットで手に入る情報は、まだまだまだまだ知り得ない情報の方が多く、手に入った情報の信憑性を探ることは難しいということ。 例えば、カメラマンの経験。プロカメラマンがどんな設定でどんな小道具を使って、どんなライティングをしているのか? お客さんの見つけ方や価格交渉の方法、作家であれば個展の事、写真集の作り方、などなど。ネットで検索しても僕が知ってる事が出てこない。あったとしてもビタッと的を得るような情報を見つける事は至難の技。おそらく皆さんの専門分野をネット検索してみれば解るんじゃないかと思います。 だから、その専門分野で現役で活動されてる方の、ネットでは探しきれない知識は、とっても貴重であり、知りたいと思う方はお金を出してでも欲しいと思うんです。小さなビジネスは、そんなところから始まるんだなと思う。そんなことを飛行機の中で考えてました。

  • なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館へ行くのか?

    この長いタイトルに、そそられて買ってしまった。商品名って大事です。世界のエリートが、ほんとに美術館へ行ってるのか?という疑問は拭えないにしても、この書籍の鑑賞方法で鑑賞すれば、ビジネスに対する本質的な見方は変わると思いました。ニューヨーク近代美術館(MoMA)で採用されているビジュアルシンキングカリキュラム(VTC) その後名称が変わったビジュアルシンキングストラテジー(VTS)のメソッドに沿って書かれてる紹介されてます。 作品を見て何を感じ、何を考えるか?に重点を置かれてます。「見る、考える、話す、聴く」を駆使しながら作品鑑賞アート作品:作品そのモノアート;作品と鑑賞者の間に起こるコミュニケーションそのもの。美術館の一枚の絵を鑑賞する時間は10秒以内ギャラリートーク、音声ガイドを聞いて、覚えていたことはありますか?ほとんどの人が、覚えてないらしいです。 この書籍ではアートの定義はコミュニケーションとあります。なるほどですね。アートはこれまでの通説を覆すモノの見方を作者が提示するモノだと僕は定義してます。いろんな定義があって、それだけで議論が出来てしまうほど解釈は幅広いです。試しに周りの人に訪ねてみてください。面白い回答がいっぱい出てくると思います。 答えのない世界で答えを導き出す。アートの世界で普通に行われていることが、今のビジネスシーンで必要だという論理ですね。実際アートを本気でやられてる方は、ビジネスの現場でクリエイションされてる方と遜色のない、頭の良さを感じることが多いです。僕は決められたことを淡々とこなす作業は得意では無く、仕事を創る側の仕事をずっとしてきました。仕事を創るという事は、アートとの共通点が多い事は、なんとなく感じていたので、ここに書かれていることはとても共感できます。 小難しい事は置いといても、アートって楽しいんだぞってことが、もっと解ってもらえるといいなと思います。写真もアートですから。

  • ワクチン摂取と夏の空

    新型コロナ感染症のワクチン摂取の2回目を受けてきました。会場に到着してから出るまで17分。15分の待機込みですから、会場入ってワクチン摂取する時間は、たった2分。素晴らしい。摂取してる隣のブースから、こんな声が「二度目の摂取になるが本当に大丈夫か?熱が出ればどうしてくれる?一度目はだるくなった。責任取れるのか?」不安な気持ちになるのはしょうがないにしても、ワクチンは強制ではないので、責任云々の話をここでするのは、どうかなと・・。説明を聞いて、接種を受けない人もいると係の人から立ち話で聞きました。いろんな方がいますし、最後は自己責任で判断。それでいいのかな。会場を出ると雨が降って来ました。雨雲はとっくに遠くへ行って晴れ間が広がってるのに。もう少しの辛抱かな。追記14:30 接種16:00 熱 36.2  頭痛がしてくる20:00 熱 36.0  体がだるい22:00 熱 36.1  辛いので寝る翌日06:30 熱 36.7 頭痛が酷い10:00 熱 37.2 11:00 熱 38.414:00 熱 37.317:00 熱 37.1 頭痛酷し18:30 熱 37.8翌々日06:20 熱 37.209:30 熱 36.5

  • 雨の日に「天気の子」を観る

    このところ、ずっと雨です。高気圧が邪魔して雨をもたらす前線が停滞しちゃっているかららしい。中学の頃、学校の課題で天気図を描きました。毎日定刻に、呪文のようにNHKラジオから流れる各地の気圧を白紙の日本地図に書き写し、そこから同じ気圧を線で結び見慣れた天気図を書き起こす作業。慣れれば、苦もなく描けるようになるんだけれど、作業は機会的で退屈。あの頃は、新聞の小さな天気予報でしか知る術がなかったから、そんな作業も授業であったんだろうなと。確かに天候の動きに対してはとても敏感になれた気もしてましたから。さて雨の中、新海誠作の「天気の子」観ました。劇場で見たことがあるので2回目。深海誠は、雲をとても綺麗に表現する。この作品のテーマは天気。晴れの絵がとても美しいから、ずっと続く雨のシーンが生きてる気がします。窓の外は雨、映画の中も、ずっと雨。ただジメッとした雨じゃないように見えるのが救い。でもストーリー的には、この雨はやまず、東京の街を沈めるほど雨が降り続く設定です。いやはや、すごい設定にしたもんですね。見終わった頃に、また土砂降りの音が。3年も降り止まない雨なら嫌だな・・。

  • 三陸巡りと「鹿の夢」

    友人の写真家・駒崎佳之さんが仙台で個展「鹿の夢」を開催中。応援のついでに三陸を少し巡ってきました。コロナと豪雨の予報もあって、機動力の高いバイクでの遠征は諦め、飛行機で仙台へ向かうことに。雨降る仙台空港でレンタカーをピックアップして4日間、三陸沿いを予定を決めずに回ってみました。三陸には、震災の直後にバスと列車を乗り継いで行きました。あちこちで路線や道路が寸断されていて、パズルのように先へ進んだことを思いだします。その後、仙台市内には仕事で訪れることはあっても、なかなか岩手の方まで足を伸ばす事がなかったので良い機会でした。 雨の中、海岸沿いを走り、気になった場所で降り、また先へ進む。津波予防の防潮堤は、予想以上に建設されていて関西に住む僕には、そのスケールに驚くばかり。ただ、いまだに残る震災の傷跡や津波到達点のプレートを見ると、これでも足らないんじゃないかと思ったりもします。震災を後世に伝えるための施設や努力の後は、各地で遭遇し、その思いの強さと深さには、正直、圧倒された感じでした。 そんな旅の最後に、仙台へ戻り、せんだいメディアテークで駒崎さんの写真展「鹿の夢」です。人も生き物の一種、少し考えてみれば解る当たり前だけれど忘れかけている命の循環をテーマに、何度も通った「三陸」と自らが住まう滋賀の「針畑」を舞台に撮影した作品達。何度も見てきた写真だけど、場所が変わると見え方が違う。 三陸を巡ってきた直後というのもある。アートの作品は、自分の心の持ちようで見え方が変わる。アートという目線で見ることが正しいか否かは、見る人が決めれば良いと思うけれど、ジャーナリズム的な視点とアート的な視点を併せ持つ独特な視点が駒崎作品の真髄なんだろうなと、作品を見ながら思ってました。一人でも多くの方が、この作品を目にすると良いのにと思いながら。いつもは、地元の人や、同じ旅する人と話し込む時間を楽しむんだけれど、今回はコロナ感染の予防ということで、人目を避けるように行動。それがストレスになっていた事を帰りの飛行機の中で感じてました。感染を気にせず人の暖かさを感じられるような世の中に戻る事を切に願います。それにしても、ほんとずっと雨でした。

  • 香月康男展

    宮城県美術館  香月康男(1911-1974)終戦記念日です。ずっと雨が降ってます。九州では未曾有の災害に見舞われる程の豪雨。この仙台でも災害級とは言わないまでもずっと降ってます。宮城県美術館は、とても佇まいが好きな美術館なんですが、晴れてほしい。さて、美術館に寄ったらたまたまやってた・生誕110年「香月康男展」「生きることは、私には絵を描くことでしかない」 そうパンフレットにあります。先入観全くなく、見始めたんですが、展示の初めは、ゴッホみたいだとか、ピカソもかな?ルオーやら、セザンヌ、ロートレックの影響も見えたりする。構図が斬新で、頭や体半分が切れているけれど、不思議と不自然さを感じない。ラフな下絵の時点で、その構図が完成されていて計算通りの構図だということが解ります。さて、この香月さんの絵から、突然、色がなくなります。キャプションを見てると、シベリアへの抑留された頃から、絵のタッチが変わります。戦争で徴兵されてから終戦後、日本へ帰るまでの間の精神的な心の叫びが、絵に出てきます。代表作の「シベリアシリーズ」らしいです。ショッキングでした。好きとか嫌いとか関係なく、衝撃でした。見る事が辛くなるような気がして、それまでじっくり見ていた絵画と同じ作者とは思えない絵画に先を急ぎたい衝動にかられました。見ている僕がそうなんだから、描いてる本人も辛かったんじゃないかなと。そのシベリアシリーズの最後、点呼(左)点呼(右)と連作が続きます。シベリアから日本へ帰る際に、集められた集団の列を描いた二枚の絵を横長に連結で見せた作品。人の存在は解るけれど、集団の後ろの方は塗り潰されてます。なんだか切ないやるせない感じになりました。モネも人をこんな風に書くことはあるけれど、それとは真逆な切ない印象が残るのは、やはり色を失ってしまったからなんだろうと感じました。香月さんは、日本へ帰ってからも絵を描き続けたらしいです。鮮やかな色が出てきたのか? それともずっと、暗い感じだったのか? 少し興味を持ちました。山口県に美術館があるようなので、訪ねて見ようと思います。

  • グランマ・モーゼス展

    グランマ・モーゼス 1860−1961 アメリカ生まれアメリカ人なら、知らない人はいないと言われる国民的画家だそうです。リュウマチで動かなくなってからリハビリのために70台で絵を描き始め、80才で初個展。100才まで描き続けたそうですね。人生100年時代の大先輩です。展示の最初に、刺繍の絵。これが素晴らしい。フォークアートという分類になるそうです。フォークアートは労働者によって生み出された実用的で装飾的なモノも含まれるらしく、鍋敷とか暖簾とかを想像したんですが、どうでしょうか? 絵画はこの刺繍アートかと思うほど、そんなタッチで描かれてます。モーゼスおばさんの絵は、白がとってもいい。冬の雪のシーンが得意らしいんですが、よく解ります。冬の絵が視界に入ると他の絵をすっ飛ばして見に行きたくなるくらい衝撃ありました。クリスマスの時期には、モーゼスさんの絵を世に知らしめたアメリカの大手デパートにモーゼスさんの絵が溢れたんでしょうね。すごく解ります。ほとんどの建物が右に傾いているのは、わざとなのか、味なのかは解りませんが、僕は普通に写真を撮ると左下りになってしまうので、親近感湧きました。 ただ展覧会全体を通して感じたのは、絵画としては僕の好みではなかったです。好みの問題なので、受ける方には受けると思います。会場で見かけた入場者は女性ばかり。わかる気がします・・。

  • ワクチン接種 1回目

    ワクチン接種の予約が取れたのが先週。そして本日、ワクチン打ってきました。会場は、こなれた感じで待ち時間はほぼ無し。接種後に15分間の待機時間が、長いと思った程度。3週間後の2回目の予約をとって終了。不安もなくとても気持ちよく終えられたと思います。 ただ建物の関係で受付が1階で、接種場が2階。促されるまま指示に従い歩く中、あることがふと浮かんでしまった。最近、ナチス、ホロコースト関連の映画や本を読み漁ってた影響だと思います。収容場で毒殺されてしまった方々は、促されるまま、歩みを進めていたんだろうことを。 コロナ感染の不安を解消するためにワクチン接種へ出向く自分。でもこれが、仕組まれた罠だったとしたら・・・。なんてことを考えてると怖くなってきた。そんなことはあるはずも無い平和な世の中に暮らせていることを感謝しないとね。

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